JP4898637B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、撮像素子を用いた撮像装置及びその制御方法に関するものである。
近年、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置において、従来のCCD型撮像素子に代わって、CMOS型撮像素子を搭載する撮像装置が増えてきている。CMOS型撮像素子は、フォトダイオードにより得られた光電荷を、フォトダイオードに隣接した位置に形成されたフローティングディフュージョンアンプ(以後、FDアンプと略記)により電圧信号に変換する。CMOS型撮像素子は、FDアンプで得られた画素電圧を、垂直走査回路により生成される行選択信号により所定の水平行単位で内部配線(垂直信号線)を経由して読み出し、水平走査回路により生成される水平駆動信号により順次読み出す。このような動きを行うCMOS型撮像素子が一般的である。
上記画素電圧を生成するFDアンプは、接続先の負荷に耐えられるように、出力インピーダンスが変化するソースフォロワ回路で構成されることが多い。
CMOS型撮像素子では、MOSトランジスタによりソースフォロワ回路が形成されるが、MOSトランジスタによるソースフォロワ回路では、熱雑音と1/fノイズと呼ばれるランダム性ノイズが発生することが知られている。これらの中でも、1/fノイズは周波数fに対して1/fに比例したパワースペクトル密度をもつノイズである。
そして、CMOS型撮像素子では、上記1/fノイズを発生するソースフォロワ回路が、撮像素子のフォトダイオードに対応して大量に形成されることとなる。ここで、上記1/fノイズはソースフォロワ回路各々に対応しており、その発生量にばらつきがある。従って、何百万画素分もあるソースフォロワ回路(以後、画素ソースフォロワ回路と記す)を形成する中で、特に1/fノイズが大きい画素ソースフォロワ回路が発生することは不可避と見られている。
こうした1/fノイズが特に大きい画素ソースフォロワ回路が存在すると、その画素については特にノイズが大きく見えてしまうことになる。例えば、ビデオカメラなどで低照度被写体を撮影した場合、撮像素子の信号出力レベルが不十分となって信号処理によりゲインアップしたときに、このノイズが白く光る場合が最も目立つものとなる。逆に、高輝度被写体に対し、このノイズは黒くなる方向にあるので、周辺の影響で見えなくなる。
さらに、1/fノイズであることから、つまり周波数の低い成分ほど振幅が大きいということであるから、ノイズとはいっても、いわゆるランダムノイズとは違いゆっくりと変化するノイズとして見えやすい。
従って、低照度被写体を撮影した場合、撮像素子の信号出力レベルが不十分となって信号処理によりゲインアップしたときに、このノイズは、ちらちらと瞬く白色欠陥画素のように見える。
このように、CMOS型撮像素子においては、ちらちらと瞬く白色欠陥画素状の(孤立点状に見える)ノイズが原理的に発生する。なお、この白色欠陥画素状のノイズ、つまり1/fノイズは、画素ソースフォロワ回路を形成するMOSトランジスタのゲート幅が狭くゲート長が短いほど大きくなる。従って、今後の撮像素子の小型化・高画素化による画素ソースフォロワ回路の小型化が進む程、より顕著に現れるものである。なお、前述した、ちらちらと瞬く白色欠陥画素状のノイズを発生する画素を、以下、またたき画素と称することとする。
CMOS型撮像素子における、またたき画素の存在は、画質劣化の一因であるので、除去または抑圧が望まれる。その方法として、前述したまたたき画素が、白色欠陥画素状に見えることによる画質劣化という点に鑑みた、いわゆる白色欠陥画素の補正技術が挙げられる。従来の白色欠陥画素の補正技術として、特許文献1に示される方法が知られている。
特許文献1に示される方法では、電子カメラなどの撮像装置の絞りを閉じた状態において、1画面分の撮影を行い、所定の閾値を超える白色欠陥画素の画素位置を検出してメモリなどに記憶する。そして、通常撮影時、この記憶した画素位置においては、その画素値を周囲画素の平均値に置き換えることにより、白色欠陥画素を補正する。
特開平10−322603号公報
しかしながら、上記従来の撮像装置では、以下に掲げる問題があった。前述したまたたき画素の数は不特定であった。また、この不特定なまたたき画素どうしのノイズの出方に時間的相関は保証されなかった。また、この不特定なまたたき画素の中の任意の1画素に着目したとしても、所定の時間のスパンでノイズ強度が変動した。
これらの事情を鑑みると、特許文献1に開示された技術を用いた場合、不特定なまたたき画素に対し、全ての画素位置を一度に全て検出できるとは限らず、補正残りが生じる問題があった。
そこで、本発明は、またたき画素による画質劣化を効果的に防止し続けることが可能である撮像装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、光電変換を行って光電荷を生成、保持および廃棄可能な光電変換素子と、選択されたことに応じて前記光電変換素子で生成および保持された光電荷の読み出しを廃棄前に行う読出素子とを有する画素部が複数配置された撮像素子を用いた撮像装置であって、前記読出素子による読み出しを行わずに前記画素部から出力を得る第1の読み出しモードと、前記読出素子による読み出しを行って前記画素部から出力を得る第2の読み出しモードとを有し、連続するフィールドまたはフレームの撮影画像のうち、一部のフィールドまたはフレームの撮影画像を前記第1の読み出しモードで取得する第1の画像取得手段と、前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像以外の他のフィールドまたはフレームの撮影画像を前記第2の読み出しモードで取得する第2の画像取得手段と、前記第1の読み出しモードで取得した前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像の情報に基づき、前記第2の読み出しモードで取得した前記他のフィールドまたはフレームの撮影画像に対して補正処理を行う補正手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の撮像装置は、光電変換を行って光電荷を生成、保持および廃棄可能な光電変換素子と、選択されたことに応じて前記光電変換素子で生成および保持された光電荷の読み出しを廃棄前に行う読出素子とを有する画素部が複数配置された撮像素子を用いた撮像装置の制御方法であって、連続するフィールドまたはフレームの撮影画像のうち、一部のフィールドまたはフレームの撮影画像を、前記読出素子による読み出しを行わずに前記画素部から出力を得る第1の読み出しモードで取得する第1の画像取得ステップと、前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像以外の他のフィールドまたはフレームの撮影画像を、前記読出素子による読み出しを行って前記画素部から出力を得る第2の読み出しモードで取得する第2の画像取得ステップと、前記第1の読み出しモードで取得した前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像の情報に基づき、前記第2の読み出しモードで取得した前記他のフィールドまたはフレームの撮影画像に対して補正処理を行う補正ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る撮像装置は、以下の処理を行う。すなわち、連続するフィールドまたはフレームの撮影画像のうち、第1の読み出しモードで取得した一部のフィールドまたはフレームの撮影画像の情報に基づき、第2の読み出しモードで取得した他のフィールドまたはフレームの撮影画像に対して補正処理を行う。この補正処理は周期的に継続して行われるので、またたき画素による画質劣化を効果的に防止し続けることが可能である。
本発明の撮像装置及びその制御方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の撮像装置はビデオカメラに適用される。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態のビデオカメラの構成を示す図である。ビデオカメラは、結像光学レンズ101、CMOSイメージセンサ102、アナログ・デジタルコンバータ(以下、ADCと略記)103および第1の同期信号発生回路(以下、第1のSSGと略記)104を有する。また、ビデオカメラは、第2の同期信号発生回路(以下、第2のSSGと略記)107、同期信号切り替えスイッチ110、CPU113、読み出しモード制御線114、またたき画素検出回路115およびまたたき画素位置情報を記憶するメモリ116を有する。また、ビデオカメラは、またたき画素補正回路117、第3の同期信号発生回路(以下、第3のSSGと略記)118、水平走査周波数を伸長するレート変換処理回路121、カメラ信号処理回路123および記録用信号処理回路124を有する。また、ビデオカメラは、CRT等の表示装置125および磁気テープ等の記録メディア126を有する。
ビデオカメラでは、第1の垂直同期信号105、第1の水平同期信号106、第2の垂直同期信号108、第2の水平同期信号109、センサ垂直同期信号111およびセンサ水平同期信号112が伝達される。また、第3の垂直同期信号119、第3の水平同期信号120およびレート変換処理された映像信号122が伝達される。
図2はCMOSイメージセンサ102の全体構成を示す図である。CMOSイメージセンサ102は、行方向および列方向に複数配置された画素部を有する。なお、本実施形態では、説明を簡略化するために、4行×4列の画素構成が示されているが、行数および列数としては任意の値をとることができる。
CMOSイメージセンサ102は、16個の画素部201、第1行〜第4行の読み出し制御線202−1〜202−4、第1行〜第4行の行選択制御線203−1〜203−4および第1行〜第4行のリセット制御線204−1〜204−4を有する。また、CMOSイメージセンサ102は、第1列〜第4列の列信号線205−1〜205−4、第1列〜第4列の列アンプ206−1〜206−4、垂直走査回路207、水平走査回路208および第1列〜第4列の列信号保持容量209−1〜209−4を有する。また、CMOSイメージセンサ102は、第1列〜第4列の列選択制御線210−1〜210−4、第1列〜第4列の列選択スイッチ211−1〜211−4および水平信号線212、出力バッファアンプ213および読み出しモード設定端子219を有する。読み出しモード設定端子219には、読み出しモード制御線114が接続される。
また、CMOSイメージセンサ102は、画素部201のうち、別の符号で表された第1のまたたき画素の画素部217および第2のまたたき画素の画素部218を有する。
CMOSイメージセンサ102では、センサ垂直同期信号111(図1参照)からの垂直同期信号215、およびセンサ水平同期信号112(図1参照)からの水平同期信号216が入力され、映像信号出力214から映像信号が出力される。
図3はCMOSイメージセンサ102の画素部201の構成を示す図である。画素部201は、フォトダイオード(以後、PDと略記)301、各行の読み出し制御線202−1〜202−4に接続される読み出し制御パルス入力302、および読み出しゲートトランジスタ(以後、読み出しゲートと略記)303を有する。また、画素部201は、フローティングディフュージョン(以後、FDと略記)304、各行のリセット制御線204−1〜204−4に接続されるリセット制御パルス入力305、およびリセットゲートトランジスタ(以後、リセットゲートと略記)306を有する。また、画素部201は、リセットレベル入力(以後、リセットレベルと略記)307、および各行の行選択制御線203−1〜203−4に接続される行選択制御パルス入力308を有する。また、画素部201は、画素ソースフォロワトランジスタ(以後、画素SFと略記)309および画素出力310を有する。
ここで、PD301、FD304およびリセットゲート306は、光電荷を生成、保持および廃棄可能な光電変換素子に相当する。また、画素SF309、行選択制御パルス入力308および画素出力310は、生成および保持された光電荷の読み出しを廃棄前に行う読出素子に相当する。
上記構成を有するビデオカメラの動作を示す。CPU113は、所定の単位フレームまたは単位フィールド毎に、読み出しモード制御線114に対し、第1の読み出しモードを表すLowレベルの読み出し制御信号と、第2の読み出しモードを表すHighレベルの読み出し制御信号を出力する。
また、第1のSSG104は、第1の読み出しモードにおいて、必要な第1の垂直同期信号105と第1の水平同期信号106を生成する。第2のSSG107は、第2の読み出しモードにおいて、必要な第2の垂直同期信号108と第2の水平同期信号109を生成する。
読み出しモード制御線114からの読み出し制御信号は、CMOSイメージセンサ102および同期信号切り替えスイッチ110に送出される。これにより、CMOSイメージセンサ102へのセンサ垂直同期信号111とセンサ水平同期信号112として、第1の読み出しモード時のフレームまたはフィールドにおいては、第1の垂直同期信号105と第1の水平同期信号106が送出される。一方、第2の読み出しモード時のフレームまたはフィールドにおいては、第2の垂直同期信号108と第2の水平同期信号109が送出される。
CMOSイメージセンサ102は、センサ垂直同期信号111、センサ水平同期信号112および読み出しモード制御線114からの読み出し制御信号に応じて、結像光学レンズ101を通じて結像した光学像を光電変換し、映像信号を出力する。映像信号は、ADC103によりデジタル映像信号に変換される。
つぎに、CMOSイメージセンサ102における読み出しモードごとの動作について説明する。まず、連続するフィールドまたはフレームにおいて、第2の読み出しモード時のイメージセンサ動作を示す。第2の読み出しモードでは、前述したように、光電荷蓄積・画素信号読み出しを通常通り行う動作が行われる。
図4は第2の読み出しモードにおけるCMOSイメージセンサ102の動作を示すタイミングチャートである。まず、垂直同期信号215、水平同期信号216、および読み出しモード設定端子219における読み出しモード設定(=High)が垂直走査回路207に与えられる。これにより、垂直走査回路207において、各行の読み出し制御線202−1〜202−4、各行の行選択制御線203−1〜203−4、および各行のリセット制御線204−1〜204−4が動作する。
即ち、図4に示す時刻t0〜t1において第1行の読み出し制御線がHighとなり、時刻t1〜t2において第1行の行選択制御線がHighとなり、時刻t2〜t3においては第1行のリセット制御線と第1行の読み出し制御線がHighとなる。
このとき、画素部201における動作は、次のようになる。読み出しゲート303、リセットゲート306および画素SF309のいずれもHighレベルでONになる回路の場合、時刻t0〜t1において、読み出し制御パルス入力302がHighとなることにより読み出しゲート303がONになる。このとき、PD301に蓄積された光電荷はFD304に移動する。
時刻t1〜t2においては、行選択制御パルス入力308がHighとなることにより画素SF309がONとなり、FD304に保持された光電荷に応じた電圧が画素出力310から出力される。このとき、各列の列信号線205−1〜205−4に、各画素出力310、すなわち第1行目における各画素部201の画素出力の電圧が加えられることとなる。
時刻t2〜t3においては、読み出し制御パルス入力302とリセット制御パルス入力305が共にHighとなることにより、読み出しゲート303とリセットゲート306が共にONとなる。PD301の電位とFD304の電位はリセットレベル307となり、画素部全体の保持電位がリセットされる。つまり、PD301に蓄積され、FD304に保持された光電荷は廃棄される。
時刻t3以降、第1行目の画素部においては、再びPD301で入射光に応じた光電荷が蓄積される。第1行目の読み出し制御線、行選択制御線、リセット制御線および画素部の動作と同様、時刻t4〜t5、t5〜t6、t6〜t7において、第2行目の読み出し制御線、行選択制御線、リセット制御線および画素部が動作する。同様に、時刻t8〜t9、t9〜t10、t10〜t11において、第3行目の読み出し制御線、行選択制御線、リセット制御線および画素部が動作する。時刻t12〜t13、t13〜t14、t14〜t15において、第4行目の読み出し制御線、行選択制御線、リセット制御線および画素部が動作する。
各列の列信号線205−1〜205−4に、第1行目における各画素部201の画素出力の電圧が加えられると、各列の列アンプ206−1〜206−4で電圧増幅が行われ、その電圧は各列の列信号保持容量209−1〜209−4で保持される。この画素出力の電圧の保持動作は、時刻t3において行われる。
つぎに、水平走査回路208が動作し、時刻t3〜t4において、第1列〜第4列の列選択制御線210−1〜210−4が順次Highとなることにより、第1列〜第4列の列選択スイッチ211−1〜211−4が順次ONになる。
水平信号線212には、各列の列信号保持容量209−1〜209−4に保持された電圧増幅された第1行目の画素出力が順次出力され、出力バッファアンプ213を通じて映像信号出力214としてCMOSイメージセンサ102の外部へ出力される。
ここで、映像信号出力214は、PD301において発生した光学像を光電変換した映像信号となっている。しかし、第1のまたたき画素の画素部217と第2のまたたき画素の画素部218については、画素SF309の1/fノイズがとりわけ大きいため、これらの映像信号出力214は、ちらちらと瞬く白色欠陥画素状のノイズが重畳した映像信号となる。
連続するフィールドまたはフレームのうち、後述する第1の読み出しモードで取得された一部のフィールドまたはフレームの撮影画像以外の、他のフィールドまたはフレームの撮影画像を第2の読み出しモードで取得する処理は、第2の画像取得手段に相当する。
つぎに、連続するフィールドまたはフレームにおいて、第1の読み出しモード時のイメージセンサ動作を示す。第1の読み出しモードでは、前述したように、光電荷が蓄積された画素信号読み出しを行わない動作が行われる。なお、第1の読み出しモードで撮影画像(予備画像)を得るための電荷蓄積時間は、前述した第2の読み出しモードで撮影画像(本画像)を得るための電荷蓄積時間より短くされている。
図5は第1の読み出しモードにおけるCMOSイメージセンサ102の動作を示すタイミングチャートである。まず、垂直同期信号215、水平同期信号216、および読み出しモード設定端子219の読み出しモード設定(=Low)が垂直走査回路207に与えられる。これにより、垂直走査回路207において、各行の読み出し制御線202−1〜202−4、各行の行選択制御線203−1〜203−4、および各行のリセット制御線204−1〜204−4が動作する。
しかし、第2の読み出しモードと異なる動作として、第1の読み出しモードでは、垂直同期信号215および水平同期信号216の周期は第2の読み出しモードより短くなっている。具体的に、図5の周期は図4の周期に比べて1/2になっている。なお、周期の比率は1/2に限らず、他の値でもよい。また、図4に示す時刻t0〜t1においては、第1行の読み出し制御線がHighとなるが、図5に示す時刻t0〜t1においては、第1行の読み出し制御線はLowのままである。それ以外の動作については、第1および第2の読み出しモードは同一であるので、その説明を省略する。
第1の読み出しモードにおける画素部201の動作は、つぎのようになる。読み出しゲート303、リセットゲート306および画素SF309のいずれもHighレベルでONになる回路であることは同様である。
図5に示す時刻t0〜t1において、読み出し制御パルス入力302がLowのままであることから、読み出しゲート303はOFFのままである。従って、PD301に蓄積された光電荷はFD304に移動しない。
時刻t1〜t2においては、行選択制御パルス入力308がHighとなることにより画素SF309がONとなり、FD304に保持された光電荷に応じた電圧が画素出力310から出力されることとなる。しかし、前述したように、PD301に蓄積された光電荷は移動していないので、空の画素出力となる。つまり、最終的な映像信号出力214は、PD301において発生した光学像の光電変換信号の無い映像信号となっている。ただし、第1のまたたき画素の画素部217と第2のまたたき画素の画素部218における、画素SF309の1/fノイズによる、ちらちらと瞬く白色欠陥画素状のノイズは、PD301より後段で発生する。従って、映像信号はちらちらと瞬く白色欠陥画素状の(孤立点状に見える)ノイズだけが重畳したダーク映像信号となっている。
また、前述したように、垂直同期信号215と水平同期信号216の周期を第2の読み出しモードの1/2としているので、第1の読み出しモードでは、第2の読み出しモードの半分の時間で1フレームまたは1フィールドのダーク映像信号が生成される。
ここで、連続するフィールドまたはフレームのうち、一部のフィールドまたはフレームの撮影画像を第1の読み出しモードで取得する処理は、第1の画像取得手段に相当する。
図6はビデオカメラ全体の動作を示すタイミングチャートである。ここでは、第1の読み出しモードと第2の読み出しモードによって生成された、CMOSイメージセンサ102の映像信号出力、読み出しモード、同期信号、第1のまたたき画素と第2のまたたき画素のノイズ強度の関係、およびレート変換後の映像信号が示される。
まず、図6の時刻Ta〜Tcの期間は、任意の時間におけるレート変換後の映像信号122で1V分の期間に当たるものであって、例えばNTSC方式における1フィールド期間である。なお、時刻Ta〜Tcの期間はPAL等の他の映像フォーマットにおける1フィールドまたは1フレーム期間であってもよい。同様に、時刻Ta〜Tcの期間は、第1の垂直同期信号105では3V分、第2の垂直同期信号108では1V分、第3の垂直同期信号119では1V分となる。このように、連続するフィールドまたはフレームの時間間隔は、NTSC方式の映像フォーマットで規定された時間間隔より短くなる。
水平同期信号について、第1の水平同期信号106は第1の垂直同期信号105の1V当たり4H分となる。同様に、第2の水平同期信号109は第2の垂直同期信号108の1V当たり4H分となり、第3の水平同期信号120は第3の垂直同期信号119の1V当たり4H分となる。
読み出しモード制御線114の読み出し制御信号は、第1の垂直同期信号105を基準とすると、最初の1Vである時刻Ta〜Tbの期間ではLowであって、第1の読み出しモードとなるように制御される。また、この読み出し制御信号は、2V目、3V目に当たる時刻Tb〜Tcの期間ではHighであって第2の読み出しモードとなるように制御される。
このため、センサ垂直同期信号111とセンサ水平同期信号112は、読み出しモード制御線114の読み出し制御信号によって、時刻Ta〜Tbの期間では第1の垂直・水平同期信号が与えられ、時刻Tb〜Tcの期間では第2の垂直・水平同期信号が与えられる。
センサ垂直同期信号111、センサ水平同期信号112、および読み出しモード制御線114の読み出し制御信号が与えられたときの、CMOSイメージセンサ102内の動作およびセンサの映像信号については、前述した通りである。
ここで、時刻Ta〜Tcの期間において、画素部217の第1のまたたき画素レベル(1/fノイズレベル)は大きく、画素部218の第2のまたたき画素レベル(1/fノイズレベル)が小さい状態であるとする。
またたき画素検出回路115は、時刻Ta〜Tbの期間において、第1の垂直同期信号105と第1の水平同期信号106を基準として、つぎの動作を行う。即ち、またたき画素検出回路115は、ADC103でデジタル化されたイメージセンサ出力映像から、所定のレベルを超えるノイズである、画素レベルの大きい第1のまたたき画素の画素部217の画素位置情報を検出する。このイメージセンサ出力映像は、第1の読み出しモードであるから、またたき画素出力のみ重畳したダーク画像となる。一方、第2のまたたき画素の画素レベルが小さいため、またたき画素検出回路115は、第2のまたたき画素の第2のまたたき画素の218の画素位置情報を検出しない。検出された第1のまたたき画素の画素部217の画素位置情報は、メモリ116に記憶される。
時刻Tb〜Tcの期間において、またたき画素補正回路117は、メモリ116に記憶された第1のまたたき画素の画素部217の画素位置情報を参照する。またたき画素補正回路117に与えられる第2の垂直同期信号108と第2の水平同期信号109を基準として、ADC103でデジタル化されたイメージセンサ出力映像に対して補正動作が行われる。ここで、イメージセンサ出力映像は、第2の読み出しモードであるから、光電変換された信号にまたたき画素出力が重畳された被写体画像である。
この結果、第1のまたたき画素の画素部217については、周辺画素情報による補間または置き換え処理が施される。この結果、またたき画素補正回路117の出力映像を、またたき画素の影響、即ち、ちらちらと瞬く白色欠陥画素状のノイズが抑圧された状態とすることができる。ただし、またたき画素補正回路117の出力映像信号は、時刻Ta〜Tbの期間においては光電変換された信号の無いダーク画像である。
そこで、レート変換処理回路121は、第2の水平同期信号109と第3の水平同期信号120を基準としてデジタル映像信号のレート変換を行う。そして、レート変換処理回路121は、時刻Tb〜Tcの期間における白色欠陥画素状のノイズが抑圧された被写体画像を、時刻Ta〜Tcの期間において出力する。
こうしてレート変換後の映像信号122とした後、カメラ信号処理回路123は、所定の信号処理を施した後、表示装置125に表示すると共に、記録用信号処理回路124においてデジタル記録のための処理を施した後、記録メディア126に記録する。
つづいて、図6の時刻Td〜Tfの期間は、時刻Ta〜Tcの期間から例えば数秒程度離れた時間におけるレート変換後の映像信号122で1V分の期間に当たるものである。また、各同期信号、読み出しモード制御、CMOSイメージセンサおよび各処理回路の動作については、時刻Ta〜Tcの期間と同一であるので、その説明を省略する。ただし、時刻Td〜Tfの期間において、画素部217の第1のまたたき画素レベル(1/fノイズレベル)は小さく、画素部218の第2のまたたき画素レベル(1/fノイズレベル)が大きい状態に変動したものとする。
このとき、またたき画素検出回路115は、時刻Td〜Teの期間において、第1の垂直同期信号105と第1の水平同期信号106を基準として、つぎの動作を行う。即ち、またたき画素検出回路115は、ADC103でデジタル化されたイメージセンサ出力映像から、所定のレベルを超えるノイズである、画素レベルの大きい第2のまたたき画素の画素部218の画素位置情報を検出する。ここで、イメージセンサ出力映像は、第1の読み出しモードにおいて、またたき画素出力のみ重畳したダーク画像である。
時刻Td〜Teの期間において、第1のまたたき画素の画素部217の画素レベルが小さいため、またたき画素検出回路115は、その画素位置情報を検出しない。第2のまたたき画素の画素部218の画素位置情報はメモリ116に記憶される。
時刻Te〜Tfの期間において、またたき画素補正回路117では、メモリ116に記憶された第2のまたたき画素の画素部218の画素位置情報が参照される。またたき画素補正回路117に与えられる第2の垂直同期信号108と第2の水平同期信号109を基準とし、ADC103でデジタル化されたイメージセンサ出力映像に対して補正動作が行われる。このイメージセンサ出力映像は、第2の読み出しモードにおいて、光電変換された信号にまたたき画素出力が重畳された被写体画像である。
この結果、第2のまたたき画素の画素部218については、周辺画素情報による補間または置き換え処理が施される。また、またたき画素補正回路117の出力映像を、またたき画素の影響、即ち、ちらちらと瞬く白色欠陥画素状のノイズが抑圧された状態とすることができる。なお、レート変換処理回路121の以降の処理は、前述した通りである。
このように、第1の実施形態の撮像装置は、CMOS型撮像素子において原理的に発生する、またたき画素の画素位置を第1の読み出しモードで得られる画素部の出力から検出し、この画素位置情報に基づき、第2の読み出しモードにおいて補正処理を行う。
従って、たとえ、またたき画素の数が不特定であり、不特定なまたたき画素どうしのノイズの出方に時間的相関は保証されなくても、少なくとも短時間の任意の時間帯において大きなノイズレベルを発生しているまたたき画素に限れば、その画素位置を検出できる。また、このノイズレベルが持続している短時間内において、つまり、検出時のノイズレベルからの変動が少ない短時間内においては、ほぼリアルタイムでその画素位置のまたたき画素のみを補正することができる。さらに、この補正処理は周期的に継続して行われるので、またたき画素による画質劣化を効果的に防止し続けることが可能である。
こうして補正処理が行われた画像を、半固定的(半ランダム的)なまたたき画素の影響、すなわち、ちらちらと瞬く白色欠陥画素状のノイズが抑圧された状態とすることができる。また、またたき画素の検出、および上記補正処理を短時間で行うことができる。
[第2の実施形態]
図7は第2の実施形態のビデオカメラの構成を示す図である。ここで、第2の実施形態における各構成要素701〜726は、前記第1の実施形態における各構成要素101〜126と同一である。また、CMOSイメージセンサ702の内部構成についても、図2、図3で説明したものと同一であり、CMOSイメージセンサ702の内部動作についても、図4、図5で説明したものと同一である。従って、各構成要素の説明および各構成要素の動作に関する説明を省略する。
第2の実施形態のビデオカメラは、前記第1の実施形態の同一の構成要素の他、光学絞り727、黒画像保持部728および差分処理部729を有する。黒画像保持部728は、遮光状態において撮像された黒画像を保持する。差分処理部729は、非遮光状態で撮影された本画像から黒画像保持部728で保持された黒画像を減ずる。
図8はビデオカメラ全体の動作を示すタイミングチャートである。ここでは、CMOSイメージセンサ702の映像信号出力、読み出しモード、同期信号、第1のまたたき画素と第2のまたたき画素のノイズ強度の関係、レート変換後の映像信号、並びに絞り727、黒画像保持部728および差分処理部729の動作が示される。
まず、図8の時刻Ta〜Teの期間は、CMOSイメージセンサ702により静止画像を1フレーム分撮影して画像を生成する期間を示している。
時刻Ta以前を含み、時刻Ta〜Tbの期間において、絞り727の動作は閉じられた(Close)状態となっている。また、読み出しモード制御線714の読み出し制御信号は、Highであり、第2の読み出しモードとなっている。
時刻Ta〜Tbの期間においては、遮光状態であり、PD301で発生した暗電流を含む映像信号は、いわゆる黒画像となっている。ただし、第1のまたたき画素の画素部217と第2のまたたき画素の画素部218には、ちらちらと瞬く白色欠陥画素状のノイズが重畳する。時刻Ta〜Tbの期間において、画素部217の第1のまたたき画素レベルは大きくノイズとして見えるが、画素部218の第2のまたたき画素レベルは小さくノイズとしては見えない状態である。前述したいわゆる黒画像は、時刻Ta〜Tbの期間において、黒画像保持部728に保持される。
時刻Tb〜Tcの期間においては、読み出しモード制御線714の読み出し制御信号がLowであり、第1の読み出しモードとなっている。このため、時刻Ta〜Tbの期間と同様、黒画像ではあるが、PD301で発生した暗電流は出力されず、映像信号は、第1のまたたき画素の画素部217と第2のまたたき画素の画素部218の1/fノイズによる出力のみが重畳したものとなる。
画素部217の第1のまたたき画素レベルは大きく、画素部218の第2のまたたき画素レベルは小さいままで、大きな変化は無い状態である。時刻Tb〜Tcの期間において、またたき画素検出回路715では、またたき画素位置の検出が行われる。画素部217の第1のまたたき画素はレベルが大きいため検出され、画素部218の第2のまたたき画素はレベルが小さいため非検出となる。検出された画素位置情報は、メモリ716に記憶される。
時刻Tb〜Tcの期間において、絞り727の動作が開いている(Open)状態となり、外部被写体の光学像の光電荷がPD301で蓄積される。
時刻Tc〜Tdの期間においては、読み出しモード制御線714の読み出し制御信号が再びHighとなって、第2の読み出しモードとなる。このため、PD301で発生した光電荷が読み出される。絞り727の動作が既にOpenになっているため、外部被写体を反映した本画像が読み出される。
この外部被写体を反映した本画像は差分処理部729に入力されると共に、黒画像保持部728で保持され、時刻Ta〜Tbの期間において読み出されていた、いわゆる黒画像も差分処理部729に入力される。差分処理部729は、外部被写体を反映した本画像からいわゆる黒画像を減算する。
これにより、差分処理部729による差分画像は、暗電流による固定ノイズ成分がキャンセルされ、かつ、第1のまたたき画素の画素部217と第2のまたたき画素の画素部218についても、1/fノイズ分がある程度キャンセルされた画像となる。
暗電流は、PD301の電荷蓄積時間と温度に依存して変化する。しかし、蓄積時間は本画像といわゆる黒画像で同一とすることで無視でき、温度変化は十分にゆっくりとしか生じ得ない。従って、差分画像上で、暗電流についてはほぼ完全にキャンセルすることができる。しかし、またたき画素については、時間的な変動が多少生じる分だけ、差分画像では完全にキャンセルすることができない。
そこで、時刻Tc〜Tdの期間において、またたき画素補正回路717では、メモリ716に記憶された画素部217の第1のまたたき画素位置情報により、周辺画素からの補間処理が施される。これにより、完全にはキャンセルされなかった画素部217のまたたき画素の補正が実行される。なお、画素部218の第2のまたたき画素については、多少の変動は生じているが、レベルが小さいままであるので、補正は必要ない。
時刻Tc〜Teの期間において、レート変換回路722では、映像レート変換が行われるが、これらについては、前記第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
なお、第2の実施形態では、Ta〜Tbの期間において第2の読み出しモードで黒画像、Tb〜Tcの期間において第1の読み出しモードで黒画像、Tc〜Tdの期間において第2の読み出しモードで本画像を撮像したが、これらの順番については任意である。
第2の実施形態の撮像装置によれば、本画像に含まれる暗電流とまたたき画素の画素ソースフォロワの1/fノイズを、黒画像によりキャンセルすることができる。さらに、キャンセル残りとなった、またたき画素の画素ソースフォロワの1/fノイズを、周辺画素情報により補正することで、暗電流とまたたき画素による画質劣化を効果的に防止することが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
第1の実施形態のビデオカメラの構成を示す図である。 CMOSイメージセンサ102の全体構成を示す図である。 CMOSイメージセンサ102の画素部201の構成を示す図ある。 第2の読み出しモードにおけるCMOSイメージセンサ102の動作を示すタイミングチャートである。 第1の読み出しモードにおけるCMOSイメージセンサ102の動作を示すタイミングチャートである。 ビデオカメラ全体の動作を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態のビデオカメラの構成を示す図である。 ビデオカメラ全体の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
102 CMOSイメージセンサ
115 またたき画素検出回路
116 メモリ
117 またたき画素補正回路
121 レート変換処理回路
201 画素部
301 フォトダイオード
303 読み出しゲートトランジスタ
306 リセットゲートトランジスタ
309 画素ソースフォロワトランジスタ

Claims (7)

  1. 光電変換を行って光電荷を生成、保持および廃棄可能な光電変換素子と、選択されたことに応じて前記光電変換素子で生成および保持された光電荷の読み出しを廃棄前に行う読出素子とを有する画素部が複数配置された撮像素子を用いた撮像装置であって、
    前記読出素子による読み出しを行わずに前記画素部から出力を得る第1の読み出しモードと、前記読出素子による読み出しを行って前記画素部から出力を得る第2の読み出しモードとを有し、
    連続するフィールドまたはフレームの撮影画像のうち、一部のフィールドまたはフレームの撮影画像を前記第1の読み出しモードで取得する第1の画像取得手段と、
    前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像以外の他のフィールドまたはフレームの撮影画像を前記第2の読み出しモードで取得する第2の画像取得手段と、
    前記第1の読み出しモードで取得した前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像の情報に基づき、前記第2の読み出しモードで取得した前記他のフィールドまたはフレームの撮影画像に対して補正処理を行う補正手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の画像取得手段によって取得された前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像から、前記第1の読み出しモードで得られる前記画素部の出力が所定のレベルを超えるまたたき画素の画素部を検出する検出手段を備え、
    前記第1の読み出しモードで取得した前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像の情報は、前記検出手段によって検出された前記またたき画素の画素部の位置情報であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記補正手段は、前記第2の読み出しモードで取得した前記他のフィールドまたはフレームの撮影画像に対して補正処理を行う際、前記またたき画素の画素部に対し、その周辺画素情報による置き換えまたは補間を行うことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記連続するフィールドまたはフレームの時間間隔は、NTSC方式の映像フォーマットで規定された時間間隔より短いことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記第1の読み出しモードで取得した前記一部のフィールドまたはフレームの時間間隔は、前記第2の読み出しモードで取得した前記他のフィールドまたはフレームの時間間隔より短いことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  6. 前記第2の画像取得手段は、前記第2の読み出しモードで取得した前記他のフィールドまたはフレームの撮影画像を、前記第2の読み出しモードにおいて被写体の光学像を光電変換して取得した本画像から、前記第2の読み出しモードにおいて遮光状態で光電変換して取得した黒画像を減ずることにより得られる差分画像として生成する差分処理手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  7. 光電変換を行って光電荷を生成、保持および廃棄可能な光電変換素子と、選択されたことに応じて前記光電変換素子で生成および保持された光電荷の読み出しを廃棄前に行う読出素子とを有する画素部が複数配置された撮像素子を用いた撮像装置の制御方法であって、
    連続するフィールドまたはフレームの撮影画像のうち、一部のフィールドまたはフレームの撮影画像を、前記読出素子による読み出しを行わずに前記画素部から出力を得る第1の読み出しモードで取得する第1の画像取得ステップと、
    前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像以外の他のフィールドまたはフレームの撮影画像を、前記読出素子による読み出しを行って前記画素部から出力を得る第2の読み出しモードで取得する第2の画像取得ステップと、
    前記第1の読み出しモードで取得した前記一部のフィールドまたはフレームの撮影画像の情報に基づき、前記第2の読み出しモードで取得した前記他のフィールドまたはフレームの撮影画像に対して補正処理を行う補正ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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