JP5207952B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は、ビデオカメラ等の撮像装置に関するものである。
従来より、被写体からの入射光を電気信号に変換する2次元平面上に配置された画素を有する撮像素子と、撮像素子の駆動方法(駆動モード)を切り替える制御手段とを構成要素に含む撮像装置が知られている。
このような撮像装置において、特許文献1には、以下の技術が提案されている。
即ち、特許文献1の技術では、動画、静止画を同時記録する際に、撮像素子の駆動方法を動画モードから静止画モードに切り替えたときに、欠落する動画フレームを撮影された静止画像から生成することで、欠落フレームのない動画像を得ることができる。
特開2001―352483号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、CCD型撮像素子を用いた場合の欠落フレームを生成する制御手法であり、CMOSセンサ等に代表されるXYアドレス型撮像素子を用いた場合の欠落フレームの制御手法については開示されていない。
図12は、従来の撮像装置における動作タイミングを示すタイミングチャートである。
図12において、垂直同期信号2001、2002、2003、2004は撮像装置の撮影方式で決定されるものであり、周期的に発生している。
符号r1、r2、r4は撮像素子の読み出し駆動(駆動状態)を表している。撮像素子は、XYアドレス型の走査方法を採るCMOSイメージセンサを用いることとし、以下説明を続ける。
XYアドレス型の走査方法の撮像素子の場合、画素毎の露光タイミングがライン方向で順次行われるため、図示のように1垂直同期信号期間内で撮像素子の全画素を順次読み出す。また、s1、s2、s4は撮像素子の電荷変換部に蓄積された電荷をリセットするための駆動(駆動状態)を表している。
各画素の露光時間を統一するため、読み出し駆動と同様にリセットのタイミングもライン方向で順次行われる。図12のsとrで挟まれた時間t1、t2、t4が撮像素子の蓄積時間となる。
蓄積時間t1で蓄積され、読み出し駆動r1で読み出された画像信号がAであり、蓄積時間t2で蓄積され、読み出し駆動r2で読み出された画像信号がBであり、蓄積時間t4で蓄積され、読み出し駆動r4で読み出された画像信号がDである。
図12において、r1及びr4に対して、r2の読み出し時間が長くなっているが、これは、例えば、動画用・静止画用の画像の撮影を切り替えるモード遷移のために撮像素子の駆動方法が変化したことにより、読み出し時間が変化したことを表している。
例えば、r1及びr4は動画用の画像信号を読み出すために加算読み出しを行い、r2では静止画用の画像信号を読み出すために非加算読み出しを行う。非加算読み出しは、加算読み出しよりも読み出す信号数が多いため、全てのラインの信号を読み出すために要する時間が、加算読み出しであるr1及びr4よりも長くなる。
それぞれのリセット駆動が行われるタイミングは、読み出し駆動が行われるタイミングと交差しないように制御しなければならず、非加算読み出しである読み出し駆動r2を行うと、垂直同期信号2003から2004の間で規定される1フレーム期間内では十分な蓄積時間を確保できず、この期間での撮像素子の蓄積を諦めていた。
その結果、動画撮影中に静止画撮影を行うと、動画用のフレームレートにおける2フレームの期間で1つの静止画フレームしか得ることができない。仮に、欠落する動画フレームを、撮影された静止画像から生成したとしても、垂直同期信号2002から2004の2フレームの間で1つの動画フレームしか生成できず、欠落フレームが生じてしまっていた。
本発明の目的は、動画、静止画同時記録等によって撮像素子の駆動モードを動画モードから静止画モードに切り替えた際に欠落するフレームをより好適に生成することが可能となる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮像装置は、被写体像を光電変換により電気信号に変換して画像として出力する撮像素子と、一定の間隔で連続して出力される同期信号に応じて前記撮像素子に蓄積動作を順次行わせて画像信号を生成する制御手段と、前記撮像素子にて生成される画像信号の輝度を調整するためゲイン処理を行う輝度レベル調整手段と、前記撮像素子から出力される画像信号を遅延させるフレームメモリと、前記画像信号の評価値を抽出する評価値抽出手段と、前記輝度レベル調整手段のゲイン処理において用いられるゲイン量に応じて、前記輝度レベル調整手段でゲイン処理が行われた画像信号、および、前記フレームメモリにて遅延された画像信号のいずれかを選択する選択手段とを備え、前記制御手段は、蓄積動作に要する時間を決定するものであって、モード遷移によって、前記撮像素子が1画面を走査する時間が遅くなることにより、次の画像信号のための蓄積動作において、演算された蓄積動作に要する時間を確保できない場合に、次の蓄積動作に要する時間を前記決定した蓄積動作に要する時間よりも短縮し、前記輝度レベル調整手段は、前記時間の短縮に応じて前記画像信号の輝度を調整し、前記評価値抽出手段は、前記選択手段による選択結果によらず、前記輝度レベル調整手段でゲイン処理が行われた画像信号を用いて前記評価値を抽出することを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、動画、静止画同時記録等によって撮像素子の駆動モードを動画モードから静止画モードに切り替えた際に欠落するフレームをより好適に生成することが可能となる。
以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置のブロック図である。
図1において、撮像素子101は、制御部102から出力される制御信号により駆動され、被写体像を光電変換により電気信号に変換して、画像信号として出力する。このとき、撮像素子101が電子シャッタ機能を有する場合は、制御部102から出力される制御信号によって必要な露光時間となるように露光時間を確保しても良い。
制御部102は、撮像装置全体を制御する制御手段であり、撮像装置の制御のひとつとして撮像装置の状態を制御する機能も合わせて備えている。また、制御部102は、一定の間隔で連続して出力される同期信号に応じて撮像素子101に蓄積動作を順次行わせて画像信号を生成する。
輝度レベル調整部103は、撮像素子101で得られた画像信号に対し、画像信号の輝度レベルを調整する輝度レベル調整手段であり、制御部102から得られる撮像素子101の駆動情報を元に輝度レベルを調整する。
選択部104は、メモリ制御部106の出力と輝度レベル調整部103の出力を選択する選択手段で、制御部102からの制御信号に従って、画像信号を選択する。選択部104は、制御部102から得られる撮像条件に応じて輝度レベル調整部103の出力を選択するか否かを決定する。
選択部104によって選択された画像信号は、画像信号処理部107によって色変換、ホワイトバランス、ガンマ補正等の画像処理、解像度変換処理、画像圧縮処理等を行い、図示していない記録手段等によって記録媒体に記録される。
フレームメモリ105は、撮像素子101で得られた画像信号を記憶(記録)するもので、制御部102により制御される制御信号に従ってメモリ制御部106を介して画像信号が読み出される。
また、制御部102は、撮像素子の101蓄積動作に要する時間を決定するものである。そして、制御部102は、モード遷移によって、撮像素子101が1画面を走査する時間が遅くなることにより、次の画像信号のための蓄積動作において、演算された蓄積動作に要する時間を確保できない場合に、以下のように制御する。
即ち、その場合、制御部102は、次の蓄積動作に要する時間を決定した蓄積動作に要する時間よりも短縮し、輝度レベル調整部103が時間の短縮に応じて画像信号の輝度を調整する。
図2は、図1の撮像装置の動作タイミングを示すタイミングチャートである。
撮像装置の撮影方式で決定される垂直同期信号201、202は周期的に発生している。r1〜r4は、撮像素子101の読み出し駆動を表している。この読み出し駆動r1〜r4はは垂直同期信号の立ち下がりに同期して開始される。
本実施の形態では、撮像素子101は、XYアドレス型の走査方法を採るCMOSイメージセンサを用いることとし、以下説明を続ける。
XYアドレス型の走査方法の撮像素子101の場合、画素毎の露光タイミングがライン方向で順次行われるため、図示のように、1垂直同期信号期間内で撮像素子101の全画素を順次読み出す。
また、s1〜s4は、撮像素子101の電荷変換部に蓄積された電荷をリセットするためのリセット駆動を表している。各画素の露光時間を統一するため、読み出し駆動と同様にリセットのタイミングもライン方向で順次行われる。
図2のsとrで挟まれた時間t1〜t4が撮像素子101の蓄積時間となる。この蓄積時間は、撮像素子101から得られた画像信号から被写体照度を求め、この被写体照度と理想とする目標照度の差分に基づいて演算される。制御部102は求めた蓄積時間が確保できるように、リセット駆動を開始するタイミングを制御する。203、204、205、206はそれぞれ、蓄積時間t1〜t4で蓄積され、読み出し駆動r1〜r4で読み出される画像信号を表しており、便宜的に画像信号A〜Dと付した。
例えば、画像信号Aは、リセット駆動s1と読み出し駆動r1で挟まれた蓄積時間t1で蓄積動作を行い、読み出し駆動r1によって順次読み出されている。207〜211は、制御部102から出力される制御信号のタイミングを表しており、この例では同期信号の周期毎に撮像素子101に対して駆動の制御を行っている。
本実施の形態では、読み出し駆動やリセット駆動を制御することで、蓄積時間を制御したり、撮像素子101からの読み出し方式の変更を制御する。
図2において、読み出し駆動r1、r3、r4に対して、読み出し駆動r2の読み出し時間が長くなっている、これは、例えば、動画用・静止画用の画像の撮影を切り替えるモード遷移のために、撮像素子101の駆動方法が変化したことにより、読み出し時間が変化したことを表している。
垂直同期信号201、202で繰り返し撮像(撮影)されている場合、リセット駆動s3は読み出し駆動r2と交差しないように制御しなければならず、リセット駆動s3から読み出し駆動r3までの時間、即ち、蓄積時間t3が短くなってしまう。そのため、蓄積時間不足により画像信号Cの輝度レベルが低くなってしまう問題がある。
そこで、輝度レベル調整部103は、制御部102から得られる撮像素子101の駆動情報から、タイミング212で輝度レベルを調整するためのゲイン量を算出し、対象となる画像信号Cに対してゲイン処理をタイミング213で行う。
図3(a)、(b)は、図1の撮像装置における輝度レベルの調整(ゲイン量の算出)方法の説明図である。
垂直同期信号301、302の周期をT(s)とし、該垂直同期信号の周期T(s)毎で読み出し駆動303〜307が行われるとする。読み出し駆動303、304、306、307は、読み出し時間t_r1で撮像素子101から画像信号を読み出すものとし、読み出し駆動305は、読み出し時間t_r2で撮像素子101から画像信号を読み出すとする。この場合、読み出し駆動305で読み出し時間が長くなることで、直後の読み出し駆動306に対する蓄積時間tは、式1の範囲に制限されてしまう。
(式1)0 < t ≦(T+t_r1−t_r2)
これに対し、読み出し駆動303、304、305、307で読み出される画像信号の蓄積時間t’は、式2の範囲で設定することが可能である。
(式2)0 < t’ ≦T
以上から、被写体照度が一定であるとすると、読み出し駆動306で読み出される画像信号に対するゲインアップ量Aは、蓄積時間t’とtの比で求めることができ、蓄積時間t’とゲインアップ量Aの関係はグラフ308のようになる。
再び図2に戻り、本実施の形態における撮像装置のタイミングチャートについて説明する。
メモリ制御部106は、制御部102から出力される制御信号により、撮像素子101から得られる画像信号をフレームメモリ105に記憶させ、1フレーム遅延させてメモリ制御部106からタイミング214〜216でそれぞれ画像信号A〜Cを出力する。
217は、選択部104の切り替えタイミングを示している。制御部102から出力される制御信号に応じて垂直同期信号218のタイミングで、輝度レベル調整部103の出力(ゲインアップした画像信号C)か、メモリ制御部106の出力(1フレーム遅延した画像信号B)かを選択する。
この例の場合、撮像素子101からの読み出し駆動は、撮像装置の垂直同期信号に同期して読み出しているので、選択部104の切り替えも垂直同期信号と同期するのが望ましいが、画像信号の切り替えが正しく行えていればそれに限らない。
次に、選択部104における選択の制御について説明する。
(1)撮像素子101の蓄積時間の差分で制御
画像信号に対してゲインアップ処理をすると、画像信号に含まれるノイズもゲインアップされてしまい、輝度レベルが調整されてもノイズ量は一致しない問題がある。従って、ゲインアップ量が大きければ大きいほどシグナル対ノイズの比(S/N比)は悪化し、ノイズの多いフレームが記録されてしまう。
以上から、ゲインアップ量(=蓄積時間の差分)を元に、輝度レベル調整部103の出力か、メモリ制御部106の出力かを選択する制御を行うことで、S/Nのよい動画像を得ることができる。
図4は、図1の撮像装置によって実行される蓄積時間に応じた出力選択制御の手順を示すフローチャートである。
ステップ(S)401:制御部102は、撮像素子101の駆動の制御を行う。ステップ402:選択部104は、制御部102から得られる撮像素子101の制御情報から蓄積時間の情報を取得する。
ステップ403:選択部104において、ゲインアップする画像信号の蓄積時間tと直前の画像信号の蓄積時間t’から蓄積時間の差分(t’−t)を算出する。ステップ404:蓄積時間の差分(t’−t)が所定の閾値t_th以上かどうか、選択部104で判断する。
ステップ405:蓄積時間の差分(t’−t )が閾値t_th以上であった場合、ゲインアップ量が大きいと判断され、選択部104は、メモリ制御部106の出力を選択する。
ステップ406:メモリ制御部106は、予め記憶しておいた直前の画像信号をフレームメモリ105から所定のタイミングで出力する。
ステップ407:蓄積時間の差分(t’−t)が閾値t_th 未満であった場合、ゲインアップ量は小さいと判断され、選択部104は、輝度レベル調整部103の出力を選択する。
ステップ408:輝度レベル調整部103は、予め算出したゲイン量で対象となる画像信号に対してゲインアップ処理を行う。
以上の制御により、撮像素子101の駆動情報から選択部104が蓄積時間に応じて画像信号を選択することで、S/Nのよい動画像を得ることが可能となる。
また、図4のフローチャートにおいて、蓄積時間の差分(t’−t)から出力の選択先を制御したが、蓄積時間の比率(t’/t)やゲインアップ量で制御しても同様の効果が得られる。
ゲインアップ量に応じて選択制御を行う場合、選択部104は、輝度レベル調整部103からゲイン量を情報として受け取る構成にしても、選択部104内で蓄積時間の差分からゲイン量を算出しても同様の効果が得られる。
また、図3に示したように、垂直同期信号周期T(s)に同期して撮像素子101から画像信号を読み出す場合は、以下のようになる。
即ち、垂直同期信号周期T(s)が大きければ大きいほど、ゲインアップする画像信号の蓄積時間tの最大値(T+t_r1−t_r2)と直前の画像信号の蓄積時間t’の最大値(T)の差分が小さくなり、結果ゲインアップ量も小さくなることは明白である。
図4のフローチャートにおけるステップ404において、選択部104が制御部102から垂直同期信号周期T(s)を受け取って、該周期T(s)に応じて選択先を切り替えても同様の効果が得られる。
この場合、予め決められた閾値T_thと垂直同期信号の周期T(s)を比較し、閾値T_th以上であれば、ステップ407に移行して、輝度レベル調整部103の出力を選択する。閾値T_th未満であれば、ステップ405に移行し、メモリ制御部106の出力を選択する。
(2)撮像装置のトータルゲインで制御
ビデオカメラ等の撮像装置は、一般的に、被写体から得られる光量が少ないとき、アイリスを開放側に移動させ、あるいはゲインアップによって輝度レベルを確保するシステムとなっている。
特に、デジタルゲイン等によってゲインアップがなされていてシステムとしてのトータルゲインGが大きい場合、輝度レベル調整部103によってゲインアップされる画像信号は、システムの最大ゲイン値Gmaxを超えてしまう可能性がある。その場合は、S/Nの悪いフレームが生成されてしまう。
また、輝度レベル調整部103におけるゲインアップ量を考慮してシステムの最大ゲイン値Gmaxを設定してしまうと、通常の撮影時における最低被写体照度が上がってしまい、性能面で劣ってしまう問題がある。
以上から、撮像装置のシステムとしてのトータルゲインGを元に、輝度レベル調整部103の出力か、メモリ制御部106の出力かを選択する制御を行うことで、S/Nのよい動画像を得ることができる。
図5は、図1の撮像装置によって実行されるシステムのトータルゲインに応じた出力選択制御の手順を示すフローチャートである。
ステップ(S)501:制御部102は、撮像素子101の駆動の制御を行う。ステップ502:選択部104は、制御部102からトータルゲインGを取得する。ステップ503:システムのトータルゲインGが所定の閾値G_th以上かどうか、選択部104で判断する。
ステップ504:トータルゲインGが閾値G_th以上であった場合、輝度レベル調整部103で画像信号に対しゲインアップするとS/N が悪化する恐れがあるため、選択部104は、メモリ選択部106の出力を選択する。
ステップ505:メモリ制御部106は、予め記憶しておいた直前の画像信号をフレームメモリ105から所定のタイミングで出力する。
ステップ506:トータルゲインGが閾値G_th未満であった場合、輝度レベル調整部103による画像信号のゲインアップによってS/Nが悪化しないと判断され、輝度レベル調整部103の出力が選択される。
ステップ507:輝度レベル調整部103は、予め算出したゲイン量で対象となる画像信号に対してゲインアップ処理を行う。
以上の制御により、撮像素子101の駆動情報から選択部104がトータルゲインGに応じて画像信号を選択することで、S/Nのよい動画像を得ることが可能となる。
(3)撮像素子101の蓄積時間の差分と、システムのトータルゲインで適応的に制御
蓄積時間の差分を見て選択部104を制御する場合、非常にS/Nがよい画像信号に対してもゲインアップ量の大きさで切り替えが発生してしまう。
仮に、ゲインアップ量に耐えうるS/Nであったとしても、フレームメモリ105の画像信号が選択されてしまい、2フレーム連続で同じ画像信号が選択部104から出力されてしまう。
また、トータルゲインGで選択部104を制御した場合、輝度レベル調整部103でのゲインアップ量が小さいにも関わらず、トータルゲインGが大きいだけでフレームメモリ105の画像信号が選択されてしまう。そして、結果、ほとんどS/Nが変わらない輝度レベル調整部103でゲインアップされた画像信号は選択されなくなってしまう。
以上から、蓄積時間の差分とトータルゲインGの両方をみて適応的に選択部104を制御することで、さらに適切な動画像を得ることが可能となる。
図6は、図1の撮像装置によって実行されるシステムのトータルゲインと蓄積時間の差分に応じた出力選択制御の手順を示すフローチャートである。
ステップ(S)601:制御部102は、撮像素子101の駆動の制御を行う。ステップ602:選択部104は、制御部102からトータルゲインGを取得する。ステップ603:選択部104は、制御部102から得られる撮像素子101の制御情報から蓄積時間の情報を取得する。
ステップ604:選択部104において、ゲインアップする画像信号の蓄積時間tと直前の画像信号の蓄積時間t’から蓄積時間の差を算出する。すでに述べたように、蓄積時間の差分を比率(t’/t)で算出し、ゲインアップ量に換算してもよい。
ステップ605:選択部104は、得られたトータルゲインGとゲインアップ量Aから、選択する画像信号を決定する。画像信号の選択の例を図7に示す。
図7に示すような線図を予め撮像装置に記憶しておき、トータルゲインGとゲインアップ量Aの値に応じて、領域A701(輝度レベル調整部103の出力を選択する領域)か、領域B702(メモリ制御部106の出力を選択する領域)を決定する。
この例では、例えば、トータルゲインGが最大Gmaxであったとしても、ゲインアップ量Aがx1(0dB)に近い値であれば、輝度レベル調整部103の出力を選択するように工夫されている。
また、ゲインアップ量Aが最大値Amaxでも、トータルゲインGが最小値Gminであれば、輝度レベル調整部103の出力が選択されるように工夫されている。領域Aと領域Bの境界は、撮像装置のシステムに応じて変えることももちろん可能であり、本実施の形態の線図に限ったことではない。
ステップ607:選択部104において線図上で領域Bと判断された場合、選択部104は、メモリ制御部106の出力を選択する。ステップ607:メモリ制御部106は、予め記憶しておいた直前の画像信号をフレームメモリ105から所定のタイミングで出力する。
ステップ608:選択部104において線図上で領域Aと判断された場合、選択部104は、輝度レベル調整部103の出力を選択する。ステップ609:輝度レベル調整部103は、予め算出したゲイン量で対象となる画像信号に対してゲインアップ処理を行う。
以上により、トータルゲインGと輝度レベル調整部103のゲインアップ量Aに応じて適応的に画像信号を選択することでよりS/N良く動画像に適した撮像を行うことができる。
また、メモリ制御部106は、図2において毎フレーム画像信号を出力するように制御しているが、所望のタイミングのみ動作するように、制御部102が制御するようにしても同様の効果が得られる。
輝度レベル調整部103は、図2においてゲイン処理を行うタイミング213が示されている。ここで、選択部104においてメモリ制御部106の出力が選択されることが予め判明している場合は、制御部102からの制御信号によってゲイン処理を行わないように制御することでも、同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態を図面を参照し、説明していく。第2の実施の形態は、第1の実施の形態に対し、評価値抽出部801を構成に加え、輝度レベル調整部103の出力先につなげたことを特徴としている。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置のブロック図である。
第1の実施の形態と同じ番号を付したものについては説明を省略する。評価値抽出部801は、撮像素子101で得られる画像信号からフォーカス情報や、被写体顔位置情報、被写体の動き量、画像信号の輝度レベル等の評価値の抽出を行う。抽出した評価値は、制御部102に送られ、制御部102を介して、画像信号処理部107の信号処理の制御や、撮像素子101の駆動の制御等に反映される。
前述したフォーカス情報や、被写体顔位置情報、被写体の動き量、画像信号の輝度レベル等の評価値は、連続的に取得されることが望ましく、フレームの欠落等が発生すると、評価値の連続性も失われてしまい好ましくない。
そこで、本実施の形態では、評価値抽出部801の入力を、常に輝度レベル調整部103の出力とし、画像信号処理部107の入力は選択部104の出力とする構成を採用する。このことで、選択部104の選択結果に関わらず、輝度レベル調整部103によってゲインアップされた画像を用いて評価値を連続的に抽出することが可能となる。
図9は、図8における評価値抽出部が被写体顔検出を行う場合の効果について示す模式図である。
画像信号の模式図901〜904は、選択部104によってメモリ制御部106の出力画像が選択された場合のものであり、図2のタイミングチャートで示される画像信号A、B、Dの例を示したものである。
画像信号Aでは、被写体の顔を検出していたのにも関わらず、画像信号Bでは被写体が横を向いてしまい被写体の顔が検出できなくなってしまう様子を示した。画像信号処理部107への入力は、選択部104の出力であるため画像信号Bが連続して(模式図902、903)入力される。
それに対し、評価値抽出部801に対しては模式図905〜908に示した輝度レベル調整部103の出力が入っているため、連続して被写体の顔を検出することが可能となる。例えば、模式図907で示した画像信号Cは、輝度レベル調整部103でゲインアップされた画像で顔検出が可能な画像を示している。
この場合、被写体の顔を画像信号Bで見失ってもすぐに画像信号Cで検出することが可能となる。評価値抽出部801の入力を選択部104の出力とした場合、画像信号処理部107と同じ画像信号で検出動作を行うことになり、被写体の顔を見失っている時間が長くなってしまう問題がある。
以上のように、評価値抽出部801の入力を輝度レベル調整部103の出力とする構成を採ることで、画像信号処理部107に入力される画像信号とは別個に、連続的に評価値を抽出することが可能となる。
また、連続的に評価値を抽出する場合には同様の効果があり、本実施の形態で示した被写体の顔検出にのみならず、フォーカス情報や、被写体動き量、画像信号の輝度レベル等の評価値に対しても、連続性を失わずに良好な評価値を得ることができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態は、第1の実施の形態に対し、フレームメモリ105とメモリ制御部106からなる遅延バッファ部を2つ備える。そして、撮像素子101の出力と、第2の遅延バッファ部1002の出力を画像生成部1003につなぎ、第1の遅延バッファ部1001の出力を輝度レベル調整部103につなげたことを特徴としている。
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置のブロック図である。
第1の実施の形態と同じ番号を付したものについては説明を省略する。フレームメモリ105とメモリ制御部106で構成される第1の遅延バッファ部1001を備える。また、第1の遅延バッファ部1001から出力される画像信号をメモリ制御部106の入力とし、さらにフレームメモリ105とで構成される第2の遅延バッファ部1002を備える。
第1の遅延バッファ部1001は、撮像素子101から出力される画像信号をバッファリングし、第2の遅延バッファ部1002は、第1の遅延バッファ部1001の出力をバッファリングする。
画像生成部1003は、撮像素子101から出力される画像信号と、第2の遅延バッファ部1002から出力される画像信号を入力とし、2つの画像信号から1つの画像信号を生成する手段である。
選択部104は、第1の遅延バッファ部1001から出力される画像信号を入力とする輝度レベル調整部103から出力される画像信号と、画像生成部1003から出力される画像信号を選択するように構成されている。
図11は、図10の撮像装置の動作タイミングを示すタイミングチャートである。
第1の実施の形態と同じ番号を付したものについては説明を省略する。輝度レベル調整部103は、制御部102から得られる撮像素子101の駆動情報から、タイミング1101で輝度レベルを調整するためのゲイン量を算出する。そして、対象となる画像信号C1105に対してゲイン処理をタイミング1102で行う。
1103から1105は、第1の遅延バッファ部1001から出力される画像信号を表しており、撮像素子101から出力される画像信号に対して、1フレーム遅延するように制御されている。
1106、1107は、第2の遅延バッファ部1002から出力される画像信号を表しており、撮像素子101から出力される画像信号に対して、2フレーム遅延するように制御されている。
画像生成部1003は、制御部102から出力される制御信号に従い、撮像素子101から出力される画像信号D206と第2の遅延バッファ1002から出力される画像信号B1107から、新たに画像信号C’1108を生成する。
画像信号C’1008は、第2の遅延バッファ1002から出力される画像信号B1107と、撮像素子101から出力される画像信号D206を比較し、例えば各々の画像信号の対応する画素毎に該画像信号の平均値を取ることで生成する等が考えられる。
217は、選択部104の切り替えタイミングを示している。制御部102から出力される制御信号に応じて垂直同期信号1009のタイミングで、輝度レベル調整部103の出力(ゲインアップした画像信号C1105)か、画像生成部1003の出力(新たに生成した画像信号C’1108)かを選択する。
この例の場合、撮像素子101からの読み出し駆動は、撮像装置の垂直同期信号に同期して読み出しているので、選択部104の切り替えも垂直同期信号と同期するのが望ましいが、画像信号の切り替えが正しく行えていればそれに限らない。
以上のように、第3の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、撮像装置の撮影条件に応じて、選択部104は、輝度レベル調整部103の出力を選択するか否かを決定するのである。されに加えて、本実施の形態では、新たに画像生成部1003において画像信号C’1008を生成することに特徴がある。
第1の実施の形態では、輝度レベル調整部103でゲインアップされた画像信号を選択しない場合は、フレームメモリ105に記憶されている画像信号を選択することで繰り返し同じ画像信号を画像信号処理部107に送っていた。この場合、同じ画像信号が続けて入力されることによって、動画像としてみたときに被写体の動きに違和感が生じてしまう。
これに対し、本実施の形態のように、輝度レベル調整部103でゲインアップされた画像信号C1105を選択しない場合に、画像信号C1105の前後の画像信号B、Dから新たに生成した画像信号C’1108を画像信号処理部107へ入力するように制御する。このことによって、動画像としてみたときに被写体の動きをより滑らかにする効果が得られる。
また、画像生成部1003における画像信号の生成方法を、2つの画像信号の信号レベルの平均値で生成するとしたが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、被写体の動き量を検出し、検出された動き量を元に、平均値を算出する画素と画像信号Bを採用する画素と画像信号Dを採用する画素を選択するようにして生成するようにしても同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置のブロック図である。 図1の撮像装置の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 図1の撮像装置における輝度レベルの調整(ゲイン量の算出)方法の説明図である。 図1の撮像装置によって実行される蓄積時間に応じた出力選択制御の手順を示すフローチャートである。 図1の撮像装置によって実行されるシステムのトータルゲインに応じた出力選択制御の手順を示すフローチャートである。 図1の撮像装置によって実行されるシステムのトータルゲインと蓄積時間の差分に応じた出力選択制御の手順を示すフローチャートである。 図1の撮像装置における、システムのトータルゲインと蓄積時間の差分に応じた適応的な制御の説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置のブロック図である。 図8における評価値抽出部が被写体顔検出を行う場合の効果について示す模式図である。 本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置のブロック図である。 図10の撮像装置の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 従来の撮像装置における動作タイミングを示すタイミングチャートである。
符号の説明
101 撮像素子
102 制御部
103 輝度レベル調整部
104 選択部
105 フレームメモリ
106 メモリ制御部
107 画像信号処理部

Claims (3)

  1. 被写体像を光電変換により電気信号に変換して画像として出力する撮像素子と、
    一定の間隔で連続して出力される同期信号に応じて前記撮像素子に蓄積動作を順次行わせて画像信号を生成する制御手段と、
    前記撮像素子にて生成される画像信号の輝度を調整するためゲイン処理を行う輝度レベル調整手段と
    前記撮像素子から出力される画像信号を遅延させるフレームメモリと、
    前記画像信号の評価値を抽出する評価値抽出手段と、
    前記輝度レベル調整手段のゲイン処理において用いられるゲイン量に応じて、前記輝度レベル調整手段でゲイン処理が行われた画像信号、および、前記フレームメモリにて遅延された画像信号のいずれかを選択する選択手段とを備え、
    前記制御手段は、蓄積動作に要する時間を決定するものであって、モード遷移によって、前記撮像素子が1画面を走査する時間が遅くなることにより、次の画像信号のための蓄積動作において、演算された蓄積動作に要する時間を確保できない場合に、次の蓄積動作に要する時間を前記決定した蓄積動作に要する時間よりも短縮し、
    前記輝度レベル調整手段は、前記時間の短縮に応じて前記画像信号の輝度を調整し、
    前記評価値抽出手段は、前記選択手段による選択結果によらず、前記輝度レベル調整手段でゲイン処理が行われた画像信号を用いて前記評価値を抽出することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記輝度レベル調整手段は、前記制御手段から送られる前記撮像素子の蓄積時間から前記ゲインを算出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記評価値は、フォーカス情報、被写体顔位置情報、および、被写体の動き量の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
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