JP4897865B2 - 動力伝達装置 - Google Patents
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Description
一方、張り側チェーンと対向配置された緩み側チェーンは小さな張力が作用して非緊張状態になる。その結果、摩耗等によりチェーンが伸びると、緩み側チェーンのたるみが大きくなり、チェーンの回転動にともなって緩み側チェーンが横方向に膨らんで振動が発生したり、たるんだチェーンが動力伝達装置を覆うカバー部材に接触して騒音が発生したり、チェーンの寿命が短くなったりするという問題が生じる。
前記チェーンのうち前記駆動軸の駆動力を前記従動軸に伝達する側の張り側チェーンと対向配置された緩み側チェーンの幅方向の内側に配設され、前記緩み側チェーンの内側面に接触する内側案内部と、
前記緩み側チェーンの幅方向の外側に配設され、該緩み側チェーンの外側面に接触し、前記内側案内部と共に前記緩み側チェーンの移動軌跡が張り側チェーン側に湾曲するように該緩み側チェーンの移動を案内する外側案内部を有し、
前記内側案内部の前記緩み側チェーン側の上面は前記駆動スプロケットの上面と前記従動スプロケットの上面の少なくともいずれかよりも上方に位置し、前記緩み側チェーンを構成する上側のプレートの下面に接触し、このプレートを上方へ押し上げていることを特徴とする。
前記内側案内部の下面と、前記緩み側チェーンを構成する下側のプレートの上面との間に空隙が存在していることもある(請求項2)。
このため、緩み側チェーンが駆動軸側から従動軸側へ移動する際の移動距離を長くすることができ、チェーンが伸びた場合でも、緩み側チェーンのたるみを抑制することができる。その結果、チェーンのたるみにより振動が発生したり、たるんだチェーンが動力伝達装置を覆うカバー等に接触して騒音が発生したりする事態を未然に防止することができるとともに、チェーン寿命の低下を抑制することができる。
その結果、チェーンのたるみにより振動が発生したり、たるんだチェーンが動力伝達装置を覆うカバー等に接触して騒音が発生したりする事態を未然に防止するとともに、チェーン寿命の低下を抑制することができる。
畦塗り機1は、左右方向に延びるヒッチフレーム2の前側に取り付けられて三点リンク連結機構に連結可能な畦塗り機側連結フレーム3と、ヒッチフレーム2の中央部に前端側が回動自在に取り付けられて後端側が左右方向に旋回動可能なオフセットフレーム5と、オフセットフレーム5の後端部に左右方向に回動可能に連結された作業部10を有してなる。
オフセットフレーム5は、図1に示すように、オフセットフレーム5及びヒッチフレーム2間に枢結された旋回シリンダ6の伸縮動作により左右方向に旋回動可能である。
下側たるみ規制部52は、図5に示すように、棒状部材であり、その先端部は緩み側チェーン49bの外側で上方へ屈曲して上方へ延びる。このため、緩み側チェーン49bは、図4(a)に示すように、駆動軸43が矢印A方向に回転駆動すると、緩み側チェーン49bの内側が摺接面51aに摺接して案内されて従動軸41側に移動する。
また緩み側チェーン49bは下側たるみ規制部52により下方へのたるみが規制される。このため、緩み側チェーン49bと駆動スプロケット45及び従動スプロケット47との上下位置関係は略一定の位置関係に維持される。このため、チェーン49がこれらのスプロケット45、47から外れる事態を未然に防止することができる。
リンク部69は、引っ張りばね67の他端側を掛止するとともに、前後方向に回動自在に支持された第1リンク部材70と、第1リンク部材70の基部側に連結されて従動軸41側に延びて外側案内部61を着脱自在に固着する第2リンク部材71を有する。張力調整部材65は、オフセットフレーム5の側面5aに突設されたブラケット68の先端部に螺合して装着される。
このため、張力調整部材65のブラケット68に対する突出量Lを調整することで、外側案内部61が緩み側チェーン49bを付勢する力の大きさを調整することができる。即ち、張力調整部材65の突出量Lを小さくするほど、引っ張りばね67の伸長量が大きくなって、外側案内部61を介した緩み側チェーン49bの付勢力を大きくすることができる。
このため、たるんだ緩み側チェーン49bを緊張した状態にすることができる。その結果、チェーン49のたるみが原因で振動が発生したり、たるんだチェーン49がオフセットフレーム5に接触して騒音が発生したりする事態を未然に防止することができるとともに、チェーン寿命の低下を抑制することができる。
このため、これらを覆うカバー部材75のオフセットフレーム5からの突出量を小さくすることができ、その結果として、オフセットフレーム5の大型化を抑制することができる。
なお、内側案内部51の上面51bを図3(b)に示す従動スプロケット47の上面47aよりも僅かに上方に配置したり、図3(b)に示す外側案内部61の上面を従動スプロケット47の上面45aと駆動スプロケット45の上面47aの少なくともいずれかよりも僅かに上方に配置したりしてもよい。
従って、外側案内部61の摺接面61aは前後方向に延びた状態に維持されるので、緩み側チェーン49bを広い面積で付勢することができ、緩み側チェーン49bの一部に過大な負荷が作用してチェーン寿命を低下させる事態を未然に防止することができる。また広い面積で緩み側チェーン49bは付勢されるので、付勢により張り側チェーン49a側に湾曲する緩み側チェーン49bの変形量を小さくすることができる。このため、緩み側チェーン49bが張り側チェーン49aと接触する事態を未然に防止することができる。
このようにすると、緩み側チェーン49bは、内側案内部51と外側案内部61間を通ることで、緩み側チェーン49bを湾曲させた状態にすることができ、その結果として緩み側チェーン49bにたるみが発生した場合でも、緩み側チェーン49bを湾曲させることで、このたるみの一部又は全部を吸収することができる。
40 動力伝達装置
41 従動軸
43 駆動軸
45 駆動スプロケット
45a 上面
47 従動スプロケット
47a 上面
49 チェーン
49a 張り側チェーン
49b 緩み側チェーン
51 内側案内部
51b 上面
52 下側たるみ規制部
61 外側案内部
63 チェーン付勢手段
65 張力調整部材
67 引っ張りばね
69 リンク部
Claims (2)
- 支持部材の一端側に配設され、上下方向に延びて回転動自在に支持された駆動軸と、
前記支持部材の他端側に配設され、上下方向に延びて回転動自在に支持された従動軸と、
前記駆動軸に設けられた駆動スプロケットと、
前記従動軸に設けられた従動スプロケットと、
前記駆動スプロケット及び従動スプロケット間の、前記上下方向に直交する面内に掛け回されたチェーンを有し、
前記駆動軸を回転動させると、該駆動軸の駆動力を、前記チェーンを介して前記従動軸に伝達する動力伝達装置において、
前記チェーンのうち前記駆動軸の駆動力を前記従動軸に伝達する側の張り側チェーンと対向配置された緩み側チェーンの幅方向の内側に配設され、前記緩み側チェーンの内側面に接触する内側案内部と、
前記緩み側チェーンの幅方向の外側に配設され、該緩み側チェーンの外側面に接触し、前記内側案内部と共に前記緩み側チェーンの移動軌跡が張り側チェーン側に湾曲するように該緩み側チェーンの移動を案内する外側案内部を有し、
前記内側案内部の前記緩み側チェーン側の上面は前記駆動スプロケットの上面と前記従動スプロケットの上面の少なくともいずれかよりも上方に位置し、前記緩み側チェーンを構成する上側のプレートの下面に接触し、このプレートを上方へ押し上げていることを特徴とする動力伝達装置。 - 前記内側案内部の下面と、前記緩み側チェーンを構成する下側のプレートの上面との間に空隙が存在していることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
Priority Applications (1)
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JP2009239480A JP4897865B2 (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009239480A JP4897865B2 (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 動力伝達装置 |
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ID=41704521
Family Applications (1)
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-
2009
- 2009-10-16 JP JP2009239480A patent/JP4897865B2/ja not_active Expired - Lifetime
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