JP4897560B2 - ストラップ端部の連結具 - Google Patents

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本発明はストラップ端部の連結具に関する。
ネックストラップ等の両端部を開閉する連結具には、さまざまなものが知られている(例えば、下記特許文献1,2参照)。それらは、要するに、ストラップ端部に雌雄部材を設け、雄部材を雌部材に着脱自在に組み合わせることを特徴としている。
特開2001−275725公報 実用新案登録第3069801号公報
特許文献1(図5,6)と特許文献2(図12)に、断面が円形のストラップの端部同士を連結する連結具が示されている。これらは、金属等の硬質素材からなり、先端に膨出部を有する雄部材と、嵌合凹部を有する弾性素材からなる雌部材を各ストラップの先端に有する。
これらはいずれも複数実施例のうちの1つとして完成状態の外観だけが示されているが、それらの内部構造が全く不明であって、発明が十分に開示されていない。
これらの連結具には次のような問題がある。第一に、雄部材の突起を金属で加工するのは高度の鋳造又は研削技術を要し、製造費が増加していた。第二に、前記雄部材の突起を受け入れる雌部材の弾性リングを雌部材内に設定するために、雌部材の先端を内方にかしめる必要があり、それを加工するのにも高度の技術を要し、製造費が増加していた。
本発明は、従来技術の問題点を解決し、加工の難しい部分を合成樹脂で置き換えることにより、製造コストを押さえることのできるストラップ端部の連結具を提供することを目的とする。
本発明のストラップ端部の連結具は、突起を有する雄部材と、この突起を受け入れる中央孔を有する雌部材からなるストラップ端部の連結具であって、前記雄部材は、本体と、この本体先端に位置する先端部からなり、これら本体と先端部は係合手段により連結可能であり、前記雌部材は、本体と、この本体先端に位置する先端部からなり、これら本体と先端部は係合手段により連結可能であり、前記雄部材の本体と、前記雌部材の本体は金属製であって形状が同一であり、共通部品として使用可能であり、前記雄部材の先端部は、前記突起と、この突起を支持する基部と、この基部を支持する脚部を有し、全体が合成樹脂により一体成形されており、前記雌部材の先端部は、前記中央孔を形成する基部と、この基部を支持する脚部を有し、全体が合成樹脂により一体成形されていることを特徴とする。
本発明によれば、従来技術と異なり、雌雄各部材は、本体と、この本体先端に位置する先端部に分離している。しかも、成型に高度な技術を要する先端部を合成樹脂に置き換えることができ、この部分を本体に後付けできるので、全体の成形が容易になる。
雄部材の本体と、雌部材の本体は形状が同一であって、共通部品として使用可能であることが、部品数を少なくする上で、好ましい。
雄部材の先端部は、突起と、基部と、脚部からなり、全体が合成樹脂により一体成形されているものが、部品数を少なくする上で、好ましい。
雌部材の先端部は、基部と、脚部からなり、全体が合成樹脂により一体成形されているものが、部品数を少なくする上で、好ましい。
雌雄各部材の脚部は、バネ脚となっていることが、結合力を高める上で、好ましい。
雌雄各部材の本体と先端部を結合する結合手段としては、例えば、次のような機構を使用することができる。
(a)一方部材の孔又は窪みと他方部材の突起との嵌合
(b)接着剤による接着
(c)相互の溶着
(d)一方部材の雄ねじと他方部材の雌ねじによるねじ込み結合
雄部材の突起を雌部材の基部に挿入して連結する上で、雄部材を硬質樹脂で形成し、雌部材を雄部材よりも柔らかい樹脂で形成することが好ましい。例えば、雄部材をジュラコンで製作したとき、雌部材はウレタン樹脂で形成することができる。
以下、添付の図面に基づき、本発明の一実施例を説明する。
図1は、本発明の1実施例に係るネックストラップ1の全体正面図である。ストラップ2末端には、雌雄連結具3,4が取り付けられている。ストラップ2は断面円形の組紐である。図2はその雌雄連結具3,4の拡大断面図であり、(a)は連結前、(b)は連結状態である。
図3は雌雄連結具に共通して使用可能な本体5,6((a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図)、図4は雄部材の先端部7((a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図)、図5は雌部材の先端部8((a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図)である。
図3に示すように、雌雄部材3,4に共通して使用可能な本体5,6は、ほぼ筒状であり、ストラップ2とほぼ等しい内径を有する。本体5,6は、ストラップの末端を収容する収容部51,61を有し、後端部に紐の抜け止めとなる縁部52,62が設けられている。また、先端近くに左右対称に円形開口53,63が2個所設けられている。材質は金属が好ましいが、合成樹脂でもよい。
雄部材先端部7は、図4に示すように、先端突起71と、基部72と、脚部73からなり、全体が合成樹脂により一体成形されている。
先端突起71は、頸部74と、最先端の膨出頭部75を有する。基部72は、本体5,6の先端の上に位置するもので、リング状である。脚部73は、本体5,6の中に挿入される部分であり、バネ作用を有する2本の脚76を有する。各脚には円柱状の低い突起77が形成されており、本体と結合させたときには、この突起77が前記本体の円形開口53,63と嵌り合う。雄部材先端部7と本体5とを結合させた状態は図2の断面図に示されているとおりである。
雌部材先端部8は、図5に示すように、基部81と、脚部82からなり、全体が合成樹脂により一体成形されている。雄部材の突起71を受け入れるため、雄部材3よりも柔らかい素材で形成することが好ましい。例えば、雄部材3をジュラコンで製作したとき、雌部材4はウレタン樹脂で形成することができる。
基部81は、本体の先端の上に位置するもので、リング状である。中央孔83が雄部材の突起71を受け入れる。脚部82は、本体の中に挿入される部分であり、バネ作用を有する2本の脚84を有する。各脚84には円柱状の低い突起85が形成されており、本体と結合させたときには、この突起が前記本体の円形開口と嵌り合う。雌部材先端部8と本体6とを結合させた状態は図2の断面図に示されているとおりである。なお、基部81と脚部82の間にはわずかに段部86が形成されている。
雌雄部材3,4の後端部とストラップ末端とを結合するには、図2に示すように、まず、ストラップ末端に金属片9,10をリング状に巻き付けることにより、ストラップ2がほどけるのを防止すると共に抜け止めを形成する。このリング状金属片9,10が本体後端部の縁部52,62に引っかかるので、両者は結合される。この結合作業は、雌雄先端部7,8を本体5,6に取り付ける前に行い、先端側からストラップを挿入する。
本発明のストラップ連結具を使用して連結するには、図2(a)に示す状態から、図2(b)の状態になるまで、指で押し込めばよい。そのとき、雄部材3の突起71が雌部材4の中央孔83を変形させながら前進し、貫通状態で頸部74のみが中央孔83の通路を抜け出す。抜け出た状態では、段部86が抜け止めとなって、容易には分離しない。しかし、着用者が連結具を指で引き離せば外れる程度の結合の強さである。そのため、事故でネックストラップが機械にはさまれるようなことがあれば、即座に分離可能である。
本発明の1実施例に係るネックストラップ1の全体正面図である。ストラップ末端には、雌雄連結具が取り付けられている。ストラップは断面円形の組紐である。 雌雄連結具の拡大断面図であり、(a)は連結前、(b)は連結中である。 雌雄連結具に共通して使用可能な本体((a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図)である。 雄部材の先端部((a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図)である。 雌部材の先端部((a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図)である。
符号の説明
1 ネックストラップ
2 ストラップ
3 雄部材
4 雌部材
5 雄部材の本体
51 収容部
52 縁部
53 円形開口
6 雌部材の本体
61 収容部
62 縁部
63 円形開口
7 雄部材先端部
71 先端突起
72 基部
73 脚部
74 頸部
75 膨出頭部
76 脚
77 突起
8 雌部材先端部
81 基部
82 脚部
83 中央孔
84 各脚
84 脚
85 突起
86 段部
9,10 リング状金属片

Claims (3)

  1. 突起(71)を有する雄部材(3)と、この突起(71)を受け入れる中央孔(83)を有する雌部材(4)からなるストラップ端部の連結具であって、
    前記雄部材(3)は、本体(5)と、この本体先端に位置する先端部(7)からなり、これら本体(5)と先端部(7)は係合手段により連結可能であり、
    前記雌部材(4)は、本体(6)と、この本体先端に位置する先端部(8)からなり、これら本体(6)と先端部(8)は係合手段により連結可能であり、
    前記雄部材の本体(5)と、前記雌部材の本体(6)は金属製であって形状が同一であり、共通部品として使用可能であり、
    前記雄部材の先端部(7)は、前記突起(71)と、この突起(71)を支持する基部(72)と、この基部(72)を支持する脚部(73)を有し、全体が合成樹脂により一体成形されており、
    前記雌部材の先端部(8)は、前記中央孔(83)を形成する基部(81)と、この基部(81)を支持する脚部(82)を有し、全体が合成樹脂により一体成形されている
    ことを特徴とするストラップ端部の連結具。
  2. 前記雄部材(3)硬質樹脂で形成され前記雌部材(4)雄部材(3)よりも柔らかい樹脂で形成されている請求項記載の連結具。
  3. 前記雌雄各部材の本体(5,6)と前記先端部(7,8)を結合する結合手段が、(a)一方部材の孔(53,63)又は窪みと他方部材の突起(77,85)との嵌合、(b)接着剤による接着、(c)相互の溶着、(d)一方部材の雄ねじと他方部材の雌ねじによるねじ込み結合、の何れか1つである請求項1又は2記載の連結具。
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