JP4897220B2 - 活性物質が充填された使い捨てカプセルを収容するカプセルチャンバを有する粉末吸入器 - Google Patents

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Description

本発明は、活性物質リザーバとして交換可能な円筒形使い捨てカプセルを用い、ベルヌーイの原理に基づいて作動する粉末吸入器に関する。粉末吸入器は、基本的に、カプセルを横方向に開く手段を設けた好ましくは円筒形のカプセルチャンバ、カプセルチャンバ内の空気入口開口部、空気出口開口部、及び空気出口開口部の下流に取り付けられたマウスピースから成るものである。カプセルチャンバは、挿入後に空気の流れがカプセルチャンバを通過する時に、リザーバカプセルが実質的にカプセルの長手方向軸線と略平行に案内されて基本的に長手方向に移動することのみが可能であるように構成されている。本発明によると、カプセルチャンバの内壁は、滑らかな内面によって得られるよりも、より良くカプセルを空にするために不規則形状である。
ベルヌーイの原理によって作動するいくつかの粉末吸入器が文献で公知である。それら全てに共通しているのは、送出される活性物質が円筒形カプセル内に保管され、このカプセルが吸入器のカプセルチャンバに挿入されることである。カプセルチャンバは、通常円筒形であり、カプセルが、長手方向すなわち空気の流れる方向、及び横方向すなわち流れの方向と直角方向にも振動することができるが、チャンバの軸線と実質的に平行に整列したままであるように、カプセルよりも幾分長くかつ広いものである。カプセルチャンバは、2つの端部の一方の近くに空気入口、及び他端の領域に空気出口開口部を有する。空気出口は、マウスピースに至っている。カプセルの活性内容物を送出するために、最初に、カプセルは、通常その長手方向ケーシング上の2箇所で開けられる。通常は、これらの開口部は、カプセルの2つの長手方向端部の近くに位置するものである。カプセルチャンバ内にこの時点で空気入口から空気出口へ向って空気の流れが生じると、それは、カプセルの長手方向軸線に沿って流れ、2つの効果を有することになる。すなわち、一方において、カプセルは、空気の流れにより主にその長手方向軸線に沿って移動される。この移動はまた、断続的に発生する場合があり、そのためにカプセルが振動する。他方において、2つのカプセル開口部に沿った空気の流れは、カプセルに収容された粉末が空気の流れによって取り上げられ、それによって霧状にされるように、カプセルの内側よりも低い圧力をカプセル開口部の前に発生させる。
この種の吸入器に標準的に使用されるカプセルは、一方を他方の内側に入れ子式に嵌め込んだ2つのカップ状構成要素から成っている。この種の複合カプセルの外形は、半球体の端部を有する閉じた円筒である。この円筒は、長手方向軸線及び横軸線を有する。長手方向軸線は、円筒ケーシングの母線に平行に走っている軸線である。長手方向軸線は、カプセルの長手方向断面が長円幾何学形状を有し、横断面が円形幾何学形状を有する結果、横軸線よりも長いことになる。
通常、吸入可能粉末のためのカプセルは、硬質ゼラチンから成るが、プラスチック材料から成る場合もある。これに関連して、EP1100474を参照されたい。
DE3345722は、この節(背景技術)の最初で説明したようなこの種の吸入器を開示しており、それは、1つのカプセルチャンバを有し、互いに向けて半径方向に移動可能な2つのハウジング要素から成るものである。中空の円筒カプセルチャンバの内面は滑らかである。
WO91/02558は、上述したような別の吸入器を開示しており、1つのカプセルチャンバの代わりに、類似の方法で回転式マガジンに配置された複数のカプセルチャンバがあるものである。このマガジンの開いた端部は、壁によって区切られており、空気入口又は空気出口は、これらの壁の一点にのみ位置している。このマガジンは、カプセルチャンバが空気入口、空気出口、及びある一定の位置でカプセルを開くのに必要な切断要素にのみ接続されるように、回転可能に取り付けられている。
EP0911047は、a)上方に開いたカップ状下部、b)下部の開口部を覆い、それと垂直に上述のような種類のカプセルチャンバが形成され、このカプセルチャンバ上に、カプセルを開けるための鋭い2つのスパイクを有するバネに対抗して移動可能なボタンを設けたプレート、c)カプセルチャンバに結合されて粉末エアゾールを運ぶことができるマウスチューブ付き上部、及びd)蓋を備えた吸入器を開示している。要素a)、b)c)、及びd)は、それらを互いに対して裏返すことができるように、共通のヒンジ要素によって互いに接合される。更に、この特許出願は、カプセルホルダについて説明しており、カプセルホルダは、プレートb)にある穴として構成することができ、縁部にはリブを有するものである。カプセルは、それを待機状態に保持するためにこのカプセルホルダ内に押し込まれる。
FR−A−2146202は、カプセルのみが移動可能な平坦な円筒チャンバ付き吸入器を開示している。端部で開いたカプセルは、その横軸線の回りに接線方向に入ってくる空気により駆動されて吸入過程中に回転するものである。
US−A−4069819は、カプセルがカプセルチャンバの基部を通して穿孔され、吸入中に基部の領域で接線方向に流れる空気による動きの中にセットされる吸入器を開示している。
驚くべきことに、カプセルチャンバをカプセルよりも大きくて最適な大きさにするだけでなく、カプセルチャンバ内で振動している間にカプセルを案内することができるレリーフ形態の内面構造をカプセルチャンバが有していれば、従来技術で知られている上述の粉末吸入器を使用した活性物質の送出を改善することができ、カプセルをより一様に空にすることを保証することができるということを見出した。従来技術では、滑らかな内面を有するカプセルチャンバのみが公知である。
本発明によって採用される手段は、活性物質を収容するカプセルが、基本的にカプセルチャンバ内で短い距離をその長手方向軸線に沿って前後に移動することのみが可能であり、横軸線に沿って限定された遊びがあるのみであるが、それでも一様に空にされることを保証するものである。更に、内側チャンバ表面とのカプセルの接触点も最小化され、このようにして振動が単純化される。
従って、活性物質リザーバとして使い捨てカプセルを有し、活性物質の送出を改善する粉末吸入器を提供することが本発明の目的である。
本発明の更なる目的は、異なるカプセルを一様に空にすることを保証するようにこの種の粉末吸入器を変更することである。
更なる目的は、リザーバカプセルが長手方向に自由に移動することができるカプセルチャンバを有するこの種の粉末吸入器を提供することである。
更なる目的は、リザーバカプセルが、カプセルの長手方向の移動を妨げることなく、横方向に単に僅かに移動することができるカプセルチャンバを有するこの種の粉末吸入器を提供することである。
更なる目的は、チャンバの内面とカプセル表面との間の接触面積を最小にするカプセルチャンバを有する粉末吸入器を提供することである。
別の目的は、60%よりも大きく、好ましくは90%よりも大きい空にする程度を標準的に達成するカプセルチャンバを有する粉末吸入器を提供することである。
本発明による粉末吸入器に対して、これ以前の背景技術の節で説明した吸入器、特に、DE3345722、WO91/02558、及びEP0911047に説明したものを使用することができる。これは、背景技術の節で一般的に説明した粉末吸入器に対して言及した特徴がカプセルチャンバの内面形状に関して言及した特徴を除いて本発明による粉末吸入器にも関連することを意味し、従って、ここでは特に言及する必要はない。同じ節で言及したカプセルは、本発明による吸入器に使用することができる。
カプセルチャンバの外部形状は、本発明の目的に対して重要ではない。外部形状は、カプセルチャンバの位置、及び吸入器内でのその移動のいずれか又はカプセルチャンバ周りの吸入器の他の部分の移動によって判断される。
カプセルチャンバの内側形状は、吸入可能な薬剤用活性物質の使い捨てカプセルを収容するために2つの側面で開いたキャビティを含むように本発明により設計される。好ましくは、これら2つの開口部は、各反対端又はこれらの端部にすぐ隣接して設けられる。内側の形態は、例えば、好ましくは一様な円筒形又は立方形とすることができる。内側の構成は、シリンダに似ているのが好ましい。
カプセルチャンバの大きさは、カプセルの大きさに合わせたものである。一例として、典型的なカプセルの大きさの例をいくつか挙げてカプセルチャンバの大きさを以下に示す。
閉じたカプセルの全長:26.1±0.3mm、23.3±0.3mm、24.2±0.3mm、21.7±0.3mm、19.4±0.3mm、18.0±0.3mm、15.9±0.3mm、14.3±0.3mm、11.1±0.3mm。
カプセル本体の外径:9.55mm、8.18mm、7.36mm、7.34mm、6.63mm、6.07mm、5.57mm、5.05mm、4.68mm。
カプセルキャップの外面の直径:9.91mm、8.53mm、7.66mm、7.64mm、6.91mm、6.35mm、5.83mm、5.32mm、4.91mm。
市販されている標準的なカプセルはサイズ3であり、これは、少なくともドイツでは公知である。上述の入れ子式カプセルでは、上部の直径が5.83mm、下部の直径が5.57mmである。
本発明によるカプセルチャンバは、内面構造を有し、これは、それによって囲まれた内側キャビティを形成する。内側キャビティとは、設けられた表面構造により入り込まれることなくカプセルチャンバの内面と接触する幾何学的空間のことである。好ましくは、それは、表面構造内に収められる最大直径に相当する円柱空間である。
内側キャビティは、好ましくはカプセルの直径の1.1から2.5倍の直径を有する。好ましくは、その直径は、カプセルの直径の1.1から2.2倍、より詳細には、1.2から1.6倍である。カプセルチャンバの内側キャビティの長さは、カプセルの長さの1.02から2倍、好ましくは1.04から1.8倍、より詳細には、カプセルの長さの1.1から1.6倍である。チャンバの直径は、カプセルの長さよりも小さく、カプセルは、チャンバ内の長手方向に保持されて一方に傾くことはない。
既に強調したように、カプセルチャンバは、空気を取り入れる入口及び空気出口の2つの開口部を有する。空気入口の断面は、カプセルチャンバよりも小さく、カプセルチャンバのこの領域で空気流速が相対的に上がり、カプセル内の粉末は、ベルヌーイ効果により運ばれるようになっている。空気入口開口部は、チャンバ基部の中央に好都合に配置されている。
空気出口側には、穿孔プレート又は突出した構成要素のような他の装置があって、カプセルチャンバ内で移動するカプセルが空気出口を塞ぐのを防止し、又は形成されたカプセルの破片がマウスピースに吸い込まれるのを防止することができる。
穿孔プレートは、例えば、漏斗形結合部材の一部とすることができ、マウスピースに通じる吸入チャンネルの始まる部分に、穿孔プレートを備えた漏斗の縁がマウスピースの基部を形成するプレート形インサートに係合するように取り付けることができる。しかし、穿孔プレートはまた、結合部材の漏斗の縁とプレート形インサートのストップとの間にそれを押し込むことによって交換可能に固定することができる。
出口開口部として複数の開口部を設けてもよい。空気がカプセルチャンバから流出することができる断面は、薬剤成分を充填された空気が可能な限り妨げられずに流れ出ることができるように、全て箇所で空気入口開口部よりも大きいことが好都合である。空気出口開口部は、チャンバの上部の中央に配置されるのが好都合であるが、上部領域の1つの側面に配置されてもよい。
2つの開口部を準備することにより、空気の流れをカプセルチャンバを通して軸線方向に案内するように意図されている。
カプセルチャンバは、その長手方向軸線(カプセルチャンバ内部に関して)に沿った少なくとも1つの点に、カプセルチャンバ内に位置するカプセルに穴を開けるか又は切り開くための少なくとも2つの鋭いスパイク又はカッターを設けた切断装置用の開口部又はそれへの連結部を有する。好ましくは、少なくとも2つのそのような箇所があって、カッター又はスパイクがこれらの箇所をそれぞれ通ってカプセルに作用することができるようになっている。切断装置は、バネの圧力に抗してチャンバ内部に移動することができ、バネが取り付けられた作動ボタンによって作動される。
切断装置の先端又は刃先は、好ましくは、カプセルの上部又は下部領域に貫通することができるように配置される。カプセルチャンバの長さは、薬剤カプセルの長さに適応されるので、カッターは、好ましくはカプセルチャンバの上部又は底部の端部付近に位置することになる。カプセルチャンバの側壁は、その上部及び基部の領域に、スパイク又は刃先に面してスパイク又は刃先を貫通させるような半径方向の穴又は楕円の溝穴を有することができる。これらの穴/溝穴の大きさは、スパイク又は刃先の断面に合わされる。
好ましい実施形態では、切断装置のスパイク用ガイドは、密封プレートを含む。従って、吸入位置のカプセルチャンバと切断装置の間の密封は改善される。密封プレートを取り付けるバネには、切断装置用の作動ボタンをリセットするバネを使用することができる。
最後に、別の実施形態では、切断装置を作動させるためにレバーシステムが設けられる。このレバーシステムは、好ましくは、吸入器のハウジングの基部又は側部に取り付けられた作動ボタンによって作動される。レバーシステムは、ロッカー及びトグルレバーから成り、作動ボタンがロッカーの一端に作用し、ロッカーの他端がトグルレバーの一端を押すと、切断装置に固定されたトグルレバーの他端が切断装置を前方へ押すことになる。ロッカー及びトグルレバーは、好ましくは、ハウジングに固定されたホルダ内で軸線の回りを回転することができるように取り付けられる。
カプセルは、吸入過程のためにその両端付近で開けられるようになっている。カプセルの半球体のキャップは、その中央領域で破損されるべきではない。これは、カプセル又はカプセルのキャップが一種のバルブとして作用することから重要である。圧力状態のために、カプセルは、流入空気と反対の入口開口部方向へ引っ張られてそれを塞ぐことになる。使用者がマウスピースを吸い続けると、カプセルチャンバ内に吸引力が生じ、それによってカプセルは、流入空気と共に空気出口方向へ運ばれる。空気入口で形成された吸引力により、確実にカプセルは入口開口部方向へ再び引っ張られることになる。全過程は、患者がマウスピースを吸入し続ける限り間断なく繰り返され、カプセルを軸線方向に激しく振動させることになる。
従来技術で公知の粉末吸入器用のカプセルチャンバは、起伏のない内面を有する。本発明によれば、カプセルチャンバの内面の構造は、滑らかな表面とは異なっている。
これは、本発明の目的のために、単にカプセルチャンバの表面とも呼ばれる、カプセルチャンバの内面に隆起要素形態でカプセルからスペーサを形成することにより達成される。
スペーサは、表面から最も遠いその先端がカプセルを軸線方向に整列させ、チャンバ内のカプセルの軸線方向移動を促進するようなものである。同時に、スペーサは、カプセルを横方向に押し込むべきではないが、カプセルの僅かな横の移動を可能にすべきである。
スペーサの高さ(すなわち、基部と頂点の間のスペース)は、好ましくは0.1mmから5mm、より好ましくは、0.5mmから2mmである。
隆起要素は、カプセルチャンバ内でカプセルから等スペースであるのが好ましい。これらのスペースは、好ましくは0.1から1mm、より好ましくは0.2から0.5mmである。
隆起要素は、緩やかな波状の移行部と共に鋭い縁部を備えたリブの形態又はピンの形態とすることができる。これらの組合せもまた可能である。
これらの隆起要素の先端又は縁部は、最小の表面積を有するのが好ましい。
リブの場合、これらは、軸線方向、すなわちチャンバ内のカプセルの長手方向軸線に平行、横方向、すなわちカプセルの長手方向軸線に垂直、又はカプセルの長手方向軸線に対して斜めに配列することができる。「斜めに」という用語は、螺旋状に配置されたリブも含むものである。
リブが軸線方向に配列される場合、カプセルチャンバに少なくとも3つ又はそれ以上のそのようなリブがあるのが好都合である。好ましくは、9個よりも多くなく、最も好ましくは、この種のリブが6個よりも多くないことである。リブの長さは、カプセルが軸線方向に移動する時に妨げとならないようにカプセルを案内するように選択される。好ましくは、リブは、チャンバの全長に延びる。この場合、リブは、好ましくは三角形の断面を有し、三角形の1頂点がカプセルチャンバの内面から離れる方向を指している。この実施形態には、カプセルが軸線方向に移動中に大きな摩擦損失なくカプセルチャンバ内を案内されるという利点がある。リブには、他の幾何学形状もまた可能であり、例えば、半円又は矩形断面などを有するリブがある。
カプセルが軸線方向に配列されたリブ内で動かなくなることを防ぐために、これらのリブは、その配列が断面において回転対称にならないように構成することができる。言い換えれば、例えば、3つのリブがある場合、リブのうちの2つは、第3のリブに対するよりも互いに接近している。
リブが接線方向に配置されている場合、カプセル方向を向いている全ての縁部は、一様な円柱の形を描くべきである。カプセルチャンバのケーシングの表面の周りに延びているリブの場合、軸線方向に移動するカプセルがこの種のリブに移動を妨げられないようにリブ間のスペースを設計することが不可欠である。この場合、少なくとも2つのリブが好ましい。それらは、断面に柔らかな移行部、すなわち波状の表面を有するのが好ましい。この構造には、長手方向軸線に沿ったカプセルチャンバの断面が常に変化し、そのために空気がカプセルチャンバの長手方向軸線に沿って流れる時にカプセルを空にするのを助ける僅かな圧力変化を生じるという利点がある。
カプセルチャンバの更に別の実施形態は、上述のように波状の横方向パターンの付いた内面を含み、リブは、この表面上に軸線方向、すなわち波状に対して垂直に形成されている。これらのリブは、次に、リブの外縁がカプセルチャンバの中央の長手方向軸線と等距離になるように設計され、そのためにリブの外縁は、波状の表面ではなく、曲がっていない(長手方向軸線に平行な)表面を有する。
ピン形の隆起要素の場合には、これらが直線に配置されて任意的にリブに取って代わるか、又は不規則に配置することができる。このピンは、いずれにせよ、カプセルの軸線方向の移動が中断されず、一方、カプセルがその移動において案内されるように整列することになる。
本発明はまた、構造的に互いに接合された少なくとも2つのカプセルチャンバのアセンブリに関する。そのようなアセンブリは、例えば、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、又はそれ以上のカプセルチャンバを備えたマガジン又は回転式マガジンとすることができる。これらは、互いに円形、螺旋、又は渦巻状に配列され、カプセルチャンバの先端は、全て同じ方向を向いている。この先端とは、近くに又はそこに空気出口開口部が見られ、かつそこにカプセルの上部が当接する端部(カプセルの狭い端部)のことである。好ましくは、この種の回転式マガジンにおいては、カプセルチャンバは、円形又は螺旋状に配列される。
本発明によるカプセルチャンバは、適切な粉末吸入器に組み込むことができる。最も簡単な場合にカプセルチャンバ、空気入口開口部、空気を流すためにマウスピースに至る空気出口開口部、及び任意的にカプセルを開く装置を含む、本発明によるカプセルチャンバによってそのように変更された粉末吸入器もまた本発明の対象である。
チャンバ内で薬剤物質を混合された空気は、マウスピースを通って使用者の口へ入る。マウスピースは、ほぼ管状であり、任意的に幾分平坦になっているが、軸線上、又はチャンバの軸線に対して傾斜して、又はチャンバの軸線から横に外して配置することができる。
吸入器のマウスピースは、カプセルチャンバを含む吸入器の下に重なる構成要素(下部)に取付けたキャップの形態で構成することができる。このキャップは、吸入器の長手方向軸線に垂直に延びた軸線の回りをピボット回転することができるように、吸入器ハウジングの縁部にヒンジで取り付けられる。しかし、マウスピース及び吸入器ハウジングの下部はまた、従来的なプッシュ装着式結合部によって互いに固定することができる。いずれの場合も、一方では、カプセルチャンバ及び下部ハウジング部にある切断装置へのアクセス、また、穿孔プレートのような内側構成要素及び上部ハウジング部分(マウスピースキャップの)へのアクセスは、一般的に、2つの構成要素の取り外し可能性又はピボット回転可能性により実質的に容易になる。
使用済みカプセルを新しいものと交換するには、この種の実施形態では、マウスピースは上方にひっくり返されるか、又はマウスピースと下部ハウジング部の間のプッシュ装着式結合部が外される。カプセルチャンバは、その後自由にアクセス可能になり、空になったカプセルは取り除かれ、充填されたものを挿入することができる。装置は、その後、ひっくり返して閉じられるか又は押して閉じられる。
本発明による吸入器は、従来技術で公知の装置と比べて低い標準偏差でより確実に薬剤成分を送出することを可能にするものである。多くの装置と比較して、それはまた、いかなる塊もより良く粉砕するという付加的な利点を有する。実際に、カプセル内で微粉にされた薬剤成分は、塊を形成する傾向がある。薬剤成分は、できるだけ細かく分配されることが重要であるために、これらの塊は、治療上好ましくないものである。本発明による吸入器が使用される場合、塊は、実質的に破壊される。
好ましい吸入器は、DE3345722、WO91/02558、又はEP0911047の実施形態として上述のものである。ここでその節で説明した特徴を再び参照されたい。EP0911047に関連して上述の吸入器は特に好ましいものである。
DE3345722又はEP0911047の注釈によると、この種の吸入器では、本発明によるカプセルチャンバは1つだけ存在することが可能である。しかし、カプセルチャンバは、WO91/02558に説明されているように、カプセルチャンバマガジンの一部とすることができる。
この種の吸入器は、それぞれ1つのカプセルを入れた通常管状の複数のチャンバが付いた回転式マガジンを有する。マガジンは、その2つの開いた端部がプレートで覆われており、1つのプレートは、空気入口開口部を含み、その軸線方向に別のプレートが空気出口開口部を含む。マガジンは、これらのプレート内に回転可能に取り付けられているために、チャンバの1つを2つの開口部の間で定位置にピボット回転させることができ、このようにして吸入空気のための連続したチャンネルを形成する。吸入過程が終了した後、回転式マガジンは、次のチャンバが空気流通過チャンネルに入るまで更に回転する。2つのプレートのうちの1つは、例えば使用済みカプセルをチャンバから取り除くためにマガジンから分離することができ、そうでなければ、例えば補充のためにマガジン全体を取り外すことができる。
本発明のこの特徴に従って、回転式マガジンは、吸入器ハウジングに取外し可能に取り付けられる。回転式マガジン内のカプセルが使用された後は、回転式マガジン全体を取り替えるか又はカプセルを補充することができる。
吸入器ハウジングは、回転式マガジンを装着することができる中心から外して取り付けられたピンを有することができる。
回転式マガジンの位置を固定するために、それには、吸入器ハウジング内に配置されたバネ付きロッキングボルトに対して、カプセルチャンバに付随する凹部を設けることができる。凹部は、カプセルチャンバの1つが正確に空気入口と出口の間に位置した時にロッキングボルトがそこに単に係合するように配置される。
このようにして、回転式マガジンが吸入中に動かないことを保証することができる。ロッキングボルトを取り付けるバネは、バネ定数に関して選択されるべきであり、回転式マガジンの偶発的な回転は、ロッキングによって防止され、一方、より大きな力が加えられた場合には、回転式マガジンがロック位置から外れて回転することができるようになる。ロッキングボルトの自由端の円錐形状及び適切に形作られた凹部は、補助的な効果を有するものである。
ロッキングボルトは、好ましくは、カプセルチャンバの下に空気流通過チャンネルと同軸線上に配置され、基部において空気入口を同時に形成する貫通穴を有する。好ましくは、ロッキングボルトは、吸入器ハウジングの中央に取り付けられる。本発明の別の実施形態によると、ロッキングボルトは、他端が吸入器ハウジングに取外し可能に固定されたストッパに当接したバネによる作用を受け、また、空気流通過チャンネルの一部である中央貫通穴を有するものである。
好ましい実施形態では、基部においてロッキングボルトが係合する凹部は、カプセルチャンバの空気入口穴と同軸に、かつ基部を外側に向けた平坦な円錐台の形態に作られたケーシングのようにマガジンの基部プレートに配置される。すなわち、このような凹部は、空気入口穴を円錐形又は漏斗形に広げたものであり、広げられた区域は、ロッキングボルトに面している。広げられた部分によって作り出された傾きは、ロッキングボルトの上部の面取りした面にほぼ対応するものである。
好ましい実施形態では、これらの凹部は、円錐台のケーシングの基部上に、また基部プレート内にも、周りを囲むストップエッジを有し、これは、ロッキングボルトが対応する凹部に係合した時のロッキングボルトのヘッドに対する回転防止具又はストップとして作用する。このストップエッジのおかげで、マガジンは、ロッキングボルトが係合した状態でそれ以上回転することはできないことになる。
この実施形態の別の特徴に従って、上述のストップエッジは、円錐形の凹部、すなわち漏斗形広がり部の周囲の一部又は半分のみを占め、漏斗形広がり部の傾斜した壁が基部プレートの外部の中に滑らかに融合するので、ロッキングボルトが係合された時に一方向のマガジンの回転を防止するが他方向には回転を許すように配置されている。
別の好ましい実施形態では、凹部の1つだけが、凹部の周囲全体を占めるストップエッジを有し、ロッキングピンが係合すると、マガジンはこの凹部内で回転できなくなる。この位置は、次に、カプセルの全てが使用されたマガジンの最終位置と見なされる。この実施形態では、他の凹部の全ては、一方の側にあって一方向に有効である回転防止具を有するのみであり、従って、ロッキングが完了する上述の終了位置に到達するまで、マガジンは、使用されていないカプセルを含むカプセルチャンバが使用される方向には回転することのみ可能である。この最後のカプセルが使用された状態で、使用者は、次に、マガジンに新しいカプセルを詰めなければならないことを知ることになる。
別の好ましい実施形態では、ロッキングボルトがその上部停止位置にあって回転式マガジンが外れている時に、切断装置の作動ボタンの内側にあるストップまで延びるロッキングボルトに舌部を固定することができる。この位置で、この舌部は、切断装置に対する防壁として作用する。マガジンが挿入されると、ロッキングボルトは再び下方に押され、このようにして切断装置に対する防壁は取り除かれる。
切断装置の作動は、カプセルマガジンの回転運動に連結させることができ、従って、ボタンを押すとまずカプセルチャンバが正しい位置に置かれ、次に、切断装置が係合される。
回転式マガジンとそれに隣接する吸入器ハウジングの一部が、nをカプセルチャンバの数を示す整数とする時にn個の角度で構成された場合、吸入器ハウジング部分及び回転式マガジンの側面は、マガジンが正しい位置にある時には都合よく整列することができる。次に、チャンバが空気入口及び空気出口によって形成された空気チャンネルに位置するか否かを外側から直ちに判断することができる。
本発明によるカプセルチャンバの内面の構成の代替として、カプセルの外面もまたこの種の表面構造を有することができる。言い換えれば、本発明はまた、その機能においてカプセルチャンバの表面構造に対応する表面構造を有する吸入用カプセルを含むものである。従って、例えば、カプセルは、軸方向リブ、隆起要素、及び環状リングなどを有することができる。カプセルチャンバの内壁の表面の構成に関して上述した表面構造は、この場合にはカプセルの外面に「投影」される。仮に軸線方向のリブが、カプセルチャンバに対して、例えば三角形断面を有し、側面の1つが基部を形成するように表面上に配置され、頂点がカプセルに面しているように説明された場合、カプセルは、代わりにその外部に、カプセルチャンバの壁に向って面している軸線方向に配置されたリブを有するであろう。同じことがこの表面の他の実施形態にも当て嵌まる。
カプセル及び吸入器から成る本発明による吸入システムにおいて、好ましくは2つの要素うちの1つのみ、すなわち、カプセルチャンバ又はカプセル、好ましくはカプセルチャンバは、構造化表面を有するものである。
ここで図を参照して本発明をより詳細に以下に説明する。
図1は、3つの長手方向に配列されたリブ(3)を備えた本発明による円筒形カプセルチャンバ(1)の横断面を示している。カプセルチャンバ(1)には、吸入用の使い捨てカプセル(2)がある。
図2は、波状リブ(4)を備えた本発明による円筒形カプセルチャンバ(1)の長手方向断面を示している。壁の片側だけが示されている。
図3は、図2による実施形態を長手方向断面で示し、波状リブ(4)に直交する図1による長手方向の追加のリブ(3)を示している。
図4は、螺旋状に配列されたリブ(3)を備えた本発明によるカプセルチャンバ(1)を示している。
図5は、横断面が正方形で4つの長手方向リブ(3)を有する本発明によるカプセルチャンバ(1)を示している。
図6は、本発明によるカプセルチャンバが統合された吸入器が構成される方法を示している。任意的に2つの窓(6)を備えた下部(5)に、カプセルチャンバ(1)に結合されたプレート(7)が配置されている。カプセルチャンバ(1)内のカプセルは、特別に鋭利にされた2つのスパイクを備えたボタン(8)によって開けられ、このボタンをバネ(9)の圧力と反対方向に押され、それによってチャンバ内のカプセルを2箇所で切って開く、又は穴を開けるように構成されている。使用者が上部(11)に結合されたマウスピース(10)を使ってこの装置から吸入する時、空気は下部(5)から入り、そこから下端にある本発明によるカプセルチャンバ(1)内に進んでいく。装置は、蓋を閉じると埃が装置内に入らないように、下部(5)、プレート(7)、及び上部(11)にヒンジ結合された蓋(12)によって閉められる。プレート(7)には、任意的に、盲穴形式のカプセルホルダがある場合もある。穴付きプレート(34)があり、これは、マウスピースの開口部に至るマウスチューブ(10)又は吸入チャンネルの下端に固定され、吸入器が閉じた位置にある時には、カプセルチャンバ(1)の空気出口穴を覆っているのが有利である。図示していないが、プレート(7)の方を向いている、マウスチューブ(10)又は上部(11)の側面に設けられた任意的なスナップ装着式フックがあり、これは、プレート(7)に係合することができる。この場合、プレート(7)は、適切な態様においては、相補的な装置(凹部又は穴)を有する。突出部又はスナップ装着式フックを、例えば、プレート(7)が下部に係合することができるように、プレート(7)に横方向に設けてもよい。マウスピース(10)又は上部(11)をプレート(7)に係合するため又はプレート(7)を下部(5)に係合するための上述の装置は、個々の要素が再び互いから容易に分離することもできるようなものである。更に、閉じた位置でボタン(8)の上方に位置する蓋(12)の点に突起を形成することができ、従って、この突起がボタン(8)上部にある凹部に係合してボタン(8)を妨害し、従って、閉じた位置でボタン(8)を圧迫することはできない。これによって、カプセルがカプセルチャンバに挿入された状態で、それが早期に不用意に穿孔されることが防止される。
図7:図7a、7b、及び7cに示されているように、回転式マガジン付き吸入器は、基本的に、吸入器ハウジング(11)の上縁に軸線(13)の周りにピボット回転可能なように横方向にヒンジ結合されたマウスピース(10)を備えた吸入器ハウジング(5)と、カプセルを収容するための本発明によるチャンバ(1)を備えた回転式マガジン(14)とから成るものである。回転式マガジン(14)は、吸入器ハウジング(5)から偏心して取り付けられたピン(15)に装着することができる。回転式マガジン(14)が押された後に、マウスピース(10)は、ハウジングのキャップとしてのその通常の位置に移動され、吸入器は、使用待機状態となる。カプセル(図示せず)は、この時点でボタン(8)を押すことにより穿孔することができる。図7cから分るように、この場合の回転式マガジン(14)は、カプセル(図示せず)を収容するための6つのチャンバ(1)を有する。各チャンバ(1)の基部は、空気入口穴(16)を有する。更に、回転式マガジン(14)は、ピン(15)のための軸方向ガイド(17)を有する。
図7dから分るように、吸入器は、吸入チャンネル(18)の下に取り付けられたチャンバ(1)に隣接して、ボタン(8)によって作動される切断装置(19)を有する。この切断装置(19)には、このチャンバ(1)の上部及び下部内に半径方向にそれぞれ挿入することができる2つのスパイク(20)があり、回転式マガジンの外壁は、スパイク(2)の挿入を助けるために、弱くした又は壊れやすい領域(21)を適切な点に有するものである。スパイク(20)は、チャンバ(1)内に位置するカプセルをその上端及び下端近くで開ける役割を有する。回転式マガジン(14)はまた、ロッキングボルト(24)が、対応するチャンバ(1)が吸入器ハウジングの空気入口又は吸入チャンネル(18)と同軸になるとすぐに係合することができる円錐形凹部を穴(22)の下に有するものである。ロッキングボルトもまた、凹部(23)に係合するその端部で円錐形に形成されている。反対側の端部では、それは、吸入器ハウジングに取外し可能に固定されたストッパ(27)を担持するバネ(26)によって作用される。このストッパは、ロッキングボルトと同様に、空気入口(25)として作用する中央貫通穴を有している。
回転式マガジン(14)を定位置にして吸入器を準備するために、このマガジンは、基部の穴(22)又は円錐形凹部(23)が空気入口開口部(25)と同軸上に整列する位置にチャンバの1つが運ばれるように回転される。チャンバ(1)の位置決めは、ロッキングボルト(24)が凹部(23)に係合することによって容易になる。ボルトが係合した後に、チャンバ(1)内の空気入口開口部(25)及び基部開口部(22)は一線に整列する。カプセルのキャップは、基部開口部(22)上に位置してそれを塞ぐことになる。バネ(9)の力に対抗するボタン(18)の作動により、刃先(20)がチャンバ(1)に向けて半径方向に移動され、まず薄くされた領域(21)に穴を開け、又は回転式マガジンの側壁にある対応する開口部に入り、最後にカプセルの端部近くの上部及び底部でカプセルを開ける。カプセルの半球体のキャップは破壊されない。
次に、マウスピース(10)を通して空気が吸い込まれると、ハウジング(5)の基部開口部(28)及び空気入口(25)からチャンバへ流れ込む空気は、カプセルを激しく振動させ、カプセル内の粉末に乱流を生じ、それと混ざって最終的に吸い込まれる。マウスピース(10)は、ほぼ管状の構成であるが、口の形に適応させて平坦にすることもできる。同様に、図示の実施形態の代替として、マウスピースは、軸線方向に又はチャンバの軸線に対して傾斜して配置されるか、又はチャンバの軸線から横方向にオフセットして配置することができる。
基部において、マウスピース(10)には、ほぼ中実のプレート状インサート(29)を設けることができる。このプレート状インサート(29)もまた穿孔を有するものである。更に、吸入チャンネル(18)の始点は、カプセル又はカプセルの破片がマウスピースの吸入チャンバ(18)内に吸い込まれるのを防止するためのスクリーンで覆うことができる。代替的に、突出物をこの箇所の壁面に設けてカプセルを引き止めることができる。穿孔されたプレートは、次に、好ましくはプレート状インサート(29)の中央部に配置され、好都合な態様においては、通過気流を囲むプレート(29)上のストップ(30)と漏斗形の結合部材(31)の縁部との間にクランプ締めされ、それは、吸入チャンネル(18)の始点(32)に、漏斗の縁部がプレート状インサート(29)に面してそれと係合するように装着されている。代替的に設けられた突出物もまた、この点に配置することができる。
図8に示すような本発明による吸入器の実施形態は、互いに装着された下部(5)及びマウスピース(10)から成るものである。この下部は、空気入口に結合してカプセルチャンバ(1)に至る空気入口チャンネル(25)を収容している。切断装置(19)は、バネ要素(9)によってその通常位置に保たれている。マウスピース(10)は、カプセルチャンバ(1)を収容する。本発明によるその内面構造は示されておらず、図6及び7にも示されていない。カプセルの遊びを制限する突出物(33)は、カプセルチャンバの延長部の中に突出している。穿孔したプレート(34)は、カプセルチャンバの境界を形成し、例えば、カプセルの破片が吸入されるのを防ぐものである。吸入器は、バネ要素(35)の圧力に対抗して軸線方向に圧縮することができ、下部の上縁は位置(36)に達することになる。この位置において、切断装置(19)の刃又は針(20)は、開口部(21)を通ってカプセルチャンバ(1)内に貫通し、そこに固定されたカプセルを開ける。
図8による吸入器を使用するために、下部(5)とマウスピース(10)を引き離し、カプセルを挿入し、吸入器の2つの部分を互いに嵌め込む。バネ要素(35)に対抗して位置(36)に押し戻された後に、切断装置が作動され、再び解除される。バネ要素(35)の圧力下では、吸入器は、図8に示す最初の位置まで回転する。カプセル(図示せず)からの活性物質調剤は、この時点でマウスピース(10)を通して呼吸することにより吸入することができる。
長手方向に取り付けられた3つのリブを有する本発明による円筒形カプセルチャンバを通した断面図である。 波状のリブを有する本発明による円筒形カプセルチャンバの壁を通した長手方向断面図である。 本発明による円筒形カプセルチャンバの壁を通した長手方向断面図として、図1による実施形態に関連して図2による実施形態を示す図である。 螺旋状に取り付けられたリブを有する本発明によるカプセルチャンバを示す図である。 正方形断面を有する本発明によるカプセルチャンバを示す図である。 本発明によるカプセルチャンバを有する吸入器を示す図である。 本発明による複数のカプセルチャンバを収容する回転式マガジンを有する粉末吸入器を示す図である。 本発明による複数のカプセルチャンバを収容する回転式マガジンを有する粉末吸入器を示す図である。 本発明による複数のカプセルチャンバを収容する回転式マガジンを有する粉末吸入器を示す図である。 本発明による複数のカプセルチャンバを収容する回転式マガジンを有する粉末吸入器を示す図である。 互いに対して移動可能な上部及び下部を有する粉末吸入器を示す図である。

Claims (12)

  1. 粉末吸入器のためのカプセルチャンバであって、
    医薬的に活性な吸入可能成分のための使い捨てカプセルを収容するために両側で開いたキャビティの形態を有し、前記粉末吸入器とともに使用されるカプセルが、チャンバの一側面の空気入口から他方の側面の空気出口までの気流により移動又は振動可能であるように、内側キャビティの直径が前記カプセルの直径よりも1.1から2.5倍まで大きく、前記内側キャビティの長さが前記カプセルの長さよりも1.02から2倍まで大きい粉末吸入器のためのカプセルチャンバであって、
    カプセルチャンバの内面は、隆起要素の形態のカプセルのためのスペーサを含んでおり、
    前記カプセルが横方向の移動が拘束され、かつ、前記カプセルは本質的にその長軸に沿って前後にのみ移動可能であるように、前記スペーサは、針、ピン、又は、波状隆起要素として、軸線方向、横方向、及び/又は、螺旋状に延びるリブとして構成されており、
    前記カプセルからスペーサの頂点までのスペースは、0.1から1mm、好ましくは0.2から0.5mmである、
    ことを特徴とするカプセルチャンバ。
  2. 前記スペーサが形成された表面から前記スペーサの最も外側の点までのスペースは、0.1mmから5mm、好ましくは0.5mmから2mmである、
    請求項1に記載のカプセルチャンバ。
  3. 前記スペーサは、軸線方向リブとして構成されている
    請求項1又は2に記載のカプセルチャンバ。
  4. 前記リブの互いのスペースが、全て、同じではない、
    請求項1に記載のカプセルチャンバ。
  5. 前記リブの断面は、三角形である、
    請求項1に記載のカプセルチャンバ。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の少なくとも2つのカプセルチャンバから成るアセンブリ。
  7. 前記アセンブリは、回転式マガジンである請求項に記載のアセンブリ。
  8. 前記アセンブリは、2つの隣接するカプセルチャンバが互いに平行に整列し、その下端及び上端の各々が平面内に位置するように互いに円形又は螺旋構成に配置された2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、又は、30個のカプセルチャンバを有する回転式マガジンである、
    請求項に記載のアセンブリ。
  9. 空気出口開口部に接続したマウスピースを有する上部ハウジング部、及び、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のカプセルチャンバ、又は、請求項又は請求項のいずれか1項に記載のアセンブリを有する下部ハウジング部から成る粉末吸入器であって、 1つ又は複数のカプセルチャンバが、空気入口開口部及び空気出口開口部を有する、
    ことを特徴とする粉末吸入器。
  10. 開口部を通って前記カプセルチャンバ内に挿入することが可能な少なくとも2つの鋭いスパイク、及び/又は、カッターを装着した切断装置を有することを特徴とする請求項に記載の粉末吸入器。
  11. (a)先端が開口したカップ状の下部、(b)前記下部の前記開口部を覆うプレートであって、前記カプセルを開けるための2つの鋭いスパイク、又は、カッターを含んでバネに対抗して移動可能なボタンが設けられた上述の種類のカプセルチャンバが前記プレートと垂直に形成されたもの、(c)粉末エアゾールを運ぶことができるように前記カプセルチャンバに接続されたマウスチューブを有する上部、及び、(d)蓋によって特徴付けられ、前記要素(a)、(b)、(c)、及び、(d)は、それらを互いに対して前後にひっくり返すことができるように共通のヒンジ要素によって互いに接合されている、
    請求項9又は10に記載の粉末吸入器。
  12. 粉末吸入器がカプセルチャンバのマガジンを収容している、
    請求項9又は10に記載の粉末吸入器。
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