JP4895730B2 - 運行状況記憶装置および画像データ記憶方法 - Google Patents

運行状況記憶装置および画像データ記憶方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4895730B2
JP4895730B2 JP2006239115A JP2006239115A JP4895730B2 JP 4895730 B2 JP4895730 B2 JP 4895730B2 JP 2006239115 A JP2006239115 A JP 2006239115A JP 2006239115 A JP2006239115 A JP 2006239115A JP 4895730 B2 JP4895730 B2 JP 4895730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
speed
vehicle
acceleration threshold
lateral acceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006239115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008056209A (ja
Inventor
靖彦 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP2006239115A priority Critical patent/JP4895730B2/ja
Publication of JP2008056209A publication Critical patent/JP2008056209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4895730B2 publication Critical patent/JP4895730B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、車両の運行状況を記憶する運行状況記憶装置および運行状況記憶装置における画像データ記憶方法に関する。
この種運行状況記憶装置にあっては、たとえば、車両に設置されるカメラと、車両の加速度を検出する加速度センサと、カメラが撮影した画像を常時記憶する第1の記憶手段と、加速度データが閾値を一定時間以上継続して超える場合にこれを条件(トリガ)とし、第1の記憶手段に記憶していた画像を読み込んでトリガ検出前後の画像を記憶する第2の記憶手段を備えて構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
上記した従来の運行状況記憶装置では、RAM等の記憶装置に常時画像データ等を蓄積しておき、加速度センサで検出する加速度が閾値を超える場合にこれをトリガとしてRAM等の記憶装置に記憶させていた画像データを他のメモリに記憶させる方式を採用し、車両事故発生時の画像データおよび加速度データを運行履歴データとして記憶することができる。
また、車両事故を未然に防ぐことを目的として、車両事故に至らずとも車両事故を招く恐れのある運転状況を把握したい要望があり、特に、運行履歴データをタクシーや鉄道等の事業用車両等の運行管理に役立てたいといったニーズもあるので、上記閾値を車両事故時に見込まれる加速度の値より低い値とし、上記運行履歴は、車両事故発生時のみ取得されるのではなく、車両が事故に遭遇するか否かに関わらず、多数の運行履歴が記憶装置内に記憶されることになる。
したがって、この運行状況記憶装置は、車両事故発生時の運行履歴データ、すなわち、画像や衝撃等のデータ以外にも、旋回時のスピードの出しすぎや事故に到らないまでも急ブレーキをしたときに検出される加速度も上記閾値を超えるようにしておいて、運転中にヒヤッとしたりハッとしたりする運転状況、いわゆるヒヤリハットの画像データも記憶装置内に記憶するようにし、車両事故の当事者や目撃者の証言に加えて事故発生当時の画像や衝撃等のデータから客観的に事故原因を究明といった本来の目的に加えて運行管理に役立つようにしている。
特開2005−165805号公報(段落番号0020〜0033,図1)
しかしながら、このように、上記閾値を低く設定すると、特に走行状況に問題が無い場合、たとえば、車両が路面の段差や突起に乗り上げるような場合にもトリガが検出されたりするような事態となって、記憶装置内に記憶される画像データ等が膨大な量となってしまいかねず、記憶装置の記憶容量によっては、事故時の画像データを記憶する前に記憶容量をオーバーして肝心の事故時の画像データを記憶させることができなくなってしまう場合がある。
また、運行履歴を参照したり解析したりする運行管理作業等を行う際には、運行履歴データの中でも、特に、運行状況記憶装置のユーザは、車両事故につながる可能性のある運行履歴データを解析、参照したいが、上記したように、運行履歴データが膨大となってしまうため、注目すべき運行履歴データにいち早くアクセスすることが困難となり、さらには、いちいち一つずつ運行履歴データの中身を確認しなくてはならないので、上記運行履歴データ参照・解析作業や運行管理作業が非常に煩雑となってしまう。
そこで、本発明は、上記した不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、重要度の高い画像データを選別して記憶装置に記憶させることが可能な運行状況記憶装置および画像データ記憶方法を提供することである。
本発明の課題解決手段における運行状況記憶装置は、車両に設置されるカメラと、上記車両の前後加速度および横加速度を検出する加速度検出手段と、検出した前後加速度の絶対値が前後加速度閾値を超えることおよび検出した横加速度の絶対値が横加速度閾値を超えることのいずれか一方を満たすことを条件として上記カメラが上記条件を満たした時刻に撮影した画像データを含む画像データを記憶する記憶手段とを備えた運行状況記憶装置において、上記前後加速度閾値は上記車両の速度に応じて変更され、上記横加速度閾値は上記車両の速度の上昇により小さくなることを特徴とする。
また、本発明の課題解決手段における画像データ記憶方法は、車両に設置されるカメラが撮影した画像データを、加速度検出手段が出力する前後加速度の絶対値が前後加速度閾値を超えることおよび横加速度の絶対値が横加速度閾値を超えることのいずれか一方を満たすことを条件として記憶手段に記憶させる運行状況記憶装置における画像データ記憶方法において、上記車両の速度を得て速度に応じて前後加速度閾値を変更する前後加速度閾値変更ステップと、上記車両の速度を得て速度に応じて横加速度閾値を変更する横加速度閾値変更ステップとを含み、上記横加速度閾値は車両の速度の上昇により小さくなることを特徴とする。
本発明の運行状況記憶装置および画像データ記憶方法によれば、前後加速度閾値を速度に対応させて変更するので、車両が危険な状態に無い場合にも、頻繁に事故あるいはヒヤリハットとして判断してしまうということが防止され、記憶手段に不必要な画像データを記憶させる不具合を解消することが可能となる。さらに、車両の速度の上昇により横加速度閾値が小さくなるように変更されるので、車両の速度が低い場合には、横加速度閾値を大きく設定することができ、車両の速度が低い場合における不必要な画像データの記憶を防止することに加えて、車両の速度が高い場合において、事故やヒヤリハットを検出できなくなる不具合もない。
したがって、記憶手段内に記憶される画像データ等が膨大な量となってしまうようなことが回避され、事故時の画像データを記憶する前に記憶容量をオーバーして肝心の事故時の画像データを記憶させることができなくなってしまうことがない。
また、記憶手段に記憶動作させる機会が従来装置より少なくなるから、記憶手段の寿命を長寿命化することができるとともに、記憶動作に消費する電力も少なくなり、運行状況記憶装置を省電力化することが可能となる。
そしてさらに、記憶手段に蓄積される画像データを含む運行履歴データは特に重要と思しきデータのみとなるから、後に運行履歴データの参照等を行うユーザは、不要なデータを参照する手間が省け、運行履歴データを必要なものと不要なものとに選別する無駄か無くなることになるので、運行履歴データ参照・解析作業や運行管理作業が容易となりユーザの負担を軽減することが可能である。
また、不要なデータが記憶手段に記憶されることが防止されることになるから、複数の運行履歴データから特に重要度が高い運行履歴データのピックアップも容易となる。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1は、一実施の形態における運行状況記憶装置を車両に搭載した図である。図2は、一実施の形態における運行状況記憶装置のシステム構成を示す図である。図3は、前後加速度閾値を一定とした場合において、前後加速度閾値を超えた前後加速度と速度との関係を示した図である。図4は、速度をパラメータとして作成した前後加速度閾値のマップを示す図である。図5は、横加速度閾値を一定とした場合において、横加速度閾値を超えた横加速度と速度との関係を示した図である。横加速度の発生状況を速度別に示した図である。図6は、速度をパラメータとして作成した横加速度閾値のマップを示す図である。図7は、一実施の形態における運行状況記憶装置のハードウェア資源の構成を示す図である。図8は、運行状況記憶装置における画像データ記憶方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図1に示すように、一実施の形態における運行状況記憶装置は、車両Vに設置されるカメラ1と、車両Vに作用する加速度を検出する加速度検出手段2と、記憶手段を備えた制御部3とを備えて構成されている。
以下、詳細に説明すると、カメラ1は、CCD(電荷結合素子、図示せず)とレンズ(図示せず)を備えており、CCDカメラとして構成され、車両Vの前方を撮影可能なように車両Vに設置されている。なお、カメラ1は、たとえば、車両Vの前方以外にも後方や側方を撮影可能なように、車両Vに複数設置されるようにしてもよい。
そして、このカメラ1は、車両Vの前方である撮影範囲を常時撮影し続け、この撮影した画像を電気信号に変換して制御部3へ出力するようになっている。なお、画像については広義に解釈しており、画像には、静止画像の他、動画も含まれる。また、カメラ1はCCDカメラとして構成される以外にもCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を利用したカメラを使用することが可能である。
また、加速度検出手段2は、具体的には加速度センサとされており、基本的には、車両Vの前後左右の2軸の加速度Gx,Gyを検知することができるものであればよく、より多くの運行情報を得たい場合には、車両Vの上下方向の加速度を検知できる3軸の加速度センサを用いるようにしてもよい。また、加速度検出手段2には、具体的には、たとえば、圧電式、半導体ピアゾ抵抗式、静電容量式、その他の種々の加速度センサを用いることが可能である。
そして、この加速度検出手段2は、所定のサンプリング周期、たとえば、10ms(ミリ秒)の周期で車両Vの前後左右の2軸の加速度Gx,Gyを検出して、アナログの電圧信号である加速度信号を出力し、この加速度信号はデジタル信号に変換されて制御部3へ入力される。
さらに、この実施の形態では、車両Vの速度aを検出する速度検出手段4が設けられており、この速度検出手段4は、具体的には、速度センサとされている。この速度センサは、ロータリエンコーダ等とされ、速度aに応じたパルス信号(車速パルス)を制御部3に出力するようになっている。なお、速度検出手段4としては、車速パルスから演算して速度aを得る以外にも、GPS(Global Positioning System)受信装置を備えている場合には、これを速度検出手段4として、このGPS受信装置から得られる位置データから速度aを得るようにしてもよい。
そして、制御部3は、図2に示すように、カメラ1が撮影した画像を処理する画像処理部31と、画像処理部31が出力する画像データと加速度検出手段2が検出する車両Vの前後方向の前後加速度データおよび車両Vの横方向の横方向加速度データ、さらには、速度検出手段4が検出する速度データを常時記憶する副記憶手段32と、加速度検出手段2が検出した前後加速度データと横加速度データを処理して画像データを記憶手段34に記憶させるか否かを判断する判断部33と、副記憶手段32内に蓄積された画像データから所定の画像データを抽出して記憶する記憶手段34とを備えて構成されている。
画像処理部31は、常時作動のカメラ1が撮影した画像を動画として取り込み、この動画から所定のフレームレートで静止画像を切り取り、この静止画像を所定の圧縮形式、たとえば、JPEGやGIF等の圧縮形式の画像データを生成する。なお、フレームレートを大きくしすぎると、1秒間に生成される画像データの容量が大きくなりすぎて、大容量の記憶装置が必要となることから、車両事故時の検証に画像データが不足することにならない程度、具体的にはたとえば、5〜10フレーム毎秒程度に設定されている。
つづいて、副記憶手段32は、画像処理部31が出力する画像データと、同画像データが得られた時刻における加速度データと速度データとを記憶するが、記憶する際には、画像データと、画像データが得られた時点の加速度データおよび速度データとが対応可能なように関連付けを行って記憶する。
具体的には、この画像データ、加速度データおよび速度データは、副記憶手段32に記憶される際に、それぞれ日付と時刻に関連付けられて記憶される。なお、副記憶手段32に記憶される上記画像データ、前後加速度および横加速度のデータおよび速度データは、一定量蓄積されると古いデータから順に削除されるか一括して削除されて、新しいデータに更新されるようになっている。
そして、判断部33は、加速度検出手段2が検出した前後加速度Gxおよび横加速度Gyを取り込み、前後加速度Gxの絶対値が前後加速度閾値αを超えることおよび横加速度Gyの絶対値が横加速度閾値βを超えることのいずれか一方を満たすことを条件として、この条件を満たしているか否かを判断し、条件を満たしている場合には、副記憶手段32が記憶している画像データのうちカメラ1が上記条件を満たした時刻に撮影した画像データを含む画像データを抽出してこれを一纏まりの運行履歴データとして記憶手段34に記憶させ、逆に、満たしていない場合には、記憶手段34に画像データを記憶させない。
すなわち、判断部33は、前後加速度Gxの絶対値が前後加速度閾値αを超えても、横加速度Gyの絶対値が横加速度閾値βを超えても、記憶手段34にカメラ1が上記条件を満たした時刻に撮影した画像データを含む画像データである運行履歴データを記憶させることになる。
したがって、上記した条件を満たすか否かの判断においては、車両Vの前後方向の前後加速度Gxの絶対値と前後加速度閾値αの比較と、車両Vの横方向の横加速度Gyの絶対値と横加速度閾値βの比較を行うことになる。
そして、上記判断に必要となる前後加速度閾値αおよび横加速度閾値βは、互いに独立した値であり、基本的には、旋回時のスピードの出しすぎや事故に到らないまでも急発進、急停車、急旋回や横滑り等の車両事故を招く恐れがある運転状況と判断されうる状況で車両Vに作用すると想定される加速度の絶対値、すなわち、運転中にヒヤッとしたりハッとしたりする運転状況にある場合に車両Vに作用すると想定される加速度の絶対値に設定される。
しかし、このように設定された前後加速度閾値αが一定である場合、図3に示すように、速度aが低い場合には、路面上の突起や凹凸等の段差を車両Vが乗り越える時の前後加速度Gxの絶対値が前後加速度閾値αを超えることがあまり無いが、速度aが高くなる場合には、同じ路面上の突起や凹凸等の段差を乗り越える際の車両Vが乗り越える時の前後加速度Gxの絶対値が前後加速度閾値αを超えるようになることが頻繁することになる。なお、図3において、走行に特に問題が無い場合であっても、一定の値をとる前後加速度閾値αを超えて検出された前後加速度Gxをプロットしたものである。
このように、車両Vの速度aが高くなればなるほど、車両Vの段差乗り上げ時の前後加速度Gxの絶対値は大きくなる傾向を示し、車両Vの速度aが高くなる場合には、判断部33が、車両Vが危険な状態に無い場合にも、頻繁にこれを事故あるいはヒヤリハットとして判断して記憶手段34に画像データを記憶させることになってしまう。
そこで、この実施の形態における運行状況記憶装置では、前後加速度閾値αを車両Vの速度aに応じて変更するようにしている。詳しくは、図4に示すように、速度aが高くなると、判断部33は、前後加速度閾値αを大きくするように変更し、変更後の前後加速度閾値αと検出される前後加速度Gxの絶対値とを比較して条件成就の判断を行う。
したがって、具体的にはたとえば、前後加速度閾値αは、速度aに基づいて、図4に示す速度aをパラメータとして作成したマップを参照して求められ、図示したところでは、車両Vの速度aが時速30km程度までの低速領域にある場合には、4.4m/s程度に設定され、速度aが低速領域を脱して時速30kmから50km程度までの中速領域にある場合には速度aに比例して増大するように変更され、速度aが時速50kmを超えるような高速領域にある場合には12m/s程度にというように設定される。また、前後加速度閾値αの設定に関して、SI単位系ではないが重力加速度を示すGを単位として表現されるようにしてもよく、このような単位で上記の設定を示す場合、上記前後加速度閾値αは下限値0.45G程度から上限値1.15G程度に速度aに応じて変更される。
なお、前後加速度閾値αを、速度aに完全に比例させて変更すること、すなわち、α=k・a(kは任意の定数)で演算して算出される値に変更するようにしてもよいが、ヒヤリハット時に低速領域内で検出される可能性のある前後加速度Gxと高速領域内で検出される可能性のある前後加速度Gxの絶対値をそれぞれ前後加速度閾値αの下限値と上限値としておくことで、確実に、事故およびヒヤリハット時の画像データを記憶手段34内に記憶させることができる。
そして、このように、前後加速度閾値αを速度aに対応させて変更するので、上述のように速度aが高くなると、事故やヒヤリハット時以外の状況でも絶対値が大きくなる傾向を示す前後加速度Gxによって、車両Vが危険な状態に無い場合にも、頻繁にこれを事故あるいはヒヤリハットとして判断してしまうということが防止され、記憶手段34に不必要な画像データを記憶させる不具合を解消することが可能となる。
したがって、記憶手段34内に記憶される画像データ等が膨大な量となってしまうようなことが回避され、事故時の画像データを記憶する前に記憶容量をオーバーして肝心の事故時の画像データを記憶させることができなくなってしまうことがない。
また、記憶手段34に記憶動作させる機会が従来装置より少なくなるから、記憶手段の寿命を長寿命化することができるとともに、記憶動作に消費する電力も少なくなり、運行状況記憶装置を省電力化することが可能となる。
そしてさらに、記憶手段34に蓄積される画像データを含む運行履歴データは特に重要と思しきデータのみとなるから、後に運行履歴データの参照等を行うユーザは、不要なデータを参照する手間が省け、運行履歴データを必要なものと不要なものとに選別する無駄か無くなることになるので、運行履歴データ参照・解析作業や運行管理作業が容易となりユーザの負担を軽減することが可能である。
また、不要なデータが記憶手段34に記憶されることが防止されることになるから、複数の運行履歴データから特に重要度が高い運行履歴データのピックアップも容易となる。
さらに、本実施の形態における運行状況記憶装置にあっては、車両Vの速度aの上昇により前後加速度閾値αが大きくなるように変更されるので、車両Vの速度aが低い場合には、前後加速度閾値αを小さく設定することができ、車両Vの速度aが高い場合における不必要な画像データの記憶を防止することに加えて、車両Vの速度aが低い場合において、事故やヒヤリハットを検出できなくなる不具合もない。
そしてさらに、加速度センサが出力するノイズによってもトリガが検出されたり、また、車両が路面の段差や突起に乗り上げるような場合にもトリガが検出されたりするような事態も回避される。
つづき、この運行状況記憶装置にあっては、横加速度閾値βをも車両Vの速度aに応じて変更するようにしている。この点につき説明すると、図5に示すように、速度aが高い場合には、旋回時にはある程度の大きさの横加速度Gyを検出するものの、基本的には、速度aが低い場合に発生する道路から店舗へ侵入するような状況や路面上の大きな段差を乗り越える状況が無いので、頻繁に大きな横加速度Gyを検出するのは、実際には車両Vの速度aが低い場合である。なお、図5において、走行に特に問題が無い場合であっても、一定の値をとる横加速度閾値βを超えて検出された横加速度Gyをプロットしたものである。
そして、横加速度閾値βが一定である場合、車両Vの速度aが低い場合に、横加速度Gyの絶対値が横加速度閾値βを超えるようになることが頻繁することになる。
このように、車両Vの速度aが低い状況ほど、横加速度Gyの絶対値は大きくなる傾向を示し、車両Vの速度aが低い場合には、判断部33が、車両Vが危険な状態に無い場合にも、頻繁にこれを事故あるいはヒヤリハットとして判断して記憶手段34に画像データを記憶させることになってしまう。
そこで、この実施の形態における運行状況記憶装置では、横加速度閾値βを車両Vの速度aに応じて変更するようにしている。詳しくは、速度aが低くなると、図6に示すように、判断部33は、前後加速度閾値αとは逆に横加速度閾値βを小さくするように変更し、変更後の横加速度閾値βと検出される横加速度Gyの絶対値とを比較して条件成就の判断を行う。
したがって、具体的にはたとえば、横加速度閾値βは、速度aに基づいて、図6に示す速度aをパラメータとして作成したマップを参照して求められ、図示したところでは、車両Vの速度aが時速30km程度までの低速領域にある場合には、11m/s程度に設定され、速度aが低速領域を脱して時速30kmから50km程度までの中速領域にある場合には速度aに比例して減少するように変更され、速度aが時速50kmを超えるような高速領域にある場合には5m/s程度にというように設定される。また、横加速度閾値βの設定に関して、SI単位系ではないが重力加速度を示すGを単位として表現されるようにしてもよく、このような単位で上記の設定を示す場合、上記横加速度閾値βは下限値0.5G程度から上限値1.15G程度に速度aに応じて変更される。
なお、横加速度閾値βを、速度aに完全に比例させて変更すること、すなわち、β=m・a(mは任意の定数)で演算して算出される値に変更するようにしてもよいが、ヒヤリハット時に低速領域内で検出される可能性のある横加速度Gyと高速領域内で検出される可能性のある横加速度Gyをそれぞれ横加速度閾値βの上限値と下限値としておくことで、確実に、事故およびヒヤリハット時の画像データを記憶手段34内に記憶させることができる。
そして、このように、横加速度閾値βを速度aに対応させて変更するので、上述のように速度aが低くなると、事故やヒヤリハット時以外の状況でも絶対値が大きくなる傾向を示す横加速度Gyによって、車両Vが危険な状態に無い場合にも、頻繁にこれを事故あるいはヒヤリハットとして判断してしまうということが防止され、記憶手段34に不必要な画像データを記憶させる不具合を解消することが可能となる。
したがって、前述の前後加速度閾値αの速度aに応じて変更することに加えて、横加速度閾値βを速度aに対応させて変更するので、記憶手段34内に記憶される画像データ等が膨大な量となってしまうようなことが確実に回避され、事故時の画像データを記憶する前に記憶容量をオーバーして肝心の事故時の画像データを記憶させることができなくなってしまうことをより確実に回避することができる。また、前後加速度閾値αの速度aに応じての変更と横加速度閾値βの速度aに応じての変更を併用することによって、記憶手段34に記憶動作させる機会が従来装置より飛躍的に少なくなるから、より一層、記憶手段の寿命を長寿命化することができるとともに、記憶動作に消費する電力も少なくなり、運行状況記憶装置を省電力化することが可能となる。
そしてさらに、記憶手段34に蓄積される画像データを含む運行履歴データはより確実に重要データのみとなるから、後に運行履歴データの参照等を行うユーザは、不要なデータを参照する手間が省け、運行履歴データを必要なものと不要なものとに選別する無駄無くなることになるので、運行履歴データ参照・解析作業や運行管理作業が容易となりユーザの負担をより一層軽減することが可能で、運行状況記憶装置の実用性が飛躍的に向上する。
また、不要なデータが記憶手段34に記憶されることが防止されることになるから、複数の運行履歴データから特に重要度が高い運行履歴データのピックアップも容易となる。
さらに、本実施の形態における運行状況記憶装置にあっては、車両Vの速度aの上昇により横加速度閾値βが小さくなるように変更されるので、車両Vの速度aが低い場合には、横加速度閾値βを大きく設定することができ、車両Vの速度aが低い場合における不必要な画像データの記憶を防止することに加えて、車両Vの速度aが高い場合において、事故やヒヤリハットを検出できなくなる不具合もない。
そしてさらに、加速度センサが出力するノイズによってもトリガが検出されたり、また、車両が路面の段差や突起に乗り上げるような場合にもトリガが検出されたりするような事態も回避される。
なお、前後加速度閾値αおよび横加速度閾値βの設定については、運行状況記憶装置が搭載される車両Vの運転者の走行状況から、条件成就の頻度を解析して、たとえば、条件成就頻度に対して設定される頻度閾値を超える場合には、上記マップ上の前後加速度閾値αおよび横加速度閾値βに所定値だけ加算するなどして前後加速度閾値αおよび横加速度閾値βの補正をするようにしてもよい。
戻って、この実施の形態の場合、上記記憶手段34に記憶される画像データは、上記条件を満足した時刻を含んで所定範囲の時間内に撮影された画像データとされ、さらには、記憶手段34は、記憶すべき画像データに関連付けられる該所定範囲の時間内に検出された前後加速度Gxおよび横加速度Gyのデータ、および、速度データとともに、これらを一つの運行履歴データとして記憶するようになっている。すなわち、記憶手段34には、上記した条件を満足した時刻の画像データのみならず、その時刻の前後の画像データを記憶しておくことができ、事故時やヒヤリハット時の状況の一部始終を記憶しておくことができる。
なお、所定範囲の時間は、具体的にはたとえば、条件満足時刻の前20秒と後10秒の合計で30秒程度とされており、この程度の運行履歴データを記憶しておくことによって、事故時やヒヤリハット時の状況の一部始終を記憶しておくことができる。
なお、上記したところでは、車両Vの前後方向と横方向のみの加速度Gx,Gyについて、上記判断を行うようにしているが、加速度検出手段2が3軸加速度センサである場合には、車両Vの上下方向の加速度に対しても車両Vの前後左右方向の加速度データの処理と同様に、上下方向の加速度に対する閾値を設けて上下加速度が当該閾値を超える場合にも記憶手段34に画像データを記憶させるようにしてもよい。
また、運行履歴データには、前後加速度Gxあるいは横加速度Gyが条件を満たした時刻を含む所定範囲の時間内に検出された画像データが含まれるので、各加速度Gx,Gyの絶対値がそれぞれ対応する各閾値α,βを超える状況に至る前と至った後を確認することができ、車両事故や乱暴運転等の原因の究明が容易となり、また、前後加速度Gxあるいは横加速度Gyのデータが含まれるので、車両Vの制動や操舵状況をも把握することができ、さらに、速度データが含まれるので、より精緻に車両事故や乱暴運転等の原因を究明することが可能となり、また、すべてのデータから正確な運行状況を把握することが可能である。
つづき、本実施の形態における運行状況記憶装置のハードウェア資源の構成について説明すると、この運行状況記憶装置は、図7に示すように、ハードウェアとしてはカメラ1、加速度検出手段2および速度検出手段4以外に、カメラ1の画像データをデコードするビデオデコーダ20と、加速度検出手段2が出力するアナログの電圧でなる加速度信号をデジタル信号に変換するA/D変換器21と、速度検出手段4が出力するアナログのパルス信号をデジタル信号に変換するA/D変換器22と、ビデオデコーダ20および各A/D変換器21,22を介して画像信号、加速度信号および速度信号を取り込み、上記した制御部3の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)23と、上記CPU23に記憶領域を提供するSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)24と、運行履歴データが記憶されるフラッシュメモリ25と、制御部3の処理を行うためCPUが実行するアプリケーションやオペレーティングシステム等のプログラムを格納するROM(Read Only Memory)26と、を備えて構成されており、制御部3の各部における構成は、CPU23が制御部3の処理を行うためアプリケーションプログラムを実行することで実現することができる。
具体的には、画像処理部31は、画像データを取り込んだCPU23が画像データを圧縮することで実現され、判断部33は、CPU23が速度検出手段4が検出した速度aに基づいて前後加速度閾値αと横加速度閾値βをマップ演算によって求め、さらに、前後加速度Gxおよび横加速度Gyのデータを取り込んだCPU23がSDRAM24から記憶領域の提供を受けつつ前後加速度Gxおよび横加速度Gyのデータの絶対値がそれぞれに対応する前後加速度閾値αと横加速度閾値βを超えるか否かの判断する演算を行うことで実現され、副記憶手段32は、圧縮された画像データ、加速度データおよび速度データをSDRAM24に書き込んでSDRAM24にこれらデータを記憶させることで実現され、記憶手段34は、CPU23がSDRAM24から上記条件成就時前後の所定範囲の時間内の画像データ、加速度データおよび速度データを抽出して読み込んで、該画像データを含む運行履歴データファイルを生成してフラッシュメモリ25内に記憶させることで実現されることになる。
つづいて、制御部3における上述した記憶手段34に画像データを含む運行履歴データを記憶させる処理手順、すなわち、画像データ記憶方法の手順を具体的に説明する。この制御部3の処理は、図8に示す手順の一例に従って実行される。なお、この手順は、上述のように、予めROM26に格納されている。
ステップF1では、制御部3は、加速度検出手段2が検出した車両Vの前後方向および横方向の加速度Gx,Gyを読み込む。
つづいて、ステップF2に移行して、制御部3は、速度検出手段4が検出した車両Vの速度aを読み込む。
さらに、ステップF3では、制御部3は、ステップF2で読み込んだ速度aに基づいて、今回制御に使用する前後加速度閾値αおよび横加速度閾値βをマップ演算によって求めて、前後加速度閾値αおよび横加速度閾値βをこの演算によって求めた値に書き換えて変更する。
続き、ステップF4では、前後加速度Gxの絶対値が前後加速度閾値αを超えているか否かを判断し、前後加速度Gxの絶対値が前後加速度閾値αを超える場合には、ステップF6に移行する。
ステップF5では、横加速度Gyの絶対値が横加速度閾値βを超えているか否かを判断し、横加速度Gyの絶対値が横加速度閾値βを超える場合には、ステップF6に移行する。
ステップF6では、記憶手段34に画像データを記憶させる条件が成就しているので、制御部3は、副記憶装置32であるところのSDRAM24から前後加速度Gxが条件を満たした時刻あるいは横加速度Gyが条件を満たした時刻を含む所定範囲の時間内に撮影、検出された画像データとこれに関連付けられている前後方向および横方向加速度データおよび速度データを読み込んで、これらを運行履歴データとして一纏めにしたファイルを作成する。
つづき、ステップF7に移行して、制御部3は、上記ステップF6で作成された運行履歴データファイルをフラッシュメモリ25に記憶させる。
なお、上記ステップF4,F5の判断で、いずれの条件をも満たさないと判断される場合には、その後何ら処理を行わず、ステップF1の処理に戻ることになる。
以上、一連の判断処理が終了すると、引き続き、繰り返して同じ処理が実行されることになり、このようにして、条件を満たした時刻に撮影された画像データを含む運行履歴データが記憶手段34としてのフラッシュメモリ25に記憶されることになるのである。
なお、上記したところでは、判断部33における記憶手段34に画像データを記憶させる条件が成就しているか否かの判断にあたり、ステップF4とステップF5の二つのステップを経るようにしているが、これに換えて、たとえば、前後加速度Gxの絶対値から前後加速度閾値αを引算した値の符合が正である場合に前後側判断結果を1として負である場合に前後側判断結果を0とし、前後加速度Gyの絶対値から横加速度閾値βを引算した値の符合が正である場合に横側判断結果を1として負である場合に横側判断結果を0とし、前後側判断結果と横側判断結果の論理和が1である場合には、条件を成就していると判断するようにして一つのステップで条件成就の判断を行うようにしてもよい。
このように、この運行状況記憶装置および画像データ記憶方法によれば、重要性の高い画像データを高精度に判断して記憶手段34のハードウェア資源であるフラッシュメモリ25に上記条件を満たした時刻に撮影された画像データを含む運行履歴データを記憶させるようにしているので、確実に重要な運行履歴データを保存しておくことが可能であり、フラッシュメモリ25の記憶領域を無駄に消費することがなく、また、車両事故が発生した直後には、副記憶手段32のハードウェア資源であるSDRAM24にも画像データや加速度データが残っていることになり、重要なデータを二つの記憶手段32,34で保存した状態としておけるので運行状況記憶装置の信頼性が向上する。
なお、この運行状況記憶装置にGPS受信装置を設け、このGPS受信装置から得られる位置データを運行履歴データに含めるようにしてもよい。
さらに、上記した各処理手順は、一例であるので、運行状況記憶装置の仕様等によって最適となるようにこれを変更することが可能である。
また、上記した各実施の形態にあっては、運行状況記憶装置を自動車に適用した例を用いて説明したが、車両は自動車に限られず、鉄道車両、二輪車等にも運行状況記憶装置を適用することができる。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
一実施の形態における運行状況記憶装置を車両に搭載した図である。 一実施の形態における運行状況記憶装置のシステム構成を示す図である。 前後加速度閾値を一定とした場合において、前後加速度閾値を超えた前後加速度と速度との関係を示した図である。 速度をパラメータとして作成した前後加速度閾値のマップを示す図である。 横加速度閾値を一定とした場合において、横加速度閾値を超えた横加速度と速度との関係を示した図である。 速度をパラメータとして作成した横加速度閾値のマップを示す図である。 一実施の形態における運行状況記憶装置のハードウェア資源の構成を示す図である。 運行状況記憶装置における画像データ記憶方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ
2 加速度検出手段
3 制御部
4 速度検出手段
20 ビデオデコーダ
21,22 A/D変換器
23 CPU
24 SDRAM
25 フラッシュメモリ
26 ROM
31 画像処理部
32 副記憶手段
33 判断部
34 記憶手段
V 車両

Claims (7)

  1. 車両に設置されるカメラと、上記車両の前後加速度および横加速度を検出する加速度検出手段と、検出した前後加速度の絶対値が前後加速度閾値を超えることおよび検出した横加速度の絶対値が横加速度閾値を超えることのいずれか一方を満たすことを条件として上記カメラが上記条件を満たした時刻に撮影した画像データを含む画像データを記憶する記憶手段とを備えた運行状況記憶装置において、上記前後加速度閾値は上記車両の速度に応じて変更され、上記横加速度閾値は上記車両の速度の上昇により小さくなることを特徴とする運行状況記憶装置。
  2. 上記前後加速度閾値は上記車両の速度の上昇により大きくなることを特徴とする請求項1に記載の運行状況記憶装置。
  3. 上記カメラが撮影した上記画像データを記憶する副記憶手段を備え、上記副記憶手段に蓄えた画像データからのうち上記カメラが上記条件を満たした時刻に撮影した画像データを含む画像データを抽出して上記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1または2に記載の運行状況記憶装置。
  4. 上記記憶手段は、上記画像データに関連付けられる加速度データをも記憶することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の運行状況記憶装置。
  5. 車両に設置されるカメラが撮影した画像データを、加速度検出手段が出力する前後加速度の絶対値が前後加速度閾値を超えることおよび横加速度の絶対値が横加速度閾値を超えることのいずれか一方を満たすことを条件として記憶手段に記憶させる運行状況記憶装置における画像データ記憶方法において、上記車両の速度を得て速度に応じて前後加速度閾値を変更する前後加速度閾値変更ステップと、上記車両の速度を得て速度に応じて横加速度閾値を変更する横加速度閾値変更ステップとを含み、上記横加速度閾値は車両の速度の上昇により小さくなることを特徴とする画像データ記憶方法。
  6. 上記前後加速度閾値は上記車両の速度の上昇により大きくなることを特徴とする請求項5に記載の画像データ記憶方法。
  7. 上記運行状況記憶装置が上記カメラが撮影した画像データを記憶する副記憶手段を備え、上記副記憶手段に蓄えた画像データからのうち上記カメラが上記条件を満たした時刻に撮影した画像データを含む画像データを抽出する抽出ステップと、上記抽出ステップで抽出した画像データを記憶手段に記憶させる記憶ステップとを含むことを特徴とする請求項5または6に記載の画像データ記憶方法。
JP2006239115A 2006-09-04 2006-09-04 運行状況記憶装置および画像データ記憶方法 Expired - Fee Related JP4895730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006239115A JP4895730B2 (ja) 2006-09-04 2006-09-04 運行状況記憶装置および画像データ記憶方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006239115A JP4895730B2 (ja) 2006-09-04 2006-09-04 運行状況記憶装置および画像データ記憶方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008056209A JP2008056209A (ja) 2008-03-13
JP4895730B2 true JP4895730B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=39239436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006239115A Expired - Fee Related JP4895730B2 (ja) 2006-09-04 2006-09-04 運行状況記憶装置および画像データ記憶方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4895730B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063459A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用ドライブレコーダ装置
JP2004276885A (ja) * 2003-03-19 2004-10-07 Denso Corp 車両の歩行者保護システム
JP4437915B2 (ja) * 2003-12-04 2010-03-24 株式会社日本交通事故鑑識研究所 運転状況記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008056209A (ja) 2008-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4948210B2 (ja) 運行状況記憶装置
US10690695B2 (en) System and method for detecting driving behavior
US8688380B2 (en) Even driven data acquisition switch
CN111311914B (zh) 车辆行驶事故监控方法、装置和车辆
JP5914018B2 (ja) ドライブレコーダ
JP5530484B2 (ja) 運行状況記憶装置
JP2008186174A (ja) 走行状況記録装置
JP5255182B2 (ja) 運行状況記憶装置
JP4921029B2 (ja) 運行状況記憶装置および画像データ記憶方法
WO2008156252A1 (en) Method of storing accident data for a vehicle
KR102053268B1 (ko) 차량용 블랙박스 및 이를 이용한 충격 이벤트 판정방법
KR101475946B1 (ko) 차량용 블랙박스 및 차량용 블랙박스 저장방법
JP4932392B2 (ja) 運行状況記憶装置および閾値設定方法
JP4972448B2 (ja) 運行状況記憶装置
JP4895730B2 (ja) 運行状況記憶装置および画像データ記憶方法
JP5063893B2 (ja) ドライブレコーダ
JP5926978B2 (ja) ドライブレコーダ
JP5085166B2 (ja) タイヤ空気圧検知装置
JP2008226075A (ja) 運行状況記憶装置
JP4697886B2 (ja) 運行状況記憶装置および運行履歴データ記憶方法
JP5067203B2 (ja) 車両用背景画像収集装置
JP2008225735A (ja) 運行状況記憶装置
JP2008221970A (ja) 運行状況記憶装置
JP4909791B2 (ja) 運行状況記憶装置
JP2009251866A (ja) 車両状況記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111220

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4895730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees