JP4892956B2 - 画像検査方法 - Google Patents

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Description

印刷されたIDカードや旅券の真贋を手軽かつ効率よく判定する携行可能な画像検査装置を用いた画像検査方法に関する。
IDカードやパスポートといったID識別票は、従来は銀塩写真を貼り付けることが多かったが、コンピュータの発達により、1994年頃からプリンタによる印刷を用いることが多くなってきた。一般プリンタ同様にIDカードや旅券などのID識別票の印刷においても、多様な方式によって印刷が用いられている。
プリンタでは個人識別の主要をなす顔写真や名前など、個別データを印刷するわけであるが、それらデータを改ざんしたり、ID識別票自体を偽造して、不正使用されるケースは後を絶たない。このような不正使用に対して対抗するため、プリンタ開発者は印刷方式、印刷ドット配置、不可視情報印刷などを駆使して、真似しにくい印刷方法を考案してきた。
昨今、偽変造者の技術が向上しており、耐偽変造の技術もそれら技術を超えることが要求されている。これにより偽変造を判定する手段も高度化・複雑化しているのが実情である。
ID識別票は偽造・改ざんに対して防御する性質を持たなくてはならない。正規品と不正規品の間に差があり、その差を発見し易いという性質があるID識別票は、良いID識別票である。しかもその判定が簡単であることが望ましい。
個人識別票の判定は、入門時、空港の入国ゲートにおいて集中的にチェックされることが多い。一般的にゲートでの判定は、顔写真と所持者の目視照合や機械読取り文字部のデータ照合がなされる。顔写真のチェックは、ルーペを用いて印刷ドットを確認する方法や、フィルタを通して不可視情報を確認する方法がとられる。
これだけでなくホログラムやクリスタグラムといったOVD(OpticalVariableDevice)画像や、UV蛍光のインクの画像が本物の画像であるか、改ざんされた形跡が無いかなど、入力管理官の目によって行われる。
また、ゲート以外にも、ID確認はあらゆる場面で必要になる。IDを確認しようとする者は、路上や車内などにおいても真偽判定を行わなくてはならない。
しかしながら、このような現状においては、ゲートにおける集中チェックでは、目視による確認が多く、目に負担が掛かる。また、多くのチェックをするほど時間が掛かり、なるべく少ない動作と時間で多くのチェックをすることが望まれている。
ID確認をするものは判定器を多くは携行できない。ゲート以外ではチェックが「甘く」なってしまう。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、印刷されたIDカードや旅券の真贋を手軽かつ効率よく判定する携行可能な画像検査装置を用いた画像検査方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、すなわち、
請求項1に係る発明は、印刷画像の微小領域の少なくともドットからなる像を光センサの受光部と同等の大きさまで拡大して光を取り込む光学系と、光を受光して電圧に変換する光センサとを備え、前記光センサでセンシングした電圧信号を増幅する回路と、その増幅された信号を音声信号として出力するスピーカとを具備する画像検査装置を用い、該音声信号が示す印刷方式により印刷画像の真贋を判定することを特徴とする画像検査方法である。
また、請求項2に係る発明は、前記画像検査装置内に参照光ランプからなる光源を備え、印刷画像に対してその参照光を照射することを特徴とする請求項1の画像検査方法である。
また、請求項3に係る発明は、前記画像検査装置を構成する筐体はバネを利用したホールド機構を備え、筐体中に配設された電池で動作可能であり、かつ、携行可能な重量とサイズからなることを特徴とする請求項1または2記載の画像検査方法である。
また、請求項4に係る発明は、前記印刷画像の微小領域の少なくともドットからなる像を拡大して光を取り込む光学系から出射された光がハーフミラーに入射し、一方を接眼レンズへ、もう一方を前記光センサへ分割することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像検査方法である。
また、請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像検査装置をOCR文字の読取り装置と併設して用い、該音声信号が示す印刷方式により印刷画像の真贋を判定することを特徴とする画像検査方法である。
本発明によれば、装置の焦点に当てながら平行移動させて使用し、焦点にある印刷ドットの濃淡や輪郭の特徴を電気信号化し、音として出力することが可能で、この音声の特徴を人間の耳で判断し、目の疲労を与えずにID識別票の真偽判定を行える。
また本発明によれば、画像検査装置内で印刷画像に対して参照光を当てるので、外光を取り入れる必要が無く、安定した参照光を当てることができる。すなわち、夜間でも簡単に使用可能で、判定しやすい、安定した音声化が可能である。
また本発明においては画像検査装置の機能が一体化されて携行可能になる。また、バネをもつホールド機構により、衣服などに固定可能になる。
また本発明においては、光学系にハーフミラーを用いて、一方を接眼レンズへ光を導いて、印刷ドットの目視確認も可能になる。
また本発明においては、OCR文字の読取り手段、いわゆるOCRリーダーに、画像検査装置を併設し、OCR文字読み取りの作業と同時に、印刷ドットのチェックが行える。
以下、本発明の一実施例としての画像検査装置の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明係る画像検査装置内部の構成の一例を示す概念図である。図2は、本発明係る画像検査装置の一例を示す概念図である。図3は、本発明係る画像検査装置の一例を示す概念図である。図4は、本発明係る画像検査装置の一例を示す概念図である。図5は、本発明係る画像検査装置の一例を示す概念図である。図6は、本発明係る画像検査装置において顔写真部のチェックを行う場合の概念図である。図7は、使用方法と、印刷方式による差の判定例の一例を示す説明図である。図8は、印刷方式によるドットの差を説明する説明図である。図9は、印刷方式の違いによる、信号の差を説明する説明図である。
本発明の画像検査装置の基本的な構造例として、図1で示すように、下部の受光口から対象となる印刷画像の微小領域の少なくともドットからなる像を入れ、光センサの受光部と同等の大きさまで拡大レンズで拡大して、受光した光はセンサーにて電圧信号に変換される。そして、光センサでセンシングした電圧信号は増幅器(アンプ)で増幅され音声信号となり、スピーカーに伝えられる構成の画像検査装置である。
本発明の画像検査装置内に、図2で示すように、対象となる画像に対して照射される参照光ランプからなる光源が配置されている。
図3で示すように、本発明の画像検査装置は、筒型状にコンポーネントされて、装置全体がホールド機構によって衣服などに挟んで固定することが可能である。
図4で示すように、前記印刷画像の微小領域を拡大して光を取り込む光学系から出射された光がハーフミラーに入射し、一方を接眼レンズへ、もう一方を光センサへ分割することで、音だけの出力だけでなく、接眼することで拡大した像をそのまま観察することが可能である。
本発明の画像検査装置を他の検査装置に組み込む例を図5に示した。例えば、旅券の機械読み取りゾーン(MRZ)の読み取り機に併設し、MRZ読み取りと同時に、印刷ドット特徴音もチェックが可能である。
図6に、図5に示した本発明の画像検査装置を他の検査装置に組み込んで使用する例を示したもので、冊子を左に平行移動させるとき、MRZはOCR読み取りデバイスがMRZをチェックし、OCR文字をコード化し、文字の正誤を確認したり、データの照会・照合を行う。それと同時に、画像検査装置は、顔写真部に当たり画像のドット特徴を音声化し、スピーカー(図示せず)に出力する。
本発明の画像検査装置を他の検査装置に組み込むまないで使用する例を図7に示す。実際のドットの特徴に対する音声の特徴例を示したもので、音声の特徴は、目でチェックするより容易であり見逃すミスの虞が少ない。
図8は、印刷方式によるドットの形状を示したもので、顔料インク熱転写方式によるドットのエッジは鋭いが、昇華インク熱転写方式によるドットのエッジは鈍い。例えば、顔料インクによる熱転写印刷は0〜120μm程度のドットによって階調表現がされる。顔料熱転写方式は、被転写物に対し、微小な熱抵抗体によりインクリボンのインクを熱で転写させる方式であるが、中間調では64μm程度のドットで表現される。
ハイライトになるほどドットは小さいドットで形成され、一番明るい色を表現する場合は、ドットを生成しない。ダーク部は逆にドット径を大きくしていき、やがて隣接するドットと繋がって、さらに階調が高い場合は、ドットとドットの間の白い背景部は小さくなっていき最高階調では背景はすべてインクで覆われる。インクの転写された部分はほぼ均一な厚みのインク層があり均一な濃度になっている。
これに対して、昇華インクの熱転写では、ドットの大きさはほぼ均一で、階調が上がるほどドット付近の濃度を上げていく方式である。
また、印刷法方式によるドットの信号の特徴を図9に示す。顔料インク熱転写方式によるドットのエッジは鋭いが、昇華インク熱転写方式によるドットのエッジは鈍いため、顔料インク熱転写方式の音声は音にビートがあり音量が大きいが、昇華インク熱転写方式はビート音がなく音が小さい。実際の印刷物で像を拡大し、像の位置を移動していくと、図に示すような波形信号を得ることができる。顔料印刷物においては振幅の大きい方形波が得られ、音量の大きなブザー音に近い音に変換できる。昇華印刷物においては、振幅の小さい正弦波が得られ、音量の小さい時報音のような音に変換できる
本発明係る画像検査装置内部の構成の一例を示す概念図である。 本発明係る画像検査装置の一例を示す概念図である。 本発明係る画像検査装置の一例を示す概念図である。 本発明係る画像検査装置の一例を示す概念図である。 本発明係る画像検査装置の一例を示す概念図である。 本発明係る画像検査装置において顔写真部のチェックを行う場合の概念図である。 使用方法と、印刷方式による差の判定例の一例を示す説明図である。 印刷方式によるドットの差を説明する説明図である。 印刷方式の違いによる、信号の差を説明する説明図である。

Claims (5)

  1. 印刷画像の微小領域の少なくともドットからなる像を光センサの受光部と同等の大きさまで拡大して光を取り込む光学系と、光を受光して電圧に変換する光センサとを備え、前記光センサでセンシングした電圧信号を増幅する回路と、その増幅された信号を音声信号として出力するスピーカとを具備する画像検査装置を用い、該音声信号が示す印刷方式により印刷画像の真贋を判定することを特徴とする画像検査方法
  2. 前記画像検査装置内に参照光ランプからなる光源を備え、印刷画像に対してその参照光を照射することを特徴とする請求項1の画像検査方法
  3. 前記画像検査装置を構成する筐体はバネを利用したホールド機構を備え、筐体中に配設された電池で動作可能であり、かつ、携行可能な重量とサイズからなることを特徴とする請求項1または2記載の画像検査方法
  4. 前記印刷画像の微小領域の少なくともドットからなる像を拡大して光を取り込む光学系から出射された光がハーフミラーに入射し、一方を接眼レンズへ、もう一方を前記光センサへ分割することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像検査方法
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像検査装置をOCR文字の読取り装置と併設して用い、該音声信号が示す印刷方式により印刷画像の真贋を判定することを特徴とする画像検査方法
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