JP2014180832A - Idカード真贋判定装置 - Google Patents

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護 木村
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Abstract


【課題】偽変造の困難な微小に形成された個人情報が記録されたIDカードの真贋を判定するIDカード真贋判定装置を提供すること。
【解決手段】視認可能な個人情報と偽変造防止のために微小に形成された個人情報が記録されたIDカードの真贋を判定するIDカード真贋判定装置であって、当該IDカード情報を読取る画像読取手段と、読み取った画像を認識するために演算する演算処理手段と、を備え、前記演算処理手段は、前記視認可能な個人情報と、微小に形成された個人情報の画像を切り出す画像切出手段と、切り出された画像から文字を認識する文字認識手段と、この文字認識手段で認識された前記視認可能な個人情報と前記微小に形成された個人情報を比較する比較手段と、を備え、この比較の結果、前記視認可能な個人情報と前記微小に形成された個人情報の一致/不一致により、当該IDカードの真贋を判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、IDカード真贋判定装置に関する。
IDカードとは、運転免許証、従業員証、保険者証、旅券などのカードに、当該カードの保有者ごとに異なる個人情報が形成されているカード、シート又は通帳などの形態を有する発行物を指す。
従来、IDカードの真贋判定を行う方法として、光学的な変化を持つ偽変造防止技術をIDカードに付与し、この光学的な変化を目視で判定するものが提案されている。特開平6−286365では、ホログラムを付与したカードが提案されているが、ホログラムを偽造する技術も高度化しており、同時に真贋を検査する検査員の技能や知識に依存するところが大きいため、偽造されたものを目視で判定することは困難であるという課題がある。
また、特開平6−155971では、上述の課題を改善するために、個人情報を二次元バーコード化し、この二次元バーコードを機械読み取りする方法が提案されているが、二次元バーコード自体は誰でも容易に発見することができるため、この情報を解析して偽造される危険性は極めて高く、偽造防止を判定する手段としては不十分であるという課題がある。
また、特開2012−179759では、上述の課題を改善するために、媒体に含有される元素のピーク強度を、蛍光X線分析装置を用いて測定し、識別することにより真贋判定を行う方法が提案されたが、用いる装置が高価であるのに加えて、測定に要する手間が大きいという課題がある。
また、視認可能な画像と、目視による認識が不可能な認証画像に赤外線を照射して機械読取が可能な方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−99490号公報
上述したIDカードの真贋判定の技術は、目視での判別を目的としたホログラムを用いた偽変造防止技術では、偽変造を目視で正確に判別することが困難であるという課題があり、二次元バーコードを用いた偽変造防止技術では、偽変造が容易であり、判定する手段として不十分であるという課題があり、媒体に含有されている元素のピーク強度を検出する偽変造防止技術では、装置が高価で測定に要する手間が大きいという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、当該IDカードは、個人を特定するための視認可能な個人情報(例えば、IDなど)を視認不可能な微小文字に形成して、他の文字の内側に埋め込む。当該微小文字を判定するIDカード真贋判定装置は、当該IDカードに紫外線などの特殊光を照射した際に検出される微小文字を読取って認識することにより、視認可能な個人情報と視認不可能な微小文字とが一致するか否かを判定することにより、偽変造の困難なIDカードのIDカード真贋判定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のIDカード真贋判定装置は、視認可能な個人情報と偽変造防止のために微小に形成された個人情報が記録されたIDカードの真贋を判定するIDカード真贋判定装置であって、前記視認可能な個人情報及び微小に形成された個人情報を含むIDカード情報を読取る画像読取手段と、この画像読取手段で読み取った画像を認識するために演算する演算処理手段と、を備え、前記演算処理手段は、前記視認可能な個人情報と、微小に形成された個人情報の画像をそれぞれ切り出す画像切出手段と、この画像切出手段によって切り出された画像から文字を認識する文字認識手段と、この文字認識手段で認識された前記視認可能な個人情報と前記微小に形成された個人情報を比較する比較手段と、を備え、この比較手段による比較の結果、前記視認可能な個人情報と前記微小に形成された個人情報が一致した場合に当該IDカードを本物と判定し、一致しなかった場合に当該IDカードを偽物と判定する。
実施例1に係るIDカード IDカードの真贋判定を行うIDカード真贋判定装置の構成図 実施例1に係る画像読取装置の要部の概略構成図 IDカードの真贋判定のフローチャート 実施例2に係るIDカード 実施例2に係るIDカードにおいて微小文字に形成する個人情報としてID番号を用いた一例 実施例3に係るIDカード 実施例3に係る画像読取装置の要部の概略構成図 実施例3に係るIDカードにおいて微小文字に形成する個人情報として氏名を用いた例
本実施例に係るIDカードは、個人を特定するための視認可能な個人情報を視認不可能な微小文字に形成し、当該IDカードに印刷された上記視認可能な個人情報を構成する文字又は人物画像の一部に中抜きにして印刷することにより、複製による偽造を防止することが可能なIDカードである。また、当該IDカードの視認不可能な微小文字に形成した個人情報は、本実施例に係るIDカード真贋判定装置によって読取り及び認識することができる。以下、図面を参照して本実施例に係るIDカード真贋判定装置を説明する。
図1は、本実施例1に係るIDカード1を示す図である。このIDカード1には、視認可能な個人情報2と、偽変造防止のために微小文字で形成した個人情報3が形成されている。個人情報3Aは、微小文字で形成した個人情報3の理解を助けるために拡大して表示したものである。
個人情報には、ID番号、氏名、生年月日、住所、性別、出生地、本籍、国籍などがあるが、これらに制限されるものではなくIDカードに含まれる任意の個人情報が含まれる。ID番号は、免許証番号、保険者番号、旅券番号、従業員番号などのIDカードの発行者によって発番され、管理される番号である。本実施例では、個人情報の内、ID番号を微小文字に形成した。微小文字に形成した情報の1文字の大きさは、偽変造を試みようとする者に識別されないためには400ミクロン(μm)以下であることが好ましく、同時に読取装置で正確に識別するためには30ミクロン(μm)以上であることが好ましい。
図2は、IDカードの真贋判定を行うIDカード真贋判定装置10の構成図であり、提示されたIDカード1のIDカード情報を読み取る画像読取装置(画像読取手段)12と、読み取った情報の演算処理を行う演算処理装置(演算処理手段)11と、処理結果を表示する表示装置(表示手段)13により構成される。
図3は、実施例1に係る画像読取装置の要部の概略構成図である。画像読取装置12は、照明装置121A、レンズ122A,センサ123A及び光学フィルタ124Aなどを有して構成される。実施例1の照明装置121Aは、可視光を放射する。照明装置121Aから放射された可視光はIDカード1Aで反射され、光学フィルタ124Aを透過してセンサ123AにIDカードの反射画像が結像される。
センサ123Aは、CCDエリアセンサ又はデジタルカメラを用いて構成され、静止しているIDカードの表面反射画像を読取る。このようにして読み取られた画像は、演算処理装置11に出力される。
演算処理装置11としては画像取込部を有するパーソナルコンピュータや産業用コンピュータで構成することができる。
表示装置13は、液晶ディスプレイで構成され、画像読取装置12で読み取られた画像及び演算処理装置で文字認識した微小文字3の認識結果を表示する。例えば、図1に示すように微小文字3がIDカード1のID番号「1234567890」と同一である場合には、上記表示装置13に当該微小文字の文字認識結果としてID番号「1234567890」が表示される。
当該IDカード真贋判定装置の操作員は上記IDカードのID番号2と上述した微小文字の文字認識結果が同一ID番号を表示していることを目視で確認することができ、当該IDカード御の真贋判定を行うことができる。
上述した例では、当該IDカードを操作員が目視確認する場合を示したが、当然目視確認用ID番号2と微小文字3の文字認識結果を演算処理装置11で自動的に判定することは可能である。
また、これらの画像読取、演算処理、表示の全ての機能を一つの装置に付与することも可能である。
図4は、本実施例1のIDカードAの真贋判定のフローチャートである。まず、画像読取装置12によってIDカード1Aの情報を読取る(S1)。次に、演算処理装置11によって、視認可能な個人情報2と、微小文字に形成された個人情報3の画像切り出し(画像切出手段)と文字の認識を行う(文字認識手段、S2)。最後に、視認可能な個人情報と、微小文字に形成された個人情報の比較を行い(比較手段、S3)、この比較手段による比較の結果、前記視認可能な個人情報と前記微小に形成された個人情報が一致した場合に当該IDカードを本物と判定し、一致しなかった場合に当該IDカードを偽物と判定する。当該判定結果は、表示装置に表示される。操作員は、表示装置に表示された判定結果を確認することができる。
以上説明した実施例1に記載のIDカード真贋判定装置によれば、視認可能なID番号が偽変造防止のために視認不可能な微小文字で形成されたID番号が記録されたIDカードの真贋判定を行うことができる。
図5は、実施例2に係るIDカード1Bである。図6は、実施例2に係るIDカード1Bにおいて微小文字に形成する個人情報としてID番号を用いた一例である。本実施例2では、偽変造防止のために微小文字に形成する個人情報としてID番号(1234567890)を用い、視認可能な文言(ここでは、LICENSE)の内側に、微小文字に形成したID番号の2文字ずつを中抜き文字で形成(記録)した。従って、10桁のID番号の2桁ずつを5文字の内側に形成した。ここで、中抜き文字は常に同じ場所に形成することが好ましく、文字の内側に形成する場合には、カード保有者毎に異なる個人情報の文字の内側ではなく、カード保有者全員に共通の固定情報の文字の内側に形成することが好ましい。
以上説明した実施例2によれば、微小文字に形成した個人情報を、IDカード保有者ごとに文字変動のない文字の内側に形成することにより、IDカードの製造及び微小文字が形成される位置がIDカードごとに変動しないため、IDカードの真贋判定が容易になる。
図7は、実施例3に係るIDカードである。図8は、実施例3で用いる画像読取装置の概略構成図である。実施例3に係る画像読取装置は、照明装置121B、レンズ122B、センサ123B及び光学フィルタ124Bを有して構成される。実施例3の照明装置121Bは、紫外線を放射する。照明装置121Bから放射された紫外線はIDカード1Cを照射する。紫外線を照射されたIDカード1Cは、照明装置121Bから放射された紫外線を反射すると共に、当該IDカードの顔画像及び微小文字を形成する印刷材料に含有されている蛍光剤が励起されて発光(この場合可視光を発光)する蛍光も含まれる。
光学フィルタ124Bは、上述したIDカード1Cから反射される紫外線及び放射される蛍光の中から当該光学フィルタ124Bによって蛍光を透過させレンズ122Bで集光してセンサ123Bに当該蛍光による画像を結像する。
センサ123Bで読み取られた画像は実施例1同様、演算処理装置11によって文字認識及び図4に示すIDカードの真贋判定処理が行われる。
この真贋判定処理では、紫外線照射下で、顔画像及び微小文字で形成された氏名が上記比較手段によって比較される。この比較の結果、当該IDカードのID番号と、当該IDカード所持者の登録されている氏名が一致した場合には当該IDカードを本物とし、一致しなかった場合には当該IDカードを偽物と判定する真贋判定が行われる。
以上のように構成された画像読取装置を用いることにより、偽変造防止のために微小文字に形成する個人情報を氏名とし、可視光下では目視できないが紫外線照射下で視認可能な印刷材料で形成した顔画像の内側に、微小文字に形成した氏名を中抜き文字で形成したIDカードの真贋判定を行うことができる。
1A、1B、1C IDカード
2 視認可能な個人情報
3 微小文字で形成した個人情報
4 内側に微小文字で形成した個人情報を中抜き文字で形成した視認可能な文言
5 紫外線照射下で視認可能な微小文字で形成した氏名
6 紫外線照射下で視認可能な微小文字で形成した氏名及び顔画像
10 IDカード真贋判定装置
11 演算処理装置
12 画像読取装置
13 表示装置
121A 照明装置(可視光)
121B 照明装置(紫外線)
122A、122B レンズ
123A、123B センサ
124A、124B 光学レンズ

Claims (5)

  1. 視認可能な個人情報と偽変造防止のために微小に形成された個人情報が記録されたIDカードの真贋を判定するIDカード真贋判定装置であって、
    前記視認可能な個人情報及び微小に形成された個人情報を含むIDカード情報を読取る画像読取手段と、
    この画像読取手段で読み取った画像を認識するために演算する演算処理手段と、
    を備え、
    前記演算処理手段は、
    前記視認可能な個人情報と、微小に形成された個人情報の画像をそれぞれ切り出す画像切出手段と、
    この画像切出手段によって切り出された画像から文字を認識する文字認識手段と、
    この文字認識手段で認識された前記視認可能な個人情報と前記微小に形成された個人情報を比較する比較手段と、を備え、
    この比較手段による比較の結果、前記視認可能な個人情報と前記微小に形成された個人情報が一致した場合に当該IDカードを本物と判定し、一致しなかった場合に当該IDカードを偽物と判定するIDカード真贋判定装置。
  2. 前記微小に形成された個人情報が、視認可能な画像の内側に中抜き文字として記録されたIDカードの真贋を判定する請求項1記載のIDカード真贋判定装置。
  3. 前記微小に形成された個人情報が、可視光下では不可視で、かつ、紫外線照射下で視認可能であるインクで記録されたIDカードの真贋を判定する請求項1又は請求項2記載のIDカード真贋判定装置。
  4. 前記微小に形成された個人情報が文字で構成されるとき、当該1文字の大きさが30ミクロン以上400ミクロン以下である請求項1乃至請求項3記載のIDカードの真贋を判定する請求項1乃至請求項3記載のIDカード真贋判定装置。
  5. 前記微小に形成された個人情報が当該IDカードを所有する個人の氏名であって、かつ、当該IDカードを可視光下で表示する顔画像の一部に中抜き文字として埋め込んだ請求項1記載のIDカード真贋判定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3220070U (ja) * 2018-10-29 2019-02-14 株式会社日本法令 偽造防止用印刷紙葉

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