JP4892570B2 - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の油圧係合要素の選択作動で複数の変速段を確立する車両用自動変速機の制御装置に関する。
後進走行レンジで比較的に高速で後進走行していた車両が、後進走行レンジから前進走行レンジにシフトチェンジした場合、1速クラッチおよび2速クラッチを同時に係合して1速変速段および2速変速段を同時に確立することで車両の後進走行を制動し、その後に2速クラッチを係合解除して1速変速段へとキックダウンすることで1速定常状態に移行させるものが、下記特許文献1により公知である。
特開平10−103463号公報
ところで上記従来のものは、後から[発明を実施するための形態]の欄で図11に基づいて詳述するように、後進走行レンジから前進走行レンジにシフトチェンジした後の1速変速段および2速変速段の同時確立状態から1速変速段にシフトダウンしたとき、慣性で車両が依然として後進走行状態にある場合があり、このような場合に1速変速段の過剰な駆動力によって駆動輪が激しくスリップして商品性を損ねたり、1速変速段を確立するクラッチに大きな負荷が加わって耐久性が低下したりする可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、後進走行レンジから前進走行レンジへのシフトチェンジ時における駆動輪の過剰スリップを抑制してトランスミッションの油圧係合要素の保護を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、複数の油圧係合要素の選択作動で複数の変速段を確立する車両用自動変速機の制御装置であって、車速を検出する車速検出手段と、シフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段と、後進走行レンジからニュートラルレンジを経て前進走行レンジにシフトチェンジされたときに、後進走行レンジにおける車速が第1閾値を上回り、かつニュートラルレンジにおける車速が一度も第2閾値を下回らなかった場合に、前進走行レンジにおいて車両が後進走行状態にあると判定する後進走行状態判定手段と、前進走行レンジでの後進走行状態において、車速に基づいて前進走行レンジの変速段を決定する後進時変速段決定手段と、前記後進走行状態判定手段が前進走行レンジにおいて車両が後進走行状態にあると判定したとき、前進走行レンジにおける変速段を制御するインギヤ制御手段とを備える車両用自動変速機の制御装置において、前記車速検出手段で検出した車速に基づいて遅延時間を設定する遅延時間設定手段を備え、前記インギヤ制御手段は、前記後進走行状態判定手段が前進走行レンジにおいて車両が後進走行状態にあると判定したときに、前記後進時変速段決定手段が最初に決定した変速段からのシフトダウンを、前記遅延時間設定手段が設定した遅延時間が経過するまで禁止することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置が提案される。
尚、実施の形態の1速クラッチC1、2速クラッチC2およびリバースクラッチC3は本発明の油圧係合要素に対応する。
一般に車両の車速検出手段は前進車速および後進車速を区別せずに検出するため、後進走行レンジでの高速後進走行中からニュートラルレンジを経て前進走行レンジにシフトチェンジしたとき、その後進車速に対応する前進変速段(例えば2速変速段)が確立してしまい、その後に車両の後進車速が低下してくると、前記2速変速段から1速変速段にシフトダウンが行われるため、車両が未だ後進走行しているにも関わらずに1速変速段が確立してしまい、その過剰な駆動力で駆動輪がスリップして商品性を損ねたり、自動変速機の1速変速段用の油圧係合要素の耐久性を低下させたりする可能性がある。
しかしながら、請求項1の構成によれば、シフトレンジ検出手段が、後進走行レンジからニュートラルレンジを経て前進走行レンジにシフトチェンジされたことを検出したときに、後進走行状態判定手段が前進走行レンジにおいて車両が後進走行状態にあると判定すると、前進走行レンジにおける変速段を制御するインギヤ制御手段は、後進時変速段決定手段が最初に決定した変速段からのシフトダウンを、遅延時間設定手段が設定した遅延時間が経過するまで禁止するので、前進走行レンジでの後進走行状態が終わって車両が停止するまで例えば1速変速段へのシフトダウンが禁止される。これにより、シフトダウンによる過剰な駆動力で駆動輪がスリップして商品性を損ねたり、自動変速機の油圧係合要素の耐久性を低下させたりするのが防止される。特に、遅延時間設定手段は車両の後進走行時の車速に基づいて遅延時間を設定するので、車両の後進走行状態が終わる適切なタイミングでシフトダウンを許可することができる。
オートマチックトランスミッションのスケルトン図。 変速制御ECUのブロック図(クレーム対応図)。 実施の形態の作用説明図。 メインルーチンのフローチャート。 メインルーチンのステップS1のサブルーチンのフローチャート。 メインルーチンのステップS2のサブルーチンのフローチャート。 メインルーチンのステップS3のサブルーチンのフローチャート。 遅延時間の設定手法の説明図。 車速から遅延時間を検索するマップを示す図。 インギヤ時における第1、第2速クラッチの作動制御の説明図。 従来例の作用説明図。
以下、図1〜図10に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は自動車用のオートマチックトランスミッションTの一部を示すスケルトン図であって、オートマチックトランスミッションTは、相互に平行に配置されたメインシャフト11、カウンタシャフト12およびアイドルシャフト13を備える。メインシャフト11にはエンジンEの駆動力がトルクコンバータ14を介して入力され、カウンタシャフト12の駆動力はファイナルドライブギヤ15からファイナルドリブンギヤ16およびディファレンシャルギヤ17を介して前輪である駆動輪W,Wに伝達される。
メインシャフト11にはメイン1速−リバースギヤ18およびメイン2速ギヤ19が固設されるとともに、カウンタシャフト12にはカウンタ1速ギヤ20およびカウンタ2速ギヤ21が相対回転自在に支持され、メイン1速−リバースギヤ18はカウンタ1速ギヤ20に噛合し、メイン2速ギヤ19はカウンタ2速ギヤ21に噛合する。カウンタ1速ギヤ20およびカウンタ2速ギヤ21は、例えば湿式多板クラッチよりなる1速クラッチC1および2速クラッチC2を介してカウンタシャフト12に選択的に結合可能である。
アイドルシャフト13には第1リバースアイドルギヤ22が固設されるとともに、第2リバースアイドルギヤ23が相対回転自在に支持されており、第2リバースアイドルギヤ23は例えばドグクラッチよりなるリバースクラッチC3によりアイドルシャフト13に結合可能である。第1リバースアイドルギヤ22はメイン1速−リバースギヤ18に噛合し、第2リバースアイドルギヤ23はカウンタシャフト12に固設したカウンタリバースギヤ24に噛合する。
尚、図1において、3速変速段以上の変速段を構成する構造は省略してある。
1速変速段を確立すべく、1速クラッチC1を係合してカウンタ1速ギヤ20をカウンタシャフト12に結合すると、エンジンEの駆動力がトルクコンバータ14→メインシャフト11→メイン1速−リバースギヤ18→カウンタ1速ギヤ20→1速クラッチC1→カウンタシャフト12→ファイナルドライブギヤ15→ファイナルドリブンギヤ16→ディファレンシャルギヤ17を介して駆動輪W,Wに伝達される。
2速変速段を確立すべく、2速クラッチC2を係合してカウンタ2速ギヤ21をカウンタシャフト12に結合すると、エンジンEの駆動力がトルクコンバータ14→メインシャフト11→メイン2速ギヤ19→カウンタ2速ギヤ21→2速クラッチC2→カウンタシャフト12→ファイナルドライブギヤ15→ファイナルドリブンギヤ16→ディファレンシャルギヤ17を介して駆動輪W,Wに伝達される。
リバース速変速段を確立すべく、リバースクラッチC3を係合して第2リバースアイドルギヤ23をアイドルシャフト13に結合すると、エンジンEの駆動力がトルクコンバータ14→メインシャフト11→メイン1速−リバースギヤ18→第1リバースアイドルギヤ22→アイドルシャフト13→第2リバースアイドルギヤ23→カウンタリバースギヤ24→カウンタシャフト12→ファイナルドライブギヤ15→ファイナルドリブンギヤ16→ディファレンシャルギヤ17を介して逆回転で駆動輪W,Wに伝達される。
図2は、オートマチックトランスミッションTの変速制御を司る電子制御ユニットUブロック図であって、電子制御ユニットUは後進走行状態判定手段M1と、後進時変速段決定手段M2と、インギヤ制御手段M3と、遅延時間設定手段M4とを備える。
四輪の車輪速に基づいて車速を検出する車速センサSaは、後進走行状態判定手段M1、後進時変速段決定手段M2および遅延時間設定手段M4に接続され、前進走行レンジ、ニュートラルレンジおよび後進走行レンジを検出するシフトレンジ検出手段Sbは、後進走行状態判定手段M1に接続される。また後進走行状態判定手段M1は、後進時変速段決定手段M2、インギヤ制御手段M3および遅延時間設定手段M4に接続され、後進時変速段決定手段M2および遅延時間設定手段M4は、インギヤ制御手段M3に接続され、インギヤ制御手段M3はオートマチックトランスミッションTに接続される。
次に、後進走行レンジ(Rレンジ)での後進走行状態からニュートラルレンジ(Nレンジ)を経て前進走行レンジ(Dレンジ)にシフトチェンジすることで前進走行状態に移行する際の、インギヤ制御について説明する。
図11は従来例の問題点を示すもので、後進走行レンジで後進走行していた車両が、時刻t1に後進走行レンジから前進走行レンジにシフトチェンジしたとする。このとき、車速は例えば10km/hと比較的に高く、アクセルペダルはそれ以後もずっと最大開度であるとする。このような場合、後進走行レンジから前進走行レンジにシフトチェンジしても車両は慣性で後進走行状態を続けるため、時刻t1に1速クラッチC1および2速クラッチC2が同時に係合して1速変速段および2速変速段が同時に確立し、車両の後進走行を制動する。
続く時刻t2に速クラッチC2を係合解除して2速変速段から1速変速段にキックダウンし、時刻t3に1速定常状態になるが、このとき未だ車両は後進走行状態にあるため、1速変速段の過剰な駆動力によって駆動輪W,Wが激しく空転する。時刻t4に車両はようやく後進走行状態を脱するが、このとき駆動輪W,Wはまだ空転状態にあって車両は前進できずに停止状態にある。その後に、車両は駆動力W,Wを空転させながら前進走行状態に移行する。
特に、時刻t3から時刻t4までの間は、車両が後進走行しているにも関わらず、1速変速段が確立して強い駆動力で駆動輪W,Wを前進方向に駆動するため、1速クラッチC1に大きな負荷が加わって耐久性に悪影響を与える可能性がある。
一方、本実施の形態では、図3に示すように、時刻t1に1速クラッチC1および2速クラッチC2が同時に係合して1速変速段および2速変速段が同時に確立し、車両の後進走行を制動するが、その状態がタイマ制御で車両がほぼ停止するまで継続する。そして車両がほぼ停止した時刻t2に2速変速段から1速変速段にキックダウンし、時刻t3に1速定常状態になるが、このとき車両は既に完全に停止した状態にあって駆動輪W,Wが路面をグリップしているため、車両はスムーズに前進走行に移行することができる。
このように、本実施の形態によれば、車両が後進走行状態にあるときに前進1速変速段が確立して駆動輪W,Wが前進方向に激しくスリップする状態が回避されるため、1速クラッチC1に大きな負荷が加わって耐久性が低下するのを防止することができる。
以下、その作用を、図4〜図7のフローチャートに基づいて説明する。
先ず図4のメインルーチンのフローチャートにおいて、ステップS1で後進走行判定処理を行い、ステップS2で変速マップ選択処理を行い、ステップS3でインギヤ制御処理を行う。
図5は前記ステップS1(後進走行判定処理)のサブルーチンを示すもので、先ずステップS11でシフトレンジ検出手段Sbにより検出したシフトレンジが後進走行レンジであり、ステップS12で後進変速段が確立しており、ステップS13で車速検出手段Saで検出した車速Vが第1閾値YVaを上回っていれば、ステップS14で後進判定フラグFREVを「1」にセットする。
前記ステップS11でシフトレンジが後進走行レンジでなく、ステップS15でシフトレンジがニュートラルレンジであり、ステップS16で車速Vが第2閾値YVaを下回ったならば、ステップS17で後進判定フラグFREVを「0」にセットする。
よって、後進走行レンジでV>YVaになって後進判定フラグFREV=「1」になると、ニュートラルレンジでV<YVbにならない限り、後進判定フラグFREV=「1」に維持されるため、後進走行レンジからニュートラルレンジを経て前進走行レンジにシフトチェンジされたときに、後進判定フラグFREV=「1」であれば、車両が後進走行中であると判定することができる。これにより、車輪の回転方向を識別できない通常のセンサを用いながら、車両の前進および後進を判定することができる。
図6は前記ステップS2(後進走行判定処理)のサブルーチンを示すもので、先ずステップS21でシフトレンジが前進走行レンジであり、ステップS22で後進判定フラグFREV=「1」でなければ、後進走行レンジから前進走行レンジにシフトチェンジしたときに車両が通常どおり前進していると判定され、ステップS23でオートマチックトランスミッションTの変速マップとして通常マップを選択する。一方、前記ステップS22で後進判定フラグFREV=「1」であれば、後進走行レンジから前進走行レンジにシフトチェンジしたときに車両が所定値以上の速度で後進していると判定され、ステップS24でオートマチックトランスミッションTの変速マップとして後進対策用マップを選択する。
図7は前記ステップS3(インギヤ制御処理)のサブルーチンを示すもので、先ずステップS31で後進対策用マップが選択されていて、後進走行レンジから前進走行レンジにシフトチェンジしたときに、車両が所定値以上の速度で後進走行していると判定されると、ステップS32で遅延タイマをセットする。
図3から明らかなように、遅延タイマは1速変速段および2速変速段が同時に確立した状態が終了する時期である時刻t2(つまり2速変速段→1速変速段のキックダウンが開始される時刻)を、車両の後進走行がほぼ終了するまで遅延するものである。この遅延時間は、後進走行時における車両の後進速度に応じて算出される。
図8に示すように、車両の後進車速Vが決まると、その車両の持つ運動エネルギーは車体質量をMとしてMV2 /2により算出される。この運動エネルギーが、車両の走行抵抗および車体において発生する抵抗により消費されたとき、車両の後進走行が停止すると推定されるため、車両の後進走行が停止するまでの時間(つまり遅延タイマのセット時間)を算出することができる。尚、車体において発生する抵抗には、車両のオートマチックトランスミッションA等で発生する抵抗に加えて、タイヤのスリップによる抵抗も含まれる。
上述したように、車両の持つ運動エネルギーは車速Vの二乗に比例するため、図9に示すように、車速Vから遅延タイマの設定時間を検索するマップの特性は概ね放物線状となる。
図7に戻り、後進対策用マップが選択されて1速クラッチC1および2速クラッチC2が同時に係合を開始した瞬間にカウントダウンを開始した遅延タイマが、ステップS33でタイムアップして車両がほぼ停止したものと推定され、かつステップS34で1速クラッチC1および2速クラッチC2が共に完全係合したことが確認されると、つまり車両がほぼ停止状態になったことが確認されると、ステップS35でインギヤ制御を終了し、ステップS36で後進判定フラグFREVを「0」にセットする。その結果、それ以後は前進走行用の通常マップが選択されて前進走行レンジにおける通常のシフトチェンジが行われる。
図10は、後進走行レンジから前進走行レンジへのシフトチェンジ時における1速クラッチC1および2速クラッチC2の作動状態を示すもので、時刻t1にニュートラルレンジから前進走行レンジにシフトチェンジが行われると、1速クラッチC1および2速クラッチC2が係合を開始して差回転が次第に減少し、時刻t2に1速クラッチC1および2速クラッチC2が最大容量で係合する。その結果、1速変速段および2速変速段が増時に確立し、駆動輪W,Wに大きな制動力を付加することで車両の後進速度が低下する。時刻t3に車両が略停止状態になると、2速クラッチC2が係合解除して1速クラッチC1が係合状態に維持され、1速変速段が確立する。このとき、車両はすでに後進走行状態を脱して停止状態にあるため、1速変速段が確立しても駆動輪W,Wが激しくスリップすることはなく、係合状態にある1速クラッチC1の過負荷による耐久性低下を回避することができる。
しかも、後進走行状態から前進走行状態への移行時に駆動輪W,Wの過剰なスリップが防止されるので商品性が高まるだけでなく、エンジンEがストールする可能性も減少する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、オートマチックトランスミッションTの構造は、図1に示すものに限定されるものではない。
C1 1速クラッチ(油圧係合要素)
C2 2速クラッチ(油圧係合要素)
C3 リバースクラッチ(油圧係合要素)
M1 後進走行状態判定手段
M2 後進時変速段決定手段
M3 インギヤ制御手段
M4 遅延時間設定手段
Sa 車速検出手段
Sb シフトレンジ検出手段
YVa 第1閾値
YVb 第2閾値

Claims (1)

  1. 複数の油圧係合要素(C1,C2,C3)の選択作動で複数の変速段を確立する車両用自動変速機の制御装装置あって、
    車速(V)を検出する車速検出手段(Sa)と、
    シフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段(Sb)と、
    後進走行レンジからニュートラルレンジを経て前進走行レンジにシフトチェンジされたときに、後進走行レンジにおける車速(V)が第1閾値(YVa)値を上回り、かつニュートラルレンジにおける車速が一度も第2閾値(YVb)を下回らなかった場合に、前進走行レンジにおいて車両が後進走行状態にあると判定する後進走行状態判定手段(M1)と、
    前進走行レンジでの後進走行状態において、車速(V)に基づいて前進走行レンジの変速段を決定する後進時変速段決定手段(M1)と、
    前記後進走行状態判定手段(M2)が前進走行レンジにおいて車両が後進走行状態にあると判定したとき、前進走行レンジにおける変速段を制御するインギヤ制御手段(M3)と、
    を備える車両用自動変速機の制御装置において、
    前記車速検出手段(Sa)で検出した車速に基づいて遅延時間を設定する遅延時間設定手段(M4)を備え、
    前記インギヤ制御手段(M3)は、前記後進走行状態判定手段(M1)が前進走行レンジにおいて車両が後進走行状態にあると判定したときに、前記後進時変速段決定手段(M2)が最初に決定した変速段からのシフトダウンを、前記遅延時間設定手段(M4)が設定した遅延時間が経過するまで禁止することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
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