JP4890299B2 - 椅子の固定構造及び固定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子を床に固定する椅子の固定構造及び固定方法に関する。
家具類は、通常、床面上に載置されるものであるが、水平移動や転倒することが無いように床に固定する場合がある。例えば、断面略コの字状で凹部を有する受け本体と、受け本体の下面に接着固定されたベルクロ(登録商標)ファスナーとを有する横移動防止具を用い、受け本体の凹部を家具類の各脚柱の下端に遊びを有して嵌合させ、ループ状カーペットが敷設された床にベルクロ(登録商標)ファスナーを係合させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような方法によれば、横移動防止具のベルクロ(登録商標)ファスナーがループ状カーペットに対して係合することで床に対して固定されるので、家具類の各脚柱は、横移動防止具の受け本体の凹部内で移動するのみで、水平移動や転倒が規制されることとなる。
特開平9−108054号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、家具類の各脚柱は、受け本体の凹部の遊び分だけ凹部内で移動可能であり、椅子などの軽量の家具類では通常使用時においても遊び分だけがたついてしまう問題があった。脚柱に、遊びを有せず密着して横移動防止具の受け本体を嵌合させることも考えられるが、ベルクロ(登録商標)ファスナーとループ状カーペットとの係合する強度が大きい場合には、作用する外力に応じて、脚柱と座を支持する連結杆との接合部分やベルクロ(登録商標)ファスナーが取り付けられている部分に大きな負荷が作用してしまい、脚柱が損傷してしまうおそれがあった。
さらに、家具類を移動させる際には、横移動防止具が脚柱から離脱することとなる。そして、再び所定位置に家具類を設置する際には、横移動防止具を正確に位置決めし、一定の深さを有する受け本体に脚柱を挿入させる必要がある。このため、家具類の内、特に椅子など、一回当りの設置、撤去する基数が多く、また、設置、撤去する頻度が高いものでは、より容易に着脱可能な方法が望まれていた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、容易かつ効率的に着脱可能であるとともに、固定された状態では、がたつくこと無く、また、椅子を構成する部材に過度に負荷を与えてしまうこと無く、床に椅子を固定することが可能な椅子の固定構造及び固定方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明は、複数の接地部を有して床に設置される椅子を前記床に固定する椅子の固定構造であって、前記接地部の内の少なくとも一つを前記床に固定する第一の固定部と、前記接地部の内、該第一の固定部によって固定されるものと異なる少なくとも一つを前記床に固定する第二の固定部とを備え、前記第一の固定部は、面ファスナーを構成する一対のファスナー部材の一方が前記接地部に固定されるとともに、前記ファスナー部材の他方が前記接地部と対応する前記床の支持位置に固定されて、一対の前記ファスナー部材が互いに係合してなり、前記第二の固定部は、面ファスナーを構成する一対のファスナー部材の一方のみが前記接地部に固定されて、該ファスナー部材の一方が前記床に当接してなることを特徴としている。
また、本発明は、複数の接地部を有して床に設置される椅子を前記床に固定する椅子の固定方法であって、前記接地部の二つ以上に、面ファスナーを構成する一対のファスナー部材の一方をそれぞれ固定し、該ファスナー部材の一方が固定された前記接地部と対応する前記床の支持位置の少なくとも一つに、前記ファスナー部材の他方を固定し、前記床の前記支持位置の内、前記ファスナー部材の他方が固定されている位置では、該ファスナー部材の他方に、前記接地部に固定された前記ファスナー部材の一方を係合させるとともに、前記床の前記支持位置の内、前記ファスナー部材の他方が固定されていない位置では、前記床に前記接地部に固定された前記ファスナー部材の一方を当接させることを特徴としている。
この発明に係る椅子の固定構造及び椅子の固定方法によれば、床に椅子を固定する際には、椅子の接地部に固定されているファスナー部材の一方を対応する床の支持位置に固定されているファスナー部材の他方に当接させるようにして、椅子を設置するだけで良い。そして、床に椅子を設置した状態では、床の支持位置の内、ファスナー部材の他方が固定された支持位置において、対応する接地部に固定されたファスナー部材の一方が係合して第一の固定部を構成し、一対のファスナー部材の係合力で床に接地部を固定することとなる。また、床の支持位置の内、ファスナー部材の他方が固定されていない支持位置において、対応する接地部に固定されたファスナー部材の一方が床に当接して第二の固定部を構成し、ファスナー部材の一方が床に係合することにより、または、両者間に摩擦が生じることにより床に接地部を固定することとなる。このため、椅子は、第一の固定部及び第二の固定部によって、がたつくこと無く固定される。そして、椅子に着座するなどにより外力が作用した場合、第一の固定部では、一対のファスナー部材が係合していることで、床に接地部が固定された状態を保つことができる。一方、第二の固定部では、ファスナー部材の一方のみによって第一の固定部に比べて弱い係合力あるいは摩擦力で床に接地部を固定している。このため、外力の大きさに応じて第二の固定部の固定は解除され、接地部が床に対して僅かに変位することとなる。
また、上記の椅子の固定構造において、前記接地部の全てに前記ファスナー部材の一方が固定されていることがより好ましいとされている。
また、上記の椅子の固定方法において、前記接地部の全てに前記ファスナー部材の一方を固定することがより好ましいとされている。
この発明に係る椅子の固定構造及び椅子の固定方法によれば、全ての接地部にファスナー部材の一方が固定されているので、床に対して接地部を段差無く配置することができる。
また、上記の椅子の固定構造において、前記第一の固定部は、配列する複数の前記接地部の内、隣り合う二つ以上の該接地部に対応して設けられていることがより好ましいとされている。
また、上記の椅子の固定方法において、配列する複数の前記接地部の内の隣り合う二つ以上について、該接地部及び対応する前記床の前記支持位置に一対の前記ファスナー部材を固定することがより好ましいとされている。
この発明に係る椅子の固定構造及び椅子の固定方法によれば、隣り合う二つ以上の接地部で一対のファスナー部材を互いに係合させて第一の固定部を構成するとともに、他の接地部に対応させて第二の固定部を構成している。このため、椅子をより確実に固定するとともに、外力が作用した場合には、第二の固定部が第一の固定部の間で拘束された状態とならずに、外力の大きさに応じて接地部を好適に変位させることができる。
また、上記の椅子の固定構造において、前記ファスナー部材の他方は、前記ファスナー部材の一方と対向する係合面が床面と略等しい高さとなるように前記床に固定されていることがより好ましいとされている。
この発明に係る椅子の固定構造によれば、ファスナー部材の他方が、係合面を床面と略等しい高さとして固定されているので、接地部に対して床に段差が生じてしまうこと無く床に接地部を固定することができる。
また、上記の椅子の固定構造において、前記ファスナー部材は、それぞれ対応する前記接地部または前記床に固定ネジを螺合して固定されていることがより好ましいとされている。
この発明に係る椅子の固定構造によれば、一対のファスナー部材は、固定ネジによって、確実に接地部または床の支持位置に固定されるとともに、固定ネジを緩めることで容易に取り外すことができ、必要に応じてファスナー部材の交換も可能である。
また、上記の椅子の固定構造において、前記ファスナー部材は、互いに対向する係合面側に形成され前記固定ネジの頭部が収容された凹部と、該凹部から前記係合面の反対側まで形成され前記固定ネジの軸部が挿通された貫通孔とを有することがより好ましいとされている。
この発明に係る椅子の固定構造によれば、固定ネジにおいて、ファスナー部材の貫通孔に軸部を挿通し、凹部に頭部を収容して、ファスナー部材は、接地部及び床のそれぞれに固定される。このため、ファスナー部材の一方をファスナー部材の他方に係合し、あるいは、床に当接させる際に固定ネジが支障となってしまうこと無く、また、固定ネジを螺合させるためのスペースを別途設ける必要無く、固定ネジによって接地部または床にファスナー部材を固定することができる。
また、上記の椅子の固定構造において、前記椅子は、前記接地部として、前側に配置される前側接地部と、後側に配置される後側接地部とを備え、前記第一の固定部が、前記前側接地部または前記後側接地部の一方と対応して設けられているとともに、前記第二の固定部が、前記前側接地部または前記後側接地部の他方と対応して設けられていることがより好ましいとされている。
また、上記の椅子の固定方法において、前記接地部として、前側に配置される前側接地部と、後側に配置される後側接地部とを備える前記椅子を固定するものであり、前記前側接地部または前記後側接地部の一方と対応して、前記接地部と前記床の前記支持位置とに一対の前記ファスナー部材を固定して互いに係合させるとともに、前記前側接地部または前記後側接地部の他方と対応して、前記接地部に前記ファスナー部材の一方のみを固定して前記床に当接させることがより好ましいとされている。
この発明に係る椅子の固定構造及び椅子の固定方法によれば、椅子は、接地部として、使用者の着座する際の体の向きと等しい前後方向に配列した前側接地部及び後側接地部によって床に設置された状態となる。そして、前側接地部と後側接地部との一方に第一の固定部を設けるとともに、他方に第二の固定部を設けることで、使用者の体の向きと対応して前後方向に作用する外力に対して、第一の固定部を固定された状態に保つとともに、第二の固定部が設けられた接地部を前後方向に変位させることができる。
また、上記の椅子の固定構造において、前記椅子は、前記前側接地部及び前記後側接地部をそれぞれ左右二つ備え、前記第一の固定部が前記前側接地部または前記後側接地部のいずれかの二つに設けられていることがより好ましいとされている。
また、上記の椅子の固定方法において、前記前側接地部及び前記後側接地部をそれぞれ左右二つ備える前記椅子を固定するものであり、前記前側接地部または前記後側接地部のいずれかの二箇所で、一対の前記ファスナー部材を互いに係合させることがより好ましいとされている。
この発明に係る椅子の固定構造及び椅子の固定方法によれば、前側接地部及び後側接地部によって前後左右の四点で支持する椅子において、前側接地部または後側接地部のいずれか一方を第一の固定部に、他方を第二の固定部とすることで、がたつくこと無く、また、椅子を構成する各部材に必要以上の負荷が作用してしまうこと無く、椅子によって使用者を安定して支持することができる。
また、上記の椅子の固定構造において、前記椅子は、下端に前記前側接地部を有する二つの前脚と、下端に前記後側接地部を有する二つの後脚と、左右方向に延設され、前記前脚同士及び前記後脚同士をそれぞれ連結する二つの横連結杆と、該横連結杆同士を連結するとともに座を支持する一対の縦連結杆とを備えることがより好ましいとされている。
この発明に係る椅子の固定構造によれば、椅子を前脚、後脚、横連結杆、及び、縦連結杆で構成して座を支持するシンプルな構成としても、第一の固定部と第二の固定部とによって、がたつくこと無く、また、椅子の各部材に過度の負荷が作用してしまうこと無く、床に確実に固定することができる。
本発明の椅子の固定構造によれば、第一の固定部と第二の固定部とを備えることで、容易かつ効率的に着脱可能であるとともに、固定された状態では、がたつくこと無く、また、椅子を構成する各部材に過度に負荷を与えてしまうこと無く、床に椅子を固定することが可能である。
また、本発明の椅子の固定方法によれば、少なくとも一つの接地部と対応して、一対のファスナー部材を互いに係合させて床に固定するとともに、他の接地部と対応して、ファスナー部材の一方を床に当接させて床に固定することで、容易かつ効率的に着脱可能であるとともに、固定された状態では、がたつくこと無く、また、椅子を構成する各部材に過度に負荷を与えてしまうこと無く、床に椅子を固定することが可能である。
図1から図5は、この発明に係る実施形態を示している。図1は、本実施形態に係る椅子の固定構造によって床に固定される椅子の一例を示している。図1に示すように、椅子1は、座2を有し、前側で左右に配列する前側接地部3aと、後側で左右に配列する後側接地部3bとの四箇所の接地部3によって床30に設置されている。なお、本実施形態において床30にはカーペット30aが敷設されている。そして、椅子1は、前側接地部3aを床30に固定する第一の固定部11と後側接地部3bを床30に固定する第二の固定部12とで構成される固定構造10によって、床30に固定されている。以下に各構成の詳細を説明する。
図1に示すように、椅子1は、下端を前側接地部3aとする二つの前脚4、4と、下端を後側接地部3bとする二つの後脚5、5と、前脚4、4同士、及び、後脚5、5同士をそれぞれ連結する二つの横連結杆6、6と、横連結杆6、6同士を連結する一対の縦連結杆7、7とを有している。これら椅子1を構成する各部材は、座2を除いて、筒状断面をなすステンレス材等で形成されている。また、横連結杆6、6について、一方は、左右方向に配設されて、前脚4、4の上端部4a間に連結され、前脚4、4とで門型状のフレームを形成している。横連結杆6、6の他方も同様に、左右方向に配設されて後脚5、5の上端部5a間に連結され、後脚5、5とで門型状のフレームを形成している。また、縦連結杆7、7は、それぞれ前後方向に配設され、二つの横連結杆6、6を連結している。縦連結杆7、7は、座2の下面形状と対応して湾曲して形成されていて、座2は、図示しないボルト等の固定具によって一対の縦連結杆7、7上に固定されている。
前脚4、4の前側接地部3a及び後脚5、5の後側接地部3bのそれぞれは、フランジ状に拡径している。より詳しくは、図2から図4に示すように、前側接地部3a及び後側接地部3bには、それぞれ、中央にネジ穴8aを有する略円板状の固定板8が溶接などによって接合されることで、フランジ状に拡径し、下端に平坦面8bが形成されている。そして、平坦面8bには、ファスナー部材15が固定されている。
ファスナー部材15は、面ファスナーを構成し互いに係合可能な一対のファスナー部材15、16の一方をなしている。ファスナー部材15、16は、共に、例えば合成樹脂を押し出し成形したもので、略円板状の基部17と、基部17の一面17aから突出する多数の係合部18とを有する。係合部18は、先端18aが拡径しキノコ状に形成されている。また、基部17の一面17aには略中央部に凹部17bが形成され、凹部17bには、一面17aと反対側の他面17cまで貫通する貫通孔17dが開口している。そして、前脚4、4及び後脚5、5のそれぞれについて、一方のファスナー部材15は、固定ネジ19の軸部19aを貫通孔17dに挿通させて固定板8のネジ穴8aに螺合することで、平坦面8bに固定されている。ここで、ファスナー部材15が固定された状態では、固定ネジ19の頭部19bは、凹部17bに収容された状態となり、一面17a側には、多数の係合部18の先端18aで形成された係合面15aが形成されている。
また、床30において、椅子1の前側接地部3aが配置される支持位置31には、上記面ファスナーの内の他方のファスナー部材16が固定されている。より詳しくは、図2及び図3に示すように、床30の支持位置31には、凹部31aが形成されていて、ファスナー部材16が収容されている。凹部31aの深さは、ファスナー部材16を収容した状態において、ファスナー部材16の多数の係合部18の先端18aが形成する係合面16aの高さが床面30bの高さと略等しくなるように設定されている。また、凹部31aには、ネジ穴31bが形成されている。そして、ファスナー部材16は、貫通孔17dに固定ネジ20の軸部20aを挿通させてネジ穴31bに螺合することで固定されている。ファスナー部材16が固定された状態では、固定ネジ20の頭部20bは、凹部17bに収容された状態となっている。
そして、椅子1を配置した状態において、前側接地部3aに固定された一方のファスナー部材15と、床30の支持位置31に固定された他方のファスナー部材16とは、互いの係合部18が係合した状態となっていて、互いに係合した一対のファスナー部材15、16によって第一の固定部11を構成している。一方、床30において、椅子1の後側接地部3bが配置される支持位置32には、他方のファスナー部材16が設けられていない。そして、椅子1を配置した状態において、後側接地部3bに固定された一方のファスナー部材15は、床30の床面30bに当接し、係合部18はカーペット30aに没入して係合された状態となり、一方のファスナー部材15と床30とによって第二の固定部12を構成している。
次に、この実施形態の椅子の固定構造及び固定方法の作用について説明する。図5は、固定構造10によって椅子1を固定した一例を示していて、床構造として段床部Aと、平坦部Bとを有する劇場などの空間において、床30に椅子1を固定した例を示している。本実施形態では段床部Aについては、固定構造10によって椅子1を固定するとともに、平坦部Bについては、自由に移動可能に固定構造10を設けないものとしている。まず、段床部Aにおいて、最初に椅子1を固定する場合、椅子1の前脚4、4及び後脚5、5のそれぞれに、上記のように一方のファスナー部材15を固定ネジ19によって固定する。また、床30において、椅子1を配置した際に前側接地部3aと対応する支持位置31となる位置に凹部31a及びネジ穴31bを穿設する。そして、凹部31aに他方のファスナー部材16を収容して固定ネジ20によって固定する。
次に、前脚4、4の前側接地部3aに固定された一方のファスナー部材15を床30の支持位置31に固定された他方のファスナー部材16に当接させるようにして、床30に椅子1を配置する。これにより、前脚4、4の前側接地部3aが配置される床30の支持位置31においては、一対のファスナー部材15、16が互いに係合し第一の固定部11を構成することとなる。また、後脚5、5の後側接地部3bが配置される床30の支持位置32においては、後側接地部3bに固定された一方のファスナー部材15が床面30bに当接配置される。ここで、床30にはカーペット30aが敷設されていることから、ファスナー部材15の係合部18は、カーペット30aに没入し係合することとなり、第二の固定部12を構成することとなる。
すなわち、椅子1は、床30上に配置される各接地部3について、前側接地部3aでは第一の固定部11によって、後側接地部3bでは第二の固定部12によって床30に固定される。ここで、特に第一の固定部11は、一対のファスナー部材15、16が互いに係合することによって固定しているので、各ファスナー部材15、16の係合部18の形状、設置数に応じて、椅子1を固定するに必要な強度を確保することができる。そして、第一の固定部11を二つの前側接地部3aと対応して二箇所に設け、残りの後側接地部3bについても第二の固定部12として床30に固定されていることで、椅子1を床30に対してがたつくことなく固定することができる。なお、前側接地部3a及び後側接地部3bの全ての接地部3に一方のファスナー部材15が固定されているので、床30に対して接地部3を段差無く配置することができる。さらに、支持位置31では、他方のファスナー部材16の係合面16aが床面30bと略等しい高さとして固定されているので、接地部3に対して床30側に段差が生じてしまうこと無く固定することができる。
また、使用目的により椅子1を設置せずに図5に示すような空間を使用する場合がある。この場合には、各椅子1について、第一の固定部11では一対のファスナー部材15、16の互いの係合を解除し、また、第二の固定部12では一方のファスナー部材15と床30との係合を解除して、椅子1を取り外すこととなる。ここで、上記のように第一の固定部11及び第二の固定部12とも面ファスナーを利用しているので、椅子1を回転させるように動かすことで容易に取り外すことができる。また、再度椅子1を設置する際には、既に床30の支持位置31に他方のファスナー部材16が固定された状態である。このため、固定されたファスナー部材16を目印にして、前脚4、4の各前側接地部3aを配置することで、椅子1を容易に固定した状態にすることができるとともに、複数の椅子1を配列する場合には、床30に整列して固定されたファスナー部材16に応じて容易に整列させることができる。
次に、固定構造10によって固定された椅子1に使用者Mが着座する場合について説明する。図6に示すように、使用者Mが起立した状態から着座すると、椅子1には外力が作用する。この際、床30に対して二つの前側接地部3a、及び、二つの後側接地部3bの四つの接地部3によって支持することで、上下方向Zに作用する外力に対抗することができる。また、前側接地部3aにおいて第一の固定部11が設けられ、後側接地部3bにおいて第二の固定部12が設けられていることで、左右方向X及び前後方向Yに作用する外力にも対抗し、椅子1が左右方向X及び前後方向Yにがたつく、あるいは、移動してしまうこと無く固定された状態を保つことができる。
また、外力によって、椅子1を構成する各部材である前脚4、4、後脚5、5、横連結杆6、6、及び、縦連結杆7、7には応力が生じ、弾性的に変形しようとする。ここで、椅子1の固定構造10の内、第一の固定部11では一対のファスナー部材15、16が互いに係合しているのに対して、第二の固定部12では一方のファスナー部材15が床30のカーペット30aに係合しているだけであり、第二の固定部12の係合力は、第一の固定部11の係合力に比べて弱い。このため、作用する外力が一定以上大きい場合には、第一の固定部11による固定した状態を保ちつつも、第二の固定部12による固定した状態は一時的に解除され、後側接地部3bは外力の作用する方向に応じて僅かに変位し、椅子1を構成する各部材に生じる応力を低減させることができる。一方、後側接地部3bが変位した後、後側接地部3bに固定された一方のファスナー部材15は、再び床30のカーペット30aに係合して第二の固定部12を構成することとなる。
以上のように、本実施形態の椅子1の固定構造10及び固定方法では、第一の固定部11と第二の固定部12とを備えることで、容易かつ効率的に着脱可能であるとともに、固定された状態では、がたつくことが無い。また、作用する外力の大きさに応じて第二の固定部12と対応する後側接地部3bを変位可能とすることで、椅子1の各部材に過度に負荷を与え損傷させてしまうおそれ無く、床30に椅子1を固定することが可能である。特に、本実施形態の椅子1のように、前脚4、4、後脚5、5、横連結杆6、6、及び、縦連結杆7、7のみで座2を支持し、座2を支持する支持板や、前脚4、4間及び後脚5、5間を連結する補強部材を有していないシンプルで美観を重視する構造のものでも、外力による変形で損傷を受けてしまうおそれ無く、確実に固定することができる。さらに、上記のように、段床部Aなどに椅子を設置する場合には、各段の所定位置に確実に固定することができ、特に有効である。なお、上記においては、段床部Aのみ固定構造10を設けたが、平坦部Bにも固定構造10を設けるものとしても良い。
また、本実施形態では、隣り合う二つの前側接地部3aと対応して第一の固定部11を設け、残りの後側接地部3bに対応して第二の固定部12を設けている。このため、隣り合って配列した第一の固定部11によって確実に固定された状態を保つとともに、大きな外力が作用した場合には、第二の固定部12が第一の固定部11間で拘束された状態とならずに、対応する後側接地部3bを好適に変位させることができる。特に、本実施形態では、着座する使用者の体の向きと等しい前後方向Yに対応して、一方の前側接地部3aに第一の固定部11が設けられ、他方の後側接地部3bに第二の固定部12が設けられている。このため、使用者の体の向きと対応して前後方向Yに作用する外力に対して、第一の固定部11を固定した状態に保つとともに、第二の固定部12と対応する後側接地部3bを前後方向Yに好適に変位させることができる。なお、前側接地部3aに対応して第二の固定部12を、後側接地部3bに対応して第一の固定部11を設けるものとしても同様の効果を期待することができる。
また、ファスナー部材15、16は、それぞれ、接地部3または床30に固定ネジ19、20によって固定されている。このため、ファスナー部材15、16を確実に固定することができるとともに、固定ネジ19、20を緩めることで容易に取り外すことができ、必要に応じて交換することも可能である。また、ファスナー部材15、16を固定した状態において、各固定ネジ19、20は、軸部19a、20aが貫通孔17dに挿通され、頭部19b、20bが凹部17bに収容された状態となる。このため、一方のファスナー部材15を他方のファスナー部材16に係合し、あるいは、床30に当接させる際に、固定ネジ19、20が支障となってしまうことが無い。また、ファスナー部材15、16に固定ネジ19、20を螺合させるためのスペースを別途設ける必要が無く、固定ネジ19、20によってファスナー部材15、16を固定することができる。
なお、本実施形態では、椅子1を固定する例として、カーペット30aが敷設された床30を例に挙げたが、カットパイルやループパイルなど様々なタイプのカーペットに対応可能である。また、カーペットが敷設された床に限るものでも無く、少なくとも、ファスナー部材16を床面に当接した際に、係合部18が係合して係合力が発生することにより、または、係合部18と床面との間に摩擦力が発生することにより、第二の固定部12を構成して床30に接地部3を固定することが可能であれば良い。また、第一の固定部11において、他方のファスナー部材16は、係合面16aを床面30bと略等しい高さとして、凹部31aに収容されるものとしたが、これに限ることは無い。固定する椅子の条件、設置する床の条件によって、床面に対して突出させ、あるいは、埋没させても良く、凹部31aを設けずに直接床面30bに固定するものとしても良い。
また、面ファスナーを構成する一対のファスナー部材15、16としては、上記に限られるものでは無く、様々なタイプのものを選択可能である。すなわち、基部17の形状について、椅子1の前脚4、4、及び、後脚5、5や、固定板8の形状に応じて、矩形などとしても良い。また、係合部18の設置数、先端18aの形状について、第一の固定部11及び第二の固定部12として必要な係合力または摩擦力に応じて適時変更可能であり、床30がどのようなタイプのものであるかによっても適時変更可能である。さらに、係合部18は、キノコ状に形成されたものに限るものでは無く、一対のファスナー部材のいずれか一方をフック状に、他方をループ状にするものとしても良い。
また、本実施形態では、前脚4、4、及び、後脚5、5の四脚タイプの椅子について説明したが、これに限るものでは無く、三脚タイプの椅子等についても適用可能である。さらに、脚フレームで支持するタイプにも適用可能である。図7に、変形例として、脚フレームで支持するタイプの椅子40を示す。
図7に示すように、椅子40は、座板41a及び背板41bを有し、接地部である四箇所の支持パッド42によって床30に設置されている。より詳しくは、椅子40は、下面に支持パッド42が設けられた略コの字状の脚フレーム43と、脚フレーム43の前端から上方へ伸びる一対の脚杆44と、脚杆44の上端から後方へ延びる水平フレーム45と、水平フレーム45の後端から上方へ延びる背凭れ支持杆46とを備える。水平フレーム45に座板41aが固定されているとともに、背凭れ支持杆46に背板41bが固定されている。
このような椅子40についても、四箇所の支持パッド42の二つ以上に、面ファスナーを構成する一方のファスナー部材15を固定するとともに、ファスナー部材15が固定された支持パッド42が配置される支持位置の少なくとも一つに他方のファスナー部材16を固定して、第一の固定部11及び第二の固定部12を構成することで、同様の効果を期待することができる。また、上記においては、略コの字状の脚フレーム43の四箇所に支持パッド42が設けられるものとしたが、支持パッド42を設けずに略コの字状に連続する脚フレーム43全体で直接支持するタイプにも適用可能である。この場合にも、脚フレーム43の下面の任意の二箇所以上に面ファスナーを構成する一方のファスナー部材15を固定し、床30において対応する位置の少なくとも一箇所に他方のファスナー部材16を固定し、第一の固定部11及び第二の固定部12を構成することで、同様の効果を期待することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の実施形態の椅子の固定構造を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態の椅子の固定構造において、第一の固定部の分解図である。 本発明の実施形態の椅子の固定構造において、第一の固定部の詳細を示す断面図である。 本発明の実施形態の椅子の固定構造において、第二の固定部の詳細を示す断面図である。 本発明の実施形態の椅子の固定構造を用いて椅子を配置した例を示す説明図である。 本発明の実施形態の椅子の固定構造を用いて配置した椅子を使用した場合の説明図である。 本発明の実施形態の変形例の椅子の固定構造を示す全体斜視図である。
符号の説明
1、40 椅子
2 座
3 接地部
3a 前側接地部
3b 後側接地部
4 前脚
5 後脚
6 横連結杆
7 縦連結杆
10 固定構造
11 第一の固定部
12 第二の固定部
15 一方のファスナー部材
16 他方のファスナー部材
15a、16a 係合面
17b 凹部
17d 貫通孔
19、20 固定ネジ
19a、20a 軸部
19b、20b 頭部
42 支持パッド(接地部)
X 左右方向
Y 前後方向

Claims (14)

  1. 複数の接地部を有して床に設置される椅子を前記床に固定する椅子の固定構造であって、
    前記接地部の内の少なくとも一つを前記床に固定する第一の固定部と、
    前記接地部の内、該第一の固定部によって固定されるものと異なる少なくとも一つを前記床に固定する第二の固定部とを備え、
    前記第一の固定部は、面ファスナーを構成する一対のファスナー部材の一方が前記接地部に固定されるとともに、前記ファスナー部材の他方が前記接地部と対応する前記床の支持位置に固定されて、一対の前記ファスナー部材が互いに係合してなり、
    前記第二の固定部は、面ファスナーを構成する一対のファスナー部材の一方のみが前記接地部に固定されて、該ファスナー部材の一方が前記床に当接してなることを特徴とする椅子の固定構造。
  2. 請求項1に記載の椅子の固定構造において、
    前記接地部の全てに前記ファスナー部材の一方が固定されていることを特徴とする椅子の固定構造。
  3. 請求項1または請求項2の椅子の固定構造において、
    前記第一の固定部は、配列する複数の前記接地部の内、隣り合う二つ以上の該接地部に対応して設けられていることを特徴とする椅子の固定構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の椅子の固定構造において、
    前記ファスナー部材の他方は、前記ファスナー部材の一方と対向する係合面が床面と略等しい高さとなるように前記床に固定されていることを特徴とする椅子の固定構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の椅子の固定構造において、
    前記ファスナー部材は、それぞれ対応する前記接地部または前記床に固定ネジを螺合して固定されていることを特徴とする椅子の固定構造。
  6. 請求項5に記載の椅子の固定構造において、
    前記ファスナー部材は、互いに対向する係合面側に形成され前記固定ネジの頭部が収容された凹部と、該凹部から前記係合面の反対側まで形成され前記固定ネジの軸部が挿通された貫通孔とを有することを特徴とする椅子の固定構造。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の椅子の固定構造において、
    前記椅子は、前記接地部として、前側に配置される前側接地部と、後側に配置される後側接地部とを備え、
    前記第一の固定部が、前記前側接地部または前記後側接地部の一方と対応して設けられているとともに、前記第二の固定部が、前記前側接地部または前記後側接地部の他方と対応して設けられていることを特徴とする椅子の固定構造。
  8. 請求項7に記載の椅子の固定構造において、
    前記椅子は、前記前側接地部及び前記後側接地部をそれぞれ左右二つ備え、
    前記第一の固定部が前記前側接地部または前記後側接地部のいずれかの二つに設けられていることを特徴とする椅子の固定構造。
  9. 請求項8に記載の椅子の固定構造において、
    前記椅子は、下端に前記前側接地部を有する二つの前脚と、下端に前記後側接地部を有する二つの後脚と、左右方向に延設され、前記前脚同士及び前記後脚同士をそれぞれ連結する二つの横連結杆と、該横連結杆同士を連結するとともに座を支持する一対の縦連結杆とを備えることを特徴とする椅子の固定構造。
  10. 複数の接地部を有して床に設置される椅子を前記床に固定する椅子の固定方法であって、
    前記接地部の二つ以上に、面ファスナーを構成する一対のファスナー部材の一方をそれぞれ固定し、
    該ファスナー部材の一方が固定された前記接地部と対応する前記床の支持位置の少なくとも一つに、前記ファスナー部材の他方を固定し、
    前記床の前記支持位置の内、前記ファスナー部材の他方が固定されている位置では、該ファスナー部材の他方に、前記接地部に固定された前記ファスナー部材の一方を係合させるとともに、
    前記床の前記支持位置の内、前記ファスナー部材の他方が固定されていない位置では、前記床に前記接地部に固定された前記ファスナー部材の一方を当接させることを特徴とする椅子の固定方法。
  11. 請求項10に記載の椅子の固定方法において、
    前記接地部の全てに前記ファスナー部材の一方を固定することを特徴とする椅子の固定方法。
  12. 請求項10または請求項11の椅子の固定方法において、
    配列する複数の前記接地部の内の隣り合う二つ以上について、該接地部及び対応する前記床の前記支持位置に一対の前記ファスナー部材を固定することを特徴とする椅子の固定方法。
  13. 請求項10から請求項12のいずれかに記載の椅子の固定方法において、
    前記接地部として、前側に配置される前側接地部と、後側に配置される後側接地部とを備える前記椅子を固定するものであり、
    前記前側接地部または前記後側接地部の一方と対応して、前記接地部と前記床の前記支持位置とに一対の前記ファスナー部材を固定して互いに係合させるとともに、
    前記前側接地部または前記後側接地部の他方と対応して、前記接地部に前記ファスナー部材の一方のみを固定して前記床に当接させることを特徴とする椅子の固定方法。
  14. 請求項13に記載の椅子の固定方法において、
    前記前側接地部及び前記後側接地部をそれぞれ左右二つ備える前記椅子を固定するものであり、
    前記前側接地部または前記後側接地部のいずれかの二箇所で、一対の前記ファスナー部材を互いに係合させることを特徴とする椅子の固定方法。
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