JP4889595B2 - 荷電粒子ビーム照射システム - Google Patents
荷電粒子ビーム照射システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4889595B2 JP4889595B2 JP2007220229A JP2007220229A JP4889595B2 JP 4889595 B2 JP4889595 B2 JP 4889595B2 JP 2007220229 A JP2007220229 A JP 2007220229A JP 2007220229 A JP2007220229 A JP 2007220229A JP 4889595 B2 JP4889595 B2 JP 4889595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dose
- irradiation
- region
- monitor
- storage unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N5/00—Radiation therapy
- A61N5/10—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
- A61N5/1048—Monitoring, verifying, controlling systems and methods
- A61N5/1064—Monitoring, verifying, controlling systems and methods for adjusting radiation treatment in response to monitoring
- A61N5/1065—Beam adjustment
- A61N5/1067—Beam adjustment in real time, i.e. during treatment
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N5/00—Radiation therapy
- A61N5/10—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
- A61N5/1048—Monitoring, verifying, controlling systems and methods
- A61N5/1071—Monitoring, verifying, controlling systems and methods for verifying the dose delivered by the treatment plan
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N5/00—Radiation therapy
- A61N5/10—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
- A61N2005/1085—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy characterised by the type of particles applied to the patient
- A61N2005/1087—Ions; Protons
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Description
また、走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応する領域を計測領域として同定し、同定した計測領域の計測線量のみを選択してカウントすることで、モニタ平面の領域毎の積算線量を計測することにより、万一、二次元線量モニタのモニタ平面におけるビーム照射領域以外の領域でノイズ等による誤計測が発生したとしても、そのような誤計測による影響が排除され、精度の良い照射線量の計測が可能となる。
また、本発明の特徴は、前記照射領域判定装置は、前記モニタ平面の複数の領域のうち、前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応するビーム照射領域の中心が位置する領域を中心計測領域として同定するとともに、前記中心計測領域の周辺に位置し前記ビーム照射領域の一部を構成する複数の領域を同時計測領域として同定し、前記線量カウンタ装置は、前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記中心計測領域および同時計測領域の計測線量を選択してカウントすることにある。
<実施の形態1>
図1は本発明の第1の実施の形態の荷電粒子ビーム照射システム(粒子線治療装置)の全体構成を示す図である。
つまり、計測領域222の中心位置(ここで、各計測領域222での中心位置は、(2na−a)/2で示される)からビーム中心がΔxだけ移動した場合、同時計測領域223aに対してさらに隣の同時計測領域223bを追加することで、所望の線量計測が可能となる。さらにビームが点Pから点Rの位置にΔx’だけ走査されると、同時計測領域223は、(Ax_i+1, Ay_j)を中心とした8つの同時計測領域に遷移する。この際の同時計測領域の遷移条件Δx’は、式2で示される。
走査電磁石202,202の励磁電流の更新に合わせて、ビーム中心位置が計測領域222の中心位置に対してΔxおよびΔx’の条件が成立した場合、同時計測領域223を変更する制御を実施することにより、治療照射中における各計測領域222に照射されるビームの照射量を適切に計測可能となる。
(3)照射領域判定部302は、モニタ平面の複数の領域のうち、走査電磁石202,202のそのときの励磁データ(励磁電流指令値)に対応するビーム照射領域の中心が位置する領域を中心計測領域222aとして同定するとともに、中心計測領域の周辺に位置しビーム照射領域の一部を構成する複数の領域を同時計測領域223として同定し、線量カウンタ装置304は、二次元線量モニタ212から入力したモニタ平面の領域毎の計測線量のうち、照射領域判定部302によって同定した中心計測領域222aおよび同時計測領域223の計測線量を選択してカウントする。
<実施の形態2>
本発明の第2の実施の形態を図8を用いて説明する。図8は、本実施の形態の荷電粒子ビーム照射システム(粒子線治療装置)における照射制御装置の構成を示す図である。
<実施の形態3>
本発明の第3の実施の形態を図9を用いて説明する。図9は、本実施の形態の荷電粒子ビーム照射システム(粒子線治療装置)における照射制御装置の構成を示す図である。
2…イオンビーム(荷電粒子ビーム)
3…前段加速器
4…低エネルギービーム輸送系
5…シンクロトロン(荷電粒子ビーム発生装置)
6…出射用高周波電極
7…電力増幅器
8…インターロック用スイッチ
9…出射ゲート用スイッチ
10…出射用高周波発振器
11…高エネルギービーム輸送系
12…回転ガントリー
13…出射装置
100…中央制御装置
200…照射野形成装置(ビーム照射装置)
202…走査電磁石
206…散乱体(ビーム径拡大装置)
208…リッジフィルタ(エネルギー分布拡大装置)
210…レンジシフタ
212…二次元線量モニタ
214…ボーラス
215…コリメータ
216…患者
216a…患部
217…治療ベッド
219…走査電磁石電源
220…走査電磁石電源制御装置
222…計測領域
222a…中心計測領域
223,223a,223b…同時計測領域
300,300A,300B…照射制御装置
301…制御プロセッサ
302…照射領域判定部(照射領域判定装置)
303…照射管理部(第2照射管理装置)
304,304B…線量カウンタ装置
305…照射制御用メモリ装置(記憶装置)
306…比較器(第2照射管理装置)
307…カウンタ制御部(線量カウンタ装置)
308…比較器制御部(第2照射管理装置)
309,309A…AND回路(出力装置)
311…ビーム走査管理部(第1及び第2ビーム走査管理装置)
313,314…マルチプレクサ。
320…表示装置
Claims (16)
- 荷電粒子ビームを加速して出射する荷電粒子ビーム発生装置と、前記荷電粒子ビーム発生装置から出射された前記荷電粒子ビームを走査する走査電磁石を有し、この走査電磁石を通過した前記荷電粒子ビームを照射対象に照射するビーム照射装置とを備える荷電粒子ビーム照射システムにおいて、
前記ビーム照射装置に設けられ、前記走査電磁石により走査された荷電粒子ビームの走査範囲を複数の領域に分割したモニタ平面を有し、このモニタ平面の領域毎に独立して照射線量を測定可能な二次元線量モニタと、
前記二次元線量モニタの前記モニタ平面の領域毎に計測した線量を入力し、この計測線量を前記モニタ平面の領域毎に独立して積算して前記モニタ平面の領域毎に積算線量を計測し、前記モニタ平面の領域毎に計測した積算線量が前記モニタ平面の領域毎に予め設定した目標線量に到達するとビーム照射を停止する制御信号を出力し、前記目標線量に到達した領域へのビーム照射を停止させる照射制御装置とを備え、
前記照射制御装置は、前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値を入力して、前記モニタ平面の複数の領域のうち前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応する領域を計測領域として同定し、前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量のうち、同定した前記計測領域の計測線量のみを選択してカウントすることで、前記モニタ平面の領域毎の積算線量を計測することを特徴とする荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記照射制御装置は、
前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量を前記モニタ平面の領域毎にカウントする線量カウンタ装置と、
前記線量カウンタ装置によりカウントした線量を前記積算線量として前記モニタ平面の領域毎に保存する第1記憶部および前記モニタ平面の領域毎に前記目標線量を保存する第2記憶部を含む記憶装置と、
前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量を前記第2記憶部に保存した目標線量と比較し、前記積算線量が前記目標線量に到達したとき前記ビーム照射を停止する制御信号を出力する第1照射管理装置とを有することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記照射制御装置は、
前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量を前記モニタ平面の領域毎にカウントする線量カウンタ装置と、
前記線量カウンタ装置によりカウントした線量を前記積算線量として前記モニタ平面の領域毎に保存する第1記憶部および前記モニタ平面の領域毎に前記目標線量を保存する第2記憶部を含む記憶装置と、
前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値を入力し、前記モニタ平面の複数の領域のうち前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応する領域を計測領域として同定する照射領域判定装置とを有し、
前記線量カウンタ装置は、前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の計測線量のみを選択してカウントすることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記照射領域判定装置は、前記モニタ平面の複数の領域のうち、前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応するビーム照射領域の中心が位置する領域を中心計測領域として同定するとともに、前記中心計測領域の周辺に位置し前記ビーム照射領域の一部を構成する複数の領域を同時計測領域として同定し、
前記線量カウンタ装置は、前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記中心計測領域および同時計測領域の計測線量を選択してカウントすることを特徴とする請求項3記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記照射制御装置は、
前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量を前記モニタ平面の領域毎にカウントする線量カウンタ装置と、
前記線量カウンタ装置によりカウントした線量を前記積算線量として前記モニタ平面の領域毎に保存する第1記憶部および前記モニタ平面の領域毎に前記目標線量を保存する第2記憶部を含む記憶装置と、
前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値を入力し、前記モニタ平面の複数の領域のうち前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応する領域を計測領域として同定する照射領域判定装置と、
前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の積算線量を選択して前記第2記憶部に保存した目標線量と比較し、前記積算線量が前記目標線量に到達したとき前記ビーム照射を停止する制御信号を出力する第1照射管理装置とを有することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記照射領域判定装置は、前記モニタ平面の複数の領域のうち、前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応するビーム照射領域の中心が位置する領域を中心計測領域として同定し、
前記第1照射管理装置は、前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記中心計測領域の積算線量を選択して前記第2記憶部に保存した目標線量と比較し、前記積算線量が前記目標線量に到達したとき前記ビーム照射を停止する制御信号を出力することを特徴とする請求項5記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記照射制御装置は、
前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量を前記モニタ平面の領域毎にカウントする線量カウンタ装置と、
前記線量カウンタ装置によりカウントした線量を前記積算線量として前記モニタ平面の領域毎に保存する第1記憶部および前記モニタ平面の領域毎に前記目標線量を保存する第2記憶部を含む記憶装置と、
前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値を入力し、前記モニタ平面の複数の領域のうち前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応する領域を計測領域として同定する照射領域判定装置と、
前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の積算線量のみを選択して前記第2記憶部に保存した目標線量と比較し、前記積算線量が前記目標線量に到達したとき前記ビーム照射を停止する制御信号を出力する第1照射管理装置と、
前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の積算線量が前記第2記憶部に保存した前記目標線量に到達しているか否かを読み取り、積算線量が目標線量に到達している場合は前記ビーム照射を停止する制御信号を出力する第2照射管理装置と、
前記第1照射管理装置および第2照射管理装置の少なくとも一方が前記ビーム照射を停止する制御信号を出力するとき、前記荷電粒子ビーム発生装置に対してビーム出射OFF信号を出力する出力装置とを有することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記照射領域判定装置は、前記モニタ平面の複数の領域のうち、前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応するビーム照射領域の中心が位置する領域を中心計測領域として同定し、
前記第1照射管理装置は、前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記中心計測領域の積算線量を選択して前記第2記憶部に保存した目標線量と比較し、前記積算線量が前記目標線量に到達したとき前記ビーム照射を停止する制御信号を出力し、
前記第2照射管理装置は、前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記中心計測領域の積算線量が前記第2記憶部に保存した前記目標線量に到達しているか否かを読み取り、積算線量が目標線量に到達している場合は前記ビーム照射を停止する制御信号を出力することを特徴とする請求項7記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記第2照射管理装置は、前記モニタ平面の全ての領域で前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量が前記第2記憶部に保存した目標線量に到達したとき、エネルギー更新指令を出力するとともに、前記出力装置に前記ビーム照射を停止する制御信号を出力することを特徴とする請求項7又は8記載の荷電粒子ビーム照射システム。
- 前記第2照射管理装置は、前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の積算線量と前記第2記憶部に保存した目標線量との比較結果に応じて、前記出力装置に前記ビーム照射を指令する制御信号と前記ビーム照射を停止する制御信号のいずれかを出力するとともに、前記ビーム照射を指令する制御信号を出力したときは、前記照射領域判定装置によって同定される前記中心領域が次の領域に移動する時点より所定時間前に前記ビーム照射を停止する制御信号を出力することを特徴とする請求項8記載の荷電粒子ビーム照射システム。
- 前記記憶装置は、前記モニタ平面の領域毎に前記積算線量が前記目標線量に到達したことを記録する第3記憶部を更に含み、
前記第1照射管理部は、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の積算線量が前記第2記憶部に保存した目標線量に到達したとき、前記ビーム照射を停止する制御信号を出力すると同時に、前記積算線量が前記目標線量に到達したことを前記第3記憶装置に記録し、
前記第2照射管理装置は、前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の積算線量が前記第2記憶部に保存した前記目標線量に到達しているか否かを前記第3記憶装置から読み取ることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記荷電粒子ビーム発生装置は、荷電粒子ビームが所望のエネルギーまで加速された後、ビーム出射開始指令により荷電粒子ビームを出射し、1回の加速動作により生成した荷電粒子ビームを出射可能な時間が経過すると、ビーム出射停止指令により荷電粒子ビームの出射を停止させるシンクロトロンであり、
前記照射制御装置は、
前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量を前記モニタ平面の領域毎にカウントする線量カウンタ装置と、
前記線量カウンタ装置によりカウントした線量を前記積算線量として前記モニタ平面の領域毎に保存する第1記憶部および前記モニタ平面の領域毎に前記目標線量を保存する第2記憶部を含む記憶装置と、
前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値を入力し、前記モニタ平面の複数の領域のうち前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応する領域を計測領域として同定する照射領域判定装置と、
前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の積算線量を選択して前記第2記憶部に保存した目標線量と比較し、前記積算線量が前記目標線量に到達したとき前記ビーム照射を停止する制御信号を出力する照射管理装置と、
前記ビーム出射開始指令およびビーム出射停止指令を入力し、このビーム出射開始指令およびビーム出射停止指令に同期して前記走査電磁石の励磁電流指令値の更新指令、走査制御開始指令および走査制御終了指令を出力する第1ビーム走査管理装置とを有することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記照射制御装置は、
前記走査電磁石の励磁電流指令値が更新される都度、前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の次にビーム照射を行う領域の積算線量が前記第2記憶部に保存した前記目標線量に到達しているか否かを読み取り、積算線量が目標線量に到達している場合は、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域から最短の目標線量に到達していない領域を探査し、この領域に対応する励磁電流指令値の更新指令を出力しかつ前記ビーム照射を停止する制御信号を出力する第2ビーム走査管理装置と、
前記照射管理装置および第2ビーム走査管理装置の少なくとも一方が前記ビーム照射を停止する制御信号を出力するとき、前記荷電粒子ビーム発生装置に対してビーム出射OFF信号を出力する出力装置とを更に有することを特徴とする請求項12記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記照射制御装置は、
前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量を前記モニタ平面の領域毎にカウントする線量カウンタ装置であって、前記モニタ平面の分割領域数よりも少ない数のカウンタを有する線量カウンタ装置と、
前記線量カウンタ装置によりカウントした線量を前記積算線量として前記モニタ平面の領域毎に保存する第1記憶部および前記モニタ平面の領域毎に前記目標線量を保存する第2記憶部を含む記憶装置と、
前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値を入力し、前記モニタ平面の複数の領域のうち前記走査電磁石のそのときの励磁電流指令値に対応する領域を計測領域として同定する照射領域判定装置と、
前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量のうち、前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域の積算線量のみを選択して前記第2記憶部に保存した目標線量と比較し、前記積算線量が前記目標線量に到達したとき前記ビーム照射を停止する制御信号を出力する照射管理装置と、
前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量のうち前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域に対応する計測線量を選択して前記線量カウンタ装置のカウンタに送信する第1マルチプレクサと、
前記線量カウンタ装置のカウンタによりカウントした線量を、前記第1記憶部のメモリ領域のうち前記照射領域判定装置によって同定した前記計測領域に対応するメモリ領域に送信し保存する第2マルチプレクサとを有することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記ビーム照射装置は、
前記荷電粒子ビーム発生装置から出射された前記荷電粒子ビームのビーム径を前記モニタ平面の前記複数の領域の分割幅よりも拡大するビーム径拡大装置と、
前記荷電粒子ビーム発生装置から出射された前記荷電粒子ビームに複数のエネルギー領域を形成し、深さ方向に形成される複数のブラッグピークを重ね合わせることで、深さ方向に一様な線量分布を形成するエネルギー分布拡大装置とを更に有し、
前記照射制御装置は、
前記二次元線量モニタから入力した前記モニタ平面の領域毎の計測線量を前記モニタ平面の領域毎にカウントする線量カウンタ装置と、
前記線量カウンタ装置によりカウントした線量を前記積算線量として前記モニタ平面の領域毎に保存する第1記憶部および前記モニタ平面の領域毎に前記目標線量を保存する第2記憶部を含む記憶装置と、
前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量を前記第2記憶部に保存した目標線量と比較し、前記積算線量が前記目標線量に到達したとき前記ビーム照射を停止する制御信号を出力する第1照射管理装置と、
前記モニタ平面の全ての領域で前記第1記憶部に保存した領域毎の積算線量が前記第2記憶部に保存した目標線量に到達したとき、エネルギー更新指令を出力する第2照射管理装置とを有することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム照射システム。 - 前記モニタ平面の領域毎の計測線量を表示する表示装置を更に備えることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム照射システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007220229A JP4889595B2 (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | 荷電粒子ビーム照射システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007220229A JP4889595B2 (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | 荷電粒子ビーム照射システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009050468A JP2009050468A (ja) | 2009-03-12 |
JP4889595B2 true JP4889595B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=40502094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007220229A Active JP4889595B2 (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | 荷電粒子ビーム照射システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4889595B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5328721B2 (ja) * | 2010-06-14 | 2013-10-30 | 三菱電機株式会社 | データ収集装置、粒子線治療装置及びデータ収集方法 |
CN103748633B (zh) * | 2011-08-23 | 2016-06-08 | 三菱电机株式会社 | 射束数据处理装置及粒子射线治疗装置 |
EP2639598B1 (en) | 2012-01-20 | 2019-08-28 | Hitachi, Ltd. | Beam position monitor device and particle ray treatment device |
JP6444532B2 (ja) * | 2015-11-11 | 2018-12-26 | 株式会社日立製作所 | 粒子線治療装置及び治療計画補正方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5869578A (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-25 | 株式会社東芝 | 放射線治療装置 |
JPH01198567A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-10 | Toshiba Corp | 放射線治療装置 |
JP3873493B2 (ja) * | 1998-11-27 | 2007-01-24 | 株式会社日立製作所 | 荷電粒子ビーム出射装置及び荷電粒子ビーム照射方法 |
JP2002058750A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-26 | Toshiba Corp | 荷電ビーム照射方法および装置、ならびにコンピュータが読取り可能な記憶媒体 |
EP1736205B1 (en) * | 2003-05-13 | 2008-10-22 | Hitachi, Ltd. | Particle beam irradiation apparatus and treatment planning unit |
-
2007
- 2007-08-27 JP JP2007220229A patent/JP4889595B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009050468A (ja) | 2009-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3806723B2 (ja) | 粒子線照射システム | |
JP3874766B2 (ja) | 粒子線出射装置及び粒子線出射方法 | |
JP5496414B2 (ja) | 粒子線治療装置 | |
JP5002612B2 (ja) | 荷電粒子ビーム照射装置 | |
JP4730167B2 (ja) | 粒子線照射システム | |
JP6105285B2 (ja) | 粒子線による再スキャン方法のための照射または照射計画 | |
JP4726869B2 (ja) | 荷電粒子ビーム照射システム及びその制御方法 | |
JP2008012121A (ja) | 荷電粒子ビーム出射装置及び荷電粒子ビーム出射方法 | |
JPH11253563A (ja) | 荷電粒子ビーム照射方法及び装置 | |
JP5976353B2 (ja) | 荷電粒子照射システムおよび照射計画装置 | |
JP2005296162A (ja) | 粒子線治療装置 | |
JP5705372B2 (ja) | 粒子線治療装置および粒子線治療装置の運転方法 | |
JP4889595B2 (ja) | 荷電粒子ビーム照射システム | |
JP4864787B2 (ja) | 粒子線照射システムおよびその制御方法 | |
JP2002113118A (ja) | 荷電粒子ビーム照射装置 | |
JP5542703B2 (ja) | 荷電粒子ビーム照射システムおよび円形加速器の運転方法 | |
JP5393564B2 (ja) | 荷電粒子ビーム輸送装置及び粒子線治療システム | |
JP2014028061A (ja) | 粒子線照射システムとその運転方法 | |
JP2008272139A (ja) | 荷電粒子ビーム照射システム及び荷電粒子ビーム出射方法 | |
WO2014030207A1 (ja) | 走査電磁石用制御装置および粒子線治療装置 | |
JP2014022222A (ja) | 粒子線照射システムとその運転方法 | |
US9681530B2 (en) | Particle beam therapy device | |
JP6286168B2 (ja) | 荷電粒子ビーム照射システム及び照射計画システム | |
JP7065800B2 (ja) | 粒子線治療システム、粒子線照射方法及びコンピュータプログラム | |
TW201429513A (zh) | 粒子線照射裝置,及具有該粒子線照射裝置的粒子線治療裝置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090521 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111115 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4889595 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |