JP4888972B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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本発明は指定した目的地に車両を案内するナビゲーション装置に関し、特に指定した目的地を自動的に記憶するメモリを備え、以前指定した目的地情報を利用することができるようにしたナビゲーション装置に関する。
ナビゲーション装置においては、地図を描画するための地図データ及び地図上に表示する地名、あるいは施設等を検索するための情報データを記録したCD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の地図・情報記憶媒体と、この地図情報記憶媒体のデータを読み取る再生装置と、地図等を表示するディスプレイ装置と、距離センサやジャイロ等の自立航法装置及びGPS受信機等により車両の現在位置及び進行方向の方位を検出する車両位置検出装置を有し、車両の現在位置を含む地図データを地図・情報記憶媒体から読み出し、この地図データに基づいて車両位置の周囲の地図画像をディスプレイ装置の画面に描画すると共に、車両位置マークをディスプレイ画面に重ね合わせて表示し、車両の移動に応じて地図画像をスクロール表示したり、地図画像を画面に固定し車両位置マークを移動させたりして、車両が現在どこを走行しているのかを一目で分かるようにしている。
また、ナビゲーション装置は、ユーザが所望の目的地に向けて道路を間違うことなく容易に走行できるようにするための経路誘導機能を備えている。この経路誘導機能によれば、地図情報を用いて出発地から目的地までを結ぶ多数の経路の中で、距離、時間、料金等を考慮し、最も適切な経路を自動探索して提示し、利用者による選択の後その選択した経路を誘導経路として記憶しておき、走行中、地図画像上に誘導経路を他の経路とは色を変えて太く描画して画面表示したり、車両が誘導経路上の進路を変更すべき交差点に一定距離以内に近づいたときに、交差点を拡大表示し、進路を変更すべき方向を示す矢印等を描画して画面表示したり、音声で右左折の誘導を行うことで、ユーザを目的地まで案内している。
このようなナビゲーション装置の経路誘導機能を行うには、最初に現在地と目的地、更に必用に応じて経由地を入力して指示する必要がある。その入力に際して、現在地については例えばGPS信号を受信することにより容易に正確な地点を指示することができる。それに対して、目的地や経由地(以下「目的地」と略称する)を入力するには従来より、例えば地図画面をスクロールして意図する地点を探す手法、目的地に関連するジャンルを指定し、更に地域を指定して目的地を検索する手法、予めその地点、或いはその近傍の緯度と経度がわかっているときには直接その緯度と経度を入力して指定する手法、郵便番号を入力して目的地近傍を指定する手法、目的地或いはその近傍の施設の電話番号を入力してその地点を指定する手法、地点名や施設名、個人名等を直接入力してその地点を指定する手法、目的地の住所を画面表示された都道府県から順に詳細地点名迄選択して指示する手法等種々の手法が提案されている。
また、前記のように種々の手法により目的地を検索し決定した後は、その目的地をその後用いることができるように、目的地検索履歴データとしてメモリに記憶し、その後の目的地入力時に利用者の指示によってこれを読み出し、リスト表示、或いは地図上への表示を行うことができるようになっている。この目的地検索履歴データは、多くの場合例えば100箇所等の予め定められた個数の目的地を記憶できるようにし、それ以上については古いデータを順に削除して新しいデータを記憶するようにしている。また、特に重要と思われる目的地については、別途用意したメモリの記憶部にその目的地を登録し、目的地検索時に利用者の指示によりこれを読み出し、リスト表示あるいは地図上への表示を行うことができるようにもなっている。
したがって目的地検索に際しては、これらの記憶データを用い、適宜地名や施設名、或いは住所や入力順等によりソートを行ってリスト表示し、その中から選択を行うことができるようになる。またそれらの記憶した目的地を地図上に表示することにより、利用者は地図上の位置関係から以前に検索した目的地、更には以前に検索し目的地登録をした地点等を選択して用いることができる。
上記のように決定した目的地が自動的に目的地検索履歴に記憶されると、目的地を一時的に決定した後更に他の目的地の検索を行い、実際には先に一時的に決定した目的地を走行することなく、他の目的地を決定して走行することもある。特に目的地検索履歴には決定した目的地が全て記憶されるため、行楽のために多数の目的地候補を検索して仮に決定し、その中から適切なものを選択しようとすると、それらの目的地候補が全て目的地検索履歴に記録されてしまい、あまり必要のない目的地まで多数記憶されることとなる。
このように目的地を多数記憶すると、目的地検索履歴のメモリの容量には限界があるため、このメモリが満杯になったとき古いデータから順に上書きされ、古いデータが消去されるため、本当に目的地検索履歴データを用いて目的地を選択しようとするときには、真に必要なデータが既に消えていることが多くなり、目的地検索履歴データを用いた目的地検索が有効に機能しないこととなる。
その対策として、目的地を決定して誘導経路を設定し、走行を開始した後所定距離走行後、或いは所定時間走行後等の所定のタイミングでその目的地のデータを登録し、使用しなかった目的地を目的地検索履歴に登録しないようにした技術は特許文献1に開示されている。
特開2006−153728号公報
前記のような特許文献に開示されている技術においては、実際に走行に利用した目的地のみを履歴に記憶するようにしているため、決定した目的地を全て記憶するものよりも有効な目的地を記憶することができるようになるものの、例えば遠隔地に観光旅行したとき、その地点でガソリンが少なくなり周辺の施設検索により特定のガソリンスタンドを見つけてこれを目的地とし、そこに走行したときもそのガソリンスタンドを目的地検索履歴に記憶することとなる。
しかしながら、遠隔地でガソリンスタンドを探してそこに走行したときのように、同様にその遠隔地でレストランを探してそこに走行したときのように、遠隔地で各種の施設検索を行ったときには、その目的地を再度利用することは極めて少ない。このことは自宅に比較的近い地点でも同様であり、施設検索を行った結果得られた目的地は本来目的地検索履歴に残しておく必要のないものが多く混ざっている。
そのため、このようなあまり意味のない目的地についても、その目的地に向けて走行するとき全て目的地検索履歴のメモリに記録するのは無駄であり、且つその後の目的地検索履歴データを利用した検索には邪魔になる。特にこれらの目的地の地点を地図上に表示するときには多数の目的地表示が地図全体に広がり、且つ重なって表示されことが多くなり、探しにくくなる。
このことは自宅から離れた遠隔地において、以前にその遠隔地で検索した多数の目的地が地図上に表示されるとき、広域地図の状態で表示されることが多いため、特にそれらの表示が重なって識別が困難となってしまう。また、前記従来の技術では決定した目的地を走行したときには全て履歴に記録するため、重複して記録するものが多くなり、それらの記録データも無駄なものとなる。
したがって本発明は、目的地検索履歴データをメモリに記録するに際して、利用者にとって必要なデータのみを自動的に選別して記録することができるようにし、目的地検索履歴のメモリを有効に使用し、目的地検索履歴データを用いた目的地検索を効果的に行うことができるようにしたナビゲーション装置を提供することを主たる目的とする。
本発明に係るナビゲーション装置は、前記課題を解決するため、決定した目的地を複数記憶する目的地検索履歴記憶部と、前記目的地検索履歴記憶部に決定した目的地を記録する目的地記録部と、決定した目的地を前記目的地検索履歴記憶部に記録するか否かを判別する決定目的地履歴記録要否判別部とを備え、前記決定目的地履歴記録要否判別部は、予め設定した条件に適合しないと判別したとき、前記目的地記録部による前記目的地検索履歴記憶部への決定目的地の記録を行わないナビゲーション装置において、前記決定目的地履歴記録要否判別部は、決定した目的地が周辺施設検索によって決定した目的地であるとき、前記目的地検索履歴記憶部への決定目的地の記録を行わないことを特徴とする。
本発明に係る他のナビゲーション装置は、前記ナビゲーション装置において、前記周辺施設検索により決定した目的地が、予め登録した地点から所定距離以上離れた地点における周辺施設検索により決定した目的地であることを特徴とする。
本発明に係る他のナビゲーション装置は、前記ナビゲーション装置において、前記決定目的地履歴記録要否判別部は、周辺施設検索により決定した目的地を前記目的地検索履歴記憶部へ記録するか否かの設定部を備え、該記録を行わない設定を選択しているときに、前記目的地検索履歴記憶部への決定目的地の記録を行わないことを特徴とする。
本発明は上記のように構成したので、目的地検索履歴データをメモリに記録するに際して、利用者にとって必要なデータのみを自動的に選別して記録することができるようになり、目的地検索履歴のメモリを有効に使用できるようになる。また限られた容量のメモリ内にあまり必要のないデータを多数書き込むことにより、以前記録された重要な目的地を消してしまうことが少なくなり、目的地検索履歴データを用いた目的地検索を有効なものとすることができる。
本発明は目的地検索履歴データをメモリに記録するに際して、利用者にとって必要なデータのみを自動的に選別して記録することができるようにするという課題を、決定した目的地を複数記憶する目的地検索履歴記憶部と、前記目的地検索履歴記憶部に決定した目的地を記録する目的地記録部と、決定した目的地を前記目的地検索履歴記憶部に記録するか否かを判別する決定目的地履歴記録要否判別部とを備え、前記決定目的地履歴記録要否判別部は、予め設定した条件に適合しないと判別したとき、前記目的地記録部による前記目的地検索履歴記憶部への決定目的地の記録を行わないことにより実現した。
本発明を図面に沿って説明する。図1は本発明のナビゲーション装置において、目的地検索処理、及び目的地検索により決定された目的地履歴の記録処理を行う機能部分を主として示した機能ブロック図である。同図において、目的地検索を行った履歴を記憶する目的地履歴記憶部1と、目的地検索を行って得られた目的地について、利用者が特に登録しておきたい目的地を記憶する登録目的地記憶部2とを備えている。
ここで目的地履歴記憶部1のデータは例えば100個と上限が決められ、それ以上は古いデータから自動的に順に上書きし、実質的に消去される。それに対して登録目的地記憶部2のデータは、利用者に選別されたデータのみが登録され、メモリが一杯になったときには、利用者が確認をしながら不要なものを消去し、新しいデータを書き込む方式が採用される。なお、本発明を実施するに際しては、前記登録目的地記憶部2は必ずしも必要としない。
これらの記憶部に目的地を記録し、また記録されている目的地のデータを読み込むために目的地記録・読込部3を備え、決定した目的地の履歴を記録するか否かの選択処理を行う決定目的地履歴処理部5の処理結果に応じて、目的地検索履歴記憶部1に目的地の記録を行う。また、決定目的地履歴記録要否判別部5で決定した目的地について、決定目的地登録処理部6では利用者の選択等により必要なものを選択して、目的地記録・読込部3により登録目的地記憶部2にこれを記録する。また、目的地の検索処理を行う目的地検索処理部4で検索を行うとき、目的地記録・読込部3で目的地検索履歴記憶部1及び登録目的地記憶部2のデータの読み込みを行う。
目的地検索処理部4では、従来から用いられている各種手法により目的地検索を行うものであり、その一つとして目的地検索履歴記憶部1のデータ、更には登録目的地記憶部2のデータを用いた目的地検索処理も行う。その際、目的地仮決定部7における記憶目的地表示部8の処理によって、地名、施設名、住所、入力順等によりソートを行ってリスト表示し、或いは地図上にこれらの目的地を表示し、利用者はこれを参照して目的地を仮決定する。
仮決定目的地修正処理部9には仮決定目的地近辺記録目的地検索部10を備え、前記のようにして仮決定された目的地について、その目的地の近辺に記録されている目的地を検索する。それにより、例えば1つのテーマパークに複数の施設があり、それらの駐車場が独立して比較的離れていているとき、目的地検索によりテーマパークが検索されて目的地が仮決定した後、その仮決定目的地の近辺において既に記録している目的地が存在するかを仮決定目的地近辺記録目的地検索部10で検索し、そのテーマパーク内の特定の施設が既に登録されているとき、これを検索して、検索結果表示部11において表示する。利用者はこの表示を見ることにより仮決定しているテーマパークをそのまま決定するか、或いはその中の特定の施設を選択する修正を行うかを検討し、目的地最終決定部12に入力することにより最終的に目的地を決定する。
決定目的地履歴記録要否判別部5では、前記のような種々の手法により決定された目的地について、目的地履歴に記録する必要があるか否かを判別する。その判別に際して周辺施設検索目的地履歴記録要否判別部では、その目的地検索が周辺施設検索であるとき、その検索結果得られた目的地の中で、目的地検索履歴記憶部1に記録する必要があるか否かを判別する。その際には検索実行地・自宅間距離演算部15で周辺施設検索を行った地点と予め登録されている自宅間の距離を演算し、その距離が例えば100km等の所定距離以上である時には目的地検索履歴記憶部1に記録しないものと判別し、その距離に満たないときには目的地検索履歴記憶部1に記録するものと判別する。
決定目的地履歴記録要否判別部5には更に決定目的地既記録判別部14を備え、目的地検索処理部4の目的地最終決定部12で決定した目的地が、目的地検索履歴記憶部1及び登録目的地記憶部2に既に記録されている目的地であるかを判別し、全く同一の目的地が存在するときにはその目的地を重複して記録しないようにする。
また、決定目的地近接既記録目的地検索部16では、その目的地に対して例えば300m以内のような所定距離以内で既に記録してある目的地があるかを検索し、存在するときにはその検索結果を検索結果表示部17に表示する。利用者はそれを見て、例えば単に施設の名称が異なるのみであり再登録することは好ましくないと考えるとき、また、1つの施設内に別名の施設が存在し、それらを同じ施設としておく方が後の検索のためには良いと思われるとき、また、検索施設が会社名であり、その会社が入っているビル名で既に記録されていて、先のビル名で記録しておいた方がその後の検索に便利と思われるとき等には、今回決定した目的地を目的地検索履歴部1に記録することは好ましくない、と判別する。したがって決定目的地既記録判別部14では上記のような一連の処理を行う。
上記のような機能ブロックからなる本発明においては、図2に示すような目的地検索処理を行い、また図3に示すような決定目的地履歴記録処理を行う。図2に示す目的地検索処理においては、最初に登録目的地データを用いるか否かを判別する(ステップS1)。ここで登録目的地データを用いると判別したときには、図1の登録目的地記憶部2に記録している登録目的地を読み出し、それを表示する(ステップS2)。その表示に際しては前記のように図1の記憶目的地表示部8において、種々の手法により表示を行うことができる。
次いで登録目的地から目的地を選択したか否かを判別する(ステップS3)。ここで利用者が登録目的地を選択しないと判別したときには、図2の実施例においては、目的地検索履歴データを用いるか否かの判別を行っている。ここで目的地検索履歴データを用いると判別したときには、図1の目的地検索履歴記憶部に記録している目的地検索履歴を読み出し(ステップS5)、自宅から所定距離以上の地点で行った周辺施設検索目的地の履歴を下方にして目的地検索履歴をリスト表示する(ステップS6)。このようにして、自宅から所定距離以上離れた地点で周辺検索を行い、たとえばガソリンスタンド等を検索したとき、このようなデータが存在しても利用価値が少ないので、目的地検索履歴をリスト表示する際、下方に表示して他の邪魔にならないようにする。特に本発明においては、図1に示すように決定目的地履歴記録要否判別処理部5に検索実行地と自宅間距離演算部15を備えているので、ここで演算したデータも目的地検索履歴記憶部1に記録しておくことにより、図2のステップS6による表示を容易に行うことができる。
その後、目的地検索履歴から目的地を選択したか否かを判別し、目的地検索履歴から目的地を選択しなかったと判別したときには、他の目的地検索処理を行う(ステップS8)。このときの他の目的地検索処理としては前記従来のものと同様に、例えば地図画面をスクロールして意図する地点を探す手法、目的地に関連するジャンルを指定し、更に地域を指定して目的地を検索する手法、予めその地点、或いはその近傍の緯度と経度がわかっているときには直接その緯度と経度を入力して指定する手法、郵便番号を入力して目的地近傍を指定する手法、目的地或いはその近傍の施設の電話番号を入力してその地点を指定する手法、地点名や施設名、個人名等を直接入力してその地点を指定する手法、目的地の住所を画面表示された都道府県から順に詳細地点名迄選択して指示する手法等、種々の手法を採用することができる。それによりこのような他の目的地検索により目的地の選択を行う(ステップS9)。
次いで、前記ステップS3で登録目的地から目的地を選択したとき、或いはステップS7で目的地検索経歴から目的地を選択したとき、或いはステップS9で他の目的地検索により目的地を選択したときには、選択した目的地を仮決定し、これを仮決定目的地とする(ステップS10)。その後この仮決定目的地を目的地検索履歴・登録目的地データで修正するか否かを判別する(ステップS11)。ここで利用者が予めこの処理を行う旨設定しておくとステップS12に進み、仮決定目的地についてその近辺の目的地検索履歴及び登録目的地データを検索し、表示する。
その後上記のようにして得られた仮決定目的地の近傍に他の目的地があり、その目的地の方が適切と判断することにより、仮決定目的地を修正するか否かを、利用者が前記表示を参照して判別し、存在するときには仮決定目的地を前記のように他の目的地に修正する(ステップS14)。ここで仮決定目的地を他の目的地に修正したときには、前記ステップS11において仮決定目的地を目的地検索履歴・登録目的地データで修正をしないと判別したとき、及びステップS13で仮決定目的地を修正するデータがないと判別したときと共にステップS15に進み、目的地を最終決定する(ステップS16)。このようにして目的地が最終決定された後は、図3に示すような目的地履歴記録処理を行う(ステップS16)。
図3に示す決定目的地履歴記録処理においては、最初本発明による決定目的地を目的地検索履歴記録部に記録するか否かの判別処理を行うか否かの判別を行っている(ステップS21)。図3の例においては、ここで選別処理を行うと判別したときには、ナビゲーション装置において例えばオプションとして用意されている本発明の処理を行うものとする。次いで図3の例においては周辺施設検索による目的地を、目的地検索履歴に記録するか否かの判別を行う(ステップS22)。
即ちこの例においては、目的地検索履歴を残すに際して、各種の条件に適合したもののみ目的地検索履歴に記録するものであるが、その際に、一般的に自車両周辺の施設検索は例えばガソリンスタンド、コンビニ等の、目的地として記憶しておくにはあまり意味のない施設が多いことから、利用者の設定により、このような周辺の施設検索については目的地検索履歴として残さないことを希望するときには、予め初期設定として周辺施設検索による目的地検索履歴を残さない設定にしておく。
ステップS21において目的地検索履歴を残すか否かの選別処理を行わないときには、ステップS29に進んで従来のものと同様に、全ての決定目的地を目的地検索履歴に記録する処理を行う。また、予め周辺施設検索による目的地の中で特定のもの以外は記録しない旨の設定をしていたときには、ステップS22で一応周辺施設検索による目的地を目的地検索履歴に記録すると判別し、次いで決定目的地は周辺施設検索によるものか否かを判別する(ステップS23)。ここで周辺施設検索であると判別したときには、図示の例ではその決定目的地は自宅から所定距離以上離れた地点で行った周辺施設検索であるか否かの判別を行っている(ステップS24)。
それによりこの例では、周辺施設検索を行った場合でも、その検索を行った場所が自宅の登録地点から例えば100km以上離れた場所で行った検索であるか否かによって処理を分け、所定距離以上離れた場所で行った検索であるときには、ステップS24からステップS31に進んでこの処理を終了し、ステップS29で行う決定目的地を目的地履歴に記録する処理を行わないようにしている。また、ステップS24で決定目的地は自宅から所定距離以上離れた地点で行ったものではないと判別したときにはステップS25に進み、その決定目的地と同じ施設或いは同様の施設であるか否かの判別処理を行う。
前記ステップS22において周辺施設検索による目的地を目的地検索履歴に記録しないと判別したときには、ステップS23と同様に、決定目的地は周辺施設検索によるものか否かの判別を行い(ステップS30)、前記ステップS22で周辺施設検索による目的地を目的地検索履歴に記録しないこととした状態で、決定目的地が周辺施設検索によるものであるときには、ステップS31に進んでこの処理を終了し、ステップS29の決定目的地を目的地検索履歴に記録する処理を行わないようにしている。また、ステップS30で決定目的地は周辺施設検索によるものではないと判別したときには、前記ステップS23と共にステップS25に進み、それ以降の同一施設或いは同様の施設が既に登録されているか否かの判別処理に進む。
ステップS25では、決定目的地と同一の目的地が、目的地検索履歴または登録目的地に既に記録されているか否かの判別を行う。この判別に際しては決定目的地と同一地点で且つ同一名称の目的地が目的地検索履歴の中に、或いは登録目的地として既に記録されているか否かを判別することにより行う。ここで既に記録されているときにはステップS31に進んでこの処理を終了し、ステップS29における決定目的地を目的地検索履歴に記録する処理を行わない。
更に図示の例では、ステップS25で決定目的地と同一目的地が、目的地検索履歴または登録目的地に存在しないと判別したときでも、目的地検索履歴または登録目的地の中に決定目的地の所定距離以内の目的地が記録されているか否かの判別を行う(ステップS26)。即ち、前記のように決定目的地と同一目的地が目的地検索履歴に記録されていない場合でも、決定目的地が例えば有名ビル内の特定の施設であったときに、有名ビル名で既に登録されている場合は駐車場の位置は変わりないことが多いので、今回決定された特定の施設名による目的地履歴への記録は必要ないことが多い。それに対して、例えば1つの大きなテーマパークにおいて既にそのテーマパークとして目的地履歴の記録や目的地登録がなされている場合でも、その一部の施設が今回の決定目的地であったときには、テーマパークの主駐車場とその特定の施設とは大きく離れており、特にその特定の施設の駐車場が別途存在するときには、今回決定された目的地を新しい目的地として記録しておく方が好ましいことがある。
このような判断を行うため、ステップS26で決定目的地の所定距離以内に目的地検索履歴または登録目的地が存在すると判別したときには、ステップS27で既に存在するそのような目的地を表示し、利用者の判断を促す。利用者はこの表示を見て、ステップS28において決定目的地を目的地検索履歴に記録するか否かの判断を行い、決定目的地を目的地検索履歴に記録すると判断したときにはその旨を入力することにより、ステップS29においてナビゲーション装置はその記録処理を行う。それに対して決定目的地を目的地検索履歴に記録する必要がないと判断したときには、利用者はその旨を入力することによりステップ31に進んで、この決定目的地の目的地履歴への記録処理を処理を終了する。
前記の例においては、ステップS22以降において決定目的地履歴記録処理に際して周辺施設検索により決定された目的地について特定の場合以外は履歴に記録しない処理を行った後に、ステップS25以降の決定目的地が既に記録されているときには履歴に記録しない処理を行った例を示したが、それらの処理の順序を入れ替えても本発明を同様に実施することができる。
本発明の実施例の機能ブロック図である。 同実施例における目的地検索処理の作動フロー図である。 同実施例における決定目的地履歴記録処理の作動フロー図である。
符号の説明
1 目的地検索履歴記憶部
2 登録目的地記憶部
3 目的地記録・読込部
4 目的地検索処理部
5 決定目的地履歴記録要否判別部
6 決定目的地登録処理部
7 目的地仮決定部
8 記憶目的地表示部
9 仮決定目的地修正処理部
10 仮決定目的地近辺記録目的地検索部
11 検索結果表示部
12 目的地最終決定部
13 周辺施設検索目的地履歴記録要否判別部
14 決定目的地既記録判別部
15 検索実行地・自宅間距離演算部
16 決定目的地近接既記録目的地検索部
17 検索結果表示部

Claims (3)

  1. 決定した目的地を複数記憶する目的地検索履歴記憶部と、
    前記目的地検索履歴記憶部に決定した目的地を記録する目的地記録部と、
    決定した目的地を前記目的地検索履歴記憶部に記録するか否かを判別する決定目的地履歴記録要否判別部とを備え、
    前記決定目的地履歴記録要否判別部は、予め設定した条件に適合しないと判別したとき、前記目的地記録部による前記目的地検索履歴記憶部への決定目的地の記録を行わないナビゲーション装置において、
    前記決定目的地履歴記録要否判別部は、決定した目的地が周辺施設検索によって決定した目的地であるとき、前記目的地検索履歴記憶部への決定目的地の記録を行わないことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記周辺施設検索により決定した目的地は、予め登録した地点から所定距離以上離れた地点における周辺施設検索により決定した目的地であることを特徴とする請求項記載のナビゲーション装置。
  3. 前記決定目的地履歴記録要否判別部は、周辺施設検索により決定した目的地を前記目的地検索履歴記憶部へ記録するか否かの設定部を備え、該記録を行わない設定を選択しているときに、前記目的地検索履歴記憶部への決定目的地の記録を行わないことを特徴とする請求項記載のナビゲーション装置。
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