JP4888925B2 - 多重光波長によるバーストモード伝送を用いた通信方法および通信システム - Google Patents

多重光波長によるバーストモード伝送を用いた通信方法および通信システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
下流ネットワーク部分と上流ネットワーク部分を有する受動光ネットワークを介して、中央端末装置と複数の遠隔端末装置間を通信する方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
単一光受信器へ伝送する多重光源を備える受動光ネットワーク(PON)のような共用メディア光ネットワークにおいては、1つの送信器により伝送されるデータを、他の送信器で送信されるデータによる干渉から保護する必要がある。このタイプの多数点−単一点ネットワークでは、この問題を解決するために、一般に2つの方法が使用されている。すなわち、時分割多重アクセス方式(TDMA)と波長分割多重方式(WDM)である。TDMAは、すべての送信器が共通の光波長または波長帯域を共用する場合に使用される。WDMは、各送信器がそれぞれ他の送信器に干渉を与えない固有の光波長または波長帯域を使用している場合に使用される。
【0003】
TDMA光システムにおいては、各光源は、その情報をバースト(連続)して共通の物理的メディア上で伝送する。別の光源からの伝送は、各光源からのバーストを時間でオフセットし、各バーストがどの光源からのバーストとも時間的に重ならないようにすることができる。そうしなければ、2つまたはそれ以上の光源からの伝送がネットワーク内のある共通点で衝突し、データの損失が発生する可能性がある。特定の送信器からの単一バーストデータに割当てられた時間は、“タイムスロット"と呼ばれる。光TDMAネットワークでは、すべての送信器は通常、光周波数領域において光源間が分離していない同一波長帯域を使用する。この方法は“単一波長TDMA"と呼ばれる。
【0004】
現在のWDMシステムにおいては、使用する伝送モードは連続モードであり、各送信器が全時間使用可能状態であって、連続的にオンオフ変調で変調される。光源間は時間領域で分離していないが、光周波数領域では光源間は十分に分離しており、その結果特定の送信器の波長は、光受信器において他の波長の干渉を受けない。この方法は“連続モードWDM"と呼ばれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記TDMAシステムまたはWDMシステムのみでは、光クロストーク(混信)を防止して、ネットワーク容量および多点−単一点光ネットワークを共用できる送信器の数を増加することが困難であった。
【0006】
本発明は、光クロストーク干渉を回避しつつ、ネットワーク容量および多点−単一点光ネットワークを共用できる送信器の数を容易に増加できる通信方法およびシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、多重光波長によるバーストモード伝送を使用する通信方法とシステムに関するものであり、前記ネットワーク容量および多点−単一点光ネットワークを共用できる送信器の数を増加するためには、TDMAシステムで提供される時間領域の共用と、WDMシステムで提供される光波長/周波数領域の共用との組合せが有効であるとの知見に基づいて、完成されたものである。
この組合せは、本明細書では“バーストモードWDM"または、同様に“多重波長TDMA"と呼ばれる。
【0008】
本発明による通信方法は、下流ネットワーク部分と上流ネットワーク部分を備える受動光ネットワークを介して中央端末装置と複数の遠隔端末装置間を通信するものであって、上流ネットワーク部分を介して遠隔端末装置から中央端末装置へバーストデータ信号を伝送する。遠隔端末装置の第1グループは、第1光波長で多重化されているそれぞれの第1タイムスロット内のバーストデータ信号を伝送する。遠隔端末装置の第2グループは、第2光波長で多重化されているそれぞれの第2タイムスロット内のバーストデータ信号を伝送する。
【0009】
本発明において、バーストモード伝送を搬送する各上流波長を、可能な限り隣接波長に近づけてスペクトル間隔を狭くすることができる。すなわち、本発明の中央端末装置と複数の遠隔端末装置間の通信方法は、下流ネットワーク部分を介して中央端末装置から遠隔端末装置に同期信号を伝送し、また上流ネットワーク部分を介して遠隔端末装置から中央端末装置へバースト信号を伝送する。遠隔端末装置の第1グループは、受信した同期信号に同期化されかつ第1光波長で多重化されている、それぞれの第1タイムスロット内のバーストデータ信号を伝送する。遠隔端末装置の第2グループは、受信した同期信号に同期化されかつ第2光波長で多重化されている、それぞれの第2タイムスロット内のバーストデータ信号を伝送する。第1と第2タイムスロットは、それぞれバーストデータ信号が伝送されるアクティブ期間、およびバーストデータ信号が伝送されないガード期間を有する。第1と第2タイムスロットは同期化され、それぞれのアクティブとガード期間は相互に位相合わせされている。
【0010】
本発明において、光ネットワークを介して中央端末装置と複数の遠隔端末装置間を通信する方法は、中央端末装置から遠隔端末装置へ同期信号を持つTDMデータ信号を伝送する。バーストデータ信号は、光ネットワークを介して、それぞれのTDMAタイムスロット内の遠隔端末装置のNグループから中央端末装置へ伝送される。それぞれのTDMAタイムスロットは、異なる光波長で作動するNグループの各々を用いて受信した同期信号に同期化されている。
【0011】
本発明において、同期化方法は、それぞれ異なる光波長において複数の下流TDM信号の各々内における共通の同期信号を伝送する。各遠隔端末装置は、共通の同期信号を持つ複数の下流TDM信号の少なくとも1つを受信する。
【0012】
本発明による通信システムは、下流と上流ネットワーク部分を有する受動光ネットワーク、中央端末装置、および受動光ネットワークに結合されて中央端末装置と通信する複数の遠隔端末装置を備える。中央端末装置は下流ネットワーク部分を介して同期信号を遠隔端末装置へ伝送する。遠隔端末装置の第1グループは、受信した同期信号で同期化されかつ上流ネットワーク部分を介して第1光波長で多重化されている、それぞれの第1タイムスロット内のバーストデータ信号を中央端末装置に伝送する。遠隔端末装置の第2グループは、受信した同期信号で同期化され、かつ上流ネットワーク部分を介して第2光波長で多重化されている、それぞれの第2タイムスロット内のバーストデータ信号を、中央端末装置へ伝送する。
【0013】
本発明の同期化方法によれば、間隔の狭い隣接波長で伝送される信号間の干渉を回避することにより、外部変調レーザ送信器以外に、より低コストの直接変調レーザ送信器を使用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、従来の光アクセスシステムのブロック図を示しており、このシステムは、中央端末装置10、RT1、RT2、RT3で示される遠隔端末装置12、および受動光ネットワーク(PON)14を備えている。システムは、時分割多重方式(TDM)を使用して、PON14を介して中央端末装置10から遠隔端末装置12へ下流データ信号を供給する。PON14を介して遠隔端末装置12から中央端末装置10への上流データ信号は、共通光波長または波長帯域λ1において時分割多重アクセス方式(TDMA)を使用してバースト伝送で供給される。
【0015】
下流および上流の用語は、本明細書では、伝送信号の流れの方向を指すのに使用している。下流方向は、中央端末装置10から遠隔端末装置12へ向かう信号を指す。上流方向は、遠隔端末装置12から中央端末装置10へ向かう信号を指す。本明細書全体を通して、“光波長"および“光波長帯域"の用語は区別することなく使用している。
【0016】
各遠隔端末装置12は光送信器(図示せず)を備えており、その送信器は時間の一部だけ使用可能(以下、イネーブルという)になる(バースト伝送時間またはバーストデータ信号を伝送するアクティブ期間(時間))。その間にオンオフ変調(バイナリデータを光伝送路上に符号化する最も一般的な方法)によって直接変調される。図2(A)は、期間−T/2からT/2を持つバースト伝送時間を示す。図2(B)は、送信器の光搬送波を変調するのに使用するベースバンドデータ信号を示す。図2(C)は、2つの信号、すなわちバースト伝送時間(図2(A))とベースバンドデータ信号(図2(B))の乗算から構成される単一TDMAバーストを示す。図3は、単一光波長のTDMAを使用して、遠隔端末装置RT1、RT2およびRT3(図1)が多重タイムスロット(n-1、n、n+1)内のデータを伝送するときに発生するPON14上の全体信号を示す。
【0017】
従来のレンジング技術を使用して、対応する伝播遅延を考慮し、各遠隔端末装置に対する適正なレンジ遅延を計算し、さらにバースト伝送を計時して割当てるタイムスロットに従って発生させる。例えば、遠隔端末装置RT3はタイムスロットn−1内で、RT1はタイムスロットn内で、RT2はタイムスロットn+1内でそれぞれ伝送する。各端末装置で発生したバーストは、他の端末装置からのバーストに位相合わせされていない。すなわち、各バーストの最初の立上がりエッジRの開始点が正しい時間に発生しない。各タイムスロットの終端において、次のTDMAの前にガード期間(時間)Tgがあり、その間は有効なデータを伝送せず、隣接タイムスロット内のバーストとのオーバーラップを避ける。
【0018】
図4は、連続モードWDMを使用して上流伝送する従来の光アクセスシステムのブロック図を示す。このシステムは、中央端末装置10、遠隔端末装置12−1、12−2、12−3およびPON14を備えている。このシステムはTDMを使用して、PON14を介して、中央端末装置10から遠隔端末装置12−1、12−2、12−3へ下流データ信号を供給する。PON14を介して遠隔端末装置12−1、12−2、12−3から中央端末装置10への上流データ信号は、連続モードWDM、すなわち分離した光波長λ1、λ2、λ3における連続モ−ド伝送を使用して供給される。
【0019】
次に、バーストモード(TDMA)伝送における時間領域と周波数領域の両方に存在するいくつかの問題点について説明する。
【0020】
光TDMA伝送においては、伝送されるデータのバーストは、最初にイネーブルになる(ただ1つの)光送信器によって発生され、次に所定時間後、伝送される光パワーをバースト間で伝送されるデータによって変調する。バーストを完成するため、送信器はそのバーストでのデータ伝送の完了後、所定時間、使用不能(以下、ディスエーブルという)になる。
【0021】
光送信器がレーザダイオードである場合、送信器をイネーブルにするのは、レーザダイオードのしきい値以下の値から順方向バイアス電流を増加させて、ダイオードがレーザを発光するしきい値電流よりわずかに大きい電流にすることにより達成される。このようなイネーブル方法は、瞬間的には実行できないが、レーザがそのイネーブルバイアス電流で安定状態に達すると、連続モードで使用した場合(すなわち、オンオフ変調)に変調したものと同一方法で変調できる。
【0022】
イネーブル方法と逆の方法で、レーザダイオード光送信器をディスエーブルにするには、バイアス電流をしきい値から少し低い値に減少させる。TDMA光伝送に対しては、送信器がディスエーブルになるレーザバイアス電流を十分小さくして、ディスエーブル光送信器のすべてによって与えられる受信器における光エネルギーが、ネットワーク上の1つのイネーブルレーザによって伝送されるデータの方向と復号化に干渉しないようにする必要がある。
【0023】
単一波長TDMA方式を使用して、時間的に連続バーストをどの程度近づけることが可能かという有意限界は、イネーブルまたはディスエーブルにあるレーザが、安定状態に達するのに要する時間である。これは純粋に時間領域問題である。なぜならば、現在のTDMAシステムに使用される光受信器は光周波数領域内で十分な広帯域かつ平坦な応答を持っており、レーザがイネーブルまたはディスエーブルの場合に伝送される光スペクトルの移動と広がりがどのようなものであっても、受信器の光通過帯域に比較して無視されるからである。
【0024】
TDMA技術を使用してレーザダイオードによって伝送される光周波数スペクトルまたは同等の光波長線幅は、変調されていない連続波(CW)光搬送波信号の光スペクトルより広い。変調されたレーザダイオードの光線幅の広がりは、以下の2つの異なる現象の1つに起因する。
(a)レーザのCWスペクトルがベースバンド変調信号の帯域幅よりはるかに狭い場合は、フーリェ変換理論によると、変調された光信号の帯域幅はベースバンド信号の帯域幅に等しくなる。
(b)レーザのCWスペクトルがベースバンド変調信号の帯域幅よりはるかに広い場合は、変調された光信号の帯域幅は、“線幅強調"または“周波数チャープ"と呼ばれる物理現象によって決定される。
【0025】
現象(a)は、無線周波数(RF)通信分野の実務者にはなじみの深いものである。これは、これらの応用分野において、RF源の帯域幅は変調信号の帯域幅の小さなパーセントでしかないためである。これは、今日のTDMA光ネットワークにおける光源に使用する直接変調ダイオードには当てはまらない。
【0026】
現象(b)を説明する理論の1つは、“断熱チャープ(Chirp)"理論として知られている。この理論によれば、半導体レーザダイオードの順方向電流変調は、デバイスのアクティブ領域内のキャリア(ホールと電子)密度の変調を引き起す。キャリア密度の変調は、結果的に、レーザ発光メディアの光感受性と屈折率の変調を引き起す。レーザダイオードキャビティの光共振周波数はキャビティの屈折率に依存するため、屈折率の変調はレーザ出力の光周波数変調を引き起す。これが、バースト間のTDMAネットワークにおける光信号の安定状態の帯域幅/線幅を決定する現象である。
【0027】
この状態はバーストの開始時にはさらに複雑であり、熱チャープおよび断熱チャープが発生することがある。レーザバイアス電流はバーストの開始時にイネーブルになり、レーザ周波数にほぼ瞬間的な断熱増加が発生する。しかし、ディスエーブルのレーザ電流はレーザ発光しきい値より小さいため、ターンオン断熱周波数移動は、論理“0"に対応するレーザダイオード注入電流における初期のレーザ発光周波数を単に表すだけである。しかし、この注入電流レベルにより、レーザの物理的サイズと構造により決まる時定数でダイオードの加熱を開始する。10ns〜400ns範囲の熱時定数は、通信用途に使用する一般的なレーザダイオードに見られる。このため、レーザがTDMAに対してイネーブルになった後であるが、データで変調される以前に、レーザの光出力周波数は、レーザダイオードの熱チャープ時定数に等しい時定数を持つ初期値から指数関数的に減少する。
【0028】
レーザが直接変調されると、レーザの断熱チャープレベルと熱平衡が再度変化する。変調の間の断熱チャープは、強度変調−周波数変調(IM−FM)変換による、レーザ線幅の拡大として表れる。変調が開始されると、レーザダイオードは再度加熱され始める。これは、変調中の平均注入電流が、論理“0"におけるバイアス電流より大きいためである。実際、変調データ信号がバースト(通常の状態)の間に“1"と“0"の等しい数を持つ場合は、平均注入電流が、(イネーブルの)バイアス電流とピーク−ピーク変調電流の1/2を加算した値になる。すべての場合、TDMAバースト中の、レーザ光スペクトルの中心波長がその安定状態値(初期値から測定するとして)の95%に達するのに、約3倍の熱時定数を要する。
【0029】
バーストの終端において、光周波数移動は、バーストの開始時に発生した移動と反対方向に生じる。変調が論理“0" バイアス電流で停止すると、レーザ発光周波数は、断熱チャープによってほぼ瞬間的に減少するが、レーザが冷却するにつれて遅い熱チャープのために増加し始める。最終的には、レーザがディスエーブルされてバイアス電流がしきい値より十分小さくなり、レーザ光は発光を停止するが、しかし再度イネーブルされるまで、冷却され続ける。熱時定数に関係するディスエーブル時間は、次にイネーブルされる時のレーザダイオードの初期熱条件を決定する。
【0030】
TDMA光受信器に使用する一般的な検出器の光帯域幅は、TDMA光送信器の線幅に比べて非常に広い。一般的な検出器の帯域幅は、1000nm〜1600nmの波長範囲で、100THz以上の周波数帯域幅に等しい。直接変調されるInGaAsP/InPマルチ量子ウェルFabry-Perot(MQW-FP)半導体レーザに対して測定した最悪のケースでは、10nm(約2THzの等価周波数帯域幅)以下であり、−40℃〜+85℃の温度での中心波長の安定状態移動は、100nm(約20THzの等価周波数帯域幅)以下にできる。このように、単一波長TDMAでは、断熱(IM−FM)または熱影響のどちらかによる光周波数チャープも無視できる。しかし、TDMA信号が共用光ファイバ上を多重光波長を介して同時に伝送される場合は、これらの周波数移動の影響をさらに慎重に考慮して、1つの波長チャネル上の1つのTDMAタイムスロットから、別の波長チャネル上の対応するTDMAタイムスロットへのクロストーク(混信)を防止する必要がある。本発明はこのようなクロストークを回避する方法を提供する。
【0031】
次に、受動光ネットワークにおける実施形態によって、本発明の原理を説明する。なお、本発明の原理がバーストモード伝送を使用する他の共用メディアネットワークにも適用可能であることは明らかである。
【0032】
図5は、本発明の一実施形態に係る光アクセスシステム100のブロック図を示す。システム100は、中央端末装置110、RT1、RT2、...RT9で表される遠隔端末装置112−1、112−2、...12−9、および受動光ネットワーク(PON)114を備えている。システム100は、中央端末装置110から遠隔端末装置112へ、光波長λDの下流TDMデータ信号122を供給する。システム100は、多重光波長を上流に使用している図1のシステムと異なる。また、システム100は、バーストモード伝送を上流に使用している図4のシステムとも異なる。
【0033】
特に、対応する光波長λ1、λ2、λ3の3つの上流TDMAデータ信号116、118および120は、同一ファイバ上の遠隔端末装置から中央端末装置で受信されていることを示している。光波長λ1の第1上流データ信号116は、対応する遠隔端末装置RT1 112−1、RT7 112−7およびRT4 112−4からのバースト伝送116−1、116−2および116−3からなる。光波長λ2の第2上流データ信号118は、対応する遠隔端末装置RT2 112−2、RT5 112−5およびRT8 112−8からのバースト伝送118−1、118−2および118−3からなる。光波長λ3の第3上流データ信号120は、対応する遠隔端末装置RT9 112−9、RT6 112−6およびRT3 112−3からのバースト伝送120−1、120−2および120−3からなる。
【0034】
遠隔端末装置数、光波長数、タイムスロットの割当ておよび遠隔端末装置のグループ化は、他の実施形態では変化するのは明らかであり、また図5の実施形態に示す特定の選択は単に本発明の原理を説明する便宜上のものであり、本発明の範囲を限定することを意味しない。本発明の原理は任意のPONトポロジー(たとえばツリー構造、二重星型)に適用できることは注目すべきである。
【0035】
図6は、図5のシステムの実施形態において対応する波長λ1、λ2、λ3の上流信号を示しており、1つの波長のTDMAバーストは別の波長のTDMAに対して固定した時間関係を持たない(すなわち非同期)。波長λ1のTDMA信号は、対応するタイムスロット150、152および154内に遠隔端末装置RT1、RT7およびRT4からのバースト伝送を有する。波長λ2のTDMA信号は、対応するタイムスロット156、158および160内に遠隔端末装置RT8、RT2およびRT5からのバースト伝送を有するタイムスロット162は、RT8からの次のバースト伝送に対応する。波長λ3のTDMA信号は、対応するタイムスロット164、166および168内に遠隔端末装置RT3、RT9およびRT6からのバースト伝送を有する。タイムスロット170は、RT3からの次のバースト伝送に対応する。
【0036】
同期化と位相合わせの欠如は、例えば、波長λ1のRT1からのタイムスロット150内のバースト伝送においては、波長λ2のタイムスロット156、158内のバースト伝送と、波長λ3のタイムスロット164、166内のバースト伝送とが時間的に重なることに注目することにより判別できる。次に、波長λ1、λ2、λ3の間隔が、安定状態連続モードWDM動作に対して可能な限り近い場合を考える。
【0037】
時間taで、定常状態光スペクトルがすべての3つのTDMA信号に対して到達していると仮定できる。図7Aは時間taにおける各TDMA信号に対して対応する光スペクトルを示しており、光クロストーク干渉がないことを表している。しかし、時間tbでは、RT5に対する光波長λ2のレーザ伝送がイネーブルになり、タイムスロット160内のバースト伝送を開始するときに、図7(B)に示すように、波長λ2のTDMA信号に対してスペクトル拡大または中央波長移動、またはその両方による隣接波長チャネルλ1とλ3による干渉が発生する。同様に、時間tcでは、RT3に対する光波長λ3のレーザ伝送がイネーブルになり、タイムスロット170内のバースト伝送を開始するときに、図7(C)に示すように、波長λ3のTDMA信号に対してスペクトル拡大または中央波長移動、またはその両方による隣接波長チャネルλ2とλ3間の干渉が発生する。データは時間taにおいて容易に回復するが、時間tbとtcにおいては、隣接光波長チャネルからの周波数成分が、別のチャネルのデータ回復と干渉する。これにより、間隔の狭い波長チャネル配列内にデータ損失が発生する。
【0038】
上記タイプの干渉の影響を減少する1つの方法は、光送信器の複雑性を増加させて、光源の不要な周波数成分を除去することである。しかし、このような複雑性はコストを増加させる。
【0039】
本発明の方法は、各光波長の間隔を十分離して、スプリアス周波数成分の影響の外に置くことである。この方法は、図6のそれぞれの時点ta、tbおよびtcに対して、図8(A)、(B)および(C)に示す光スペクトルによって理解できる。光波長の間隔を十分離すことにより、隣接した光間隔による上記の干渉の影響は回避できる。
【0040】
図8(A)に、この結果による時間taでの各TDMA信号に対する対応する光スペクトルを示す。同図において光クロストーク干渉が生じていない。時間tbでは、RT5に対する光波長λ2のレーザ送信器がイネーブルになり、タイムスロット160内のバースト伝送を開始するときに、図8(B)に示すように、波長λ2のTDMA信号に対してスペクトル拡大または中央波長移動、またはその両方による隣接波長チャネルλ1とλ3による干渉が回避される。同様に、時間tcでは、RT3に対する波長λ3のレーザ送信器がイネーブルになり、タイムスロット170内のバースト伝送を開始するときに、図8(C)に示すように、波長λ3のTDMA信号に対してスペクトル拡大または中央波長移動、またはその両方による隣接波長チャネルλ2とλ3間の干渉が回避される。データは、時間ta、tbおよびtcにおいて容易に回復する。これは、隣接光波長チャネルからの周波数成分が、別のチャネルのデータ回復と干渉しないからである。
【0041】
本発明の別の方法では、光送信器の複雑性を増加することなく、波長の間隔を十分近く(今日の技術では、200GHz位)できる。この方法はシステム内の各光TDMA送信器を、共通信号に同期化および位相合わせすることにより実現できる。この方法の利点は、間隔の狭い隣接波長で伝送された信号間の干渉を回避することにより、外部変調レーザ送信器以外に、より低コストの直接変調レーザ送信器を使用できることである。
【0042】
図9は、本発明の方法を使用する図5のシステムに対する、対応する波長チャネルλ1、λ2およびλ3における同期化上流TDMA信号を示し、1つの波長上のTDMAバーストは、別の波長上のTDMAに対して固定された時間関係、すなわち同期化と位相合わせされている。特に、波長λ1のTDMA信号は、対応するタイムスロット150'、152'および154'内に遠隔端末装置RT1、RT7およびRT4からのバースト伝送を有する。波長λ2のTDMA信号は、対応するタイムスロット158'、160'および162'内に遠隔端末装置RT8、RT2およびRT5からのバースト伝送を有する。波長λ3のTDMA信号は、対応するタイムスロット166'、168'および170'内に遠隔端末装置RT3、RT9およびRT6からのバースト伝送を有する。
【0043】
同期化と位相合わせにおいては、例えば波長λ1のRT1からのタイムスロット150'内のバースト伝送は、波長λ2のタイムスロット158'内のバースト伝送および波長λ3のタイムスロット166'内のバースト伝送に時間的に位相合わせされる。同様に、タイムスロット152'、160'、168'、とタイムスロット154'、162'、170'は、それぞれ位相合わせされる。また、有効データが伝送されない間は、対応するガード時間Tgは同様に位相合わせされる。すべてのバーストが時間的に位置合わせされるため、レーザのオンオフで生じる周波数成分はすべて同一時間に発生する。レーザのオンオフ間の時間中、各レーザの周波数スペクトルは定常状態(連続モード)動作のスペクトルと同一になり、波長間の間隔が、一般的な連続モードWDM伝送と同様に狭い場合でも、異なる波長による信号は相互に干渉しない。
【0044】
図10(A)、(B)および(C)は、それぞれの時間ta'、tb'およびtc'における図9の同期化TDMA信号の周波数スペクトルを示す。時間ta'では、RT1に対する光波長λ1のレーザ送信器がイネーブルになり、タイムスロット150'内のバースト伝送を開始する。これは、タイムスロット158'内のRT2に対する光波長λ2、およびタイムスロット166'内のRT9に対する光波長λ3のそれぞれのレーザ送信器のイネーブルと一致する。この時間ta'はガード時間Tg中に生じる。同様に、時間tc'では、RT4に対する光波長λ1のレーザ送信器がイネーブルになり、タイムスロット154'内のバースト伝送を開始する。これは、タイムスロット162'内のRT8に対する光波長λ2、およびタイムスロット170'内のRT3に対する光波長λ3のそれぞれのレーザ送信器のイネーブルと一致する。これらの時間ta'とtc'において、図10(A)と(C)にそれぞれ示す各TDMA信号に対するスペクトル拡大または中心波長移動、またはその両方のために、隣接波長チャネルλ1とλ2間および隣接波長チャネルλ2とλ3間に干渉が発生する。しかし、この干渉はガード時間中に発生するため、データ損失は発生しない。時間tb'で、定常状態光スペクトルがすべての3つのTDMA信号に対して到達していると仮定できる。図10(B)は、時間tb'における各TDMA信号に対して対応する光スペクトルを示しており、光クロストーク干渉がないことを表している。このように、データは、クロストーク干渉によるデータ損失もなく容易に適正時間に回復できる。
【0045】
次に、図11(A)は、システム100(図5)の中央端末装置110のブロック図を示す。中央端末装置110は下流ネットワーク部分を備え、下流ネットワーク部分にはタイミングブロック202、ソースデータブロック204およびTDM送信器206が設けられている。上流ネットワーク部分には、DEMUX(光デマルチプレクサ)208、受信器210−1、210−2、210−3、およびデータ回復回路212が設けられている。中央端末装置110が有するスイッチングおよびネットワークインタフェースのような本発明の原理に関係しないその他の機能は、図示していない。
【0046】
一般に、中央端末装置110の実施形態は、ネットワークインタフェース(図示せず)へ供給されるSONET伝送信号のようなネットワークソースやローカル層クロックから、システム伝送タイミングを引き出す。引き出される伝送タイミングは、タイミングブロック202として示されている。
【0047】
下流TDMデータ信号122を発生するために、ブロック204からのソースデータは、タイミングブロック202からの同期信号203とともにTDM送信器206に供給される。下流TDM信号が125μsフレームにフォーマットされているシステムでは、例えば同期信号203は8kHzフレーム同期信号を備える。TDM送信器206は、光波長λDの下流TDMデータ信号122を遠隔端末装置112(図5)の各々に伝送する。
【0048】
上流方向では、対応する光波長λ1、λ2およびλ3の3つの上流TDMAデータ信号116、118および120が、共用メディア光ネットワーク上の遠隔端末装置(図5)から中央端末装置で受信される。上述したとおり、上流TDMAデータ信号は、遠隔端末装置方向に下流に送られた共通の同期信号203を基準にして、相互に同期化および位相合わせされる。光デマルチプレクサ208は、3つのTDMAデータ信号を多重分離して、光信号116'、118'および120'にそれぞれ分離する。この分離された信号は、対応する光受信器210−1、210−2、210−3で受信される。従来のバーストモードデータ回復回路212は、光クロストーク干渉によるデータ損失もなく、受信した信号からデータを回復する。
【0049】
図11(B)は、図5のシステムの遠隔端末装置112−1のブロック図である。遠隔端末装置は、光受信器240、データ回復回路242、再タイミングブロック244、ソースデータブロック246、遅延ブロック248、およびTDMA送信器250を備える。下流方向では、光波長λDの下流TDMデータ信号122は光受信器240で受信され、データは従来のデータ回復回路242で回復される。再タイミングブロック244は、受信信号241から同期信号203'を引き出す。上流方向では、ブロック246からのソースデータは、ブロック248で適正なレンジ遅延によって遅延されたTDMA送信器250に供給される。TDMA送信器250は引き出された同期信号203'を受信し、割当てられたタイムスロット内の光波長λ1のバースト伝送116−1を伝送する。遠隔端末装置の各々は、各々が固有のレンジ遅延を持つことを除いて、同様に構成されている。これにより、中央端末装置から送られた共通の同期信号203から同期を引き出す各遠隔端末装置を用いて、光波長間の間隔の狭いTDMA信号の同期化が得られる。
【0050】
次に、図12は、システム100(図5)に使用する一般的な形態の中央端末装置110'を示すブロック図である。中央端末装置110'は下流ネットワーク部分を備え、下流ネットワーク部分には、タイミングブロック202、ソースデータブロック204、多重TDM送信器206−1、206−2、206−M、およびMUX(光マルチプレクサ)207が設けられている。上流ネットワーク部分には、デマルチプレクサ208'、受信器210−1、210−2、...210−N、およびデータ回復回路212が設けられている。
【0051】
下流方向では、ブロック204からのソースデータが、タイミングブロック202からの同期信号203とともに、TDM送信器206−1、206−2、206−Mに供給される。TDM送信器206−1、206−2、206−Mは、それぞれの光波長λD1、λD2、... λDMの下流データ信号(同期信号203を含む)を伝送する。これらの信号はマルチプレクサ207で組合わされ、遠隔端末装置112(図5)の各々に下流信号122'を供給する。したがって、遠隔端末装置は、多重光波長λD1、λ1、λD2、... λDMの各々が共通の同期信号203を有する下流信号122'を受信する。このように、遠隔端末装置は、受信した下流光波長λD1、λ1、λD2、... λDMのすべてからの同期信号を再生できる。下流光波長のすべてからの同期信号を受信および再生するために、図11(B)の実施形態を変更できることは、当業者において明らかである。
【0052】
上流方向では、それぞれの光波長λ1、λ2、... λNの多重上流TDMAデータ信号が、遠隔端末装置のN対応グループから中央端末装置で受信される。一般的な形態では、上流TDMAデータ信号は、下流信号122'から回復した共通の同期信号203を基準にして、相互に同期化される。デマルチプレクサ208'は多重TDMAデータ信号を多重分離して、光信号λ1、λ2、... λNにそれぞれ分離する。これらの光信号は対応する光受信器210−1、210−2、...、210−Nで受信される。バーストモードデータ回復回路212は、上記の光クロストーク干渉によるデータ損失もなく、受信した信号からデータを回復する。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、タイムスロットが相互に同期化および位相合わせされることにより、隣接光波長間の光クロストーク干渉が回避され、各波長を可能な限り隣接波長に近づけてスペクトル間隔を狭くすることができるので、ネットワーク容量および多点−単一点光ネットワークを共用できる送信器の数を容易に増加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】単一光波長でTDMA上流を使用する従来の光アクセスシステムのブロック図である。
【図2】(A)は期間−T/2からT/2を持つバースト伝送時間、(B)は光搬送波を変調するのに使用するベースバンドデータ信号、(C)は(A)のバースト伝送時間と(B)のベースバンドデータ信号の乗算から構成されるバースト伝送を示す。
【図3】図1のシステムのそれぞれの遠隔端末装置で発生される連続タイムスロット内のバースト伝送から構成されるTDMA信号を示す。
【図4】連続モードWDM伝送上流を使用する従来の光アクセスシステムのブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る多重光波長でバーストモード伝送を使用する光アクセスシステムのブロック図である。
【図6】図5の3つの異なる光波長における、非同期および位相合わせしていないTDMA信号を示す。
【図7】(A)〜(C)は、間隔の狭い光波長に対する、それぞれの時間点ta、tb、tcにおける図6の非同期TDMA信号の光周波数スペクトルを示す。
【図8】(A)〜(C)は、クロストーク干渉を回避するために間隔を広くした光波長に対する、それぞれの時間点ta、tb、tcにおける図6の非同期TDMA信号の光周波数スペクトルを示す。
【図9】図5のシステムに対する3つの異なる光波長における、同期化および位相合わせされたTDMA信号を示す。
【図10】(A)〜(C)は、それぞれの時間点ta'、tb'、tc'における図9の同期化および位相合わせされたTDMA信号の光周波数スペクトルを示す。
【図11】(A)は図5の中央端末装置のブロック図、(B)は図5の遠隔端末装置のブロック図である。
【図12】一般的な形態における図5の中央端末装置のブロック図である。
【符号の説明】
100…光アクセスシステム、110…中央端末装置、112…遠隔端末装置、114…受動光ネットワーク(PON)。

Claims (9)

  1. 下流ネットワーク部分と上流ネットワーク部分を有する受動光ネットワークを介して、中央端末装置と複数の遠隔端末装置間を通信する方法であって、
    前記下流ネットワーク部分上で、前記中央端末装置から前記複数の遠隔端末装置へ同期信号を伝送して、前記複数の遠隔端末装置でこの同期信号を受信する工程と、
    前記複数の遠隔端末装置の第1グループから前記中央端末装置へ、第1光波長で前記上流ネットワーク部分を介して、前記受信した同期信号に同期化されている第1タイムスロットのそれぞれで、多重化されているバーストデータ信号を伝送する工程と、
    前記複数の遠隔端末装置の第2グループから前記中央端末装置へ、第2光波長で前記上流ネットワーク部分を介して、前記受信した同期信号に同期化されている第2タイムスロットのぞれぞれで、多重化されているバーストデータ信号を伝送する工程とを備え、
    前記第1と第2タイムスロットは、それぞれ、バーストデータ信号を伝送するアクティブ期間と、バーストデータ信号を伝送しないガード期間とを有し、
    第1と第2タイムスロットをそれぞれ同期化して、それぞれのアクティブおよびガード期間を相互に位相合わせする、通信方法。
  2. 請求項1において、さらに、
    前記複数の遠隔端末装置の第3グループから前記中央端末装置へ、第3光波長で前記上流ネットワーク部分を介して、前記受信した同期信号に同期化されている第3タイムスロットのそれぞれで、多重化されているバーストデータ信号を伝送する工程を備えた、通信方法。
  3. 請求項1において、
    前記中央端末装置から同期信号を伝送する工程は、複数の下流TDM信号においてそれぞれ異なる光波長で共通の同期信号を伝送し、
    前記同期信号を受信する工程は、前記共通の同期信号を含む前記複数の下流TDM信号の少なくとも1つを受信する、通信方法。
  4. 光ネットワークを介して中央端末装置と複数の遠隔端末装置間を通信する方法であって、
    前記光ネットワーク上で、前記中央端末装置から前記複数の遠隔端末装置へ同期信号を含むTDMデータ信号を伝送して、前記同期信号を前記複数の遠隔端末装置で受信する工程と、
    前記光ネットワークを介して、前記複数の遠隔端末装置のN個のグループから前記中央端末装置へ、前記受信した同期信号に同期化されたTDMAタイムスロットのそれぞれで、多重化されているバーストデータ信号を伝送する工程であって、前記N個のグループのそれぞれが異なる光波長で動作する工程とを備え、
    前記TDMAタイムスロットは、それぞれ、バーストデータ信号を伝送するアクティブ期間と、バーストデータ信号を伝送しないガード期間とを有し、
    N個の異なる光波長でそれぞれ伝送するTDMAタイムスロットを同期化して、それぞれのアクティブおよびガード期間を相互に位相合わせする、通信方法。
  5. 下流ネットワーク部分と上流ネットワーク部分を有する受動光ネットワークと、
    前記下流ネットワーク部分上で同期信号を伝送する送信器を有する中央端末装置と、
    前記受動光ネットワークに接続して中央端末装置と通信する複数の遠隔端末装置であって、各遠隔端末装置はバーストデータ信号を伝送する送信器および前記同期信号を受信する受信器を備えている、複数の遠隔端末装置と、
    第1光波長で前記上流ネットワーク部分を介して、前記受信した同期信号に同期化されている第1タイムスロットのそれぞれで、多重化されているバーストデータ信号を前記中央端末装置へ伝送する前記複数の遠隔端末装置の第1グループと、
    第2光波長で前記上流ネットワーク部分を介して、前記受信した同期信号に同期化されている第2タイムスロットのそれぞれで、多重化されているバーストデータ信号を前記中央端末装置へ伝送する前記複数の遠隔端末装置の第2グループとを備え、
    前記第1と第2のタイムスロットは、それぞれ、バーストデータ信号を伝送するアクティブ期間と、バーストデータ信号を伝送しないガード期間とを有し、
    第1と第2タイムスロットをそれぞれ同期化して、それぞれのアクティブおよびガード期間を相互に位相合わせする、通信システム。
  6. 請求項5において、
    前記複数の遠隔端末装置の第3グループが、第3光波長で前記上流ネットワーク部分を介して、前記受信した同期信号に同期化されている第3タイムスロットのそれぞれで、多重化されているバーストデータ信号を前記中央端末装置へ伝送する、通信システム。
  7. 請求項5において、さらに、
    前記中央端末装置の送信器が複数のTDM送信器を備えて、これらTDM送信器は、複数の下流TDM信号において、それぞれ異なる光波長で共通の同期信号を伝送し、
    各遠隔端末装置の受信器が、前記共通の同期信号を含む前記複数の下流TDM信号の少なくとも1つを受信するように作動する、通信システム。
  8. 下流ネットワーク部分と上流ネットワーク部分を有する受動光ネットワークと、
    前記下流ネットワーク部分を介して同期信号を伝送する送信器を有する中央端末装置と、
    前記受動光ネットワークに接続して中央端末装置と通信する複数の遠隔端末装置であって、各遠隔端末装置はバーストデータ信号を伝送する送信器および前記同期信号を受信する受信器を有する、複数の遠隔端末装置と、
    N個の異なる光波長で前記上流ネットワーク部分を介して、前記受信した同期信号に同期化されているTDMAタイムスロットのそれぞれで、多重化されているバーストデータ信号を前記中央端末装置へ伝送する、前記複数の遠隔端末装置のN個のグループとを備え、
    前記TDMAタイムスロットは、それぞれ、バーストデータ信号を伝送するアクティブ期間と、バーストデータ信号を伝送しないガード期間とを備え、
    N個の異なる光波長でそれぞれ伝送するTDMAタイムスロットを同期化して、それぞれのアクティブとガード期間を相互に位相合わせする、通信システム。
  9. 請求項8において、さらに、
    前記中央端末装置の送信器が複数のTDM送信器を備えて、これらTDM送信器は、複数の下流TDM信号において、それぞれ異なる光波長で共通の同期信号を伝送し、
    各遠隔端末装置の受信器が、前記共通の同期信号を含む前記複数の下流TDM信号の少なくとも1つを受信するように作動する、通信システム。
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