JP4888161B2 - 基板位置決め構造、および薄型表示装置 - Google Patents

基板位置決め構造、および薄型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、基板位置決め構造、および薄型表示装置に係り、特に、基板の取り付けの際に基板を位置決めする基板位置決め構造、その基板位置決め構造を使用した薄型表示装置に関する。
抵抗やダイオード等の素子を実装したプリント基板やワンチップマイコンが組み込まれたプリント基板等は、様々な分野で使用されている。このような基板は、多くの製品においてその筐体の中に実装されている。
上記した筐体の中に基板を収納する場合、例えば筐体に収納されたモジュールに基板を取り付ける方法が良く知られている。例えば、特許文献1に示された画像表示装置がそれである。この特許文献1には、モジュールに基板を取り付けるために、モジュールの背面側を覆う金属板(板金)の一部を外側に切り起こして形成した複数の切欠きを、その板金に基板をネジ止めするための取付け部として設けることが記載されている。
特開2006−209007号公報
ところで、基板を板金にネジ止めするときには当然基板の位置決めをする必要がある。ここで、基板の位置決めを簡単に行うために、固定用の部材の他に位置決め用の部材を設けることが考えられる。しかしながら、その場合には、基板と各部材との接触する面積が大きくなるために、基板に実装する素子等の配置の設計自由度が阻害される可能性があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、プリント基板を板金に固定する際に、そのプリント基板の設計自由度を向上することができる基板位置決め構造、およびその基板位置決め構造を使用した薄型表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため発明は、回路を実装する基板と、薄型表示パネルのビューエリアを取り囲むように正面側と側面側とに金属製の枠部が配置されつつ、背面側を板金からなるシールドパネルにて覆われているモジュールとを具備する薄型表示装置において、上記基板は、上記液晶パネルの背面側に位置し且つ厚み方向が上記シールドパネルの厚み方向と同じになるように同シールドパネルにネジ止めされることにより上記モジュールに取り付けられるものであり、上記シールドパネルには、上記基板をネジ止めするために同シールドパネルの一部をモジュールとは逆側に切り起こして形成した複数の切欠きである基板固定部が設けられており、上記基板固定部は、上記シールドパネルの面と略平行な面において直交する上記基板の2方向をそれぞれ位置決めし且つ固定する位置決め固定台座と、上記基板を固定する固定台座とを有し、上記位置決め固定台座は、上記逆側においてシールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第1の基部と、上記延設する第1の基部の先端における両端の部位のうち一方の部位から、第1の基部の延設する方向と同方向に所定長だけ延設する第1の突起部と、上記延設する第1の基部の先端における第1の突起部が延設された部位とは別の部位から、シールドパネルの面と略平行な方向に所定長だけ延設する第2の基部と、上記第2の基部の上記シールドパネルの面と略平行な方向を向いた縁部のうち、第1の突起部から遠い側の縁部の一部範囲から、第1の基部の延設する方向と同方向に所定長だけ延設する第2の突起部と、を備え、上記基板をネジ止めするためのネジ穴を上記第2の基部に有し、上記ネジ穴は、上記基板を固定する際に用いられるネジと螺合する雌ネジを有し、上記第2の突起部は第1の突起部よりも短く形成され、上記第1の突起部は、シールドパネルの面と略平行な面において直交する基板の2辺のうち一方の辺に当接することにより、基板の他方の辺方向における基板の位置決めを可能とし、上記第2の突起部は、基板の上記他方の辺に当接することにより、基板の上記一方の辺方向における基板の位置決めを可能とし、上記固定台座は、上記逆側においてシールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第3の基部と、上記第3の基部の上記シールドパネルから延設する先端にて同シールドパネルの面と略平行な方向に所定長だけ延設する第4の基部とから形成され、上記基板をネジ止めするためのネジ穴を上記第4の基部に有し、上記基板は、先ず上記位置決め固定台座にて位置決めされた後、同位置決め固定台座および上記固定台座にてそれぞれネジ止めされて上記シールドパネルに固定される。
要するに、本発明の薄型表示装置は、回路を実装する基板と、背面側を板金からなるシールドパネルにて覆われているモジュールとを具備する。
上記した薄型表示装置の上記基板は、上記液晶パネルの背面に位置し且つ厚み方向が上記シールドパネルの厚み方向と同じになるように同シールドパネルにネジ止めされることにより上記モジュールに取り付けられる。上記シールドパネルには、上記基板をネジ止めするために同シールドパネルの一部を外側に切り起こして形成した複数の切欠きである基板固定部が設けられる。
上記基板固定部は、上記シールドパネルの水平方向において直交する上記基板の2方向をそれぞれ位置決めし且つ固定する位置決め固定台座と、上記基板を固定する固定台座とを有する。
上記位置決め固定台座は、上記シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第1の基部と、上記第1の基部の上記シールドパネルから延設する先端の一部にて同シールドパネルと略水平に所定長だけ延設する第2の基部と、上記第1の基部の上記シールドパネルから延設する先端の他の一部にて同シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第1の突起部と、上記第2の基部の上記第1の基部から延設する方向と略直交し且つ上記第1の突起部が形成された側と反対方向の先端にて上記シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第2の突起部とから形成される。上記第2の基部には、上記基板を固定する際に用いられるネジと螺合する雌ネジを有するネジ穴が形成される。
上記第1の突起部は、上記基板の所定の一端部が当接することで同基板の所定の一方向への移動を阻止して、同基板を上記シールドパネルに固定する際に同所定の一方向の位置決めを可能とするために形成される。
上記第2の突起部は、上記基板の上記所定の一端部と直交する所定の他端部が当接することで同基板の上記所定の一方向と直交する所定の他方向への移動を阻止して、同基板を上記シールドパネルに固定する際に同所定の他方向の位置決めを可能とするために形成される。
上記固定台座は、上記シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第3の基部と、上記第3の基部の上記シールドパネルから延設する先端にて同シールドパネルと略水平に所定長だけ延設する第4の基部とから形成される。上記第4の基部には、上記基板をネジ止めするためのネジ穴が形成される。
そして、上記基板は、先ず上記位置決め固定台座にて上記シールドパネルの水平方向において直交する上記基板の2方向がそれぞれ位置決めされた後、同位置決め固定台座および上記固定台座にてそれぞれネジ止めされて上記シールドパネルに固定される。
また、前記目的を達成するため発明は、回路を実装する基板を、薄型表示パネルを含むモジュールの背面側を覆う板金に位置決めする基板位置決め構造において、上記板金の一部をモジュールとは逆側に切り起こして形成した位置決め固定台座を有し、上記位置決め固定台座は、上記逆側において板金の厚み方向に所定長だけ延設する第1の基部と、上記延設する第1の基部の先端における両端の部位のうち一方の部位から、第1の基部の延設する方向と同方向に所定長だけ延設する第1の突起部と、上記延設する第1の基部の先端における第1の突起部が延設された部位とは別の部位から、板金の面と略平行な方向に所定長だけ延設する第2の基部と、上記第2の基部の上記板金の面と略平行な方向を向いた縁部のうち、第1の突起部から遠い側の縁部の一部範囲から、第1の基部の延設する方向と同方向に所定長だけ延設する第2の突起部と、を備え、上記第2の突起部は第1の突起部よりも短く形成され、上記第1の突起部は、板金の面と略平行な面において直交する基板の2辺のうち一方の辺に当接することにより、基板の他方の辺方向における基板の位置決めを可能とし、上記第2の突起部は、基板の上記他方の辺に当接することにより、基板の上記一方の辺方向における基板の位置決めを可能とする。
要するに、本発明の基板位置決め構造は、回路を実装する基板を板金に位置決めするためのものである。上記板金は、同板金の一部を外側に切り起こして形成した位置決め固定台座を有する。上記位置決め固定台座は、上記板金の水平方向において直交する上記基板の2方向をそれぞれ位置決め可能とするように形成される。そして、上記基板は、上記位置決め固定台座にて上記板金の水平方向において直交する上記基板の2方向がそれぞれ位置決めされる。
また、上記位置決め固定台座は、上記基板の所定の一端部が当接することで同基板の所定の一方向への移動を阻止して、同基板を上記板金に固定する際に同所定の一方向の位置決めを可能とするように形成された第1の突起部と、上記基板の上記所定の一端部と直交する所定の他端部が当接することで同基板の上記所定の一方向と直交する所定の他方向への移動を阻止して、同基板を上記板金に固定する際に同所定の他方向の位置決めを可能とするように形成された第2の突起部とを有することにある。
要するに、上記位置決め固定台座は、上記基板の所定の一端部が当接することで同基板の所定の一方向の位置決めを可能とするように形成された第1の突起部と、上記基板の上記所定の一端部と直交する所定の他端部が当接することで同基板の上記所定の一方向と直交する所定の他方向の位置決めを可能とするように形成された第2の突起部とを有する。そして、上記第1の突起部と上記第2の突起部とで同板金の水平方向において直交する同基板の2方向がそれぞれ位置決めされる。
また、上記位置決め固定台座は、上記シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第1の基部と、上記第1の基部の上記シールドパネルから延設する先端の一部にて同シールドパネルと略水平に所定長だけ延設する第2の基部とを有し、上記第1の突起部は、上記第2の基部の一部にて上記シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設するように形成され、上記第2の突起部は、上記第2の基部の上記第1の基部から延設する方向と略直交する先端にて上記シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設するように形成されることにある。
要するに、上記位置決め固定台座は、上記シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第1の基部と、上記第1の基部の上記シールドパネルから延設する先端の一部にて同シールドパネルと略水平に所定長だけ延設する第2の基部とを有する。そして、上記第1の突起部は、上記第2の基部の一部にて上記シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設するように形成される。また、上記第2の突起部は、上記第2の基部の上記第1の基部から延設する方向と略直交する先端にて上記シールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設するように形成される。
また、上記位置決め固定台座は、上記基板をネジ止めするためのネジ穴を有することにある。
要するに、上記位置決め固定台座は、上記基板をネジ止めするためのネジ穴を有する。そして、上記基板は、上記位置決め固定台座にて上記板金に固定される。
また、上記位置決め固定台座は、薄型表示パネルの背面側を覆う板金の一部を切り起こして形成されたことにある。
要するに、上記位置決め固定台座が形成される板金には、薄型表示パネルの背面側を覆うために通常備えられている板金が用いられる。
以上説明したように、発明によれば、モジュールを覆う板金からなるシールドパネルの一部を切り起こして形成した1つの位置決め固定台座で、基板の固定と直交する2方向の位置決めとが可能になることから、簡単な構造で、プリント基板をシールドパネルに簡単に位置決めして固定できることはもちろんのこと、固定用の部材の他に位置決め用の部材を設けたり或いは基板の直交する2方向の位置決めをするために各方向毎に部材を設けることに比較して、基板と各部材との接触する面積が小さくなり、基板に実装する素子等の配置の設計自由度を向上することができる。
また、発明によれば、板金の一部を切り起こして形成した1つの位置決め固定台座で、直交する基板の2方向がそれぞれ位置決め可能になることから、プリント基板を板金に簡単に位置決めできることはもちろんのこと、直交する基板の2方向の位置決めをするために各方向毎に部材を設けることに比較して、基板と各部材との接触する面積が小さくなり、基板に実装する素子等の配置の設計自由度を向上することができる。
また、発明によれば、基板の所定の一方向の位置決めを可能とするための第1の突起部と、同基板の上記所定の一方向と直交する所定の他方向の位置決めを可能とするための第2の突起部とが上記位置決め固定台座に形成されたので、簡単な構造で、直交する基板の2方向が簡単に位置決め可能になる。
また、発明によれば、上記第1の突起部は上記第2の基部の一部にて形成されるので、板金を切り起こす面積が小さくできる。
また、発明によれば、上記位置決め固定台座には上記基板をネジ止めするためのネジ穴が形成されているので、プリント基板を板金に位置決めできることに加え簡単な構造で固定できることはもちろんのこと、固定用の部材と位置決め用の部材とを別々に設けることに比較して、基板と各部材との接触する面積が小さくなり、基板に実装する素子等の配置の設計自由度を向上することができる。
また、発明によれば、上記位置決め固定台座は薄型表示パネルの背面側を覆うために通常備えられている板金の一部を切り起こして形成されるので、例えば専らプリント基板を固定するためだけに設けられるような板金を削減することができる。これにより、薄型表示装置全体での重量が軽減される。また、薄型表示装置の組み立て時間が削減されたり、組み立てが容易になり、作業性が向上する。
以下、下記の項目に従って本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
(1)基板位置決め構造の第1の実施形態
(2)第1の実施形態のまとめ
(3)基板位置決め構造の第2の実施形態
(4)第2の実施形態のまとめ
(1)基板位置決め構造の第1の実施形態
図1は、本発明が適用される薄型表示装置としての液晶テレビジョン10の一例を示す斜視図である。図1において、液晶テレビジョン10は、薄型表示パネルとしての液晶パネル1と、スピーカ2a、2bと、第1の基板3と、第2の基板4と、モジュール5と、シャーシブラケット6a、6bと、筺体7とから構成されている。
液晶パネル1は、駆動電圧の値によって分子の配列が変化する液晶物質を充填した画素をマトリクス状に配置し、背部にバックライト1bを備える構造である。このように構成された液晶パネル1は、上記液晶物質が充填された各画素に所定の電圧を印加することによって配列を変化させ、バックライト1bからの光の透過率を変化させることにより映像を表示する。
スピーカ2a、2bは、音声信号をユーザからの指示に基づいて増幅した後、電気信号を空気振動に変換することで音声を出力する。
第1の基板3は、チューナが受信するテレビジョン放送から映像信号と音声信号を生成し、上記映像信号を液晶パネルに出力し、上記音声信号をスピーカ2a、2bに出力するディジタル処理を行う複数の回路を実装する。また、第2の基板4は、外部電源を基に必要な電源を供給する電源回路を実装する。
図2は、液晶テレビジョン10のブロック構成図である。図2において、第1の基板3は、チューナ回路3aと、クロマIC回路3bと、映像信号処理部3cと、制御部3dと、リモコンI/F3e等とから構成されている。第2の基板4は、液晶テレビジョン10を構成する各要素に必要な電源を供給するための電源回路4a等を実装している。
チューナ回路3aは、図示しないアンテナが受信したテレビジョン放送からユーザが指示した番組に対応するテレビジョン放送信号を受信し、上記テレビジョン放送信号から映像信号と音声信号とを生成する。
クロマIC回路3bは、チューナ回路3aにて生成された映像信号を映像信号処理部3cに出力し、同じくチューナ回路3aにて生成された音声信号をスピーカ2a、2bに出力する。
映像信号処理部3cは、入力された上記映像信号から1画面単位での映像のRGBの各階調表現に対応する映像データを生成し、この生成した映像データにガンマ補正等の信号処理を行う。
駆動回路1aは、映像信号処理部3cが生成した1画面単位での映像データを液晶パネル1の表示画面の縦横の画素比に対応するように分割し、この分割した映像データを基に水平走査で液晶パネル1に表示するための駆動電圧を生成する。
上記した各構成要素は、IICバス10aにて接続されており、制御部3dは、ユーザがリモコンI/F3eを介してリモコン9にて出力した指示を基に、制御部3d内のマイコンにより各要素を制御する。
図1に戻り、モジュール5は、液晶パネル1を収納する凹部を有し、厚みの薄い枠状の構造である。モジュール5は、液晶パネル1のビューエリアを取り囲むように正面側と側面側とに金属製の枠部が配置されつつ、背面側を板金からなるシールドパネル5aにて覆われている。また、モジュール5の補強として、モジュール5の背面に柱状のシャーシブラケット6a、6bがネジ止めされている。
筺体7は、フロントキャビネット7aとバックキャビネット7bとから構成されている。フロントキャビネット7aは、前面に映像を表示するための開口部を有しており、モジュール5とスピーカ2a、2bとがこのフロントキャビネット7aにネジ止めされ後、フロントキャビネット7aにバックキャビネット7bがネジ止めされることにより液晶テレビジョン10を構成する各構成品を収容する。
上記構成において、第1の基板3と第2の基板4とは、それぞれ液晶パネル1の背面に位置するようにシールドパネル5aにネジ止めされることによりモジュール5に取り付けられている。このとき、第1の基板3と第2の基板4とをネジ止めするためにシールドパネル5aに設けられた基板固定部の構造を工夫することにより、簡易な構造且つ少ない基板固定部で第1の基板3と第2の基板4とをそれぞれ位置決めしつつシールドパネル5aに固定できるようにした。以下、その基板固定部の構造について詳細に説明する。尚、第1の基板3と第2の基板4とは、シールドパネル5aとの固定方法に特段の差異はないため第1の基板3を用いてその説明を行う。
図3は、シールドパネル5aの部分拡大図である。図3に示すように、シールドパネル5aには、第1の基板3をネジ止めするためにそのシールドパネル5aの一部を外側に切り起こして形成した複数の切欠きである基板固定部11が設けられている。この基板固定部11は、第1の基板3を位置決めし且つ固定する位置決め固定台座11aと、第1の基板3を固定する固定台座11b、11c、11dとから構成されている。上記構成において、第1の基板3は、位置決め固定台座11aにシールドパネル5aの水平方向において直交する2方向が位置決めされつつ、位置決め固定台座11a、固定台座11b、11c、11dにネジ止めされ、第1の基板3の厚み方向がシールドパネル5aの厚み方向と同じになるようにシールドパネル5aに固定される。
図4は、位置決め固定台座11aを拡大した図であり、(a)はシールドパネル5aから切り起こして形成した後を示し、(b)はシールドパネル5aから切り起こす前を示している。図4において、位置決め固定台座11aは、シールドパネル5aの厚み方向に所定長だけ延設する第1の基部11a1と、第1の基部11a1のシールドパネル5aから延設する先端の一部にてシールドパネル5aと略水平に所定長だけ延設する第2の基部11a2と、第1の基部11a1のシールドパネル5aから延設する先端の他の一部にてシールドパネル5aの厚み方向に所定長だけ延設する第1の突起部11a3と、第2の基部11a2の第1の基部11a1から延設する方向と略直交し且つ第1の突起部11a3が形成された側と反対方向の先端にてシールドパネル5aの厚み方向に所定長だけ延設する第2の突起部11a4とから形成されている。
第1の突起部11a3は、第1の基板3の所定の一端部が当接することで第1の基板3の所定の一方向例えばY方向への移動を阻止して、第1の基板3をシールドパネル5aに固定する際にそのY方向の位置決めを可能とするために形成されている。また、第2の突起部11a4は、第1の基板3の上記所定の一端部と直交する所定の他端部が当接することで第1の基板3の上記所定の一方向と直交する所定の他方向例えばX方向への移動を阻止して、第1の基板3をシールドパネル5aに固定する際にそのX方向の位置決めを可能とするために形成されている。
このように、本実施例の位置決め固定台座11aは、シールドパネル5aの一部が切り起こされることで第1の基部11a1と第1の突起部11a3とが形成され、上記切り起こされた片の一部が屈曲されることで第2の基部11a2が形成され、その屈曲された片が更に屈曲されることで第2の突起部11a4が形成されている。尚、位置決め固定台座11aの形成はこのような方法に限定される必要はなく、他の種々の方法により上記構造を構成すれば良い。
また、位置決め固定台座11aは、第1基板3をネジ止めするためのネジ穴12を第2の基部11a2に有している。このネジ穴12は、第1基板3を固定する際に用いられるネジ14aと螺合する雌ネジ12aを有している。
図3に戻り、固定台座11bは、シールドパネル5aの厚み方向に所定長だけ延設する第3の基部11b1と、第3の基部11b1のシールドパネル5aから延設する先端にてシールドパネル5aと略水平に所定長だけ延設する第4の基部11b2とから形成されている。この固定台座11bも、位置決め固定台座11aと同様に、シールドパネル5aの一部が切り起こされることで形成されている。
また、固定台座11bも、第1基板3をネジ止めするためのネジ穴13を第4の基部11b2に有している。このネジ穴13も、第1基板3を固定する際に用いられるネジ14bと螺合する雌ネジ13aを有している。固定台座11c、11dは、固定台座11bと同一の形状であることから、説明を省略する。これら固定台座11b、11c、11dは、シールドパネル5aから延設する高さが第2の基部11a2と略同一になるように形成されることで、第1の基板3を位置決め固定台座11aと固定台座11b、11c、11dとにネジ止めした際、すなわち、第1の基板3を位置決め固定台座11aと固定台座11b、11c、11dとで支持して固定した際、第1の基板3がシールドパネル5aに対して略水平に配置される。
このように構成された基板固定部11により、第1の基板3は、先ず位置決め固定台座11aにてX方向とY方向とが位置決めされた後、位置決め固定台座11a、固定台座11b、11c、11dにてそれぞれネジ止めされてシールドパネル5aに固定される。
(2)第1の実施形態のまとめ
上述のように、本実施例によれば、モジュール5を覆う板金からなるシールドパネル5aの一部を切り起こして形成した1つの位置決め固定台座11aで、第1の基板3の直交するX方向、Y方向の位置決めと固定とが可能になることから、簡単な構造で、第1の基板3をシールドパネル5aに簡単に位置決めして固定できる。特に、専ら固定するためだけの固定台座11bの他に専ら位置決めするためだけの部材を別に設けたり、或いは第1の基板3の直交するX方向、Y方向の位置決めをするために各方向毎に部材を設けることに比較して、第1の基板3と位置決め及び固定用の各部材との接触する面積が小さくなり、第1の基板3に実装する素子等の配置の設計自由度を向上することができる。
また、第1の基板3等の固定の際に位置決めが容易になり、固定に要する組み付け時間が削減され、作業性の改善効果も期待できる。
また、本実施例によれば、第1の基板3のY方向の位置決めをするための第1の突起部11a3と、上記Y方向と直交するX方向の位置決めを可能とするための第2の突起部11a4とが上記位置決め固定台座11aに形成されたので、簡単な構造で、基板のX方向、Y方向の直交する2方向が簡単に位置決め可能になる。
また、本実施例によれば、上記位置決め固定台座11aは液晶パネル1の背面側を覆うために通常備えられているシールドパネル5aの一部を切り起こして形成されるので、例えば専ら第1の基板3等を固定するためだけに設けられるような板金や保持部材を削減することができる。これにより、液晶テレビジョン10全体での重量が軽減される。また、液晶テレビジョン10の組み立て時間が削減されたり、液晶テレビジョン10の組み立てが容易になり、作業性が向上する。
(3)基板位置決め構造の第2の実施形態
次に、本発明の他の実施形態を説明する。尚、以下の説明において実施例相互に共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。また、技術的に両立しない場合を除いて、本明細書で述べる複数の実施例は共通の対象に適用可能である。
図5は、位置決め固定台座15aを拡大した図であり、図4に相当する別の実施例である。(a)はシールドパネル5aから切り起こして形成した後を示し、(b)はシールドパネル5aから切り起こす前を示している。図5において、位置決め固定台座15aは、シールドパネル5aの厚み方向に所定長だけ延設する第1の基部15a1と、第1の基部15a1のシールドパネル5aから延設する先端の一部にてシールドパネル5aと略水平に所定長だけ延設する第2の基部15a2と、第2の基部15a2の一部にてシールドパネル5aの厚み方向に所定長だけ延設する第1の突起部15a3と、第2の基部15a2の第1の基部15a1から延設する方向と略直交する先端にてシールドパネル5aの厚み方向に所定長だけ延設する第2の突起部15a4とから形成されている。
前述の実施例と同様に、第1の突起部15a3は、第1の基板3をシールドパネル5aに固定する際に例えばY方向の位置決めを可能とするために形成されている。また、第2の突起部15a4は、第1の基板3をシールドパネル5aに固定する際に例えばX方向の位置決めを可能とするために形成されている。
このように、本実施例の位置決め固定台座15aは、シールドパネル5aの一部が切り起こされることで第1の基部15a1と第1の突起部15a3とが形成され、上記切り起こされた片の一部が屈曲されることで第2の基部15a2が形成され、その屈曲された片が更に屈曲されることで第2の突起部15a4が形成されている。特に、第1の突起部15a3は、第2の基部15a2を形成する際に第2の基部15a2から切り離されて屈曲されずに残った第2の基部15a2の一部である。
また、位置決め固定台座15aは、第1基板3をネジ止めするためのネジ穴16を第2の基部15a2に有している。このネジ穴16は、第1基板3を固定する際に用いられるネジ14aと螺合する雌ネジ16aを有している。
(4)第2の実施形態のまとめ
上述のように、本実施例によれば、モジュール5を覆う板金からなるシールドパネル5aの一部を切り起こして形成した1つの位置決め固定台座15aで、第1の基板3の直交するX方向、Y方向の位置決めと固定とが可能になることから、前述の実施例と同様の効果が得られる。
特に、第1の突起部15a3は、第2の基部15a2を形成する際に屈曲されずに残った第2の基部15a2の一部により形成されるので、シールドパネル5aを切り起こす面積が小さくできる。これにより、例えばより小さな基板の固定が可能になる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用される液晶テレビジョンの一例を示す斜視図である。 液晶テレビジョンのブロック構成図である。 シールドパネルの部分拡大図である。 位置決め固定台座を拡大した図である。 位置決め固定台座の別の実施例を拡大した図である。
符号の説明
1:液晶パネル(薄型表示パネル)
3:第1の基板
4:第2の基板
5:モジュール
5a:シールドパネル(板金)
10:液晶テレビジョン(薄型表示装置)
11:基板固定部
11a:位置決め固定台座
11a1:第1の基部
11a2:第2の基部
11a3:第1の突起部
11a4:第2の突起部
11b、11c、11d:固定台座
11b1:第3の基部
11b2:第4の基部
12:ネジ穴
12a:雌ネジ
13:ネジ穴
14a:ネジ
15a:位置決め固定台座
15a1:第1の基部
15a2:第2の基部
15a3:第1の突起部
15a4:第2の突起部
16:ネジ穴
16a:雌ネジ

Claims (3)

  1. 回路を実装する基板と、
    薄型表示パネルのビューエリアを取り囲むように正面側と側面側とに金属製の枠部が配置されつつ、背面側を板金からなるシールドパネルにて覆われているモジュールとを具備する薄型表示装置において、
    上記基板は、
    上記液晶パネルの背面側に位置し且つ厚み方向が上記シールドパネルの厚み方向と同じになるように同シールドパネルにネジ止めされることにより上記モジュールに取り付けられるものであり、
    上記シールドパネルには、
    上記基板をネジ止めするために同シールドパネルの一部をモジュールとは逆側に切り起こして形成した複数の切欠きである基板固定部が設けられており、
    上記基板固定部は、
    上記シールドパネルの面と略平行な面において直交する上記基板の2方向をそれぞれ位置決めし且つ固定する位置決め固定台座と、
    上記基板を固定する固定台座とを有し、
    上記位置決め固定台座は、
    上記逆側においてシールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第1の基部と、
    上記延設する第1の基部の先端における両端の部位のうち一方の部位から、第1の基部の延設する方向と同方向に所定長だけ延設する第1の突起部と、
    上記延設する第1の基部の先端における第1の突起部が延設された部位とは別の部位から、シールドパネルの面と略平行な方向に所定長だけ延設する第2の基部と、
    上記第2の基部の上記シールドパネルの面と略平行な方向を向いた縁部のうち、第1の突起部から遠い側の縁部の一部範囲から、第1の基部の延設する方向と同方向に所定長だけ延設する第2の突起部と、を備え、
    上記基板をネジ止めするためのネジ穴を上記第2の基部に有し、
    上記ネジ穴は、上記基板を固定する際に用いられるネジと螺合する雌ネジを有し、
    上記第2の突起部は第1の突起部よりも短く形成され、
    上記第1の突起部は、シールドパネルの面と略平行な面において直交する基板の2辺のうち一方の辺に当接することにより、基板の他方の辺方向における基板の位置決めを可能とし、
    上記第2の突起部は、基板の上記他方の辺に当接することにより、基板の上記一方の辺方向における基板の位置決めを可能とし、
    上記固定台座は、
    上記逆側においてシールドパネルの厚み方向に所定長だけ延設する第3の基部と、
    上記第3の基部の上記シールドパネルから延設する先端にて同シールドパネルの面と略平行な方向に所定長だけ延設する第4の基部とから形成され、
    上記基板をネジ止めするためのネジ穴を上記第4の基部に有し、
    上記基板は、先ず上記位置決め固定台座にて位置決めされた後、同位置決め固定台座および上記固定台座にてそれぞれネジ止めされて上記シールドパネルに固定されることを特徴とする薄型表示装置。
  2. 回路を実装する基板を、薄型表示パネルを含むモジュールの背面側を覆う板金に位置決めする基板位置決め構造において、
    上記板金の一部をモジュールとは逆側に切り起こして形成した位置決め固定台座を有し、
    上記位置決め固定台座は、
    上記逆側において板金の厚み方向に所定長だけ延設する第1の基部と、
    上記延設する第1の基部の先端における両端の部位のうち一方の部位から、第1の基部の延設する方向と同方向に所定長だけ延設する第1の突起部と、
    上記延設する第1の基部の先端における第1の突起部が延設された部位とは別の部位から、板金の面と略平行な方向に所定長だけ延設する第2の基部と、
    上記第2の基部の上記板金の面と略平行な方向を向いた縁部のうち、第1の突起部から遠い側の縁部の一部範囲から、第1の基部の延設する方向と同方向に所定長だけ延設する第2の突起部と、を備え、
    上記第2の突起部は第1の突起部よりも短く形成され、
    上記第1の突起部は、板金の面と略平行な面において直交する基板の2辺のうち一方の辺に当接することにより、基板の他方の辺方向における基板の位置決めを可能とし、
    上記第2の突起部は、基板の上記他方の辺に当接することにより、基板の上記一方の辺方向における基板の位置決めを可能とする、ことを特徴とする基板位置決め構造。
  3. 上記位置決め固定台座は、
    上記基板をネジ止めするためのネジ穴を有することを特徴とする請求項2に記載の基板位置決め構造。
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