JP4883114B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池パネルの周辺部にフレームを有する太陽電池モジュールに関するものである。
自然エネルギーを利用したシステムとして、太陽光などの光エネルギーを半導体材料などの光電変換材料を用いて電気エネルギーに変換する太陽電池システムの利用が近年増加している。太陽電池システムは、太陽電池モジュールなどの光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換装置と、得られた電流をインバータ等の電気回路を用いて適当な電圧の交流に変換するなど、電気利用に適するように変換する電気的変換装置などで主に構成される。
太陽電池モジュールは、シリコンなどの半導体材料からなる太陽電池素子が配列された太陽電池パネルと、太陽電池パネルの周囲を取り囲むフレーム、太陽電池素子で変換した電気を集電して電気的変換装置に導く配線などで構成される。また、パネルごとにフレームを有さずに太陽電池パネルそのもので家屋の屋根構造を構成する場合もある。
屋外で使用される太陽電池パネルは、ガラスなどの透明基板に太陽電池素子が配列され、透明基板側から光を入射する構造のものがよく使用される。透明基板の背面側には保護シートが貼り付けられ、太陽電池素子は基板と保護シートとに挟まれて封止される。パネルの形状は矩形が一般的である。フレームは、太陽電池パネルの周端部に取り付けられて周端部を補強するとともに、パネルを支持することに利用される。
太陽電池モジュールは、太陽光を効率的よく受光できるように適切な角度の傾斜をつけて架台に設置されることが多い。この架台は建物の屋根部分や地面に設置固定される。フレームはこれらの架台に固定されることが多い。
たとえば、特許文献1には、矩形の太陽電池パネルの周囲の各辺に略コの字状の溝を有する分割フレームが嵌めこまれた太陽電池モジュールが示されている。フレームは各辺ごとに分割されて、4つに分割されたフレーム同士はパネルのコーナーで締結される。溝内には固定封止材が充填される。
また、特許文献2には、箱状の下フレームと上フレームとの間に太陽電池パネルを収める構造の太陽電池モジュールが示されている。太陽電池パネルは下フレームの底の辺の階段状の出っ張りにより支持される。太陽電池パネル側面下部周辺と下フレームとの隙間、その隙間と上フレームとの間に封止剤が設けられる。封止剤として流動性のシリコン樹脂が使用される。
特開2003−133573号公報 特開平2−21670号公報
太陽電池モジュールの作製後に、フレームから太陽電池パネル部分のみを取り外して再度取り付けし直すなどの脱着作業が必要となることがある。その場合、特許文献1のように辺ごとに分割されたフレームでは、締結部をばらしてフレームを各辺ごとに分解する必要があり、作業が非常に煩雑となる。また特許文献2の方法では、フレーム自体の分割は比較的容易であるものの、太陽電池パネル側面の封止のために、その側面と下フレームとの隙間に充填材を挿入するので脱着作業が容易でない。また、脱着後にパネル位置や高さのずれが発生して封止剤とパネルまたは下フレームの側壁との間に隙間が生じやすくなる問題がある。それを防止するには、パネルやフレームの精密な位置調整や流動性の封止剤を充填しなおす必要が生じる。
そこで、本発明では精度の良い組み立てが容易であり、パネルの側面部を気密に保つともに、パネルの脱着が容易となる太陽電池モジュールを実現することを目的とする。
本発明の太陽電池モジュールは、一方の主面に受光面を有する板状の太陽電池パネルと、第1フレームと、第2フレームと、側面シール材と、を備える太陽電池モジュールである。第1フレームは第1シール材を介して太陽電池パネルの受光面周辺を覆う第1主面部および第1主面部に連続して太陽電池パネルの側部の外側を囲む第1側面部と、を有する。第2フレームは第2シール材を介して太陽電池パネルの裏面周辺を覆う第2主面部と、第2主面部に連続する第2側面部とを有し、第2側面部が第1フレームの第1側面部内に挿入されて、第1フレームとの間で太陽電池パネルを狭持する。側面シール材は弾性材料からなり、第1側面部と第2側面部とのいずれか一方に固定され、第2側面部が第1側面部内に挿入された際に、第2側面部と第1側面部との他方に形成された溝にはまりこんで、両側面部間をシールするとともに、挿入位置を規制する。
本発明の太陽電池モジュールは、第1フレームと第2フレームとの間に太陽電池パネルが挟まれる構造である。第1フレームと太陽電池パネルの受光面との間、および第2フレームと太陽電池パネルの裏面との間はシール材で封止される。また第1フレームの第1側面部と第2フレームの第2側面部との間は弾性材料からなる側面シール材により封止される。これらの構造によって太陽電池パネル側面が気密封止される。また、第2側面部と第1側面部との対向する面の少なくともいずれか一方に溝を有し、その溝に側面シール材がはまり込むので、フレーム間の位置が規制され、精度よい太陽電池モジュールの組み立て作業が容易となるとともに、パネルの再脱着作業も容易となる。
本実施の形態1の太陽電池モジュールを受光面側から見た斜視図である。 本実施の形態1の太陽電池モジュールの分解斜視図である。 本実施の形態1の太陽電池モジュールの一部をさらに分解した分解斜視図である。 本実施の形態1の太陽電池モジュールの部分断面図である。 本実施の形態1の太陽電池モジュールの組み立て工程を示す断面図である。 本実施の形態1の太陽電池モジュールの部分断面図である。 本実施の形態2の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図である。 本実施の形態3の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図である。 本実施の形態3の太陽電池モジュールの部分構造を示す上面図である。 本実施の形態3の太陽電池モジュールの部分構造を示す下面図である。 本実施の形態4の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図である。 本実施の形態4の太陽電池モジュールの部分構造を示す上面図である。 本実施の形態4の太陽電池モジュールの部分構造を示す下面図である。 本実施の形態5の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図である。 本実施の形態6の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図である。 本実施の形態7の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図である。 本実施の形態8の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図である。 本実施の形態9の太陽電池モジュールの応用例を示す分解斜視図である。
以下では、本発明の太陽電池モジュールの実施の形態について図面を用いて説明する。なお、ある実施の形態において説明した構成と共通の構成について他の実施の形態ではその詳細な説明を省略するものとする。
<実施の形態1.>
図1は本実施の形態1の太陽電池モジュールを受光面側から見た斜視図である。本実施の形態1の太陽電池モジュールは矩形の太陽電池パネル3とその外周を囲む第1フレーム1を有する。太陽電池パネル3は太陽光Sからの光を受光して電気に変換する。第1フレーム1は太陽電池パネル3の外周部を囲んで保護する。また、第1フレーム1は、太陽電池パネル3の受光面の周囲を全周にわたって覆う第1主面部1aと、第1主面部1aの外周から連続し、第1主面部1aとおおよそ垂直に太陽電池パネル3の裏面方向に延在して太陽電池パネル3の側面の外側を囲む第1側面部1bとを有する。第1主面部1aは太陽電池パネル3の受光面を露出する第1開口部1wを有する。第1側面部1bは後述する第2フレーム6と第1フレーム1とを締結するためのネジ7が下部に取り付けられている。
図2は本実施の形態1の太陽電池モジュールの分解斜視図である。太陽電池モジュールは太陽電池パネル3の受光面側から順に、第1フレーム1、第1シール材2、太陽電池パネル3、第2シール材4、第2フレーム6が積み重なる構造を有する。第2フレーム6の側部には弾性材料からなる側面シール材5が固定されている。第2フレーム6の側部および側面シール材5は第1フレーム1の側部の内側に入り込み、第1フレーム1と第2フレーム6とで箱形のフレームが構成される。太陽電池パネル3はその箱形のフレーム内で、第1シール材2、第2シール材4を介して第1フレーム1と第2フレーム6とに挟持される。第1フレーム1と第2フレーム6とはたとえばステンレス合金や、アルミ合金など、耐久性に富む材質からなることが望ましい。第1フレーム1と第2フレーム6とはそれぞれの第1主面部1a、第2主面部6aおよび各第1側面部1b、第2側面部6bが太陽電池パネル3の側面の全周を取り囲む形状となっていれば、一体に成形された材料であっても、複数の部材を組み合わせて作製された材料であってもよい。
太陽電池パネル3は一方の主面に受光面、他方の主面に裏面、受光面と裏面との周縁に側部を有する板状の構造を有する。太陽電池パネル3として、受光面側に透明なガラス基板、裏面側に半導体材料からなる光電変換素子を有するものを用いることができる。光電変換素子として、たとえばシリコンを主成分とする薄膜のものや、多結晶シリコン基板を使用したものなどを用いることができる。これらの光電変換素子は外部の水分や湿気等の影響で劣化することを防ぐために、ガラス基板と裏面側の保護シートとの間に挟まれて封止される。なお、図には示さないが太陽電池パネル3の裏面側には変換した電気を外部に取り出すための配線が取り付けられる。
第1シール材2および第2シール材4はそれぞれ太陽電池パネル3の受光面および裏面の端部周辺を、全周にわたってシールする弾性材料からなる部材であり、たとえば合成ゴムでできたガスケットである。第1シール材2や第2シール材4の外周は太陽電池パネル3の外周より少し小さく、断面形状は円形でも良いが、扁平な長方形や楕円形が好ましい。
図3は本実施の形態1の太陽電池モジュールの一部をさらに分解した分解斜視図であり、図2の第2フレーム6と側面シール材5とを分離して示した図である。第2フレーム6は太陽電池パネル3の裏面の周囲を全周にわたって覆う第2主面部6aと、第2主面部6aの外周からおおよそ垂直に延在して太陽電池パネル3の側面の外側に位置する側面部6bとを有する。本実施の形態1では第2側面部6bは第2主面部6aの外周から連続して受光面側に延在する。第2側面部6bの全周には第2溝部6cが形成されている。この第2溝部6cに側面シール材5が嵌めこまれて固定される。側面シール材5はその外面側が第2側面部6bの外面よりも突出するように、第2溝部6cの深さよりも厚みが大きいものを使用する。側面シール材5は弾性材料からなる部材であって、たとえば合成ゴムでできたガスケットである。第2主面部6aの内部には第2開口部6wがある。太陽電池パネル3の配線はこの第2開口部6w内を通して、他の太陽電池モジュールや電気的変換装置と接続される。第2側面部6bの第2溝部6cよりも裏面側にネジ穴6hが形成されている。
第2側面部6bの外面は第1フレーム1の第1側面部1bの内面内に挿入できるように、第1側面部1bの内面よりも小さく作製される。また、第2溝部6cに固定された側面シール材5の外面は第1側面部1bの内面よりも少し大きくなるように作製される。
側面シール材5の溝部6cへの固定は、たとえば、あらかじめ溝形状に合わせてリング状に成形した部材を側部6b広げながら溝部6cにはまり込むまで押しこんで形成することができる。また、溝部6cに1本または複数本の線状の弾性材料をその末端同士の継ぎ目がほとんどなくなるように嵌めこむことによって形成してもよい。側面シール材5と溝部6cとの間は接着剤などで接着されていてもよい。
図4は本実施の形態1の太陽電池モジュールの部分断面図であり、太陽電池パネル3の周縁を受光面と垂直および第1側面部1bと平行な方向に切断した場合に見える断面図である。図4は図1のネジ7を含む部分の断面であり、第1フレーム1にはネジ7を差し込むためのネジ穴1h、第2フレーム6にはネジを締結するためのネジ穴6hが形成されている。
太陽電池パネル3は、たとえば、図のように薄膜Siなどの発電層3bがガラス基板などの透光性基板3a上に直接形成されており、EVA(エチレンビニルアセテート)などの熱可塑性樹脂からなる充填材3cをラミネートで熱圧着することにより耐候性を有するバックシート3dと貼り合わされた構造を有する。図は太陽光Sが透光性基板3a側から入射する場合を示す。
図のように、第2フレーム6の第2側面部6bは太陽電池パネル3の中心側から見て側面3sよりも外側に位置する。第2フレーム6の第2主面部6aと太陽電池パネル3の裏面3uとの間には第2シール材4が挟み込まれている。第2側面部6bの外面側には第2溝部6cに側面シール材5が嵌めこまれている。側面シール材5は第2側面部6bの外面よりも突出した部分を有している。なお、図では側面シール材5が断面が円形の場合を示したがこれに限らない、たとえば断面が楕円や台形や矩形などであってもよく、その形状にあわせて第2溝部6cの形状も適切な形状とすればよい。また、第2側面部6bから突出する部分は、根元から突出方向に先端の幅が狭くなる形状であることが望ましい。
第1フレーム1の第1主面部1aと太陽電池パネル3の受光面3tとの間には第1シール材2が挟み込まれている。第1フレーム1の第1側面部1bは第2側面部6bよりも外側に位置する。第1側面部1bの内面側には第2側面部6bの第2溝部6cと対向する位置に第1溝部1cが形成されている。側面シール材5の第2側面部6bの外面よりも突出した部分は第1溝部1cにはまり込んでいる。側面シール材5は第1側面部1bの全周に備えられているので、第1溝部1cも第1側面部1bの内面全周に形成される。第1側面部1bの内面は第2側面部6bの外面よりも大きいが、第1溝部1cを除く主な部分は側面シール材5の最も突出した部分よりも小さくなっている。
第1シール材2および第2シール材4を同じ形状として太陽電池パネル3を側面から同じ位置で両面側から挟むようにすると太陽電池パネル3にかかる応力のバランスがよく、また同じ部材を用意すればよいので生産上も好ましい。ただし、第1シール材2および第2シール材4の位置は太陽電池パネル3の端部から等しい位置にすることは必須ではない。
第1溝部1cの断面形状は側面シール材5の断面形状に対応して適切な形状とすればよい。側面シール材5の突出部分が有する裏面側の面、主面側の面の少なくともいずれか一方が第1溝部1c内に接するようにする。側面シール材5の突出部分が有する裏面側の面と主面側の面とがいずれも第1溝部1cの内面に接するようにすることがさらに望ましい。たとえば図は側面シール材5の突出する部分がおおむね断面半円状である場合に、第1溝部1cの形状を第1側面部1bの内面側から外面側に幅が狭くなる台形とした場合である。台形の溝の受光面側の斜面と裏面側の斜面とのいずれにも側面シール材5が接する。また側面シール材5とは台形の底の面でも接して、この面で側面が全周にわたってシールされる。このように全周にわたって連続して接する面を有するようにする。第1溝部1cの形状は側面シール材5の突出する部分と同様な形状、たとえば図の側面シール材5の場合は断面がおおむね同様な半円状などとしてもよい。
次に、本実施の形態1の太陽電池モジュールの組み立て方法について説明する。図5は本実施の形態1の太陽電池モジュールの組み立て工程を示す断面図であり、図4の断面図と同じ位置について示している。組み立て工程において、まず、図5(a)のように第2フレーム6の第2主面部6aに第2シール材4を配置し、その上に太陽電池パネル3を載置して、さらに太陽電池パネル3の受光面の周辺に第1シール材2を載置し、受光面に垂直な方から第1フレーム1を第2フレーム6に被せていく。第2側面部6bは第1側面部1bより小さいので容易に挿入可能であるが、第1側面部1bの内面が側面シール材5に接すると挿入抵抗が大きくなる。さらに第2側面部6bを第1側面部1bに押し込んでいくと、図5(b)のように、弾性材料からなる側面シール材5は圧縮変形や弾性変形する。さらに押しこむと、第1フレーム1の第1主面部1aが第1シール材2に接し、弾性材料からなる第1シール材2を変形していく。そして、図5(c)のように第1側面部1b内の第1溝部1cの位置が側面シール材5と対向する位置となった時点で、変形していた側面シール材5は圧縮変形前の本来の形状にもどるように変形して第1溝部1cにはまり込む。このとき、第1溝部1cの内面に側面シール材5が接する。このように第1溝部1cが側面シール材5に達して、嵌合されることによって、第2側部6bの挿入位置が規制される。その後に、ネジ穴にネジを挿入して第1フレーム1と第2フレーム6とを締結する。
側面シール材5は第1フレーム1と第2フレーム6とに全周にわたって接するので側部間をシールする作用を有する。また、第1フレーム1と太陽電池パネル3の受光面と間は第1シール材2、第2フレーム6と太陽電池パネル3の裏面との間は第2シール材4でシールされる。その結果、第1フレーム1と第2フレーム6とが有する面と、第1シール材2、第2シール材4、側面シール材5によって囲まれる空間は密閉空間となり、この空間部分に太陽電池パネル3の側面が保持されるのでパネル側面側から生じる湿度や水分などによる劣化を防止することができる。
また、側面シール材5は、その突出部分が有する裏面側の面、主面側の面の少なくともいずれか一方が第1溝部1c内に接するので、シールする作用だけでなく相互位置を規制する効果をも有する。
図6は本実施の形態1の太陽電池モジュールの部分断面図であり、側面シール材5と第1溝部1cとによる位置規制効果を説明する図である。図では典型的な例として、側面シール材5の断面が円形、第1溝部1cが台形の断面を有する溝とした場合について説明する。図の矢印mは第1フレーム1と第2フレーム6とが相対的に動く方向を示し、第1フレーム1の第1主面部1aと第2フレーム6の第2主面部6aとの間隔が接近する方向、または離れる方向に動くことを示す。
側面シール材5が第1溝部1cにはまり込んだ時には第1シール材2が第1主面部1aと太陽電池パネルの受光面3tとの間に挟まれて圧縮変形されているので、この第1シール材2によって第1主面部1aと第2主面部6aとの間隔が離れる方向に力が加わる。一方、側面シール材5の突出部分のうち最も突出する部分を境にして第1主面部1aよりも遠い側の部分5bの表面は、第1溝部1cの内面のうち第1主面部1aから遠い側にある斜面1cbに接する。この接する構造が第1主面部1aと第2主面部6aとの間隔が離れないように係止する作用を有するので、両フレーム間の間隔が保たれる。その結果、第2フレーム6に対して第1フレーム1を押し込み続けなくても位置ずれが少なく、高精度の組み立てが容易となる。たとえば、第1フレーム1と第2フレーム6とでネジ穴の高さと溝の高さを一致させておけば、第1、第2両フレーム間をネジで締結する場合に、それぞれのネジ穴の位置が一致するようにフレーム間の相互位置を調整する必要がなくなる。
また、側面シール材5の突出部分のうち第1主面部1aに近い側の部分5aの表面は、第1溝部1cの内面のうち第1主面部1aに近い側の斜面1caに接している。この接する構造が第1主面部1aと第2主面部6aとの間隔が近づきすぎないようにするストッパとして作用する。その結果、第1フレーム1の押し込み量を適切な量で停止することが容易となる。
また、図のように第1溝部1cの断面台形の底面に相当する面1ccと側面シール材5の最も突出する部分とが接する構造を有する。この部分は位置の規制効果は大きくないが、全周にわたってシールする効果を高めることができるので、接する構造であることが望ましい。上記では第1溝部1cを断面が台形の溝としたが、断面が矩形や円形であったり、湾曲面を有する溝であったりしてもよい。
ネジ7は第1、第2フレームの各辺端部付近に設置されて両フレーム間を締結し、フレームの脱落防止や強度を向上する。本実施の形態1ではネジ7は第1側面部1bおよび第2側面部6bの面に概ね垂直な方向に取り付けられて、両者の間隔を接近させ、両者に挟まれる側面シール材5を圧縮するように締結するので、シールする効果を高めることができる。
本実施の形態1では側面シール材5を溝にはめこむことによって第2フレーム6に固定するので、側面シール材5の交換も容易である。このように側面シール材5を溝で固定する場合は、第2溝部6cの溝の深さを側面シール材5が突出する5a、5bの突出高さに比べて大きくする方が好ましい。これにより側面シール材5の固定部分5cが大きくなり、第1フレーム1を押し込んだ際に側面シール材5が第2溝部6cからずれることを防止できる。
また、上記の側面シール材5は第2フレーム6側に固定したが、第1フレーム1側に固定して、対向する第2フレーム6側に側面シール材5の突出部分がはまり込む溝を設けてもよい。また、溝と側面シール材5とは1対に限らず、複数対が同時にはまり込むようにしてもよい。
また、上記の第1シール材2、第2シール材4はあらかじめ成形されたガスケットなどの場合を述べたが、塗布材料からなって第1フレーム1と第2フレーム6とを締結後に硬化する材料であってもよい。この場合でも本実施の形態1の第1フレーム1と第2フレーム6との間をシールするとともに、両社の相対位置を高精度に保つことによって、組み立てを容易とする効果は同様に得ることができる。
また、本実施の形態1の太陽電池モジュールは第2フレーム6から第1フレーム1を受光面に垂直な方向に引き上げることによって取り外し、太陽電池パネル3を容易に取り出すことが可能である。従って、一旦モジュールを組み立てた後に、再度フレームから太陽電池パネル3のみを取り外すことが容易に可能である。さらに、再度、太陽電池パネル3を取り付けし直す場合においても、容易に精度よく組み立て可能である。
以上のように、本実施の形態1の太陽電池モジュールは、太陽電池パネル3、第1フレーム1、第2フレーム6、側面シール材5、を有している。太陽電池パネル3は一方の主面に受光面3t、他方の主面に裏面3u、受光面と裏面との周縁に側部3sを有する板状である。第1フレーム1は弾性材料からなる第1シール材2を介してその太陽電池パネル3の受光面周辺を覆う第1主面部1aと、太陽電池パネル3の側部外側を囲む第1側面部1bとを有する。第2フレーム6は、弾性材料からなる第2シール材4を介して太陽電池パネル3の裏面周辺を覆う第2主面部6aと、外面が側部外側に位置する第2側面部6bを有し、その第2側面部6bが前記第1フレーム1の第1側面部1b内に挿入されることにより、第1フレーム1との間で太陽電池パネル3を狭持する。側面シール材5は弾性材料からなり、第1側面部1bと第2側面部6bとのいずれか一方に固定され、第2側面部6bが第1側面部1b内に挿入された際に、第2側面部6bと第1側面部1bとの他方に形成された溝にはまりこんで、両側面部間をシールするとともに、挿入位置を規制する。このため、太陽電池パネル3の側面が気密封止されて止水性が保持できる。また、フレーム間の位置が規制され、精度よい太陽電池モジュールの組み立て作業が容易となるとともに、パネルの再脱着作業も容易となる。
<実施の形態2.>
図7は本実施の形態2の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図であり、実施の形態1の図5(a)の組み立てを説明する断面図と同様の部分を示している。本実施の形態2の太陽電池モジュールは実施の形態1と比べて、各シール材のフレームへの固定構造が異なる。第1フレーム1の第1主面部1aは太陽電池パネルの受光面に対向する部分に溝1gを有し、第1シール材2はこの溝1gにはまり込んで固定される。固定は接着剤を用いてもよい。一方、第2フレーム6の第2主面部6aは太陽電池パネルの裏面に対向する部分に溝6gを有し、第2シール材4はこの溝6gにはまり込んで固定される。固定は接着剤を用いてもよいし、用いなくてもよい。
これらの溝1gや6gによって各シール材2、4の位置が規制され、位置ずれが生じないので精度のよい組み立てが容易となる。また、各シール材がフレームに固定されているので、特に太陽電池パネル3をフレームから再脱着する際の作業性が優れる。
また、本実施の形態2の太陽電池モジュールでは、側面シール材5は第1フレーム1の第1側面部1bの内面側に固定し、対向する第2フレーム6の第2側面部6bの外面側に第2溝部6cを設けた。また、第2溝部6cは断面が半円状の形状とした。このような構成であっても側面シール材5が第2溝部6cにはまり込むことで、精度のよいモジュールを実現することができる。
<実施の形態3.>
図8は本実施の形態3の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図であり、実施の形態1の図4と同様の位置の断面図である。図9は本実施の形態3の太陽電池モジュールの部分構造を示す上面図であり、太陽電池パネル3を第2フレーム6上に載置後に受光面の上方から見た図である。図10は本実施の形態3の太陽電池モジュールの部分構造を示す下面図であり、図9に被せる第1フレーム1を裏面側から見た図である。図8は図9および図10の点線位置Lを組み合わせてできるモジュールの断面図である。
本実施の形態2の太陽電池モジュールは実施の形態1の太陽電池モジュールと比較して、第1フレーム1の第1側面部1bの内面側、および対向する第2フレーム6の第2側面部6bの外面側は角が曲面で構成される点で異なる。また、矩形の太陽電池パネル3を曲面の角を有する第2フレーム6内に収める際に第2側面部6bの内面と太陽電池パネル3の側面3sとの隙間ができるので、この隙間部分を埋めるようにスペーサ8が設置される。
フレームの角が曲面となっているので、側面シール材5の角も曲面で構成される。このため、第1フレーム1を第2フレーム6に対して押し込む際に、角における側面シール材5の圧縮変形が滑らかな変形となり、押し込み作業が容易となる。また、フレームの脱着の繰り返しによって側面シール材5が劣化や損傷することを防止できる。
スペーサ8は図のように太陽電池パネル3の側面3sの一部のみに形成されるだけで良い。このスペーサ8によって、第2フレーム6内に設置される太陽電池パネル3の位置が精度良く固定される。スペーサ8はたとえば、合成ゴムなどの弾性材料であってもよい。スペーサ8は接着性の材料であってもよいが、太陽電池パネル3のフレームからの再脱着を容易にするためには太陽電池パネル3の側面3sに接着しないようにすることが望ましい。
<実施の形態4.>
図11は本実施の形態4の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図である。また、図12は本実施の形態4の太陽電池モジュールの部分構造を示す上面図であり、図13は本実施の形態4の太陽電池モジュールの部分構造を示す下面図である。本実施の形態4の太陽電池モジュールは実施の形態3とおおむね同様の形状を有するが、第1フレーム1と第2フレーム6とが複数の部材から構成されている点で異なる。なお、図11は実施の形態3の図8、図12は実施の形態3の図9、図13は実施の形態3の図10と同じ部分を示す。
本実施の形態4の太陽電池モジュールの第1フレーム1と第2フレーム6とは、たとえばステンレスなどの耐久性に優れた金属製の部分の主面部と側部とを有し、その対向する側部に樹脂などで形成された部分を貼り付けることで形成される。第1フレーム1の第1側面部1bは第1主面部1aに連続する1qの内面側にモールドされた部分1pを有する。また、第2フレーム6の第2側面部6bは第2主面部6aに連続する6qの外面側にモールドで形成された部分6pを有する。
図12のように第2主面部6aに連続する6q部分は角がおおむね直角の矩形に形成されて、その外面に貼り付けられる6pによって第2側面部6bの角が曲面となるようにする。第2溝部6cはこのモールド部分6pに形成される。モールド部分は全周に一体に形成されたものでも良いが、複数の分割された部品を6qの外周に継ぎ目がなくなるように貼り合わせたものであってもよい。
同様に、図13のように第1主面部1aに連続する1q部分は矩形に形成されて、その内面に貼り付けられる1pによって第1側面部1bは角が曲面を有するようになっている。第1溝部1cはこのモールド部分1pに形成される。モールド部分は全周に一体に形成されたものでも良いが、複数の分割された部品を1qの内周に継ぎ目なく貼り合わせたものであってもよい。
以上のように樹脂などの材料のモールド部品1p、6pを用いてフレームを形成したので、容易に曲面部や溝部を形成することができる。また、主として外部に露出する面は耐久性に優れる金属などで形成するとよい。
<実施の形態5.>
図14は本実施の形態5の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図であり、実施の形態1の図4と同様の位置の断面図である。本実施の形態4の太陽電池モジュールでは太陽電池3の側面3sと裏面のバックシート3dの端部との間にたとえば数mm程度の隙間がある太陽電池3を用いる。第2フレーム6と裏面3uとの間の第2シール材4は、バックシート3dの端部と透光性基板3aとの両方に押し付けられる構造を有する。これによって、バックシート3dの端部と透光性基板3aとの隙間の止水性をさらに向上させることが可能である。
<実施の形態6.>
図15は本実施の形態6の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図であり、実施の形態1の図5(a)の組み立てを説明する断面図と同様の部分を示している。本実施の形態6の太陽電池モジュールは側面シール材5が第2フレーム6の第2側面部6bの外面に貼り付けられた構造を有する。側面シール材5の貼り付けには接着剤を使用してもよい。側面シール材5の断面はたとえば図のような半円形のものとするとよい。第2側面部6bの外面に突出する側面シール材5が第1フレーム1の第1側面部1bの第1溝部1cに嵌合して精度のよい組み立てが行える点は実施の形態1と同様である。本実施の形態6では第2側面部6bに第2溝部6cを形成する必要がないのでフレームの製造が容易となる。また、接着固定されるので側面シール材5の位置ずれが生じない。
<実施の形態7.>
図16は本実施の形態7の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図であり、実施の形態1の図4と同様の位置の断面図である。上記の実施の形態で述べた構造と、本実施の形態7の太陽電池モジュールとは第1フレームの第1側面部1bと第2フレーム6の第2側面部6bとが太陽電池パネル3の裏面側方よりも受光面と反対側に延在する部分13を有する点で異なる。図のように、この延在する部分13は第2主面部1aよりも裏面側に延びた構造とするとよい。第1側面部1bと第2側面部6bとの間に挟まれる側面シール材5は、延在する部分13に設置される。
第1側面部1bの内面および第2側面部6bの外面は太陽電池パネル3の側面3sよりも外側、いいかえれば太陽電池パネルの中心から遠い側、にある必要がある。第2側面部6bの内面側は図のように太陽電池パネル3の側面3sよりも内側にあってもよい。また、ネジ7も延びた部分13に設置され、その位置は太陽光の入射方向からみて側面シール材5が設置される位置よりさらに後方とする。ネジ7は第2側面部6bを貫通するものであってもよい。従って、第2側面部6bはネジ7が貫通する程度に薄くてもよい。
このように、第1側面部1bと第2側面部6bとが太陽電池パネル3の裏面から受光面と反対側に延在する部分13を有して、その部分でフレーム同士を締結する構造としたので、第2側面部6bの内面側を太陽電池パネル3の側面3sよりも内側にすることができる。このため、太陽電池パネル3の側面3sより外側のフレームの幅を狭くできる。
また、本実施の形態7では、延在する部分13に第1側面部1bと第2側面部6bとの間に挟まれる側面シール材5により、上記で述べた実施の形態と同様にフレーム間の位置が規制されるので、精度のよい組み立てが容易となる。
なお、図では側面シール材5の固定や嵌合のために第1側面部1bと第2側面部6bに形成する溝部1c、6cを溝加工で形成した場合の断面図であるが、溝加工のかわりに、第1側面部1bと第2側面部6bとのそれぞれの面を屈曲させて、屈折した部分を溝として用いてもよい。
<実施の形態8.>
図17は本実施の形態8の太陽電池モジュールの構造を示す部分断面図であり、本実施の形態7の太陽電池モジュールとほぼ同じ構造であるが、第2フレーム6の第2主面部6aの受光面側の周辺部に小さな凸部15を設けた点が異なる。この凸部15は太陽電池パネル3の側面3s端部に接することで、組み立て時のパネルの位置決めが簡略化される。特に設置後の太陽電池モジュールからフレームが傾斜したままの状態で太陽電池パネル3を交換する場合に、この凸部15によって太陽電池パネル3を保持できるので、作業が大幅に簡略化できる。なお、凸部15の形状は上方に出ていれば良く、太陽電池パネルの端部を傷めないようラウンド加工してあることが望ましい。
<実施の形態9.>
図18は本実施の形態9の太陽電池モジュールの応用例を示す分解斜視図である。本実施の形態9の太陽電池モジュールは架台20によってフレーム部分が保持される。太陽電池モジュール自体の構成は上記で述べた構成と同様であるが、第2フレームの一部に架台20との連結部を有する。図は実施の形態8と同様な第2フレーム6を用いる場合を示している。
本実施の形態9の太陽電池モジュールは第2フレーム6と架台20とを連結したまま、太陽電池パネル3を脱着することができる。図のように、順に第1フレーム1、第1シール材2、太陽電池パネル3を取り外すことができ、また、逆順で取り付けることが容易である。本実施の形態9の太陽電池モジュールは上記で述べたように、第1フレーム1と第2フレーム6との間に嵌合う構造を有しているので、取り付け位置の精度や再現性に優れる。また、実施の形態7や8で示した受光面と反対側に延在する部分13を有するフレームを使用して、延在する部分13に架台20を接続するようにすると、モジュールの受光効率を向上させることができる。なお、架台20と第2フレーム6とは一体に形成されていてもよい。また、架台20のかわりに第2フレーム6は建物の屋根部材や壁部材に固定されたり一体化されたりしてもよい。
なお、上記のある実施の形態で述べた一部の構成を、他の実施の構成で述べた構成と組み合わせて太陽電池モジュールを構成してもよい。
本発明の太陽電池モジュールは組み立てが容易であり、パネルの側面部を気密に保つともに、パネルの脱着が容易となる太陽電池モジュールを実現することができる。
1 第1フレーム、1a 第1主面部、1b 第1側面部、1c 第1溝部、1h ネジ穴、2 第1シール材、3 太陽電池パネル、4 第2シール材、5 側面シール材、6 第2フレーム、6a 第2主面部、6b 第2側面部、6c 第2溝部、6hネジ穴、7 ネジ、8 スペーサ、13 延在する部分、15 凸部、20 架台。

Claims (5)

  1. 一方の主面に受光面を有する板状の太陽電池パネルと、
    第1シール材を介して前記太陽電池パネルの受光面周辺を覆う第1主面部と、前記第1主面部に連続して前記太陽電池パネルの側部の外側を囲む第1側面部とを有する第1フレームと、
    第2シール材を介して前記太陽電池パネルの裏面周辺を覆う第2主面部と、前記第2主面部に連続する第2側面部とを有し、該第2側面部が前記第1フレームの第1側面部内に挿入されて、前記第1フレームとの間で前記太陽電池パネルを狭持する第2フレームと、
    弾性材料からなり、前記第1側面部と前記第2側面部とのいずれか一方に固定され、前記第2側面部が前記第1側面部内に挿入された際に、前記第2側面部と前記第1側面部との他方に形成された溝にはまりこんで、両側面部間をシールするとともに、挿入位置を規制する側面シール材と、
    を備える太陽電池モジュール。
  2. 前記第2側面部と前記第1側面部との対向する面のいずれの面にも溝が形成され、前記側面シール材は前記第1側面部と前記第2側面部とのいずれか一方の溝によって固定される請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記第2フレームの太陽電池パネルと対向する面においてシール材の位置を規制する溝を有する請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記第2側面部と前記第1側面部との対向する面の一方の面に前記側面シール材が接着されている請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記第1側面部と前記第2側面部とは前記太陽電池パネルの裏面側方よりも受光面と反対方向に延在する部分を有し、該延在部の前記第1側面部と前記第2側面部との対向する面間に前記側面シール材が挟まれる請求項1に記載の太陽電池モジュール。
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