JP4881964B2 - 車両の変速制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トランスミッションのシャフトに相対回転自在に支持される前進用ギヤおよび後進用ギヤを、変速制御手段により制御される液圧サーボで作動する前後進切替機構により前記シャフトに選択的に結合することで、前進変速段または後進変速段を確立する車両の変速制御装置に関する。
路面摩擦係数が小さいの雪路等をスノーモードを選択して走行する際に、Dレンジから2速固定レンジあるいは1速固定レンジにシフトチェンジしたときに駆動輪のトルクが過剰になってスリップが発生するのを防止すべく、2速変速段あるいは1速変速段を確立する変速クラッチの係合油圧を低下させるものが、下記特許文献1により公知である。
またトラクションコントロール中にトランスミッションから駆動輪に伝達されるトルクを駆動輪のグリップ限界と見なし、トランスミッションの変速中に前記トルクを超えるトルクが駆動輪に伝達されないように、トランスミッションの変速クラッチに供給する係合油圧の上限値を制限するものが、下記特許文献2により公知である。
特開平6−42623号公報 特開平10−96467号公報
ところで、雪路のような摩擦係数が小さい路面で車両を発進させる場合、運転者はリバースレンジで車両を一旦後進させた後に、Dレンジにシフトチェンジして車両を前進させることで、車両を前後に揺さぶりながら発進させることがある。このような場合に、運転者がシフトレバーをリバースレンジからDレンジに操作したタイミングに合わせてチャンファ機構が作動し、リバース変速段から1速変速段にシフトチェンジするが、摩擦係数が高い路面と低い路面とでは駆動輪が後進回転から前進回転に切り替わるタイミングが異なるため、一般の高摩擦係数路面に適するようにチャンファ機構の作動タイミングを設定しておくと、上述した雪路での発進時にチャンファ機構が作動するタイミングが遅れてしまう。その結果、差回転が大きいシャフトおよびギヤをチャンファ機構で無理に結合する事態が発生し、前進変速段のスムーズな確立が妨げられたり、チャンファ機構の耐久性が低下したりする可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、低摩擦係数路面で後進走行レンジから前進走行レンジにシフトチェンジする際に、前後進切替機構のスムーズな作動および保護を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、トランスミッションのシャフトに相対回転自在に支持される前進用ギヤおよび後進用ギヤを、変速制御手段により制御される液圧サーボで作動する前後進切替機構により前記シャフトに選択的に結合することで、前進変速段または後進変速段を確立する車両の変速制御装置において、前記トランスミッションのシフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段と、駆動輪のスリップ状態を検出するスリップ状態検出手段とを備え、前記シフトレンジ検出手段が後進走行レンジから前進走行レンジへの切り替えを検出したとき、後進走行レンジにおいて前記スリップ状態検出手段が前記駆動輪のスリップ状態を検出した場合には、前記変速制御手段は前記液圧サーボに供給する液圧を基準液圧よりも増圧するとともに、前記液圧サーボに液圧を供給するタイミングを早めることを特徴とする車両の変速制御装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記変速制御手段は、前記液圧サーボに供給する液圧の増圧量を、後進走行レンジにおけるアクセル開度および車輪速に応じて算出することを特徴とする車両の変速制御装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記変速制御手段は、前記液圧サーボに液圧を供給するタイミングを、前記スリップ状態検出手段が前記駆動輪のスリップ状態を検出しない場合の、前記前後進切替機構の前進変速段側の差回転がゼロになるタイミングよりも早めることを特徴とする車両の変速制御装置が提案される。
尚、実施の形態のカウンタシャフト12は本発明のシャフトに対応し、実施の形態の1速ドリブンギヤ20は本発明の前進用ギヤに対応し、実施の形態のリバースドリブンギヤ21は本発明の後進用ギヤに対応し、実施の形態のチャンファ機構23は本発明の前後進切替機構に対応する。
請求項1の構成によれば、後進走行レンジにおいて駆動輪のスリップ状態が検出された後に、後進走行レンジから前進走行レンジにシフトチェンジされたとき、前進用ギヤをシャフトに結合すべく前後進切替機構の油圧サーボに供給する液圧を基準液圧よりも増圧するとともに、液圧サーボに液圧を供給するタイミングを早めるので、路面摩擦係数が小さいために、前進走行レンジにシフトチェンジした後に前後進切替機構の差回転がゼロになるタイミングが早まっても、そのタイミングに合わせて前後進切替機構を早期に作動させることが可能となり、前進変速段のスムーズな確立と前後進切替機構の耐久性向上とが可能となる。
また請求項2の構成によれば、前進変速段を確立すべく液圧サーボに供給する液圧の増圧量を、後進走行レンジにおけるアクセル開度および車輪速に応じて算出するので、リバースレンジで駆動輪が激しくスリップして路面との間の摩擦係数が小さくなり、それによって前後進切替機構の差回転がゼロになるタイミングが早まっても、その分だけ液圧サーボに高い液圧を供給することで、前後進切替機構により前進用ギヤをシャフトにスムーズに結合することができる。
また請求項3の構成によれば、液圧サーボに液圧を供給するタイミングを、スリップ状態検出手段が駆動輪のスリップ状態を検出しない場合の、前後進切替機構の前進変速段側の差回転がゼロになるタイミングよりも早めるので、低摩擦係数路面で駆動輪がスリップしたために前後進切替機構の前進変速段側の差回転がゼロになるタイミングが早まっても、その早まったタイミングに合わせて液圧サーボに液圧を供給することで、前後進切替機構により前進用ギヤをシャフトにスムーズに結合することができる。
トランスミッションの1速変速段確立時の状態を示す模式図 トランスミッションのリバース変速段確立時の状態を示す模式図 電子制御ユニットの回路構成を示すブロック図 作用を説明するフローチャート 作用を説明するタイムチャート 液圧の加算値QINGICEを検索するマップを示す図
以下、図1〜図6に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1および図2は自動車用のトランスミッションTの模式図であって、1速変速段およびリバース変速段の確立に関連する部分だけが示されている。トランスミッションTは、相互に平行に配置されたメインシャフト11と、カウンタシャフト12と、リバースアイドルシャフト13とを備えており、エンジンEのクランクシャフト14の駆動力がトルクコンバータ15を介してメインシャフト11に入力されるとともに、カウンタシャフト12の駆動力がファイナルドライブギヤ16およびファイナルドリブンギヤ17を介して駆動輪Wに伝達される。
メインシャフト11には1速ドライブギヤ18およびリバースドライブギヤ19が固設され、カウンタシャフト12には1速ドリブンギヤ20およびリバースドリブンギヤ21が相対回転自在に支持される。1速ドライブギヤ18は1速ドリブンギヤ20に噛合し、またリバースドライブギヤ19はリバースアイドルシャフト13に支持したリバースアイドルギヤ22を介してリバースドリブンギヤ21に噛合する。
カウンタシャフト12上の1速ドリブンギヤ20およびリバースドリブンギヤ21の間に、1速ドリブンギヤ20およびリバースドリブンギヤ21の何れか一方をカウンタシャフト12に結合するチャンファ機構23が配置される。チャンファ機構23は、カウンタシャフト12に固設したハブ24に相対回転不能かつ軸方向摺動自在に支持されたスリーブ25と、1速ドリブンギヤ20に一体に形成されたドグ20aと、リバースドリブンギヤ21に一体に形成されたドグ21aと、スリーブ25に相対回転自在に係合するフォーク26と、フォーク26を軸方向に駆動する液圧サーボ27とを備える。
図1に示すように、液圧サーボ27でフォーク26を右方向に駆動すると、スリーブ25が中央位置から右位置に移動し、その内周面に形成されたチェンファがドグ20aに噛合することで、1速ドリブンギヤ20がカウンタシャフト12に結合される。その結果、エンジンEの駆動力は、クランクシャフト14→トルクコンバータ15→メインシャフト11→1速ドライブギヤ18→1速ドリブンギヤ20→スリーブ25→ハブ24→カウンタシャフト12→ファイナルドライブギヤ16→ファイナルドリブンギヤ17の経路で駆動輪Wに伝達され、1速変速段が確立して車両を前進走行させる。
図2に示すように、液圧サーボ27でフォーク26を左方向に駆動すると、スリーブ25が中央位置から左位置に移動し、その内周面に形成されてチェンファがドグ21aに噛合することで、リバースドリブンギヤ21がカウンタシャフト12に結合される。その結果、エンジンEの駆動力は、クランクシャフト14→トルクコンバータ15→メインシャフト11→リバースドライブギヤ19→リバースアイドルギヤ22→リバースドリブンギヤ21→スリーブ25→ハブ24→カウンタシャフト12→ファイナルドライブギヤ16→ファイナルドリブンギヤ17の経路で逆回転となって駆動輪Wに伝達され、リバース変速段が確立して車両を後進走行させる。
図3に示すように、チャンファ機構23の液圧サーボ27の作動を制御する電子制御ユニットUは、シフトレンジ検出手段M1と、スリップ状態検出手段M2と、変速制御手段M3とを備える。シフトレンジ検出手段M1には、シフトレバーが選択するシフトレンジを検出するシフトレンジセンサSaが接続され、スリップ状態検出手段M2には四輪の車輪速を検出する車輪速センサSb…が接続され、変速制御手段M3には前記車輪速センサSb…に加えてアクセル開度を検出するアクセル開度センサScが接続される。
シフトレンジ検出手段M1は、シフトレンジセンサSaの出力に基づいて、シフトレバーがリバースレンジにあるかDレンジにあるかを検出する。
スリップ状態検出手段M2は、車輪速センサSb…の出力に基づいて、左右の駆動輪Wの平均車輪速と左右の従動輪の平均車輪速との差を算出し、その差が所定の閾値を超えた場合に、駆動輪Wがスリップしていることを検出する。即ち、雪路のような低摩擦係数路面では、エンジンEの駆動力が伝達される駆動輪Wがスリップすると大きな車輪速が検出されるが、エンジンEの駆動力が伝達されない従動輪は車体が殆ど停止しているために小さい車輪速しか検出されないため、両車輪速の差の基づいて駆動輪Wがスリップしていることを検出することができる。
ところで、路面摩擦係数が小さい雪路で車両がスタックしかかったような場合、運転者はリバースレンジで車両を一旦後進させた後に、Dレンジにシフトチェンジして車両を前進させることで、スタックを回避しながら車両を発進させることがある。このような場合に、図2に示すリバース変速段から図1に示す1速変速段にシフトチェンジすべく、液圧サーボ27によってチャンファ機構23のスリーブ25がリバースドリブンギヤ21のドグ21aに噛合する位置から1速ドリブンギヤ20のドグ20aに噛合する位置へと右方向に駆動される。
このように、1速変速段を確立すべくチャンファ機構23のスリーブ25がハブ24上を右方向に摺動して1速ドリブンギヤ20のドグ20aに噛合するとき、ハブ24は駆動輪Wの回転に連動して回転しているため、概ね停止状態にある1速ドリブンギヤ20のドグ20aとの間に差回転があると、チャンファ機構23にかじりが生じて耐久性に悪影響を及ぼす虞がある。そこで、変速制御手段M3がチャンファ機構23の液圧サーボ27に供給する液圧の大きさおよび供給タイミングを制御することで、チャンファ機構23のハブ24の回転数(つまりカウンタシャフト12の回転数)と1速ドリブンギヤ20の回転数との間の差回転が消滅する瞬間を狙ってスリーブ25を駆動し、1速変速段をスムーズに確立するようになっている。
こここで、高摩擦係数路面および低摩擦係数路面における、前記差回転の大きさについて考える。高摩擦係数路面では駆動輪Wが路面をしっかりとグリップするため、車両をリバースレンジで後進走行させた後にDレンジに切り換えて前進走行させる場合、車両は慣性で後方に移動し続けようとしてカウンタシャフト12は後進方向に回転を続け、その回転を停止するまでに比較的に長い時間が要することになる。リバースレンジからDレンジにシフトチェンジした場合の、チャンファ機構23の液圧サーボ27の1速変速段確立のための作動タイミングは、上述した高摩擦係数路面でカウンタシャフト12の回転が停止してチャンファ機構23の差回転が消滅するタイミングに合わせて設定されている。
しかしながら、雪路のような低摩擦係数路面では駆動輪Wと路面との間に発生する摩擦力が極めて小さいため、リバースレンジからDレンジにシフトチェンジした場合に、車体が後方に移動しようとする慣性が殆ど作用せず、従って後進方向に回転していたカウンタシャフト12は比較的に短い時間で回転を停止し、チャンファ機構23の差回転が消滅するタイミングが早まることになる。
そこで本実施の形態では、リバースレンジにおいて低摩擦係数路面が検出された後にDレンジにシフトチェンジされた場合、通常よりも早くチャンファ機構23の液圧サーボを作動させることで、差回転が小さい状態でスリーブ25を1速ドリブンギヤ20のドグ20aに噛合させ、1速変速段のスムーズな確立およびチャンファ機構23の保護を図っている。
上記作用を、図4のフローチャートおよび図5のタイムチャートを参照して更に説明する。
フローチャートのステップS1でシフトレンジ検出手段M1がリバースレンジを検出し、ステップS2でスリップ状態検出手段M2が低摩擦係数路面で駆動輪Wがスリップしたことを検出した後、ステップS3でシフトレンジ検出手段M1がリバースレンジからDレンジへのシフトチェンジを検出すると、ステップS4でチャンファ機構23のスリーブ25の位置を確認する。その結果、チャンファ機構23のスリーブ25の位置がリバース側にあり、1速変速段が未だ確立していなければ、ステップS5でチャンファ機構23の液圧サーボ27に供給する液圧を通常(高摩擦係数路面の場合)の値よりも増圧するとともに、ステップS6で液圧サーボ27に液圧を供給するタイミングを通常(高摩擦係数路面の場合)のタイミングよりも早め、これによりチャンファ機構23の差回転がゼロになる瞬間を狙って1速変速段を確立する。
上記作用を図5のタイムチャートに基づいて更に説明すると、シフトレンジがリバースレンジにあるときに、低摩擦係数路面であると判定されて低摩擦係数路面判定フラグが「1」(低摩擦係数路面)にセットされると、シフトレンジがリバースレンジからDレンジのシフトチェンジされると同時に、通常時に液圧サーボ27に供給される液圧に、図6のマップから検索した加算値QINGICEが加算される。
図6のマップのパラメータは、リバースレンジにおいて車輪速センサSb…が検出した最大車輪速と、その最大車輪速が検出された瞬間にアクセル開度センサScが検出したアクセル開度とである。加算値QINGICEの値は、最大車輪速が大きいほど、かつアクセル開度が大きいほど大きくなるように設定される。その理由は高アクセル開度で駆動輪Wが激しくスリップしたときほど、雪路が掘られて駆動輪Wとの間の摩擦係数が小さくなり、その後にDレンジにシフトチェンジしたときに駆動輪Wの車輪速(つまりカウンタシャフト12の回転数)が速やかに低下するからである。
図5には、リバースレンジおよびDレンジにおける駆動輪Wの車輪速が、高摩擦係数路面(破線参照)の場合と、低摩擦係数路面(実線参照)の場合とについて示されている。車輪速が後進側から前進側に切り替わる際にゼロになる瞬間が、低摩擦係数路面の場合の方が早まっていることが分かる。そして駆動輪Wの車輪速がゼロになる瞬間に、チャンファ機構23のハブ24と1速ドリブンギヤ20との差回転がゼロになるが、その瞬間も低摩擦係数路面の場合の方が早まっていることが分かる。
通常は、高摩擦係数路面において前記差回転がゼロになる瞬間を狙って前後進切り替え実行指示フラグを「1」(実行指示)にセットしているが、低摩擦係数路面では、それよりも所定時間ΔTだけ早めて前後進切り替え実行指示フラグが「1」(実行指示)にセットされ、それに応じて液圧サーボ27に液圧が供給される。
このように、低摩擦係数路面においてリバースレンジからDレンジにシフトチェンジした場合には、チャンファ機構23の液圧サーボ27に供給する液圧を高めるとともにも、その液圧を供給するタイミングを早めることで、チャンファ機構23のスリーブ25を通常時よりも早期に1速ドリブンギヤ20側に移動させ、差回転の小さい状態でチャンファ機構23で1速ドリブンギヤ20をカウンタシャフト12に結合することが可能になり、1速変速段のスムーズな確立とチャンファ機構23の保護とが同時に達成される。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、スリップ状態検出手段M2の構成は種々のものが公知であるが、その何れを採用しても良い。
また実施の形態ではチャンファ機構23をカウンタシャフト12に設けているが、メインシャフトや、それ以外のシャフトに設けても良い。
12 カウンタシャフト(シャフト)
20 1速ドリブンギヤ(前進用ギヤ)
21 リバースドリブンギヤ(後進用ギヤ)
23 チャンファ機構(前後進切替機構)
27 液圧サーボ
M1 シフトレンジ検出手段
M2 スリップ状態検出手段
M3 変速制御手段
T トランスミッション
W 駆動輪

Claims (3)

  1. トランスミッション(T)のシャフト(12)に相対回転自在に支持される前進用ギヤ(20)および後進用ギヤ(21)を、変速制御手段(M3)により制御される液圧サーボ(27)で作動する前後進切替機構(23)により前記シャフト(12)に選択的に結合することで、前進変速段または後進変速段を確立する車両の変速制御装置において、
    前記トランスミッション(T)のシフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段(M1)と、駆動輪(W)のスリップ状態を検出するスリップ状態検出手段(M2)とを備え、 前記シフトレンジ検出手段(M1)が後進走行レンジから前進走行レンジへの切り替えを検出したとき、後進走行レンジにおいて前記スリップ状態検出手段(M2)が前記駆動輪(W)のスリップ状態を検出した場合には、前記変速制御手段(M3)は前記液圧サーボ(27)に供給する液圧を基準液圧よりも増圧するとともに、前記液圧サーボ(27)に液圧を供給するタイミングを早めることを特徴とする車両の変速制御装置。
  2. 前記変速制御手段(M3)は、前記液圧サーボ(27)に供給する液圧の増圧量を、後進走行レンジにおけるアクセル開度および車輪速に応じて算出することを特徴とする、請求項1に記載の車両の変速制御装置。
  3. 前記変速制御手段(M3)は、前記液圧サーボ(27)に液圧を供給するタイミングを、前記スリップ状態検出手段(M2)が前記駆動輪(W)のスリップ状態を検出しない場合の、前記前後進切替機構(23)の前進変速段側の差回転がゼロになるタイミングよりも早めることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両の変速制御装置。
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