JP4881402B2 - リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法 - Google Patents

リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラントの保守作業のスケジュール管理を支援する複数の情報処理装置からなる定期点検工程管理手段およびその工程管理方法に係わり、特に、実際に行われる保守作業と、フォールトツリー構造によってリスク分析された事象とを対応づけ、時間軸にそって図形的に表示された工程上にリスクを警告するための表示(リスク表示)を行うことにより、プラントの定期点検等で実行される補修、点検等を含む保守作業とをより安全に実施することを支援する「リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法」に関する。
なお、本発明は、原子力発電プラントの定期点検作業のための支援システムに限られるものではないが、理解容易のために以下の説明では原子力発電プラントの定期点検作業を念頭に説明する。
原子力発電プラントでは、安全な発電をするために定期的に保守作業を行っている。この保守作業は、機器の検査、補修、劣化部品の取換え等、多方面かつ膨大な保守作業項目(一保守作業項目は、一つの保守目的のため行われる互いに密接に関連する一連の保守作業をいう)の保守作業を行う。また、通常はこれらの保守作業は、プラントを停止させている一定期間内にすべて完了させる必要があるために、複数の保守作業が錯綜して行われる。さらに、各保守作業は、一定の順序で行われる必要があり、すなわち、一つの保守作業の前に他の保守作業が完了している必要があり、かつ、作業を開始する前は、安全確保等のために一定の準備が完了していなければならない。
上記事情の下で、原子力発電プラント等のプラントの保守作業を行うには、予め保守作業計画を立て、定期検査期間中は実際に行われている保守作業の進捗状態を記録管理し、一つ一つの保守作業が安全かつ滞りなく行われるように工程管理をしなければならない。このため、従来から計算機を使用した工程管理を目的とする「定期点検工程管理手段」が存在していた。
図7に従来の定期点検工程管理手段の構成を示す。図7に示すように、定期点検工程管理手段30は、工程編集部31と、工程属性編集部32と工程表示部33とグラフ表示部34を有している。
工程編集部31は、定期点検工程管理手段で保守作業の実施期間を入力する中心的な編集手段であり、マウス等のポインティングデバイスを用いて図的に工程を作成する形式のものと、数値(記号)情報を用いて工程を作成するものとがある。
工程属性編集部32は、保守作業の作業名称、作業担当企業名称、電力の監督部署名称、または実績・計画投入人工数等の備考情報や資源情報等の工程の属性情報を編集する手段である。
工程表示部33は、工程編集部31や工程属性編集部32で編集・入力された情報をそのまま、もしくは加工して表示する手段である。
グラフ表示部34は、工程属性編集部32で編集・入力された資源情報を工程全体もしくはその部分において時間単位ごとに加算等の演算をおこなってグラフ形式で表示する手段である。
一方、原子力発電プラントでは、プラントの安全性を確保することを目的に、トラブルの事象を想定し、それに至る確率を計算して、該当のトラブルの発生確率がほとんど起こり得ないことを定量的に解析する。その時に利用される主な解析手法が、FTA(Fault Tree Analysis)と呼ばれるもので、信頼性工学および関連分野において活用されている。
手法自体は、以下の通りである。まず想定する頂上事象を選定する。その後、その頂上事象に至る一次要因を探り、その一次要因同士の論理的関係(and、or)を導く。図的にはツリー構造に表現し、頂上事象を記載した下に論理記号を記入する。その下に一次要因を記載する。同様のステップを個々の一次要因を基準に二次、三次要因へと繰り返し、実験等から確率分布を参照できるレベルまで細分化を行う。
頂上事象は、ブール代数を用いることにより、ツリー構造の最下層の事象(基本事象)の組み合わせで発生することが示される。そこまで整理されれば、後は、モンテカルロ手法というシミュレーション手法を用いてトップ事象の発生確率を導き出すことが可能となる。
本手法は、計算機上で処理するのに適しており、販売の有無は別として、よく利用されている。以下に代表的な構造を示す。
図8に従来の信頼性評価支援手段の構成を示す。図8に示すように、信頼性評価支援システム40は、フォールトツリー編集部41と、フォールトツリー−ロジック変換部42と、頂上事象発生確率計算部43と、基本事象確率編集部44と、基本事象確率分布発生部45と、重要度分析実施部46とを有している。
フォールトツリー編集部41では、単なる信頼性構造の図的表現にとどまらず、ツリーの論理構造自体が意味を持つため、解析が容易なようにほとんどの場合、階層的なデータとなっている。
フォールトツリー−ロジック変換部42では、フォールトツリーのツリーの論理構造をブール代数の考えで変換する。
基本事象確率編集部44では、ツリーの最下層の基本事象に確率密度関数を入力・編集するための手段で、通常確率密度関数は対数正規分布が利用されるため、通常、その中央値とエラーファクターで分布を指定する。
基本事象確率分布発生部45では、基本事象確率編集部44で指定された分布にしたがって確率を発生させる。
頂上事象発生確率計算部43では、フォールトツリー−ロジック変換部42で生成された論理式に、基本事象確率分布発生部45で発生させた確率を当てはめて頂上事象の値を算出し、頂上事象の発生の確率密度関数を推定する。
重要度分析実施部46は、基本事象の発生確率密度関数の中央値と頂上事象の発生確率密度関数の中央値を基準にして、基本事象の値を変動させ、それによって頂上事象の値がどれだけ変動するかにより、基本事象の影響を判断するという手法を用いて、影響の強い基本事象を特定するというものである。
なお、本願発明は従来別個に存在していた定期点検工程管理手段と信頼性評価支援手段とをリンクして信頼性評価と工程管理を一元的に行うものであり、従来まったく存在していなかったため、本願発明について先行技術文献として記載すべきものはない。
しかしながら、従来の技術では定期点検工程管理手段と信頼性評価支援手段とが別個に存在し、信頼性を評価しつつ複雑な工程を管理することには不便であった。
つまり、定期点検の工程管理は時間と密接に関係し、工期や作業順序など時間および作業内容に関する深い知識が要求されるのに対し、信頼性評価は時間の概念をもたないが事象と要因の確率的関係に関する深い知識が要求される。
定期点検工程管理手段も信頼性評価支援手段もそれなりの経験を有する専門家がデータを作成するが、工程管理の専門家であっても信頼性工学の専門家とは限らず、逆に信頼性工学の専門家であっても工程管理の専門家とは限らない、という問題があった。
従来は工程管理手段と信頼性評価支援手段のデータベースがリンクされず、ユーザーは工程管理と信頼性評価を別個に行うことになり、現実の作業の信頼性を評価しながら工程管理することが困難であった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、工程管理手段と信頼性評価支援手段のデータベースをリンクさせ、信頼性評価と工程管理を一元的に行うことができる「リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法」を提供することにある。
本発明の「リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法」は、
工程編集部と工程属性編集部と工程表示部とを有する定期点検工程管理手段と、フォールトツリー編集部とフォールトツリー−ロジック変換部と基本事象確率編集部と基本事象確率分布発生部と頂上事象発生確率計算部とを有する信頼性評価支援手段と、属性照合部と属性・確率変換部と閾値−確率比較部とを有する付帯手段とを備えた工程管理システムの作動方法であって、
前記工程編集部が、作業の実施計画を、機器名称もしくは機器番号とともに入力あるいは編集することを実行するステップ
前記工程属性編集部が、前記入力あるいは編集された作業に対してその資源情報あるいは機器状態もしくは故障モードのデータを含む備考情報を属性として入力あるいは編集することを実行するステップ
前記工程表示部が、前記入力あるいは編集された作業と属性のデータに基づき時間軸に沿って工程をモニター上に図形的に表示するステップ
前記フォールトツリー編集部が、対象とするシステムまたは機器の運用または動作上の好ましくない事象を頂上事象とし、要因をそれ以上求めることができない事象を基本事象として、頂上事象から基本事象へ階層的に事象と要因の関係として展開して論理記号で結合したフォールトツリー構造を入力または編集することを実行するステップ
前記フォールトツリー−ロジック変換部が、前記フォールトツリー構造のデータをブール代数による論理式に変換するステップ
前記基本事象確率編集部が、前記基本事象に確率密度関数を入力または編集することを実行し、かつ機器名称もしくは機器番号と機器状態もしくは故障モードのセットを入力または編集することを実行するステップ
前記属性照合部が、前記属性を入力あるいは編集された作業と前記確率密度関数を入力された基本事象とを比較し、前記属性・確率変換部が、機器名称もしくは機器番号と機器状態もしくは故障モードのデータセットが互いに符合する事象が互いに整合する発生確率となるように確率データまたは基本事象名を変換するステップ
前記基本事象確率分布発生部が、前記基本事象名または確率データを変換した後の基本事象の確率密度関数に基づきモンテカルロ手法によって値を発生させるステップ
前記頂上事象発生確率計算部が、前記フォールトツリー構造から導出されたブール代数に前記モンテカルロ手法によって発生させた値を入力して頂上事象の発生確率を計算するステップ
前記閾値−確率比較部が、前記計算された発生確率と閾値とを比較し、頂上事象の発生確率が所定の閾値以上となる工程あるいは事象を抽出し、前記モニター上に図形的に表示した工程のうち該当する工程あるいは事象にリスク表示するステップ
を実行することを特徴とするものである。
このように本発明の「リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法」によれば、入力者が定期点検工程管理手段によって工程(作業)やその関連情報を入力すると、信頼性評価支援手段によってリスクが相対的に高い工程が自動的に表示され、入力者に工程の組替えを促したり、作業者に注意を促したりすることができる。
さらに、本発明の「リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法」によれば、人的過誤の管理を支援することができ、計算された頂上事象の確率の精度を上げることができる。
また、基本事象の発生確率分布の中央値から頂上事象の中央値を近似的に求めるモードを有する本発明の「リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法」によれば、短時間で計算を行うことができ、繰り返し工程を調整する工程の計画段階では検討時間の短縮を図ることができる。
また、工程編集部と工程表示部の同時編集・表示のインターフェースを有する本発明の「リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法」によれば、工程編集部と工程表示部の画面を切り替えることなく検討を行えるため、工程管理の検討時間の短縮を図ることができる。
また、工程編集時にフォールトツリー編集部の事象名を参照できる本発明の「リスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法」によれば、属性・確率変換部での計算機負荷を減らすことができ、処理時間の短縮を行うことができる。
本発明の一実施形態による「リスクモニターを有する工程管理システム」のシステム構成図。 工程編集部の画面の一具体例を示した図。 工程編集部のデータの一具体例を示した図。 工程属性編集部6のデータの一具体例を示した図。 フォールトツリー編集部の画面の一具体例を示した図。 図5のフォールトツリー構造のデータを示した図。 従来の定期点検工程管理手段の構成を示した図。 従来の信頼性評価支援手段の構成を示した図。
以下に、本発明の実施の形態について願書に添付した図面を用いて説明する。
図1に本発明の一実施形態による「リスクモニターを有する工程管理システム」の構成を示す。
図1に示すように、本実施形態のリスクモニターを有する工程管理システム1は、定期点検工程管理手段2と、信頼性評価支援手段3と、付帯手段4とを有している。
定期点検工程管理手段2は、発電所で行われる工程計画や作業の実績を入力、編集、表示、保存するシステムである。信頼性評価支援手段3は、FTA(Fault Tree Analysis)を利用して、フォールトツリーを図的に記入し、シミュレーションを行って頂上事象の発生確率を算出するシステムである。付帯手段4は、両システムのデータベースの連携およびデータの変換をするシステムである。
なお、ここで「手段」、「システム」はコンピューター処理装置、その入出力手段、記憶手段を総称し、物理的に一つのコンピューターである場合の他に、分散したコンピューターがデータ通信によって接続されている場合を含む。
上記定期点検工程管理手段2と、信頼性評価支援手段3と、付帯手段4の内部の構成について以下にさらに説明する。
定期点検工程管理手段2は、工程編集部5と、工程属性編集部6と、工程表示部7と、グラフ表示部8とを有している。「部」は「手段」下位の構成要素であり、個別の装置あるいはソフトウェアのモジュールによって制御されたコンピューターを意味する。
工程編集部5は、作業の実施計画を時系列にしたがって入力あるいは編集および双方を実行することができるように構成されている。
工程属性編集部6は、工程編集部5によって入力あるいは編集された個々の工程・作業に資源情報や備考情報を属性として入力・編集することができるように構成されている。
なお、工程属性編集部6は人的過誤確率を算出可能な属性を入力あるいは編集および双方を実行することができる。人的過誤の属性は、機器の故障とは別に人的過誤によって障害が発生する可能性がある場合に、その工程にその情報を入力するようにする。人的過誤の属性を有する工程は障害の発生確率に反映される。
工程表示部7は、工程編集部5と工程属性編集部6で入力あるいは編集したデータに基づいて工程を図形的に時系列にしたがって表示することができるように構成されている。
グラフ表示部8は、工程属性編集部6によって入力あるいは編集した数値データに基づいて時系列にしたがって表示された工程と同期(同一時間軸上にで時間的に一致)させて、個々の工程に入力された属性として資源情報(数値データ)を計算し、同時間軸上にグラフに表示することができるように構成されている。
なお、工程編集部5と工程表示部7は、工程の入力・編集と工程の表示とが同時に行われるインターフェースを備えることが好ましい。このインターフェースを有するシステムによれば、工程の入力・編集と表示とが同時に行われるので、工程の入力・編集の作業がより簡単になる。
信頼性評価支援手段3は、フォールトツリー編集部9と、フォールトツリー−ロジック変換部10と、基本事象確率編集部11と、基本事象確率分布発生部12と、頂上事象発生確率計算部13と重要度分析実施部14とを有している。
フォールトツリー編集部9は、対象とするシステムまたは機器の運用または動作上の好ましくない事象を頂上事象とし、要因をそれ以上求めることができない事象を基本事象として、頂上事象から基本事象へ階層的に事象と要因の関係として展開して論理記号で結合したフォールトツリー構造を図的に入力または編集および双方を実行することができるように構成されている。
フォールトツリー−ロジック変換部10は、フォールトツリー編集部9で入力または編集して作成したフォールトツリーデータをブール代数による論理式に変換することができるように構成されている。
基本事象確率編集部11は、基本事象に確率密度関数を入力または編集および双方を実行するための手段であって、個々の基本事象に対し対数正規分布の中央値とエラーファクターを与えることができるように構成されている。
基本事象確率分布発生部12は、基本事象確率編集部11によって入力、編集された個々の基本事象に対して設定された対数正規分布の中央値とエラーファクターに基づきランダムに確率を発生させることができるように構成されている。
頂上事象発生確率計算部13は、フォールトツリー−ロジック変換部10で導き出されたブール代数に基本事象確率分布発生部12で発生させた基本事象の発生確率を代入し、頂上事象の発生確率密度関数の計算を行い頂上事象の発生確率を求めることができるように構成されている。
なお、基本事象確率分布発生部12は、好ましくはモンテカルロ手法によってランダムに基本事象の発生確率を発生させるが、モンテカルロ法に代えて基本事象の発生確率分布の対数正規分布の中央値で発生確率を発生させ、頂上事象発生確率計算部13により前記基本事象の中央値から近似的に頂上事象の発生確率の中央値を算出するモードを備えることができる。このモードは、計算が簡便になる利点を有する。
重要度分析実施部14は、頂上事象発生確率計算部13で求められた頂上事象の発生確率に個々の基本事象がどの程度影響を与えるかを解析する手段を有し、基本事象の故障率を変動させることで頂上事象の発生率の寄与度を計算することができるように構成されている。
付帯手段4は、属性照合部15と、属性・確率変換部16と、閾値−確率比較部17と、重要度解析比較部18とを有している。
属性照合部15は、工程編集部5または工程属性編集部6にて入力、編集された工程が意味する事象(作業)と基本事象確率編集部11において入力されたFTAの基本事象とを照合し、同一事象もしくは背反事象であるかどうかを比較判定することができるように構成されている。
属性・確率変換部16は、属性照合部15で工程が意味する事象(作業)とFTAの基本事象が同一事象もしくは背反事象(この両者は、全く関係のない事象と区別してまとめて「符号する事象」ということにする)と比較判定された場合に、互いに符合する事象が互いに整合する発生確率となるようにデータ(確率データまたは基本事象名)を変換することができるように構成されている。
具体的には、同一機器において定期点検工程管理手段の作業名が「全開」であるならばその時点での「全開」の確率は1.0である。そして、信頼性評価支援手段の基本事象名が全開であるならば、それらはリンクでき、基本事象の発生確率も1.0と考えることができる。反対に、信頼性評価支援システムの基本事象名が「全開ではない」であるならば、両者の関係は背反であると考えることができ、基本事象名を反転(排反事象名に変換)させて確率をそのままとするか、基本事象名をそのままとして基本事象の発生確率を1.0−1.0=0.0とするかのどちらかを選択することができる。
なお、人的過誤発生の属性を有する事象については、属性照合部15によって抽出され、属性・確率変換部16によって発生確率データの変換に反映される。
閾値−確率比較部17は、頂上事象発生確率計算部13で求められた頂上事象の発生確率が指定した閾値以上である場合に、その情報を工程表示部に伝達し、工程表示部の表示に反映させることができるように構成されている。すなわち、発生確率が閾値以上となる工程(事象)には注意を促す表示(「リスク表示」ということにする)をさせる。
なお、リスク表示をする工程表示部を有することにより、本発明を「リスクモニターを有する工程管理システム」という。
重要度解析比較部18は、重要度分析実施部14で求められた結果を基本事象の重要度順に並べ、ある条件で閾値を決めて、その閾値以上である場合にその情報を工程表示部に伝達することができるように構成されている。
なお、上述した工程編集部5は好ましくは、フォールトツリー編集部9で入力された事象名を参照し、工程バーの名称とすることができるようにする。「フォールトツリー編集部9で入力された事象名を参照し、工程バーの名称とする」とは、一例として機器名等をキーとして工程編集部5で入力・編集している工程に対応する事象を検索し、工程バーの名称の候補として工程編集部5の画面上に表示し、入力者に選択させることが考えられる。さらに、工程の名称と基本事象の名称が統一されることにより、属性・確率変換部16での計算機負荷を減らすことができる。
次に、通常時の動作を説明する。
例えば、図2に示す工程を工程編集部5で図的に入力したとする。「図的に入力」とはたとえばコンピューター画面上で線A(「バー」または「工程バー」)を引くようにすることである。入力されたデータは、図3のように作業名称と開始日時と終了日時のデータの形にすることができる。そして、個々のデータ(「バー」または「工程バー」)に対して、工程属性編集部6により備考情報や資源情報などの属性を追加入力すると、入力されたデータは図4のように格納される。なお、資源情報には投入人工や使用クレーン等の情報を入力でき、資源情報に「レベル-1.0」と記載した場合は、個々のバーと同じ期間において該当の資源を一様に1.0使用することを意味する。
次に、入力されたデータに基づき工程表示部7において工程を表示する。表示は図2と全く同じ表示である場合もあるが、機器番号や会社名といった備考情報を工程のバーに付帯させて表示させることも可能である。入力画面と同じ期間を表示したいとは限らないので、一般的なOSの機能と同様に拡大・縮小を可能とする。表示期間移動はスクロールバーを用いて可能とする。
グラフ表示部8は、工程表示部7の画面の上もしくは下に配置させ、時間軸の表示期間、スケールは工程のものと全く同一とする。グラフの表示形式は、資源ごと(投入人工、使用クレーン別)に表示することも、合計して表示することも可能とする。
フォールトツリー編集部9では、図5のようにフォールトツリーを編集可能なように、四角や論理記号の部品をモジュールとして準備しておき、ドラッグして引用可能なようにGUIを作成する。図5のように入力されたフォールトツリーのデータは、図6のような構造で保存される。
フォールトツリー−ロジック変換部10では、図6のデータの場合、以下のようなブール代数となる。
A=D×E+F×G
基本事象確率編集部11では、基本事象に対しそれぞれ中央値とエラーファクターを与えることにより対数正規分布を一意に定義する。基本事象のなかで同一の事象(A=B)、背反の事象(1=A+B)を名称もしくは備考情報から判断し、中央値とエラーファクターは個々の故障モード、人的過誤のモードごとに与えるものとする。
基本事象確率分布発生部12では、基本事象確率編集部11で定義された対数正規分布に従いモンテカルロ手法によりランダムに確率を発生させる。その値を、
(基本事象Dの確率1、基本事象Eの確率1、基本事象Fの確率1、基本事象Gの確率1)
(基本事象Dの確率2、基本事象Eの確率2、基本事象Fの確率2、基本事象Gの確率2)
: : : :
(基本事象Dの確率n、基本事象Eの確率n、基本事象Fの確率n、基本事象Gの確率n)
というセットで保持する。
頂上事象発生確率計算部13では、基本事象確率分布発生部12で保持されたセットごとに、フォールトツリー−ロジック変換部10で作成されたブール代数へ代入し計算を行う。その計算結果の集合を再度対数正規分布に当てはめ、中央値とエラーファクターを求める。
重要度分析実施部14では、基本事象の中央値のセット
(基本事象Dの中央値、基本事象Eの中央値、基本事象Fの中央値、基本事象Gの中央値)と
(基本事象Dの中央値−1エラーファクター、基本事象Eの中央値、基本事象Fの中央値、基本事象Gの中央値)
(基本事象Dの中央値、基本事象Eの中央値−1エラーファクター、基本事象Fの中央値、基本事象Gの中央値)
(基本事象Dの中央値、基本事象Eの中央値、基本事象Fの中央値−1エラーファクター、基本事象Gの中央値)
(基本事象Dの中央値、基本事象Eの中央値、基本事象Fの中央値、基本事象Gの中央値−1エラーファクター)
を比較し、
(基本事象Dの中央値、基本事象Eの中央値、基本事象Fの中央値、基本事象Gの中央値)との差が大きいものから記録する。
属性照合部15では、基本事象確率編集部11で入力された機器名称(もしくは機器番号)と機器状態(もしくは故障モード)のセット
(機器名称、機器状態)
と、工程編集部5および工程属性編集部6で入力された機器名称と機器状態のセット
(機器名称、機器状態)
を照合し、同一機器において機器状態が同一もしくは背反事象のものを抽出する。
属性・確率変換部16では、上記の定期点検工程管理手段2側のセット(機器名称、機器状態)と信頼性評価支援手段3側のセット(機器名称、機器状態)の整合性をとるために変換を行う。例えば、定期点検工程管理手段2側のセットが(機器A、停止)で、信頼性評価支援システム3側のセットが(機器A、停止)であれば変換の必要はない。定期点検工程管理システム2側の事象は確率1.0でその事象が発生するという意味なので、信頼性評価支援手段3側の基本事象確率編集部11へ対数正規分布ではなく、定数1.0を当てはめる。
しかし、信頼性評価支援手段3側のセットが(機器A、運転)の場合には、そのままでは排反事象であり都合が悪いため変換を行う。信頼性評価支援手段3側と定期点検工程管理手段2側のどちらかの事象を排反事象に変換すればよいが、ここでは信頼性評価支援手段3側を変換する。具体的な操作としては、定期点検工程管理手段2側の事象は確率1.0でその事象が発生するという意味なので、信頼性評価支援手段3側の基本事象確率編集部11へ対数正規分布ではなく、定数0.0を当てはめるのみである。
閾値−確率比較部17では、頂上事象発生確率計算部13で計算された中央値と閾値を比較し中央値が閾値よりも大きければ警告として工程表示部7の該当するバーを警報色に変換する。
また、重要度解析比較部18では、閾値−確率比較部17で中央値が閾値よりも大きい場合には、重要度分析実施部14で記録されている(基本事象Dの中央値、基本事象Eの中央値、基本事象Fの中央値、基本事象Gの中央値)との差が大きいものを定期点検工程管理手段2と照合し、該当するバーが見つかれば工程表示部7の該当するバーを警報色に変換する。
上記したリスクモニターを有する工程管理システムによれば,定期点検工程管理手段2と信頼性評価支援手段3とを連携するために熟練した技術者や解析者を必要とせず、技術者の負担を軽減し、定期点検工程管理手段2と信頼性評価支援手段3のデータを定期点検中に変更したとしても素早く再計算を行えるため、結果として工程を変更して安全を維持すると共に、現場へ注意を喚起することができる。
1 リスクモニターを有する工程管理システム
2 定期点検工程管理手段
3 信頼性評価支援手段
4 付帯手段
5 工程編集部
6 工程属性編集部
7 工程表示部
8 グラフ表示部
9 フォールトツリー編集部
10 フォールトツリー−ロジック変換部
11 基本事象確率編集部
12 基本事象確率分布発生部
13 頂上事象発生確率計算部
14 重要度分析実施部
15 属性照合部
16 属性・確率変換部
17 閾値−確率比較部
18 重要度解析比較部

Claims (5)

  1. 工程編集部と工程属性編集部と工程表示部とを有する定期点検工程管理手段と、フォールトツリー編集部とフォールトツリー−ロジック変換部と基本事象確率編集部と基本事象確率分布発生部と頂上事象発生確率計算部とを有する信頼性評価支援手段と、属性照合部と属性・確率変換部と閾値−確率比較部とを有する付帯手段とを備えた工程管理システムの作動方法であって、
    前記工程編集部が、作業の実施計画を、機器名称もしくは機器番号とともに入力あるいは編集することを実行するステップ
    前記工程属性編集部が、前記入力あるいは編集された作業に対してその資源情報あるいは機器状態もしくは故障モードのデータを含む備考情報を属性として入力あるいは編集することを実行するステップ
    前記工程表示部が、前記入力あるいは編集された作業と属性のデータに基づき時間軸に沿って工程をモニター上に図形的に表示するステップ
    前記フォールトツリー編集部が、対象とするシステムまたは機器の運用または動作上の好ましくない事象を頂上事象とし、要因をそれ以上求めることができない事象を基本事象として、頂上事象から基本事象へ階層的に事象と要因の関係として展開して論理記号で結合したフォールトツリー構造を入力または編集することを実行するステップ
    前記フォールトツリー−ロジック変換部が、前記フォールトツリー構造のデータをブール代数による論理式に変換するステップ
    前記基本事象確率編集部が、前記基本事象に確率密度関数を入力または編集することを実行し、かつ機器名称もしくは機器番号と機器状態もしくは故障モードのセットを入力または編集することを実行するステップ
    前記属性照合部が、前記属性を入力あるいは編集された作業と前記確率密度関数を入力された基本事象とを比較し、前記属性・確率変換部が、機器名称もしくは機器番号と機器状態もしくは故障モードのデータセットが互いに符合する事象が互いに整合する発生確率となるように確率データまたは基本事象名を変換するステップ
    前記基本事象確率分布発生部が、前記基本事象名または確率データを変換した後の基本事象の確率密度関数に基づきモンテカルロ手法によって値を発生させるステップ
    前記頂上事象発生確率計算部が、前記フォールトツリー構造から導出されたブール代数に前記モンテカルロ手法によって発生させた値を入力して頂上事象の発生確率を計算するステップ
    前記閾値−確率比較部が、前記計算された発生確率と閾値とを比較し、頂上事象の発生確率が所定の閾値以上となる工程あるいは事象を抽出し、前記モニター上に図形的に表示した工程のうち該当する工程あるいは事象にリスク表示するステップ
    を実行することを特徴とするリスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法
  2. 前記定期点検工程管理手段はさらにグラフ表示部を有し、
    前記グラフ表示部が、前記入力あるいは編集された資源情報の数値データを工程の時間軸と同一時間軸上にグラフ表示するステップを実行することを特徴とする請求項1記載のリスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法
  3. 前記信頼性評価支援手段がさらに重要度分析実施部を有し、前記付帯手段がさらに重要度分析比較部を有し、
    前記重要度分析実施部が、頂上事象の発生確率に個々の基本事象がどの程度影響を与えるかの重要度分析を行うステップ
    前記重要度分析比較部が、前記重要度分析の結果に基づいて頂上事象の発生確率に個々の基本事象がどの程度寄与しているかの計算結果を高い順に並べ、もっとも高い寄与度が所定の閾値以上である場合に前記モニター上に図形的に表示した工程のうち該当する工程あるいは事象にリスク表示を加えて表示するステップ
    を実行することを特徴とする請求項1記載のリスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法
  4. 前記工程属性編集部が、前記作業の資源情報あるいは備考情報を属性として入力あるいは編集することを実行するステップにおいて、人的過誤確率を算出可能な属性として入力することを実行し
    前記属性照合部が、前記属性を入力あるいは編集された作業と前記確率密度関数を入力された基本事象とを比較し、前記属性・確率変換部が、機器名称もしくは機器番号と機器状態もしくは故障モードのデータセットが互いに符合する事象が互いに整合する確率となるように確率データまたは基本事象名を変換するステップにおいて、人的過誤確率を抽出しその値に基づいて確率データを変換することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のリスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法
  5. 前記頂上事象発生確率計算部が、前記フォールトツリー構造から導出されたブール代数に前記モンテカルロ手法によって発生させた値を入力して頂上事象の発生確率密度関数を計算するステップにおいて、
    モンテカルロ手法に代えて基本事象の対数正規分布の中央値で値を発生し、その値から近似的に頂上事象の中央値を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のリスク表示機能を有する工程管理システムの作動方法
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