JP4881051B2 - 導電性流体検出装置用のフィルタユニット及びそれを用いた導電性流体検出装置 - Google Patents

導電性流体検出装置用のフィルタユニット及びそれを用いた導電性流体検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、絶縁性流体(たとえばフッ素系不活性液体など)に混入した導電性流体(たとえば水分など)を検出する導電性流体検出装置に用いられるフィルタユニット、及び、そのフィルタユニットを用いた導電性流体検出装置に関する。
図6は従来のチラーへの冷媒の補充方法を示す概略斜視図である。
半導体デバイスの製造工程においては、最終的に製造されたICチップなどの電子部品を試験する電子部品試験装置1が必要となる。この種の電子部品の試験は、試験環境を常温、高温または低温といった温度環境にした状態で、ICチップにテストパターンを入力して動作させ、その応答パターンを検査する。ICチップの特性として、常温または高温もしくは低温でも良好に動作することの保証が必要とされるからである。
一般的な電子部品試験装置1は、テストパターンを送出するとともに応答パターンを検査するためのプログラムが格納されたテスタ2と、このテスタと被試験電子部品(DUT)とを電気的に接続するためのコンタクト端子を備えたテストヘッド5と、多数の被試験電子部品をテストヘッドのコンタクト端子へ順次搬送し、テストを終了した被試験電子部品をテスト結果に応じて物理的に分類するハンドラ(不図示)と、で構成されている。そして、被試験電子部品をハンドラにセットしてテストヘッド5上へ搬送し、そこで被試験電子部品をテストヘッド5のコンタクト端子に押圧して電気的に接続することで目的とする動作試験が行われる。
このような電子部品試験装置のテストヘッド5は、図6に示すように、電子部品の入出力端子に対するインターフェースとして使用されるピンエレクトロニクスカード6を多数備えており、各ピンエレクトロニクスカード6には測定用LSI等の各種デバイスが多数実装されている。なお、説明の便宜のため、図6はテストヘッド5に備えられたピンエレクトロニクスカード6のうちの一枚を引き上げた状態で示されている。
ピンエレクトロニクスカード6に実装された各種デバイスは、電子部品の試験時に自己発熱により高温になるため、同図に示すように、ピンエレクトロニクスカード6表面がウォータジャケット7に覆われている。そして、チラー3により冷却されたフッ素系不活性液体等の冷媒をウォータジャケット7内に流通させ、発熱デバイスに直接接触させることにより、自己発熱しているデバイスを冷却する。
ところで、この冷媒のチラー3への補充は、手動或いは電動のポンプ8を用いて容器9からチラー3のタンク4に注入することにより行われているが、この補充の際に、誤って容器4を間違え、冷媒ではなく蒸留水をタンク4に注入してしまったり、冷媒に水分が混入してしまう場合がある。ピンエレクトロニクスカード6を覆うウェータジャケット7内に水分が入り込むと、当該カード6上の発熱デバイスに電食が発生し、もはや修理では対応することができずカード6自体を交換しなければならない。特にテストヘッド5が備える各カード6のウォータジャケット7は、一つの冷却経路として繋がっているので、この冷却経路に一度水分が入り込むと全てのカード6を交換する事態となり、甚大な被害が発生する。
本発明は、絶縁性流体中に混入した導電性流体を検出することが可能な導電性流体検出装置に用いられるフィルタユニット、及び、それを用いた導電性流体検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、絶縁性流体に混入した導電性流体を検出するための導電性流体検出装置に用いられるフィルタユニットであって、導電性材料から構成され、前記絶縁性流体及び前記導電性流体が通過することが可能な2以上の導電性部材と、前記絶縁性流体が上流側から下流側へと流通する管状部材と、前記絶縁性流体が通過することが可能であり、前記導電性流体を保持することが可能な保持部材と、を備えており、前記2以上の導電性部材及び前記保持部材は、前記管状部材の内部に積層されて設けられ、前記保持部材は前記導電性部材の間に介装されているフィルタユニットが提供される(請求項1参照)。
本発明では、絶縁性流体に混入した導電性流体が2以上の導電性部材の間を通過すると、当該導電性流体により導電性部材同士が導通するので、この導通に基づいて導電性流体の混入を検出することができる。
本発明では、絶縁性流体が通過可能な管状部材の中に、絶縁性流体及び導電性流体が通過可能な2以上の導電性部材と、絶縁性流体を通過可能であるが導電性流体を保持することが可能な保持部材と、を設け、2以上の導電性部材の間に保持部材を介装した状態でこれらを積層する。絶縁性流体に混入した導電性流体が保持部材に保持されると、当該保持された導電性流体により導電性部材同士が導通するので、この導通に基づいて導電性流体の混入を検出することができる。
上記発明においては特に限定されないが、前記導電性部材はステンレスから構成される網状部材であることが好ましい(請求項参照)。導電性部材をステンレスで構成することにより、錆が発生し難くなるので良好な検出精度を維持することができる。
上記発明においては特に限定されないが、前記保持部材は濾紙であることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記導電性流体を吸着することが可能な吸着部材をさらに備え、前記吸着部材は、前記管状部材の内部において、前記保持部材よりも下流側に設けられていることが好ましい(請求項参照)。
保持部材よりも下流側に、導電性流体を吸着可能な吸着部材を設けることにより、万が一、導電性流体が保持部材よりも下流側に流れても、当該導電性流体がチラーのタンク等に流入するのを防止することができる。また、この吸着部材により、保持部材の乾燥を維持することができる。
吸着部材としては例えばゼオライトやシリカゲルを例示することができる(請求項参照)。
絶縁性流体としては例えばフッ素系不活性液体を例示することができ(請求項参照)、導電性流体としては例えば水を例示することができる(請求項参照)。
上記目的を達成するために本発明によれば、絶縁性流体に混入した導電性流体を検出するための導電性流体検出装置であって、上記の何れかのフィルタユニットと、前記導電性部材同士が導通した場合に、前記絶縁性流体に前記導電性流体が混入していると判断する判断手段と、を備えた導電性流体検出装置が提供される(請求項参照)。
本発明では、絶縁性流体に混入した導電性流体が保持部材に保持されると、当該保持された導電性流体により導電性部材同士が導通するので、判断手段はこの導通に基づいて絶縁性流体に導電性流体が混入していると判断する。
上記発明においては特に限定されないが、前記判断手段は、前記導電性部材間の抵抗値に基づいて、前記絶縁性流体への前記導電性流体の混入を判断することが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記絶縁性流体を前記フィルタユニットに供給するための供給手段をさらに備え、前記判断手段は、前記絶縁性流体への前記導電性流体の混入を検出したら、前記供給手段による前記絶縁性流体の供給を停止させることが好ましい(請求項10参照)。
導電性流体に絶縁性流体が混入している場合に判断手段が供給手段を停止させることにより、絶縁性流体に混入した導電性流体がチラーのタンク等に流入するのを防止することができる。また、絶縁性流体を収容するためのタンク内に導電性流体が混入した場合にも、タンク内から循環系内に導電性流体が流出するのを防止することができる。
上記発明においては特に限定されないが、前記判断手段が前記絶縁性流体への前記導電性流体の混入を検出したら、その旨を報知する報知手段をさらに備えていることが好ましい(請求項11参照)。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る導電性流体検出装置の全体構成を示す概念図、図2は図1に示す導電性流体検出装置による検出方法を説明するための要部断面図である。
本発明の第1実施形態に係る導電性流体検出装置10は、図1に示すように、容器9に収容された冷媒30をチラー3のタンク4に補充する際に当該冷媒30に混入した水分を検出するための装置であり、第1の配管11、フィルタユニット12、第2の配管13、ポンプ14及び第3の配管15から成る冷媒注入系と、抵抗値測定回路16、リレー17及び報知装置18から成る制御系と、を備えている。
この検出装置10は、ポンプ15が駆動することにより、第1の配管11を介して容器9から冷媒30をフィルタユニット12内に供給し、フィルタユニット12において水分混入の検査を行った後に、第2及び第3の配管13、15を経由して、チラー3のタンク4に冷媒を供給するようになっている。本実施形態に係る検出装置10によりチラー3のタンク4に注入される冷媒30としては、例えばスリーエム社製フロリナート(Fluorinert)(登録商標)等のフッ素系不活性液体を挙げることができる。
本実施形態におけるフィルタユニット12は、管状部材21、2枚のメッシュ部材122、124及び濾紙123を備えている。
上流側メッシュ部材122は、冷媒30及び水分が通過可能な網状部材である。この上流側メッシュ部材122は、導電性を有する導電性材料から構成されている。上流側メッシュ部材122を構成する導電性材料としては金属材料を挙げることができ、その中でも錆の発生を抑制する観点から例えばステンレスやチタン等が好ましい。
下流側メッシュ部材124も同様に、冷媒30及び水分が通過可能な孔が多数形成された網状部材から構成されている。この下流側メッシュ部材124は、導電性を有する導電性材料から構成されている。下流側メッシュ部材124を構成する導電性材料としては金属材料を挙げることができ、その中でも錆の発生を抑制する観点から例えばステンレスやチタン等が好ましい。なお、本実施形態では、補充源である容器9側を上流と称し、補充先であるチラー3のタンク4側を下流と称する。
これらメッシュ部材122、124は、積層された状態で管状部材21の内部に設けられている。これらメッシュ部材122、124は、管状部材21の軸方向(冷媒30の流通方向)に実質的に直交するような姿勢で管状部材21内に設けられており、管状部材21内を上流側から下流側に向かって通過する全ての冷媒30がメッシュ部材122、124を必然的に通過するようになっている。
濾紙123は、冷媒30に混入した水分を保持することが可能となっており、上流側メッシュ部材122と下流側メッシュ部材124との間に密着するように挟まれている。そして、この濾紙123が水分を保持することによりメッシュ部材122、124が導通するようになっている。
なお、メッシュ部材122、124の間に挟まれる部材は、電気絶縁性を有すると共に水分を保持することが可能であれば特に濾紙に限定されず、例えば布などを保持手段としてメッシュ部材122、124の間に挟んでも良い。
さらに、管状部材121の内部においてメッシュ部材122、124及び濾紙123よりも下流側にゼオライト125が充填されている。これにより、冷媒30に混入した水分が濾紙123を通過してもゼオライト125により吸着されるので、チラー3のタンク4に水分が流入してしまうのを防止することができる。また、通常の使用時においてこのゼオライト125により濾紙123の乾燥が維持される。なお、ゼオライト125の代わりに、化学的に安定し且つ電気的な絶縁性に優れた特性を持つ水分吸着剤を充填しても良い。そのような水分吸着剤として、例えばシリカゲルを挙げることができる。
以上に説明したフィルタユニット12は、カプラー(不図示)を介して第1及び第2の配管11、13にそれぞれ着脱可能に取り付けられている。そして、冷媒30への水分の混入を一度検出したら、当該フィルタユニット12はカプラーにより取り外され、新規なフィルタユニット12と交換される。
抵抗値測定回路16は、上流側メッシュ部材122と下流側メッシュ部材124の間に電圧を印加して、メッシュ部材122、124間に流れる微少電流を検出することにより、上流側メッシュ部材122と下流側メッシュ部材124の間の抵抗値を測定する回路である。
フィルタユニット12を通過している冷媒30に水分が混入していない場合には、上流側メッシュ部材122と下流側メッシュ部材124の間は濾紙123及び冷媒30により電気的に絶縁されているので、抵抗値測定回路16は無限大の抵抗値を測定する。
これに対し、冷媒30に水分が混入している場合には、図2に示すように、その混入した水分が濾紙123に保持される。そして、濾紙123において水分を捕獲した部分123aを介して、上流側メッシュ部材122と下流側メッシュ部材124が導通するので、抵抗値測定回路16は低下した抵抗値Rを測定する。
リレー17は、ポンプ14への電力供給するための回路を開閉する接点であり、抵抗値測定回路16が無限大の抵抗値を測定している限りは接点を閉じ、抵抗値測定回路16が抵抗値Rを測定したら接点を閉じるようになっている。従って、冷媒30に水分が混入していない場合には、ポンプ14に電力が供給され、冷媒30に水分が混入している場合には、ポンプ14への電力供給が停止するようになっている。
報知装置18は、フィルタユニット12を通過する冷媒30に水分が混入している場合にその旨を報知する装置である。この報知装置18は、抵抗値測定回路16が抵抗値Rを測定したら、例えば、冷媒30の補充を行っている作業者に対して、冷媒30に水分が混入している旨を喚起するようになっている。
以下に、本実施形態に係る導電性流体検出装置10の動作について説明する。
先ず、冷媒30が収容された容器9に第1の配管11の先端を挿入すると共に、第3の配管15の後端をチラー3のタンク4に挿入する。次いで、ポンプ14を駆動させ、第1の配管11、フィルタユニット12、第2の配管13、ポンプ14及び第3の配管15を介して、容器9からチラー3のタンク4へ冷媒30の注入を開始する。
この注入の際、冷媒30に水分が混入していると、フィルタユニット12において、その水分が濾紙123に捕獲され、その捕獲された部分123aを介して上流側メッシュ部材122と下流側メッシュ部材124とが導通し、これらメッシュ部材122、124間の抵抗値が無限大から抵抗値Rに低下する。
抵抗値測定回路16がこの抵抗値Rを測定すると、リレー17が開いてポンプ14への電力供給が停止し、チラー3のタンク4への冷媒30の注入が強制的に中止される。これにより、水分が混入した冷媒30がチラー3のタンク4に流入するのを防止することができる。また、リレー17によるポンプ14の停止と同時に、報知装置18が作業者に対して、冷媒30に水分が混入している旨を喚起する。
これに対し、冷媒30に水分が混入していない場合には、抵抗値測定回路16は無限大の抵抗値を検出しているので、ポンプ14は常時駆動しており、容器9からチラー3のタンク4へ冷媒30の注入が継続される。
以上のように、本実施形態では、冷媒30に混入した水分が濾紙123に保持され、メッシュ部材122、124同士が導通したら、この導通に基づいて冷媒30に水分が混入していると判断し、ポンプ14を停止させることにより、冷媒30に混入した水分がチラー3のタンク4等に流入するのを防止する。
なお、以上の実施形態では、冷媒30に水分が混入していた場合について説明したが、誤って容器を間違え、冷媒30ではなく蒸留水等の水分自体をチラー3のタンク4に注入してしまった場合にも適用することができる。この場合にも、水分によりメッシュ部材122、124同士が導通し、その導通に基づいてポンプ14が停止するので、水分がチラー3のタンク4に流入するのを防止することができる。
<第2実施形態>
図3は本発明の第2実施形態における電子部品試験装置の冷媒循環路を示す概略斜視図、図4は本発明の第2実施形態に係るフィルタユニットを示す斜視図、図5は図4のV部の拡大正面図及び本発明の第2実施形態に係る導電性流体検出装置の全体構成を示す概念図である。
チラー3には、図3に示すように、タンク4→供給側配管3b→ウォータジャケット7→返送側配管3c→タンク4の経路で冷媒30を循環させるためのポンプ3aが設けられている。このポンプ3aが駆動すると、タンク4内に収容された冷媒30がタンク4の出口4aに吸い寄せられ、上記の経路を経た後に入口4bからタンク4内に戻るようになっている。なお、特に図示していないが、タンク4からウォータジャケット7に至る供給側配管3bは、冷媒30を所望の温度に冷却するための熱交換器内を通過している。
本発明の第2実施形態に係る導電性流体検出装置20は、ポンプ3の駆動により冷媒30がタンク4の出口4aに吸い寄せられる際に、チラー3のタンク4内に収容された冷媒30に混入している水分を検出するための装置であり、図3〜図5に示すように、フィルタユニット21、抵抗値測定回路27、リレー28及び報知装置29を備えている。本実施形態においてチラー3のタンク4に収容されている冷媒30としては、例えばスリーエム社製フロリナート(Fluorinert)(登録商標)等のフッ素系不活性液体を挙げることができる。
本実施形態におけるフィルタユニット21は、図4に示すように、円筒状の筒状体21と、円盤状の台座26と、から構成されている。
筒状体22は、複数の第1の導電性線材23、複数の第2の導電性線材24及び複数の絶縁性線材25を編み込んだメッシュ部材により構成されている。
複数の第1の導電性線材23は、同図に示すように、筒状体22の高さ方向に沿って延在した姿勢で、当該筒状体22の周方向に沿って実質的に等間隔に配置されている。そして、各第1の導電性線材23は、上端で環状の第1の接続部材23aにそれぞれ電気的に接続されている。
複数の第2の導電性線材24も、同図に示すように、筒状体22の高さ方向に沿って延在した姿勢で、当該筒状体22の周方向に沿って実質的に等間隔に配置されており、第1の導電性線材23と第2の導電性線材24が、筒状体22の周方向に沿って交互に配置されている。各第2の導電性線材24は、上端で環状の第2の接続部材24aにそれぞれ電気的に接続されている。
なお、同図に示すように、第2の導電性線材24は、筒状体22の高さ方向に沿って第1の導電性線材23よりも短くなっている。また、例えば第2の導電性線材24との接合点以外の第2の接続部材24aの外周が被覆されていることにより、第2の接続部材24aは第1の導電性線材23に対して電気的に絶縁されている。
絶縁性線材25は、例えば合成樹脂材料等の電気絶縁性に優れた材料から構成される環状の線材であり、第1の導電性線材23と第2の導電性線材24の電気絶縁性を維持した状態でこれらを周方向に沿って機械的に連結している。
台座26は、図4に示すように、中央に開口26aが形成された円盤状部材であり、例えば、合成樹脂材料等の電気絶縁性に優れた材料から構成されている。この台座26の開口26aと筒状体22の内孔とが同軸状になるように、この台座26に筒状体22が取り付けられている。
以上のような構成のフィルタユニット21は、図3に示すように、タンク4の出口4aと台座26の開口26aとが同軸状になるように、タンク4内に設けられており、筒状体22が出口4aの周囲を囲っている。これにより、タンク4内において出口4aに向かう全ての冷媒30が筒状体22を通過するようになっている。
同図に示すように、このフィルタユニット21の高さhは、タンク4内に収容されている冷媒30の液面の上限hよりも高く設定されている。これにより、タンク4内の冷媒30の液面変化に依存せずに水分混入を正確に検出することが可能となる。
抵抗値測定回路27は、第1の導電性線材23と第2の導電性線材24の間に電圧を印加して、導電性線材23、24間に流れる微小電流を検出することにより、第1の導電性線材23と第2の導電性線材24の間の抵抗値を測定する回路である。なお、第1の導電性線材23と第2の導電性線材24の間隔は、微量な水分でも検出できるように、可能な限り隣接していることが好ましい。
タンク4内においてフィルタユニット21の第1の導電性線材23と第2の導電性線材24との間を通過している冷媒30に水分が混入していない場合には、第1の導電性線材23と第2の導電性線材24との間は、冷媒30により電気的に絶縁されているので、抵抗値測定回路27は無限大の抵抗値を測定する。
これに対し、冷媒30に水分が混入している場合には、図5の拡大正面図に示すように、その混入した水分が第1の導電性線材23と第2の導電性線材24との間を通過する際に、その水分Wを介して第1の導電性線材23と第2の導電性線材24が瞬間的に導通するので、抵抗値測定回路27は非絶縁状態の抵抗値Rを検出する。ここで、瞬間的な検出信号でも検出できるように、ラッチ回路を備えることが好ましい。
リレー28は、ポンプ3aへの電力供給のための回路を開閉する接点であり、抵抗値測定回路27が絶縁状態を示す高抵抗値(絶縁抵抗値)を測定している限りは接点を閉じ、抵抗値測定回路27が所望の抵抗値R(非絶縁抵抗値)以下を測定したら接点を閉じるようになっている。従って、冷媒30に水分が混入していない場合には、ポンプ3aに電力が供給され、冷媒30に水分が混入している場合には、ポンプ3aへの電力供給を直ちに遮断するようになっている。なお、本実施形態では図5に示すように直流電源に適用した例について説明しているが、本発明においては特にこれに限定されず、交流電源に適用しても良い。また、ポンプ3aに対する通常の起動/停止を制御するポンプ起動制御部は特に図示していない。
報知装置29は、フィルタユニット21を通過する冷媒30に水分が混入していることを検出したら、直ちにその旨を、例えば、表示装置若しくは警報装置を用いて、又は、ネットワーク経由で、報知する装置である。この報知装置29は、抵抗値測定回路27が抵抗値Rを測定したら、例えば、電子部品試験装置1のオペレータに対して、冷媒30に水分が混入している旨を喚起するようになっている。
以下に、本実施形態に係る導電性流体検出装置20の動作について説明する。
チラー3の電源(不図示)を入れてポンプ3aが駆動すると、タンク4内に収容された冷媒30が出口4aに吸い寄せられ、供給側配管3b→ウォータジャケット7→返送側配管3c→タンク4に至る循環系に供給される。
ポンプ3aの駆動により冷媒30が出口4aに向かう際、全ての冷媒30はフィルタユニット21の筒状体22の網の目を通過する。
この通過の際、冷媒30に僅かな水分が混入している場合には、その水分により第1の導電性線材23と第2の導電性線材24とが非絶縁状態になる結果、これら導電性線材23、24間の抵抗値が無限大から抵抗値Rに低下する。
抵抗値測定回路27がこの抵抗値Rを測定すると、リレー28が開いてポンプ3aへの電力供給が停止し、チラー3内の冷媒30の循環が停止する。これにより、水分が混入した冷媒30がタンク内からチラー3の循環系に流出するのを防止することができる。リレー28によるポンプ3aの停止と同時に、報知装置29がオペレータに対して、タンク4内に収容されている冷媒30に水分が混入している旨を喚起する。
一方、冷媒30に水分が混入していない場合には、網の目を構成する第1の導電性線材23と第2の導電性線材24との間の電気絶縁性は冷媒30により維持され、抵抗値測定回路27はほぼ無限大の抵抗値を検出しているので、ポンプ3aは常時駆動しており、チラー3内の冷媒30の循環が継続される。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
本実施形態におけるフィルタユニット21は、その上部が開放している構造であったが、本発明においては特にこれに限定されず、例えば、フィルタユニットの上部を絶縁部材で閉塞しても良い。この場合には、冷媒30の液面の上限hに依存しない利点がある。
また、本発明における絶縁性流体は、高い絶縁性を有し且つ化学的に安定した性質を有する流体であれば、実施形態にて説明したようなフッ素系不活性液体に限定されない。
また、上述の実施形態ではポンプ14を電動式のものとして説明したが、本発明においては特にこれに限定されず、作業者が手動で操作するポンプであっても良い。この場合には、報知装置18の喚起に基づいて作業者がポンプの操作を停止する。
さらに、水分検出による抵抗値よりも大幅に低い抵抗値(例えば数百Ω)を検出した場合に、フィルタユニット21の不良として特定し、この不良状態を外部に通報する機能を、抵抗値測定回路27が備えても良い。これにより、隣接している第1及び第2の導電性線材23、24同士のショートによる誤作動を防止することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る導電性流体検出装置の全体構成を示す概念図である。 図2は、図1に示す導電性流体検出装置による検出方法を説明するための要部断面図である。 図3は、本発明の第2実施形態における電子部品試験装置の冷媒循環路を示す概略斜視図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係るフィルタユニットを示す斜視図である。 図5は、図4のV部の拡大平面図及び本発明の第2実施形態に係る導電性流体検出装置の全体構成を示す概念図である。 図6は、従来のチラーへの冷媒の補充方法を示す概略斜視図である。
符号の説明
1…電子部品試験装置
2…テスタ
3…チラー
3a…ポンプ
3b…供給側配管
3c…返送側配管
4…タンク
4a…入口
4b…出口
5…テストヘッド
6…ピンエレクトロニクスカード
7…ウォータジャケット
8…ポンプ
9…容器
10…導電性流体検出装置
11…第1の配管
12…フィルタユニット
121…管状部材
122…上流側メッシュ部材
123…濾紙
123a…濾紙において水分を捕獲した部分
124…下流側メッシュ部材
125…ゼオライト
13…第2の配管
14…ポンプ
15…第3の配管
16…抵抗値検出回路
17…リレー
18…報知装置
20…導電性流体検出装置
21…フィルタユニット
22…筒状体
23…第1の導電性線材
23a…第1の接続部材
24…第2の導電性線材
24a…第2の接続部材
25…絶縁性線材
26…台座
26a…貫通孔
27…抵抗値検出回路
28…リレー
29…報知手段
30…冷媒
R…低下した抵抗値
W…通過する水分

Claims (11)

  1. 絶縁性流体に混入した導電性流体を検出するための導電性流体検出装置に用いられるフィルタユニットであって、
    導電性材料から構成され、前記絶縁性流体及び前記導電性流体が通過することが可能な2以上の導電性部材と、
    前記絶縁性流体が上流側から下流側へと流通する管状部材と、
    前記絶縁性流体が通過することが可能であり、前記導電性流体を保持することが可能な保持部材と、を備えており、
    前記2以上の導電性部材及び前記保持部材は、前記管状部材の内部に積層されて設けられ、前記保持部材は前記導電性部材の間に介装されているフィルタユニット。
  2. 前記導電性部材はステンレスから構成される網状部材である請求項1に記載のフィルタユニット。
  3. 前記保持部材は濾紙である請求項1又は2に記載のフィルタユニット。
  4. 前記導電性流体を吸着することが可能な吸着部材をさらに備え、
    前記吸着部材は、前記管状部材の内部において前記保持手段よりも下流側に設けられている請求項1〜の何れかに記載のフィルタユニット。
  5. 前記吸着部材にはゼオライト又はシリカゲルを含む請求項記載のフィルタユニット。
  6. 前記絶縁性流体にはフッ素系不活性液体を含む請求項1〜の何れかに記載のフィルタユニット。
  7. 前記導電性流体には水を含む請求項1〜の何れかに記載のフィルタユニット。
  8. 絶縁性流体に混入した導電性流体を検出するための導電性流体検出装置であって、
    請求項1〜の何れかに記載のフィルタユニットと、
    前記導電性部材同士が導通した場合に、前記絶縁性流体に前記導電性流体が混入していると判断する判断手段と、を備えた導電性流体検出装置。
  9. 前記判断手段は、前記導電性部材間の抵抗値に基づいて、前記絶縁性流体への前記導電性流体の混入を判断する請求項記載の導電性流体検出装置。
  10. 前記絶縁性流体を前記フィルタユニットに供給するための供給手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記絶縁性流体への前記導電性流体の混入を検出したら、前記供給手段による前記絶縁性流体の供給を停止させる請求項又は記載の導電性流体検出装置。
  11. 前記判断手段が前記絶縁性流体への前記導電性流体の混入を検出したら、その旨を報知する報知手段をさらに備えた請求項10の何れかに記載の導電性流体検出装置。
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