JP4880641B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷物やブック原稿などの原稿を走査する画像読取装置に関する。
下記特許文献1は、光源からの光が読取位置で正反射し、読取光学系の光軸と一致するような光路を遮光部材で遮断し、迷光を除去するとともに、原稿面に直接照射されていない光の一部をミラーで折り返して照明対象位置に光を照射するようにした画像読取装置が開示されている。
特開2007−212949号公報 特開昭60−096067号公報 特開2005−37448号公報
読取光学系の光軸を読取位置に対して副走査方向に傾けた場合、原稿上の読取位置からの正反射による照明装置の写りこみが発生しやすくなる。さらに、読取光学系の読取範囲が読取深度方向に深くなるほど、写りこみの傾向はさらに強まる。そのため、上記のような光軸が傾いた光学系では、光軸が傾いていない光学系と比較して、写りこみが発生する光路範囲が拡大する。よって、特許文献1のような照明装置を、光軸が傾いた光学系に使用すると、光源からの光の大半を遮断しなければならなくなるので、読取位置に十分な照明をすることができず、読取画像が暗くなってしまう問題がある。
本発明の目的は、光軸が傾斜した読取光学系を用いた場合でも照明装置の写りこみを確実に防止できる画像読取装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像読取装置は、
原稿を支持す透明板と、
前記透明板を介して前記原稿と逆側に設置され、前記原稿を照明する主走査方向に延在する照明装置と、
前記透明板を介して前記原稿と逆側に設置され、前記原稿からの反射光を結像す読取光学系と
前記読取光学系で結像された前記反射光を電気信号に変換する主走査方向に延在するラインセンサとを備え、
前記読取光学系の光軸が、前記透明板の法線方向に対して斜めに設定され、
前記透明板表面の前記原稿が前記読取光学系により前記ラインセンサ上に結像される前記原稿上の領域を読取中心軸としたとき、読取中心軸上の1点を点P、
前記主走査方向をx方向、
副走査方向をy方向、
前記x方向および前記y方向に垂直な方向をz方向、
前記読取光学系の光軸の前記透明板に対する傾斜角をθ、
前記透明板表面から前記照明装置の前記発光面までの前記z方向距離をh
前記原稿が前記透明板から前記z方向に離れたときに前記読取光学系が前記ラインセンサ上に結像できる読取深度をΔh、
前記点Pを通って前記z方向に延びる読取中心軸から前記照明装置の発光面までの前記y方向距離をL
前記x方向に垂直な断面にて前記ラインセンサ上から逆行する光を仮定したとき、前記読取光学系を透過し、前記透明板上に設置された前記原稿上の前記点Pで正反射された光が前記照明装置の前記発光面と交わり前記透明板と平行な線と交わった点から前記読取中心軸までのy方向距離をL
前記x方向に垂直な断面にて前記ラインセンサ上から逆行する光を仮定したとき、前記読取光学系を透過し、前記透明板上から前記読取深度Δhだけ前記読取光学系から前記z方向に離れた位置に設置された前記原稿上で正反射された光が前記照明装置の前記発光面と交わり前記透明板と平行な線と交わった点から前記読取中心軸までのy方向距離をL としたときに、
前記照明装置は、次の条件で定義される範囲外に配置されていることを特徴とする。
Figure 0004880641
本発明によれば、読取光学系の光軸が透明板の法線方向に対して傾斜していても、透明板や原稿で正反射した照明光が読取光学系に直接入射しなくなるため、照明装置の写りこみを確実に防止できる。
以下、本発明の実施形態について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る画像読取装置の一例を示す構成図である。画像読取装置は、原稿を支持すカバーガラス7と、カバーガラス7を介して原稿を照明す照明装置10と、カバーガラス7を介して原稿からの光を、CCD等のラインセンサ40に結像す読取光学系30などで構成される。照明装置10は、カバーガラス7を介して原稿と逆側に設置される。
ここで、理解容易のため、ラインセンサ40の電気的走査により原稿を走査する主走査方向をxとし、原稿が移動する副走査方向をyとし、x方向およびy方向に垂直な方向をzとする。
原稿の副走査は、回転ドラムやローラなどの搬送機構(不図示)を用いて原稿がy方向に移動してもよく、あるいは原稿がカバーガラス7上に静止したた状態で、照明装置10および読取光学系30がy方向に移動してもよい。
カバーガラス7は、平坦な透明ガラス板で構成されており、原稿が配置される空間と照明装置10および読取光学系30が配置される空間とを分離して、光透過のみを許容しつつ、塵埃の侵入を防止するために設けられる。
読取光学系30は、図2に示すように、原稿からラインセンサ40へ向かう光路に沿って順次配置された平面ミラー31、結像レンズ32、迷光を除去すアパーチャ33、平面ミラー34,35を備える。代替として、折り返しミラーを含まない読取光学系(例えば、特許文献2)のような構成を採用しても構わない。本実施形態では、読取光学系30の光軸をカバーガラス7の法線方向に対して斜めに設定している。
照明装置10は、カバーガラス7と読取光学系30との間に設置され、カバーガラス7を介して原稿に光を照射し、原稿の表面にx方向に沿った線状照明を行う。
図3は、照明装置10の一例を示す斜視図である。照明装置10は、原稿の主走査方向、即ち、x方向に延びる柱状透明部材からなる導光体14を含む。導光体14は、例えば、矩形断面を持つ角柱の角を斜めにカットして発光面5を付与した形状を有する。導光体14の各底面には、LED(発光ダイオード)などのサイドライト15を設置する。導光体14の各側面のうち発光面5と対向する側面には、拡散印刷を施したり、拡散板16を設置することが好ましい。
こうした構成により、サイドライト15からの光は、導光体14の内部反射によって充分に混合されて発光面5から射出されるようになる。その結果、x方向およびy方向に均一な照度分布を有する線状光源を実現できる。
図4は、照明装置10の他の例を示す斜視図である。照明装置10は、x方向に延びる柱状透明部材からなる導光体14を含む。導光体14は、例えば、矩形断面を持つ角柱の角を斜めにカットして発光面5を付与した形状を有する。導光体14の各側面のうち発光面5と対向する側面には、複数のLEDチップからなるLEDアレイ17をx方向に沿って設置する。
こうした構成により、LEDアレイ17からの光は、導光体14の内部反射によって充分に混合されて発光面5から射出されるようになる。その結果、x方向およびy方向に均一な照度分布を有する線状光源を実現できる。
本実施形態では、カバーガラス7の表面から読取光学系30の読取深度の最位置までの範囲に、仮想的な鏡を置いたと仮定したときに、その鏡の反射による発光面5の像がラインセンサ40上に結像されないように、照明装置10の位置を決定している。
図5は、原稿面をミラーと仮定した場合の読取光学系の読取範囲を示す説明図である。読取光学系30の光軸が透明板の法線方向に対して角度θだけ傾斜している場合、原稿から反射した光が読取光学系30を透過してラインセンサ40に結像されるカバーガラス上の原稿の領域を中心線8とすると、主走査方向に延在する中心線8の1点を点Pとし、Pを通ってz方向に延びる読取中心軸から照明装置の発光面5までのy方向距離をLとして、次の式(1)で定義される範囲外に照明装置10の発光面5を設置している。
Figure 0004880641
ただし、θは読取光学系の光軸の傾斜角はカバーガラス表面から照明装置10の発光面5までのz方向距離である。また図5において、Lは読取光学系の読取範囲中心からのy方向距離、hは読取光学系の読取深度の最値、Δhは読取光学系の読取深度の最値であり、符号4aは読取光学系30の読取深度に対応する位置、符号4bはカバーガラス7の表面に対応する位置である。
図1では、読取光学系30の読取範囲2の範囲外に照明装置10を設置した例を示している。照明装置10の発光面5から射出された照明光は、原稿を照明する。原稿表面で散乱された光は、読取光学系30に入射し、読取光学系30によりラインセンサ40に結像され、原稿表面の画像や文字情報が読み取られる。原稿は、カバーガラス7の表面位置4bに置かれるが、ブック原稿の綴じ目などカバーガラス7に密着できない原稿でも、焦点ぼけなく原稿が読めるように、読取光学系30は読取深度の深い光学系である。その焦点ぼけがなく読める焦点方向の範囲がΔhであり、その読取深度の最範囲に置かれた原稿の位置が符号4aに対応している。
照明によって原稿面で反射される光には、2つの成分があり、散乱反射成分と正反射成分である。正反射成分は、光沢のある原稿、とくに光沢仕上げの写真原稿で発生しやすい。正反射成分は、写真原稿の色のついた画像情報の層からではなく、その上のコーティングから主に発生するため、正反射成分が入り込むと画像情報を劣化させる。そのため、照明の正反射成分が入り込まないように、換言すると、照明に用いる光源の像が原稿面での正反射によって読取光学系30を通じてラインセンサ40上に結像されないようにする必要がある。
の光路A1は、ラインセンサ40から読取光学系30の光軸A0に沿って逆行する光を仮定すると、その光がカバーガラス7の上面で正反射する光路である。カバーガラス上面でのA0の交点点Pである。そして、図1の破線のように、照明装置10の発光面5を通って水平に補助を引く。補助と光路A1との交点を点2bとする。光軸A0が角度θだけ傾いているため、点2bの位置は光軸A0上にはなく、傾きθが大きければ大きいほど、点Pから−y方向に遠い位置になる。
このとき、光路A1上に照明装置10の発光面5が存在していると、照明装置10から射出された光がカバーガラス7の上面、またはカバーガラス7に密着して設置された原稿の表面で正反射し、読取光学系30に入射し、ラインセンサ40上に結像してしまう光路が存在し得る。このような光路が存在すると、読み取り画像に発光面5の像が写りこんでしまう可能性がある。
そこで、この光路A1が照明装置10の発光面5と交差しないように、照明装置10の位置を設定することにより、カバーガラス7の上面、またはカバーガラス7に密着して設置された原稿4の表面から正反射してくる光がラインセンサ40上に結像されるのを防止できる。その結果、読み取り画像に発光面5の写りこみがなく、高コントラストな画像が得られる。
次に、画像読取装置の深度方向zの読取範囲の影響が無視できない場合を考える。読み取り範囲Δhが十分小さい場合には、以上のことを考慮して照明装置3の配置を考えれば良いが、Δhが大きい、すなわち読取深度の深い光学系の場合にはこれだけでは不十分である。その場合について以下に述べる。
原稿が、読取光学系30の読取深度の最位置4aにある場合を考える。光軸A0と4aとの交点を点Qとする。点4aの位置にカバーガラス7と平行に鏡を置いたと仮定して、同様に、ラインセンサ40から結像光学系30の光軸に沿って逆行する光を仮定すると、今度は、点Qを通る光路A2を進行する。そして、補助と光路A2との交点を2aとする。
この点2aも点2b同様に、光軸の傾きθが大きいほど、点Qから−y方向に遠ざかる。さらに、読取光学系30の読取深度が大きいほど、点Qから遠ざかる。そのため、読取深度が深い読取光学系30を使い、かつ読取光学系30の光軸を傾けるほど、点2aは点Qから−y方向に離れていく。
そのため、光路A1の場合と同じように、光路A2が照明装置10の発光面5と交差してしまうと、読み取り画像に発光面5が写りこみ、画像のコントラストを低下させる。この場合も、光路A2が照明装置10の発光面5と交差しないように、発光面5を点2aよりも−y方向に配置することによって、発光面5の写りこみを防止できる。
以上のことから、上記式(1)で定義したように、点2aと点2bで規定される範囲の外側に発光面5が位置するように、照明装置10を配置することが望ましいことが判る。こうした配置により、原稿が読取光学系30の読取深度内に位置していれば、例えば、ブック原稿の綴じ目や原稿表面に凹凸が存在している場合であっても、原稿表面やカバーガラス表面での正反射に起因した発光面5の写りこみを防止できる。
即ち、読取光学系30の光軸A0に沿って光が逆行すると仮定すると、位置4bにミラーがあった場合、その光の到達地点は2bとなる。また、読取光学系30の読取深度Δhの位置4aにミラーがあった場合、光の到達地点は2aとなる。点2aと点2bの間に光源が存在しなければ、照明装置10から射出された光が原稿で正反射し、読取光学系30を通ってラインセンサ40に集光されるような光路は存在しない。そのため、読取光学系30の読取範囲2の中に発光面5が存在しなければ、読み取り画像に発光面5が写りこむことはない。
図6は、図1に示した画像読取装置を示す斜視図である。本発明に係る画像読取装置は、特許文献1のように正反射光を遮断す遮光部材が不要であり、照明装置10からの照明光の大部分を原稿4の読取位置に照射できるため、特許文献1よりもより明るい照明装置を有した画像読取装置を実現できる。
なお、照明光の照度は遠くなるほど低下するため、照明装置10が原稿上の読取位置の中心線8から遠く離れてしまうと、読取位置での照度が低下してしまう。
その対策として、一対の照明装置10を中心線8の両側にそれぞれ配置することによって、読取中心軸に関して左右両方向からの照明が可能になるため、読取位置での照度低下を防止できる。
このとき、図7に示すように、照明光を反射する反射ミラー50を読取位置の中心線8を挟んで照明光源の反対側に設置した場合(例えば、特許文献1)、一対の照明光源を中心線8の両側に設置することが困難になる。なお、符号51は遮光板である。
図8は、図7に示す構成を中心線8に関して千鳥状に配置した画像読取装置の例を示す斜視図である。ここでは、理解容易のため遮光板51の図示を省略している。中心線8の右側には、照明装置10Aおよび読取光学系30Aを含むA系列の画像読取ユニットが配置され、中心線8の左側には、照明装置10Bおよび読取光学系30Bを含むB系列の画像読取ユニットが配置されている。従って、照明光軸の傾きおよび読取光軸の傾きは、中心線8に関してA系列とB系列について逆になる。
そのため、原稿4の表面での照度分布は、A系列では図9(b)に示す分布となり、とB系列では図9(c)に示す分布となり、両者は中心線8に関して鏡像反転の関係になる。その結果、原稿4の高さが少しでも変化すると、A系列とB系列を合成した照度分布が均一でなくなり、図9(a)に示すように、主走査方向(x方向)に沿った照度分布も不均一になってしまう。従って、図8のような構成では読取画像に濃度むらが生ずる傾向がある。
読取深度が深い読取光学系の場合であっても、原稿4がカバーガラス7の表面から遠くなるほど、原稿面に到達する照明光の位置は中心線8から遠くなり、A系列とB系列の合成照度分布も均一でなくなり、主走査方向に沿った照度分布も不均一になってしまう。
図10は、本発明に係る画像読取装置の他の例を示す構成図であり、図11はその概略斜視図である。中心線8の両側には、A系列の読取光学系30AおよびB系列の読取光学系30Bが千鳥状に配置され、さらに、図3や図4に示したように、主走査方向に延びる柱状透明部材からなる導光体を含む照明装置10A,10Bが配置されている。
この場合、読取光軸の傾きは、中心線8に関してA系列とB系列について逆になるが、照明装置10A,10Bからの照明光が中心線8の両側から、好ましくは中心線8に関して対称に原稿4を照射することになり、原稿面での主走査方向に沿った照度分布が均一になる。
図12(a)は、原稿面での主走査方向に沿った照度分布の例を示すグラフであり、図12(b)は、原稿面での副走査方向に沿った照度分布の例を示すグラフである。照明装置10A,10Bは、主走査方向に延びた導光体を使用しているため、原稿面での主走査方向に沿って均一な照度分布が得られることが判る。
また、図12(b)に示すように、照明装置10Aの照度分布および照明装置10Bの照度分布は、単独では中心線8に関して非対称であるが、両者を合成した照度分布は、中心線8に関して対称になる。その結果、組み立て誤差により原稿4の読取位置に対して照明位置が副走査方向に多少ずれたとしても、読取位置での主走査方向の照度分布が一様で照度のピークがあまり変化しないため、濃度むらの少ない読取画像を得ることができる。
また、中心線8の両側に照明装置10A,10Bを配置することにより、片側配置と比べて読取位置での照度を約2倍に増加させることができる。
さらに、照明装置10A,10Bの各発光面は、上記の式(1)で定義される範囲外になるように設置することによって、読み取り画像に発光面の写りこみがなく、高コントラストな画像が得られる。
13は、本発明に係る画像読取装置のさらに他の例を示す構成図である。A系列の読取光学系30AおよびB系列の読取光学系30Bは、図11と同様に千鳥状に配置されており、各読取光学系30A,30Bの光軸は、カバーガラス7の法線方向に対して斜めに設定している。
照明装置10は、図3や図4に示したように、主走査方向に延びる柱状透明部材からなる導光体を含み、カバーガラス7の法線方向に沿って原稿に向けて照明光を照射している。こうした構成においても、照明装置10の発光面は、上記の式(1)で定義される範囲外になるように設置することが可能であり、その結果、読み取り画像に発光面の写りこみがなく、高コントラストな画像が得られる。
以上の説明において、読取光学系の読取範囲内に照明装置の発光面が入らなければ、照明装置はどのような形状であってもかまわない。
また、照明装置は、一定の方向に光を照射するものでもよく、読取光学系の読取範囲内に照明装置の発光部が入らなければ、照明装置はどのような角度に光を照射するものでもかまわない。
なお、上述した各種構成は、1つ又は複数を適宜組み合わせることも可能である。
本発明に係る画像読取装置の一例を示す構成図である。 読取光学系30の一例を示す構成図である。 照明装置10の一例を示す斜視図である。 照明装置10の他の例を示す斜視図である。 原稿面をミラーと仮定した場合の読取光学系の読取範囲を示す説明図である。 図1に示した画像読取装置を示す斜視図である。 画像読取ユニットを千鳥状に配置した画像読取装置の例を示す構成図である。 画像読取ユニットを千鳥状に配置した画像読取装置の例を示す斜視図である。 図9(a)は、図8の画像読取装置の主走査方向に沿った照度分布を示すグラフであり、図9(b)と図9(c)は、副走査方向に沿った照度分布を示すグラフである。 本発明に係る画像読取装置の他の例を示す構成図である。 本発明に係る画像読取装置の他の例を示す概略斜視図である。 図12(a)は、原稿面での主走査方向に沿った照度分布の例を示すグラフであり、図12(b)は、原稿面での副走査方向に沿った照度分布の例を示すグラフである。 本発明に係る画像読取装置のさらに他の例を示す構成図である。
5 発光面、 7 カバーガラス、 8 中心線、
10,10A,10B 照明装置、 14 導光体、 15 サイドライト、
16 拡散板、 17 LEDアレイ、 30,30A,30B 読取光学系、
31 平面ミラー、 32 結像レンズ、 33 アパーチャ、
34,35平面ミラー、 40 ラインセンサ。

Claims (4)

  1. 原稿を支持す透明板と、
    前記透明板を介して前記原稿と逆側に設置され、前記原稿を照明する主走査方向に延在する照明装置と、
    前記透明板を介して前記原稿と逆側に設置され、前記原稿からの反射光を結像す読取光学系と
    前記読取光学系で結像された前記反射光を電気信号に変換する主走査方向に延在するラインセンサとを備え、
    前記読取光学系の光軸が、前記透明板の法線方向に対して斜めに設定され、
    前記透明板表面の前記原稿が前記読取光学系により前記ラインセンサ上に結像される前記原稿上の領域を読取中心軸としたとき、読取中心軸上の1点を点P、
    前記主走査方向をx方向、
    副走査方向をy方向、
    前記x方向および前記y方向に垂直な方向をz方向、
    前記読取光学系の光軸の前記透明板に対する傾斜角をθ、
    前記透明板表面から前記照明装置の前記発光面までの前記z方向距離をh
    前記原稿が前記透明板から前記z方向に離れたときに前記読取光学系が前記ラインセンサ上に結像できる読取深度をΔh、
    前記点Pを通って前記z方向に延びる読取中心軸から前記照明装置の発光面までの前記y方向距離をL
    前記x方向に垂直な断面にて前記ラインセンサ上から逆行する光を仮定したとき、前記読取光学系を透過し、前記透明板上に設置された前記原稿上の前記点Pで正反射された光が前記照明装置の前記発光面と交わり前記透明板と平行な線と交わった点から前記読取中心軸までのy方向距離をL
    前記x方向に垂直な断面にて前記ラインセンサ上から逆行する光を仮定したとき、前記読取光学系を透過し、前記透明板上から前記読取深度Δhだけ前記読取光学系から前記z方向に離れた位置に設置された前記原稿上で正反射された光が前記照明装置の前記発光面と交わり前記透明板と平行な線と交わった点から前記読取中心軸までのy方向距離をL としたときに、
    前記照明装置は、次の条件で定義される範囲外に配置されていることを特徴とする画像読取装置。
    Figure 0004880641
  2. 前記照明装置は、前記原稿の前記主走査方向に延びる柱状透明部材からなる導光体を含むことを特徴とする請求項記載の画像読取装置。
  3. 前記導光体は、前記透明板表面での前記原稿の主走査位置Pを通って前記透明板の法線方向に延びる前記読取中心軸に関して前記副走査方向に並べて両側に配置されていることを特徴とする請求項記載の画像読取装置。
  4. 複数の前記読取光学系が、前記読取中心軸の前記副走査方向に関して両側に千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の画像読取装置。
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