JP4879937B2 - 動画像記録装置、動画像再生装置、動画像削除装置、動画像記録方法、動画像再生方法、動画像削除方法及びそれら方法を実行可能なプログラム - Google Patents

動画像記録装置、動画像再生装置、動画像削除装置、動画像記録方法、動画像再生方法、動画像削除方法及びそれら方法を実行可能なプログラム Download PDF

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Description

本発明は、フレーム間の相関を利用した圧縮方式の動画像に対する記録、再生、削除を行う動画像記録装置、動画像再生装置、動画像削除装置、動画像記録方法、動画像再生方法、動画像削除方法及びそれら方法を実行可能なプログラムに関する。
近年、ネットワークの高速化、チャンネルの多様化に伴い、個人が視聴することの出来る映像コンテンツの量は飛躍的に増加している。また、ハードディスク装置(Hard Disc Drive)やSDカード、メモリースティックなどに代表されるフラッシュメモリなどの記録媒体の大容量化に伴い、映像コンテンツをこれらの記録媒体へ大量に録画し、放送時間に縛られること無く番組を視聴するというスタイルも一般的となった。
これら映像コンテンツは、主に、映像部分を記録する映像ストリームと音声部分を記録する音声ストリームから成り、該コンテンツを記録するのに必要な容量の大半を占めるのは映像ストリームである。そこで、該ストリームを効率よく圧縮する手段として、現在一般的には、ストリームを構成する画像(フレーム)間の相関を利用した動画像圧縮方式が用いられている。フレーム間の相関に注目した圧縮方式の一つである、フレーム間予測を用いる圧縮方式では、空間圧縮のみを用いてされたイントラフレーム(Iフレーム)と呼ばれるフレームと、連続するフレームの類似性に注目し、前又は前後のフレームとの差分を用いることによって圧縮された差分フレーム(Pフレーム、Bフレーム)と呼ばれるフレームを用いて映像ストリームの圧縮を行う。
図26(a)に、時間的に連続した2枚のフレーム1001と1002が存在した場合の、フレーム間予測を用いた圧縮の例を示す。圧縮装置は、最初のフレーム1001を受け取ると、それを自フレームの情報のみを用いて圧縮されたフレーム、即ち空間圧縮されたIフレームへと変換する。更に続けてフレーム1002を受け取ると、直前のフレームである1001との差分1003を取り出し、これを基にPフレームへと変換する。
以上に示したように、フレーム間予測を用いた一般的な圧縮方法では、Pフレーム(又はBフレーム)は、基準となるフレームとの差分のみを記録するようにする為、Pフレームを実際に映像出力装置に出力可能な形に伸長する際には、基準となるフレームの伸長が必要になるという手間がかかるが、一方図26(b)のグラフに示されるように、一般的に空間圧縮空間圧縮のみを用いて圧縮し、記録されたIフレームのビット量1005よりも、前のフレームとの差分として記録しているPフレーム(又は前後のフレームとの差分として記録しているBフレーム)のビット量1006の方が少なくなることが知られている。
上記圧縮技術を用いて映像コンテンツを圧縮することにより、ユーザはより大量のコンテンツを記録、蓄積することが可能になった。
しかしながら、一方で、視聴するユーザに対して提供される映像コンテンツの高品質化、高精細化が進んでいる。これにより、映像コンテンツを記録するために必要な記録領域量が飛躍的に増加しており、また、高精細、高品質なまま記録媒体に映像コンテンツを残したいというユーザの要求も高まっていることから、上記圧縮技術を用いても、個人が扱える記録媒体の量に対する蓄積可能な映像コンテンツの量が減少している。
この問題を解決するための一手段として、特許文献1には、映像コンテンツ中に含まれるオープニング、エンディングといった重複する映像コンテンツの一部分(シーン)を自動で検出し、重複するシーンは2度以上記録媒体に書き込まないことで、記録に必要な容量の削減を図る手段が示されている。
特開2006−229565号公報
しかしながら、一般的にはオープニング、エンディングシーンなどは、出演者などのテロップが重ねられており、これは各映像コンテンツで異なっていることが多い。この為、特許文献1の技術では、連続ドラマのオープニング、エンディングなどであっても、映像信号的に完全に一致するものとは限らず、同一のオープニング、エンディングとみなさない可能性が高く、結果的には、容量削減にはならないことになる。
一方で、前述のように、映像信号的に完全に一致はしないものの類似しているシーンが、蓄積された複数の映像ストリーム各々に含まれていることが考えられる。例えば、連続ドラマのオープニングやエンディングシーンは、前述の通り多少のテロップの差こそあるが、映像信号的には類似する場合が多い。また、毎日同じ時間、同じ放送局で放送されるニュースなどの場合は、出演するアナウンサーや背景セットなどの変化がほとんど無く、服装などの細かな差異を除けば、映像信号的に類似しているシーンが多く含まれる。更に、ニュース番組で使用されるスポーツのハイライトシーンなどの映像素材は、複数の番組で似通っている場合が多く、その各々の差異は映像に重ねられるテロップ程度であることが多い。
これら別々な映像に含まれる映像信号的に細かな差異しかない複数のシーンをそれぞれに記録することは、記録容量削減の観点から見ると無駄であった。しかしながら、後にそれぞれのシーンとして伸長可能な形であることを前提とし、これら複数の映像ストリームに跨って記録されている類似シーンについて、その各々が持つ細かな差異を許容して圧縮を行う手段が存在しなかった。
また、特許文献1では、重複する映像コンテンツの一部分(シーン)を自動で検出し、重複するシーンは2度以上記録媒体に書き込まないという処理をしているが、重複する映像コンテンツを削除する場合、単にそのまま削除してしまうと、その映像を参照しているコンテンツを再生することができなくなってしまうという問題もあった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、別の映像ストリームの類似フレームを利用して圧縮することで、圧縮効率を高めると共に、参照している別の映像ストリームを削除しても、映像ストリームの再生に影響を与えない動画像記録装置、動画像再生装置、動画像削除装置、動画像記録方法、動画像再生方法、動画像削除方法及びそれら方法を実行可能なプログラムを提供しようとするものである。
本発明は、フレーム間の相関を利用した圧縮方式で圧縮された異なる複数の映像ストリームを記録する動画像記録装置において、映像ストリームと、その映像ストリームのメタデータ及び各フレームの特徴情報を蓄積するデータ蓄積手段と、入力映像ストリームからその映像ストリームの特徴情報を検出する特徴検出手段と、入力映像ストリームの特徴情報と、蓄積されている他の映像ストリームの特徴情報とを比較してフレーム相関を求める相関検出手段と、入力映像ストリームのフレームと、他の映像ストリームのフレームとの相関が高ければ、他の映像ストリームを参照する形で入力映像ストリームの圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録する圧縮記録手段と、を備えることを特徴とするものである。
前記特徴検索手段は、閾値処理、ヒストグラム計算処理、輪郭追跡処理、拡大縮小処理、オブジェクトへのラベリング処理、各種フィルタリングのうち少なくとも一つを用いて特徴情報を検出することを特徴とする。
前記圧縮記録手段は、入力映像ストリーム及び他の映像ストリームの参照及び被参照メタデータを作成して記録するとともに、前記特徴検出手段で検出した特徴情報も記録することを特徴とする。
前記特徴情報は、多次元のベクトル情報として作成され、前記相関検出手段は、前記特徴情報のユークリッド平方距離が所定値以下の場合に相関が高いと判断することを特徴とする。
また、本発明は、前記動画像記録装置で記録した映像ストリームを再生する動画像再生装置において、映像ストリームと、その映像ストリームのメタデータ及び各フレームの特徴情報を蓄積するデータ蓄積手段と、再生映像ストリームに対して、前記データ蓄積手段に蓄積されている参照及び被参照メタデータを得て再生指示をする参照指示手段と、前記参照指示手段の再生指示に基づいて、前記データ蓄積手段に蓄積されている再生映像ストリームとその参照ストリームに基づいてデータを伸長し再生する伸長手段と、を備えることを特徴とするものである。
さらに、前記伸長手段により伸長するフレームとそのメタデータ、及び伸長するフレームが参照しているフレームとそのメタデータをキャッシュするキャッシュ手段を備え、キャッシュ手段に保持されているデータを用いてフレームを伸長することを特徴とする。
また、本発明は、前記動画像記録装置で記録した映像ストリームを削除する動画像削除装置において、映像ストリームと、その映像ストリームのメタデータ及び各フレームの特徴情報を蓄積するデータ蓄積手段と、削除指示を受けた映像ストリームに対して、前記データ蓄積手段に蓄積されている参照及び被参照メタデータを得て削除するための指示をする参照指示手段と、被参照メタデータを付与された映像ストリームを削除する場合に、前記参照指示手段の指示に基づいて、削除映像ストリームを参照している映像ストリームのフレームを伸長する伸長手段と、前記伸長手段により伸長された映像ストリームのフレームに対し、削除映像ストリームを参照しないように圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録する圧縮記録手段と、前記参照指示手段の削除指示に従って前記データ蓄積手段から削除映像ストリームとそれに付随する情報を削除する削除手段と、を備えることを特徴とする。
さらに前記データ蓄積手段に削除されずに残った映像ストリームの特徴情報を比較してフレーム相関を求める相関検出手段を備え、前記圧縮記録手段は、残った映像ストリームのフレーム間で相関が高いものがあれば、異なる映像ストリームを参照する形で圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録することを特徴とする。
また、本発明は、フレーム間の相関を利用した圧縮方式で圧縮された異なる複数の映像ストリームをデータ蓄積手段に記録する動画像記録方法において、入力映像ストリームからその映像ストリームの特徴情報を検出する特徴検出ステップと、入力映像ストリームの特徴情報と、蓄積されている他の映像ストリームの特徴情報とを比較してフレーム相関を求める相関検出ステップと、入力映像ストリームのフレームと、他の映像ストリームのフレームとの相関が高ければ、他の映像ストリームを参照する形で入力映像ストリームの圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録する圧縮記録ステップと、を備えることを特徴とするものである。
また本発明は、前記動画像記録方法でデータ蓄積手段に記録した映像ストリームを再生する動画像再生方法において、再生映像ストリームに対して、前記データ蓄積手段に蓄積されている参照及び被参照メタデータを得て再生指示をする参照指示ステップと、前記参照指示ステップの再生指示に基づいて、前記データ蓄積手段に蓄積されている再生映像ストリームとその参照ストリームに基づいてデータを伸長し再生する伸長ステップと、を備えることを特徴とするものである。
また本発明は、前記動画像記録方法でデータ蓄積手段に記録した映像ストリームを削除する動画像削除方法において、削除指示を受けた映像ストリームに対して、前記データ蓄積手段に蓄積されている参照及び被参照メタデータを得て削除するための指示をする参照指示ステップと、被参照メタデータを付与された映像ストリームを削除する場合に、前記参照指示ステップの指示に基づいて、削除映像ストリームを参照している映像ストリームのフレームを伸長する伸長ステップと、前記伸長ステップにより伸長された映像ストリームのフレームに対し、削除映像ストリームを参照しないように圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録する圧縮記録ステップと、前記参照指示ステップの削除指示に従って前記データ蓄積手段から削除映像ストリームとそれに付随する情報を削除する削除ステップと、
を備えることを特徴とするものである。
さらに本発明は、前記動画像記録方法、動画像再生方法及び動画像削除方法のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、フレーム間の相関を利用した予測方式で圧縮された複数の映像ストリームにおいて、異なるストリーム間に存在する類似フレーム間で圧縮を再度行うので、大量に存在する映像コンテンツの圧縮効率を高めることができる。そして、参照メタデータ及び被参照メタデータに基づいて参照関係を検出するので、異なるストリーム間の圧縮によっても何ら問題なく伸長再生を可能とする。
また、被参照となる映像ストリームを削除する場合は、その映像ストリームを参照している映像ストリームを伸長して、削除映像ストリームを参照しない形で再圧縮記録をしてから削除するので、残った映像ストリームも何ら問題なく再生可能となる。さらに、残った映像ストリーム間で類似フレームの存在があれば、その間で予測符号化による再圧縮を行えば、さらに圧縮効率を高めることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下で示すストリームとは、特に断りがない限り映像ストリームのことを指すものとする。
本発明の実施形態は、大容量記憶媒体に映像コンテンツを記録し、また大容量記憶媒体から映像コンテンツを読み出して再生し、また記録された映像コンテンツを削除可能な動画像記録装置・動画像再生装置・動画像削除装置である。本実施形態は、別々の装置として記載するが、各装置の機能を有する一体の装置であっても構わない。
<動画像記録装置>
図1は、本発明に係る動画像記録装置の機能構成の一実施形態を示すブロック図である。
図1の動画像記録装置10は、映像コンテンツ並びに付随する情報を記録するデータ蓄積部11と、新規映像コンテンツのストリームの入力を受け付ける映像入力部12、新規に入力したストリームから付随する特徴情報を検出する特徴検出部13、蓄積されたストリームと新規入力されたストリームの特徴情報から相関を検出する相関検出部14、相関検出部14で相関が高いと判断された映像コンテンツ中のストリームに対して再圧縮を行いデータ蓄積部11に記録する圧縮記録部15を含んで構成される。
ここで、特徴情報とは、エッジ情報、色情報、輝度ヒストグラム情報、映像中に出現するオブジェクトの大きさや色、形状等の、映像から得られる解析情報を単一的または複合的に組み合わせて作成した情報のことである。オブジェクトは、パターンマッチング等の手法に基づいて検出したものであり、その大きさ、色、形状、位置などの情報を特徴情報として検出する。これら特徴情報は、相関を計算する単位ごとの情報であり、例えば相関検出部14にて行う相関計算の対象が全フレームであればIフレーム、Pフレーム、Bフレームなどのフレームの種類を問わず全フレームに対して記録しておく。
図2のフローを用いて、動画像記録装置10の動作の概略について説明する。
動画像記録装置10は、まず映像入力部12から入力ストリームを受け取り、特徴検出部13でその特徴情報を検出する(ステップS01)。蓄積部11に、蓄積したストリーム又は付随するストリームの特徴情報が存在しない場合は(ステップS02;NO)、圧縮記録部15は、再圧縮を行わずにそのまま入力ストリームをデータ蓄積部11に記録し(ステップS08)、また同時に特徴検出部13で得られた特徴情報を入力ストリームと紐付けて記録する(ステップS07)。
一方、データ蓄積部11にストリーム並びに該ストリームに付随する特徴情報が存在する場合(ステップS02;YES)、相関検出部14は、特徴検出部13から得られた特徴情報とデータ蓄積部11に記録されている特徴情報の相関を計算する(ステップS03)。ここで、入力ストリームの特徴情報と相関の高い特徴情報を持つ映像が蓄積されていた場合(ステップ04;YES)、圧縮記録部15は、入力ストリーム並びに入力ストリームに相関の高いストリームを用いて、入力ストリームを再圧縮し、データ蓄積部11に記録する(ステップS05)。また、圧縮記録部15は、この際、再圧縮されたストリームを伸長、参照する為の情報を記録したメタデータを作成し、入力データに紐付けてデータ蓄積部11に記録する(ステップS06)。最後に特徴検出部13で得られた入力ストリームの特徴情報を再圧縮された入力ストリームと紐付けてデータ蓄積部11に記録する(ステップS07)。
また、データ蓄積部11に入力映像と相関の高い映像が存在しない場合(ステップ04;NO)、装置は入力ストリームを再圧縮せずにそのままデータ蓄積部11に記録し(ステップS08)、また同時に特徴検出部13で得られた特徴情報を入力ストリームと紐付けて記録する(ステップS07)。
図1の動画像記録装置10については、新規に入力された映像コンテンツと既に蓄積された映像コンテンツ中のストリームの相関を扱っているが、図3の動画像記録装置20ように、一旦映像コンテンツをデータ蓄積部11に蓄積し、データ蓄積部11に蓄積された入力ストリームを特徴検出部13にて特徴情報を検出し、入力ストリームと、以前に既に蓄積されたストリームとの相関を相関検出部14にて計算して圧縮記録部15にて再圧縮を行う形式としても良い。なお、動作は、図1の動画像記録装置10と基本的には変わらないので、詳しい説明は省略する。
さらに、本実施形態に係る動画像記録装置10の各部について詳細に説明する。
ここでは、図1に記載はしていないが、説明の簡単の為に、各ストリームに含まれるIフレームを、一旦伸長(例えばRGB形式やYUV形式に伸長する)し、各々から得られる特徴情報を用いるものとする。しかし、勿論伸長前の各ストリームから得られる特徴情報を用いても良い。また、相関の計算についても、相関が高いと判断された2つ以上のIフレームに対して考えるものとし、該フレームの再圧縮動作についての説明を行うが、IフレームとPフレームやPフレームとPフレームなど、任意のフレーム間の相関を計算し、圧縮するものとしても良い。
図2のステップS01において、映像入力部12から新たなストリームが入力されると、そのストリームの特徴情報を特徴検出部13で検出する。特徴検出部13では、これら特徴情報を閾値処理、ヒストグラム計算処理、輪郭追跡処理、拡大縮小処理、オブジェクトへのラベリング処理、各種フィルタリングなどを用いて解析し、特徴情報を検出する。本発明では、これら検出した特徴情報を多次元のベクトル情報として作成し、相関の計算に使用するものとする。
ステップS02にて特徴情報があれば、ステップS03において、特徴検出部13で検出された特徴情報とデータ蓄積部11に記録された他ストリームの特徴情報を用いて、相関検出部14では新規に入力されたストリームの一部と相関の高いストリームの一部を選出する。
ここでは、ストリームの一部としてストリーム内に含まれるIフレームと、そこから特徴検出部13で得られた特徴情報を用いて相関の検出を計算する例を示す。
相関の計算には例えば各々の特徴情報のユークリッド平方距離を指標にする。以下にユークリッド平方距離を指標にした場合の相関計算の例を示す。
先に述べたように、特徴検出部13で検出された、任意のIフレームに対する特徴情報はm次元のベクトルxa={xa、xa、…、xa}として表現される。ここで、二つの特徴ベクトルxaとxbのユークリッド平方距離dabは以下のように定義される。
ab=Σ(xa−xb (ただし、k=1、2、…、m)
ここでユークリッド平方距離dabが小さいほど特徴が類似している、すなわちその特徴を持つフレームが類似しているとみなされる。
ステップS04において、相関検出部14は、相関の高い映像(類似映像)が存在するかの確認処理を行う。まず、相関検出部14は、任意のIフレームの特徴ベクトルxaに対し、ユークリッド平方距離dabが最小な特徴ベクトルxbを選出する。さらに相関検出部14は、あらかじめ設定された閾値Thを持ち、特徴情報xaとxbの距離が閾値Th以下である場合、特徴情報xaとxbを持つフレーム各々が類似しているとみなす。また、xaに対する最小のユークリッド平方距離dabを持つxbが存在しても、dabが閾値Thより大きい場合、特徴情報xaを持つフレームに類似するフレームは存在しないとみなす。
以上に示した手順を用いて、入力ストリームのIフレームから得られた特徴情報と、データ蓄積部11に記録された特徴情報から、入力ストリームのIフレームと類似する特徴情報とされた場合、即ちデータ蓄積部11に類似するIフレームが存在すると判断された場合、相関検出部14は圧縮記録部15へ該フレーム各々の情報を引き渡す。
ステップS05において、圧縮記録部15は、相関検出部14で類似するとみなされたストリーム中の一部分を共有し、より容量を削減したストリームに圧縮しなおしてデータ蓄積部11に記録する。
図4並びに図5を用いて、圧縮記録部15の動作を示す。
圧縮記録部15は、相関検出部14で類似するとみなされたストリーム中の一部分を共有し、より容量を削減したストリームに圧縮しなおす。
ここで、再圧縮に用いる手法としては、例えば再圧縮前のストリームで用いられているフレーム間予測手法と同一の手法を用いるものとする。また、DPCM(Differential Pulse Code Modulation)等の技術を用いるものとしてもよい。DPCMは、基準となるデータを定め、それを参照するデータは基準データとの差分値のみを符号化する、予測符号化手法の一つである。
図4に示すように、2つの異なるストリーム、ストリーム1 A01とストリーム2 A02が存在したとする。ここで、破線矢印はフレームの参照関係を表し、ストリーム1 A01、ストリーム2 A02に含まれるPフレームは直前のIフレームまたはPフレームを参照しているものとする。
今、相関検出部14での相関関係検出結果から、ストリーム1 A01中に含まれるIフレーム51と、ストリーム2 A02に含まれるIフレーム52が類似していると判断されたとする。圧縮記録部15は、ストリーム2 A02中のIフレーム52と、ストリーム1 A01中のIフレーム51との差分をとる。そして、図5に示すように、ストリーム2のIフレーム52を、Iフレーム51を参照するPフレーム53に変換、即ち再圧縮する。
次に、ステップS06において、圧縮記録部15は、再圧縮されたストリームに付随するメタデータを作成してデータ蓄積部11に記録する。この処理を説明する。
再圧縮後のストリーム1をB01、ストリーム2をB02とすると、B01には、Iフレーム51を参照するPフレーム53の記録位置、即ちアドレス情報を、ストリーム2 B02の固有識別子(参照ストリームID)と共にメタデータとして付与する(以降、被参照メタデータと呼ぶ)。固有識別子は、各ストリームを一意に指定するために付された識別子であり、例えばストリームの記録開始位置(開始アドレス)などを固有識別子として登録しても良い。また、Pフレーム53のアドレス情報のみでストリームが一意に限定できれば、必ずしも固有識別子を記録する必要はない。
被参照メタデータは、例えば図6(a)に示すようなテーブル形式で記録される。被参照メタデータは、メタデータとしてストリーム中に埋め込んでも良いし、ストリームの外でストリームと結び付けて管理する形としても良い。例えば、MPEGで用いられるシステム乃至はファイルフォーマットでは一定の単位でヘッダが付与されるが、このヘッダにメタデータを付随させる形、即ちMPEG−2 TSのアダプテーションフィールドやMP4ファイルフォーマットのmoovボックスやmoofボックスを拡張するような形でメタデータを記録しても良い。また、MPEG−7に代表されるメディアコンテンツの記述インターフェイスを用いて記述し、ストリームと紐付けて管理する形としても良い。各システム並びにファイルフォーマットの詳細については、ISO/IEC 13818−1:2000、ISO/IEC 14496−12、ISO/IEC 14496−14、ISO/IEC 15938などを参照されたい。
他方、再圧縮後のストリーム2であるB02には、B02に含まれるPフレーム53が参照するIフレーム51のアドレス情報(被参照フレーム情報)を、ストリーム1 B01の固有識別子(被参照ストリームID)、Pフレーム53のアドレス情報(参照フレーム情報)と共にメタデータとして付与する(以降、参照メタデータと呼ぶ)。固有識別子については前述と同様なので詳細な説明を割愛するが、こちらの場合もIフレーム51のアドレス情報でストリームが一意に特定できるならば省略可能である。
参照メタデータは、例えば、図6(b)に示されるようなテーブル形式で記録される。参照メタデータに関してもB01の場合と同様、ストリームに含む形としても、ストリーム外で管理する形としても良いことは、言うまでもない。
図7(a)に、図6のように圧縮された2つのストリームが存在した場合の被参照メタデータ、図7(b)に参照メタデータを示す。但し、図5におけるストリーム1 B01、ストリーム2 B02の参照ストリームIDを各々「ストリーム1」、「ストリーム2」とし、ストリーム1 B01内のIフレーム51のアドレス情報を「I01」、Iフレーム51を参照する形で圧縮されたストリーム2 B02内のPフレーム53のアドレス情報を「Pi22」としている。
最後に、ステップS07において、特徴検出部13で得られた入力ストリームの特徴情報を再圧縮された入力ストリームと紐付けてデータ蓄積部11に記録する。
ところで、上記に示すように自ストリームのある任意のIフレームを他のフレームを参照する差分フレームとして再圧縮することを考える場合、他ストリームの任意のIフレームを参照する以外に、自ストリームの任意のフレームを参照する場合も考えられる。図8、図9、図10を用いて、自ストリームの直前のフレームを参照する例を説明する。
図8に示すように、2つのストリーム、ストリーム1 C01、ストリーム2 C02について考える。図8に示すように、ストリーム1 C01のIフレーム61とストリーム2 C02のIフレーム63は相関が高く、類似しているものとする。この場合、この類似を利用して圧縮を行ったストリームを図9に示す。また、一般的に直前直後のフレームの相関が高くなることが多いことから、Iフレーム63の直前のフレームである、Pフレーム62との相関が高いことも考えられる。この相関が高いことを利用して、Iフレーム63がPフレーム62を参照して圧縮した場合のストリームを図10に示す。
以上、図9、図10に示す再圧縮されたストリーム2(D02,E02)はどちらも相関の高いフレームを元にしているため、もともとのストリーム2 C02に比べて圧縮効率が高くなる。
今、ユーザからの指示により、ストリーム2の最終フレーム位置にシークし、該フレームを表示する場合を考える。即ち、図9及び図10の各々に示した、再圧縮したストリーム2(D02,E02)の最終フレーム67,76のそれぞれを表示する場合を考える。
どちらの場合も最終フレームはPフレームすなわち差分フレームであり、これを表示可能な状態に圧縮するには、基準となるIフレームの位置からの伸長が必要である。図9に示すように、提案手法で圧縮した場合、最終フレーム67を表示するために伸長が必要なフレームは61、63、67の3フレームである。一方、図10に示すように、自ストリームの直前のPフレームを用いて圧縮されたストリームであった場合、基準となるIフレームとの距離が離れてしまうため、最終フレーム76を表示するために伸長が必要なフレームは、71、72、73、74、75、76と6フレームを伸長しなければならない。
以上に示すように、他ストリームのIフレームを参照し再圧縮を行う場合、再圧縮を行う前と行った後のストリームで、伸長時に増加するフレームは最高でも1フレームであるのに対し、自ストリームの直前のフレームを参照する場合は、1フレーム以上の増加が起きる可能性が高く、提案手法で圧縮を行うほうが、伸長時のコスト増加を最小限にして再圧縮をしていることが分かる。
また、基準となるフレームと差分フレームとして圧縮するフレームに相関が少ない場合、自ストリームの直前のフレームを参照し、再圧縮を行うと、圧縮効率が上がらない場合がある。これは、例えば、シーンチェンジの境目や、動きが大きいシーンなどで起きやすい。図11、図12を用いて説明する。
今、ストリーム1 F01中のフレーム82を、フレーム81を基準として圧縮する場合を考える。フレーム81とフレーム82は相関に乏しく、これをフレーム間の差分を取る形で圧縮しても、圧縮の効果に乏しい。一方、図12に示すようなストリーム2 G02があった場合を考える。ストリーム2 G02にはIフレーム85が含まれている。このとき、ストリーム1 G01のフレーム84がストリーム2 N02のフレーム85との相関が高かった場合、これを参照する形で圧縮する方が、相関の低いフレーム83を参照するより圧縮効率が高くなる。
<動画像再生装置>
図13は本発明に係る動画像再生装置30についてのブロック図であり、前記動画像記録装置10,20によって再圧縮された映像コンテンツ並びに付随する情報を記録するデータ蓄積部11と、ユーザの選択操作を受け付けるユーザ操作受付部31と、映像コンテンツ並びにそれに付随する情報を基に他のストリーム中フレームの参照指示を出すストリーム参照指示部32と、ストリーム参照指示部32の指示に基づき、ストリームを表示部34に表示可能な適切な形に伸長する、伸長部33を含んで構成される。
次に、図13と図14、図5を使い、前記圧縮記録部15を用いて再圧縮されたストリームの伸長を行う動画像再生装置30を説明する。なお、図1と同一の機能については、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
動画像再生装置30は、複数のストリーム並びにその各々に付与されるメタデータを記録したデータ蓄積部11と、他ストリームのIフレームを参照する形で圧縮されている差分フレーム(Pフレーム)を伸長するストリーム参照指示部32と、ストリームデータを復号して表示部34に表示可能なデータに変換する伸長部33とから成る。
まず、動画像再生装置30は、ユーザ操作受付部31から、ユーザがデータ蓄積部11中のどのストリームに対して再生指示を出したか、情報を取得する(ステップS11)。次に、ストリーム参照指示部32では、ストリーム内乃至はストリーム外に関連付けて記録されたメタデータとして、参照位置情報が存在すれば(ステップS12;YES)、それを取得し解析する(ステップS13)。該メタデータには、先に説明した圧縮記録部15で付与された情報である被参照位置情報や、参照位置情報が含まれている。ストリーム参照指示部32は、メタデータに記録されたこれら情報に基づき伸長部33に他ストリームの参照指示とその参照位置を通達する。
ここで、ストリームにメタデータが付与されていない場合は(ステップS12;NO)、ストリーム参照指示部32は何も指示を出さず、伸長部33は指定されたストリームのデータのみに基づき、フレームの伸長を行い(ステップS17)、伸長後のデータを表示部34に引き渡す(ステップS18)。
また、同様にメタデータとして被参照位置情報が付与されていた場合も、ストリーム参照指示部32はこれに基づく指示を出さず、ストリームにメタデータが付与されていない場合同様に(ステップS12;NO)、伸長部33は指定されたストリームのデータに基づきフレームの伸長を行い(ステップS17)、そのデータを表示部34に引き渡す(ステップS18)。
ストリーム参照指示部32は、伸長すべきフレームが他ストリームを参照していると判断される場合(ステップS14;YES)、参照情報に含まれているアドレス情報と共に、他ストリームを参照する旨の指示を出す。他ストリーム参照指示を受けた伸長部33は、まず渡されたアドレスの位置を参照し(ステップS15)、これに基づいてストリーム1 B01内のIフレーム51を伸長する(ステップS16)。この時点では、伸長部33は、表示部34に何もデータを引き渡さない。次に、先に伸長したIフレーム51を基に、ストリーム2に含まれるPフレーム53を伸長し、出力したい伸長後のデータを取得する(ステップS17)。伸長されたデータはこの時点で初めて伸長部33から表示部34に引き渡される(ステップS18)。
伸長すべきフレームが他ストリームを参照していない場合(ステップS14;NO)、該フレームを自ストリームのみの情報を使用して伸長する(ステップS17)。
動画像再生装置30は、上記のようなフレームの伸長を伸長すべきフレームが存在しなくなるまで繰り返し(ステップS19;YES)、伸長すべきデータが無くなったら(ステップS19;NO)動作を終了する。
上記例では実際には表示を行わないフレーム51を伸長しなければならない。このため、本発明に開示する手法では、一つのストリームのみを表示すると仮定した場合、他ストリームを参照するように再圧縮したフレームの伸長処理時に、1枚のフレームを余分に伸長するというコストを負う。
しかしながら、以下に示すように複数のストリームを同時に伸長する場合は、図15に示すように、図13で示した動画像再生装置30に一時的に伸長済みのフレームを記録しておくキャッシュ部41を追加するような構成とすることによって、伸長の際の処理の効率化を図ることが出来る。
図16に示すように、ディスプレイなどの表示部90に複数のストリームH01、H02を同時に表示する、即ち複数のストリームを同時に伸長することを考える。今ここで、図17に示すように、ストリームH01とH02が上記圧縮手段で圧縮されているものとする。ストリームH02に含まれる、Pフレーム101は、ストリームH01に含まれるIフレーム102を参照する形で圧縮されている。また、各ストリームのフレームすなわちアドレス情報のI11とP21、P13とP23…の表示部90への表示は、ほぼ同時刻で行われるものとする。
このとき、伸長部33が両ストリームのフレームを一定数ずつ、例えば5フレームずつ交互に伸長していくものとする。ストリームH01とH02中のフレームの伸長順は、例えば、まずストリームH01のフレームをI11、P12、P13、P14、P15(アドレス情報)の順にデコーダは伸長処理を行う。この際、ストリーム参照指示部32はストリームH01に付随するメタデータを確認するが、この付随するメタデータから、現在同時に圧縮しているストリームH01とH02が参照関係にあると判断された場合、参照されているフレームを伸長したものを、キャッシュ部41に記録する。図17の例では、フレーム102(I11)がストリームH02から参照されていることが付随するメタデータ情報から判断でき、該フレームを伸長したものをキャッシュ部41に記録する。この時同時に、参照されているフレーム102のアドレス情報I11も記録する。
次に、ストリームH02のフレームをP21、I11、Pi22、P23、P24、P25(アドレス情報)の順に伸長を試みる。ここで、フレーム101(Pi22)を伸長するために、フレーム102(I11)、即ち他のストリームのフレームの参照が必要になった場合、ストリーム参照指示部32は、該フレームがキャッシュ部41に存在しないかどうかを確かめる。前述したように、キャッシュ部41には伸長済みのフレームと共に、該フレームのアドレス情報が記録されているので、該アドレス情報と、ストリームH02に付随するメタデータである参照メタデータを比較し、一致するフレームが既に伸長済みかどうかを判断する。フレーム102(I11)はストリームH01の伸長処理を行った際に、既に伸長済みであり、キャッシュ部41に記録済みである。そこで、フレーム102(I11)の伸長が必要になった時点で、キャッシュ部41に保持している伸長済みのフレーム102(I11)の参照を伸長部33に指示する。伸長部33は、キャッシュ部41の参照を指示された場合、フレーム102(I11)の新規の伸長を行わず、キャッシュ部41に蓄積された伸長済みのフレーム102(I11)を参照し、該フレームを参照して伸長を行うフレーム101(Pi22)の伸長を行う。
上記のように、複数のストリームを同時に伸長する場合には、共通して利用しているフレームをキャッシュすることで、フレームの伸長に関するコストを増大させることを抑えることが可能である。
<動画像削除装置>
図18は、本発明に係る動画像削除装置の一実施形態を示すブロック図である。
この動画像削除装置45は、データ蓄積部11、相関検出部14、圧縮記録部15、ユーザ操作受付部31、ストリーム参照指示部32、伸長部33、データ蓄積部11のストリームを削除する削除部43を含んで構成される。動画像記録装置10及び動画像再生装置30を構成するものと同一のものには共通の符号を付してある。
図5、図19、図20、図21、図22を用いて、再圧縮されたストリームの削除についての処理を説明する。この処理の場合は、相関検出部14を用いない。
まず、ユーザ操作受付部31から、ユーザがデータ蓄積部11中のどのストリームに対して削除指示を出したかという情報を取得し、削除するストリームを決定する(ステップS21)。次に、ストリーム参照指示部32は、削除対象のストリームに参照や被参照を示すメタデータが付与されているか否か、即ち他のストリームとの依存関係が存在するかどうかを検査する(ステップS22)。
メタデータが何も付与されていない場合(ステップS22;NO)、そのストリームは他のストリームを参照しておらず、また他のストリームからも参照されていないので、依存関係は無いということになる。この為、ストリーム参照指示部32は、削除部43に指示して、データ蓄積部11に蓄積されている削除対象のストリームをそのまま削除させる(ステップS30)。
一方、図5のように、ストリーム1 B01中のIフレーム51を参照する形でストリーム2 B02が圧縮されている場合を考える。図21は、図5のストリーム2 B02を削除する場合を示す図である。
ストリーム2 B02の削除指示が出された場合、本装置はまずストリーム2 B02にメタデータが付与されているかを検査する(ステップS22)。ストリーム2 B02にはメタデータが存在し(ステップS22;YES)、それが参照メタデータであるので(ステップS23;YES)、ストリーム参照指示部32は、データ蓄積部11に蓄積されている参照メタデータに記録された固有識別子、アドレスを解析してその情報を取得し、参照先のストリーム(ストリーム1 B01)を特定する(ステップS31)。
ストリーム参照指示部32は、次に参照先ストリームの被参照メタデータを参照する。図5の例では、ストリーム2 B02のPフレーム53が参照するストリームは、ストリーム1 B01であり、このストリームの被参照メタデータを参照する(ステップS32)。該被参照メタデータ内には、ストリーム2 B02のPフレーム53から参照していることを示す情報が含まれており、ストリーム参照指示部32は、削除部43に指示して、これを削除する(ステップS33)。削除対象のストリームに付される参照メタデータの情報全てにおいて、上記のような被参照メタデータの削除を行う(ステップS34)。
次に、ストリーム参照指示部32は、ストリーム2 B02に他のストリームから参照されていることを示す、被参照メタデータが付与されているか確認し(ステップS24)、ストリーム2 B02には付与されていないので(ステップS24;NO)、ステップS29に進む。
ステップS29において、削除部43は、図21に示すように、ストリーム2 B02とそれに付与されたメタデータをデータ蓄積部11から削除する。
他方、図5中のストリーム1 B01を削除する場合の動作を以下に示す。ストリーム1 B01の削除指示が出された場合も(ステップS21)、本装置はまずストリーム1 B01にメタデータが付与されているかを検査する(ステップS22)。ストリーム1 B01にはメタデータが存在するが(ステップS22;YES)、参照メタデータは存在しないので(ステップS23;NO)、ステップS24に進む。
次に、ストリーム参照指示部32は、ストリーム2 B02に他のストリームの被参照メタデータが付与されているか確認する(ステップS24)。ストリームB01には、前述の通り被参照メタデータが付与されている(ステップS24;YES)。この場合、本装置はまず、被参照メタデータの参照ストリームIDから、ストリーム2 B02に参照されていることを確認する(ステップS25)。次に、ストリーム2 B02に付与されている参照メタデータから、参照されているストリーム1 B01内のフレームがIフレーム 51であり、それに依存する形でストリーム2 B02中のPフレーム53が圧縮されていることを確認する(ステップS26)。
ここで、フレーム51は削除される予定のフレームであり、該フレームが削除されてしまうと、依存するフレーム53も伸長不可になってしまう。これを回避する為、フレーム53をフレーム51に依存しない形へ圧縮しなおす(ステップS27)。即ち、フレーム51とフレーム53を用いて、フレーム53を一旦伸長し、図22に示すように、これを新たなIフレーム111として、フレーム53と置き換える。言うまでも無く、Iフレーム111はストリームB01に依存せず、それ単体で伸長可能なフレームである。
ストリーム1 B01の被参照メタデータに記録されている参照関係全てにおいて、上記操作を行っていき(ステップS28)、ストリーム1 B01がどのストリームからも参照されなくなった時点で、ストリーム1 B01とそれに付されるメタデータを削除する(ステップS29、ステップS30)。
こうして、参照先の他ストリームのフレームに依存していたフレームを自ストリームで伸長可能に再圧縮するので、他ストリームを問題なく削除できる。
図23、図24、図25を用いて、2つ以上のストリームが同一フレームを参照していた場合の、ストリームの削除について説明する。
図23は、3つのストリーム、ストリーム1 L01、ストリーム2 L02、ストリーム3 L03を前述の再圧縮手法で圧縮したストリームを図示したものである。破線矢印はフレームの参照関係を示し、矢印の根のフレームが矢印の指す先にあるフレームを参照する形で圧縮されていることを意味する。図23の例では、ストリーム1 L01に含まれるIフレーム121を、ストリーム2 L02に含まれるPフレーム122と、ストリーム3 L03に含まれるPフレーム123が参照する形で圧縮されている。
ストリーム2またはストリーム3が削除される場合は、図5と図19及び図20を用いて説明した削除手順と同様になるので、説明を割愛する。
ストリーム1 L01が削除される場合を考える。図5と図19及び図20を用いて説明したストリームの削除手段と同様、本装置はまず、削除対象のストリーム1 L01に付与されている被参照メタデータを参照する。まず、ストリーム2 L02に参照されていることが確認されたら、ストリーム2 L02に付されている参照メタデータ情報から、ストリーム1 L01のIフレーム121が、ストリーム2 L02のPフレーム122に参照されていることを確認する。ここで、ストリーム1 L01が削除された後もストリーム2 L02が伸長できるように、Pフレーム122をストリーム1 L01に依存しない形に再圧縮するが、ストリーム1 が複数のストリームから参照されていると確認できる場合、同様にストリーム1 L01中のIフレーム121を参照するストリームが存在しないかを確認する。
図23の例では、再度ストリーム1 L01に付される被参照メタデータを検査し、ストリーム3も参照していることが確認されたので、ストリーム3 L03に付されている参照メタデータ中から、Iフレーム121を参照しているフレームが存在しないかを検査する。ここで、ストリーム3 L03中のPフレーム123もストリーム1 L01中のIフレーム121を参照していることが確認される。
このように、複数のストリームから参照されるIフレームが削除対象となる場合、本装置は、削除対象のIフレームの対象を参照するフレーム各々を他ストリームに依存しないIフレームに圧縮しなおす。図24は図23のストリーム2 L02、ストリーム3 L03を各々M02、M03に圧縮しなおした様子を示す図である。ストリーム1 L01のIフレーム121に依存していたPフレーム122、123は各々依存しないフレーム132、133に圧縮しなおされている。
一方で、同一のIフレームを参照していたPフレームは、相関関係が高い事が予想される。この為、動画像削除装置45は、同一のIフレームを参照していたフレームの相関を相関検出部14で再度検査し、相関が予め設定された閾値以上であれば、それらのフレームを共有する形で再圧縮する。
図25は、図24に示す残されたストリーム間のフレームを共有する再圧縮を示す図である。
図24に示すように、ストリーム1 L01が削除されて、ストリーム2 M02とストリーム3 M03が残っている。相関検出部14で再検査した場合、ストリーム2 M02のフレーム132と、ストリーム3 M03のフレーム133に高い相関性(類似)があることが判明したとする。そこで、圧縮記録部15は、フレーム133がフレーム132を参照する形で再圧縮する。そして参照、及び被参照メタデータも共に作成してデータ蓄積部11に記録する。このような再圧縮を行えば、さらに圧縮効率を高めることが可能である。
なお、前述の動画像記録装置、動画像再生装置及び動画像削除装置における各動作は、各ステップをコンピュータに実行させるプログラムとして作成可能であり、このプログラムを各装置に読み込ませることによって所望の動作を実行させることが可能となる。
本発明に係る動画像記録装置の機能構成の一実施形態を示すブロック図である。 動画像記録装置の記録動作の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る動画像記録装置の機能構成の他の実施形態を示すブロック図である。 一般的な2つのストリームのフレーム間予測による圧縮のフレーム参照関係を示す図である。 本発明に係る2つのストリーム間のフレーム間予測による再圧縮のフレーム参照関係を示す図である。 (a)は一般的な被参照メタデータの記録形式、(b)は一般的な参照メタデータの記録形式を示す図である。 (a)は本発明に係る一般的な被参照メタデータの記録形式、(b)は本発明に係る一般的な参照メタデータの記録形式を示す図である。 一般的な2つのストリームのフレーム間予測による圧縮のフレーム参照関係を示す図である。 本発明に係る2つのストリーム間のフレーム間予測による再圧縮のフレーム参照関係を示す図である。 自ストリームのフレーム間予測による再圧縮のフレーム参照関係を示す図である。 相関に乏しい自ストリームのフレーム間で圧縮した場合のフレーム参照関係を示す図である。 相関関係にある2つのストリームのフレーム間で再圧縮した場合のフレーム参照関係を示す図である。 本発明に係る動画像再生装置の機能構成の一実施形態を示すブロック図である。 動画像再生装置の再生動作の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る動画像再生装置の機能構成の他の実施形態を示すブロック図である。 表示部に複数のストリームを同時に表示した図である。 図1の動画像記録装置によって再圧縮された2つのストリームのフレーム参照関係を示す図である。 本発明に係る動画像削除装置の機能構成の一実施形態を示すブロック図である。 動画像削除装置の削除動作の手順を示すフローチャートである。 図19に続く動画像削除装置の削除動作の手順を示すフローチャートである。 2つのストリームのうち参照メタデータを有するストリームを削除する場合のフレーム参照関係を示す図である。 2つのストリームのうち被参照メタデータを有するストリームを削除する場合のフレーム参照関係を示す図である。 3つのストリームのフレーム参照関係示す図である。 3つのストリームのうち被参照メタデータを有するストリームを削除する場合のフレーム参照関係を示す図である。 図24において、さらに残ったストリームの間で再圧縮を行う場合のフレーム参照関係を示す図である。 従来のフレーム間予測を用いた圧縮を示す図である。
符号の説明
10,20 動画像記録装置
11 データ蓄積部
12 映像入力部
13 特徴検出部
14 相関検出部
15 圧縮記録部
30 動画像再生装置
31 ユーザ操作受付部
32 ストリーム参照指示部
33 伸長部
34 表示部
41 キャッシュ部
43 削除部
45 動画像削除装置

Claims (14)

  1. フレーム間の相関を利用した圧縮方式で圧縮された異なる複数の映像ストリームを記録する動画像記録装置において、
    映像ストリームと、その映像ストリームのメタデータ及び各フレームの特徴情報を蓄積するデータ蓄積手段と、
    入力映像ストリームからその映像ストリームの特徴情報を検出する特徴検出手段と、
    入力映像ストリームの特徴情報と、蓄積されている他の映像ストリームの特徴情報とを比較してフレーム相関を求める相関検出手段と、
    入力映像ストリームのフレームと、他の映像ストリームのフレームとの相関が高ければ、他の映像ストリームを参照する形で入力映像ストリームの圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録する圧縮記録手段と、
    を備えることを特徴とする動画像記録装置。
  2. 前記特徴検索手段は、閾値処理、ヒストグラム計算処理、輪郭追跡処理、拡大縮小処理、オブジェクトへのラベリング処理、各種フィルタリングのうち少なくとも一つを用いて特徴情報を検出することを特徴とする請求項1に記載の動画像記録装置。
  3. 前記圧縮記録手段は、入力映像ストリーム及び他の映像ストリームの参照及び被参照メタデータを作成して記録するとともに、前記特徴検出手段で検出した特徴情報も記録することを特徴とする請求項1又は2に記載の動画像記録装置。
  4. 前記特徴情報は、多次元のベクトル情報として作成され、
    前記相関検出手段は、前記特徴情報のユークリッド平方距離が所定値以下の場合に相関が高いと判断することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の動画像記録装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の動画像記録装置で記録した映像ストリームを再生する動画像再生装置において、
    映像ストリームと、その映像ストリームのメタデータ及び各フレームの特徴情報を蓄積するデータ蓄積手段と、
    再生映像ストリームに対して、前記データ蓄積手段に蓄積されている参照及び被参照メタデータを得て再生指示をする参照指示手段と、
    前記参照指示手段の再生指示に基づいて、前記データ蓄積手段に蓄積されている再生映像ストリームとその参照ストリームに基づいてデータを伸長し再生する伸長手段と、
    を備えることを特徴とする動画像再生装置。
  6. 前記伸長手段により伸長するフレームとそのメタデータ、及び伸長するフレームが参照しているフレームとそのメタデータをキャッシュするキャッシュ手段を備え、
    キャッシュ手段に保持されているデータを用いてフレームを伸長することを特徴とする請求項5に記載の動画像再生装置。
  7. 請求項1乃至4のいずれかに記載の動画像記録装置で記録した映像ストリームを削除する動画像削除装置において、
    映像ストリームと、その映像ストリームのメタデータ及び各フレームの特徴情報を蓄積するデータ蓄積手段と、
    削除指示を受けた映像ストリームに対して、前記データ蓄積手段に蓄積されている参照及び被参照メタデータを得て削除するための指示をする参照指示手段と、
    被参照メタデータを付与された映像ストリームを削除する場合に、前記参照指示手段の指示に基づいて、削除映像ストリームを参照している映像ストリームのフレームを伸長する伸長手段と、
    前記伸長手段により伸長された映像ストリームのフレームに対し、削除映像ストリームを参照しないように圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録する圧縮記録手段と、
    前記参照指示手段の削除指示に従って前記データ蓄積手段から削除映像ストリームとそれに付随する情報を削除する削除手段と、
    を備えることを特徴とする動画像削除装置。
  8. 前記データ蓄積手段に削除されずに残った映像ストリームの特徴情報を比較してフレーム相関を求める相関検出手段を備え、
    前記圧縮記録手段は、残った映像ストリームのフレーム間で相関が高いものがあれば、異なる映像ストリームを参照する形で圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録することを特徴とする請求項7に記載の動画像削除装置。
  9. フレーム間の相関を利用した圧縮方式で圧縮された異なる複数の映像ストリームをデータ蓄積手段に記録する動画像記録方法において、
    入力映像ストリームからその映像ストリームの特徴情報を検出する特徴検出ステップと、
    入力映像ストリームの特徴情報と、蓄積されている他の映像ストリームの特徴情報とを比較してフレーム相関を求める相関検出ステップと、
    入力映像ストリームのフレームと、他の映像ストリームのフレームとの相関が高ければ、他の映像ストリームを参照する形で入力映像ストリームの圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録する圧縮記録ステップと、
    を備えることを特徴とする動画像記録方法。
  10. 請求項9に記載の動画像記録方法のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項9に記載の動画像記録方法でデータ蓄積手段に記録した映像ストリームを再生する動画像再生方法において、
    再生映像ストリームに対して、前記データ蓄積手段に蓄積されている参照及び被参照メタデータを得て再生指示をする参照指示ステップと、
    前記参照指示ステップの再生指示に基づいて、前記データ蓄積手段に蓄積されている再生映像ストリームとその参照ストリームに基づいてデータを伸長し再生する伸長ステップと、
    を備えることを特徴とする動画像再生方法。
  12. 請求項11に記載の動画像再生方法のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項9に記載の動画像記録方法でデータ蓄積手段に記録した映像ストリームを削除する動画像削除方法において、
    削除指示を受けた映像ストリームに対して、前記データ蓄積手段に蓄積されている参照及び被参照メタデータを得て削除するための指示をする参照指示ステップと、
    被参照メタデータを付与された映像ストリームを削除する場合に、前記参照指示ステップの指示に基づいて、削除映像ストリームを参照している映像ストリームのフレームを伸長する伸長ステップと、
    前記伸長ステップにより伸長された映像ストリームのフレームに対し、削除映像ストリームを参照しないように圧縮を行い、前記データ蓄積部に記録する圧縮記録ステップと、
    前記参照指示ステップの削除指示に従って前記データ蓄積手段から削除映像ストリームとそれに付随する情報を削除する削除ステップと、
    を備えることを特徴とする動画像削除方法。
  14. 請求項13に記載の動画像削除方法のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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