JP4879626B2 - 自動検針用無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電話回線を利用してセンター側装置と接続され、センター側装置との間でノーリンギング通信を行う端末網制御装置を兼ねる無線親機と、LPガス、都市ガス、水道、電気等のメータと接続されている無線子機とを備えており、当該メータを自動検針することを可能にする自動検針用無線装置に関する。
従来の端末網制御装置のノーリンギング通信システムを使用した自動検針システムは、図7に示すように、需要家に設置された端末網制御装置(T−NCU)6に、LPガスメータ7、都市ガスメータ8、水道メータ9、電力メータ10、セキュリティ機器11、接点機器55、宅内電話機12の端末側装置が接続されており、ホスト装置1やセンター側網制御装置(C−NCU)2を有するセンター側装置と、端末網制御装置(T−NCU)6を含む端末側装置とが、センター側交換局3とノーリンギングトランク5を備えた端末側交換局4とを経由して電話回線を介して接続されている。通信システムは、センター側装置から端末側装置を呼び出す場合、電話機を鳴動させずに端末機を呼び出すノーリンギング通信によるデータ伝送を使用して、ホスト装置1からのガスメータ7〜55等の自動検針や端末発呼によるセキュリティ機器からの異常(例えばガス漏れ)通知が行われている。
これに対して、端末網制御装置(T−NCU)6とメータ7〜11,55の間を配線工事が不必要な無線接続した無線接続自動検針システムが採用されている。各メータ7〜55等の端末側装置は、無線装置子機に接続され、該無線装置子機から無線回線を介して無線装置親機を兼ねる端末網制御装置6に接続されている。
図6に示す無線接続自動検針システムにおいては、メータ7〜11,55は、無線装置子機14〜16に有線にて接続され、無線装置子機18から無線回線を介して無線装置親機を兼ねる端末網制御装置(T−NCU)60に接続されている。端末用網制御装置60から電話回線13を介して端末側交換局4に接続されている。端末側交換局4は電話回線を介してノーリンギング通信用網制御装置であるセンター側網制御装置(C−NCU)2を介してホスト装置1に接続されている。また、端末側交換局4の両端にはノーリンギングトランク5が接続されている。
このように構成される自動検針用無線装置において、メータ等7〜11,55で計測された水道、電気、ガス等の使用量データをホスト装置1で収集するには、ホスト装置1からセンター側網制御装置2、センター側交換局3、端末側交換局4、ノーリンギングトランク5を介して端末網制御装置60にノーリンギング着信し、該端末網制御装置60から更に無線装置親機及び無線装置子機14〜16を介してメータ等7〜11,55を呼び出して、ホスト装置1とメータ等7〜11,55との間でデータ通信を行い、これによりメータ等7〜11,55で計測した使用量データをメータ等7〜11,55から逆の経路を介してホスト装置1に伝送し、ホスト装置1に収集するようになっている。
無線親機60及び無線子機14〜16は、固有の暗証番号を持っており、設置工事の際の初期設定動作において、互いの暗証番号を確認することにより相互の無線通信が可能となる縁組み動作を行う必要がある。縁組み動作は、無線親機60及び無線子機14〜16
の縁組みスイッチを一時、押すことによって行われる。この動作は、無線親機60及び無線子機14〜16の距離が両手で届く範囲内で実施できる。
無線親機側において、保守発呼スイッチとリセットスイッチを同時に押した後、リセットスイッチのみを離す操作を行い、LEDが2回点滅したのを確認後、直ちに保守発呼スイッチを離す操作を行うことにより、設置工事モードになる。無線子機側において、縁組スイッチとリセットスイッチを同時に押した後、リセットスイッチのみを離す操作を行い、LEDが2回点滅したのを確認後、直ちに縁組スイッチを離す操作を行う。これにより、設置工事作業モードを開始できる設定状態となる。
設置工事作業では、親機が10chを使用した連続無線送信を行い、無線子機側では、10chを使用した連続無線受信を行い、連続無線通信に於ける受信無線信号強度であるRSSI値を図5(B)に示すA/D変換入力で測定する。その結果は、LEDの点滅で表示される。LEDが3回点滅すれば電波強度がもっとも良い良好状態であり、2回点滅すれば電波強度が良好状態よりは悪いが使用可能な良状態であり、1回点滅するだけであれば、電波強度が悪く使用不可能であることが確認できる。この連続無線通信は、単に無線電波の強度を測定する目的であり、送信電文、受信電文は意味を持たない。
一対の無線機相互間で送信電波を送受信してその受信レベルを互いに測定し、測定した受信レベルについての情報を一方の無線機から他方の無線機に送信することで一対の無線機相互間における両受信レベルについての情報を収集することにより、1人の作業者で実施する場合であっても、各無線機間を移動することなく、無線機相互間の受信レベル情報を収集し得る受信レベル情報収集方法が提供されている(特許文献1)。
また、検針機からの要求により、無線送受信機から計量器の検針結果信号を送信し、これを検針機で受信して検針する無線検針装置であって、縁組後に設置する適正な場所選びを含む設置工事において、無線通信を行う際に互いの親子関係を確認し、縁組をしたもの同士が通信可能となり、縁組関係にないもの通信についてはノイズとみなすものが提案されている(特許文献2)。
特開2002−290266号公報 特開2001−188981号公報
実際の無線検針には無線信号の1chから6chを使用するが、これら1chから6chは、連続送信ができない帯域であり、休止時間(例えば、40秒の送信ののち2秒休止)を必要とする。このため、無線電波の強度(エネルギー)を測定する目的には、実際の無線検針と異なり、連続送信が可能である7ch以上、例えば、10chを用いていた。
しかしながら、設置場所における実際に無線検針に使用する周波数である1chから6chの帯域に雑音となる信号があれば、正規の信号以外で受信無線信号の強度であるRSSI値が変化することがわかった。
これは、ノイズであり設置場所の検討を再度することが必要になる。設置工事において、10ch等、実際に使用しない帯域を使用すると、設置工事の段階で1chから6chの帯域に雑音となる信号があることはわからず、実際の無線通信で通信エラーを引き起こすことになる。
そこで、上記に実情を考慮して、端末網制御装置兼、無線親機及び無線子機の現地での設置工事における無線周波数を実際の周波数に合わせ、通常の設置状態での通信で確認するとともに、休止時間の無線がないときは、送信中の受信無線信号の強度の平均値を出力し、併せて、ダイアル動作で無線通信が正常終了であることを確認し、電話回線側の配線工事も確認可能にする点で解決すべき課題がある。また、実際に検針の際に使用する無線チャンネルが、休止期間の存在する無線チャンネルであることを考慮し、従来のアナログ電子回路を利用した測定技術を利用しつつ、かかる無線チャンネルにおいても、連続通信期間の平均受信強度を得ることを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明による自動検針用無線装置は、センター側装置に電話回線、携帯電話、PHSなどの情報網を介して接続された端末網制御装置と、該端末網制御装置に有線接続された端末網制御装置を兼ねる無線親機である親機と、無線子機である子機と、個々の該子機に有線接続されたメータと、によって構成されており、前記親機と前記子機が、特定小電力無線によって送受信し、前記親機の指示により前記子機が前記メータの検針値を前記親機に報告する自動検針を実施する自動検針用無線装置において、前記親機は、リセットスイッチと、機能スイッチと、チャンネルスイッチと、保守発呼スイッチと、縁組みスイッチを備え、前記子機は、リセットスイッチと、縁組スイッチと、チャンネルスイッチと、機能スイッチを備え、前記親機及び前記子機は、前記親機と前記子機との設置工事における縁組に際して、自動検針に使用するチャンネルの信号を用いて送受信し、前記親機は、受信無線信号の強度であるRSSI値をアナログ値からデジタル値に変換して前記RSSI値を連続出力し、前記親機は、該連続出力されたデジタル値についての平均値の演算処理を連続して行い、前記親機は、該演算処理した該平均値のRSSI値をアナログ値として出力し、前記親機と前記子機を一定時間内で動作させて前記平均値のRSSI値のアナログ値によって前記親機と前記子機の間の無線通信設置条件を確認し、前記親機は、前記チャンネルの休止時間には、前記連続して行ったRSSI値の平均値により補間したデジタル値を使用することを特徴としている。
本発明による自動検針用無線装置は、現場設置において、実際の検針動作で使用するのと同じ周波数のチャンネルで、実際の親機側からの検針動作、子機側からの検針動作、子機側からの接点動作を繰り返して設置工事を確認ができる。また、上記と同じ周波数のチャンネルで無線電波の強度測定を実施することができるため、このときに通信エラーならば、直ぐに対応できて後日に再調整が必要となるトラブルを防止でき、設置工事の効率化になる。また、特殊な治工具を使用することなく、検針情報の確認、接点情報の確認ができるので、配線、機能確認の短縮化にも寄与する。
また、受信強度のデータをAD変換してデジタル値とし、得られた複数の受信強度のデジタルデータに対して平均値計算を行い受信感度の平均値を得るという、デジタルデータ処理の導入を図っており、受信強度がゼロとなった場合の計算に対して補完処理等をすることにより、実際の検針動作で使用するのと同じ周波数のチャンネルで設置工事をする際に避けられない休止期間を飛ばすことなくデジタル受信強度値の平均計算処理が可能となる。更に、デジタルデータをDA変換によってアナログデータに逆変換し、アナログデータにより受信状態を判断するというアナログデータヘの復元を図り、従来の無線装置に軽微な追加部分を加えるだけで、これまで不可能であった、実使用無線チャンネルの受信強度評価が可能になる。
また、センター側の連携をとらなくても、電話回線の確認がすむというメリットもある。
また、設置場所を決める際に、無線強度の平均値が得られて、なおかつ無線出力の休止時間での値が補完されて出てくるので、場所の設定が容易になる。特殊な治具を用いないでも可能である。
検針がうまくいかない場合、機能スイッチでの条件で通信動作が確認できるので、問題点を絞り込むことができる。
上記の例では一定時間として10分間の繰り返す例であるが、状況によりこの時間を短くして、工事の設置時間を短縮することも可能である。
以下、本発明による自動検針用無線装置の実施形態を、図1から図5を参照して詳細に説明する。
図1、図2に本発明による自動検針用無線装置の構成を示す。本発明の実施形態を示す端末網制御装置が適用されたシステム構成としては、「背景技術」の欄で説明した図6に示された無線親機60及び無線子機14を含む端末網制御装置が適用されたシステム構成図と基本的に同様である。
図1は、本発明による無線親機60(図6)のブロック図である。無線送受信については、無線制御回路部20は電波の送信、受信、誤り制御等を行い、無線モジュール部19は電波の増幅、変調、復調、キャリアセンス等を行い、電波法に準拠した電波の送受信を制御して、アンテナ18から無線子機14〜16との間で送受信が行われる。これらはすべて、マイクロコンピュータ部21により決定される。表示回路部40は無線親機60の状態を表すためLED39を点灯させる。これらの各部に対して、通常は、ACアダプタ部38から、電源回路部36により、各部に電源が供給される。
停電又はACアダプタのコンセント抜け等の場合については、停電検知回路37からの信号により、電池35の電源スイッチ34がONして、DC/DC電源回路部33を通じて各部に電源が供給される。
無線親機60の基礎データ内容は記憶部41のEEPROMに記憶されるので、停電の際も記憶内容は維持されている。
交換機側の電話回線は、回線用モジュラージャック22に接続される。耐雷性能を上げるために、電話回線側に耐雷回路部23が設けてある。宅内電話機又は自分自身のオフフック検知のためのブロックがオフフック検知部24である。この回路により、宅内電話機と通信が衝突することがなく、また自分自身のオフフック動作の確認ができる。
極反検知部25は、電話回線の緩リバースを検知して、NRS検知回路部30と動作して、自分自身がホスト装置により選択されたのか否かを判断する。また、極反検知部25は、電話回線のリンガー信号も検出し、信号の一部は、プレリンガー信号検知回路部28にも供給され、Lモード通信の宅内電話機にも対応が可能である。
ループ回路部29は、端末発呼時にオフフックするための回路であり、ダイアルパルスのための回路でもある。半ループ回路部31は、ノーリンギング通信時のインピーダンスを保持するための部分である。モデム回路部32は、DTMF信号でプッシュホンダイアル信号の発生を行い、また端末通信時、ノーリンギング通信時にFM通信を行うモデムの部分である。セキュリティインターフェイス部42は、無線親機60の外部との機器のインターフェイス部である。ここには、JIS7ビット形式の機器が接続される。
無線親機60の保守発呼回路部54の機能は、ホスト装置に対して、登録された無線子機と定期的に通信を行う機能であり、過去に正常応答を経験したが、新たな通信時に無応答となった場合に、発呼する機能を有する。RSSI回路部47は、無線強度に応じた直流電圧を出力する。チャンネル入力回路部53は、無線通信時のチャンネルを設定する。機能スイッチ回路部48は、無線通信の確認時の機能設定である。
図2は、本発明による、図6に示す無線子機14のブロック図である。親機と重複する部分は説明を省略する。メータ・接点インターフェイス部49は、5ビットメータ又は接点機器の接続部である。本発明と従来の違いは、機能スイッチとチャンネル入力を追加して機能向上が図られたことである。
図3は、図1に示す無線親機60のマイクロコンピュータ部21を中心とする回路図であり、表示回路部40、リセット回路部43、縁組回路部46、機能スイッチ回路部48、チャンネル入力回路部53及び保守発呼回路部54を示している。機能スイッチ回路部48の機能スイッチ1は、親機からの無線検針通信動作を設定する。機能スイッチ2は、無線子機からの無線検針検針定時発呼動作を設定する。機能スイッチ3は、接点動作の即時発呼を設定する。機能スイッチ4は、機能スイッチ1,2,3と共に用いられ、機能スイッチ1,2,3が正常に送受信できた場合に、特定の相手に電話をかける動作を設定する。
具体的な使用方法を述べると、無線親機60及び無線子機14は、機能スイッチが、オンしていないときには、従来の無線確認動作モードの状態にある。これは、無線連続波での設置状況確認の前提である。
従来の無線確認動作モードについて述べる。図3において、無線親機60の保守発呼回路部54における保守発呼スイッチSW300と、リセット回路部43のリセットスイッチSW100を同時に押す。次に、リセットスイッチSW100を先に離す。このとき、LED39ランプが2回点滅する。2回目の点滅後すぐに、保守発呼スイッチSW300を離す動作によって、無線親機60は無線確認動作モードになる。
この際に使用するのは、連続送信の可能な帯域としてマイコンに設定されたデフォルトの7ch以上の周波数、例えば10chとなる。リセットスイッチSW100を押すことにより、親機、子機ともに通常の動作モードに戻る。
無線子機14〜16については、図4に示すように、縁組回路部46の縁組スイッチSW200と、リセット回路部43のリセットスイッチSW100を同時に押す。次に、リセットスイッチSW100を先に離す。このとき、LED39ランプが2回点滅する。2回目の点滅後すぐに、縁組スイッチSW200を離す動作によって10chの連続受信モードになる。
子機14〜16は、受信無線信号の強度であるRSSI値の電圧をアナログ入力でデジタル信号に変換して、無線強度の比較を行う。この比較の結果をLED39(図2)にて、表示を行う。検針値が正常に送信されたときは、3回ないし2回点滅表示する。子機に対して正常終了でない信号、又は規定時間内に無線信号が受信できなかった場合は、LED39を1回点滅させて、失敗を表示する。これは従来の表示・確認の方法であるが、連続的な送受信を確認するにはこれでよい。しかし、実際の無線通信で検針を確認するためには、本発明により実施することができる。
設置場所において、全て連続波で確認することは、多大な労力と時間を必要とする。設置工事においては、短時間に且つ的確に無線通信の良否が判断できることが望ましい。本発明は、このような場合に特に有効である。
親機60、子機14(又は15,16;以下同じ)ともに、機能スイッチ400の1のみがオンされている場合、親機60は、一定時間内で子機14に対して検針情報である旨を送信し、子機14は検針値を返答する。また、親機60及び子機14は、自動検針に使用するチャンネルの信号を用いて無線送受信を確認する。
無線親機60のチャンネルスイッチを所定のチャンネルに設定した後、無線親機60における保守発呼回路部54の保守発呼スイッチSW300と、リセット回路部43におけるリセットスイッチSW100を同時に押す。次に、リセットスイッチSW100を先に離すと、LED39が2回点滅する。LED39の2回目の点滅を確認した上で、速やかに保守発呼スイッチSW300を離す。以上により、無線親機60は、無線確認動作モードになる。
これらのスイッチは、電流の消費を抑えるために、表示回路部40のトランジスタQ500をオンさせたタイミングで、機能スイッチ回路部48の機能スイッチSW400の状態及びチャンネル入力回路部53のチャンネルスイッチSW500の状態を瞬時に読み取る。チャンネルスイッチSW500で規定されたチャンネルで、親機60から子機14に対して無線検針通信動作を行う。つまり親機60から子機14に対して、検針情報として呼び出しを行い、子機14は親機60の無線により、ガスメータ7に対してデータを読み出しにいく。次に、子機14は、検針値である検針データを親機60に送信する。親機60が子機14のデータの受信に成功した場合は、LED39を3回点滅させて、正常な通信ができたことを表示する。正常な通信でないときは1回点滅となる。正常な通信ができた場合には、子機14に正常終了を送信する。
子機14は親機60と同様、機能スイッチSW400、チャンネルスイッチSW500を同じ設定にしておく。検針値の送信に成功した場合は、LED39を3回点滅表示する。親機60からの正常終了でない信号を受信した場合、もしくは規定時間内に無線送受信が通信できなかった場合は、LED39を1回点滅させて、失敗を表示する。表示は親機60、子機14ともに同じ内容である。
この通信動作を、一定の規定時間、例えば10分間繰り返し実施する。通信がうまくいかないときも、一定時間の経過後、再度同じルーチンを繰り返すことで、複数回の通信試験を行う。正常通信の場合、失敗通信の場合をカウントすることによって、設置場所に対する評価ができる。1回失敗しても、実際の通信では複数回のリトライ動作が行われるので、必ずしも100%通信が正常終了でなくてもよい。あくまでも正常な設置条件か否かの判断材料である。この試験は、無線の設置場所に対する評価が第一目的であるが、同時に、配線状況の確認も兼ねている。それゆえに、各種の実際の通信動作にできるだけ合わせて、無線の送受信モードを確認することも必要である。
この設定は、センター装置からのノーリンギング通信に代わるもので、無線部の送受信動作を明確にすることである。実際の検針での無線チャンネルのメイン周波数は、このチャンネルスイッチSW500で設定されたチャンネルが、次の設定まで有効である。親子が異なったチャンネルに設定の場合はLED点滅になる。メインチャンネルが使用不可のときは、一定の変換方式でサブチャンネルに移行する。
次に、親機60、子機14(又は、15,16;以下同じ)ともに、機能スイッチSW400の2のみがオンされている場合には、子機14は、一定時間内で親機60に対して検針情報を送信する。
チャンネルスイッチSW500で規定されたチャンネルで、子機14から親機60に対して、無線検針通信動作を行う。つまり子機14がメータの検針データを読み取り、親機60に無線送信する。親機60は子機14からのデータを受信すると、LED39を3回ないし2回点滅させて成功を表示する。子機14からの情報が受信されない場合はLED39を1回点滅させて失敗を表示する。子機14側も正常に通信を行った場合にはLED39を3回ないし2回点滅表示し、正常な通信を行えなかった場合にはLED39を1回点滅させて失敗を表示する。
この通信動作を一定の規定時間、例えば10分間に繰り返し実施する。正常通信の場合と失敗通信の場合をそれぞれカウントすることによって、設置場所の評価ができる。この評価方法はメータ等7〜11,55からの端末発呼通信に代わるもので、無線部の送受信動作を明確にすることである。
次に、親機60、子機14(又は、15,16;以下同じ)ともに、機能スイッチSW400の3のみがオンされている場合には、子機14は一定時間内で親機60に対して複数の接点情報を送信する。
チャンネルスイッチSW500で規定されたチャンネルで、子機14から親機60に対して無線接点通信動作を行い、子機14から親機60に子機14の第1の接点情報を親機60に対して送信する。親機60は子機14からの第1の接点情報を受信するとLED39を3回ないし2回点滅させて成功を表示する。子機14からの第1の接点情報が受信されない場合は、LED39を1回点滅させて失敗を表示する。
この通信動作を、一定の規定時間、例えば10分間に繰り返し実施する。正常通信の場合と失敗通信の場合をそれぞれカウントすることにより設置場所に対する評価ができる。この設定は、メータからの接点動作発呼通信に代わるもので、無線部の送受信動作を明確にすることである。
次に、親機60及び子機14が共に、機能スイッチ回路部48において機能スイッチ4がオンされていると、機能スイッチ1〜3がオンされている動作に加えて、予め設定された電話番号先に自動的に電話をかける。センター装置に電話の場合、ホスト装置が出て、メータ検針の場合、接点動作の場合の通信動作を正常に終了できる。
機能スイッチ4がオンの場合、電話回線を含めて、特殊な工具を使うことなく、配線と通信動作の確認ができるメリットがある。
は、無線受信の無線信号強度であるRSSI値の出力の抽出図である。この場合、親機60及び子機14(又は、15,16;以下同じ)は、自動検針に使用するチャンネルの信号を用いてRSSI値の平均値を出力する。また、親機60は、自動検針に使用するチャンネルの信号を用いてRSSI値の平均値を補間して連続出力する。
(A)が本発明の場合であり、図(B)は従来の場合である。受信ICから出力されるRSSI信号は電波の状況に応じて時々刻々と変化する。従来の場合は、この信号が、一部はコンパレータに接続されて、一定値を越えた場合にスケルチ(SQ)入力にハイ信号が入る。このハイ信号でマイコンは一定のレベルの無線が受信されていることを確認し無線通信動作に移行する。
RSSI信号は、RSSI出力端子にも接続されているため、この端子をテスター等で測定することによりRSSI値が測定できる。無線送受信で無線出力の休止時間があれば、当然その時間帯は、無線信号なしであるから、RSSI信号のレベルは無線信号なしに相当する低いレベルになる。
従来は、受信ICの出力値がそのままRSSI出力に出ていた。このため、時々刻々の変化がある場合、平均値の計算が必要となる。またLED39で電界強度を表示するために、この信号がアナログ入力をデジタルデータに変更(A/D変換)して、記憶部41の値と比較し段階的な表示に利用していた。
本発明は、アナログ入力をデジタルデータに変換して(A/D変換)2秒間の平均値化を行った後、得られたデジタル値をアナログ値に変換し(D/A変換)、D/A変換出力をRSSI出力とするので、アナログ入力の平均値計算の必要がなく、RSSI出力を直接読み取ることで平均値が測定できる。また、周期的に発生する2秒間の休止時間に対しては、休止時間直前の2秒間のRSSIの値をA/D変換回路に読み込み、この平均値をD/A変換回路からRSSI出力するので、休止時間においては補間した平均値が出力され、連続して無線強度測定が可能である。
本発明では、上記に示すように、機能スイッチ及びチャンネル入力スイッチにより、動作モードが変更できたが、他の実施例としては、設定器という特殊な治工具を使用して通信電文により同様機能の動作を行わすことが可能であるが、本発明は、一般的なスイッチ、LED等のみにより実施可能である。
本発明における無線親機のブロック図。 本発明における無線子機のブロック図。 無線親機のリセット回路部、縁組み回路部、保守発呼回路部、機能スイッチ回路部、チャンネル入力部の抜粋回路図。 同上無線子機のリセット回路部、縁組み回路部、保守発呼回路部、機能スイッチ回路部、チャンネル入力部の抜粋回路図。 無線強度RSSI出力回路図(A)と従来の回路図(B)。 従来の自動検針用無線装置のシステム図。 従来の自動検針用装置のシステム図。 従来の無線親機のリセット回路部、縁組み回路部、保守発呼回路部の抜粋回路図。 従来の無線子機のリセット回路部、縁組み回路部、保守発呼回路部の別の抜粋回路図。
符号の説明
1;ホスト装置 2;センター側網制御装置
3;センター側交換局 4;端末側交換局
5;ノーリンギングトランク 6;無線親機端末網制御装置を兼ねる無線親機
7;LPガスメータ 8;都市ガスメータ
9;水道メータ 10;電力メータ
11;セキュリティ機器 12;宅内電話機
13;電話回線 14;無線子機1
15;無線子機2 16;無線子機N
18;アンテナ 19;無線モジュール部
20;無線制御回路部 21;マイクロコンピュータ部
22;回線用モジュラージャック 23;耐雷回路部
24;オフフック検知部 25;極反検知部
26;宅内用モジュラージャック 27;宅内電話機話中検知部
28;プレリンガー検知部 29;ループ回路部
30;NRS検知回路部 31;半ループ回路部
32;モデム回路部 33;DC/DC電源回路部
34;電源スイッチ部 35;電池
36;電源回路部 37;停電検知部
38;ACアダプタ部 39;LED39部
40;表示回路部 41;記憶(EEPROM)部
42;セキュリティインターフェイス部 43;リセット回路部
44;電源オフ部 45;電池電圧検知部
46;縁組回路部 47;RSSI回路部
48;機能スイッチ入力回路部 49;メータ・接点インターフェイス部
53;チャンネル入力部 54;保守発呼部
55;接点機器
SW100;リセットスイッチ SW200;縁組スイッチ
SW300;保守発呼スイッチ SW400;機能スイッチ
SW500;チャンネルスイッチ

Claims (5)

  1. センター側装置に電話回線、携帯電話、PHSなどの情報網を介して接続された端末網制御装置と、該端末網制御装置に有線接続された端末網制御装置を兼ねる無線親機である親機と、無線子機である子機と、個々の該子機に有線接続されたメータと、によって構成されており、
    前記親機と前記子機が、特定小電力無線によって送受信し、
    前記親機の指示により前記子機が前記メータの検針値を前記親機に報告する自動検針を実施する自動検針用無線装置において、
    前記親機は、リセットスイッチと、機能スイッチと、チャンネルスイッチと、保守発呼スイッチと、縁組みスイッチを備え、
    前記子機は、リセットスイッチと、縁組スイッチと、チャンネルスイッチと、機能スイッチを備え、
    前記親機及び前記子機は、前記親機と前記子機との設置工事における縁組に際して、自動検針に使用するチャンネルの信号を用いて送受信し、
    前記親機は、受信無線信号の強度であるRSSI値をアナログ値からデジタル値に変換して前記RSSI値を連続出力し、
    前記親機は、該連続出力されたデジタル値についての平均値の演算処理を連続して行い、
    前記親機は、該演算処理した該平均値のRSSI値をアナログ値として出力し、
    前記親機と前記子機を一定時間内で動作させて前記平均値のRSSI値のアナログ値によって前記親機と前記子機の間の無線通信設置条件を確認し、
    前記親機は、前記チャンネルの休止時間には、前記連続して行ったRSSI値の平均値により補間したデジタル値を使用することを特徴とする自動検針用無線装置。
  2. 前記親機は、前記一定期間内で前記子機に対して検針情報である旨を送信し、前記子機は前記検針値を返答することを特徴とする請求項1に記載の自動検針用無線装置。
  3. 前記子機は、前記一定時間内で前記親機に対して検針情報を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動検針用無線装置。
  4. 前記子機は、有線接続された接点機器を有し、前記一定時間内で前記親機に対して前記接点機器の複数の接点の離合を示す接点情報を送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の自動検針用無線装置。
  5. 前記親機は、自動検針に使用するチャンネルの信号を用いて無線送受信を行い、該無線送受信が正常に通信したとき、特定の電話番号に電話することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の自動検針用装置。
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