JP4879237B2 - 駆動回路内蔵モータ、並びにそれを備えた空気調和機、換気扇及びヒートポンプタイプの給湯機 - Google Patents

駆動回路内蔵モータ、並びにそれを備えた空気調和機、換気扇及びヒートポンプタイプの給湯機 Download PDF

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本発明は、駆動回路内蔵モータ、並びにそれを備えた空気調和機、換気扇及びヒートポンプタイプの給湯機に関するものである。
従来の空気調和機においては、外風によりファンが回転し、当該ファンの回転により発生するモータの起電力から、モータ及び駆動回路の保護するものとして、リレーなどの開閉装置を用いモータと駆動回路を切り離す方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、外風による室外機の起電力発生時に、圧縮機を駆動し起電力を消費し駆動回路の破壊を防止する方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに電流検出値が保護レベルを超えたときスイッチング素子をオフ状態に復帰させて起動を停止し、モータ及び駆動回路の保護する方法について開示されている(例えば、特許文献3参照)。
また、駆動回路のうち、整流回路出力の電解コンデンサの容量を低減しコストや駆動回路の重量を低減する方法について開示されている(例えば、特許文献4参照)。
特開昭63−103621号公報 特開2001−263767号公報 特開2005−124330号公報 特開2005−20986号公報
従来の技術においては、外風によりファンが回転し、当該ファンの回転により発生するモータの起電力から、モータ及び駆動回路を保護するため、リレーなどの開閉装置を用いモータと駆動回路とを切り離しているので、開閉手段の追加では回路のコストアップを招き、また、停電等の発生時においては開閉手段への電源供給が間欠的な接点の開閉が発生し接点寿命の確保が困難であるという課題があった。また、接点寿命の問題においては、半導体を用いることも考えられるが、耐圧が必要となることから、やはり保護のために追加する回路がコストアップとなるという課題があった。
また、駆動回路を内蔵する駆動回路内蔵モータの場合、開閉装置等の追加によりモータ全体のサイズが大きくなるため、小型化が求められる駆動回路内蔵モータには適さない。
また、圧縮機を駆動させ起電力による回生電圧を抑制する従来技術においては、圧縮機の駆動系が保護動作に入っているタイミングに外風が発生した場合、回生電圧の抑制ができないという課題があった。
また、圧縮機において近年技術開発が活発化している、整流回路出力の電解コンデンサの容量を低減する技術を駆動回路に適用する場合には、特に、回生による直流電圧の上昇速度が増加し圧縮機との協調による、駆動回路耐圧破壊の抑止が難しくなるという課題があった。また、このような圧縮機との保護協調では、圧縮機駆動回路の設計に制約が発生するという課題があった。
また、スイッチング素子を全てオフ状態にすることで保護する場合は、駆動回路のスイッチング素子の耐圧が必要となり、コストアップとなる。逆にスイッチング素子の耐圧を下げようとすれば、モータの起電力を低下させる必要があり、その場合通常運転時のモータ電流が増加し、定常運転時の回路及びモータ損失が増加するという課題があり、近年、地球温暖化対策の観点から、空気調和機に求められる損失の低減が大きな課題となっている。
さらに、モータの起電力を低下させる場合、モータ巻き線のターン数も制限され、巻き線インダクタンス値が小さくなり、インバータで駆動した場合、巻き線電流の時間変化di/dtが大きくなる。この急激な電流変化によりモータの騒音や電磁ノイズが増加するという課題があった。
また、起電力の小さいモータの場合、起電力の大きいモータと同一のトルクを発生させるために必要な電流が増加し、駆動回路のうち例えばIGBTなどのインバータ主素子のON損失が増加する。このON損失の増加によりインバータ回路の発熱が増加するという課題があった。特に出力50W以上の大型室外送風機でその傾向が顕著である。インバータ主素子の放熱が主な課題となる駆動回路内蔵モータには適さない。
通常このようなインバータ回路の温度上昇対策として、低損失素子を複数用い、低損失素子を個別に実装して、損失の低減と発熱源の分散を図っている。しかしながら、低損失の素子は高価でサイズも大きいため、複数部品の実装は回路基板の部品実装費用が多くかかったりプリント基板のサイズを大きくし、駆動回路を内蔵する駆動回路内蔵モータの場合、モータ全体のサイズを小さくできないという課題があった。
また、外風によってモータが回転することにより発生するモータの誘起電圧が、駆動回路の耐圧を越えた場合、パワー素子や電解コンデンサ等の大型部品の破壊につながる。これにより駆動回路の修理費用が発生したり、部品交換や修理が完了するまで空気調和機などが使えないといった、使用者に不快感を与えることがあるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、モータの起電力から駆動回路を保護することができ、モータ巻き線のターン数を増加させることができ、モータ電流を低減することができる駆動回路内蔵モータ、並びにそれを備えた空気調和機、換気扇及びヒートポンプタイプの給湯機を得るものである。
本発明に係る駆動回路内蔵モータは、モータと、モータを駆動する駆動回路と、駆動回路の母線電圧を検出する電圧検出手段と、母線電圧が所定の値を超えたとき、駆動回路を制御して、モータの巻き線に短絡電流を流すブレーキ手段とを備え、駆動回路、電圧検出手段、及びブレーキ手段のうち、少なくとも駆動回路がモータに内蔵され、駆動回路は、直流電圧を交流電圧に変換してモータに印加するインバータ回路を有し、ブレーキ手段は、母線電圧が所定の値を超えたとき、インバータ回路のスイッチパターンを切り替え、モータの巻き線に短絡電流を流し、モータは、少なくともファンを有する製品のファンモータとして搭載され、当該モータが搭載された製品の最大外風条件時に、外風によりファンが回転し、該ファンの回転により発生する当該モータの起電力が、駆動回路の耐圧以上となり、当該モータに流れ得る短絡電流の最大値が、当該モータの減磁電流以下となるものである。
この発明は、母線電圧が所定の値を超えたとき、駆動回路を制御して、モータの巻き線に短絡電流を流すことにより、モータの起電力から、駆動回路を保護することができるので、モータ巻き線のターン数を増加させることができ、モータ電流を低減することができる。よって、駆動回路の温度上昇を低減することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る空気調和機の概略構成図である。図1において、実施の形態1に係る空気調和機は、冷凍サイクルを構成する圧縮機103、四方弁104、室外熱交換器105、膨張弁106、室内熱交換器107、室外ファン108及び室内ファン109を備えている。さらに空気調和機は、商用電源1に接続され、圧縮機103のモータ駆動を行う圧縮機インバータ102、室外ファン108を回転させるモータ7(後述)を駆動するモータ駆動制御装置110、室内ファン109の速度制御回路112、空気調和機全体を制御する空気調和機制御部113、赤外リモコンの受光部114、装置の異常を使用者に伝える異常表示部115、使用者が操作を行うための赤外リモコン116により構成されている。
図2は本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の概略構成図である。図2において、室外機117の左側部と後背部に室外熱交換器105が配置され、右側部に圧縮機103が配置される。そして、室外熱交換器105の内側に室外ファン108が設けられている。室外ファン108は、プロペラファン108Fと、後述するモータ7にインバータ回路5等を内蔵した駆動回路内蔵モータ15(後述)とにより構成されており、プロペラファン108Fを回転することにより、図2に示すA及びB矢印方向から外気を吸い込みC矢印方向に吐出することによって室外熱交換器105の熱交換を促進するように構成されている。
つまり、モータ駆動制御装置110は、通常運転時には、図2に示すA及びB矢印方向からC矢印方向へ風を発生させる回転方向(正方向)にプロペラファン108Fを回転させて室外熱交換器105の冷却を行う。すなわちモータ7が正方向に回転するようにモータトルクを発生させる。
尚、室外機117は、屋外に設置される。
図3は本発明の実施の形態1に係るモータ駆動制御装置の回路図である。図3において、モータ駆動制御装置110は、整流回路2と、直流電圧を交流電圧に変換してモータに印するインバータ回路5と、インバータ回路5を制御してモータ7の運転を制御するセンサレス制御手段及び制動制御手段10と、位置検出手段11と、母線電圧検出手段13とにより構成され、商用電源1から供給される電力により駆動される3相の同期電動機(以下、「モータ」という)7の運転を制御するものである。
尚、インバータ回路5は、本発明における駆動回路に相当する。また、母線電圧検出手段13は、本発明における電圧検出手段に相当する。また、センサレス制御手段及び制動制御手段10は、本発明におけるブレーキ手段に相当する。
また、インバータ回路5は、マルチチップIC(後述)により構成され、モータ7に内蔵される。センサレス制御手段及び制動制御手段10、位置検出手段11、及び母線電圧検出手段13は、制御IC22(後述)としてICチップ化され、モータ7に内蔵される。そして、モータ7、インバータ回路5(IC)、及び制御IC22により駆動回路内蔵モータ15を構成する。尚、駆動回路内蔵モータ15の構造については後述する。
尚、本実施の形態では、インバータ回路5、センサレス制御手段及び制動制御手段10、位置検出手段11、及び母線電圧検出手段13がモータ7に内蔵される場合を説明するが、本発明はこれに限らず、少なくともインバータ回路5が内蔵されていれば良い。
商用電源1は、日本の一般家庭の場合、100V50Hz又は60Hzの単相交流が一般的に使用されている。また、一部の家庭用や業務用や海外では200V以上の単相・三相交流が使われることがある。
整流回路2は、全波整流回路となっており、商用電源1の交流電圧を直流電圧に変換する。本実施の形態1では単相200Vの全波整流回路について説明する。商用電源1がAC200VではDC280〜250Vへ変換する。この整流回路2は、4個の半導体スイッチ素子の整流ダイオード3a〜3dをブリッジ接続して構成される。さらに、電解コンデンサ4により平滑している。尚、電解コンデンサ4は、電解コンデンサに限らず、その他のコンデンサでも良い。
インバータ回路5は、整流回路2で整流された直流電圧出力が入力され、後述するセンサレス制御手段及び制動制御手段10の動作によりPWM制御を行い、入力された直流電圧を任意電圧、任意周波数の3相交流に変換する。このインバータ回路5は、例えばトランジスタ等の半導体によるスイッチング素子6a〜6fを各々ブリッジ接続して構成される。尚、本実施の形態1ではスイッチング素子6としてMOSFETを使用する。また、各々のスイッチング素子6a〜6fには並列に逆電流方向に高速ダイオードが内蔵されている。この内蔵されている高速ダイオードはスイッチング素子6a〜6fがオフしたとき還流電流を流す働きをする。さらに、インバータ回路5には、スイッチング素子6の各アームの合成電流を電圧に変換するシャント抵抗12が設けられている。母線電圧検出手段13は、制御電源を有しており、高圧の母線電圧から、低圧の定電圧を得たり、インバータの母線電圧を検出し、センサレス制御手段及び制動制御手段10へ出力する。
モータ7は、6スロット4極の3相同期電動機(ブラシレスDCモータ:BLDCM)であり、室外機117のプロペラファン108Fを駆動する。このモータ7は、三相の巻線8を有し、各々の巻線8の、一方の端子が共通端子となる3相巻線を有しているステータ8a(図示せず)と、マグネット付きのロータ9からなる。また、モータ7の各端子は、それぞれインバータ回路5の出力端子に接続されている。また、モータ7には、ロータ9の回転位置を検出するホール素子14a及び14bが設けられている。
また、このモータ7が搭載される製品(空気調和機)の最大外風条件時、例えば外風が30m/sのときに、線間電圧(後述)が当該モータ駆動制御装置110の耐圧以上、例えば350V以上となる起電力を発生するモータ7を用いる。
位置検出手段11は、ホール素子14a及び14bのホール電圧を増幅・レベルシフトして、ロータ9のロータ位置に相当する電気信号をセンサレス制御手段及び制動制御手段10に出力するものである。
センサレス制御手段及び制動制御手段10は、位置検出手段11から得られるモータ7のロータ9の位置情報から、インバータ回路5のスイッチング素子6のスイッチング時間を決定することでPWM(パルス幅変調:Pulse Width Modulation)を行い、モータ7の各巻線8に電圧を印加し、巻線8の巻線電流を制御することで、ロータ9に同期した回転磁界を発生し、モータ7を駆動制御する。また、センサレス制御手段及び制動制御手段10は、後述する動作により、インバータ回路5を制御し、モータ7の巻線8に短絡電流を流して、母線電圧の上昇を抑制するとともに、電気制動(短絡ブレーキ)を作用させる。
このような構成において、外風により室外機117のプロペラファン108Fが回転し、このプロペラファン108Fの回転により発生するモータ7の起電力について図4により説明する。
図4は本発明の実施の形態1に係る室外ファン回転数とモータ線間電圧との関係を示した図である。図4において、縦軸はモータ7の起電力により発生する線間電圧(母線電圧)を示し、横軸は室外機117のプロペラファン108Fの回転数を示している。図3に示したように、例えばモータ7の運転停止時など、インバータ回路5のスイッチング素子6a〜6fが全てOFFの場合、インバータ回路5は三相の全波整流回路になる。このような回路において、外風などにより室外機117のプロペラファン108Fが回転すると、モータ7のロータ9が回転駆動されて起電力が誘起される。そして、インバータ回路5を介して、モータ7の線間電圧が電解コンデンサ4の端子間印され、モータ7の線間電圧ピーク値と電解コンデンサ4の両端の母線電圧とが同じになる。
図4に示すように、従来のモータでは、例えば、ファンモータの最大外風条件30m/sにおいてモータの回転数は4000rpmとなり線間電圧としては350Vとなっていた。このように従来のモータは、電解コンデンサ4の耐圧350Vを超えないようになっていた。そのため実運転域の最大回転数1300rpmにおいて、線間電圧は114Vしか発生しなかった。
一方、本実施の形態1に係るモータ7は、最大外風条件時に線間電圧が電解コンデンサ4の耐圧以上となる起電力を発生するモータ7を用いる。このようなモータ7を用いることにより、図4の太線に示すように、例えば、実運転域の最大回転数1300rpm時の母線電圧の最小値250Vとなる。このため、外風時は1820rpm時に電解コンデンサ4の耐圧350Vに到達する。
そこで、本発明の実施の形態1では、センサレス制御手段及び制動制御手段10は、母線電圧検出手段13が検出した母線電圧が所定の値を超えたとき、例えば、350Vとなったとき又は350Vを越えない所定の値のとき、母線電圧が電解コンデンサ4の耐圧以下の値となるように、インバータ回路5のスイッチパターンを切り替え、モータ7の巻線8に短絡電流を流して母線電圧の上昇を抑制する。つまり、インバータ回路5のスイッチパターンとして、スイッチング素子6b,6d,6fの各スイッチをon、かつ、スイッチング素子6a,6c,6eの各スイッチをoff、若しくは、スイッチング素子6b,6d,6fの各スイッチをoff、かつ、スイッチング素子6a,6c,6eの各スイッチをonとする。すなわちスイッチパターンとしてゼロベクトルを出力することで、モータ7の各巻線8を短絡し、モータ7に短絡電流を流す。
このような動作により、モータ7の各線間は短絡状態となり、外風による回転により発生するモータ起電力に起因する線間電圧は、電解コンデンサ4の両端に印されないので、母線電圧の上昇を抑制し、電解コンデンサ4の耐圧を超えることはない。
ここで、外風によるプロペラファン108Fの回転方向は、正逆双方向が考えられる。
外風が室外ファン108から室外熱交換器105の方向(以下「逆方向の外風」)の場合、通常運転時と逆方向にモータ7が回転する。一方、室外熱交換器105から外風が室外ファン108の方向(以下「正方向の外風」)の場合、通常運転時と同方向にモータ7が回転する。尚、本実施の形態においては、室外機117に風圧シャッター等の外風流入を防止する手段を設けていない。このため、逆方向の外風と正方向の外風とが同一の風速で吹いた場合、逆方向の外風の方が室外機117への流入量が多く、モータ7の回転数は、正方向の回転数に比べて逆方向の回転数が高くなる。
逆方向の外風によりモータ7が逆方向に回転した場合、上記の短絡電流により、回転方向にブレーキトルクを発生させることができ、誘起電圧のモータ駆動制御装置110への印加を低減できる。また、正方向の外風によりモータ7が正方向に回転した場合、逆転方向のトルクを発生させることができ、誘起電圧のモータ駆動制御装置110への印加を低減できる。
このように、短絡ブレーキの場合、単一のスイッチ動作で、外風による回転トルクの逆方向にブレーキトルクを発生させることができるため、外風による発生トルクの正逆方向を判断する手段等を有しなくても、誘起電圧のモータ駆動制御装置110への印加を低減できる。
次に、モータ7の減磁について説明する。
外風による発生トルクに起因する短絡電流は、外風量が増加するほど増加する。また、連続で外風が吹き続けた場合、インバータ回路5により発生されるトルクに起因して発熱し、モータ内部の温度が上昇する。
この場合、最大外風条件以上の外風時のモータ7の短絡電流とモータ内部温度上昇とによるモータ7の減磁が懸念されるので、以下のような関係を満たすモータ7を用いる。
モータ7の短絡電流は以下の式に従う。
I=A・K・N/{R2+(2πfL)2}1/2 …(式1)
f=P・N/60 …(式2)
Imax=60・A・K/(P・L) …(式3)
I:短絡電流
K:誘起電圧定数
L:巻き線インダクタンス
R:巻き線抵抗
f:モータの誘起電圧の電気周波数
A:比例定数
N:モータの回転数
P:モータの極対数
Imax:短絡電流最大値
式1、式2において、回転数Nを無限大にした場合、短絡時の最大電流Imaxの値は、式3に示すように、起電圧定数Kと、モータの極対数Pと、巻き線インダクタンスLとにより規定される。このため、短絡電流の最大値Imaxが減磁電流以下となるような関係を満たすモータ7を用いる。これによりモータ7の減磁の懸念はない。尚、本実施の形態1では極対数を2としたが、巻き線の関係でインダクタンス値や、誘起電圧定数に変更の自由がない場合、極対数を2以上の大きな値とすることで対策可能である。
このように短絡電流は回転数が上昇しても短絡電流最大値を超えないため、際限なくモータが減磁することは無く、モータとしての機能は失われることはない。
次に、駆動回路内蔵モータ15の構造について説明する。
図5は本発明の実施の形態1に係る駆動回路内蔵モータの概略構造図である。図5に示すように、駆動回路内蔵モータ15は、モータ7を構成するステータ8a及びロータ9、並びにインバータ回路5(IC)、ホール素子14a及び14b(以下「ホール素子14」という。)、プリント基板21、制御IC22、モールド樹脂24、モータ端子25、モータシャフト26、ベアリングハウジング29、及び金属ブラケット47を備えている。
インバータ回路5(IC)は、図3に示したスイッチング素子6a〜6fを構成する6個のMOSFETチップと、それを駆動するHVICチップ(図示せず)とを金属リードフレーム上に実装し、ボンディングワイヤにより配線したマルチチップICである。尚、インバータ回路5(IC)は、これに限らず、例えばシングルチップインバータIC等を用いても良い。
制御IC22は、図3に示した、センサレス制御手段及び制動制御手段10と、位置検出手段11と、母線電圧検出手段13とをシリコン基板上の半導体回路チップに形成し、リードフレームとボンディングワイヤとを接続してモールド樹脂によりモールドしたものである。
ホール素子14は、上述したように、ロータ9の回転位置を検出するものであり、ロータ9の磁束強度に応じホール電圧を発生する。
プリント基板21は、インバータ回路5(IC)、制御IC22、シャント抵抗12、及びホール素子14の各電子部品及び制御手段を実装するものである。
ステータ8aは、磁性体コアにマグネットワイヤ(巻線8)を巻いたものである。モールド樹脂24は、ステータ8aやインバータ回路5等のICを放熱するための樹脂である。モータ端子25は、巻線8の終端とプリント基板21間との電気的接合を取るものである。
モータシャフト26は、ロータ9と一体化され、ベアリングを介して金属ブラケット47とモールド樹脂24とに固定される。モータシャフト26には、室外機117のプロペラファン108Fが接続され、ロータ9の回転力をプロペラファン108Fに伝える。ベアリングハウジング29には、モータシャフト26の端部に設けられたベアリングが収まる。金属ブラケット47は、モールド樹脂24と勘合し、駆動回路内蔵モータ15の構造体の一部を構成する。
以上のように本実施の形態1においては、母線電圧が所定の値を超えたとき、インバータ回路5のスイッチパターンを切り替え、モータ7の巻線8に短絡電流を流して母線電圧の上昇を抑制するので、モータ7の起電力に起因するモータ駆動制御装置110の耐圧破壊を、特にリレー等の高価でサイズが大きな開閉手段を追加することなしに防止することができる。また、半導体素子であるスイッチング素子6のスイッチングにより、短絡ブレーキをかけるため、接点寿命の心配もない。
また、モータ駆動制御装置110の回路破壊を回避できるので、回路の修理費用の発生や、修理や部品交換のための空気調和機の機能停止を回避できる。これにより、使用者に不快感を与えることがない。
また、モータ駆動制御装置110の動作のみで耐圧の保護が可能なため、圧縮機インバータ102が保護動作で停止した場合でもモータ駆動制御装置110の保護が可能である。
また、本実施の形態1では、図4に示されるように、実運転域の最大回転数1300rpmにおいて、モータ7の線間電圧を250Vとすることができる。このため従来のモータと比べ、同一出力時のモータの電流は117/250と、1/2以下とすることができる。インバータ回路5のスイッチング素子6a〜6fのオン損失はFET側では電流の2乗に比例し、ダイオード側では電流に比例する。またスイッチング損失も電流に依存する特性がある。さらにシャント抵抗12における損失も電流の2乗に比例するため、同一の出力で同一のインバータ回路5を用いた場合、本実施の形態1では従来のモータに比べ、インバータ損失を大きく低減することが可能となる。
また、インバータ損失の低減によりスイッチング素子6の放熱条件も緩和され、従来技術で放熱フィンや過熱保護回路が必要であった場合、放熱フィンの削減や過熱保護回路削減による低コスト化の効果がある。
また、本実施の形態1では同一のロータやステータを用い、巻線8のターン数を増加させ、モータ7の起電力を増加することが可能となる。巻線8のインダクタンスは巻線8のターン数の2乗に比例するので、線間電圧比から計算すると4倍となる。そのためインバータ回路5で駆動した場合、巻き線電流の時間変化di/dtを1/4低減できる。よって電流変化により発生するモータ7の騒音を低減する効果も得られる。風路圧損となるため防音が不能なファンモータにおいて本効果は有効である。またdi/dtの低減により、電磁ノイズの発生も低減できるといった効果もある。さらにdi/dtの低減によりインバータ駆動時の電流リップルも低減し、モータ7の高周波鉄損も低減するといった効果もある。
また、従来の技術では外風時に開閉手段でモータを開列した場合、最大外風条件30m/sにおいてモータの端子電圧は769Vにも達し、開閉手段や、モータと開閉手段をつなぐ結線やコネクタの耐圧が必要となり、著しく高価となってしまうが、本実施の形態1ではこれを回避できる。
また、空気調和機において、室外機117のプロペラファン108Fはプラスチック製であるため、外風で回転数が増加し限界回転数を超えた場合遠心力で破壊する。この限界点も最大外風条件近傍にあるため、従来技術にあるようにモータの開列や、インバータの停止により駆動回路を保護できたとしても、羽根の破壊耐力を確保することが課題となる。本実施の形態1では、耐圧以上の母線電圧が生じたとき、つまりモータ7の回転数が所定値を超えたとき、短絡ブレーキをかけ続けるため、同一の外風風速に対しプロペラファン108Fの到達回転数が、正逆双方向のブレーキトルクを発生しないモータ開列やインバータ停止に比べ低減できるため、同一のプロペラファン108Fを用いた場合、破壊に至る外風耐量が増加するといった効果もある。
また、本実施の形態1においては、駆動回路内蔵モータ15はインバータ回路5、センサレス制御手段及び制動制御手段10、位置検出手段11、及び母線電圧検出手段13を、モータ7に内蔵している。
このような構成としたことで、モータ7から発生する回生電圧の影響を駆動回路内蔵モータ15内にとどめる(完結する)ことができる。よって、圧縮機の駆動系に回生電圧の影響が及ばない。したがって、圧縮機との保護協調により圧縮機駆動回路の設計に制約が発生することがなく、自由なシステム設計ができる。
また、万が一、インバータ回路5などの回生電圧抑制に関連する部品が破壊しても、壊れるのが駆動回路内蔵モータ15のみとなり、比較的高価な圧縮機駆動回路の交換は不要で、比較的安価な駆動回路内蔵モータ15の交換ですみ、ユーザーの保守費用を低減できる。
また、本実施の形態1では、先に述べたようにモータ電流の低減によりインバータ主素子(スイッチング素子6)の損失を低減できる。このため、インバータ回路5の温度上昇対策として、比較的高価でサイズが大きい低損失素子を複数用い、低損失素子を個別に実装して、損失の低減と発熱源の分散を図る必要がない。よって、比較的安価なインバータ主素子を用いることができ、部品実装費用を削減することができる。また、低損失素子を複数用いる必要がないので、プリント基板のサイズを小さくすることができ、駆動回路内蔵モータ15全体のサイズを小さくすることができる。
また、インバータ主素子の損失を低減できるため、シングルチップインバータICや、マルチチップをモジュール化したIC等の発熱源間の距離が近いインバータ回路5(IC)を使用可能となる。よって、プリント基板21の面積を低減し、駆動回路内蔵モータ15全体のサイズを低減できる。さらにこれにより、駆動回路内蔵モータ15が搭載される空気調和機のサイズダウンにも貢献可能である。
尚、本実施の形態1では、短絡ブレーキをインバータ回路5の各スイッチング素子6をON/OFFのみで動作させたが、間欠的にスイッチしたり、PWMを用いスイッチングしても同様の効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態2.
図6は本発明の実施の形態2に係る換気扇の断面を模式的に示した概略構成図である。図6において、換気扇200は、金属筐体201、シロッコファン202、換気扇グリル203と、金属製の電気品BOX204とにより構成される。この換気扇200は、天井壁220に取り付けられる。そして、この換気扇200のシロッコファン202は、上述した実施の形態1の駆動回路内蔵モータ15のモータシャフト26が接続され、上述した実施の形態1で説明したモータ駆動制御装置110により回転駆動される。このような構成により、換気扇200のシロッコファン202が外風により回転した場合においても、上述した実施の形態1と同様の効果を得られることは言うまでもない。
実施の形態3.
図7は本発明の実施の形態3に係るヒートポンプタイプの給湯機の概略構成図である。図7において、ヒートポンプタイプの給湯機は、圧縮機301、加熱熱交換器302、絞り部303及び吸熱熱交換器304とこれらを順次接続する循環配管307並びに吸熱熱交換器304用の送風ファン305、吸熱熱交換器304の出口側に設置された吸熱熱交換部温度センサ311から構成されている。さらに貯湯タンク306は循環配管308により加熱熱交換器302と接続され、加熱熱交換器302内部を通る循環配管308で熱交換され、加熱された湯が貯湯タンク306の上部より貯湯される。貯湯タンク306には給水管309から給水される。そして、このヒートポンプタイプの給湯機の送風ファン305は、上述した実施の形態1の駆動回路内蔵モータ15に接続され、上述した実施の形態1で説明したモータ駆動制御装置110により回転駆動される。このような構成により、ヒートポンプタイプの給湯機の送風ファン305が外風により回転した場合においても、上述した実施の形態1と同様の効果を得られることは言うまでもない。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の概略構成図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の概略構成図である。 本発明の実施の形態1に係るモータ駆動制御装置の回路図である。 本発明の実施の形態1に係る室外ファン回転数とモータ線間電圧との関係を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る駆動回路内蔵モータの概略構造図である。 本発明の実施の形態2に係る換気扇の断面を模式的に示した概略構成図である。 本発明の実施の形態3に係るヒートポンプタイプの給湯器の概略構成図である。
符号の説明
1 商用電源、2 整流回路、3 整流ダイオード、4 電解コンデンサ、5 インバータ回路、6 スイッチング素子、7 モータ、8 巻線、8a ステータ、9 ロータ、10 センサレス制御手段及び制動制御手段、11 位置検出手段、12 シャント抵抗、13 母線電圧検出手段、14 ホール素子、15 駆動回路内蔵モータ、21 プリント基板、24 モールド樹脂、25 モータ端子、26 モータシャフト、29 ベアリングハウジング、47 金属ブラケット、102 圧縮機インバータ、103 圧縮機、104 四方弁、105 室外熱交換器、106 膨張弁、107 室内熱交換器、108 室外ファン、108F プロペラファン、109 室内ファン、110 モータ駆動制御装置、112 速度制御回路、113 空気調和機制御部、114 受光部、115 異常表示部、116 赤外リモコン、117 室外機、130 ブレーキ抵抗器、131 配線、200 換気扇、201 金属筐体、202 シロッコファン、203 換気扇グリル、204 電気品BOX、220 天井壁、301 圧縮機、302 加熱熱交換器、303 絞り部、304 吸熱熱交換器、305 送風ファン、306 貯湯タンク、307 循環配管、308 循環配管、309 給水管、311 吸熱熱交換部温度センサ。

Claims (6)

  1. モータと、
    前記モータを駆動する駆動回路と、
    前記駆動回路の母線電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記母線電圧が所定の値を超えたとき、前記駆動回路を制御して、前記モータの巻き線に短絡電流を流すブレーキ手段と
    を備え、
    前記駆動回路、前記電圧検出手段、及び前記ブレーキ手段のうち、少なくとも前記駆動回路が前記モータに内蔵され
    前記駆動回路は、直流電圧を交流電圧に変換して前記モータに印加するインバータ回路を有し、
    前記ブレーキ手段は、
    前記母線電圧が所定の値を超えたとき、前記インバータ回路のスイッチパターンを切り替え、前記モータの巻き線に短絡電流を流し、
    前記モータは、
    少なくともファンを有する製品のファンモータとして搭載され、
    当該モータが搭載された製品の最大外風条件時に、外風により前記ファンが回転し、該ファンの回転により発生する当該モータの起電力が、前記駆動回路の耐圧以上となり、
    当該モータに流れ得る前記短絡電流の最大値が、当該モータの減磁電流以下となることを特徴とする駆動回路内蔵モータ。
  2. 巻き線を有するステータと、マグネットを有するロータとを備えたモータと、
    前記モータに内蔵され、該モータを駆動する駆動回路と
    を備え、
    前記駆動回路は、
    当該駆動回路の母線電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記母線電圧が所定の値を超えたとき、前記モータの巻き線に短絡電流を流すブレーキ手段と
    直流電圧を交流電圧に変換して前記モータに印加するインバータ回路とを有し、
    前記ブレーキ手段は、
    前記母線電圧が所定の値を超えたとき、前記インバータ回路のスイッチパターンを切り替え、前記モータの巻き線に短絡電流を流し、
    前記モータは、
    少なくともファンを有する製品のファンモータとして搭載され、
    当該モータが搭載された製品の最大外風条件時に、外風により前記ファンが回転し、該ファンの回転により発生する当該モータの起電力が、前記駆動回路の耐圧以上となり、
    当該モータに流れ得る前記短絡電流の最大値が、当該モータの減磁電流以下となることを特徴とする駆動回路内蔵モータ。
  3. 前記インバータ回路は、ブリッジ接続されたスイッチング素子を有し、
    前記ブレーキ手段は、
    前記インバータ回路の下側又は上側のスイッチング素子のうち、片側のスイッチング素子を全てオンにし、他方側のスイッチング素子を全てオフにして、前記モータの巻き線に短絡電流を流すことを特徴とする請求項1または2記載の駆動回路内蔵モータ。
  4. 請求項1〜の何れかに記載の駆動回路内蔵モータを備えたことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1〜の何れかに記載の駆動回路内蔵モータを備えたことを特徴とする換気扇。
  6. 請求項1〜の何れかに記載の駆動回路内蔵モータを備えたことを特徴とするヒートポンプタイプの給湯機。
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