JP6830178B2 - 回路内蔵ブラシレスdcモータおよびそれを用いた熱交換型冷却機 - Google Patents
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Description
解コンデンザを用いた場合、モールド成形時の圧力、熱等により破壊されてしまう。
永久磁石を施した回転子と、
三相巻線を施した固定子と、
直流電源から入力された直流電圧を、コンデンサを介して正側に接続された複数個の上段スイッチング素子及び負側に接続された複数個の下段スイッチング素子に引き込み、前記上段スイッチング素子と前記下段スイッチング素子のスイッチングを行うことで前記三相巻線に駆動電圧を与えるインバータ回路と、
前記インバータ回路の動作を制御する制御回路と、
前記固定子と前記インバータ回路と前記制御回路と前記コンデンサを熱硬化性樹脂で覆ったモールド外郭と、
を備え、
前記制御回路は、
前記直流電源の電圧があらかじめ定められたしきい値よりも低下したことを検知する電源電圧監視手段と、
前記電源電圧監視手段が電圧低下を検知した場合に、あらかじめ決められた回数だけ前記上段スイッチング素子と前記下段スイッチング素子のオン時間を略同一にしてスイッチングを行い、続いて前記上段スイッチング素子及び前記下段スイッチング素子をすべてオフ状態にする停止手段と、
を備え、前記コンデンサは前記モールド外郭と接触した回路内蔵ブラシレスDCモータとする。
また、全図面を通して、同一部位については同一の符号を付して、二度目以降の説明を省略している。さらに各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については説明を省略している。
最初に、図1を参照しながら回路内蔵ブラシレスDCモータの構成を説明する。なお、
図1は、本実施の形態に係る回路内蔵ブラシレスDCモータの断面図である。
プリント基板9は、電力線11と信号リード線12が接続され、コンデンサ13とインバータ回路14と制御回路15が基板上に実装されている。
電力線11は、直流電源と接続され、ブラシレスDCモータを駆動するための動力電源が供給されている。
信号リード線12は、外部制御装置16に接続され、ブラシレスDCモータ1に取り付けられた羽根が回転することにより発生する風量を制御するため、目標風量を得るための速度指令信号を出力している。
インバータ回路14は、三相ブリッジの構成を有しており、三相ブリッジを構成する6個のスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6からなる。スイッチング素子Q1,Q2,Q3はそれぞれU相、V相、W相の上段スイッチング素子である。同様にスイッチング素子Q4,Q5,Q6はそれぞれU相、V相、W相の下段スイッチング素子である。ブラシレスDCモータ1の巻線7はLU、LV、LWの三相の巻線の構成であり、それぞれU相、V相、W相に接続されている。
以下、図3,図4、図5を参照しながら、直流電源電圧低下時における説明する。図3は、回路内蔵ブラシレスDCモータの直流電源電圧低下検出後のスイッチング素子のオン・オフ状態を示す図(a)直流電源電圧低下時の電圧状態を示す図(b)直流電源電圧低下時のスイッチング素子のオン・オフ動作を示す図、図4は、回路内蔵ブラシレスDCモータの直流電源電圧低下検出後のインバータ回路の動作状態を示す図(a)上段スイッチング素子がオン状態の時を示す図(b)下段スイッチング素子がオン状態の時を示す図、図5は、回路内蔵ブラシレスDCモータの直流電源電圧低下検出後のスイッチング素子の動作のフローチャートである。
直流電源17の電圧がしきい値電圧よりも下回った時(ステップ1)、上段のスイッチング素子(Q1,Q2,Q3)および下段のスイッチング素子(Q4,Q5,Q6)のオン時間を略同一にしてスイッチングを行い、あらかじめ決められた回数に到達するまで繰り返し行い(ステップ2)、決められた回数に到達した場合(ステップ3)、上段スイッチング素子(Q1,Q2,Q3)および下段スイッチング素子(Q4,Q5,Q6)をすべてオフ状態にする(ステップ4)。
本実施の形態2では、ブラシレスDCモータ1の回転数と目標回転数との回転数差がなくなるようにブラシレスDCモータ1の三相の巻線7に加わる電圧を制御する回転数一定制御とを備えている。
例えば、ブラシレスDCモータ1の回転子2が1回転する時の磁気センサー25の出力が1回転あたり4パルスである時、単位時間当たりのパルス数を取得すればブラシレスDCモータ1の回転数が求められる。例えば、1秒間に200パルスであった場合のブラシレスDCモータ1の回転数は500回転となる。
適正風量とみなし、ブラシレスDCモータ1に印加する電圧の増加減は行ない。
ドライブ手段22は、PWM駆動方式によって、ブラシレスDCモータ1に印加される電
圧を増加減少させる。つまりPWM信号をスイッチング素子をオン・オフさせる信号に変換して、インバータ回路14に出力し、スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6を順次導通させ、ブラシレスDCモータ1を回転させる。
本実施の形態では、回路内蔵ブラシレスDCモータ8を室内側ブラシレスDCモータ26および室外側ブラシレスDCモータ27に搭載した熱交換型冷却機28としている。
2 回転子
3 固定子
4 シャフト
5 ボールベアリング
6 ブラケット
7 巻線
8 回路内蔵ブラシレスDCモータ
9 プリント基板
10 熱硬化性樹脂
11 電力線
12 信号リード線
13 コンデンサ
14 インバータ回路
15 制御回路
16 外部制御装置
17 直流電源
18 制御回路
19 位置検出手段
20 回転数指示手段
21 回転数一定制御手段
22 ドライブ手段
23 電源電圧監視手段
24 停止手段
25 磁気センサー
26 室内側ブラシレスDCモータ
27 室外側ブラシレスDCモータ
28 熱交換型冷却機
29 発熱体収納箱
30 内気吸込口
31 室内側送風機
32 熱交換素子
33 室内吐出口
34 室外側送風機
35 外気吸込口
36 外気吹出口
37 仕切板
Claims (3)
- 永久磁石を施した回転子と、
三相巻線を施した固定子と、
直流電源から入力された直流電圧を、コンデンサを介して正側に接続された複数個の上段スイッチング素子及び負側に接続された複数個の下段スイッチング素子に引き込み、前記上段スイッチング素子と前記下段スイッチング素子のスイッチングを行うことで前記三相巻線に駆動電圧を与えるインバータ回路と、
前記インバータ回路の動作を制御する制御回路と、
前記固定子と前記インバータ回路と前記制御回路と前記コンデンサを熱硬化性樹脂で覆ったモールド外郭と、
を備え、
前記制御回路は、
前記直流電源の電圧があらかじめ定められたしきい値よりも低下したことを検知する電源電圧監視手段と、
前記電源電圧監視手段が電圧低下を検知した場合に、あらかじめ決められた回数だけ前記上段スイッチング素子と前記下段スイッチング素子のオン時間を略同一にしてスイッチングを行い、続いて前記上段スイッチング素子及び前記下段スイッチング素子をすべてオフ状態にする停止手段と、
を備え、前記コンデンサは前記モールド外郭と接触した回路内蔵ブラシレスDCモータ。 - 前記回転子の目標回転数を出力する回転数指示手段と、
前記回転子の位置を検出する位置検出手段と、を備え、
前記制御回路は、
前記位置検出手段が検出した回転子の位置から得られた回転数と、前記目標回転数とを比較して前記回転子と前記目標回転数との回転数差がなくなるように前記三相巻線に加わる電圧を制御する回転数一定制御手段を備えた請求項1記載の回路内蔵ブラシレスDCモータ。 - 請求項1または2に記載の回路内蔵ブラシレスDCモータを搭載した熱交換型冷却機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016187662A JP6830178B2 (ja) | 2016-09-27 | 2016-09-27 | 回路内蔵ブラシレスdcモータおよびそれを用いた熱交換型冷却機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016187662A JP6830178B2 (ja) | 2016-09-27 | 2016-09-27 | 回路内蔵ブラシレスdcモータおよびそれを用いた熱交換型冷却機 |
Publications (2)
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JP2018057090A JP2018057090A (ja) | 2018-04-05 |
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ID=61837237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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- 2016-09-27 JP JP2016187662A patent/JP6830178B2/ja active Active
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