JP4878598B2 - モータ制御方法及びモータ制御システム - Google Patents

モータ制御方法及びモータ制御システム Download PDF

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Description

本発明は、自動車のワイパシステム等に使用されるモータの制御方法に関し、特に、過負荷時やモータロック時の電流量を抑えつつ、モータの加速特性を改善可能なモータ制御方法及びモータ制御システムに関する。
従来より、自動車のワイパシステム等では、その駆動源として、界磁マグネット(永久磁石)を備えた電磁モータが多用されている。このようなモータは、自動車等の使用条件に合わせ、−40°C程度の低温域の使用に耐え、かつ、かかる低温環境下でも支障なく作動する必要がある。すなわち、モータが冷え切っているような低温状態からでも問題なく始動し、ワイパ等を常温時と同様に作動させることが求められる。
ところが、モータが低温環境下に置かれると、電機子巻線として使用されている銅線の抵抗が小さくなり、巻線に電流が流れやすくなる。このため、低温下にてモータが過負荷状態となりモータがロックすると、巻線電流(ロック電流)が著しく大きくなり、その影響により界磁マグネットが減磁しやすくなる。例えば、低温化において、モータを作動させた直後に、揺動したワイパアームが下反転位置にある雪等の障害物に当接してモータがロック状態になると、ロック電流が増大し、界磁マグネットが減磁するおそれがある。特に、フェライト系のマグネットでは、マグネット自体の保磁力が低温時に低下し易いため、低温環境下における減磁がより顕著になる。マグネットが減磁すると、モータ出力が低下するのみならず、雰囲気温度が常温に戻っても所望のモータ特性を得ることができなくなるおそれがある。
このため、低温環境で使用される可能性のあるモータでは、マグネットの減磁を防止すべく、保磁力の高いマグネットを使用したり、マグネットの肉厚を大きくしたりする必要がある。しかしながら、高保磁力のマグネットは価格が高く、その分、製品コストが増大するという問題がある。また、マグネットの肉厚を増加させると、その分、モータが大型化し、重量も大きくなるという問題がある。また、巻線電流が大きくなると、モータ駆動回路においても、モータのロック電流に合わせて電流容量の大きい高価なスイッチング素子を使用する必要が生じる。特に、高トルク、高回転のモータを駆動する場合には、より電流容量の大きいスイッチング素子が必要となることから、素子価格がさらに嵩み製品コストが増大するという問題もあった。
特開平7-39062号公報 特開平11-122703号公報 特願2004-327299号公報
そこで、低温時のマグネット減磁対策として、モータ回転数とPWM Dutyから現在モータに流れている電流値を予測し、過負荷時の電流を適宜制限する制御形態が考えられる。しかしながら、単純にモータ回転数とPWM Dutyから電流の上限値を設定してモータ電流量を抑制するという制御方式では、やや負荷が高い場合、加速が求められる状況においても電流制限が掛かりPWM Dutyが所定値以下に抑えられる場合がある。かかる場合、ロック状態に至らない程度の中負荷であるにもかかわらず所望の加速性能が得られず、モータ回転数がなかなか上がらないという問題があった。
本発明の目的は、過負荷時やモータロック時の電流量を抑えつつ、モータの加速特性を改善可能なモータ制御方法及びモータ制御システムを提供することにある。
本発明のモータ制御方法は、ON期間とOFF期間を備えたパルス状の波形を有する電圧を印加し、前記電圧のON/OFF比率を変化させることにより印加電圧を実効的に変化させるモータの制御方法であって、前記モータの許容電流量に基づいて、前記モータがロック状態となったときに前記モータに印加可能な前記電圧のON期間時比率を示す許容Duty値を設定し、前記モータの回転数が所定値以下となったとき、前記印加電圧のON期間時比率を前記許容Duty値以下に抑制する一方、前記モータが加速中の場合には、前記許容Duty値を該許容Duty値よりも高い値に設定された加速時用Duty値に補正することを特徴とする。
本発明にあっては、いわゆるPWM制御が実行されるモータにおいて、回転数が上がると電流値が下がるというモータの特性に鑑み、モータ加速時には許容Duty値をより高い値に補正する。このため、許容Duty値を用いて過負荷〜ロック時の電流値を抑えつつ、Duty値の補正により加速時に必要なトルクが確保される。
本発明の他のモータ制御方法は、ON期間とOFF期間を備えたパルス状の波形を有する電圧を印加し、前記電圧のON/OFF比率を変化させることにより印加電圧を実効的に変化させるモータの制御方法であって、前記モータの許容電流量に基づいて、前記モータがロック状態となったときに前記モータに印加可能な前記電圧のON期間時比率を示す許容Duty値を、前記モータが加速中の場合と減速中の場合とで異なる値に設定し、前記モータの回転数が所定値以下となったとき、前記モータの加減速状況に基づいて前記許容Duty値を適宜選択し、前記印加電圧のON期間時比率を選択した前記許容Duty値以下に抑制することを特徴とする。この場合、前記モータが加速中の場合の前記許容Duty値を、前記モータが減速中の場合の前記許容Duty値よりも高い値が設定するようにしても良い。
本発明にあっては、いわゆるPWM制御が実行されるモータにおいて、許容Duty値を加速中と減速中とで異なる値に設定し、モータの加減速状況に基づいて許容Duty値を適宜選択するので、モータ減速時や加速時にその状態に合った許容Duty値を選択できる。このため、過負荷〜ロック時の電流値を抑えつつ、加速時に必要なトルクが確保される。
本発明のモータ制御システムは、ON期間とOFF期間を備えたパルス状の波形を有する電圧を印加し、前記電圧のON/OFF比率を変化させることにより印加電圧を実効的に変化させてモータの駆動制御を行うモータ制御システムであって、モータの回転に伴って信号を出力する回転検出手段と、前記モータの許容電流量に基づいて設定され前記モータがロック状態となったときに前記モータに印加可能な前記電圧のON期間時比率を示す許容Duty値を格納する記憶手段と、前記回転検出手段から出力される信号に基づいて前記許容Duty値を算出する許容Duty値算出手段と、前記回転検出手段から出力される信号に基づいて前記モータの加減速状況を検出するモータ駆動状態検出手段と、前記モータ駆動状態検出手段にて前記モータが加速中と検出された場合、前記許容Duty値を補正する許容Duty値補正手段とを有することを特徴とする。
本発明にあっては、いわゆるPWM制御が実行されるモータの制御システムにおいて、モータが加速中の場合、許容Duty値補正手段にて許容Duty値を補正するので、許容Duty値を用いて過負荷〜ロック時の電流値を抑えつつ、Duty値の補正により加速時に必要なトルクが確保される。
前記モータ制御システムにおいて、前記許容Duty値補正手段により、前記モータが加速中の場合、前記許容Duty値に対して所定の補正係数を乗じ、前記許容Duty値をより高い値に補正するようにしても良い。また、前記モータ制御システムにおいて、前記記憶手段に、前記モータが加速中の場合に使用する加速時用Duty値と、前記モータが減速中に使用する減速時用Duty値とを格納し、前記許容Duty値補正手段により、前記モータが加速中の場合、前記加速時用Duty値を用いて前記許容Duty値を補正するようにしても良い。
本発明のモータ制御方法によれば、いわゆるPWM制御が実行されるモータにて、モータの許容電流量に基づいてモータロック時に印加可能なPWM Duty値を示す許容Duty値を設定し、モータの回転数が所定値以下となったときPWM Duty値を許容Duty値以下に抑制する一方、モータが加速中の場合には、許容Duty値を該許容Duty値よりも高い値に設定された加速時用Duty値に補正するようにしたので、許容Duty値を用いて過負荷〜ロック時の電流値を抑えつつ、加速時のDuty値補正により加速に必要なトルクを確保することが可能となる。従って、減磁抑制によりマグネットやスイッチング素子のコスト低減やモータ重量の軽減を図りつつ、モータの加速性能の向上を図ることが可能となる。
本発明の他のモータ制御方法によれば、いわゆるPWM制御が実行されるモータにて、モータの許容電流量に基づいてモータロック時に印加可能なPWM Duty値を示す許容Duty値をモータが加速中の場合と減速中の場合とで異なる値に設定し、モータの回転数が所定値以下となったとき、モータの加減速状況に基づいて許容Duty値を適宜選択し、PWM Duty値をこの選択した許容Duty値以下に抑制するようにしたので、モータ減速時や加速時にその状態に合った許容Duty値にてモータを駆動するでき、減速時用の許容Duty値を用いて過負荷〜ロック時の電流値を抑えつつ、加速時用の許容Duty値を用いて加速時に必要なトルクを確保することが可能となる。従って、減磁抑制によりマグネットやスイッチング素子のコスト低減やモータ重量の軽減を図りつつ、モータの加速性能の向上を図ることが可能となる。
本発明のモータ制御システムによれば、いわゆるPWM制御が実行されるモータの制御システムに、回転検出手段と、前記モータの許容電流量に基づいて設定されモータロック時に印加可能なPWM Duty値を示す許容Duty値を格納する記憶手段と、回転検出手段からの出力信号に基づいて許容Duty値を算出する許容Duty値算出手段と、回転検出手段からの出力信号に基づいてモータの加減速状況を検出するモータ駆動状態検出手段と、モータが加速中の場合、許容Duty値を補正する許容Duty値補正手段とを設けたので、モータが加速中の場合、許容Duty値補正手段にて許容Duty値を補正することができ、許容Duty値を用いて過負荷〜ロック時の電流値を抑えつつ、加速時に必要なトルクを確保することが可能となる。従って、減磁抑制によりマグネットやスイッチング素子のコスト低減やモータ重量の軽減を図りつつ、モータの加速性能の向上を図ることが可能となる。
本発明の一実施例であるモータ制御方法が適用されるモータ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例であるモータ制御方法の処理手順を示すフローチャートである。 図2のステップS3におけるMax.Duty算出処理手順を示すフローチャートである。 式2において、a=124,b=4.7とした場合のEとD0との関係を示すグラフ図である。 減速時対応のMax.Duty値(減速時用Duty値)を示すマップである。 減速時対応のMax.Duty値にKp=1.2を乗じた補正値(加速時用Duty値)を示すマップである。 電流値と回転数からMax.Duty値を求める場合のモータ制御方法の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 モータ
2 バッテリ
3 CPU
4 回転検出手段
5 モータ駆動装置
6 電圧センサ
7 温度センサ
8 ROM
9 制御マップ
10 Hブリッジ回路
11 制御Duty算出手段
12 Max.Duty算出手段(許容Duty値算出手段)
13 モータ状態検出手段
14 Max.Duty補正手段(許容Duty値補正手段)
15 Duty値出力手段
D0 許容Duty値
Kf 周波数調整係数
Kp 加速補正係数
E 電源電圧
a 固定Duty値
b Duty特性係数
c 制限開始周波数
d ロック判断周波数
f モータ回転周波数
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例であるモータ制御方法が適用されるモータ制御システムの構成を示すブロック図である。図1のモータ1は、自動車のワイパシステムの駆動源として使用され、バッテリ2から電源が供給され、CPU3によって駆動制御される。モータ1は、4個のFETを用いたHブリッジ回路10によって正逆転駆動される。モータ1には、ホールICを用いた回転検出手段4が設けられており、回転検出手段4から出力されるパルス信号の周波数(モータ回転周波数)によってその速度(回転数)を検出できるようになっている。
CPU3は、パルス信号から算出した回転数に基づき、モータ1をPID制御する。モータ1に対しては、印加電圧のパルス幅のON/OFF比率を変化させて駆動制御を行うPWM制御(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)が実行され、電源電圧をON/OFFさせることにより印加電圧を実効的に変化させてモータ1への供給電流量を制御する。PWM制御に際し、CPU3はパルス電圧のON期間の時比率(Duty)を設定し、モータ駆動装置5に制御信号を送出する。モータ駆動装置5は、この制御信号を受けて、設定されたDutyのパルス電圧をモータ1に印加し、これによりモータ1の回転数が適宜制御される。
バッテリ2には、電圧センサ6が接続されている。電圧センサ6は、モータ1に印加される電源電圧を検出し、その値をCPU3に送出する。また、モータ1の内部には、モータ内の温度、特に電機子巻線の温度を検知する温度センサ7が設けられている。温度センサ7もまたCPU3に接続されており、温度センサ7によって検出されたモータ1内の温度は、モータ温度情報としてCPU3に送られる。CPU3は、この温度情報を用いてモータ1内の温度を常時モニタしている。CPU3は、電源電圧やモータ回転周波数,モータ温度情報等に基づいて、モータロック時に電流値が所定値以上とならないようにモータ駆動装置5を制御する。この際、CPU3は、ROM(記憶手段)8内に格納された制御マップ9等を参照し、モータ1のPWM Dutyの最大値を制限し、モータ供給電流を抑制する。
CPU3内には、制御Duty算出手段11、Max.Duty算出手段(許容Duty値算出手段)12、モータ状態検出手段13、Max.Duty補正手段(許容Duty値補正手段)14、Duty値出力手段15が設けられている。制御Duty算出手段11は、バッテリ電圧やモータ回転周波数、モータ温度情報等に基づいて、モータ1の現在の状態を検出し、その負荷状態に合った制御Duty値を算出する。モータ1は、通常時はこの制御Duty算出手段11にて求めたDuty値によってPID制御される。
このように、モータ1は、通常時はPID制御による制御Duty値によって駆動制御されているが、当該システムでは、ロック電流による減磁防止のため、ロック時に印加可能なPWM Dutyの許容値(Max.Duty)が設定される。Max.Duty算出手段12は、この許容Duty値を、バッテリ電圧やモータ回転周波数、モータ温度情報に基づいて設定する。許容Duty値はROM8内に制御マップ9として格納されており、Max.Duty算出手段12は、各検出値に基づき制御マップ9を参照して許容Duty値を算出する。
モータ状態検出手段13は、モータ1の加減速状態を検出する。モータ状態検出手段13には、回転検出手段4からモータ回転周波数が入力されており、そこでは、直前の検出値と現在の検出値とを比較して、モータの加減速状態を判断している。例えば、直前よりも現在の方が回転数が速い(回転周波数が高い)場合には、モータ状態検出手段13は、モータ1は加速状態にあると判断する。
Max.Duty補正手段14は、モータの加減速状態に合わせて、Max.Duty算出手段12にて算出した許容Duty値を適宜補正する。前述のように、単純にDuty上限値を設定してモータ電流量を抑制するという制御方式では所望の加速性能が得られない。そこで、当該システムでは、回転数が増加するとその分、電流値が低下するというモータの特性を考慮して、モータ加速時には前述の許容Duty値をやや高めに補正する。Max.Duty補正手段14では、モータ状態検出手段13にてモータが加速状態と判断されると、制御マップ9の値に所定の係数を乗じて補正Duty値を作成する。
このようにして制御Duty算出手段11にて算出された制御Duty値や、Max.Duty算出手段12にて算出された許容Duty値、Max.Duty補正手段14にて補正された補正Duty値は、Duty値出力手段15から制御信号として送出される。この制御信号はモータ駆動装置5に送られ、CPU3にて設定されたDuty値に従ってモータ1が駆動される。
図2は、本発明の一実施例であるモータ駆動制御の処理手順を示すフローチャートである。図2の制御は図1のシステムにて実行され、自動車のイグニッションキーがONされると、図2の処理が開始される。
図2に示すように、ここではまず、ステップS1にてモータ回転周波数fが検出される。モータ回転周波数fとしては、回転検出手段4の出力パルス信号の周波数が使用される。出力パルス信号は、モータ1の回転に伴って出力され、これにより、現在のモータ1の回転数や回転状態を把握することができる。回転検出手段4では、モータ1回転当たり12パルスが出力され、例えば、出力パルスが200Hzの場合、モータ回転数は約1000rpmとなる。出力パルスの周波数とモータ回転数とは1対1の関係にあるため、本実施例では、出力パルスの周波数をモータ回転数として捉え、モータ回転周波数fを直接使用してモータ1の駆動制御を行う。
次に、S1にて検出したモータ回転数に基づき、制御Duty算出手段11にてPID制御方式に基づき制御Duty値(Duty(1))を算出する。Duty(1)を算出した後、ステップS3に進み、Max.Duty算出手段12にてMax.Duty値を算出する。図3は、ステップS3におけるMax.Duty算出処理手順を示すフローチャートである。そこでは、まず、ROM8からロック判断周波数dを取得する(ステップS11)。ロック判断周波数dは、モータ回転周波数が何Hzとなったときに「ロック状態」と判断するかを決定する数値である。例えば、ロック判断周波数をd=300に設定すると、300Hzにてモータ1がロック状態と判断される。このdの値は、モータ特性や負荷の程度・種類等によって0〜400程度の範囲で適宜設定される。
次に、ステップS12にて電源電圧Eが検出される。電源電圧Eは、電圧センサ6によって検出され、バッテリ2によって現時点でモータ1に印加されている電圧が検出される。電源電圧が高ければ、その分、ある許容電流値に対応するモータDutyは小さくなる。このため、当該制御方法でもバッテリ2の電圧値を検出し、それを制御上のパラメータの一つとして用いている。なお、ロック判断周波数dや電源電圧Eは何れを先に設定・検出しても良く、上述の順序には限定されない。
前記d,Eを検出等した後、dとfを比較する。fがd以上の場合、すなわち、モータ回転周波数がロック判断周波数以上である場合には、モータ1のDutyの最大値(Max.Duty)を次式に基づいて算出した後、ステップS15にてMax.Duty値を設定して当該ルーチンを抜ける。
Max.Duty = D0*Kf (式1)
前式において、D0は許容Duty値、Kfは周波数調整係数である。D0は、モータ1がロック状態(f=0)となったとき、マグネットの減磁やスイッチング素子の電流容量などの観点から、モータ1に印可可能なDuty値である。D0は電源電圧Eに依存する値であり、CPU3は、ステップS12にて取得した電源電圧Eをパラメータとして、次式によってD0を求める。
D0=a−bE (式2)
式2のa,bはモータ毎(あるいはモータ機種毎等)に予め設定される固定値であり、aはロック時の許容電流量から求められる固定Duty値、bはモータ特性に応じて決まるDuty特性係数である。これらの値は、予めROM8内に格納されている。図4は、式2において、a=124,b=4.7とした場合のEとD0との関係を示すグラフ図である。
固定Duty値aは、ロック電流を何アンペアに固定したいかによって決まり、Eを変数とした一次関数で表現されるD0の切片値となる。aの値は、許容電流量が大きければ大きくなり、許容電流量が小さければaの値は小さくなる。Duty特性係数bは、モータの巻線抵抗等に応じて、各モータの特性に基づいて決定され、Eを変数とした一次関数で表現されるD0の傾きとなる。前述のように、電源電圧Eが高いときは許容Duty値D0を低く抑える必要があり、ここではbは正の値となり、D0を示すグラフは右下がりとなる。
このように、許容Duty値D0は、許容される最大ロック電流値に基づき、各モータの特性に応じて設定され、電源電圧Eの大小によって変化する。この場合、許容最大ロック電流値は、マグネットの減磁が許容範囲内に抑えられる値が設定され、ロックを検知した場合には、電源電圧Eに応じてDuty値を強制的にD0以下に抑制すれば、低温ロック時の過大電流が防止でき、マグネットの減磁は抑制される。
一方、このような制御形態では、過負荷によって徐々にモータ回転数が低減し、巻線電流値が増大している状態でも、モータが停止しない限りDuty値は強制設定されない。そこで、ステップS3の処理では、モータ回転周波数fに応じて許容Duty値を補正し、その時点でのモータ回転数で許されるDuty値を個々に設定し、モータの状態に合わせた過電流防止対策を実施している。そのためのD0調整用の係数が式1のKfである。
すなわち、周波数調整係数Kfは、モータ回転周波数fに依存する係数であり、現在のモータ回転周波数fではMax.Duty値をいくつにすべきかを、D0に基づいて求めるための調整値である。従って、式1にて求められるMax.Duty値もまた許容Duty値の一種であり、ここでは、許容Duty値D0をモータ回転周波数に応じて補正した値を使用する。CPU3は、先に取得したモータ回転周波数fとロック判断周波数dを用いて、次式によってKfを求める。
Kf=1+(f−d)/c (式3)
式3のcは制限開始周波数であり、モータ回転周波数が何Hzとなった時点からDuty値の制限を開始するかを定める固定値であって、予めROM8内に格納されている。cの値としては、例えば、ロック判断周波数をd=300とした場合、それに対応してc=420(Hz)が設定される。また、f−dは、モータ回転周波数fがロック判断周波数dに達したとき0となり、このときKf=1となる。この際、許容Duty値D0は×1、すなわち、D0そのものとなり、fがdに達すると、f=0とならなくともMax.Duty値がD0となる。
図5は、a=124,b=4.7,c=420,d=300とした場合のMax.Duty値(減速時用Duty値)を示す制御マップ9の一例であり、ROM8内に格納されている。ここでは、dは300(f=300Hzでロックと判断)となっており、モータが減速し周波数が300Hzとなったとき、図4のような設定のD0が適用される。つまり、式1は、図5のマップでは、Max.Duty = D0*(1+(f−300)/420):(式4)で表され、f=300HzではMax.Duty=D0となる。なお、例えば、d=400と設定すると、f=400のときD0が適用されるように図5のテーブルが読み替えられる。
D0は、電源電圧Eに応じて図4に示した値を取り、例えば、電源電圧Eが13.5Vを超え14.0V以下の場合には、D0=58%となる。すなわち、図5において、E=14.0(V)以下,周波数300(Hz)以下の場合の値は58%となる。これは、Eが13.5V超14.0V以下の際にモータ1がロックした場合は、Dutyの最大値を58%に絞ることを意味している。
また、図5に示すように、電源電圧が前記同様13.5V〜14.0Vの場合、f=400HzではMax.Duty=72%、f=500HzではMax.Duty=86%などとDuty値が制限される。f=600Hzでは、Max.Dutyの計算値が100%を超え、この場合はDuty値100%が可能であるため、Duty制限は行われない。また、図5の網掛け部のようにMax.Dutyの計算値が100%以上の場合については、計算値に関わらずMax.Duty=100(%)となる。
このように、式1に基づいてMax.Duty値の制限を行うと、モータ1の回転数が低下するのに伴い、Duty最大値が徐々に制限される。そして、モータロック時には、Duty最大値は、マグネットの減磁やスイッチング素子の電流容量を考慮した値であるD0に抑制される。一方、ステップS13にて、モータ回転周波数fがロック判断周波数d未満の場合には、ステップS16に進む。この場合は、既にモータ1はロック状態にあると判断されるので、Max.Duty値は前述のD0に設定され、ステップS15に進み、ルーチンを抜ける。これにより、モータ1が始動直後からロック状態となっても、Max.Duty値はD0に抑えられる。
このようにステップS3にてMax.Duty値を算出した後、ステップS4に進み、モータ状態検出手段13にてモータの駆動状態が検出される。ここでは、回転数の変化からモータの加減速状態を判定し、当該処理の一つ前の処理(前回処理)におけるモータ回転数(f)と最新(今回処理)のモータ回転数とが比較される。前回処理時の回転数が今回以上の場合には、モータ1は同回転数か減速状態にあると判断され、ステップS5に進み、ステップS3にて算出したMax.Duty値をそのまま使用し、ステップS7に進む。これに対し、前回処理時の回転数が今回よりも小さい場合には、モータ1は加速状態にあると判断され、ステップS6に進み、Max.Duty補正手段14にてステップS3にて算出したMax.Duty値に加速補正係数Kpが乗じられる。
ステップS6では、例えば、Max.Duty値にKp=1.2が乗じられ、その値は通常制御時の1.2倍に高められる。図6は、減速時対応のMax.Duty値(図5)に1.2を乗じた補正値(加速時用Duty値)を示すマップである。ROM8内にはこのような加速時対応の補正マップが予め格納されており、ステップS6では、それを参照してMax.Duty値を補正する。図6のマップでは、例えば、13.5V〜14.0Vの場合、f=300Hz以下ではMax.Duty=70%、f=400HzではMax.Duty=86%などとDuty値が制限される。f=500Hz以上では、Max.Duty値は100%となる。この場合、加速により回転数が増大すれば、電流値は相対的に減少するため、許容Duty値をその減少分だけ高く設定しても、マグネット減磁などの不都合は生じない。
このように当該制御方法では、モータ加速時には、減速時に比してMax.Duty値が高く設定される。前述のように、図5のような減速時対応マップによる制御では、やや負荷が高く回転数が減少している状態で加速を行いたい場合には、必要以上にDuty値が抑制され、所望の加速特性が得られなかった。これに対し、本発明による制御方法では、モータの加減速状態を検出し、加速時にはMax.Duty値を高めに補正するので、過負荷〜ロック時の電流値を抑えつつ、加速時に必要なトルクを確保できる。このため、減磁抑制によりマグネットやスイッチング素子のコスト低減やモータ重量の軽減を図りつつ、加速性能の向上を図ることが可能となる。
ステップS5,6にてMax.Duty値を設定・補正した後、ステップS7に進み、ステップS2にて求めた制御Duty値(Duty(1))と、Max.Duty値とを比較する。Duty(1)がMax.Duty値以下の場合には、Duty値を抑制する必要はなく、ステップS8に進みそのままDuty(1)を出力Duty値に設定し、ステップS10にてその値をDuty値出力手段15からモータ駆動装置5に出力してルーチンを抜ける。これに対し、Duty(1)がMax.Duty値を超えている場合には、このDuty(1)をそのまま出力すると、電流値が過剰となり減磁が生じるおそれがある。このため、ステップS9に進み、Max.Duty値を出力Duty値として設定し、Duty値を抑制する。その後、ステップS10に進み、Max.Duty値を出力しルーチンを抜ける。そして、減速時にはPWM Dutyが一定(Max.Duty値)に保持され、その状態が所定時間経過するとモータの出力が停止される。これにより、モータロック時の過剰電流が抑えられ、マグネットの減磁防止が図られる。一方、加速時には、Max.Duty値が高めに補正され、加速性能向上が図られる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、Max.Duty値を式1を用いて算出する制御形態を示したが、Max.Duty値の算出方法はこれには限定されず、例えば、電流値と回転数からMax.Duty値を求めても良い。図7は、その場合の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、図2のステップS3の処理に代えて、ステップS31,33にて検出した回転数と電流値を用いて、ステップS34にてMax.Duty値を算出している。その他の処理は図2と同様である。なお、電流値の検出方法は、電流センサやシャント抵抗、回転数とDutyの関係等、種々の方法にて検出可能である。
また、前述の実施例では、ROM8内に減速時用Duty値と加速時用Duty値の両マップを格納し、加減速状況に応じてそれら適宜参照する制御形態を示したが、ROM8内には減速時用Duty値のマップのみを格納し、加速時にはその値にKpを乗じるようにしても良い。勿論、減速時用Duty値もマップではなく、式1を用いてその場で演算するようにしても良い。さらに、モータ温度を考慮し、温度センサ7から得たモータ温度情報に基づいてMax.Duty値を補正しても良く、例えば、D1=100−(100−Max.Duty)*T(T:温度)のような形でMax.Duty値を補正し、これにKpを乗じて加速時のMax.Duty値としても良い。
加えて、前述の実施例では、本発明を自動車のワイパシステム用モータに適用した例を示したが、本発明の適用対象はこれには限定されず、窓やドアを駆動するモータ、或いは他の車載モータや、寒冷地にて使用されるポンプ等に使用されるモータなど、種々のモータに適用可能である。また、モータ1として、駆動回路10によって正逆転駆動されるものを示したが、一方向にのみ回転するモータの制御に本発明を適用することも可能である。なお、前述実施例にて挙げた数値や図4,6のマップなどはあくまでも一例であり、本発明がこれらの数値に限定されないことは言うまでもない。

Claims (6)

  1. ON期間とOFF期間を備えたパルス状の波形を有する電圧を印加し、前記電圧のON/OFF比率を変化させることにより印加電圧を実効的に変化させるモータの制御方法であって、
    前記モータの許容電流量に基づいて、前記モータがロック状態となったときに前記モータに印加可能な前記電圧のON期間時比率を示す許容Duty値を設定し、
    前記モータの回転数が所定値以下となったとき、前記印加電圧のON期間時比率を前記許容Duty値以下に抑制する一方、
    前記モータが加速中の場合には、前記許容Duty値を該許容Duty値よりも高い値に設定された加速時用Duty値に補正することを特徴とするモータ制御方法。
  2. ON期間とOFF期間を備えたパルス状の波形を有する電圧を印加し、前記電圧のON/OFF比率を変化させることにより印加電圧を実効的に変化させるモータの制御方法であって、
    前記モータの許容電流量に基づいて、前記モータがロック状態となったときに前記モータに印加可能な前記電圧のON期間時比率を示す許容Duty値を、前記モータが加速中の場合と減速中の場合とで異なる値に設定し、
    前記モータの回転数が所定値以下となったとき、前記モータの加減速状況に基づいて前記許容Duty値を適宜選択し、前記印加電圧のON期間時比率を選択した前記許容Duty値以下に抑制することを特徴とするモータ制御方法。
  3. 請求項2記載のモータ制御方法において、前記モータが加速中の場合の前記許容Duty値は、前記モータが減速中の場合の前記許容Duty値よりも高い値が設定されることを特徴とするモータ制御方法。
  4. ON期間とOFF期間を備えたパルス状の波形を有する電圧を印加し、前記電圧のON/OFF比率を変化させることにより印加電圧を実効的に変化させてモータの駆動制御を行うモータ制御システムであって、
    モータの回転に伴って信号を出力する回転検出手段と、
    前記モータの許容電流量に基づいて設定され前記モータがロック状態となったときに前記モータに印加可能な前記電圧のON期間時比率を示す許容Duty値を格納する記憶手段と、
    前記回転検出手段から出力される信号に基づいて前記許容Duty値を算出する許容Duty値算出手段と、
    前記回転検出手段から出力される信号に基づいて前記モータの加減速状況を検出するモータ駆動状態検出手段と、
    前記モータ駆動状態検出手段にて前記モータが加速中と検出された場合、前記許容Duty値を補正する許容Duty値補正手段とを有することを特徴とするモータ制御システム。
  5. 請求項5記載のモータ制御システムにおいて、前記許容Duty値補正手段は、前記モータが加速中の場合、前記許容Duty値に対して所定の補正係数を乗じ、前記許容Duty値をより高い値に補正することを特徴とするモータ制御システム。
  6. 請求項5記載のモータ制御システムにおいて、前記記憶手段は、前記モータが加速中の場合に使用する加速時用Duty値と、前記モータが減速中に使用する減速時用Duty値とを備え、前記許容Duty値補正手段は、前記モータが加速中の場合、前記加速時用Duty値を用いて前記許容Duty値を補正することを特徴とするモータ制御システム。
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