JP4877697B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、円周上に配列されたアレーアンテナにおいて、複数のビームを合成する給電回路を有するアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。図9は、例えば特開昭61−169002号公報に示された従来のアンテナ装置の構成を示す図である。
【0003】
図9において、2は給電回路全体、E0、E1、E2、E3、及びE4はアンテナ素子、H2は180度ハイブリッド、Dmは無反射終端、Acは振幅調整器、Pcは位相補償回路、H1は90度ハイブリッド、Pbは4分配器、F1、F2、F3、及びF4は給電端子である。
【0004】
つぎに、従来のアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0005】
ハイブリッドH1、H2、位相補償回路Pc、及び振幅調整器Acによって、給電端子F1を給電すると、5個のアンテナ素子E0、E1、E2、E3、E4に、励振振幅位相がそれぞれja、exp(jp(ω))、−exp(jp(ω))、j(1−a/2)A(ω)、j(1−a/2)A(ω)が給電される。
【0006】
同様に、給電端子F2を給電すると、5個のアンテナ素子E0、E1、E2、E3、E4に、励振振幅位相がそれぞれ、ja、j(1−a/2)A(ω)、j(1−a/2)A(ω)、exp(jp(ω))、−exp(jp(ω))が給電される。
【0007】
同様に、給電端子F3を給電すると、5個のアンテナ素子E0、E1、E2、E3、E4に、励振振幅位相がそれぞれ、ja、−exp(jp(ω))、exp(jp(ω))、j(1−a/2)A(ω)、j(1−a/2)A(ω)が給電される。
【0008】
同様に、給電端子F4を給電すると、5個のアンテナ素子E0、E1、E2、E3、E4に、励振振幅位相がそれぞれ、ja、j(1−a/2)A(ω)、j(1−a/2)A(ω)、−exp(jp(ω))、exp(jp(ω))が給電される。
【0009】
これによって、給電端子F1、F2、F3、F4の給電点を切り替えることにより、4種類のビームが切り替わり、信号の送受信が行える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のアンテナ装置においては、円周上に配列された4個のアンテナ素子E1〜E4と、中心にある1素子のアンテナ素子E0を励振して、4種類のビームを形成するために、12個の90度ハイブリッド回路H1、4個の180度ハイブリッド回路H2、4個の振幅調整器Ac、4個の位相補償回路Pc、4分配回路Pbを多段に接続せねばならなかった。
【0011】
例えば、円の中心の1素子を除いてアレー構成が円周上の4素子のみになった場合でも、4分配回路Pbが除けるのみである。したがって、ハードウェアが複雑になると共に、接続による損失も大きくなり、信号対雑音比(以下、SN比)が劣化するという問題点があった。
【0012】
この発明は、前述した問題点を解決するためになされたもので、直径が半波長の奇数倍の円周上に配列された4個のアンテナ素子を単位とするアレーアンテナにおいて、簡単な給電回路構成で複数種類のビームを形成することができるアンテナ装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアンテナ装置は、円周上に等間隔に配列された第1、第2、第3、及び第4のアンテナ素子と、第1、第2、第3、及び第4の端子を有する第1の180度ハイブリッドと、第5、第6、第7、及び第8の端子を有する第2の180度ハイブリッドと、第9、第10、第11、及び第12の端子を有する第3の180度ハイブリッドとを備え、前記第1の180度ハイブリッドの前記第3の端子と前記第2の180度ハイブリッドの前記第5の端子を接続し、前記第1の180度ハイブリッドの前記第4の端子と前記第3の180度ハイブリッドの前記第9の端子を接続し、前記第2の180度ハイブリッドの前記第7の端子と前記第1のアンテナ素子を接続し、前記第2の180度ハイブリッドの前記第8の端子と前記第2のアンテナ素子を接続し、前記第3の180度ハイブリッドの前記第11の端子と前記第3のアンテナ素子を接続し、前記第3の180度ハイブリッドの前記第12の端子と前記第4のアンテナ素子を接続し、前記第2の180度ハイブリッドの前記第6の端子と第1の無反射終端を接続し、前記第3の180度ハイブリッドの前記第10の端子と第2の無反射終端を接続し、前記第1の180度ハイブリッドの前記第1の端子から前記第4の端子、前記第2の端子から前記第3の端子、前記第2の180度ハイブリッドの前記第5の端子から前記第8の端子、前記第6の端子から前記第7の端子、前記第3の180度ハイブリッドの前記第9の端子から前記第12の端子、前記第10の端子から前記第11の端子への通過位相を0度とし、前記第1の180度ハイブリッドの前記第1の端子から前記第3の端子、前記第2の端子から前記第4の端子、前記第2の180度ハイブリッドの前記第5の端子から前記第7の端子、前記第6の端子から前記第8の端子、前記第3の180度ハイブリッドの前記第9の端子から前記第11の端子、前記第10の端子から前記第12の端子への通過位相を180度とし、前記第1のアンテナ素子と前記第4のアンテナ素子、かつ、前記第2のアンテナ素子と前記第3のアンテナ素子が円の直径の両端にそれぞれ位置し、円の直径は、1波長の奇数倍である。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施例1.
この発明の実施例1に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。簡単のために、4素子の単位で実施例を説明する。図1は、この発明の実施例1に係るアンテナ装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0015】
図1において、#1、#2、#3、及び#4はアンテナ素子であり、#1と#4、また#2と#3が円の直径の両端に位置するものとする。このとき、円の直径は、半波長の奇数倍とする。
【0016】
また、同図において、A、B、C、及びDは90度ハイブリッドである。各90度ハイブリッドの端子をA1、A2、A3、及びA4と、B1、B2、B3、及びB4と、C1、C2、C3、及びC4と、D1、D2、D3、及びD4とする。
【0017】
A1、及びA2、B1、及びB2、C1、及びC2、並びにD1、及びD2を入力端子、A3、及びA4、B3、及びB4、C3、及びC4、並びにD3、及びD4を出力端子としたときに、入力端子A1から出力端子A4、入力端子A2から出力端子A3、入力端子B1から出力端子B4、入力端子B2から出力端子B3、入力端子C1から出力端子C4、入力端子C2から出力端子C3、入力端子D1から出力端子D4、入力端子D2から出力端子D3への通過位相を0°(度)、入力端子A1から出力端子A3、入力端子A2から出力端子A4、入力端子B1から出力端子B3、入力端子B2から出力端子B4、入力端子C1から出力端子C3、入力端子C2から出力端子C4、入力端子D1から出力端子D3、入力端子D2から出力端子D4への通過位相を90°(度)とする。
【0018】
このとき、出力端子A3と入力端子C1、出力端子A4と入力端子D1、出力端子B3と入力端子C2、出力端子B4と入力端子D2を接続し、出力端子C3、C4、D3、及びD4をアンテナ#1、#2、#3、及び#4に接続して給電している。
【0019】
つぎに、この実施例1に係るアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。図2は、この実施例1に係るアンテナ装置の放射パターンを示す図である。
【0020】
給電端子(入力端子)A1を励振すると、アンテナ素子#1に180°、アンテナ素子#2に90°、アンテナ素子#3に90°、アンテナ素子#4に0°の位相が励振される。このとき、図2に示すように、アンテナ素子#1の方向に主ビームを持つ放射パターンが形成される。
【0021】
給電端子(入力端子)A2を励振すると、アンテナ素子#1に90°、アンテナ素子#2に0°、アンテナ素子#3に180°、アンテナ素子#4に90°の位相が励振される。このとき、図2に示すように、アンテナ素子#3の方向に主ビームを持つ放射パターンが形成される。
【0022】
給電端子(入力端子)B1を励振すると、アンテナ素子#1に90°、アンテナ素子#2に180°、アンテナ素子#3に0°、アンテナ素子#4に90°の位相が励振される。このとき、図2に示すように、アンテナ素子#2の方向に主ビームを持つ放射パターンが形成される。
【0023】
給電端子(入力端子)B2を励振すると、アンテナ素子#1に0°、アンテナ素子#2に90°、アンテナ素子#3に90°、アンテナ素子#4に180°の位相が励振される。このとき、図2に示すように、アンテナ素子#4の方向に主ビームを持つ放射パターンが形成される。
【0024】
以上のように、この実施例1に係るアンテナ装置では、4個の90度ハイブリッドのみからなる給電回路で、4個の主ビームが切り替わることが可能になり、ハードウェアの複雑さ、および給電回路の損失が大幅に改善される。以上は、4素子の場合を説明したが、この4素子を単位としN組を円周上に配列された4N個のアレーアンテナを励振する場合、この実施例1を多段に接続すれば同様の原理で4N個のビームが形成される。
【0025】
すなわち、この実施例1に係るアンテナ装置は、円周上に等間隔に配列された4個のアンテナ素子#1〜#4と、4端子を有する4個の90度ハイブリッドA、B、C、Dとを備え、並列に並べた2個の90度ハイブリッドを2段に接続し、前段の90度ハイブリッドA、Bの出力端子A4、B3と後段の90度ハイブリッドD、Cの入力端子D1、C2を交差して接続し、後段の2個の90度ハイブリッドC、Dの4個の出力端子C3、C4、D3、D4と前記4個のアンテナ素子を接続し、各90度ハイブリッド内の交差する端子間への通過位相を0度とし、各90度ハイブリッド内の平行する端子間への通過位相を90度とする。その結果、給電回路の構成を簡単にすることができ、かつ複数種類のビームを形成することができる。
【0026】
実施例2.
この発明の実施例2に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。簡単のために、4素子の単位で実施例2を説明する。図3は、この発明の実施例2に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【0027】
図3において、#1、#2、#3、#4はアンテナ素子であり、#1と#4、また#2と#3が円の直径の両端に位置するものとする。このとき、円の直径は、1波長の奇数倍とする。
【0028】
また、同図において、Dmは無反射終端である。また、Ah、Ch、Dhは180度ハイブリッドである。各180度ハイブリッドの端子を、A1、A2、A3、及びA4と、C1、C2、C3、及びC4と、D1、D2、D3、及びD4とする。
【0029】
A1、A2、C1、C2、D1、D2を入力端子、A3、A4、C3、C4、D3、D4を出力端子としたときに、入力端子A1から出力端子A4、入力端子A2から出力端子A3、入力端子C1から出力端子C4、入力端子C2から出力端子C3、入力端子D1から出力端子D4、入力端子D2から出力端子D3への通過位相を0°(度)、入力端子A1から出力端子A3、入力端子A2から出力端子A4、入力端子C1から出力端子C3、入力端子C2から出力端子C4、入力端子D1から出力端子D3、入力端子D2から出力端子D4への通過位相を180°(度)とする。このとき、出力端子A3と入力端子C1、出力端子A4と入力端子D1を接続し、入力端子C2、D2に無反射終端Dmを接続している。
【0030】
つぎに、この実施例2に係るアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。図4は、この実施例2に係るアンテナ装置の放射パターンを示す図である。
【0031】
給電端子(入力端子)A1を励振すると、アンテナ素子#1に360°、アンテナ素子#2に180°、アンテナ素子#3に180°、アンテナ素子#4に0°の位相が励振される。このとき、図4に示すように、アンテナ素子#1及び#4の方向に主ビームを持つ放射パターンが形成される。
【0032】
給電端子(入力端子)A2を励振すると、アンテナ素子#1に180°、アンテナ素子#2に0°、アンテナ素子#3に360°、アンテナ素子#4に180°の位相が励振される。このとき、図4に示すように、アンテナ素子#2及び#3の方向に主ビームを持つ放射パターンが形成される。
【0033】
以上では、4素子の場合を説明したが、この4素子を単位としN組を円周上に配列された4N個のアレーアンテナを励振する場合、この実施例2を多段に接続すれば同様の原理で2N個のビームが形成される。
【0034】
以上のように、この実施例2に係るアンテナ装置では、3個の180度ハイブリッドのみからなる給電回路で2個の主ビームが切り替わることが可能になり、ハードウェアの複雑さ、および給電回路の損失が大幅に改善される。
【0035】
実施例3.
この発明の実施例3に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。簡単のために、4素子の単位で実施例3を説明する。図5は、この発明の実施例3に係るアンテナ装置の構成を示す図である。なお、この図5は、受信系の構成を示し、送信系のDA変換器(ディジタル/アナログ変換器)等を省略している。
【0036】
図5において、AdはAD変換器(アナログ/ディジタル変換器)、S1は信号処理装置である。このとき、90度ハイブリッドA、Bの入力端子A1、A2、B1、B2に、AD変換器を接続してビームの受信信号(アナログ信号)をベースバンド信号(ディジタル)に変換する。
【0037】
信号処理装置S1の動作としては、各端子で受信した信号の振幅に比例し、かつ位相は各端子の信号の位相の符号を反転させた複素励振振幅を掛けて合成する。これによって、例えば、図6に示すように、上記実施例1で示したビームとビームの間に信号が到来した場合でもその間の指向性を上げて最大比利得合成が実現できる。
【0038】
すなわち、この実施例3に係るアンテナ装置は、上記実施例1のアンテナ装置において、受信の場合には入力端子A1、A2、B1、B2にAD変換器を設け、送信の場合には入力端子A1、A2、B1、B2にDA変換器を設けて、ビームをさらに、信号処理装置S1のベースバンド信号処理で、振幅は各端子で受信した信号の振幅に比例し、かつ位相は各端子の信号の位相の符号を反転させた複素励振振幅を掛けて合成したものである。
【0039】
実施例4.
この発明の実施例4に係るアンテナ装置について図面を参照しながら説明する。簡単のために、4素子の単位で実施例4を説明する。図7は、この発明の実施例4に係るアンテナ装置の構成を示す図である。なお、この図7は、受信系の構成を示し、送信系のDA変換器(ディジタル/アナログ変換器)等を省略している。
【0040】
図7において、AdはAD変換器(アナログ/ディジタル変換器)、S2は信号処理装置である。このとき、90度ハイブリッドA、Bの入力端子A1、A2、B1、B2に、AD変換器を接続してビームの受信信号(アナログ信号)をベースバンド信号(ディジタル信号)に変換する。
【0041】
信号処理装置S2の動作としては、所望信号の到来方向に主ビームを向け、干渉信号の到来方向に指向性の零点を形成する。この処理によって、図8に示すように、干渉信号が到来する電波環境下でもその影響を除去して品質の高い通信が可能になる。
【0042】
すなわち、この実施例4に係るアンテナ装置は、上記実施例1のアンテナ装置において、受信の場合には入力端子A1、A2、B1、B2にAD変換器を設け、送信の場合には入力端子A1、A2、B1、B2にDA変換器を設けて、ビームをさらに、信号処理装置S2のベースバンド信号処理で、所望信号の到来方向に主ビームを向けて干渉信号の到来方向に指向性の零点を形成するものである。
【0043】
【発明の効果】
この発明に係るアンテナ装置は、以上説明したとおり、給電回路の構成を簡単にすることができ、かつ複数種類のビームを形成することができるという効果を奏する。
また、ビームとビームの間に信号が到来した場合でもその間の指向性を上げて最大比利得合成が実現できるという効果を奏する。
さらに、干渉信号が到来する電波環境下でもその影響を除去して品質の高い通信をすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施例1に係るアンテナ装置の放射パターンを示す図である。
【図3】 この発明の実施例2に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施例2に係るアンテナ装置の放射パターンを示す図である。
【図5】 この発明の実施例3に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施例3に係るアンテナ装置の放射パターンを示す図である。
【図7】 この発明の実施例4に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施例4に係るアンテナ装置の放射パターンを示す図である。
【図9】 従来のアンテナ装置の構成を示す図である。
Claims (1)
- 円周上に等間隔に配列された第1、第2、第3、及び第4のアンテナ素子と、
第1、第2、第3、及び第4の端子を有する第1の180度ハイブリッドと、
第5、第6、第7、及び第8の端子を有する第2の180度ハイブリッドと、
第9、第10、第11、及び第12の端子を有する第3の180度ハイブリッドと
を備え、
前記第1の180度ハイブリッドの前記第3の端子と前記第2の180度ハイブリッドの前記第5の端子を接続し、
前記第1の180度ハイブリッドの前記第4の端子と前記第3の180度ハイブリッドの前記第9の端子を接続し、
前記第2の180度ハイブリッドの前記第7の端子と前記第1のアンテナ素子を接続し、
前記第2の180度ハイブリッドの前記第8の端子と前記第2のアンテナ素子を接続し、
前記第3の180度ハイブリッドの前記第11の端子と前記第3のアンテナ素子を接続し、
前記第3の180度ハイブリッドの前記第12の端子と前記第4のアンテナ素子を接続し、
前記第2の180度ハイブリッドの前記第6の端子と第1の無反射終端を接続し、
前記第3の180度ハイブリッドの前記第10の端子と第2の無反射終端を接続し、
前記第1の180度ハイブリッドの前記第1の端子から前記第4の端子、前記第2の端子から前記第3の端子、前記第2の180度ハイブリッドの前記第5の端子から前記第8の端子、前記第6の端子から前記第7の端子、前記第3の180度ハイブリッドの前記第9の端子から前記第12の端子、前記第10の端子から前記第11の端子への通過位相を0度とし、
前記第1の180度ハイブリッドの前記第1の端子から前記第3の端子、前記第2の端子から前記第4の端子、前記第2の180度ハイブリッドの前記第5の端子から前記第7の端子、前記第6の端子から前記第8の端子、前記第3の180度ハイブリッドの前記第9の端子から前記第11の端子、前記第10の端子から前記第12の端子への通過位相を180度とし、
前記第1のアンテナ素子と前記第4のアンテナ素子、かつ、前記第2のアンテナ素子と前記第3のアンテナ素子が円の直径の両端にそれぞれ位置し、
円の直径は、1波長の奇数倍である
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