JP4877099B2 - 熱延鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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(1)質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、V:0.1%超0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.01〜0.2%、Al:0.1%超3.0%以下、N:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有し、引張強度TSが、950MPa以上であって、かつ、全伸びEl(%)との積であるTS×El値が15000MPa・%以上であり、さらに、降伏比が80%未満であることを特徴とする熱延鋼板。
(A)質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、V:0.1%超0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.01〜0.2%、Al:0.10%超3.0%以下、N:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有する鋼塊または鋼片を1200℃以上とした後に粗熱間圧延を施して粗バーとする粗熱間圧延工程;
(B)前記粗バーに圧延完了温度がAr3点温度以上である仕上熱間圧延を施して熱延鋼板とする仕上熱間圧延工程;および
(C)前記仕上熱間圧延工程により得られた前記熱延鋼板を30℃/秒以上の平均冷却速度で600〜780℃の温度域まで冷却し、次いで前記温度域に2〜20秒間滞在させ、その後30℃/秒以上の平均冷却速度で500℃以下の温度域まで冷却して巻取る冷却工程。
(D)前記粗熱間圧延工程で得られた粗バーの表面温度TBRT(℃)が下記式(3)を満たす状態で該粗バーにデスケーリングを施すデスケーリング工程。
(9)前記化学組成が、Feの一部に代えて、Cr、Cu、Ni、Mo、ZrおよびWからなる群から選ばれる1種以上を合計で1.0質量%以下含有することを特徴とする上記(7)または(8)に記載の熱延鋼板の製造方法。
(10)前記化学組成が、Feの一部に代えて、Ca、MgおよびREMからなる群から選ばれる1種以上を合計で0.01質量%以下含有することを特徴とする上記(7)〜(9)のいずれかに記載の熱延鋼板の製造方法。
(11)前記化学組成が下記式(2)を満足することを特徴とする上記(7)〜(10)のいずれかに記載の熱延鋼板の製造方法。
向けて、設けられることが望ましい。
本実施形態に係る鋼の化学組成について説明する。
C:0.05〜0.25%
Cは、強度向上に有効な元素であり、950MPa以上の強度を得るために0.05%以上含有させる。C含有量が0.05%を下回ると目的とする強度を得ることが困難となり、0.25%を超えるとフェライト中に粗大な炭化物を形成して加工性を損なう。したがって、C含有量を0.05%以上0.25%以下とする。好ましい含有量は0.08%以上0.20%以下である。
Siは、強度向上に伴う延性の劣化を緩やかにするため、強度延性バランスを向上させる作用を有する。しかしながら、Si含有量が0.01%を下回るとこの作用による効果が十分でなく、1.5%を超えて含有させても効果が飽和する。したがって、Si含有量を0.01%以上1.5%以下とする。また、Si含有量が多いと島状スケールや島状スケール疵が発生しやすく、また残留オーステナイトが形成されて伸びフランジ性等の成形性が劣化する傾向を示す。このため、Si含有量を1.0%以下とすることが好ましい。
Mnは、強度向上に有効な元素であり、目的とする強度を得るために0.5%以上含有させる。さらに、Mnは、オーステナイトからフェライトへの変態温度を低下させるため、仕上温度を低下させることを可能とし、フェライト粒径の微細化を容易にするとともに第二相の形成を促す。このため、伸びフランジ性の向上と低YR化に寄与する。この観点からは、Mnを0.8%以上含有させることが好ましい。一方、過剰の含有は仕上圧延後のフェライト変態を遅延させ、製造安定性を損なう。このためMn含有量を3.0%以下とする。また、含有量が多いとスラブ中心部に偏析する傾向が強くなり成形性が劣化するようになる。このため、Mn含有量を2.5%以下とすることが好ましい。
一般に不純物として含有されるが、強度向上にも寄与するため、積極的に含有させても良い。しかし、粒界に偏析し脆化を生じるため、P含有量は0.1%以下とする。
一般に不純物として含有され、Mn、Ti等と結合し、粗大な硫化物系の介在物を形成して加工性を著しく損なう。このため、S含有量を0.01%以下とする。0.007%以下とすることが好ましく、0.003%以下とすることがより好ましい。
Vは、本発明において重要な元素の一つであり、フェライト変態を促進する作用を有するとともに、Cと結合して微細な炭化物となり、鋼の析出強化に有効に作用する。950MPa以上の強度を確保するために0.1%を超えて含有させる。0.15%以上含有させることが好ましい。一方、過剰に含有させても効果が飽和していたずらにコスト増を招くため、V含有量を0.5%以下とする。0.3%以下とすることが好ましい。
Nbは、含有させることにより炭窒化物を形成し、オーステナイト粒を微細化してフェライトの核生成サイトを増やし、フェライトの粗大化を抑制する。さらに、V、Tiとの複合添加により微細な析出物を形成し強度向上に大きく寄与する。一方、過剰に含有させるとフェライト変態の遅延を招き、良好な延性を確保するために必要なフェライト量を確保することが困難となる。このため、Nb含有量を0.1%以下、好ましくは0.05%以下とする。Nbによる上記効果を確実に得るためには、Nb含有量を0.01%以上とすることが好ましい。
Tiは、本発明において重要な元素の一つであり、含有させることにより鋼中のNを固定し伸びフランジ性の向上に寄与する。このため、Ti含有量を0.01%以上とする。さらに、N固定に要する以上のTiを含有させることにより、Cと結合し微細な炭化物を形成して鋼の析出強化に有効に作用する。このため、Ti含有量を0.05%以上とすることが好ましく、0.08%以上とすることがさらに好ましい。一方、過剰に含有させるとオーステナイト中に粗大な炭窒化物を形成して鋼の機械特性を劣化させるため、Ti含有量を0.2%以下とし、0.15%以下とすることが好ましい。
Alは、本発明において重要な元素の一つであり、フェライト変態を促進し、低温でも十分なフェライト相が得られるようにして製造安定性を高めるとともに、粗大なセメンタイトの形成を抑制し良好な伸びフランジ性の確保に有効である。このため、Al含有量を0.10%超とする。0.12%以上とすることが好ましい。一方、過剰に含有させると、オーステナイトからフェライトへの変態温度を過度に上昇させ、仕上温度の上昇を招き製造安定性を損なうとともに、オキサイドを形成し成形性を劣化させる。このため、Al含有量を3.0%以下とする。2.0%以下とすることが好ましく、0.5%以下とすればさらに好ましい。
Nは、Ti、Nb、V等と結合し、粗大な窒化物を形成して加工性を損なわせる不純物元素である。したがって、N含有量を0.01%以下とする。0.006%以下とすることが好ましい。
Cr、Cu、Ni、Mo、Zr、Wからなる群から選ばれる1種以上を合計で1.0%以下
上記元素は強度を向上させる作用を有するとともに、伸びフランジ性を損なうパーライトの形成を抑制する作用を有する。このため合計で1.0%以下含有させてもよい。上記効果を確実に得るには合計含有量を0.1%以上とすることが好ましい。一方、合計含有量が1.0%を上回ると効果が飽和して製品のコストアップにつながり、また化成処理性を損なう。好ましい合計含有量は0.8%以下である。
Ca、Mg、REM(希土類金属)は溶鋼中でオキサイドを形成し、脱酸作用により鋼の清浄度を向上し特性改善に寄与する。また炭窒化物の形成核として作用するため、適切に微細分散化すると、粗大な炭窒化物の形成を抑制し伸びフランジ性を向上する。このため、合計で0.01%以下含有させてもよい。上記効果を確実に得るには合計含有量を2ppm以上とすることが好ましい。一方、合計含有量が0.01%を超えると粗大オキサイドを形成し、かえって鋼の清浄度を低下させ、伸びフランジ性を損なう。好ましい合計含有量は0.005%以下である。
上記化学組成を、下記式(1)を満足するように規定することにより、優れた強度延性バランスと形状凍結性とを具備させることができる。さらに、好ましくは、下記式(2)を満足するように規定することにより、良好な化成処理性をも具備させることができる。
本実施形態に係る鋼板は、その表面における島状スケールまたは島状スケール疵の面積率は3%以下とすることが好ましい。ここで規定する面積率は、熱延鋼板の非定常部分を除いた部分、すなわち圧延幅方向の両端部よりそれぞれ100mmおよび圧延方向の先端部および後端部よりそれぞれ30mを除いた部分における面積割合である。
本発明による鋼組織は、15〜80面積%のフェライトと残部硬質相とよりなることが好ましい。フェライトが15面積%を下回ると延性が劣化し、成形性が損なわれる場合がある。また、フェライトが80面積%を超えると、YRが上昇し形状凍結性が劣化する場合がある。この理由は定かではないが、おそらくフェライト中において金属炭化物の微細析出が顕著となり、微細分散強化によりYRが上昇するものと推測される。好ましいフェライト面積率は65%以下である。
さらに、上記フェライトの平均ビッカース硬度と残部組織の平均ビッカース硬度との差ΔHvを50以上とすると、YR<80%を達成することができる。好ましい硬度差はΔHv≧80である。一方ΔHvが過大となると伸びフランジ性の劣化を招くため、伸びフランジ性を要する場合にはΔHv≦250とすることが好ましい。
本実施形態に係る熱延鋼板は、上記のような化学組成上の特徴および鋼組織上の特徴を有し、好適態様においてはさらに上記の表面性状を有し、機械特性として、950MPa以上の高強度と引張強度(MPa)×全伸び(%)≧15000の高い強度延性バランスとを有しつつ、さらに降伏比が80%未満であるならば、製造方法には特に限定されない。ただし、次のような製造方法を採用すれば、本実施形態に係る熱延鋼板を効率的に、かつ安定的に得ることが実現される。
上記化学組成を備える鋼塊または鋼片の温度を1200℃以上として熱間圧延に供し、粗大な炭窒化物を固溶させることが好ましい。粗大な炭窒化物は、伸びフランジ性を阻害するとともに、強度向上に寄与する微細な炭窒化物を形成する元素を消費する。したがって、1200℃以上とすることによって、強度低下や伸びフランジ性の低下などの機械特性の劣化が回避される。
上記の温度に加熱された鋼塊または鋼片に粗熱間圧延を施して粗バーとする。鋼塊または鋼片に機械的な圧縮加工を加える粗熱間圧延工程は1050℃以上の温度域において行うことが好ましい。このようにすることにより、加工歪に起因する粗大な炭窒化物の形成が低減され、良好な穴拡げ性が実現される。
上記の粗熱間圧延を施した粗バーをデスケーリングするにあたって、粗バーの表面温度TBRTが下記式(3)を満たすようにすることが好ましい。粗バーの表面温度TBRTが式(3)を満たすことで、鋼板表面の島状スケール発生の原因となるFeO−Fe2SiO4共晶化合物層を半溶融状態とすることが可能となり、スケール剥離性が著しく向上する。このため、優れた表面性状を有する鋼板が得られやすい。
上記粗バーに仕上熱間圧延を施すにあたって、仕上熱間圧延をオーステナイト温度域で行い、仕上熱間圧延の終了温度をAr3点温度以上とすることが好ましい。また、圧延中に導入された加工歪みによるフェライト変態の促進効果が高まるため、仕上げ圧延の終了温度をAr3点温度に近づけることがより好ましい。本発明で規定される鋼のAr3点は概ね750℃から980℃である。
仕上熱間圧延が完了したら、30℃/秒以上の平均冷却速度で600〜780℃まで冷却し、続いて、その温度域で2秒間以上20秒間以下の時間滞留させた後、30℃/秒以上の平均冷却速度で500℃以下の温度域まで冷却して巻き取ることが好ましい。以下の説明では、上記の冷却および冷却速度を、便宜的にそれぞれ第一、第二冷却および第一、第二冷却速度という。
表1に示す化学組成を有する鋼のうち、本発明範囲内の化学組成を有する鋼種A〜F、および範囲外の鋼種G,I〜Kについて、インゴットを鍛造し、厚さ30mmの鋼片を得た。得られた鋼片を再加熱し、試験用小型タンデムミルにて熱間圧延を施して板圧2.6mmの熱間圧延鋼板を得た。熱間圧延に際して、鋼片の加熱温度、仕上温度、第一冷却速度、第一冷却停止温度およびその温度における滞留時間、第二冷却速度、巻取温度について種々の検討を行った。冷却については水スプレー装置を用い、実ラインにおける熱延鋼帯巻取り後の熱履歴を模擬した温度制御型除冷炉を用いて巻取過程を模擬した。各試験の熱間圧延条件は表2に示したとおりである。なお、全ての表中の下線は、本発明の範囲外であることを意味する。
表1に示す化学組成を有する鋼のうち、本発明範囲内の化学組成を有するA、B、E鋼、および範囲外の化学組成を有するH鋼を、連続鋳造によりスラブとし、熱間圧延を実施した。熱間圧延に際し、スラブ加熱温度、粗圧終了温度、粗圧後に得られた粗バーの再加熱温度、仕上温度、第一冷却速度、第一冷却停止温度およびその温度における滞留時間、第二冷却速度、巻取温度について、条件を変更して鋼板を製造した。実施した鋼種および熱間圧延条件の詳細を表4に示す。
Claims (11)
- 質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、V:0.1%超0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.01〜0.2%、Al:0.10%超3.0%以下、N:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有し、
引張強度TSが、950MPa以上であって、かつ、全伸びEl(%)との積であるTS×El値が15000(MPa・%)以上であり、さらに、
降伏比が80%未満であることを特徴とする熱延鋼板。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、Cr、Cu、Ni、Mo、ZrおよびWからなる群から選ばれる1種以上を合計で1.0質量%以下含有することを特徴とする請求項1に記載の熱延鋼板。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、Ca、MgおよびREMからなる群から選ばれる1種以上を合計で0.01質量%以下含有することを特徴とする請求項1または2に記載の熱延鋼板。
- 15〜80面積%のフェライトを含有し、前記フェライトの平均ビッカース硬度と残部組織の平均ビッカース硬度との差ΔHvが50以上である鋼組織を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱延鋼板。
- 鋼板表面の島状スケールまたは島状スケール疵の面積率が3%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の熱延鋼板。
- 下記工程(A)〜(C)を備えることを特徴とする請求項1に記載の熱延鋼板の製造方法:
(A)質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、V:0.1%超0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.01〜0.2%、Al:0.10%超3.0%以下、N:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有する鋼塊または鋼片を1200℃以上とした後に粗熱間圧延を施して粗バーとする粗熱間圧延工程;
(B)前記粗バーに圧延完了温度がAr3点温度以上である仕上熱間圧延を施して熱延鋼板とする仕上熱間圧延工程;および
(C)前記仕上熱間圧延工程により得られた前記熱延鋼板を30℃/秒以上の平均冷却速度で600〜780℃の温度域まで冷却し、次いで前記温度域に2〜20秒間滞在させ、その後30℃/秒以上の平均冷却速度で500℃以下の温度域まで冷却して巻取る冷却工程。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、Cr、Cu、Ni、Mo、ZrおよびWからなる群から選ばれる1種以上を合計で1.0質量%以下含有することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の熱延鋼板の製造方法。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、Ca、MgおよびREMからなる群から選ばれる1種以上を合計で0.01質量%以下含有することを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の熱延鋼板の製造方法。
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