JP4877042B2 - プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及びプロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及びプロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4877042B2
JP4877042B2 JP2007115139A JP2007115139A JP4877042B2 JP 4877042 B2 JP4877042 B2 JP 4877042B2 JP 2007115139 A JP2007115139 A JP 2007115139A JP 2007115139 A JP2007115139 A JP 2007115139A JP 4877042 B2 JP4877042 B2 JP 4877042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
colorant
screen
ink layer
projector
wavelength region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007115139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008268789A5 (ja
JP2008268789A (ja
Inventor
強 佐野
清彦 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007115139A priority Critical patent/JP4877042B2/ja
Priority to US11/999,129 priority patent/US7936507B2/en
Publication of JP2008268789A publication Critical patent/JP2008268789A/ja
Publication of JP2008268789A5 publication Critical patent/JP2008268789A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4877042B2 publication Critical patent/JP4877042B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

本発明は、プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及び前記プロジェクタ用スクリーンを備えたプロジェクタに関する。
大画面表示を容易に実現することのできる表示装置としてプロジェクタが、従来から知られている。プロジェクタシステムには、赤色光(R)、緑色光(G)及び青色光(B)の3色に分光された光を各々の液晶パネルに割り当て、反射型スクリーンに映像を投影表示するフロントプロジェクタと、透過型スクリーンに映像を透過表示するリアプロジェクタとが知られている。
これらのプロジェクタシステムでは、高輝度化が進められた結果、明るい室内で鑑賞される機会も増えている。しかし、投射映像(フロントプロジェクタ)や透過映像(リアプロジェクタ)を明るい環境で鑑賞すると、蛍光灯等の外光がスクリーンに反射して映像のコントラストを十分に取ることができない。このため、外光をカットすることができるようなスクリーンが求められていた(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、外光をむやみにフィルタリングすると、フィルタリングされずに残った光成分(即ち、反射された外光)によって映像に色付きが生じ、表示特性を損なうことがある。
また、明るい照明環境下において高コントラスト且つ色付きのない投射映像を可能とすることを目的として、スクリーンの吸収波長域が映像光の中心波長以外の波長域に存在し、且つ、スクリーンに吸収されない外光の色温度の範囲が4500K以上7000K以下(即ち、無彩色)となるような光吸収特性を備えるスクリーンも提案されている(特許文献2)。
特開平5−216123号公報 特開2005−107375号公報
本発明者は、前記特許文献2に記載の手段とは異なる別の手段によって、明るい照明環境下で鑑賞する場合でも、外光反射による影響を受けずに、色再現性の良好な映像を表示することができるスクリーンを開発するべく鋭意研究を重ねていたところ、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤と470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤とを組み合わせて使用することによって、前記の課題を解決することができることを見出した。
また、前記着色剤に加えて、570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤を組み合わせて使用したり、あるいは特定の印刷方法を利用したりすると、外光反射による影響を受けずに、色再現性の更に良好な映像を表示することができることも見出した。
本発明は、こうした知見に基づくものである。
従って、本発明は、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤と470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤とを、それぞれがスクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分布した状態で含むことを特徴とする、プロジェクタ用スクリーンを提供するものである。
本発明のプロジェクタ用スクリーンの好ましい態様においては、更に、570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤をスクリーン基材の映像表示用領域全体に担持する。
本発明のプロジェクタ用スクリーンの別の好ましい態様においては、前記着色剤の少なくとも1つを、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分布した状態で含む。
本発明のプロジェクタ用スクリーンの更に別の好ましい態様においては、前記着色剤の少なくとも1つを、スクリーン基材の映像表示用領域全体に不均一に分布した状態で含む。この態様において、更に好ましくは、不均一に分布した状態の着色剤の濃度が、前記映像表示用領域の中心部から周縁部の方向に同心円状に徐々に濃くなる。
本発明のプロジェクタ用スクリーンの更に別の好ましい態様においては、各着色剤を、相互に離間したドット状インク層として担持するか、又は少なくとも部分的に重なり合うドット状インク層として担持する。
本発明のプロジェクタ用スクリーンの更に別の好ましい態様においては、各着色剤を相互に別々に含有する複数のベタ塗りインク層として担持する。
本発明のプロジェクタ用スクリーンの更に別の好ましい態様においては、各着色剤を同時に含有する単独のベタ塗りインク層として担持する。
本発明のプロジェクタ用スクリーンの更に別の好ましい態様においては、映像光を反射表示するか、あるいは映像光を透過表示する。
本発明は、前記プロジェクタ用スクリーンを含む、フロントプロジェクタ又はリアプロジェクタにも関する。
本発明は、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤を含有するインクジェット記録用インク組成物と、470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤を含有するインクジェット記録用インク組成物とをインクジェット記録方法によってスクリーン基材の映像表示用領域に吐出することを特徴とする、プロジェクタ用スクリーンの製造方法にも関する。
本発明の製造方法の好ましい態様においては、更に、570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤を含有するインクジェット記録用インク組成物をインクジェット記録方法によってスクリーン基材の映像表示用領域に吐出する。
本発明の製造方法の別の好ましい態様においては、前記インクジェット記録用インク組成物の少なくとも1つを、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分布した状態に吐出する。
本発明の製造方法の更に別の好ましい態様においては、前記インクジェット記録用インク組成物の少なくとも1つを、スクリーン基材の映像表示用領域全体に不均一に分布した状態に吐出する。この態様において、更に好ましくは、不均一に分布した状態に吐出する着色剤の濃度が、前記映像表示用領域の中心部から周縁部の方向に同心円状に徐々に濃くなる。
本発明の製造方法の更に別の好ましい態様においては、前記の各インクジェット記録用インク組成物を、相互に離間したドット状インク層を形成するように、又は少なくとも部分的に重なり合うドット状インク層を形成するように吐出する。
本発明の製造方法の更に別の好ましい態様においては、前記の各インクジェット記録用インク組成物を、任意の順序で、ベタ塗り層として吐出する。
本発明は、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤と470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤とを含有するインクジェット記録用インク組成物を、インクジェット記録方法によってスクリーン基材の映像表示用領域に吐出することを特徴とする、プロジェクタ用スクリーンの製造方法にも関する。
本発明の前記製造方法の好ましい態様においては、570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤を更に含有するインクジェット記録用インク組成物を吐出する。
本発明の前記製造方法の別の好ましい態様においては、前記インクジェット記録用インク組成物を、着色剤の濃度がスクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分布した状態になるように吐出する。
本発明の前記製造方法の更に別の好ましい態様においては、前記インクジェット記録用インク組成物を、着色剤の濃度がスクリーン基材の映像表示用領域全体に不均一に分布した状態になるように吐出する。この態様において、更に好ましくは、着色剤の濃度が、前記映像表示用領域の中心部から周縁部の方向に同心円状に徐々に濃くなる。
本発明は、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤、470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤、及び570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤からなる群から選択される2種の着色剤を含有するインクジェット記録用インク組成物と、前記インクジェット記録用インク組成物に含まれていないもう1種の着色剤を含有するインクジェット記録用インク組成物とを、インクジェット記録方法によってスクリーン基材の映像表示用領域に吐出することを特徴とする、プロジェクタ用スクリーンの製造方法にも関する。
本発明の前記製造方法の好ましい態様においては、前記インクジェット記録用インク組成物の少なくとも1つを、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分布した状態に吐出する。
本発明の前記製造方法の別の好ましい態様においては、前記インクジェット記録用インク組成物の少なくとも1つを、スクリーン基材の映像表示用領域全体に不均一に分布した状態に吐出する。この態様において、更に好ましくは、不均一に分布した状態に吐出する着色剤の濃度が、前記映像表示用領域の中心部から周縁部の方向に同心円状に徐々に濃くなる。
本発明の前記製造方法の更に別の好ましい態様においては、前記の各インクジェット記録用インク組成物を、相互に離間したドット状インク層を形成するように、又は少なくとも部分的に重なり合うドット状インク層を形成するように吐出する。
本発明の前記製造方法の更に別の好ましい態様においては、前記の各インクジェット記録用インク組成物を、任意の順序で、ベタ塗り層として吐出する。
本明細書において、「400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤」とは、その着色剤の示す吸収波長領域のほとんどが「400nm〜440nm」に存在することを意味する。また、「ほとんど」とは、図1(a)に示すように、全吸収領域が「400nmから440nm」に存在する場合だけでなく、図1(b)〜図1(d)に示すように、着色剤の全吸収領域を面積に換算した場合に、「400nmから440nm」の吸収波長領域(A)が、「400nm」未満の吸収波長領域(B)と「440nm」を超える吸収波長領域(C)と前記「400nmから440nm」の吸収波長領域(A)との合計に対して、70%以上になること、すなわち、以下の計算式(1):
S=〔A/(A+B+C)〕×100 (1)
で算出される比率(S)が70%以上になることを意味する。
同様に、「470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤」とは、その着色剤の示す吸収波長領域のほとんどが「470nm〜510nm」に存在することを意味し、「ほとんど」とは、全吸収領域を面積に換算した場合に、その70%以上が当該波長領域に存在することを意味する。
また、「570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤」とは、その着色剤の示す吸収波長領域のほとんどが「570nm〜610nm」に存在することを意味し、「ほとんど」とは、全吸収領域を面積に換算した場合に、その70%以上が当該波長領域に存在することを意味する。
本発明のプロジェクタ用スクリーンは、図2に示すように、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤、すなわち、青色光(B)の波長領域〔図2の曲線B〕よりも低波長の領域〔図2の曲線V〕に吸収波長領域を有する着色剤〔以下、「着色剤V」と称することがある〕、及び470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤、すなわち、青色光(B)の波長領域〔図2の曲線B〕と緑色光(G)の波長領域〔図2の曲線G〕との間の領域〔図2の曲線BG〕に吸収波長領域を有する着色剤〔以下、「着色剤BG」と称することがある〕を、それぞれがスクリーン基材の映像表示用領域全体に均一あるいは不均一に分布した状態で担持しているので、映像表示用の分光成分〔すなわち、赤色光(R)、緑色光(G)及び青色光(B)の3色〕以外の成分の光を完全に吸収することができる。従って、明るい照明環境下で鑑賞する場合でも、外光反射による影響を受けずに、色再現性の良好な映像を表示することができる。
また、本発明のプロジェクタ用スクリーンが、前記着色剤V及び前記着色剤BGに加えて、図2に示すように、570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤、すなわち、緑色光(G)の波長領域〔図2の曲線G〕と赤色光(R)の波長領域〔図2の曲線R〕との間の領域に吸収波長領域〔図2の曲線GR〕を有する着色剤〔以下、「着色剤GR」と称することがある〕を、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一あるいは不均一に分布した状態で担持していると、映像表示用の分光成分〔すなわち、赤色光(R)、緑色光(G)及び青色光(B)の3色〕以外の成分の光を一層完全に吸収することができるので、明るい照明環境下で鑑賞する場合でも、外光反射による影響を受けずに、色再現性の更に良好な映像を表示することができる。
[スクリーン]
本発明によるプロジェクタ用スクリーンの代表的な実施態様を、図3〜図5に模式的に示す。
図3は、反射型スクリーン基材41の反射面側の映像表示用領域全体の表面上に、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤Vを含有するドット状インク層42と、470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤BGを含有するドット状インク層43とを均一に且つ規則的に担持して含むフロントプロジェクタ用スクリーン40の模式的断面図である。一方のドット状インク層42のドット群は、他方のドット状インク層43のドット群とは独立して、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分散して分布し、同時に、他方のドット状インク層43のドット群は、もう一方のドット状インク層42のドット群とは独立して、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分散して分布している。また、ドット状インク層42とドット状インク層43とは、図3に示すように相互に離間させて独立に設けることができるだけでなく、ドット状インク層が部分的ないし全体的に相互に重なり合うように設けることもできる。更に、各ドット状インク層は規則的に配置されていることが好ましいが、あるいは正確に規則的である必要はなく、ランダムに配置されていることもできる。
前記の反射型スクリーン基材41は、ドット状インク層42のドット群及びドット状インク層43のドット群のいずれか一方又は両方を、スクリーン基材の映像表示用領域全体に不均一に分布した状態で含むことができる。ここで、不均一に分布した状態とは、例えば、着色剤の濃度が、前記映像表示用領域の中心部から周縁部の方向に同心円状に徐々に(すなわち、連続的又は段階的に)変化することを意味し、例えば、薄くなるか又は好ましくは濃くなることを意味する。着色剤の濃度を変化させる手段は特に限定されないが、例えば、ドット径(吐出量)を変化させる方法、同一径ドット(同一吐出量ドット)の単位当たり密度を変化させる方法、あるいは着色剤含有量の異なるインク組成物を用いる方法を挙げることができる。
前記のドット状インク層42及びドット状インク層43に加えて、570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤GRを含有するドット状インク層(図示せず)を、反射型スクリーン基材41の反射面側の映像表示用領域全体の表面上に、均一に且つ規則的ないしランダムに、あるいは不均一に担持して含むこともできる。着色剤GRを含有するドット状インク層も、ドット状インク層42とドット状インク層43と、図3に示すように相互に離間させて独立に設けることができるだけでなく、ドット状インク層が部分的ないし全体的に相互に重なり合うように設けることもできる。
場合により、前記ドット状インク層42及びドット状インク層43(更に、場合により着色剤GRを含有するドット状インク層)の上に、保護層を設けるか、あるいは反射型スクリーン基材41の片側表面上に設けた保護層の上に、前記ドット状インク層42及びドット状インク層43(更に、場合により着色剤GRを含有するドット状インク層)を設けることもできる。保護層を設けることによって、前記ドット状インク層42及びドット状インク層43(更に、場合により着色剤GRを含有するドット状インク層)を反射型スクリーン基材41に緊密に担持させることができる。なお、ドット状インク層42には、前記着色剤V以外に着色剤を含有させず、前記ドット状インク層43には、前記着色剤BG以外に着色剤を含有させない。同様に、着色剤GRを含有するドット状インク層には、着色剤GR以外に着色剤を含有させない。
図3に示す反射型スクリーン基材41の代わりに、透過型スクリーン基材を用い、その透過型スクリーン基材の片側表面上に、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤Vを含有するドット状インク層と、470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤BGを含有するドット状インク層とを、図3に示すように相互に独立に担持させることによって、リアプロジェクタ用スクリーンとすることもできる。場合により、着色剤GRを含有するドット状インク層(図示せず)を更に設けることもできる。これらのドット状インク層は、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に又は不均一に分布した状態で含むことができる。これらの場合、ドット状インク層を設ける表面は、透過型スクリーン基材のいずれか一方の表面(すなわち、映像光の入射側表面又は映像光の透過側表面のいずれか一方の表面)又は両方の表面とすることができる。透過型スクリーン基材の両面にドット状インク層を設ける場合は、一方の表面に着色剤Vを含有するドット状インク層(場合により、更に、着色剤GRを含有するドット状インク層)を設け、他方の表面に着色剤BGを含有するドット状インク層(場合により、更に、着色剤GRを含有するドット状インク層)を設けることもできる。また、ドット状インク層の上に、保護層を設けるか、あるいは透過型スクリーン基材の片側若しくは両側表面上に設けた保護層の上に、前記ドット状インク層を設けることもできる。
図4は、反射型スクリーン基材51の反射面側の映像表示用領域全体の表面上に、着色剤Vを含有するインク層52と、着色剤BGを含有するインク層53とを順に担持して含むフロントプロジェクタ用スクリーン50の模式的断面図である。反射型スクリーン基材51の反射面側の表面上に着色剤BG含有インク層53を設けてから、その上に、着色剤V含有インク層52を設けることもできる。前記着色剤V含有インク層52と前記着色剤BG含有インク層53とは、両者を分離させず、相互に直接接触させた状態で設けることが好ましい。
着色剤Vを含有するインク層52及び着色剤BGを含有するインク層53のいずれか一方又は両方の着色剤濃度を、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分布させるか又は不均一に分布させた状態で含むことができる。ここで、不均一に分布させた状態とは、着色剤の濃度が、例えば、前記映像表示用領域の中心部から周縁部の方向に同心円状に徐々に(すなわち、連続的又は段階的に)変化することを意味し、例えば、薄くなるか又
は好ましくは濃くなることを意味する。着色剤の濃度を変化させる手段は特に限定されないが、例えば、インクジェット記録方法によってベタ塗り印刷を実施する場合に、単位面積当たりの吐出量を変化させる方法、あるいは着色剤含有量の異なるインク組成物を用いる方法を挙げることができる。
前記の着色剤V含有インク層52及び着色剤BG含有インク層53に加えて、570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤GRを含有するインク層(図示せず)を、反射型スクリーン基材51の反射面側の映像表示用領域全体の表面上に、任意の順序で担持して含むこともできる。
前記の着色剤V、着色剤BG、及び着色剤GRの3種の着色剤を用いる場合、それらの着色剤の内の2種を含有するインク層と、残りの着色剤1種を含有するインク層との2層構造で担持させることもできる。3種の着色剤を2層構造で担持させる場合には、両層の着色剤濃度を、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分布させるか又は不均一に分布させた状態にすることができる。
場合により、前記着色剤V含有インク層52、着色剤BG含有インク層53、及び場合により、更に、着色剤GR含有インク層(基材51上での積層順は任意)の上に若しくは両者の間に保護層を設けるか、あるいは反射型スクリーン基材51の片側表面上に設けた保護層の上に、前記着色剤V含有インク層52、着色剤BG含有インク層53、及び場合により、更に、着色剤GR含有インク層(基材51上での積層順は任意)を設けることもできる。なお、着色剤V含有インク層52には、前記着色剤V以外に着色剤を含有させず、前記着色剤BG含有インク層53には、前記着色剤BG以外に着色剤を含有させない。同様に、着色剤GRを含有するインク層には、着色剤GR以外に着色剤を含有させない。
図4に示す反射型スクリーン基材51の代わりに、透過型スクリーン基材を用い、その透過型スクリーン基材の片側表面上に、着色剤Vを含有するインク層と、着色剤BGを含有するインク層とを、図4に示すように積層して設けることによって、リアプロジェクタ用スクリーンとすることもできる。場合により、着色剤GRを含有するインク層(図示せず)を更に設けることもできる。これらの場合、インク層を設ける表面は、透過型スクリーン基材のいずれか一方の表面(すなわち、映像光の入射側表面又は映像光の透過側表面のいずれか一方の表面)又は両方の表面とすることができる。透過型スクリーン基材の両面にインク層を設ける場合は、一方の表面に着色剤V含インク層(場合により、更に、着色剤GR含有インク層)を設け、他方の表面に着色剤BR含有インク層(場合により、更に、着色剤GR含有インク層)を設けることもできる。また、両インク層の上に、保護層を設けるか、あるいは透過型スクリーン基材の片側若しくは両側表面上に設けた保護層の上に、前記両インク層を設けることもできる。
図5は、反射型スクリーン基材61の反射面側の映像表示用領域全体の表面上に、着色剤Vと着色剤BGとを含有するインク層64を担持して含むフロントプロジェクタ用スクリーン60の模式的断面図である。前記インク層64は、場合により、570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤GRを含有することができる。前記インク層64の着色剤濃度は、スクリーン基材の映像表示用領域全体に亘って均一であるか、あるいは不均一であることができる。濃度が不均一とは、例えば、前記映像表示用領域の中心部から周縁部の方向に同心円状に徐々に(すなわち、連続的又は段階的に)変化することを意味し、例えば、薄くなるか又は好ましくは濃くなることを意味する。着色剤の濃度を変化させる手段は特に限定されないが、例えば、インクジェット記録方法によってベタ塗り印刷を実施する場合に、単位面積当たりの吐出量を変化させる方法、あるいは着色剤含有量の異なるインク組成物を用いる方法を挙げることができる。
場合により、前記インク層64の上に、保護層を設けるか、あるいは反射型スクリーン基材61の片側表面上に設けた保護層の上に、前記インク層64を設けることもできる。なお、インク層64には、前記着色剤V及び前記着色剤BG以外に着色剤を含有させない。
図5に示す反射型スクリーン基材61の代わりに、透過型スクリーン基材を用い、その透過型スクリーン基材の片側表面上に、着色剤Vと着色剤BGとを含有するインク層を、図5に示すように担持させることによって、リアプロジェクタ用スクリーンとすることもできる。この場合、インク層を設ける表面は、透過型スクリーン基材のいずれか一方の表面(すなわち、映像光の入射側表面又は映像光の透過側表面のいずれか一方の表面)又は両方の表面とすることができる。また、インク層の上に、保護層を設けるか、あるいは透過型スクリーン基材の片側若しくは両側表面上に設けた保護層の上に、前記インク層を設けることもできる。
本発明の反射型スクリーン基材又は透過型スクリーン基材の映像表示用領域全体の表面上に、前記着色剤V、着色剤BG、及び場合により着色剤GRを、図3に示すようなドット状インク層と、図4又は図5に示すようなベタ塗り状インク層との組合せによって担持させることもできる。
[着色剤]
本発明においては、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤、すなわち、青色光(B)の波長領域よりも低波長の領域に吸収波長領域を有する着色剤(着色剤V)、及び470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤、すなわち、青色光(B)と緑色光(G)との間の領域に吸収波長領域を有する着色剤〔着色剤BG〕を用いる。このような着色剤V及び着色剤BGは、いずれも公知であり、公知の方法で合成するか、あるいは市販品を用いることができる。また、本発明においては、前記着色剤V及び前記着色剤BGに加えて、570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤、すなわち、緑色光(G)と赤色光(R)との間の領域に吸収波長領域を有する着色剤〔着色剤GR〕を用いることもできる。前記の着色剤GRは、公知であり、公知の方法で合成するか、あるいは市販品を用いることができる。
[スクリーン基材]
フロントプロジェクタ用のスクリーンに用いる反射型スクリーン基材は、この種のスクリーン基材として通常使用される光反射性材料から形成することができる。この反射型スクリーン基材には、着色剤V含有インク層や着色剤BG含有インク層(場合により、更に、着色剤GR含有インク層)の他に、公知の機能層、例えば、光拡散層を設けることができる。
リアプロジェクタ用のスクリーンに用いる透過型スクリーン基材は、この種のスクリーン基材として通常使用される光透過性材料(例えば、ガラス又は透明プラスチック)から形成することができる。この透過型スクリーン基材には、着色剤V含有インク層や着色剤BG含有インク層(場合により、更に、着色剤GR含有インク層)の他に、公知の機能層、例えば、光拡散層を設けることができる。
[スクリーン基材の製造方法]
前記のスクリーン基材は、400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤(着色剤V)を含有するインクジェット記録用インク組成物と、470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤(着色剤BG)を含有するインクジェット記録用インク組成物と、そして場合により570nm〜610nmに吸収波長領域を有する着色剤(着色剤GR)をインクジェット記録方法によってスクリーン基材の映像表示用領域に吐出することによって製造することができる。
前記の各インク組成物は、それぞれ独立に、スクリーン基材の映像表示用領域全体に均一に分布した状態に吐出するか、あるいは不均一に分布した状態に吐出することができ、そしてドット状に又はベタ塗り状に吐出することができる。本発明によるスクリーン基材の製造方法においては、着色剤V、着色剤BG、及び場合により着色剤GRをそれぞれ単独で含有し、他の着色剤を実質的に含有しないインクジェット記録用インク組成物を用いるか、あるいは着色剤V、着色剤BG、及び場合により着色剤GRの2種又は3種を含有するインクジェット記録用インク組成物を用いる。また、着色剤V、着色剤BG、及び場合により着色剤GRを、それぞれ異なる濃度で含有する2種又はそれ以上のインクジェット記録用インク組成物を用いることもできる。
[プロジェクタシステム]
次に、本発明のスクリーンを備えたプロジェクタシステムの一例である液晶プロジェクタシステムについて説明する。
図6は、プロジェクタ30の概略構成図であり、図6に示す態様のプロジェクタ30は、赤色光(R)、緑色光(G)、及び青色光(B)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式のカラー液晶プロジェクタである。このプロジェクタ30は、照明装置1、光源2、均一照明手段としてのフライアイレンズ3,4、ダイクロイックミラー13,14、反射ミラー15,16,17、光変調手段としての液晶ライトバルブ22,23,24、クロスダイクロイックプリズム25、投射手段としての投射レンズ26を有している。また、プロジェクタ30から投射される映像光の被投射体として、本発明によるスクリーン40(図3参照)も備えている。そして、このプロジェクタ30及びスクリーン40によって、本発明のプロジェクタシステムが構成されている。スクリーン40に代えて、図4に示すスクリーン50又は図5に示すスクリーン60を用いることもできる。
前記照明装置1は、光源2とフライアイレンズ3,4とから構成されている。光源2は高圧水銀ランプ等のランプ7と、ランプ7の光を反射するリフレクタ8とから構成されている。また、光源光の照度分布を被照明領域である液晶ライトバルブ22,23,24において均一化させるための均一照明手段として、光源2側から第1のフライアイレンズ3、第2のフライアイレンズ4が順次設置されている。ここで、第1のフライアイレンズ3は、複数の2次光源像を形成し、第2のフライアイレンズ4はライトバルブ位置においてそれらを重畳する重畳レンズとしての機能を有する。場合によっては、2次光源像を重畳するためのコンデンサーレンズを第2のフライアイレンズ4の位置、もしくはその後段に配置してもよい。
青色光・緑色光反射のダイクロイックミラー13は、光源2からの光束のうちの赤色光Lを透過させるとともに、青色光Lと緑色光Lとを反射させるものである。ダイクロイックミラー13を透過した赤色光Lは反射ミラー17で反射されて赤色光用液晶ライトバルブ22に入射される。一方、ダイクロイックミラー13で反射した色光のうち、緑色光Lは緑色光反射用のダイクロイックミラー14によって反射され、緑色光用液晶ライトバルブ23に入射される。一方、青色光Lはダイクロイックミラー14も透過し、リレーレンズ18、反射ミラー15、リレーレンズ19、反射ミラー16、リレーレンズ20からなるリレー系21を経て青色光用液晶ライトバルブ24に入射される。
各液晶ライトバルブ22,23,24によって変調された3つの色光(カラー映像光)は、クロスダイクロイックプリズム25に入射される。このプリズムは4つの直角プリズムが貼り合わされた構造を有し、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されてカラー画像を表す光(映像光)が形成される。合成された光は投射光学系である投射レンズ26によりスクリーン27上に投射され、拡大された映像が表示され
る。
[リアプロジェクタ]
次に、図7を参照しながら、本発明の透過型スクリーンを備えたリアプロジェクタの一例について説明する。
図7は、プロジェクタ100の概略構成図であり、図7に示す態様のリアプロジェクタ100は、映像光を形成して透過・射出する背面投射型プロジェクタ55と、投射映像を表示するための本発明による透過型スクリーン65と、背面投射型プロジェクタ55から射出された映像光を反射して透過型スクリーン65に導くための反射ミラー56とを備えている。背面投射型プロジェクタ55は、図示しない光源装置、画像形成光学系および投写レンズ等を有し、投写光を生成して射出する。この投写光は、広がりながら反射ミラー56に達し、反射ミラー56で反射され、透過型スクリーン65に到達する。この透過型スクリーン65では、本来の投写光のみを光軸60aに対して略平行化して透過し、映像として表示することができる。
本発明によるプロジェクタ用スクリーンは、フロントプロジェクタにおいて映像を投影表示する反射型スクリーンとして、あるいはリアプロジェクタにおいて映像を透過表示する透過型スクリーンとして用いることができる。
本発明で用いる3種の着色剤の吸収波長領域を示す模式的説明図である。 青色光(B)、緑色光(G)及び赤色光(R)の各波長領域と、本発明で用いる着色剤V、着色剤BG、及び着色剤GRの各波長領域とを示す模式的説明図である。 反射型スクリーン基材の表面上に、着色剤V含有ドット状インク層と着色剤BG含有ドット状インク層とを担持する本発明による反射型スクリーンの構造を示す模式的断面図である。 反射型スクリーン基材の表面上に、着色剤V含有インク層と着色剤BG含有インク層とを積層して担持する本発明による反射型スクリーンの構造を示す模式的断面図である。 反射型スクリーン基材の表面上に、着色剤V及び着色剤BG含有インク層を担持する本発明による反射型スクリーンの構造を示す模式的断面図である。 本発明の反射型スクリーンを備えたフロントプロジェクタシステムの概略構成図である。 本発明の透過型スクリーンを備えたリアプロジェクタシステムの概略構成図である。
符号の説明
1・・・照明装置;2・・・光源;3,4・・・フライアイレンズ;
7・・・ランプ;8・・・リフレクタ;
13,14・・・ダイクロイックミラー;15,16,17・・・反射ミラー;
18,19,20・・・リレーレンズ;21・・・リレー系;
22,23,24・・・液晶ライトバルブ;25・・・クロスダイクロイックプリズム;26・・・投射レンズ;30・・・フロントプロジェクタ;
40,50,60・・・スクリーン;41,51,61・・・反射型スクリーン基材;
42,43・・・ドット状インク層;52,53,64・・・インク層;
55・・・背面投射型プロジェクタ;56・・・反射ミラー;60a・・・光軸;
65・・・透過型スクリーン;100・・・リアプロジェクタ。

Claims (4)

  1. (1)400nm〜440nmに吸収波長領域を有する着色剤と、
    (2)470nm〜510nmに吸収波長領域を有する着色剤とを、スクリーン基材の映像表示用領域全体に担持し、
    前記着色剤の少なくとも1つを、前記スクリーン基材の映像表示用領域全体に不均一に分布した状態で含み、
    前記不均一に分布した状態の着色剤の濃度が、前記映像表示用領域の中心部から周縁部の方向に同心円状に徐々に濃くなることを特徴とする、プロジェクタ用スクリーン。
    〔ここで前記吸収波長領域とは、上記(1)及び(2)のそれぞれの着色剤の全吸収領域を面積換算した場合に、上記(1)及び(2)にそれぞれ特定されている範囲の吸収波長領域が、(1)及び(2)のそれぞれの着色剤の全吸収波長領域に対して70%以上である。〕
  2. 各着色剤を、相互に離間したドット状インク層として担持するか、又は少なくとも部分的に重なり合うドット状インク層として担持する、請求項1に記載のプロジェクタ用スクリーン。
  3. 各着色剤を相互に別々に含有する複数のベタ塗りインク層として担持する、請求項1に記載のプロジェクタ用スクリーン。
  4. 各着色剤を同時に含有する単独のベタ塗りインク層として担持する、請求項1に記載のプロジェクタ用スクリーン。
JP2007115139A 2006-12-04 2007-04-25 プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及びプロジェクタ Expired - Fee Related JP4877042B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007115139A JP4877042B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及びプロジェクタ
US11/999,129 US7936507B2 (en) 2006-12-04 2007-12-04 Screen for projector, process for producing screen for projector, and projector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007115139A JP4877042B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及びプロジェクタ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008268789A JP2008268789A (ja) 2008-11-06
JP2008268789A5 JP2008268789A5 (ja) 2010-02-25
JP4877042B2 true JP4877042B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=40048339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007115139A Expired - Fee Related JP4877042B2 (ja) 2006-12-04 2007-04-25 プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及びプロジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4877042B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212267A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 コニカミノルタ株式会社 透過型スクリーンおよびその製造方法、並びにそれを用いた表示システム
JP7435185B2 (ja) 2019-04-10 2024-02-21 大日本印刷株式会社 反射スクリーン、映像表示システム
CN115185151A (zh) * 2019-04-10 2022-10-14 大日本印刷株式会社 反射屏、影像显示系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05216123A (ja) * 1992-02-07 1993-08-27 Toppan Printing Co Ltd 反射型スクリーン
JPH0675304A (ja) * 1992-08-26 1994-03-18 Toppan Printing Co Ltd 反射型スクリーン
JPH06289491A (ja) * 1993-03-31 1994-10-18 Toshiba Corp 投射型画像表示装置
JPH06308614A (ja) * 1993-04-20 1994-11-04 Mitsubishi Electric Corp 投写型表示装置
JPH09160132A (ja) * 1995-12-08 1997-06-20 Kimoto & Co Ltd 透過型スクリーン
JP2000250138A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Sony Corp 透過型スクリーン
JP2004053732A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Sony Corp 投影用スクリーン
JP2004163806A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Sony Corp スクリーン及びその製造方法並びに光学膜
JP2007011190A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Sony Corp 反射型スクリーン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008268789A (ja) 2008-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7936507B2 (en) Screen for projector, process for producing screen for projector, and projector
JP4877041B2 (ja) プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及びプロジェクタ
US10732495B2 (en) Illumination system, projection apparatus and method for driving illumination system
WO2012029679A1 (ja) 投写型映像表示装置
CN109976075B (zh) 波长转换装置
US20080007695A1 (en) Projection system
US10725307B2 (en) Wavelength conversion element, wavelength converter, light source apparatus, and projector
US7293879B2 (en) Projection screen
JP7296604B2 (ja) 蛍光体ホイール装置
JP4877042B2 (ja) プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及びプロジェクタ
US7123311B2 (en) Projector with a micro lens array
JP4877043B2 (ja) プロジェクタ用スクリーン、プロジェクタ用スクリーンの製造方法及びプロジェクタ
CN103630955A (zh) 投射型显示装置
JP2006243227A (ja) スクリーン、プロジェクタ、及びメガネ
JP2005301063A (ja) カラーホイール、照明装置およびプロジェクタ
JP2007127795A (ja) 投写光学装置及び複数色光照明装置及び投写型映像表示装置
JP2005107375A (ja) スクリーン、プロジェクタシステム、リアプロジェクタ
US11899351B2 (en) Illumination system and projection device
JP3640367B2 (ja) 液晶ビデオプロジェクタ
US11860524B2 (en) Projection device with high color purity
US11785190B2 (en) Projection apparatus and control method for projection apparatus
JPH06242463A (ja) 液晶プロジェクタ
JP2010113186A (ja) 投射型表示装置
US20060203132A1 (en) Device and method of color adjustment for projection type video image display devices
JP2007264245A (ja) プロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees