JP4875880B2 - 最新のhitスキッドデータ収集法 - Google Patents

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Description

本発明は、発電機に関し、詳細には、潜在的な漏れについて発電機の液冷固定子バーシステムを試験するシステムであって、このような試験を実施するための停止状態での検査サイクルタイムを短くするシステムに関する。
発電機の標準的な保守には、潜在的な漏れに関する発電機の液冷固定子バーシステムの周期的な試験が含まれる。このような試験は一般に、「HIT」(液圧完全性試験)スキッドを使用して実施する。HITスキッドによって実施する試験の1つは、潜在的に漏れが生じる可能性がある液冷固定子バーシステムについて経時的に圧力降下を測定する圧力降下試験である。現在、この圧力降下試験は24時間にわたって実施され、1時間ごとに手作業で示度を記録する。これらの手作業で記録するデータポイントには、発電機の内圧、大気圧、および複数の温度の示度が含まれる。このような試験中に収集される他のデータには体積測定値が含まれるが、これらの測定値は、HITスキッドの内部配管、圧力タンク、弁、およびHITスキッドと発電機の間の内部接続配管についての補償が行われないために不正確なことが多い。この試験の不正確さは、圧力降下試験から計算する圧力降下率に直接影響を及ぼす。
このような試験の不正確さは、やはり、発電機の液冷固定子バーシステムにおける潜在的な漏れを突き止めるHITスキッドによって実施される真空降下試験に関連して測定される真空降下率の計算値にも直接影響を及ぼす。真空降下試験の難点の一部は、75分間にわたって5分ごとに示度を記録するために技術者が発電機の近くに留まらなければならないという要件である。圧力降下試験と同様に、この試験のデータは手作業で記録され、そのため、本質的に誤りを含む可能性がある。さらに、真空降下試験で使用するセンサは、発電機から約25フィート離れたHITスキッド上に配置され、そのため、この試験の誤差が潜在的に増える可能性がある。手作業のデータを収集した後で、後処理解析を実施して圧力降下率および真空降下率を求め、試験中の発電機の液冷固定子バーシステム内で漏れがあるかどうかを確認する。
本発明は、潜在的な漏れについて発電機の液冷固定子バーシステムを試験するHITスキッドとともに使用するように設計された「ADL」(最新のデータログ)キットである。本発明のADLキットは、圧力センサ、真空トランスデューサ、温度センサ、および自動的にデータを取得し、収集したデータの精度を高めるデータ取得回路を備える。本発明は、圧力降下試験および真空降下試験について収集したデータを迅速かつ正確に解析し、それによって、このような試験からのデータを直ちに解析して液冷固定子バーシステム内の漏れの存在を判定することができる解析ソフトウエアも含む。本発明では、センサアレイを使用して、温度センサを固定子バーシステムに接続された発電機のヘッダとHITスキッドの間の既存のライン内に通す。温度、圧力、および真空用のセンサによって収集されたデータは、データ取得回路を備えた回路ボードを含み、解析ソフトウエアを実行する現場のコンピュータでもインターネットまたは別の種類の遠隔通信接続によってこの現場のコンピュータに接続された異なる場所の別のコンピュータでも見ることができる。
本発明は、潜在的な漏れについて発電機の液冷固定子バーシステムを試験する最新のデータログキットである。このキットをHITスキッドとともに使用して、通常は発電機の固定子バーシステムおよび冷却パイプを通って流れる冷却剤を発電機から排出する停止期間中に、発電機の液冷固定子バーシステムを試験する。このキットは、発電機のヘッダおよび冷却パイプの様々な注入口、排出口、およびドレンの継手に接続される。このキットは、発電機ヘッダの固定子バーシステムおよび冷却パイプ内の温度および圧力を監視して、これらの漏れ率を求める。より正確な測定値を得るために、このキットを、発電機ヘッダの上部2箇所と、発電機ヘッダ両端部のドレン2箇所に入れる。発電機は(15〜20フィートもの長さのものもある)かなり大型のユニットなので、発電機の一方の端部と他方の端部の間にはかなりの温度差があることがあり、そのため、ユニットの温度および圧力をかなり正確に監視することが必要とされる。
本発明の最新データログキットは、発電機ヘッダの注入口とHITスキッドの間に装着する。本発明は、圧力トランスデューサ、真空トランスデューサ、熱電対、センサアレイ、およびデータ取得回路を含む。このセンサアレイを使用して、発電機ヘッダおよび冷却パイプ内に熱電対を通す。圧力トランスデューサおよび熱電対を使用して、圧力降下試験を実施するために使用される温度および圧力のデータを収集する。真空トランスデューサは、真空降下試験で使用する。両試験は、液冷固定子バーシステム内で漏れが存在するかどうかを判定するために使用される。データ収集方法をデジタル化することによって、本発明は、複数のデータポイントを同時に記録することができる。このキットに含まれるコンピュータは、データ示度を解析し、グラフを自動生成し、計算を実施し、漏れ率を予測し、標準USB接続、赤外接続、FM送信機、ならびにLAN、ケーブルモデム、または衛星モデムなどのインターネット接続を含めていくつかのやり方で、収集したデータを送信することができる。このADLキットにより、技術者は、ADLキット自体の診断を実施し、潜在的な設定の問題の箇所を調べることもできる。
図1は、発電機の液冷固定子バーシステムの漏れを特定するために、このようなシステムを現場で試験するのに使用する「HIT」(液圧完全性試験)スキッド26を含む発電機修理用フィールドステーション25の見取図10である。図2は、本発明の「ADL」(最新のデータログ)キットを含む構成要素の概略図12である。これをHITスキッド26とともに用いて、発電機の液冷固定子バーシステム内の漏れを試験する。
図2を参照すると、破線内に、ヘッダ14を含む発電機13が示されている。ヘッダ14は、発電機13の固定子バーシステム15に接続され、固定子バーシステム15は、冷却ドレンパイプ17に接続される。ヘッダ14内には、当業界では一般に「YCF」、「YCD」、「YCFD」、および「YCFF」の用語で示す開口がある。YCF開口は、発電機のヘッダ14への注入口であり、YCD開口は、ヘッダ14の排出口である。YCFF開口およびYCFD開口は、ヘッダ14用の注入ドレンおよび排出ドレンであり、発電機13の両側でドレンパイプ17によってヘッダ14に接続される。
YCF開口には、直角チューブ22がワンタッチ接続継手によって接続される。好ましくは、このワンタッチ接続継手は、(QF継手とも呼ぶ)A&N真空継手であり、これは、米国ニュージャージー州Ringoes所在のScientific Instrument Services社製の「QF」(ワンタッチフランジ)真空接続システム(Quick Flange Vacuum Connection System)の一部である。SIS社製のQF継手に加えて、他のタイプのワンタッチ接続継手を使用し得るはずであることに留意されたい。
チューブ22には、別のワンタッチ接続継手によって、閉止弁18の第2チューブ20が接続される。パイプ20の開口19と、YCF開口に結合されたパイプ22の第1端部との間をケーブル21が延びる。ケーブル21は、穴19にねじ込まれ、かつ好ましくはエポキシで密封された第1コネクタ36と、ヘッダ14内を自由に動く第2コネクタ38とを含む。
YCD開口には、ワンタッチ接続継手によって第2直角チューブ32が接続される。チューブ32には、別のワンタッチ接続継手によって、圧力トランスデューサ34を含む別のチューブ30が接続される。パイプ30内の開口23と、YCD開口に結合されたパイプ32の第1端部の間を第2ケーブル21が延びる。この場合も、第2ケーブル21は、穴23にねじ込まれ、かつ好ましくはエポキシで密封された第1コネクタ36と、ヘッダ14内を自由に動くねじが切られた第2コネクタ38とを含む。
YCFFドレン開口には、別のワンタッチ接続継手によって、直線チューブ27が接続される。ヘッダ14の外側にあるパイプ27の第1開口29と、ヘッダ14の内側にあるパイプ27の第2開口31との間を第3ケーブル21が延びる。この場合も、第3ケーブル21は、開口29の外側の第1コネクタ36と、開口31の外側でヘッダ14内を自由に動く第2コネクタ38とを含む。
YCFDドレン開口には、別のワンタッチ接続継手によって第2直線チューブ33が接続される。ヘッダ14の外側にあるパイプ33の第1開口35と、ヘッダ14の内側にあるパイプ33の第2開口37との間を第4ケーブル21が延びる。この場合も、第4ケーブル21は、開口35の外側の第1コネクタ36と、開口37の外側でヘッダ14内を自由に動く第2コネクタ38とを含む。
次に図3を参照すると、この図には、センサアレイ50が示されている。センサアレイ50は、発電機ヘッダ14および冷却パイプ17内の様々なポイントで温度を測定する複数の熱電対温度センサを含むBXケーブル49である。センサアレイ50は、BXケーブル49に沿った位置52および54に配置された3つの熱電対で1組の冗長な2つの組を示すために、2つの開口とともに示されている。各組の熱電対は、ヘッダ14またはパイプ17内のコネクタ38の1つに結合されたコネクタ56に接続される。コネクタ38と56は、電気的かつ機械的に結合されることに留意されたい。コネクタ56がBXケーブル49に取り付けられた場所の反対側の端部には、金属球端部58が配置され、これを利用して、センサアレイ50がヘッダ14またはパイプ17の配管内を通るときに「ひっかかる」ことがないようにする。好ましくは、金属球端部58は鋼とするが、他のタイプの金属も使用し得るはずである。図3に示すように、下部センサアレイ50は、コネクタ56によってコネクタ38に結合され、ドレンパイプ27および33を通して挿入され、それによって、発電機13の冷却パイプ17のほぼ底部および中央付近の温度測定値が得られる。
上部センサアレイ50は、コネクタ56によってコネクタ38に接続され、直角パイプ22および32を通して挿入される。上部センサアレイ50は、ドレンパイプ27および33を通して挿入される下部センサアレイ50よりも短い。というのは、上部センサアレイ50には、温度感知ゾーンがヘッダ14の上部付近に1つしかないが、ドレンパイプ17内の下部センサアレイ50には、2つの温度感知ゾーンがあるからである。これらの温度感知ゾーンはそれぞれ、複数の熱電対を含む。
再度図2を参照すると、パイプ20、30、27、および33の外側に配置されたコネクタ36はそれぞれ、コンピュータ16に結合された一連のコネクタ60の1つに接続される。コンピュータ16は、取得回路を介して温度データを読み取り、ヘッダ14およびパイプ17内のアダプタ50内の熱電対によって収集された温度データを記憶する。そのため、「A」、「B」、「C」、および「D」で示すコネクタ36は、コンピュータ16に結合されたコネクタ60の、対応するコネクタ「A」、「B」、「C」、および「D」に接続される。好ましくは、コンピュータ16は、オペレーティングシステムとしてWindows(登録商標)2000を使用するGE Fanuc社のスタティックコンピュータ(GE Fanuc Static Computer)である。このコンピュータは、他の装置とローカルまたはリモートで通信するためのUSBケーブルなどの様々な標準インターフェースを含めて、コンピュータを構成する典型的なコンポーネントを含む。
コンピュータ16は、本発明の範囲に含まれる適切なデータ収集/処理装置の単なる例であることに留意されたい。コンピュータ16によって実施されるデータ収集/処理機能は、マイクロプロセッサまたはマイクロコントロール、あるいはCPUまたはMPUなどの他の演算処理装置など、適切にプログラムされた汎用コンピュータを、データを収集し、他の装置と通信するための1つまたは複数の周辺回路とともに使用して実施することもできることが当業者には理解されよう。コンピュータ16によって実施されるデータ収集/処理機能は、離散素子回路、またはPLD、PAL、PLAなどのプログラム可能な論理デバイスを含めて、物理的に配線された電子回路または論理回路など、様々な個別で専用の、またはプログラム可能な集積化された、あるいは他の電子的な回路あるいは装置を使用して実施することもできる。
次に図2を参照すると、閉止弁18はワンタッチ接続継手を含み、このワンタッチ接続継手によって、やはりワンタッチ接続継手を含むホース24をヘッダ14に接続して、ヘッダ14から冷却流体を排出した後で、ヘッダ14を加圧する。ホース24を介してHITスキッド26によってヘッダ14を加圧した後で、閉止弁18を閉じ、ホース24を取り外し、その代わりに、潜在的な漏れについてヘッダ14および発電機13の固定子バーシステムを試験するのに使用する既知の容積のホース28を使用する。好ましくは、ホース28は、1立方フィートの既知の容積とするが、他の容積とすることもできるはずである。
圧力トランスデューサ34は、図2に「E」で示すコネクタ39に接続される。コネクタ39すなわち「E」は、コンピュータ16に取り付けられたコネクタ60の、対応するコネクタ「E」に接続され、それによって、コンピュータ16は、その取得回路を介して圧力データを読み取り、圧力トランスデューサ34によって提供された圧力データを記憶することができる。
コンピュータ16内には、(図示しない)データ取得回路を含む回路ボードが配置される。これらの回路は、センサアレイ50内の熱電対によって収集されたアナログ温度データおよび圧力/真空トランスデューサ34によって収集された圧力および真空データをデジタルフォーマットに変換する一連のアナログ−デジタルコンバータを含み、それによって、コンピュータ16が、これらのデジタルデータを読み取り、処理することができる。
コンピュータ16は、ヘッダ14およびパイプ17から、圧力/真空トランスデューサおよび熱電対によって収集された圧力、真空、および温度のデータの経過を記録する解析ソフトウエアを含む。コンピュータ16は、このデータを解析サブルーチンとともに用いて、発電機13の固定子バーシステムについての漏れ率も計算し、それによって、この固定子バーシステムの液圧完全性試験の合否を判定する。
温度、圧力、および真空用の様々なセンサからコンピュータ16によって収集されたデータ示度は、最大24時間の継続時間にわたって約5秒の時間間隔で経過が記録される。データログの時間間隔のたびに、コンピュータ16の解析プログラムは、内部記憶媒体にファイルを保存して、電力が停止または中断した場合でも累積データがなくならないようにする。温度センサおよび圧力/真空トランスデューサからの示度はすべて、データファイルに記録して、スプレッドシートでエクスポートする。
漏れ率を計算する際に、コンピュータ16によって実施される計算結果に、センサおよびハードウエアの公差および直線性の影響を含める。解析プログラムは、平均化を利用して、ノイズの影響を小さくし、収集されたデータのデータ傾向線を滑らかにする。コンピュータ16によってグラフ化されるデータポイントは、ヘッダ14の注入口YCFにおける3つの熱電対など、所与の場所での3つのセンサの平均値である。所与の場所における冗長な温度センサの1つが故障した場合、コンピュータ16は、この障害を検出することができ、コンピュータ16に接続されたディスプレイ51にこの障害を目に見えるように表示する。
所与の場所での温度示度を平均化し、誤った温度示度を無効にする際に、この解析プログラムは、3つの冗長なセンサの中間の示度を採用し、次いで、それに約5%を加算し、それから約5%を減算する。これらのセンサがすべてほぼこの範囲に入る場合、このプログラムは、これらの示度を平均する。いずれかのセンサが範囲外である場合、このセンサは平均化に含めず、熱電対ゾーンチャートに、通常の色ではなく赤のフラグを立てる。
圧力示度を平均化し、誤った圧力示度を無効にする際に、この場合も解析ソフトウエアは、3つの冗長なセンサの中間の示度を採用し、次いで、それに約5%を加算し、それから約5%を減算する。この場合も、これらのセンサがすべてほぼこの範囲に入る場合、このプログラムは、これらの示度を平均する。いずれかのセンサが範囲外である場合、このセンサは平均化に含めず、圧力バーチャートに、通常の色ではなく赤のフラグを立てる。
液冷固定子バーシステム内に漏れが存在するかどうかを判定するのに用いる圧力降下試験および真空降下試験を実施するために、この解析ソフトウエアは、発電機のヘッダ14、固定子バーシステム15、および冷却パイプ17について、圧力降下率および真空降下率を計算する。このために、解析ソフトウエアはまず、このような発電機の構成要素の容積を求めなければならない。そのために、この解析ソフトウエアは、次式1を用いる。
ただし、Volume(1)は、既知の容積であり、Pressure(0)は、既知の容積28に接続される前に閉止弁18が閉じた状態で加圧された発電機の圧力である。Pressure(0)は、このシステムが約10分後に安定化状態に達した後で記録する。Pressure(2)は、既知の容積28に接続された後で閉止弁18が開いた状態で加圧された発電機の圧力である。Pressure(2)は、このシステムが約10分後に安定化状態に達した後で記録する。
圧力降下率を計算するために、この解析ソフトウエアは、次式2を使用する。
ただし、降下率は、ft/日である。少なくとも1ft/日よりも大きい状態を障害とみなす。Time(hrs)は、時間の単位で表した時間示度である。1時間後に、1番目の圧力降下率がチャートに示され、次いで、読み取られるたびに更新される。Absolute Pressure(0)は、最初の平均絶対圧力(Hgのインチの値)である(注:2.036×psiが、Hgの#インチである。例えば、1psiは、Hgで2.036インチである)。Absolute Pressure(2)は、Time(hrs)における平均絶対圧力である。Absolute Temperature(0)は、18個の熱電対の最初の平均絶対温度(°K)である。(注:
1.°K=273.15+℃
2.°K=5/9°F+255.3)
好ましくは、圧力降下試験で使用する試験媒体は、空気またはヘリウムのいずれかである。次式によって、ヘリウムについての圧力降下率と、空気についての圧力降下率とを比較することができる。
Pressure Decay Rate(He)=0.385×Pressure Decay Rate(air)
真空降下率を計算するために、この解析ソフトウエアは、次式3を使用する。
ただし、ΔPressureは、Pressure(2)−Pressure(0)である。
少なくとも3ft/日よりも大きい状態を障害とみなす。
現時点で最も実際的で好ましい実施形態とみなされるものに関して本発明を説明してきたが、本発明は、ここで開示した実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲に含まれる様々な改変形態および均等構成を包含することが意図されていることを理解されたい。
発電機の液冷固定子バーシステムの漏れを特定するために、このようなシステムを現場で試験するのに使用する「HIT」(液圧完全性試験)スキッドを含む発電機修理用フィールドステーションの見取図である。 本発明の「ADL」(最新のデータログ)キットを含む構成要素の概略図である。 一端にコネクタを有し、他端に発電機のヘッダおよび冷却パイプ内の配管に熱電対温度センサを通すのに使用する鋼球を有するBXケーブルで形成したセンサアレイの見取図である。
符号の説明
10 見取図
12 概略図
13 発電機
14 ヘッダ
15 固定子バーシステム
16 コンピュータ
17 冷却ドレンパイプ
18 閉止弁
19 開口、穴
20 第2チューブ、パイプ
21 ケーブル、第2ケーブル、第3ケーブル、第4ケーブル
22 直角チューブ、パイプ
23 開口
24 ホース
25 発電機修理用フィールドステーション
26 HITスキッド
27 直線チューブ、パイプ
28 既知の容積のホース
29 第1開口
30 チューブ、パイプ
31 第2開口
32 第2直角チューブ、パイプ
33 第2直線チューブ、パイプ
34 圧力トランスデューサ
35 第1開口
36 第1コネクタ
37 第2開口
38 第2コネクタ
39 コネクタ
49 BXケーブル
50 センサアレイ、アダプタ
51 ディスプレイ
52 位置
54 位置
56 コネクタ
58 金属球端部
60 コネクタ
A コネクタ
B コネクタ
C コネクタ
D コネクタ
E コネクタ
YCD 開口
YCF 開口
YCFD 開口
YCFF 開口

Claims (9)

  1. 潜在的な漏れについて発電機の液冷固定子バーシステム(15)を試験する際に、「HIT」(液圧完全性試験)スキッド(26)とともに使用する試験システムであって、
    前記発電機が、前記固定子バーシステム(15)に接続された、ヘッダ(14)及び複数の冷却ドレンパイプ(17)を含む冷却配管(14、17)を備えており、
    前記試験システムは、
    前記ヘッダの注入口に解除可能に接続され、前記液圧完全性試験スキッド(26)にホース(24)を介して接続される第1パイプ(20、22)と、
    前記ヘッダの排出口に解除可能に接続され、複数の圧力/真空センサ(34)を含む第2パイプ(30、32)と、
    前記冷却ドレンパイプ(17)の1つの下部に解除可能に接続された第1のドレンパイプ(27)および前記冷却ドレンパイプの他の1つの下部に解除可能に接続された第2のドレンパイプ(33)と、
    前記第1のパイプ(20、22)前記第2のパイプ(30、32)前記第1のドレンパイプ(27)および前記第2のドレンイプ(33)のそれぞれして前記発電機の冷却配管内に挿入されたセンサアレイ(50)であって、各々が複数の温度センサ(52、54)を備える、センサアレイ(50)と、
    圧力、真空、および温度のデータを取得し解析して、前記発電機の固定子バーシステム(15)から漏れているかどうかを判定するために前記センサ(52、54)に結合された処理回路(16)と
    を備える、試験システム。
  2. 前記処理回路(16)は、前記圧力、真空、および温度用のセンサ(34、52、54)によって収集された前記データを用いて圧力降下試験および真空降下試験を実施し、それによって前記固定子バーシステム(15)から漏れているかどうかを判定する、請求項1記載の試験システム。
  3. 前記処理回路(16)は、前記圧力降下試験および真空降下試験を実施する解析ソフトウエアを含むコンピュータ(16)である、請求項2記載の試験システム。
  4. ワンタッチ接続継手を使用して、前記第1パイプ(20、22)は、HITスキッドおよび前記発電機の冷却配管に解除可能に接続され、前記第2パイプ(30、32)およびドレンパイプ(27、33)は、前記発電機の冷却配管(14、17)に解除可能に接続される、請求項1記載の試験システム。
  5. 前記温度、圧力、および真空用のセンサ(52、54、34)は、前記第1、第2、およびドレンパイプ(22、32、27、33)内および前記発電機の冷却配管(14、17)内で、ねじ込みおよびエポキシによって固定されたコネクタ(38)を有するケーブル(21)を介して前記処理回路(16)に接続される、請求項1記載の試験システム。
  6. 前記センサアレイ(50)はそれぞれ、温度を感知するための複数の熱電対(52、54)が挿入されたBXケーブル(49)を含む、請求項記載の試験システム。
  7. 前記センサアレイ(50)はそれぞれ、前記BXケーブル(49)の一端に取り付けられたコネクタ(56)と、前記BXケーブル(49)の他端に取り付けられた金属球(58)とをさらに備える、請求項記載の試験システム。
  8. 前記温度、圧力、および真空用のセンサ(52、54、34)はそれぞれ、前記センサ(52、54、34)からの複数の示度から収集されたデータの平均値として前記コンピュータ(16)でそれぞれ使用される温度、圧力、および真空のデータを提供する、請求項3記載の試験システム。
  9. 前記第1パイプ(20、22)に結合される既知の容積(28)をさらに含み、前記解析回路(16)は、前記圧力降下試験および真空降下試験を実施する際に前記既知の容積(28)を使用して、前記固定子バーシステム(15)から漏れているかどうかを判定する、請求項2記載の試験システム。
JP2005309253A 2004-11-04 2005-10-25 最新のhitスキッドデータ収集法 Expired - Fee Related JP4875880B2 (ja)

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