JP4875568B2 - リソグラフィプロセスのための計測システムおよび計測方法 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
〔技術分野〕
本発明は、概して半導体デバイスの製造に係り、特に、半導体デバイスの製造に用いられるリソグラフィプロセスのための計測システムおよび計測方法に関するものである。
〔背景〕
一般に、半導体デバイスは、コンピュータ、携帯電話、パーソナルコンピューティングデバイスや、その他の多くのアプリケーションといった、様々な電子アプリケーションに用いられる。半導体デバイスは、半導体ワークピース上や半導体基板上に多種類の材料層を堆積し、リソグラフィを用いてその様々な材料層をパターニングすることによって製造される。上記材料層は、大抵は、集積回路(IC)を形成するためにパターン化およびエッチングされる、導電性や、半導電性、絶縁性の材料からなる薄膜を含んでいる。例えば、単一のダイやチップの上に、多数のトランジスタ、メモリデバイス、スイッチ、導体配線、ダイオード、キャパシタ、論理回路、およびその他の電子素子が形成される。
光学的なフォトリソグラフィでは、マスク上やレチクル上の、光学的に不透明あるいは半透明の領域、および、光学的に透明あるいは透過性の領域からなるパターンを通して、光をウェハ上に堆積された感光性の層の上に投影または伝達する。半導体産業では何年もの間、コンタクト焼付け、近接焼付け、投影焼付けなどの光学的なリソグラフィ技術が、集積回路の材料層をパターン化するのに用いられてきた。レンズ投影システム、および、光を伝達するリソグラフィマスクがパターニングに用いられ、光はリソグラフィマスクを通過して半導体ウェハ上あるいはワークピース上に照射される。
リソグラフィマスクから半導体デバイスへのパターン転写を改善するために、パターン中にしばしばセリフなどの補助フィーチャが含められるが、多くの設計では、転写されるリソグラフィマスク上のパターンは、半導体デバイス上のパターンと正確に同じ像を有していることが望ましい。しかし、リソグラフィプロセスで起こり得る回折、反射、およびその他の影響によって、半導体デバイス上にパターン化されたフィーチャの角の丸まりがしばしば起こり、これは「corner rounding(コーナ・ラウンディング)」と称されている。コーナ・ラウンディングは、例えば、使用されるフォトレジストの種類、露光プロセスに使用される光の波長やエネルギー、およびリソグラフィプロセスの他のパラメータ等により、リソグラフィシステムによって変化し得る。
要求される許容誤差範囲、および、例えば半導体デバイスの機能および歩留まりに強い影響を与えるその他の要因を見極めるために、個々のリソグラフィプロセスにおけるコーナ・ラウンディング量を決定するのが望ましい。コーナ・ラウンディングを測定する現在の方法では、対象とするフィーチャを半導体デバイスの上面から走査型電子顕微鏡(SEM)像や写真に取り込んで撮影し、写真上に現れている半導体デバイスの対象とするフィーチャのコーナ・ラウンディング量を手作業により測定するということが行われる。例えば、写真上のコーナ・ラウンディングの寸法を測定するのに定規が用いられる。しかし、これらの方法は人間の操作により行われ、主観的な測定であるので、誤差や変動が生じやすい。SEM写真におけるコーナ・ラウンディングの手作業による測定は、また、時間を費やす。
従って、当該分野においては、半導体デバイスの製造に使用されるリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディングの測定を改善することが必要である。
〔発明の概要〕
これらの課題およびその他の課題は、コーナ・ラウンディングを測定するための新規な方法、システム、およびリソグラフィマスクを提供する本発明の好ましい実施形態により、広く解決あるいは回避され、また、上記実施形態により技術的利点が幅広く得られる。
本発明の好ましい実施形態によれば、半導体デバイスの製造方法は、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが形成されたマスクを準備するマスク準備工程を含んでおり、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンは少なくとも2つの、アングルを含むパターンを含んでいる。感光材料層が設けられた第1の半導体デバイスを準備し、上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層を、上記マスクおよびリソグラフィプロセスを用いて複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャにパターン化する。上記リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を、上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層に形成された上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャの少なくとも1つを、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより、測定する。測定された上記コーナ・ラウンディング量に応じて上記リソグラフィプロセスあるいは上記マスクを変更し、第2の半導体デバイスを準備する。変更された上記リソグラフィプロセスあるいは変更された上記マスクを用いて、上記第2の半導体デバイスを加工する。
以上は、以下に続く発明の詳細な説明をよりよく理解することができるようにするために、本発明の実施形態の特徴および技術的利点を非常に広く概説したものである。実施の形態の追加的特徴および利点は以下で記述するが、それらは発明の主題および請求項を構成する。当業者ならば、開示された概念および特定の実施形態を、本発明と同じ目的を果たす他の構造やプロセスに修正したり設計したりする基礎として容易に利用することができると理解されたい。また、当業者ならば、そのような等価な構成が別添の請求項に記載した本発明の精神および範囲から離れたものではないことを理解することができる。
〔図面の簡単な説明〕
本発明とその利点とをより完全に理解するために、添付の図面に関連する以下の記載をここで参照する。
図1は、フィーチャのコーナ・ラウンディングの課題を示す従来の半導体デバイスの上面図である。
図2は、本発明の実施形態に従ったリソグラフィマスクの上面図を示し、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが異なる寸法の正方形を含んでいる。
図3は、図2に示されているリソグラフィマスクを用いて複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャにパターン化された感光材料層が設けられた半導体デバイスの上面図である。
図4は、図2および図3に示されている本発明の実施形態に従った、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を決定する方法を示すフローチャートである。
図5は、本発明の実施形態に従ったリソグラフィマスクの上面図を示し、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが、少なくとも2つの、コーナの外側を互いに隣接して配置されたアングルからなるテストパターンを含んでいる。
図6は、図5に示されているリソグラフィマスクを用いてパターン化された感光材料層が設けられた半導体デバイスの上面図である。
図7は、本発明の実施形態に従ったリソグラフィマスクの上面図を示し、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが互いに寸法の異なるL字形状のパターンを含んでいる。
図8は、図7に示されているリソグラフィマスクを用いてパターン化された感光材料層が設けられた半導体デバイスの上面図である。
図9は、ここで記載している本発明の実施形態に従ったコーナ・ラウンディングを測定する方法を実行するように適合されたリソグラフィシステムである。
異なる図面で互いに一致している数字および符号は、全体を通して、説明しない限り、互いに一致する部材を意味している。上記図面は好ましい実施形態の関連箇所を明確に説明するために描かれており、必ずしも比例した寸法には描かれていない。
〔実施例の詳細な説明〕
本発明の好ましい実施形態の構成および使用について以下に詳述するが、本発明の実施形態は、特定した状況を様々に変化させた実施形態にも適用可能な発明概念であると解釈されるべきである。以下で述べる実施形態は、本発明を構成および使用する特定の方法を単に例示しているに過ぎず、発明の範囲を制限するものではない。
図1は従来の半導体デバイス100の上面図を示し、例えば112の箇所に、フィーチャ110のコーナ・ラウンディングが現れている。コーナ・ラウンディング112は、例えば、リソグラフィプロセスの間に起こり得る、回折、反射、およびその他の影響によって生じ得る。半導体デバイス100の第1の領域102、第2の領域104にそれぞれ、複数のフィーチャ106、複数のフィーチャ110が形成されていることが示されている。第1の領域102のフィーチャ106は、半導体デバイス100の表面に渡って全フィーチャが望ましい形状をなしている。フィーチャ106は、例えばトランジスタのゲートや他の構造などの長方形のフィーチャを含んでいる。長方形のフィーチャ106は、長方形のフィーチャ106の水平方向の側辺と垂直方向の側辺とが、例えばほぼ90度の角度で接するコーナ108を含んでいる。
第2の領域104のフィーチャ110には、リソグラフィプロセスで生じ得るコーナ・ラウンディングを示した。例えば、フィーチャ110のコーナにおいてラウンディング112は明らかに90度よりも大きい角度、すなわち第1の領域102のフィーチャ106のコーナ108における角度よりも大きい角度を有している。典型的には、コーナ・ラウンディング112は、図1に示して例に挙げた、第2の領域104のようなある位置では生じるが第1の領域102のような他の位置では生じないといったものよりはむしろ、個々の大きさの全てのフィーチャに対して、および、個々のリソグラフィプロセスの半導体デバイス100上の全ての位置に対して生じる傾向がある。
例えば半導体デバイス100の設計ノードが小さくなるといったように、デバイス100の寸法が縮小されるにつれ、コーナ・ラウンディング112はますますデバイス劣化に寄与することになる。例えば、65nmノードテクノロジーでは、最小加工寸法が約55nmにまで小さくなるが、コーナ・ラウンディングがゲートコンタクトレベルやビアレベルにまで抑制されていても、デバイスを機能不全に至らしめる可能性がある。一例として、フィーチャ106および110がトランジスタのゲートを含んでいるとすると、ゲート106および110の終端は、過剰なリーク電流を防ぐためにソースおよびドレイン領域114の下を所定量だけ越えて延びることになる。従って、個々のリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を決定することが、フィーチャの寸法および寸法の許容量をコーナ・ラウンディング量に応じて調整および選定することができるようにする上で重要である。
これまで伝統的に、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量の測定は、クリティカル・ディメンジョン(CD)SEMの出力画像(例えば写真)を用いたフィーチャの測定により、手作業で行われてきた。しかし、これらの手作業による測定には、作業者の癖が含まれる可能性があり、例えば、これにより同じ構造に対する測定結果が作業者ごとに大きく異なってしまう。
本発明の実施形態では、半導体デバイスの材料層をパターン化するために用いられるリソグラフィのコーナ・ラウンディングを測定するのに用いることができる新規な方法、テストパターン、およびテストフィーチャを提供する。リソグラフィマスク上の複数のアングルを含むテストパターンを用いて、デバイス上にコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを複数形成し、これら複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを、他の複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャと比較して解析することにより、コーナ・ラウンディング量を決定する。上記の新規な測定方法の技術およびテストパターンを、SEMツールや他の自動測定ツールによって自動で与えるようにすると、有利である。本発明の好ましい実施形態を次に記載する。
図2に、本発明の実施形態に係るリソグラフィマスク220の上面図を示す。複数のコーナ・ラウンディングのテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eは、それぞれ少なくとも2つのアングルを含むパターンである。この実施形態では、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eは、互いに大きさが異なる正方形パターンを含んでいる。例えば、アングルは各正方形パターンのコーナに位置しており、これによって正方形のテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eはアングルを含むパターンとなっている。
リソグラフィマスク220は遮光性または光吸収性の材料226と、遮光性または光吸収性の材料226に取り付けられるか貼りあわされた、透光性または光反射性の材料224とを含んでいる。また、例えば、それとは逆に、材料224が遮光性または光吸収性の材料を含み、材料226が透光性または光反射性の材料を含んでいてもよい(図示せず)。
複数のコーナ・ラウンディングのテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eは、正方形にパターン化された遮光性または光吸収性の材料226を、例えば、図2に示されるような明視野バイナリマスク中において含むようになっていてもよい。リソグラフィマスク220は、例えば、バイナリマスク、位相シフトマスク、レベンソン型位相シフトマスク、ハーフトーン型位相シフトマスク、明視野マスク、クロムレスマスク、暗視野マスク、反射型マスク、透過型マスク、あるいは、それらの任意の組み合わせを含んでいてよい。それゆえ、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eは、また、遮光性または光吸収性の材料226において、および/または、遮光性または光吸収性の材料226において、アパーチャや正方形を含んでいてよい。テストパターン222a、222b、222c、222d、および222eは、それぞれ、四辺が等しい長さである正方形を含んでいるのが好ましい。
複数のテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eの中には少なくとも、複数のテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eの他のものと大きさの異なるものが含まれていることが好ましい。例えば、図示されているように、マスク220を左から右へ水平方向に横切ったときに、次に隣接するテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eの各々は、手前に隣接するテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eよりも長さが小さい。正方形のテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eは、長さが所定量ずつ、例えば10nmから50nmずつ次第に小さくなっていくように並んでいてもよく、その所定量を他の大きさとしても構わない。あるいは、テストパターン222a、222b、222c、222d、および222eは、図示されていないが、例えば、互いが上記とは異なる並び方となるように配置されていてもよい。
一実施形態では、例えば、テストパターン222aは約400nmの大きさの辺を有しており、テストパターン222aよりも右側のテストパターンについては、テストパターンからテストパターンに移るにつれて辺の大きさが約20nmずつ減少する。例えば、テストパターン222bは約380nmの大きさの辺を有しており、テストパターン222cは約360nmの大きさの辺を有しており、テストパターン222dは約340nmの大きさの辺を有しており、テストパターン222eは約320nmの大きさの辺を有している。図示されていないが、例えば、約100nmの大きさの辺を有するテストパターンの下流側に、20nmずつ大きくなるテストパターン222が追加されていくようになっていてもよい。あるいは、正方形のテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eの辺と、正方形のテストパターン222a、222b、222c、222d、および222eの辺の増加分とが、上記とは異なる大きさとなっていてもよい。
図3に示されているように、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を、例えば、図2のリソグラフィマスク220を用いて半導体デバイス230の感光材料層234に形成した、複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eを、他の複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eと比較して解析することにより決定するとよい。
図3には、ワークピースあるいは基板232上に配置された感光材料層234を有する半導体デバイス230の上面図が示されている。感光材料層234は図2に示されたリソグラフィマスク220を用いてパターン化されている。半導体デバイス230の感光材料層234は、マスクとしてリソグラフィマスク220を用いる、(例えば、図9に示されたリソグラフィシステム(図9で詳述する)のような)リソグラフィシステムを用いてパターン化されている。図示されているように、複数のテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eは、感光材料層234に形成されている。複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eは、互いに大きさが異なる複数のほぼ正方形状をなすテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eと、少なくとも一つの円形状をなすテストフィーチャ236eとを含んでいる。
例えば、テストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eの中に、コーナ・ラウンディングを呈するほぼ正方形のテストフィーチャがあるとする。特に、マスク220のテストパターン222a、222b、222c、および222dのシャープなコーナは、テストパターンの転写の間に丸められて、図3に示された半導体デバイス230上に形成されたテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eの丸められたコーナが生じる。
半導体デバイス230上の円形状をなす最も大きいテストフィーチャ236eは、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を意味する。コーナ・ラウンディング量は、半導体デバイス230上にテストフィーチャ236eを形成するために用いられたリソグラフィマスク220のテストパターン222eの辺の長さの2分の1に等しい。また、円形状をなす最も大きなテストフィーチャ236eは、コーナ・ラウンディング量を決定するのに用いられるが、円形状をなす、(例えば、テストフィーチャ236eに続く)より小さいフィーチャ(図示せず)を形成してもよい。
コーナ・ラウンディング量は、リソグラフィシステムの作業者の手作業により、例えば、フォトレジスト234の層に形成されたテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eの形状を目視で観察することにより、決定することができる。最も大きな円形状をなすフィーチャ236eを観察して、リソグラフィマスク220上のテストパターンと関連付けることができる。リソグラフィマスク220上での正方形のテストパターン222eの長さは決まっており、当該長さを2で割ることによってコーナ・ラウンディング量を決定する。テストフィーチャに対して実際の測定は行わずに、テストフィーチャの形状を目視で観察するので、当該テストは主観性が低く、より正確な結果が得られる。
より好ましい実施形態として、コーナ・ラウンディング量の測定を自動測定ツールによって行うようにしてもよい。自動測定ツールには、半導体デバイス230のテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eの寸法測定を行うように適応された、SEM、散乱計、その他の自動化された測定装置を含めることができる。
また図2に関連して、テストパターン222a、222b、222c、222d、および222eの各辺が、正方形のテストパターン222a、222b、222c、222d、および222e(図2には図示せず)の内側および外側の透光性または光反射性の材料224によって囲まれた遮光性または光吸収性の材料226の、ある有限の厚み、例えば100nmから200nmあるいはそれよりも小さい厚みを有している、好ましい実施形態も幾つか挙げられる。従って、半導体デバイス230のテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、および236eとしては、有限の厚みを有する辺を備えた正方形のパターンも含まれることになる。この実施形態では、例えば、コーナ・ラウンディングを決定するのに、有限の厚みを有する正方形のテストパターン236a、236b、236c、236d、および236eの内側の半径および/またはライン間スペース(例えば正方形の互いに対向する辺間のスペース)の測定を行うことが好ましい。
図4は、図2および図3に示された本発明の実施形態に従って、(例えば、図9に示される自動化された測定ツール578(図9で詳述する)のような)自動化された測定ツールを用いてリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を決定する典型的な方法を示すフローチャートである。最初に、自動測定プロセスが開始される(例では、ステップ242)。テストフィーチャ236a(例では最も大きなテストフィーチャ236aとなっているが、当該プロセスはテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、あるいは236eのいずれから開始してもよい)の対角の寸法d1と、辺間の寸法d2とが測定される(ステップ244)。2つの測定値d1とd2とはステップ246において、例えば(d1−d2)という計算を行うことで比較される。(d1−d2)がゼロに等しい場合(ステップ248)には、最も大きな円形状のテストパターン236xが見つかったとして、自動測定ツールは終了する(ステップ249)。一方、(d1−d2)がゼロよりも大きい場合には、自動測定ツールは次に大きさの小さいテストフィーチャ236b、236c、236d、あるいは236eに対する処理へ移行して(ステップ247)、d1=d2、すなわちd1−d2=0となる最も大きなテストフィーチャ236b、236c、236d、あるいは236eが見つかるまで、ステップ244、246、および248が繰り返される。例えば、この実施形態では、コーナ・ラウンディング量はd1あるいはd2の2分の1となる。
CD−SEM測定に関連したある量の測定誤差やノイズがあり得るので、計算(d1−d2)の結果は正確にはゼロにならない可能性がある。これを回避するために、測定の不確かさに相当する所定の数、例えば有限数を設ける。上記所定の有限数を一例として2nmの幅を有する数とするが、他の有限数も使用可能である。上記所定の有限数を、(d1−d2)が上記所定の有限数以下であればd1とd2とを互いに等しいと見なすことにする数とすると、これによりコーナ・ラウンディング量の決定が完了する。例えば、(d1−d2)=(0から2nm)、すなわち(−2nmから2nm)の範囲にあるとき、最も大きな円形状のテストパターン236xが見つかったとして、自動測定処理を終了する(ステップ249)。
従って、図2および図3に示された本発明の実施形態では、コーナ・ラウンディング量を測定するのに、第1のフィーチャ236aの第1のコーナと当該第1のコーナに対向する第2のコーナとの間の第1の距離d1を測定し、第1のフィーチャ236aの第1の辺と当該第1の辺との間の第2の距離d2を測定し、第2の距離d2を第1の距離d1と比較してリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を決定する。最初の他のいずれかよりは大きいテストフィーチャ236aのd1がd2よりも大きい場合には、少なくとも次に大きい2番目のテストフィーチャ236b、236c、236d、および236eの測定を続けて行う。例えば、少なくとも次に大きい2番目のテストフィーチャ236bの第1のコーナと、当該第1のコーナと対向する第2のコーナとの間の第3の距離(例ではd1)を測定し、少なくとも、次に大きい2番目のテストフィーチャ236bの第1の辺と、当該第1の辺と対向する第2の辺との間の第4の距離(例ではd2)を測定し、第4の距離d2を第3の距離d1と比較する。さらに続けて、より小さいテストフィーチャ236c、236d、および236eを2つ目の追加分として測定するのは、第1のテストフィーチャ236a、あるいは、少なくとも次に大きい2番目のテストフィーチャ236b、236c、236d、および236eのうちに、(例えばテストフィーチャ236aの)第1の距離d1が(テストフィーチャ236aの)第2の距離d2にほぼ等しいか、(例えば、2番目のテストフィーチャ236b、236c、236d、および236eの)第3の距離d1が(例えば、2番目のテストフィーチャ236b、236c、236d、および236eの)第4の距離d2にほぼ等しくなるものがない場合である。リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量は、第1の距離の半分あるいは第2の距離の半分に等しいか、第3の距離の半分あるいは第4の距離の半分に等しい。例えば、テストフィーチャ236a、236b、236c、236d、あるいは236eが大きさが減少する順に測定されるときに距離d1=距離d2となると、円形状をなす最も大きなテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、あるいは236eが見つかったとされる。
テストフィーチャ236a、236b、236c、236d、あるいは236eが、大きいほうから小さいほうへと、それらの大きさに従って測定されるならば、コーナ・ラウンディング量を決定するのに要する時間を最短にすることができるのでよい。上記処理は、テストフィーチャ236a、236b、236c、236d、あるいは236eが(d1=d2)であることが分かったときに停止することができる。ここでd2はd1よりはずっと小さい変化、一例として2nm付近より小さい変化をする。この実施形態では、テストフィーチャ236a、236b、236c、236d、あるいは236eが、例えば、半導体デバイス230上で、自動化された測定装置によって容易にアクセス可能に、例えば行状にあるいは列状に、配置されていることが有利な点となっている。それに代えて、例えば、全てのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、あるいは236eを測定するようにしてもよく、また、テストフィーチャ236a、236b、236c、236d、あるいは236eの配置を任意としてもよく、この場合に、自動化された測定装置は、マスクのテストパターンと半導体デバイスのテストフィーチャとの位置および大きさを、ソフトウェアを用いて決定するように適合される。
このように、コーナ・ラウンディングは、図2ないし図4に示された本発明の実施形態によれば、内側のコーナ・ラウンディングの測定を用いて測定することができる。また、コーナ・ラウンディングは、図5および図6に示される本発明の実施形態によって、外側のコーナ・ラウンディングの測定を用いて測定することもできる。
図5は、本発明の他の実施形態に係るリソグラフィマスク320の上面図を示す。図6は、図5のリソグラフィマスクを用いてパターン化された半導体デバイス330を示す。前出の図を記載するのに用いられた各構成要素には、同様の数字を用いる。繰り返しを避けるため、図5に示された参照番号は、ここでは詳細には再記したものでない。その代わりに、前出の図で記載したように、示される各材料層には類似の表記x20、x24、x26、etc...を便宜的に用いる。ここで、図2ないし図4ではx=2であり、図5および図6ではx=3である。
この実施形態では、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターン350aおよび350bは、少なくとも2つの、アングルからなる、あるいは、アングルを含むテストパターンを、互いがアングルの外側を隣接させた配置状態に、含んでいる。複数のコーナ・ラウンディングのテストパターン350aおよび350bは、第1のアングルを含む少なくとも1つの第1のテストパターン350aと、第2のアングルを含む少なくとも1つの第2のテストパターン350bとを含んでおり、第1のテストパターン350aの第1のアングルの外側のコーナ352aは、第2のテストパターン350bの第2のアングルの外側のコーナ352bから、リソグラフィマスク320上で所定の距離xだけスペースを介して隔てられるように近接している
この実施形態ではコーナ・ラウンディングのテストパターン350aおよび350bは、L字形状を含むように示されているが、それに代えて、コーナ・ラウンディングのテストパターン350aおよび350bは、また、例えば、正方形、長方形、アルファベットの文字、あるいはそれらの任意の組み合わせの各形状を含んでいてもよい。テストパターン350aおよび350bのアングルは90度の角度をなすように示されているが、それに代えて、他の角度、例えば0度よりも大きく180度よりも小さい角度をなすアングルも用いることができる。好ましくは、幾つかの実施形態では、テストパターン350aおよび350bに対して90度かそれよりも小さい角度をなすアングルが用いられる。テストパターン350aおよび350bは、例えばテストパターン間の「x」と記されたラインが、水平、垂直、あるいは任意の角度となるように、一緒に回転可能である。
テストパターン350aおよび350bの外側のコーナ352aおよび352b間の所定の距離xとして、例えば、半導体デバイスのクリティカル・ディメンジョン(CD)を含めることができる。また例えば、所定の距離xとして、半導体デバイスの最小加工寸法(最小フィーチャサイズ)を含めることができる。所定の距離xとして、その他の寸法を含めることもできる。
図6に、図5に示されたリソグラフィマスク320を用いてパターン化された感光材料層334が配置されたワークピースを含む半導体デバイス330の上面図を示す。テストフィーチャ354aおよび354bはほぼL字形状をなす部分を含み、このL字形状は、図5に示されたリソグラフィマスク320のテストパターン350aおよび350bの外側のコーナ352aおよび352bのコーナ・ラウンディングを呈している。これに代えて、コーナ・ラウンディングのテストフィーチャ354aおよび354bは、例えば、マスク320のテストパターン350aおよび350bの形状に依存して、L、T、Z、U、W、V字形状などの他の形状、他のアルファベットの文字の形状、正方形状、あるいはそれらの任意の組み合わせを含んでいてもよい。
コーナ・ラウンディングは、テストフィーチャ354aと354bとを互いに比較して分析することにより決定される。例えば、この実施形態では、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量の測定は、第1のテストパターン350aの第1のアングルの外側のコーナと、第2のテストパターン350bの第2のアングルの外側のコーナとの間の距離d3を測定することを含んでいる。コーナ・ラウンディングは以下の式1を解くことによって計算される。
式1: d4=(d3−x)/2;
ここで、d4は計算されるコーナ・ラウンディング量である。
このように、図5および図6で示される実施形態では、コーナ・ラウンディング量は、アングルからなるフィーチャ354aおよび354bの外側のコーナ間の距離を測定することにより得られる外側のコーナ・ラウンディングの測定結果を用いて決定される。例えば、外側のコーナ間の曲率半径が測定され、それはSEMツール内で自動化が可能である。
図7に、本発明の実施形態による、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが、互いに大きさの異なるL字形状部分を含むリソグラフィマスクの上面図を示す。図8に、図7に示すリソグラフィマスクを用いてパターン化された感光材料層が配置された半導体デバイスの上面図を示す。この実施形態は図2ないし図4に示された実施形態と同様に、次第に小さくなっていくように並んだテストパターン460a、460b、460c、および460dを用いてコーナ・ラウンディング量を決定する。ただし、この実施形態では、テストパターン460a、460b、460c、および460dは前記のものと異なっており、例えばL字形状や他の形状のアングルを含んでいる。テストパターンは互いに比較されて分析され、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量が決定される。
例えば、リソグラフィマスク430は、その上に形成された、複数の、アングルからなる、あるいはアングルを含むテストパターン460a、460b、460c、および460dを含んでおり、少なくとも複数のアングルからなるテストパターン460a、460b、460c、および460dの中に、他の複数のアングルからなるテストパターン460a、460b、460c、および460dとは大きさの異なるものを含んでいる。半導体デバイス430の感光材料層434のパターニングにおいて、複数の、コーナが丸められたテストフィーチャ464a、464b、464c、および464dが形成される。コーナ・ラウンディング量の測定では、形成された複数のアングルからなるテストフィーチャ464a、464b、464c、および464dの形状を分析し、複数のアングルからなるテストフィーチャ464a、464b、464c、および464dのそれぞれの部分が直線を含んでいるかどうかを決定する。
上記方法には、複数のコーナ・ラウンディングのフィーチャ464a、464b、464c、および464dのうちのいずれが、図8のテストフィーチャ464dのような、直線部分466a、466b、および466cを含まないコーナが丸められたテストフィーチャであって、最も大きなアングルからなるテストパターンを含んでいるのかを決定することが含まれている。コーナ・ラウンディング量は、例えば図7のテストパターン460dのような、直線部分を含まないコーナが丸められたテストフィーチャ(テストフィーチャ464d)が対応するテストパターンの中で最も大きな、アングルからなるテストパターンの辺の長さからなる
テストフィーチャ464a、464b、464c、および464dは作業者によって目視で観察され、テストフィーチャ464dが完全に曲がっていて直線部分を有していないことが決定される。それに代えて、例えば、自動化された測定装置を使用し、次第に小さくなる順にテストフィーチャ464a、464b、464c、および464dを検出していき、直線部分を有しないテストフィーチャ464dが検出されたときに測定を停止させることにより、コーナ・ラウンディング量を決定してもよい。
図5、6、7、および8に示す実施形態では、L字形状のあるいはアングルからなるテストフィーチャ354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dの幅wは、例えば、100nm程度かそれ以下、あるいはその他の寸法のようなリソグラフィシステムの最小加工寸法を含んでいてもよい。他の実施形態では、L字形状のあるいはアングルからなるテストフィーチャ354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dの幅wは、他の寸法を含んでいてよい。
図9に、本稿で説明した本発明の実施形態に従ったコーナ・ラウンディングの新規な測定方法を実行するのに適合されたリソグラフィシステム570を図示する。リソグラフィシステム570は、(例えば、本稿で前述した半導体デバイス230、330、および430のような)感光材料層が設けられたデバイス530の支持台576を含んでいる。リソグラフィシステム570は、デバイス530の支持台576に近接して設けられた投影レンズシステム574を含んでいる。投影レンズシステム574は、デバイス530へ直接光やエネルギーを与えることができる複数のレンズを含んでいる。リソグラフィシステム570は、投影レンズシステム574に近接して設けられた、光やエネルギーを生成することのできる照明572を含んでいる。
投影レンズシステム574と照明572との間には、(例えば、本稿で前述したマスク220、320、および420のような)リソグラフィマスク520が配置されている。リソグラフィマスク520は複数のコーナ・ラウンディングのテストパターン、例えば、図2に示した正方形のテストパターン222a、222b、222c、222d、および222e、図5に示したアングルからなるテストパターン350aおよび350b、および/または、図7に示したアングルからなるテストパターン460a、460b、460c、および460dを含んでいる。
リソグラフィマスク520は、例えば、リソグラフィシステム570やリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディングおよび/または他のパラメータを測定するテストの目的のためのみに設計されたマスクを含んでいる。それに代えて、リソグラフィマスク520は、半導体デバイスのパターニングに用いられるマスクを含んでいてもよく、例えば、リソグラフィマスク520を用いて半導体デバイス上に活性領域を形成するとともに、テストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dをダイのテスト用に設けられた領域に配置してもよい。あるいは、コーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dを、空間を節約するために、ダイの未使用領域に配置したり、半導体ウェハの切り溝の上に配置したりしてもよい。他の実施形態では、コーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dを、例えば、ダイのスクライブ領域に配置し、コーナ・ラウンディングの測定が終了すると、コーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dを、ダイの個々のダイへの単片化の後に破壊および/または廃棄するようにしてもよい。
前述したように、リソグラフィシステムを用いて実行されるリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量は、感光材料層234、334、434やデバイス230、330、および430の他の材料層の上に形成される、複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dを、他のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dと比較して分析することにより決定される。リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量は、リソグラフィシステムの作業者や自動測定装置578によって決定することができる。例えば、リソグラフィシステム570に自動測定装置578を備え、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を自動測定装置578によって決定することができる。自動測定装置578には、例えば、SEM、散乱計、他の自動測定装置を含めることができる。例えば、支持台576を、530’で示すように、コーナ・ラウンディングの測定のために半導体デバイス530が自動測定装置578に近づくように適合させることができる。
リソグラフィシステム570には、光学的なリソグラフィシステム、非光学的なリソグラフィシステム、X線リソグラフィシステム、干渉リソグラフィシステム、短波長リソグラフィシステム、有限角拡散投射電子ビームリソグラフィ(SCALPEL)システム、液浸リソグラフィ、可視、紫外(UV)、あるいは極紫外(EUV)の光を用いるリソグラフィシステムや、それらの組み合わせが含まれ得る。本発明の実施形態は、例えば、リソグラフィシステム、ステッパ、スキャナ、ステップアンドスキャン露光装置や、その他の露光装置で実行することができる。
本発明の実施形態は、また、例えばリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディングを測定および計算するアルゴリズムを含んでいる。コーナ・ラウンディングを計算するアルゴリズムは、例えば、測定データに基づいてコーナ・ラウンディングを自動で計算するように適合させることができる。当該アルゴリズムは、例えば、リソグラフィシステム570の自動測定装置578のソフトウェアおよび/またはハードウェアで実行することができる。当該アルゴリズムを、例えば、自動測定装置578が、作業者の介入を必要とすることなく、リソグラフィシステム570にそれ以上の測定を停止させる指示を行うように適合させた設計とすることができる。
例えば、本発明の好ましい実施形態として、アルゴリズムが以下のようなコーナ・ラウンディングの測定データを得るものが挙げられる。すなわち、コーナ・ラウンディングの測定データを得ることに、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが形成されたマスクとリソグラフィプロセスとを用いてパターン化された、半導体デバイスの材料層の、第1のコーナ・ラウンディングのテストパターンを、少なくとも1つの第2のコーナ・ラウンディングのテストパターンと比較して測定することが含まれている。上記アルゴリズムは、コーナ・ラウンディングの測定データを解析することにより、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を計算することを含んでいる。計算のステップは例えば自動で行うことができる。一例として、上記のコーナ・ラウンディングの測定データがコーナ・ラウンディング量を決定する指標を含んでいて、上記アルゴリズムが、第1のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを少なくとも1つの第2のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャと比較して、測定を中止することにより、コーナ・ラウンディング量の決定が終了したことを示すようにすることができる。
本発明の実施形態におけるコーナ・ラウンディングの測定およびテストは、ある特定の半導体デバイス設計に対するプロセスの初期段階において実行することができる。図9に示されたリソグラフィシステム570を用いて単一のあるいは2、3枚のウェハを処理するようにし、リソグラフィプロセスのパラメータを、ダイのフィーチャに対して許容されるコーナ・ラウンディング量が決定されるまで変化させる、あるいは変更するようにすることができる。例えば、フォトレジストの種類を変えたり、使用するエネルギーを有する波長、露光量、および他のパラメータを変えて、望ましいコーナ・ラウンディング量を達成するようにすることができる。測定されたコーナ・ラウンディング量に合わせて、半導体デバイスの許容量(例えば、許容公差)を変える、例えばマスクパターンを変えるようにすることができる。例えば、測定されたコーナ・ラウンディング量に応じて、リソグラフィマスクのレイアウトを変えたり、リソグラフィマスクの光近接効果補正(OPC)量を変更したりするようにすることができる。例えば、上記新規なコーナ・ラウンディングのテスト方法および測定方法を定期的に実行し、リソグラフィプロセスのパラメータを必要に応じて再調整するようにすることができる。
本発明の実施形態は、半導体デバイス230、330、および430の製造方法を含んでいる。半導体デバイス230、330、および430に対してコーナ・ラウンディングの測定を行い、決定されたコーナ・ラウンディング量に基づいて、リソグラフィプロセスのパラメータあるいはマスクの設計パラメータを変化させるあるいは変更する。これにより、変更されたリソグラフィプロセスあるいは変更されたマスクを用いて、2番目の半導体デバイス230、330、および430を形成するようにすることができる。
例えば、感光材料層が備えられた半導体ウェハを準備し、例えばここで述べたマスク220、320、420、および520などのリソグラフィマスクを通して上記感光材料層を露光する実施形態が挙げられる。上記感光材料層の一部が除去されてウェハの一部が露出するが、上記の除去された部分はリソグラフィマスクのパターンに基づいている。そして、ウェハの露出した部分に変化が加えられる。一例として、当該露出した部分をエッチングで除去する(化学プロセスや注入プロセスにさらすようにしてもよい)、あるいは、露出した部分を覆うように材料層を形成するようにすることができるが、ウェハの露出した部分に他の変化を加えるようにしてもよい。
一実施形態では、半導体デバイスの製造方法は、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが形成されたマスク220、320、420、および520を準備することを含んでいる。第1の半導体デバイスを準備し、当該第1の半導体デバイスの感光材料層を、上記マスクとリソグラフィプロセスとを用いて、複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャにパターン化する。リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を、半導体デバイスの感光材料層に形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャの他のものと比較して解析することにより、測定する。上記マスクのリソグラフィプロセスを、測定されたコーナ・ラウンディング量に応じて変更し、第2の半導体デバイスを準備する。第2の半導体デバイスを、変更されたリソグラフィプロセスまたは変更されたマスクを用いて加工する。例えば、第2の半導体デバイスに感光材料層を形成することができ、また、この感光材料層を変更されたリソグラフィプロセスまたは変更されたマスクを用いてパターン化することができる。例えば、感光材料層を用いて半導体デバイスの材料層をパターン化したり、パターン化された感光材料層を通して露出した材料層に変化を加えたり、当該材料層に材料を追加したりすることができる。
本発明の実施形態には、例えば、ここで記載している方法およびリソグラフィシステム570を用いてパターン化された半導体デバイス230、330、および430も含まれている。例えば、一実施形態として、半導体デバイス230、330、および430は、ワークピース232、332、および432と、上記ワークピース232、332、および432上に設けられた材料層234、334、および434に配置された複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dとを含んでいる。上記材料層は、図3、6、および8に示されているように、感光材料層234、334、および434を含んでいてもよい。
またあるいは、他の実施形態として、例えば、感光材料層234、334、および434をマスクとして用いて、ワークピース232、332、および432上に設けられた材料層(図示せず)をパターン化するようにしてもよい。材料層は、例として、導電材料、絶縁材料、あるいは半導体材料を含む。コーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dが上記材料層に転写された後に、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を決定するのに、上記材料層を測定および使用することができる。
半導体デバイス230、330、および430が複数のダイを含んでいてもよく、当該複数のダイにおいて、複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dが、例として、ダイに割り当てられた領域、ダイの未使用領域、半導体ウェハの切り溝領域、ダイのテスト領域、ダイのスクライブ領域、あるいはそれらの組み合わせに、形成されていてもよい。複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dは、例えば、L、T、Z、U、W、あるいはV字形状、正方形状、その他の形状、あるいはそれらの組み合わせの形状をなすようにすることができる。
上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャは、図3に示されているように、ほぼ正方形状をなし互いに寸法が異なる複数のテストフィーチャ236a、236b、236c、236dと、少なくとも1つの円形状をなすテストフィーチャ236eとを含んでいてよい。あるいは、複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャは、図8に示されているように、ほぼL字形状をなし互いに寸法が異なる複数のテストフィーチャ460a、460b、460cと、少なくとも1つの、全体が湾曲した形状のテストフィーチャ460dとを含んでいてよい。あるいは、図6に示されているように、複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャは、少なくとも2つの、アングルからなるテストフィーチャ350aおよび350bを、互いがアングルの外側あるいは外側のコーナを隣接させた配置状態に、含んでいる。上記コーナ・ラウンディングのテストフィーチャは、単一の、ダイ、あるいは、半導体デバイス230、330、430、または530上に、3つの実施形態の全ての組み合わせを含んでいてもよい。例えば、コーナ・ラウンディングの測定の、一以上の実施形態の結果を、比較あるいは平均して、リソグラフィシステムのコーナ・ラウンディングを決定することができる。
ここで記載しているマスク220、320、420、および520は、厚さ約1/4インチの石英ガラスのようなほぼ透明な材料を含んでいて、約30nmの厚みを有するクロムなどの遮光性の材料が、上記石英ガラスに貼り付けられている。あるいは、材料層の1つが、約70nmのモリブデン・シリコン(MoSi)などの半透明の材料、あるいは、タンタルと二酸化シリコンとの2層構造(Ta/SiO2)を含んでいてもよい。マスク220、320、420、および520はまた、例えば、反射表面を形成するシリコンとモリブデンとの多層構造、および、吸収材料である窒化タンタル(TaN)を備えていてもよい。あるいは、例えば、他の材料および構造も、ここで記載しているマスク220、320、420、および520に用いてよい。
本発明の実施形態には、コーナ・ラウンディングの決定および測定する方法が提供されるという利点がある。3つの実施形態には、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディングの測定を、CD−SEMツールを用いて、作業者の介入を何ら必要とせずに自動で行うことが可能であると記載されている。例えば、ここで記載しているコーナ・ラウンディングのテストフィーチャの新規な測定および解析は、SEMツールのソフトウェアあるいはコードで実行することができ、また、ここで記載している測定および計算を行うようにプログラムすることができる。好適にも、コーナ・ラウンディングの測定およびテストから、主観および作業者による誤差が取り除かれて、正確なテスト結果を得ることができる。
図2、3、7、および8に示されている実施形態の、次第に寸法が小さくなっていくように並んでいるコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dを形成することにより、好適にも、本発明の実施形態ではリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディングの初期量を決めることができ、これにより、コーナ・ラウンディングの測定時間を短縮することができる。
あるいは、例えば、デバイス230、330、および430に形成された全てのテストフィーチャ236a、236b、236c、236d、236e、354a、354b、464a、464b、464c、および/または464dの測定を行ってもよく、また、全てのデータを評価してもよい。
図5および図6に示されている実施形態では、好適にも、コーナ・ラウンディングを決定するのに2つのパターン350aおよび350bのみを必要とすることができ、1回の測定のみが必要である。あるいは、例えば、半導体デバイス330に形成されたコーナ・ラウンディングのテストフィーチャ354aと354bとの近接の効果を測定するのに、アングルからなるテストパターン350aと350bとの間の距離を変化させてもよく、また、テストパターン350aと350bとの組を複数用いてもよい。
例えば、新規なコーナ・ラウンディングのテストパターンをリソグラフィマスクに形成して、リソグラフィシステムのリソグラフィプロセスをテストするのに用いてもよい。あるいは、例えば、上記テストパターンをリソグラフィマスクに設けて、半導体デバイスの製造に用いてもよい。
本発明の実施形態およびそれらの利点を詳細に述べたが、ここでは、別添の請求項によって定義される発明の精神および範囲から逸脱しない範囲で、様々な変形、代用、および変更を行うことができることを理解されたい。例えば、当業者は、本発明の範囲を維持しながら、ここで記載した多くの特徴、機能、プロセス、および材料を変更し得ることはたやすく理解できるであろう。さらに、本願の範囲は、明細書中に記載された特定の実施形態のプロセス、機械、製造、構成要素、手段、方法、およびステップに限定されるべきものではない。当該分野の通常の知識を有する者がそうであるように、本発明の開示内容から、現存するあるいは後に作られる、プロセス、機械、製造、構成要素、手段、方法、あるいはステップを、ここで記載した実施形態に相当するほぼ同等の機能を果たす、あるいはほぼ同等の結果が得られるように、本発明に従って用いることができることを、たやすく理解することができる。従って、別添の請求項は、それらの範囲内で、プロセス、機械、製造、構成要素、手段、方法、あるいはステップを含むことになる。
フィーチャのコーナ・ラウンディングの課題を示す従来の半導体デバイスの上面図である。 本発明の実施形態に従ったリソグラフィマスクの上面図を示し、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが異なる寸法の正方形を含んでいる。 図2に示されているリソグラフィマスクを用いて複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャにパターン化された感光材料層が設けられた半導体デバイスの上面図である。 図2および図3に示されている本発明の実施形態に従った、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を決定する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に従ったリソグラフィマスクの上面図を示し、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが、少なくとも2つの、コーナの外側を互いに隣接して配置されたアングルからなるテストパターンを含んでいる。 図5に示されているリソグラフィマスクを用いてパターン化された感光材料層が設けられた半導体デバイスの上面図である。 本発明の実施形態に従ったリソグラフィマスクの上面図を示し、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが互いに寸法の異なるL字形状のパターンを含んでいる。 図7に示されているリソグラフィマスクを用いてパターン化された感光材料層が設けられた半導体デバイスの上面図である。 ここで記載している本発明の実施形態に従ったコーナ・ラウンディングを測定する方法を実行するように適合されたリソグラフィシステムである。

Claims (25)

  1. アングルを含むパターンを少なくとも2つ含むように形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンを含むマスクを準備する、マスク準備工程と、
    感光材料層が設けられた第1の半導体デバイスを準備する、第1の半導体デバイス準備工程と、
    上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層を、上記マスクおよびリソグラフィプロセスを用いて、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストパターンに対応する複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャにパターン化する、パターン化工程と、
    上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層に形成された、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのうちの少なくとも1つを、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより、上記リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を測定する、コーナ・ラウンディング量測定工程と、
    測定された上記コーナ・ラウンディング量に応じて、上記リソグラフィプロセスあるいは上記マスクのパラメータを変更するパラメータ変更工程と、
    第2の半導体デバイスを準備する第2の半導体デバイス準備工程と、
    変更された上記リソグラフィプロセスおよび変更された上記マスクを用いて、上記第2の半導体デバイスを加工する第2の半導体デバイス加工工程と、
    を含む、半導体デバイスを製造する方法であって、
    上記マスク準備工程は、複数の正方形の上記テストパターンの中に上記複数の正方形の上記テストパターンのうちの他のものと寸法の異なるものを少なくとも含むように形成された上記複数の正方形の上記テストパターンを含むマスクを準備することを含んでおり、
    上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層の上記パターン化工程は、上記複数の正方形の上記テストパターンに対応する複数の上記テストフィーチャを形成することを含んでおり、
    上記コーナ・ラウンディング量測定工程は、上記テストフィーチャとしての第1のテストフィーチャの、第1のコーナから上記第1のコーナに対向する第2のコーナまでの第1の距離を測定することと、上記第1のテストフィーチャの、第1の側から上記第1の側に対向する第2の側までの第2の距離を測定することと、上記第2の距離を上記第1の距離と比較して、上記第1の距離が上記第2の距離にほぼ等しいならば、上記第1の距離の半分あるいは上記第2の距離の半分を、上記コーナ・ラウンディング量として決定することとを含んでおり、
    上記コーナ・ラウンディング量測定工程は、さらに、
    上記第1の距離が上記第2の距離にほぼ等しくならないならば、
    上記テストフィーチャとしての少なくとも1つの第2のテストフィーチャの、上記第1のコーナから上記第1のコーナに対向する上記第2のコーナまでの第3の距離を測定することと、
    上記少なくとも1つの第2のテストフィーチャの、第1の側から上記第1の側に対向する第2の側までの第4の距離を測定することと、
    上記第4の距離を上記第3の距離と比較することとを、
    上記第1のテストフィーチャの次に大きい上記第2のテストフィーチャから始めて上記第2のテストフィーチャの大きい順に行って、上記第3の距離が上記第4の距離に等しい上記第2のテストフィーチャが見つかるまで繰り返し、
    上記第3の距離が上記第4の距離に等しい上記第2のテストフィーチャにおける上記第3の距離の半分あるいは上記第4の距離の半分を、上記コーナ・ラウンディング量として決定することを含んでいる、半導体デバイスを製造する方法。
  2. アングルを含むパターンを少なくとも2つ含むように形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンを含むマスクを準備する、マスク準備工程と、
    感光材料層が設けられた第1の半導体デバイスを準備する、第1の半導体デバイス準備工程と、
    上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層を、上記マスクおよびリソグラフィプロセスを用いて、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストパターンに対応する複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャにパターン化する、パターン化工程と、
    上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層に形成された、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのうちの少なくとも1つを、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより、上記リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を測定する、コーナ・ラウンディング量測定工程と、
    測定された上記コーナ・ラウンディング量に応じて、上記リソグラフィプロセスあるいは上記マスクのパラメータを変更するパラメータ変更工程と、
    第2の半導体デバイスを準備する第2の半導体デバイス準備工程と、
    変更された上記リソグラフィプロセスおよび変更された上記マスクを用いて、上記第2の半導体デバイスを加工する第2の半導体デバイス加工工程と、
    を含む、半導体デバイスを製造する方法であって、
    上記マスク準備工程は、第1のアングルを有する上記テストパターンとしての少なくとも1つの第1のテストパターンと、第2のアングルを有する上記テストパターンとしての少なくとも1つの第2のテストパターンとを含むマスクであって、上記第1のテストパターンの上記第1のアングルの外側のコーナが、上記第2のテストパターンの上記第2のアングルの外側のコーナに対して上記マスク上で第1の距離だけスペースを介して隔てられるように近接している上記マスクを準備することを含んでおり、
    上記リソグラフィプロセスの上記コーナ・ラウンディング量測定工程は、上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層に形成された、上記第1のテストパターンに対応する上記テストフィーチャとしての第1のテストフィーチャの第1のアングルの外側のコーナと、上記第2のテストパターンに対応する上記テストフィーチャとしての第2のテストフィーチャの第2のアングルの外側のコーナとの間の第2の距離を測定し、上記コーナ・ラウンディング量としての、(上記第2の距離−上記第1の距離)/2を計算することを含んでいる、半導体デバイスを製造する方法。
  3. アングルを含むパターンを少なくとも2つ含むように形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンを含むマスクを準備する、マスク準備工程と、
    感光材料層が設けられた第1の半導体デバイスを準備する、第1の半導体デバイス準備工程と、
    上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層を、上記マスクおよびリソグラフィプロセスを用いて、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンに対応する複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャにパターン化する、パターン化工程と、
    上記第1の半導体デバイスの上記感光材料層に形成された、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのうちの少なくとも1つを、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより、上記リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を測定する、コーナ・ラウンディング量測定工程と、
    測定された上記コーナ・ラウンディング量に応じて、上記リソグラフィプロセスあるいは上記マスクのパラメータを変更するパラメータ変更工程と、
    第2の半導体デバイスを準備する第2の半導体デバイス準備工程と、
    変更された上記リソグラフィプロセスおよび変更された上記マスクを用いて、上記第2の半導体デバイスを加工する第2の半導体デバイス加工工程と、
    を含む、半導体デバイスを製造する方法であって、
    上記マスク準備工程は、複数のアングルからなる上記テストパターンが形成されたマスクであって、上記複数のアングルからなる上記テストパターンの中に少なくとも上記複数のアングルからなる上記テストパターンのうちの他のものと寸法の異なるものが含まれているマスクを準備することを含んでおり、
    上記コーナ・ラウンディング量測定工程は、
    複数のアングルからなる上記テストフィーチャの形状を解析して、上記複数のアングルからなる上記テストフィーチャの各部分が、直線を含んでいるかどうかを決定することと、
    上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのいずれが、直線を含まないコーナが丸められた上記テストフィーチャが形成される最も大きな、アングルからなる上記テストパターンを含んでいるかを決定することと、
    上記コーナ・ラウンディング量を、直線部分を含まない上記コーナが丸められた上記テストフィーチャに対応する上記最も大きな、アングルからなる上記テストパターンの辺の長さとして決定することとを含んでいる、半導体デバイスを製造する方法。
  4. リソグラフィマスクを準備するリソグラフィマスク準備工程であって、上記リソグラフィマスクは、遮光性または光吸収性の材料、上記遮光性または光吸収性の材料に結合された透光性または光反射性の材料、および、上記遮光性または光吸収性の材料または上記透光性または光反射性の材料の上に形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンを含んでおり、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンは少なくとも2つのアングルを含むパターンを含んでおり、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量は、半導体デバイスの材料層に上記リソグラフィマスクを用いて形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャの少なくとも1つを、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより決定される、リソグラフィマスク準備工程と、
    感光材料層が設けられた半導体のウェハを準備するウェハ準備工程と、
    上記リソグラフィマスクを通して上記感光材料層を露光する露光工程と、
    上記感光材料層の一部分を除去して上記ウェハの一部分を露出させる除去工程であって、除去された一部は上記リソグラフィマスクのパターンに基づいている、除去工程と、
    上記ウェハの露出した上記一部分に変化を加える変化工程と、を含んでいる、
    半導体デバイスの製造方法であって、
    上記リソグラフィマスクを通した上記感光材料層の上記露光工程と、上記感光材料層の上記一部分の上記除去工程とは、上記感光材料層に少なくとも2つの、アングルを含むパターンを形成することを含んでおり、
    上記アングルを含むパターンのうちの少なくとも1つを上記アングルを含むパターンのうちの他の1つと比較して解析することにより、上記リソグラフィプロセスの上記コーナ・ラウンディング量を決定することをさらに含んでおり、
    上記コーナ・ラウンディング量を決定することに、
    上記アングルを含むパターンである複数の正方形の上記テストパターンの中に上記複数の正方形の上記テストパターンのうちの他のものと寸法の異なるものを少なくとも含むように形成された上記複数の正方形の上記テストパターンを含むマスクを準備することと、
    上記複数の正方形の上記テストパターンに対応する複数の上記テストフィーチャを形成することと、
    上記テストフィーチャとしての第1のテストフィーチャの、第1のコーナから上記第1のコーナに対向する第2のコーナまでの第1の距離を測定することと、上記第1のテストフィーチャの、第1の側から上記第1の側に対向する第2の側までの第2の距離を測定することと、上記第2の距離を上記第1の距離と比較して、上記第1の距離が上記第2の距離にほぼ等しいならば、上記第1の距離の半分あるいは上記第2の距離の半分を、上記コーナ・ラウンディング量として決定することとを含んでおり、
    上記コーナ・ラウンディング量を決定することに、さらに、
    上記第1の距離が上記第2の距離にほぼ等しくならないならば、
    上記テストフィーチャとしての少なくとも1つの第2のテストフィーチャの、上記第1のコーナから上記第1のコーナに対向する上記第2のコーナまでの第3の距離を測定することと、
    上記少なくとも1つの第2のテストフィーチャの、第1の側から上記第1の側に対向する第2の側までの第4の距離を測定することと、
    上記第4の距離を上記第3の距離と比較することとを、
    上記第1のテストフィーチャの次に大きい上記第2のテストフィーチャから始めて上記第2のテストフィーチャの大きい順に行って、上記第3の距離が上記第4の距離に等しい上記第2のテストフィーチャが見つかるまで繰り返し、
    上記第3の距離が上記第4の距離に等しい上記第2のテストフィーチャにおける上記第3の距離の半分あるいは上記第4の距離の半分を、上記コーナ・ラウンディング量として決定することを含んでおり、
    決定された上記コーナ・ラウンディング量に基づいて、上記リソグラフィマスクの設計パラメータを変化させること、あるいは、リソグラフィプロセスのパラメータを変化させることをさらに含んでいる、半導体デバイスの製造方法。
  5. リソグラフィマスクを準備するリソグラフィマスク準備工程であって、上記リソグラフィマスクは、遮光性または光吸収性の材料、上記遮光性または光吸収性の材料に結合された透光性または光反射性の材料、および、上記遮光性または光吸収性の材料または上記透光性または光反射性の材料の上に形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンを含んでおり、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンは少なくとも2つのアングルを含むパターンを含んでおり、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量は、半導体デバイスの材料層に上記リソグラフィマスクを用いて形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャの少なくとも1つを、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより決定される、リソグラフィマスク準備工程と、
    感光材料層が設けられた半導体のウェハを準備するウェハ準備工程と、
    上記リソグラフィマスクを通して上記感光材料層を露光する露光工程と、
    上記感光材料層の一部分を除去して上記ウェハの一部分を露出させる除去工程であって、除去された一部は上記リソグラフィマスクのパターンに基づいている、除去工程と、
    上記ウェハの露出した上記一部分に変化を加える変化工程と、を含んでいる、
    半導体デバイスの製造方法であって、
    上記リソグラフィマスクを通した上記感光材料層の上記露光工程と、上記感光材料層の上記一部分の上記除去工程とは、上記感光材料層に少なくとも2つの、アングルを含むパターンを形成することを含んでおり、
    上記アングルを含むパターンのうちの少なくとも1つを上記アングルを含むパターンのうちの他の1つと比較して解析することにより、上記リソグラフィプロセスの上記コーナ・ラウンディング量を決定することをさらに含んでおり、
    上記コーナ・ラウンディング量を決定することに、
    上記アングルを含むパターンである第1のアングルを有する上記テストパターンとしての少なくとも1つの第1のテストパターンと、上記アングルを含むパターンである第2のアングルを有する上記テストパターンとしての少なくとも1つの第2のテストパターンとを含むマスクであって、上記第1のテストパターンの上記第1のアングルの外側のコーナが、上記第2のテストパターンの上記第2のアングルの外側のコーナに対して上記マスク上で第1の距離だけスペースを介して隔てられるように近接している上記マスクを準備することと、
    上記半導体デバイスの上記感光材料層に形成された、上記第1のテストパターンに対応する上記テストフィーチャとしての第1のテストフィーチャの第1のアングルの外側のコーナと、上記第2のテストパターンに対応する上記テストフィーチャとしての第2のテストフィーチャの第2のアングルの外側のコーナとの間の第2の距離を測定し、上記コーナ・ラウンディング量としての、(上記第2の距離−上記第1の距離)/2を計算することとを含んでおり、
    決定された上記コーナ・ラウンディング量に基づいて、上記リソグラフィマスクの設計パラメータを変化させること、あるいは、リソグラフィプロセスのパラメータを変化させることをさらに含んでいる、半導体デバイスの製造方法。
  6. リソグラフィマスクを準備するリソグラフィマスク準備工程であって、上記リソグラフィマスクは、遮光性または光吸収性の材料、上記遮光性または光吸収性の材料に結合された透光性または光反射性の材料、および、上記遮光性または光吸収性の材料または上記透光性または光反射性の材料の上に形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンを含んでおり、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンは少なくとも2つのアングルを含むパターンを含んでおり、リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量は、半導体デバイスの材料層に上記リソグラフィマスクを用いて形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャの少なくとも1つを、上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより決定される、リソグラフィマスク準備工程と、
    感光材料層が設けられた半導体のウェハを準備するウェハ準備工程と、
    上記リソグラフィマスクを通して上記感光材料層を露光する露光工程と、
    上記感光材料層の一部分を除去して上記ウェハの一部分を露出させる除去工程であって、除去された一部は上記リソグラフィマスクのパターンに基づいている、除去工程と、
    上記ウェハの露出した上記一部分に変化を加える変化工程と、を含んでいる、
    半導体デバイスの製造方法であって、
    上記リソグラフィマスクを通した上記感光材料層の上記露光工程と、上記感光材料層の上記一部分の上記除去工程とは、上記感光材料層に少なくとも2つの、アングルを含むパターンを形成することを含んでおり、
    上記アングルを含むパターンのうちの少なくとも1つを上記アングルを含むパターンのうちの他の1つと比較して解析することにより、上記リソグラフィプロセスの上記コーナ・ラウンディング量を決定することをさらに含んでおり、
    上記コーナ・ラウンディング量を決定することに、
    上記アングルを含むパターンである複数の上記アングルからなる上記テストパターンが形成されたマスクであって、上記複数の上記アングルからなる上記テストパターンの中に少なくとも上記複数の上記アングルからなる上記テストパターンのうちの他のものと寸法の異なるものが含まれているマスクを準備することと、
    複数の上記アングルからなる上記テストフィーチャの形状を解析して、上記複数の上記アングルからなる上記テストフィーチャの各部分が、直線を含んでいるかどうかを決定することと、
    上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのいずれが、直線を含まないコーナが丸められた上記テストフィーチャが形成される最も大きな、上記アングルからなる上記テストパターンを含んでいるかを決定することと、
    上記コーナ・ラウンディング量を、直線部分を含まない上記コーナが丸められた上記テストフィーチャに対応する上記最も大きな、上記アングルからなる上記テストパターンの辺の長さとして決定することとを含んでおり、
    決定された上記コーナ・ラウンディング量に基づいて、上記リソグラフィマスクの設計パラメータを変化させること、あるいは、リソグラフィプロセスのパラメータを変化させることをさらに含んでいる、半導体デバイスの製造方法。
  7. 上記設計パラメータを変化させることが、上記リソグラフィマスクのレイアウトを変更すること、上記リソグラフィマスクの光近接効果補正(OPC)のデザインを変更すること、あるいは、半導体デバイス設計の許容公差を変更することを含んでいる、
    あるいは、
    上記リソグラフィプロセスのパラメータを変化させることが、上記感光材料層として使用するフォトレジストの種類を変えること、上記感光材料層をパターン化するときに用いられるエネルギーを有する波長を変えること、あるいは、上記感光材料層をパターン化するときに用いられる露光量を変えることを含んでいる、
    請求項4から6のいずれか1項に記載の半導体デバイスの製造方法。
  8. 上記半導体のウェハを準備する上記ウェハ準備工程は、第1の半導体デバイスを準備することを含んでおり、
    変更された上記リソグラフィマスクあるいは変更された上記リソグラフィプロセスを用いて少なくとも1つの第2の半導体デバイスを作製することをさらに含んでいる、
    請求項4から6のいずれか1項に記載の半導体デバイスの製造方法。
  9. 上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンは、複数のL字形状のパターンを、上記複数のL字形状のパターンの中に少なくとも上記複数のL字形状のパターンのうちの他のものと寸法の異なるものが形成されるように含んでいる、
    請求項6に記載の半導体デバイスの製造方法。
  10. リソグラフィシステムであって、
    感光材料層が設けられたデバイスの支持台と、
    上記デバイスの上記支持台に近接して設けられた投影レンズシステムと、
    上記投影レンズシステムに近接して設けられた照明と、
    上記投影レンズシステムと上記照明との間に配置されたリソグラフィマスクとを含んでおり、
    上記リソグラフィマスクは複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンを含み、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンは少なくとも2つの、アングルを含むパターンを含んでおり、上記リソグラフィシステムのリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量が、上記デバイスの上記感光材料層に形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより決定され、
    上記リソグラフィマスクは、上記アングルを含むパターンである複数の正方形の上記テストパターンの中に上記複数の正方形の上記テストパターンのうちの他のものと寸法の異なるものを少なくとも含むように形成された上記複数の正方形の上記テストパターンを含むマスクであり、
    自動測定装置をさらに含んでおり、
    上記リソグラフィプロセスの上記コーナ・ラウンディング量が、上記自動測定装置によって決定可能であり、
    上記自動測定装置によって上記コーナ・ラウンディング量を決定することに、
    上記複数の正方形の上記テストパターンに対応するように形成された複数の上記テストフィーチャに対して、上記テストフィーチャとしての第1のテストフィーチャの、第1のコーナから上記第1のコーナに対向する第2のコーナまでの第1の距離を測定することと、上記第1のテストフィーチャの、第1の側から上記第1の側に対向する第2の側までの第2の距離を測定することと、上記第2の距離を上記第1の距離と比較して、上記第1の距離が上記第2の距離にほぼ等しいならば、上記第1の距離の半分あるいは上記第2の距離の半分を、上記コーナ・ラウンディング量として決定することとを含んでおり、
    上記コーナ・ラウンディング量を決定することに、さらに、
    上記第1の距離が上記第2の距離にほぼ等しくならないならば、
    上記テストフィーチャとしての少なくとも1つの第2のテストフィーチャの、上記第1のコーナから上記第1のコーナに対向する上記第2のコーナまでの第3の距離を測定することと、
    上記少なくとも1つの第2のテストフィーチャの、第1の側から上記第1の側に対向する第2の側までの第4の距離を測定することと、
    上記第4の距離を上記第3の距離と比較することとを、
    上記第1のテストフィーチャの次に大きい上記第2のテストフィーチャから始めて上記第2のテストフィーチャの大きい順に行って、上記第3の距離が上記第4の距離に等しい上記第2のテストフィーチャが見つかるまで繰り返し、
    上記第3の距離が上記第4の距離に等しい上記第2のテストフィーチャにおける上記第3の距離の半分あるいは上記第4の距離の半分を、上記コーナ・ラウンディング量として決定することを含んでいる、リソグラフィシステム。
  11. リソグラフィシステムであって、
    感光材料層が設けられたデバイスの支持台と、
    上記デバイスの上記支持台に近接して設けられた投影レンズシステムと、
    上記投影レンズシステムに近接して設けられた照明と、
    上記投影レンズシステムと上記照明との間に配置されたリソグラフィマスクとを含んでおり、
    上記リソグラフィマスクは複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンを含み、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンは少なくとも2つの、アングルを含むパターンを含んでおり、上記リソグラフィシステムのリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量が、上記デバイスの上記感光材料層に形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより決定され、
    上記リソグラフィマスクは、上記アングルを含むパターンである第1のアングルを有する上記テストパターンとしての少なくとも1つの第1のテストパターンと、上記アングルを含むパターンである第2のアングルを有する上記テストパターンとしての少なくとも1つの第2のテストパターンとを含むマスクであって、上記第1のテストパターンの上記第1のアングルの外側のコーナが、上記第2のテストパターンの上記第2のアングルの外側のコーナに対して上記マスク上で第1の距離だけスペースを介して隔てられるように近接している上記マスクであり、
    自動測定装置をさらに含んでおり、
    上記リソグラフィプロセスの上記コーナ・ラウンディング量が、上記自動測定装置によって決定可能であり、
    上記自動測定装置によって上記コーナ・ラウンディング量を決定することに、
    上記感光材料層に形成された、上記第1のテストパターンに対応する上記テストフィーチャとしての第1のテストフィーチャの第1のアングルの外側のコーナと、上記第2のテストパターンに対応する上記テストフィーチャとしての第2のテストフィーチャの第2のアングルの外側のコーナとの間の第2の距離を測定し、上記コーナ・ラウンディング量としての、(上記第2の距離−上記第1の距離)/2を計算することとを含んでいる、リソグラフィシステム。
  12. リソグラフィシステムであって、
    感光材料層が設けられたデバイスの支持台と、
    上記デバイスの上記支持台に近接して設けられた投影レンズシステムと、
    上記投影レンズシステムに近接して設けられた照明と、
    上記投影レンズシステムと上記照明との間に配置されたリソグラフィマスクとを含んでおり、
    上記リソグラフィマスクは複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンを含み、上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンは少なくとも2つの、アングルを含むパターンを含んでおり、上記リソグラフィシステムのリソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量が、上記デバイスの上記感光材料層に形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャのうちの他のものと比較して解析することにより決定され、
    上記リソグラフィマスクは、上記アングルを含むパターンである複数の上記アングルからなる上記テストパターンが形成されたマスクであって、上記複数の上記アングルからなる上記テストパターンの中に少なくとも上記複数の上記アングルからなる上記テストパターンのうちの他のものと寸法の異なるものが含まれているマスクであり、
    自動測定装置をさらに含んでおり、
    上記リソグラフィプロセスの上記コーナ・ラウンディング量が、上記自動測定装置によって決定可能であり、
    上記自動測定装置によって上記コーナ・ラウンディング量を決定することに、
    複数の上記アングルからなる上記テストフィーチャの形状を解析して、上記複数の上記アングルからなる上記テストフィーチャの各部分が、直線を含んでいるかどうかを決定することと、
    上記複数のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャのいずれが、直線を含まないコーナが丸められた上記テストフィーチャが形成される最も大きな、上記アングルからなる上記テストパターンを含んでいるかを決定することと、
    上記コーナ・ラウンディング量を、直線部分を含まない上記コーナが丸められた上記テストフィーチャに対応する上記最も大きな、上記アングルからなる上記テストパターンの辺の長さとして決定することとを含んでいる、リソグラフィシステム。
  13. 上記自動測定装置は、走査型電子顕微鏡(SEM)あるいは散乱計を含んでいる、
    請求項10から12までのいずれか1項に記載のリソグラフィシステム。
  14. 上記リソグラフィシステムとして、光学的なリソグラフィシステム、非光学的なリソグラフィシステム、X線リソグラフィシステム、干渉リソグラフィシステム、短波長リソグラフィシステム、有限角拡散投射電子ビームリソグラフィ(SCALPEL)システム、液浸リソグラフィ、可視または紫外(UV)または極紫外(EUV)の光を用いるリソグラフィシステム、あるいは、以上の選択肢の任意の組み合わせを含む、
    請求項10から12までのいずれか1項に記載のリソグラフィシステム。
  15. ワークピースと、
    上記ワークピース上に設けられた材料層に設けられた、複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャとを含んでおり、
    上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャは、互いにアングルの外側が隣接するように配置された少なくとも2つの、アングルからなるテストフィーチャを含んでいる、半導体デバイス。
  16. 上記材料層として、感光材料層、導電材料層、絶縁材料層、あるいは、半導体材料層を含む、
    請求項15に記載の半導体デバイス。
  17. 複数のダイを含んでおり、
    上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャは、上記ダイに割り当てられた領域、上記ダイの未使用領域、上記ダイのテスト領域、上記ダイのスクライブ領域、上記ワークピースの切り溝領域、あるいは、以上の選択肢の任意の組み合わせ、に形成されている、請求項16に記載の半導体デバイス。
  18. 上記複数のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャは、L字形状をなすもの、T字形状をなすもの、Z字形状をなすもの、U字形状をなすもの、W字形状をなすもの、V字形状をなすもの、正方形、あるいは、以上の選択肢の任意の組み合わせを含んでいる、請求項16に記載の半導体デバイス。
  19. コーナ・ラウンディングの測定データを取得する取得工程であって、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが形成されたマスクとリソグラフィプロセスとを用いてパターン化された半導体デバイスの材料層の、第1のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを、上記材料層の、少なくとも1つの第2のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャと比較して測定することを含んでいる、取得工程と、
    上記コーナ・ラウンディングの測定データを解析することにより、上記リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を計算する計算工程とを含んでいる、コーナ・ラウンディング量を求める方法であって、
    上記マスクは、複数の正方形の上記テストパターンの中に上記複数の正方形の上記テストパターンのうちの他のものと寸法の異なるものを少なくとも含むように形成された上記複数の正方形の上記テストパターンを含むマスクであり、
    上記取得工程は、
    上記複数の正方形の上記テストパターンに対応するように形成された複数の上記テストフィーチャに対して、上記第1のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャとしての第1のテストフィーチャの、第1のコーナから上記第1のコーナに対向する第2のコーナまでの第1の距離を測定することと、上記第1のテストフィーチャの、第1の側から上記第1の側に対向する第2の側までの第2の距離を測定することと、上記第2の距離を上記第1の距離と比較して、上記第1の距離が上記第2の距離にほぼ等しいならば、上記第1の距離の半分あるいは上記第2の距離の半分を、上記コーナ・ラウンディング量として決定することとを含んでおり、
    さらに、
    上記第1の距離が上記第2の距離にほぼ等しくならないならば、
    上記第2のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャとしての少なくとも1つの第2のテストフィーチャの、上記第1のコーナから上記第1のコーナに対向する上記第2のコーナまでの第3の距離を測定することと、
    上記少なくとも1つの第2のテストフィーチャの、第1の側から上記第1の側に対向する第2の側までの第4の距離を測定することと、
    上記第4の距離を上記第3の距離と比較することとを、
    上記第1のテストフィーチャの次に大きい上記第2のテストフィーチャから始めて上記第2のテストフィーチャの大きい順に行って、上記第3の距離が上記第4の距離に等しい上記第2のテストフィーチャが見つかるまで繰り返し、
    上記計算工程は、
    上記第3の距離が上記第4の距離に等しい上記第2のテストフィーチャにおける上記第3の距離の半分あるいは上記第4の距離の半分を、上記コーナ・ラウンディング量として計算することを含んでいる、コーナ・ラウンディング量を求める方法。
  20. コーナ・ラウンディングの測定データを取得する取得工程であって、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが形成されたマスクとリソグラフィプロセスとを用いてパターン化された半導体デバイスの材料層の、第1のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを、上記材料層の、少なくとも1つの第2のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャと比較して測定することを含んでいる、取得工程と、
    上記コーナ・ラウンディングの測定データを解析することにより、上記リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を計算する計算工程とを含んでいる、コーナ・ラウンディング量を求める方法であって、
    上記マスクは、第1のアングルを有する上記テストパターンとしての少なくとも1つの第1のテストパターンと、第2のアングルを有する上記テストパターンとしての少なくとも1つの第2のテストパターンとを含む上記マスクであって、上記第1のテストパターンの上記第1のアングルの外側のコーナが、上記第2のテストパターンの上記第2のアングルの外側のコーナに対して上記マスク上で第1の距離だけスペースを介して隔てられるように近接している上記マスクであり、
    上記取得工程は、
    上記材料層に形成された、上記第1のテストパターンに対応する上記第1のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャとしての第1のテストフィーチャの第1のアングルの外側のコーナと、上記第2のテストパターンに対応する上記第2のコーナ・ラウンディングの上記テストフィーチャとしての第2のテストフィーチャの第2のアングルの外側のコーナとの間の第2の距離を測定することを含んでおり、
    上記計算工程は、
    上記コーナ・ラウンディング量としての、(上記第2の距離−上記第1の距離)/2を計算することとを含んでいる、コーナ・ラウンディング量を求める方法。
  21. コーナ・ラウンディングの測定データを取得する取得工程であって、複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが形成されたマスクとリソグラフィプロセスとを用いてパターン化された半導体デバイスの材料層の、第1のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを、上記材料層の、少なくとも1つの第2のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャと比較して測定することを含んでいる、取得工程と、
    上記コーナ・ラウンディングの測定データを解析することにより、上記リソグラフィプロセスのコーナ・ラウンディング量を計算する計算工程とを含んでいる、コーナ・ラウンディング量を求める方法であって、
    上記マスクは、複数のアングルからなる上記テストパターンが形成された上記マスクであって、上記複数のアングルからなる上記テストパターンの中に、少なくとも上記複数のアングルからなる上記テストパターンのうちの他のものと寸法の異なる上記第1のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャに対応する上記テストパターンと、上記他のものとしての上記第2のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャに対応する少なくとも1つのテストパターンとが含まれている上記マスクであり、
    上記取得工程は、
    上記第1のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャおよび上記第2のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャからなる複数のテストフィーチャの各部分が、直線を含んでいるかどうかを決定することと、
    上記複数のテストフィーチャのいずれが、直線を含まないコーナが丸められた上記テストフィーチャが形成される最も大きな、上記アングルからなる上記テストパターンを含んでいるかを決定することとを含んでおり、
    上記計算工程は、
    上記コーナ・ラウンディング量を、直線部分を含まない上記コーナが丸められたテストフィーチャに対応する上記最も大きな、上記アングルからなる上記テストパターンの辺の長さとして決定することとを含んでいる、コーナ・ラウンディング量を求める方法。
  22. 上記コーナ・ラウンディングの測定データは上記コーナ・ラウンディング量を決定する指標を含んでおり、
    上記コーナ・ラウンディング量の決定が終了したことを示す指示に基づいて、上記第1のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャを少なくとも1つの上記第2のコーナ・ラウンディングのテストフィーチャと比較して測定することを中止することをさらに含んでいる、請求項19から21までのいずれか1項に記載のコーナ・ラウンディング量を求める方法。
  23. リソグラフィマスクであって、
    遮光性または光吸収性の材料と、
    透光性または光反射性の材料と、
    上記遮光性または光吸収性の材料、あるいは、上記透光性または光反射性の材料に形成された複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンであって、少なくとも2つの、アングルを含むパターンを含んでいる複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンとを含んでおり、
    上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンが、第1のアングルを有する少なくとも1つの第1のテストパターンと、第2のアングルを有する少なくとも1つの第2のテストパターンとを含んでおり、上記第1のテストパターンの上記第1のアングルの外側のコーナが、上記第2のテストパターンの上記第2のアングルの外側のコーナに対して上記リソグラフィマスク上で予め定められた距離だけスペースを介して隔てられるように近接している、リソグラフィマスク。
  24. 上記複数のコーナ・ラウンディングのテストパターンは、正方形状のもの、長方形状のもの、アルファベットの文字形状のもの、あるいは、以上の選択肢の任意の組み合わせを含む、
    請求項23に記載のリソグラフィマスク。
  25. 上記リソグラフィマスクとして、バイナリマスク、位相シフトマスク、レベンソン型位相シフトマスク、ハーフトーン型位相シフトマスク、明視野マスク、クロムレスマスク、暗視野マスク、反射型マスク、透過型マスク、あるいは、以上の選択肢の任意の組み合わせを含む、
    請求項23に記載のリソグラフィマスク。
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