JP4875108B2 - 無線通信ネットワークにおけるスケジューリングのための方法および装置 - Google Patents

無線通信ネットワークにおけるスケジューリングのための方法および装置 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権主張
本特許出願は、2006年1月10日に出願された「S−APSDクライアントに対して省電力を最大化するためのWLAN APスケジューラ(WLAN AP SCHEDULER FOR MAXIMIZING POWER SAVE WITH S-APSD CLIENTS)」と題された仮出願第60/758,076号と、2006年1月18日に出願された「S−APSDクライアント(ハンドセット)に対して省電力を最大化するためのWLAN APスケジューラ(WLAN AP SCHEDULER FOR MAXIMIZING POWER SAVE WITH S-APSD CLIENTS(HANDSETS))」と題された仮出願第60/759,730号に対して優先権を主張し、両仮出願は本願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
本開示は、全体的に、通信に関し、より具体的には、無線通信ネットワークにおいて送信をスケジューリングし、ステーションの電力を節約する技術に関する。
無線ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、などの種々の通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのネットワークは、使用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザの通信をサポートすることが可能である。このようなネットワークの例は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)、および無線ワイドエリアネットワーク(WWAN)を含む。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば互換的に使用される。
無線ネットワークは任意の数のアクセスポイントおよび任意の数の端末を含むことができる。アクセスポイントは、端末との通信のコーディネータとしての役割を果たすことができる。端末は、所与の瞬間において、アクセスポイントとアクティブに通信しているか、アイドル状態であるか、あるいは電源切断されていることもある。端末は、異なるデータ要件および性能を有することがある。そのため、主な課題は、これらの要件および性能と使用可能なネットワークリソースとに基づいて可能な限り効率的に送信について端末をスケジュールすることである。
したがって、無線ネットワークにおいて端末を効率的にスケジュールする技術が当技術分野で必要とされている。
発明の概要
無線ネットワークにおけるステーションを効率的にスケジュールしてそれにサービス(serve)する技術がここで説明される。ステーションは、端末および/またはアクセスポイントであり得る。一態様では、アクセスポイントは、類似の特徴を有するトラヒックを運ぶフロー、例えばボイス オーバ インターネット プロトコル(VoIP)フローを有するステーションを集約する(aggregate)。アクセスポイントは、全サービス周期(service period)においてこれらのステーションを一緒にスケジュールする。アクセスポイントは、全サービス周期内のそれぞれのサービス周期において各ステーションにサービスする。ステーションの集約、スケジューリング、およびサービス提供について詳細に後述する。
別の態様では、パワーセーブマルチポール(PSMP)が集約と組み合わせて使用される。アクセスポイントは、全サービス周期の開始時にPSMPフレームを送信してもよい。PSMPフレームは、全サービス周期においてスケジュールされている各ステーションの開始時間および/またはサービス周期を示すことができる。各ステーションは、PSMPフレームを受信し、その開始時間まで電力切断すると決定してもよい。
さらに別の態様では、ステーションは、サービス周期が相互に重複するようにスケジュールされる。各ステーションに対するスケジュールされたサービス周期は、ステーションの初期送信ならびに追加送信および/または再送信をカバーしてもよい。2番目にサービスされる第2のステーションに対するスケジュールされたサービス周期は、最初にサービスされる第1のステーションのサービス周期の追加および再送信部分と重複してもよい。追加送信および/または再送信が第1のステーションに必要ない場合、第2のステーションは、第1のステーションの初期送信直後である第2のステーションのスケジュールされたサービス周期の開始時にサービスされてもよい。
さらに別の態様では、アクセスポイントは、スケジュールされた動作の指定周期をブロックオフ(block off)して、カバレージエリア内のステーションにこれらの指定周期を通知する。アクセスポイントは、次いで、チャネルアクセスを実行することなく指定周期の開始時に送信してもよい。
以下に、本開示の種々の態様および実施形態について詳細に述べる。
本発明の特徴および性質は、同じ参照番号が全体を通じて同じものとして識別される図面と併せて、以下に示す詳細な説明から明らかになるであろう。
詳細な説明
用語「例示的」は、本明細書では、「例、実例、または例示の役割を果たす」ことを意味するために用いられている。「例示的」として本明細書に記載されている任意の実施形態または設計は、他の実施形態または設計より好ましいまたは好都合であると必ずしも解釈されると限らない。
本明細書に説明されているスケジューリング技術は、WLAN、WPAN、WWAN、などの種々の無線ネットワークに使用されてもよい。また、これらの技術は、(1)異なる時間インターバルの単一周波数帯域のダウンリンクおよびアップリンクでデータが送信される時分割複信(TDD)ネットワーク、および(2)個別周波数帯域のダウンリンクおよびアップリンクでデータが送信される周波数分割複信(FDD)ネットワークに使用されてもよい。明確にするために、このスケジューリング技術はTDD WLANに関して後述される。
図1は、1つのアクセスポイント110および複数の端末120a乃至120eを有する無線ネットワーク100を示している。一般的に、無線ネットワークは任意の数のアクセスポイントおよび任意の数の端末を含むことができる。アクセスポイントは、関連ステーションに無線媒体によりサービスを配信するためにアクセスを提供するステーションである。用語「無線媒体」および「チャネル」は、ここでは互換的に使用される。アクセスポイントは、基地局、ベーストランシーバサブシステム(BTS)、ノードB、および/または何か他のネットワークエンティティとも称され、これらの機能の一部またはすべてを含むことができる。端末は、無線媒体を介して別のステーションと通信可能なステーションである。端末は、アクセスポイントと通信するか、または他の端末とピアツーピアで通信することができる。端末は、アクセス端末、ユーザ端末、モバイルステーション、ユーザ機器(UE)、および/または何か他のエンティティとも称され、これらの機能の一部またはすべてを含むことができる。端末は、セルラ電話、ハンドヘルド型デバイス、無線デバイス、携帯情報端末(PDA)、ラップトップコンピュータ、無線モデムカード、コードレス電話、などであってもよい。
集中型ネットワークにおいて、ネットワークコントローラ130はアクセスポイントに結合し、これらのアクセスポイントを調整およびコントロールする。ネットワークコントローラ130は、単一のネットワークエンティティまたはネットワークエンティティの集合であってもよい。分散型ネットワークにおいて、アクセスポイントは、ネットワークコントローラ130を使用せずに、必要に応じて相互に通信してもよい。
無線ネットワーク100は、電気電子技術者協会(IEEE)によって採用されているIEEE802.11系の標準を実施することができる。例えば、無線ネットワーク100は、既存のIEEE802.11標準であるIEEE802.11、802.11a、802.11b、802.11e、および/または802.11gを実施することができる。さらに、無線ネットワーク100は、策定中のIEEE802.11標準であるIEEE802.11nおよび/または802.11sを実施することができる。IEEE802.11、802.11a、802.11b、802.11g、および802.11nは、異なる無線技術をカバーし、異なる性能を有する。IEEE802.11eは、媒体アクセスコントロール(MAC)層のサービス品質(QoS)の向上をカバーしている。IEEE802.11eにおいて、QoS機能をサポートするステーションはQSTAと称され、QoS機能をサポートするアクセスポイントはQAPと称される。QoS機能とは、パラメータ化され優先されるQoSを提供するために使用される機構を指す。
ステーション(STA)は、1つ以上のフローについてアクセスポイント(AP)と通信してもよい。フローは、リンクを介して送信される上位層(例えば、TCPまたはUDP)のデータストリームである。フローは、データストリーム、トラヒックストリーム、などとも称されることがある。フローは、例えば、音声、ビデオ、パケットデータ、などの任意のタイプのデータを運ぶことができる。フローは、特定のトラヒッククラスに用いられてもよく、データレート、待ち時間すなわち遅延、などについて特定の要件を有していてもよい。フローは、周期的であっても非周期的であってもよい。非周期的フローは、散発的に、例えば送信するデータが生じるたびに、データを送信するフローである。周期的フローは、定期的なインターバルでデータを送信するフローである。例えば、VoIPのフローはデータフレームを10または20ミリ秒(ms)ごとに送信してもよい。ここで使用されているように、フレームは、データフレーム、ヌルフレーム、コントロールフレーム、または何か他のタイプのフレームであってもよい。フレームは、パケット、データブロック、データユニット、プロトコルデータユニット(PDU)、サービスデータユニット(SDU)、MAC PDU(MPDU)、などとも称されることがある。STAに対する呼(call)は、1つ以上のトラヒックタイプにおいて1つ以上の任意のフローを有することができる。
図2は、無線ネットワーク100におけるAP110の例示的な送信タイムライン200を示している。一般的に、無線ネットワーク内の各APは、そのAPによってカバーされる全送信に対して個別のタイムラインを維持している。AP110の送信タイムラインについて次に説明する。AP110は、ダウンリンクでビーコンを周期的に送信する。このビーコンは、プリアンブルと、STAにAPを検出および識別可能にするAP識別子(AP ID)とを保持する。2つの連続するビーコンの開始の間の時間インターバルは、ターゲットビーコン送信時間(TBTT)またはビーコンインターバルと称される。ビーコンインターバルは、固定であっても、または可変であってもよく、適切な期間、例えば100msに設定されてもよい。
ビーコンインターバルは任意の数のSTAに対する任意の数のサービス周期を含むことができる。サービス周期は連続した期間であり、サービス周期中にAPは1つ以上のダウンリンクフレームをSTAに送信する、および/または1つ以上の送信権(transmission opportunity, TXOP)を同じSTAに付与することができる。TXOPはリンク上での送信時間の割当てである。サービス周期は、スケジュールされていても、またはスケジュールされていなくてもよい。所与のSTAは、ビーコンインターバル内に任意の数のサービス周期を有することができる。
サービスインターバルは、所与のSTAの2つの連続したサービス周期の開始の間の時間インターバルである。周期的フローのサービスインターバルは、そのフローにおいて送られるトラヒックの周期性、例えばVoIPで10または20ms、あるいは待ち時間要件に基づく何か他の値に基づいて設定されてもよい。図2に示すように、異なるSTAは、異なるサービスインターバルを有していてもよい。サービス時間は、サービス周期の開始である。所与のSTAのサービス時間は、そのSTAのサービスインターバル分、離された一連の時間インスタンスである。
IEEE802.11eは、スケジュールされていないAPSD(unscheduled ADSP, U-ADSP)およびスケジュールされたAPSD(scheduled ADSP, S-ADSP)と称される2つの自動省電力配信(Automatic Power Save Delivery, APSD)モードを定義している。スケジュールされていないAPSDは、集中調整を必要としない。このモードでは、各STAは、そのサービス時間を独立して選択することができる。スケジュールされたAPSDは、APによるサービス時間の集中スケジューリングを利用する。
図3は、1つのSTAのスケジュールされていないAPSD動作を示している。STAは、サービス時間Tを選択する。サービス時間Tにおいて、STAは、IEEE802.11によって定義された拡張自律分散チャネルアクセス(EDCA)手順を実行して、無線媒体にアクセスする。チャネルアクセスには不定量の時間TSTAがかかり、これは、チャネルがビジーであるか否か、および使用されるEDCAのアクセスカテゴリ(AC)に左右される。チャネルへのアクセスを取得すると、STAはアップリンク(UL)でトリガフレームを送信する。このトリガフレームは、データフレーム(例えば、VoIPフレーム)、QoSヌルフレーム、またはこれがトリガフレームであるという表示を有する何か他のフレームであってもよい。種々のタイプのフレームのフレームフォーマットはIEEE802.11の文書に記載されている。
APは、STAからのトリガ/データフレームの受信に応答して、ダウンリンク(DL)で確認応答(Ack)を送信してもよい。一般的に、APは、単一のデータフレームに対する確認応答、または複数のデータフレームに対するブロック確認応答を送信することができる。したがって、「Ack」は単一の確認応答か、または任意のタイプのブロック確認応答であり得る。APは、AckとともにデータをSTAに送信してもよく、これは図3には示されていない。応答(Ackまたはデータ)は、サービス周期の開始を確認するためにSTAによって使用される。STAは、サービス周期がAPによって終了されるかビーコンが受信されるまで、そのサービス周期においてアウェイク(awake)のままである。APがダウンリンクデータを準備できていない場合、図3に示すように、APは、トリガの受信およびサービス周期の開始を確認するAckを送信した後で、データを検索し、チャネルアクセスを実行し、後続のダウンリンクデータフレームにおいてデータをSTAに送信してもよい。STAは、次いでダウンリンクデータフレームに対するAckを送信してもよい。APは、図3に示すように、STAのサービス周期の終了を示す「1」に設定されたサービス周期終了(end-of-service-period, EOSP)ビットを有するフレームを送信してもよい。STAは、スケジュールされていないサービス周期の終了までアウェイクし続け、APによって送信されたデータフレームに確認応答する。図3に示す例では、スケジュールされていないサービス周期において、STAは、2つのフレーム(1つのトリガ/データフレームおよび1つのAckフレーム)の期間は送信状態にあり、TSTA+TAP+2つのフレーム(1つのAckフレームおよび1つのデータフレーム)の期間は受信状態にある。簡潔にするため、図3では、すべてのダウンリンクフレームは等しい期間を有し、すべてのアップリンクフレームも等しい期間を有する。一般的には、フレームは異なる期間を有してもよく、各フレームの期間は、送信されるデータ量およびそのフレームに使用されているレートに左右される。
図4は、非同一のサービス時間を有する2つのSTAのスケジュールされたAPSD動作を示している。APは、STA1のサービス時間TとSTA2のサービス時間Tとをスケジュールする。サービス時間Tにおいて、APは、無線媒体にアクセスして、ダウンリンクデータフレーム(例えば、VoIPフレーム)をSTA1に送信する。ダウンリンクデータフレームは、送信する任意のデータについてSTA1に問合せを行ってアップリンク送信のためのTXOPを付与するポールを含んでもよい。STA1はダウンリンクデータフレームに対するAckを送信し、AckとともにデータをAPに送信してもよい。APは、次いでSTA1からのアップリンクデータフレームに対するAckを送信する。図4に示すように、サービス周期は、APがEOSPビットを「1」に設定したフレームを送信すると終了する。APは、サービス時間TにおいてSTA2に対して送信手順を反復する。
APは、種々のタイプの情報に基づいてSTAのサービス周期の期間を推定することができる。APとSTAとの間で確実にデータを交換することができるレートは、パイロットおよび/または他の送信に基づいて推定されてもよい。交換するデータ量はいくつかの応用(例えば、VoIP)では事前に(a priori)分かっているか、または予測することができる。サービス周期期間は、交換するデータのレートおよびデータ量に基づいて算出されてもよい。また、サービス周期期間は、所望のパケット誤り率および/または他の要因に基づいて決定されてもよい。
スケジュールされたAPSDは、スケジュールされていないAPSDを上回る一定の効率を提供することができる。スケジュールされたAPSDにおいて、APは、スケジュールされたSTAに対するデータフレームを送信バッファに転送し、サービス時間にはこれらのデータフレームの送信の準備ができている。これに対し、スケジュールされていないAPSDのサービス周期は、STAからのトリガフレームのタイミングおよび順序が予測できないため、APには予測できない。したがって、バッファ管理は、スケジュールされていないAPSDではより複雑である。APはSIFS時間にデータを準備できないこともあり、また図3に示すように、データを検索し、チャネルアクセスを実行し、データをSTAに送信する必要がある場合もある。すべての場合において、APはSIFS(Short InterFrameSpacing)内でトリガフレームに応答する。SIFSは、IEEE802.11a/gでは16マイクロ秒(μs)、IEEE802.11bでは10μsに等しい。
APは、スケジュールされたAPSDによって任意の数のSTAに対する一連のサービス時間をスケジュールすることができる。各STAのサービス時間は、図2に示すように、そのSTAのサービスインターバル分、離れていてもよい。APは、各STAに対する送信手順を、そのSTAに対するサービス時間に実行してもよい。図4に示す方式において、APはSTAごとにチャネルアクセスを実行する。複数のSTAに対する複数のチャネルアクセスは、送信に使用可能な時間を浪費することになる。さらに、あるスケジュールされたサービス周期の終了から次のスケジュールされたサービス周期の開始までの間、チャネルが過密状態になることもあり、このことは1つ以上のSTAに対するサービスを遅らせることがある。
STAは、(1)STAが送信中でない周期の間に送信チェーンの全部または一部、および/または(2)STAが受信中でない周期の間に受信チェーンの全部または一部を電源切断できる省電力(すなわち「スリープ」)特性を実施することができる。省電力特性は、VoIPなどの周期的フローに特に適用可能であるが、非周期的フローにも使用可能である。省電力特性は、消費電力を削減しかつバッテリ再充電間の動作寿命を延長するので、ハンドヘルド型のバッテリで動作するデバイス(例えば、セルラ電話)に有益である。
ここに説明されているスケジューリング技術は、STAの省電力特性をサポートする。この技術は、周期的および非周期的フローに使用可能である。この技術は、種々の無線ネットワークおよび標準にも使用することができる。明確にするために、この技術は、IEEE802.11eのスケジュールされたAPSDによるVoIPフローに関して後述される。
一態様では、APは、類似の特徴を備えたフローを有するSTAを集約し、これらのSTAを一緒にスケジュールする。例えば、音声、ビデオ、パケットデータ、などの種々のタイプのトラヒックが定義されてもよい。各トラヒックタイプは、最小データレート、待ち時間すなわち遅延、などの特定の特徴および要件と関連付けられてもよい。例えば、音声は周期的送信および比較的厳しい遅延要件と関連付けられてもよい。APは、同じトラヒックタイプのフロー、例えばVoIPを有するSTAを集約してもよい。APは、これらのSTAに対して一連の共通サービス時間を設定してもよい。フローの集約は、スケジューリングおよびバッファ管理を単純化し、他の利点を提供することができる。
図5Aは、2つのSTAの集約によるスケジュールされたAPSD動作の一実施形態を示している。APは、STA1およびSTA2の両方の共通サービス時間Tと、全/集約サービス周期とをスケジュールする。サービス時間Tにおいて、APは、無線媒体にアクセスして、ダウンリンクデータフレーム(例えば、VoIPフレーム)をSTA1に送信する。STA1は、ダウンリンクデータフレームに対するAckを送信し、APからのポールに応答して、またはチャネルアクセス手順を実行した後に、AckとともにデータをAPに送信してもよい。APは、次いでSTA1からのアップリンクデータフレームに対してAckを送信する。APは、ダウンリンクAckフレームにおいてEOSPビットを「1」に設定して、STA1のサービス周期が終了したことを示すべきである。STA1は、EOSPビットが設定されていることを検出すると、省電力モードに推移してもよい。
APは、次いでダウンリンクデータフレームをSTA2に送信してもよい。STA2は、ダウンリンクデータフレームに対するAckを送信し、AckとともにデータをAPに送信してもよい。APは、次いでSTA2からのアップリンクデータフレームに対するAckを送信する。APは、STA2のサービス周期が終了したことを示すように、ダウンリンクAckフレーム内のEOSPビットを設定してもよい。STA2は、EOSPビットが設定されていることを検出すると、省電力モードに推移してもよい。
図5Bは、2つのSTAの集約およびマルチフレーム送信によるスケジュールされたAPSD動作の一実施形態を示している。APは、STA1およびSTA2の両方に対する共通サービス時間Tと全サービス周期とをスケジュールする。サービス時間Tにおいて、APは、無線媒体にアクセスして、第1のダウンリンクデータフレームをSTA1に送信する。STA1は、第1のダウンリンクデータフレームに対するAckとアップリンクデータとを送信してもよい。APは、STA1に第2のダウンリンクデータフレームを送信するか、または第1のダウンリンクデータフレームを再送信してもよい。STA1は、第1または第2のダウンリンクデータフレームに対するAckと、アップリンクデータとを送信してもよい。APは、STA1からのアップリンクデータフレームに対するAckを送信してもよい。APはまた、STA1のサービス周期が終了したことを示すように、ダウンリンクAckフレーム内のEOSPビットを設定してもよい。STA1は、EOSPビットが設定されていることを検出すると、省電力モードに推移してもよい。APは、次いで同様のやり方でSTA2に送信してもよい。
APは、種々のやり方で集約されたSTAにサービスすることができる。図5Aおよび5Bに示す一実施形態では、APは、一度に1つのSTAずつ総当り的にSTAにサービスし、1つのSTAに完全にサービスした後で、次のSTAにサービスする。APは、STA1、次にSTA2、などでサービスしてもよい。この実施形態では、各STAのサービス周期は、STAへの送信およびSTAからの送信と、エラーで受信されたデータフレームに対する可能な再送信とを収容するのに十分な長さであるように選択されてもよい。1つのSTAに対する送信と、もしあれば再送信とは、別のSTAに対する送信を開始する前に完了する。
別の実施形態では、APは、初期送信においてSTAを一巡し、追加送信および/また再送信においてSTAを一巡してもよい。各STAの初期送信は、APからのダウンリンクデータフレームと、STAからのアップリンクデータフレームと、アップリンクデータフレームに対するAckとを含んでいてもよい。STAの再送信は、全STAの初期送信に続いて行ってもよい。この実施形態では、全サービス周期は、全STAへの送信および全STAからの送信と、再送信のための追加時間とを収容するのに十分な長さであるように選択されてもよい。
上述の両実施形態では、STAは、前のアップリンクデータフレームの送信が成功したという仮定のもとで、各サービス周期において1つのアップリンクデータフレームを送信してもよい。図5Aおよび5Bに示すように、STAは、前のダウンリンクデータフレームに対するAckと現在のアップリンクデータフレームとを抱き合わせてもよい(piggyback)(例えば、QoSデータ+CF−Ackフレーム)。
集約によるスケジュールされたAPSDにおいて、APは、一緒に集約されている全STAに対して単一のチャネルアクセスを実行する。これにより、チャネルアクセスのオーバヘッドを削減し、さらに、STAに対するスケジュールされたサービス周期間でチャネルが輻輳するシナリオを回避する。
集約によるスケジュールされたAPSDにおいて、STAに対するスケジュールは種々のやり方で伝えることができる。一実施形態では、STAに対するスケジュールはビーコンで伝えられる。この実施形態では、スケジュールは各ビーコンインターバルで更新されてもよい。別の実施形態では、フローのスケジュールは、フローが確立される時に決定され、そのときに伝えられる。スケジュールは、必要に応じて修正され、例えばサービス周期中に送信されるフレームにおいて伝えられてもよい。
図5Aおよび5Bに示す集約によるスケジュールされたAPSDにおいて、STAは、共通サービス時間Tからアウェイクし続ける。STAがフレームの送信および受信を完了することができるか、または一定のルールに基づいて許可されたフレーム交換を完了したときは、STAはこのサービス周期の終了前に省電力モードになってもよい。また、STAは、EOSPビットが設定されたフレームを受信すると、またはそのSTAのスケジュールされたサービス周期の終了時に、省電力モードになってもよい。
集約によるスケジュールされたAPSDにおいて、STAがアウェイクであり続ける時間は、そのSTA自身のスケジュールされたサービス周期によって決まり、これは、APが全サービス周期の中でSTAにサービスする順序に左右される。図5Aにおいて、各STAは1つのフレーム(Ackを伴う1つのデータフレーム)の期間において送信状態にあり、TAP+2つのフレーム(1つのデータフレームおよび1つのAckフレーム)+待機時間の期間において受信状態にある。TAPは、APが無線媒体にアクセスする時間であり、チャネルにおいて間近に来ている(impending)送信によって変化する。待機時間は、先にサービスされる全STAに対するサービス周期を含んでおり、APが総当り的にSTAにサービスする場合には平均して全サービス周期の約50%である。したがって、先にサービスされるSTAがより短いアウェイク周期を有するのに対して、後でサービスされるSTAはより長いアウェイク周期を有する。STAは、EOSPビットが設定されているダウンリンクフレームを受信するか、またはそのSTAのスケジュールされたサービス周期が終了すると直ぐに、スリープしてもよい。
別の態様では、各STAのアウェイク状態の時間を削減しかつスケジューリングの柔軟性を提供するために、スケジュールされたAPSDと集約とを組み合わせて、パワーセーブマルチポール(PSMP)が使用される。PSMPは、スケジュールされたAPSDおよび集約による効率的な動作を可能にするマルチポール技術である。APは、集約された全STAに対して共通サービス時間Tを選択する。APは、マルチポールフレームとも称されるPSMPフレームを共通サービス時間において送信する。PSMPフレームは、現在の全サービス周期においてスケジュールされているSTAの各々の開始時間を示す。各STAは、PSMPフレームを受信し、PSMPに示されているスケジュールに基づいて、その開始時間まで受信チェーンの全部または一部を電力切断すると決定してもよい。この決定は、STAで使用可能なバッテリ電力、開始時間までの時間、などの種々の要因に左右される。PSMPは、必ずしも先のSTAのサービス周期中にアウェイク状態である必要なしに、STAがその送信を受信できるようにする。これは、幾つかのSTAの電力節約を向上する。
図6Aは、2つのSTAについてのPSMPによるスケジュールされたAPSD動作の一実施形態を示している。APは、STA1およびSTA2の両方の共通サービス時間Tをスケジュールする。サービス時間Tにおいて、APは、無線媒体にアクセスして、PSMPフレームをSTAに送信する。PSMPフレームは、まずSTA1がサービスされ続いてSTA2がサービスされることを示している。STA2は、その開始時間まで省電力状態になると決定してもよい。APは、ダウンリンクデータフレーム(例えば、VoIPフレーム)をSTA1に送信する。STA1はダウンリンクデータフレームに対するAckを送信し、このAckとともにデータを送信してもよい。APは、次いでアップリンクデータフレームに対するAckを送信し、ダウンリンクAckフレーム中にEOSPビットを設定してもよい。STA1は、EOSPビットが設定されていることを検出すると、またはそのサービス周期の終了時に、省電力モードになってもよい。APは次いで同様のやり方でSTA2に送信してもよい。
図6Bは、2つのSTAについてのPSMPおよびマルチフレーム送信によるスケジュールされたAPSD動作の一実施形態を示している。図6Bに示す実施形態では、各STAに対するサービス周期は、2つのダウンリンクデータフレーム、2つのアップリンクデータフレーム、およびAckフレーム、すなわち、全5つのフレームをカバーしている。第2のダウンリンクおよびアップリンクのデータフレームは、第1のダウンリンクおよびアップリンクのデータフレームの再送信または追加データをそれぞれ運んでもよい。APは、図5Bおよび6Aについて上述したやり方でSTA1およびSTA2にサービスする。
集約およびPSMPによるスケジュールされたAPSDにおいて、各STAのサービス周期は、PSMP期間ならびにそのSTAのための送信を含んでいる。各STAのサービス周期は、全STAの全サービス周期の一部である。図6Aに示す実施形態では、各STAは1フレーム(Ackを伴う1つのデータフレーム)の期間は送信状態にあり、TAP+3フレーム(1つのPSMPフレーム、1つのデータフレーム、および1つのAckフレーム)の期間は受信状態にある。後でサービスされるSTA(例えば、図6Aおよび6BのSTA2)は、そのSTAの開始時間まで省電力状態になってもよく、先にサービスされるSTA(図6Aおよび6BのSTA1)とほぼ同じ時間分受信状態であってもよい。
APは、複数の全サービス周期をPSMPによって連続してスケジュールしてもよい。一実施形態では、第1のPSMPの全サービス周期は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクのデータフレームとそれらのAckとに使用されてもよい。第1のPSMPの直後または少し後に続く第2のPSMPの全サービス周期は、第1のPSMPの全サービス周期で送信されたデータフレームの再送信に使用されてもよい。再送信の必要がない各STAは、第2のPSMPの全サービス周期から省かれてもよく、またスリープしてもよい。
VoIPのようないくつかの応用は、待ち時間に対して厳しい要件を有する。サービスインターバルが比較的短い(例えば、VoIPでは10ms)場合、APが第1のラウンドで全STAに対する送信を完了させてから、第2のラウンドで待ち時間要件内でSTAに対する可能な再送信を完了させることは困難であることもある。したがって、図5Bおよび6Bに示すように、次のSTAにサービスする前に1つのSTAの送信および再送信をまず完了させることによって、各STAはこの待ち時間要件を満たすことができる。しかしながら、APが、図5Bおよび6Bに示すように、STAごとに2つのダウンリンクデータフレームおよび2つのアップリンクデータフレームを割り当てて再送信を可能にするならば、後でサービスされるSTAはより長い周期の間アウェイクである。さらに、所与のSTAについて再送信の必要がない場合、全サービス周期の中にギャップが存在し、この非使用媒体時間は無駄にされ得る。
さらに別の態様では、重複スケジューリングを使用して、送信に使用可能な時間を効率的に利用し、STAが厳しい待ち時間要件を満たせるようにし、STAの電力節約を助ける。一実施形態では、例えば、無線ネットワークの開始時、または所与のトラヒックタイプ(例えば、VoIP)の1つ以上のフローが確立されたときに、APは、STAの全サービス周期を決定する。APは、全サービス周期をサービススロットに分割する。サービススロットは他の用語で称されることもある。サービススロットは、相互に重複するように定義される。全サービス周期の期間、サービススロット数、各サービススロットの期間、およびサービススロットの重複量は、例えば、スケジュールされたSTA数、各STAのデータ量、所与のSTAで持続される推定リンクデータレート、(再送信後の)所望の残存パケット誤り率、MAC SDUに対する所望の最大遅延範囲、などの種々の要因に基づいて選択されてもよい。
一実施形態では、各サービススロットの期間は、ダウンリンクおよびアップリンクの各々において公称レートで公称データフレームを送信する時間およびそのAckを送信する時間の約2倍に設定される。公称データフレームは、特定のトラヒックタイプの平均サイズのフレームであり、VoIPでは180バイトであってもよい。公称レートは、所与のリンクについて確実とみなされるレートであり、信号品質測定およびリンク適合テーブルに基づいて決定することができる。サービススロットの前半は、各リンク上でデータフレームを送信するのに使用され、サービススロットの後半は、各リンクで追加フレームまたは再送信を送るのに使用されてもよい。また、サービススロットは、サービススロットの後半が後続のサービススロットの前半に重複するように定義されてもよい。APは、全サービス周期のサービススロットをSTAに、例えば先着順に割り当ててもよい。APは、各STAに、そのSTAの割り当てサービススロット内でサービスする。
図7Aは、3つのSTAの重複サービススロットによるスケジュールされたAPSD動作の一実施形態を示している。図7Aに示す実施形態では、各サービススロットは、2つのダウンリンクデータフレーム、2つのアップリンクデータフレーム、および確認応答、すなわち、全5つのフレームをカバーしている。サービススロット1は共通サービス時間Tから開始する。サービススロット2は時間Tから開始し、これはサービス時間TからTOS2分オフセットしている。TOS2は、STA1についての1つのダウンリンクデータフレーム、1つのアップリンクデータフレーム、および1つのAckフレームを送信する時間である。TOS2は、STA1にサービスする最小時間であってもよい。サービススロット3は時間Tから開始し、これはサービス時間TからTOS3分オフセットしている。TOS3は、TOS2と、STA2についての1つのダウンリンクデータフレーム、1つのアップリンクデータフレーム、および1つのAckフレームとを送信する時間に等しい。TOS3は、STA1およびSTA2にサービスする最小時間であってもよい。APはサービススロット1をSTA1に、サービススロット2をSTA2に、サービススロット3をSTA3に割り当てる。全サービス周期は、3つのSTAのサービススロット1、2、および3をカバーしている。
図7Bは、図7Aに示すサービススロットを用いた3つのSTAの各々への1つのダウンリンクデータフレームの送信を示している。サービス時間Tで、APは無線媒体にアクセスする。サービススロット1の前半で、APは第1のダウンリンクデータフレームをSTA1に送信し、STA1はダウンリンクデータフレームに対するAckとともにアップリンクデータフレームを送信し、APはアップリンクデータフレームに対するAckを送信する。この例では、APはSTA1のためのデータをこれ以上有しておらず、ダウンリンクAckフレームにおいてEOSPビットを設定する。STA1は、EOSPビットが設定されていることを検出すると省電力モードに推移してもよい。APは、次いでSTA1と同様のやり方でSTA2にサービスしてもよい。この例では、APはダウンリンクデータフレームをSTA2に送信し、AckとともにアップリンクデータフレームをSTA2から受信し、EOSPビットが設定されているAckフレームを送信する。APは、次いでSTA1およびSTA2と同様のやり方でSTA3にサービスしてもよい。
図7Cは、図7Aに示すサービススロットを用いたSTA1への2つのダウンリンクデータフレームの送信を示している。この例では、APは、第1のダウンリンクデータフレームをSTA1に送信し、第1のアップリンクデータフレームをSTA1から受信し、第2のダウンリンクデータフレームを送信するかまたは第1のダウンリンクデータフレームをSTA1に再送信し、第2のアップリンクデータフレームまたは第1のアップリンクデータフレームの再送信をSTA1から受信し、第1または第2のアップリンクデータフレームに対するAckを送信する。STA1にサービスした後で、APはSTA2にサービスし、ダウンリンクデータフレームをSTA2に送信し、アップリンクデータフレームをSTA2から受信し、アップリンクデータフレームに対するAckを送信する。APは、次いでSTA2と同様のやり方でSTA3にサービスする。
図7Bおよび7Cは、図7Aに示すサービススロット中にAPとSTAとの間でデータを交換することができる2つの例示的シナリオを示している。データは、送信するデータ量および送信結果に応じて他のやり方で交換されてもよい。例えば、APは2つのダウンリンクデータフレームをSTA1ではなくSTA2またはSTA3に送信してもよい。
図7Aに示す実施形態では、各サービススロットは2つのダウンリンクデータフレームおよび2つのアップリンクデータフレームをカバーしており、第2のダウンリンクフレームおよびアップリンクフレームは追加データまたは再送信に使用される。APおよびSTAは、通常、これらのリンクで確実とみなされる公称レートで送信する。したがって、通常各STAに対してコリジョン、範囲外(out of range)、または他の条件によってフレームを損失する可能性は低い。起こり得るシナリオでは、あるSTAについて再送信の必要はなく、そのSTAのサービススロットの後半は使用されず、APは次のSTAに早期にサービスすることができる。しかしながら、STAのフレームが損失されると、そのSTAのサービススロットの後半は即時に再送信に使用されてもよい。したがって、重複サービススロットは、必要とされるときには必ず再送信を助ける一方で、後でサービスされるSTAのアウェイク時間を潜在的に削減する。
重複サービススロットを用いると、各STAはそのサービススロットの全部または一部の間にアウェイクであってもよい。各サービススロットの開始は、図7Aに示すように、共通サービス時間Tを基準として与えられてもよい。各STAはサービススロットの開始からアウェイクであってもよい。各STAの実際のサービス周期は、例えば図7Bおよび7Cに示すように、サービススロットの一部であってもよい。
図7Aは、各サービススロットが5つのフレーム(2つのダウンリンクデータフレーム、2つのアップリンクデータフレーム、および1つのAckフレーム)をカバーし、かつ各サービススロットが前のサービススロットとフレーム2つ分重複しているスケジューリングの実施形態を示している。この実施形態は、各STAが通常各サービス周期に1つのダウンリンクデータフレームおよび1つのアップリンクデータフレームを有し、第2のダウンリンクデータフレームおよびアップリンクデータフレームが追加データおよび/または再送信に使用される応用(例えば、VoIP)に使用されてもよい。
図8は、各サービススロットが5つのフレームをカバーしているが、前のサービススロットと(フレーム2つ分ではなく)フレーム3つ分重複している別のスケジューリングの実施形態を示している。この実施形態は、各STAが通常各サービス周期に1つのダウンリンクデータフレームを有している応用に使用されてもよい。サービススロット内の他のフレームは追加データおよび/または再送信に使用されてもよい。
一般的に、サービススロットは等しい期間または異なる期間で定義されてもよく、各サービススロットは任意の期間を有することができる。各STAのサービススロットは、データ要件、各サービス周期におけるダウンリンクおよびアップリンク上の予測ペイロード、APからSTAへおよびSTAからAPへの推定リンクデータレート、および/または他の要因に基づいて選択されてもよい。また、各STAの実際のサービススロット期間は、先にスケジュールされたSTAの追加送信および再送信の可能性に基づいて選択されてもよい。所与のSTAの実際の開始時間は、APが先のSTAに対するサービスを完了する時間に左右される。後でサービスされるSTAの実際の開始時間は、通常、先にサービスされるSTAの実際の開始時間より変動が大きい。したがって、後のSTAのサービススロットは、これらのSTAの実際の開始時間のより大きな変動を補うように延ばされてもよい。
一般的に、サービススロットは等しい量または異なる量を相互に重複してもよく、各サービススロットは別のサービススロットと任意の量を重複してもよい。重複量は、(再送信に影響する)フレーム誤り率、送信する追加データの可能性および量、実際の開始時間の変動量、などに基づいて選択されてもよい。例えば図7Aおよび8に示すように、全STAに対して、同量の重複が使用されてもよい。その代わりに、異なる重複量が異なるSTAに使用されてもよい。例えば、実際の開始時間のより大きな変動を補うために、後のSTAに対してより多くの重複が使用されてもよい。
一実施形態では、サービススロットは、サービス周期中に各STAに送信する最小量のデータに基づいて定義される。1つのダウンリンクデータフレームおよび1つのアップリンクデータフレームから成る最小量が各STAについて送られるとき、サービススロットの開始は図7Aに示すように定義されてもよい。1つのダウンリンクデータフレームから成る最小量が各STAについて送られるとき、サービススロットの開始は図8に示すように定義されてもよい。この実施形態は、各STAが、データがそのSTAに送信され得る最も早い時間にアウェイクであることを保証する。
サービススロットは、各STAがその送信の間アウェイクであり続けることを保証するように十分長く定義されてもよい。EOSPビットが設定され次第各STAはスリープになってもよく、サービススロット期間全体に亘ってアウェイクである必要はないため、サービススロットを長くしても電力節約にそれほど影響を与えることはない。
図7A乃至8は、1つのサービスインターバルにおけるサービススロットを示している。サービススロットは、各サービスインターバル中に反復されてもよく、これはVoIPでは例えば10または20msであってもよい。APは、各ビーコンインターバル中にスケジュールされたSTAに複数回サービスすることができる。
サービススロットによるスケジュールは種々のやり方で形成および/または更新されることができる。一実施形態では、フローが確立されると、フローは適切なサービススロットを割り当てられ、割り当てられたサービススロットはフローの期間全体で変化しない。フローが終了すると、フローに割り当てられたサービススロットはオープンになり、別のフローに割り当てられてもよい。別の実施形態では、フローが追加またはドロップされると、スケジュールは更新されてもよい。この実施形態では、割り当てられたサービススロット間の未使用ギャップを削減するために、アクティブフローは新たなサービススロットを割り当てられてもよい。通常、各STAのサービススロットは、ビーコンにおいて、STAに送信されるフレームにおいて、および/または他のやり方でTSPEC(11e)手順によるフロー確立中に伝えられてもよい。スケジュールの変更および更新は、STAに送信されるビーコンまたはフレームにおいて伝えられてもよい。
重複サービススロットは、PSMPとともに使用されてもよい。PSMPによって、サービススロットを各サービスインターバル中に更新することができ、これにより電力節約を向上することができる。
図9Aは、3つのSTAに対して重複サービススロットおよびPSMPを用いたスケジュールされたAPSD動作の一実施形態を示している。図9Aに示す実施形態では、PSMPを割り当てられた各サービススロットは、2つのダウンリンクデータフレーム、2つのアップリンクデータフレーム、および確認応答の全5つのフレームをカバーしている。さらに、各サービススロットは、PSMPフレームをカバーしている。サービススロットは、図7Aにおいて上述されているように相互に重複している。APは、サービススロット1をSTA1に、サービススロット2をSTA2に、サービススロット3をSTA3に割り当てている。
図9Bは、重複サービススロットおよびPSMPを用いた3つのSTAについての例示的送信を示している。サービス時間Tで、APは、無線媒体にアクセスしてPSMPフレームをSTAに送信する。PSMPフレームは、STAに割り当てられたサービススロットを伝える。全3つのSTAはPSMPフレームを受信し、それらのサービススロットを決定する。STA2およびSTA3はそれぞれ開始時間TおよびTまで省電力状態になると決定してもよく、これらは図9Aに示されている。APは、図7Bについて上述されているように、STA1、次いでSTA2、次いでSTA3にサービスする。各STAは、EOSPビットが設定されていることを検出すると、サービススロットの終了前に省電力モードになってもよい。
図9Cは、STA2に対する呼が完了した後のSTA1およびSTA3のサービススロットを示している。図9Cに示す実施形態では、APは、サービススロット1をSTA1に割り当て、サービススロット2をSTA3に割り当てている。図9Cに示すように、STA2が呼を完了すると、APは、未だ呼が進行中であるSTA3のサービススロットおよび開始時間を変更してもよい。STA2ではなくSTA1が呼を完了した場合、APは、サービススロット1をSTA2に、サービススロット2をSTA3に割り当ててもよい。
一般的に、PSMPによって、APは、各サービスインターバル中にSTAのスケジュールを柔軟に更新できる。フローが終了するか、STAが呼を完了するたびに、APは次のサービスインターバルのスケジュールを構成し直してもよい。この柔軟なスケジューリングによって、APはリソースを効率的に管理し、スケジュール中の未使用のホールを除去することができる。
PSMPを伴う重複サービススロットにおいて、各STAは、TPSMPおよびそのサービススロットの残りの部分の全部または一部においてアウェイクであってもよい。TPSMPは、APのチャネルアクセス遅延とPSMPフレームの期間とを含む。STAは、各サービスインターバル中のPSMPフレームのサービス時間Tを知っており、PSMPフレームを受信するために起動してもよい。STAはサービススロットをPSMPフレームから得て、そのサービススロットの開始までスリープになってもよい。
重複サービススロットの別の実施形態では、APは、STAの全サービス周期を決定し、全サービス周期を非重複送信スロットに分割する。送信スロットは、他の用語で称されることもある。各送信スロットは、1つ以上のダウンリンクフレームおよび1つ以上のアップリンクフレームをカバーしてもよい。全サービス周期の期間、送信スロット数、および各送信スロットの期間は、例えばスケジュールされたSTA数、各STAのデータ量、などの種々の要因に基づいて選択されてもよい。
一実施形態では、各送信スロットの期間は、1つのリンクにおいて公称レートで公称データフレーム(例えば、VoIPについては60乃至180バイト)を送信する時間にほぼ設定される。別の実施形態では、各送信スロットの期間は、ダウンリンクおよびアップリンクの各々において公称レートで公称データフレームを送信する時間にほぼ設定される。さらに別の実施形態では、各送信スロットの期間は、所定のレート(例えば、24Mbps)で公称データフレームを送信する時間にほぼ設定される。さらに別の実施形態では、各送信スロットの期間は、固定の期間、例えば500μs、1ms、または他の期間に設定される。
全サービス周期中の送信スロットは、例えば1、2、3などと順次に番号付けされてもよい。各STAは、サービスインターバル中にそのSTAに対する予測される送信および再送信をカバーするのに十分な数の送信スロットが割り当てられてもよい。所与の送信スロットが複数のSTAに割り当てられてもよい。
図10は、送信スロット単位で与えられる重複サービススロットによるスケジュールされたAPSD動作の一実施形態を示している。図10に示す実施形態では、各送信スロット(transmission slot, trans slot)は、1つのリンクにおいて1つのフレームを送信するのに使用される。各STAは、2つのダウンリンクデータフレーム、2つのアップリンクデータフレーム、およびAckフレームを送信するのに使用可能な5つの送信スロットが割り当てられている。STA1は送信スロット1乃至5を割り当てられ、STA2は送信スロット4乃至8を割り当てられ、STA3は送信スロット7乃至11を割り当てられている。各STAのスケジュールされたサービス周期またはサービススロットは、そのSTAに割り当てられたすべての送信スロットによって形成されている。STA1およびSTA2のスケジュールされたサービス周期は、送信スロット4および5において重複している。STA2およびSTA3のスケジュールされたサービス周期は、送信スロット7および8において重複している。APは、各STAに割り当てられた任意の送信スロットを使用して、そのSTAにサービスすることができる。
一般的に、送信スロットは任意の期間で定義されてもよい。さらに、所与のSTAは任意の数の送信スロットを割り当てられ、使用可能な送信スロットのうちのどれが割り当てられてもよい。相互に隣接してスケジュールされたSTAは、任意の数の送信スロットを共有することができる。送信スロット構造は、各STAのスケジュールされたサービス周期を伝えるシグナリングを簡略化することができる。例えば、スケジュールされたサービス周期は、(1)最初および最後に割り当てられた送信スロット、(2)最初の送信スロットおよび送信スロット数、または(3)何か他のやり方によって伝えられてもよい。
図11は、3つのSTAの重複サービススロットによるスケジュールされたAPSD動作の別の実施形態を示している。図11に示す実施形態では、各サービススロットは特定の開始時間で開始し、全サービス周期の終了時に、または場合によってはより前に終了する。サービススロット1は共通サービス時間Tで開始し、サービススロット2は、TからTOS2だけオフセットしたTで開始し、サービススロット3は、TからTOS3だけオフセットしたTで開始する。TOS2は、STA1にサービスする最小時間であってもよく、TOS3は、STA1およびSTA2にサービスする最小時間であってもよい。APは、サービススロット1をSTA1に、サービススロット2をSTA2に、サービススロット3をSTA3に割り当てる。
図11に示す実施形態では、各STAは、開始時間からそのSTAへの送信を監視する。各STAは任意の数のフレームをAPと交換することができる。各STAは、設定されたEOSPビットの検出時、スケジュールされたサービス周期の終了時、または全サービス周期の終了時に省電力モードになってもよい。図11の実施形態では、STAに対して任意の数の追加送信および再送信を行うことができる。
上記の実施形態では、APは、ダウンリンクでの送信前に全サービス周期ごとにチャネルアクセスを実行する。チャネルアクセス期間は変動し、チャネルにおけるアクティビティに左右される。各STAは、APによるチャネルアクセスの期間中アウェイクである。APはチャネルへのアクセスを優先され、STAよりも短い時間(PIFS時間)待機した後にチャネルへのアクセスを取得することができる。しかしながら、チャネルアクセス遅延TAPは、チャネルの現在のトラヒック条件と、進行中の送信が完了するに必要な時間とに左右される。チャネル中にトラヒックがあれば、進行中の送信がいつ完了されるかを予測するのは困難となる。進行中の送信が、SIFS時間分、離された複数のフレーム送信である場合、APは、チャネルにアクセス可能になる前に、フレーム交換シーケンスが完了するまで待機する必要がある。変動するチャネルアクセス遅延により、APがSTAのスケジュールされたAPSD動作をいつ実施できるかが決まり、これは、これらのSTAの電力節約に影響する。
APは、最悪の場合のチャネルアクセス遅延TAPを制限するために、STAによる最大送信を制限してもよい。IEEE802.11eは、コンテンションベースのトラヒックに対してアクセスクラスごとにTXOPが定義されるようにするQoS手順を定義している。4つのアクセスクラスが、音声、ビデオ、ベストエフォート、およびバックグラウンドについて定義される。所与のアクセスクラスの「0」のTXOP制限(TXOP limit)は、STAがそのアクセスクラスに対するチャネルアクセスごとに1つのみのデータフレームを送信できることを示している。APは、4つのアクセスクラスの各々に対するTXOP制限を「0」に設定してもよい。この設定により、APの最悪の場合のチャネルアクセス遅延を、平均レート+SIFS時間+次のAckに必要な時間+PIFS時間で最大サイズパケット(通常1500バイト)を送信するのに必要な時間に削減する。平均レート24Mbpsにおいて、単一のSTAが同時にアクセスする場合の最悪の場合のチャネルアクセス遅延は、全サービスインターバルごとに700μs未満とすることができる。
さらに別の態様では、APは、スケジュールされたAPSD動作の指定時間周期をブロックオフし、カバレージエリア内のSTAにこれらの指定周期を通知する。指定周期は1つ以上のトラヒックタイプの1つ以上の全サービス周期に使用されてもよい。指定周期は、これらの指定周期においてサービスされるSTAのサービスインターバル分、離されてもよい。APは、ビーコンでシグナリングを送信して、STAにビーコンインターバル内の指定周期を通知してもよく、および/または自分宛のCTS(CTS-to-self)送信を含む他のやり方で指定周期を伝えてもよい。STAに指定周期を通知することによって、APは、チャネルがこれらの周期中にクリアであることを合理的に保証することができる。したがって、APは、チャネルアクセスを実行する必要なく指定周期の開始時にデータを送信してもよい。
図12は、3つのSTAの指定周期における重複サービススロットによるスケジュールされたAPSD動作の一実施形態を示している。図12に示す実施形態では、指定周期はTで開始し、このTは3つのSTAの共通サービス時間として使用される。指定周期は3つの重複サービススロットに分割される。各サービススロットは、2つのダウンリンクデータフレーム、2つのアップリンクデータフレーム、およびAckフレームの全5つのフレームをカバーしている。サービススロット1はTで開始し、サービススロット2は、TからTOS2であるTで開始し、サービススロット3は、TからTOS3であるTで開始する。TOS2はSTA1にサービスする最小時間であってもよく、TOS3はSTA1およびSTA2にサービスする最小時間であってもよい。APは、サービススロット1をSTA1に、サービススロット2をSTA2に、サービススロット3をSTA3に割り当てる。APは、チャネルアクセスを実行する必要なくサービス時間Tで第1のダウンリンクデータフレームをSTA1に送信してもよい。STA2およびSTA3は、それぞれ開始時間TおよびTまでスリープしてもよい。
図13は、3つのSTAの指定周期における重複サービススロットおよびPSMPによるスケジュールされたAPSD動作の一実施形態を示している。図13に示す実施形態では、指定周期はTで開始し、3つの重複サービススロットに分割される。この実施形態では、APは、チャネルアクセスを実行する必要なく、サービス時間TでPSMPフレームを送信してもよい。各STAは、TでPSMPフレームを受信し、STAの開始時間を決定し、その開始時間までスリープするか否かを決定してもよい。
図12および13に示す実施形態では、APおよびSTAは、指定周期を事前に知っており、上記技術のうちのいずれか1つによってチャネルをリザーブしている。したがって、APは、チャネルアクセスを実行せずに直ちに送信してもよい。さらに、STAは開始時間を確実に知っており、変動するチャネルアクセス周期TAPの間はアウェイクである必要はなく、より長くスリープしてもよい。なお、前のSTAのサービス時間は変動する。
上記のすべてのスケジューリングの実施形態について、STAは、例えば、STAの電源、バッテリ動作のSTAの使用可能な電力、STAのリンク品質、STAと交換するデータ量、課金(billing)、などの種々の要因に基づいて決定された順序でスケジュールされてもよい。一実施形態では、電力性能が低いSTAが最初または先にスケジュールされてもよく、電力性能が高いSTA(例えば、AC電源のSTA)が最後または後にスケジュールされてもよい。電力は、全バッテリ容量または残りのバッテリ容量によって定量化されてもよい。別の実施形態では、高品質リンクを有するSTA(例えば、APの近くに位置しているSTA)は、このSTAのサービス時間があまり変動しないため、最初または先にスケジュールされてもよい。リンク品質が低いまたはリンクが不確実なSTAは後にスケジューリングされてもよい。さらに別の実施形態では、スケジュールの順序は、サービスコストに基づいて決定されてもよく、例えば、サービスにより多くを支払うSTAは先にスケジューリングされてもよく、より多くの電力を節約できる。
図14は、集約によってステーションをスケジューリングしてそれにサービスするプロセス1400の一実施形態を示している。プロセス1400は、アクセスポイントによって実行されてもよい。特定のトラヒックタイプ(例えば、VoIP)を有する少なくとも2つのステーションが集約され、全サービス周期においてスケジュールされる(ブロック1412)。全サービス周期は、各ステーションのサービス周期を含んでいる。ステーションのサービス周期はスタガ(stagger)されてもよく、および/または重複してもよい。ステーションのサービ周期は、(例えば、図5Aに示すように)全サービス周期の始めに開始してもよく、あるいは(例えば、図6A、7A、および9Aに示すように)スタガされて異なる時間に開始してもよい。ステーションのサービス周期は(例えば、図5Aおよび7Aに示すように)異なる時間に終了してもよい。ステーションのサービス周期は(例えば、図5Aおよび7Aに示すように)データ部分中に重複してもよく、あるいは(例えば、図6Aおよび9Aに示すように)データ部分中に重複しなくてもよい。全サービス周期は、所定のインターバルで反復されてもよい。ステーションのサービス周期を伝えるために、シグナリングが(例えば、ビーコン、PSMPフレーム、データフレーム、などにおいて)送信されてもよい(ブロック1414)。
各ステーションは、全サービス周期内のそのステーションのサービス周期においてサービスされる(ブロック1416)。通常、サービス周期中に、任意の数のデータフレームをダウンリンクでステーションに送信することができ、任意の数のデータフレームをアップリンクでステーションから受信することができる。サービス周期の終了を示すために、シグナリングがステーションに送られてもよい(ブロック1418)。その代わりにまたはこれに加えて、サービス周期は指定時間で終了してもよい。
図15は、集約によってステーションをスケジューリングしてそれにサービスする装置1500の一実施形態を示している。装置1500は、特定のトラヒックタイプ(例えば、VoIP)を有する少なくとも2つのステーションを集約して、全サービス周期においてスケジュールする手段(ブロック1512)と、ステーションのサービス周期を伝えるシグナリングを(例えば、ビーコン、PSMPフレーム、などにおいて)送る手段(ブロック1514)と、各ステーションに全サービス周期内のそのステーションのサービス周期においてサービスする手段(ブロック1516)と、各ステーションにそのステーションのサービス周期の終了を示すシグナリング(例えば、EOSPビット)を送る手段(ブロック1518)とを含んでいる。
図16は、スタガリングおよび重複によってステーションをスケジューリングしてそれにサービスするプロセス1600の一実施形態を示している。プロセス1600は、アクセスポイントによって実行されてもよい。第1のステーションは、第1の期間と、第1の開始時間と、第1の終了時間とを有する第1の周期でスケジュールされる(ブロック1612)。第2のステーションは、第2の期間と、第1の終了時間より前の第2の開始時間と、第2の終了時間とを有する第2の周期でスケジュールされる(ブロック1614)。第3のステーションは、第3の期間と、第2の終了時間より前の第3の開始時間と、第3の終了時間とを有する第3の周期でスケジュールされてもよい(ブロック1616)。第1、第2、および第3の終了時間は(例えば、図7Aに示すように)異なる時間であっても、同じ時間(例えば、全サービス周期の終了時)であってもよい。第1、第2、および第3の周期は、スタガされ、相互に重複する。第1、第2、および第3の周期は、例えば、図7Aまたは9Aに示すように、3つの重複サービススロットであってもよい。
第1、第2、および第3の期間は、予測データペイロード、データ要件、フレーム誤り率、などに基づいて選択されてもよい。第1、第2、および第3の周期は、同数のデータフレーム(例えば、各リンク上の2つのデータフレーム)をカバーしてもよい。第1、第2、および第3の周期は、同一期間を有しても、または異なる期間を有してもよい。第1の周期は、第1のステーションの初期送信の第1の部分と、第1のステーションの追加送信および/または再送信の第2の部分とを含んでいてもよい。第2の開始時間は第1の周期の第1の部分の終了時であってもよい。また、第2の開始時間は、第1の開始時間と第1の終了時間とのほぼ中間であってもよい。第1、第2、および第3の周期は、所定のインターバルで反復されてもよく、これは、例えばVoIPについては10乃至20msの範囲内であってもよい。
第1、第2、および第3の周期および所定のインターバルは、ビーコンにおいて、マルチポールフレーム(PSMPフレーム)において、呼またはリンク確立中に、データフレームにおいて、などで伝えられてもよい。第1、第2、および第3の周期は、呼の期間中に一定であってもよく、あるいは呼中に更新されてもよい。
第1の送信は、第1の周期中に第1のステーションに送られる(ブロック1622)。チャネルアクセスは、必要ならば第1の送信前に実行されてもよく、あるいは全サービス周期がブロックオフされていれば省略されてもよい。第1の送信の完了の表示(例えば、EOSPビット)は、潜在的に第1の周期の終了前に第1のステーションに送信される(ブロック1624)。第2の送信は、第2の周期中に、潜在的には第1の周期の終了前に、第2のステーションに送られる(ブロック1626)。第2の送信の完了の表示は、潜在的に第2の周期の終了前に、第2のステーションに送られる(ブロック1628)。第3の送信は、第3の周期中に、潜在的には第2の周期の終了前に、第3のステーションに送られる(ブロック1630)。各送信は、ダウンリンクの1つ以上のデータフレームおよび/またはアップリンクの1つ以上のデータフレームであってもよい。各送信は、フレーム損失のために再送されるデータも含むことができる。データフレームは、VoIPおよび/または何か他のタイプのトラヒックであってもよい。
図17は、スタガリングおよび重複によってステーションをスケジュールする装置1700の一実施形態を示している。装置1700は、第1の期間と、第1の開始時間と、第1の終了時間とを有する第1の周期において第1のステーションをスケジュールする手段(ブロック1712)と、第2の期間と、第1の終了時間より前の第2の開始時間と、第2の終了時間とを有する第2の周期において第2のステーションをスケジュールする手段(ブロック1714)と、第3の期間と、第2の終了時間より前の第3の開始時間と、第3の終了時間とを有する第3の周期において第3のステーションをスケジュールする手段(ブロック1716)と、第1の周期中に第1のステーションに第1の送信を送る手段(ブロック1722)と、第1の送信の完了の表示(例えば、EOSPビット)を、潜在的には第1の周期の終了前に、第1のステーションに送る手段(ブロック1724)と、第2の周期中に、潜在的には第1の周期の終了前に、第2のステーションに第2の送信を送る手段(ブロック1726)と、第2の送信の完了の表示を、潜在的に第2の周期の終了前に第2のステーションに送る手段(ブロック1728)と、第3の周期中に、潜在的には第2の周期の終了前に、第3のステーションに第3の送信を送る手段(ブロック1730)とを含む。
図18は、ステーション、例えば端末を操作するプロセス1800の一実施形態を示している。ステーションは、そのステーションが送信を受信することができる第1の周期においてシグナリングを受信する(ブロック1812)。第1の周期は、別のステーションが送信を受信することができる第2の周期と重複する。また、第1の周期は、所定のインターバルで反復されてもよい。シグナリングは、マルチポール(PSMP)フレーム、ビーコン、呼確立中に送られるフレーム、前のサービス周期中に送られたフレーム、などによって受信されてもよい。シグナリングが第1の周期の前に(例えば、マルチポールフレームにおいて)受信されると、ステーションは、シグナリングの受信から第1の周期の開始までの時間長に基づいて受信チェーンを電源切断するか否かを決定してもよい(ブロック1814)。
ステーションは、第1の周期中に、例えば第1の周期の始めから、ステーションに送られた送信を監視する(ブロック1816)。ステーションは、第1の周期中に、ダウンリンクで1つ以上のデータフレームの送信を受信してもよく、および/またはアップリンクで1つ以上のデータフレームを送信してもよい(ブロック1818)。ステーションは、ステーションに対する送信の完了の表示、例えばEOSPビットを受信すると、第1の周期の終了前に省電力モードに推移してもよい(ブロック1820)。
図19は、ステーションのための装置1900の一実施形態を示している。装置1900は、ステーションが送信を受信することができる第1の周期であって、別のステーションが送信を受信することができる第2の周期と重複する第1の周期において、シグナリングを受信する手段(ブロック1912)と、シグナリングの受信から第1の周期の開始までの時間長に基づいて受信チェーンを電力切断するか否かを決定する手段(ブロック1914)と、第1の周期中に、例えば第1の周期の始めから、ステーションに送られた送信を監視する手段(ブロック1916)と、第1の周期中に、ダウンリンクで1つ以上のデータフレームの送信を受信し、および/またはアップリンクで1つ以上のデータフレームを送信する手段(ブロック1918)と、ステーションに対する送信の完了の表示、例えばEOSPビットを受信すると、第1の周期の終了前に省電力モードに推移する手段(ブロック1920)とを含む。
図20は、アクセスポイント110と、図1の端末のうちの1つであってもよい端末120xとのブロック図を示している。ダウンリンクで、アクセスポイント110において、送信(TX)データプロセッサ2012は、送信をスケジュールされている端末についてのデータソース2010からのトラヒックデータ、コントローラ/プロセッサ2020からのコントロールデータ(例えば、Ack)、およびスケジューラ2024からのスケジューリング情報を受信する。TXデータプロセッサ2012は、各端末のデータをその端末について選択されたレートに基づいて処理(例えば、符号化、インタリーブ、変調、およびスクランブル)し、コントロールデータおよびスケジューリング情報を処理し、データチップを生成する。送信機(TMTR)2014は、データチップを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、および周波数アップコンバート)し、アンテナ2016から端末に送信されるダウンリンク信号を生成する。
端末120xにおいて、アンテナ2052は、アクセスポイント110からのダウンリンク信号を受信して、受信信号を提供する。受信機(RCVR)2054は、受信信号を処理してサンプルを提供する。受信(RX)データプロセッサ2056は、サンプルを処理(例えば、デスクランブル、復調、デインタリーブ、および復号)し、ユーザ端末120の復号データをデータシンク2058に提供し、コントロールデータおよびスケジューリング情報をコントローラ/プロセッサ2060に提供する。
アップリンクで、端末120xにおいて、TXデータプロセッサ2072は、データソース2070からトラヒックデータを、コントローラ/プロセッサ2060からコントロールデータ(例えば、Ack)を受信する。TXデータプロセッサ2072は、端末について選択されたレートに基づいてトラヒックデータおよびコントロールデータを処理し、データチップを生成する。送信機2074は、データチップを処理し、アンテナ2052からアクセスポイント110に送信されるアップリンク信号を生成する。
アクセスポイント110において、アンテナ2016は、端末からアップリンク信号を受信する。受信機2030は、アンテナ2016からの受信信号を処理して、サンプルを提供する。RXデータプロセッサ2032は、サンプルを処理して、端末ごとの復号データをデータシンク2034に提供し、コントロールデータをコントローラ/プロセッサ2020に提供する。
コントローラ/プロセッサ2020および2060は、それぞれアクセスポイント110および端末120xにおける動作を指示する。スケジューラ2024は、上記実施形態のいずれかに基づいて端末のスケジューリングを実行する。スケジューラ2024は、図20に示されているアクセスポイント、または別のネットワークエンティティに備えられていてもよい。
本明細書に説明されているスケジューリングおよび送信技術は種々の手段によって実施されてもよい。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせで実施されてもよい。ハードウェアの実施について、アクセスポイントまたは端末の処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、ここで説明されている機能を実行するように設計されている他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせで実施されてもよい。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアの実施について、本技術は、ここに説明されている機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数、など)によって実施されてもよい。ファームウェアおよび/またはソフトウェアコードは、メモリ(例えば、図20のメモリ2022または2062)に記憶されて、プロセッサ(例えば、プロセッサ2020または2060)によって実行されてもよい。メモリは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に構成されてもよい。
開示されている実施形態についてのこれまでの説明は、当業者が本開示をなし、または使用できるようにするために提供されている。これらの実施形態の種々の変更は当業者には容易に明らかであり、ここに定義されている一般原理は、本開示の主旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されてもよい。したがって、本開示は、ここに示されている実施形態に限定される意図はなく、ここに開示されている原理および新規の特徴と矛盾しない最も広い範囲に認められるべきである。
1つのアクセスポイントおよび複数の端末を有する無線ネットワークを示す図。 アクセスポイントの送信タイムラインを示す図。 スケジュールされていない動作を示す図。 個別サービス時間によるスケジュールされた動作を示す図。 集約によるスケジュールされた動作を示す図。 集約によるスケジュールされた動作を示す図。 集約およびPSMPによるスケジュールされた動作を示す図。 集約およびPSMPによるスケジュールされた動作を示す図。 重複サービススロットによるスケジュールされた動作を示す図。 重複サービススロットによるスケジュールされた動作を示す図。 重複サービススロットによるスケジュールされた動作を示す図。 異なるスタガリングによるサービススロットを示す図。 重複サービススロットおよびPSMPによるスケジュールされた動作を示す図。 重複サービススロットおよびPSMPによるスケジュールされた動作を示す図。 重複サービススロットおよびPSMPによるスケジュールされた動作を示す図。 送信スロット単位で与えられるサービススロットを示す図。 重複サービススロットによるスケジュールされた動作を示す図。 指定周期における重複サービススロットによるスケジュールされた動作を示す図。 指定周期におけるPSMPによるスケジュールされた動作を示す図。 集約によってステーションをスケジューリングしてそれにサービスするプロセスを示す図。 集約によってステーションをスケジューリングしてそれにサービスする装置を示す図。 スタガリングおよび重複によってスケジュールするプロセスを示す図。 スタガリングおよび重複によってスケジュールする装置を示す図。 ステーションを操作するプロセスを示す図。 ステーションのための装置を示す図。 アクセスポイントおよび端末のブロック図。

Claims (25)

  1. 無線通信ネットワークにおいてスケジュールするための装置であって、該装置は下記の手段を備える:
    同様なデータストリーム特性を備えたステーションのための共通サービス時間周期を確立するための手段、なお、同じトラヒックタイプのデータストリームは、前記同様なデータストリーム特性を有する;
    前記共通サービス時間周期の開始のときにPSMPフレームを送るための手段、なお、前記PSMPフレームは、前記共通サービス時間周期においてスケジュールされる各ステーションのための開始時刻を示し、前記PSMPフレームを受信した各ステーションは、前記PSMPフレームにおいて示される前記スケジュールに基づいてその開始時刻までその受信チェーンを電力切断することを決定する;
    第1の持続期間と、第1の開始時刻と、第1の終了時刻とを有する第1の周期の間において第1のステーションをスケジュールするための手段;
    第2の持続期間と、前記第1の終了時刻より前の第2の開始時刻とを有する第2の周期の間において第2のステーションをスケジュールするための手段、
    なお、前記第1および第2のステーションは、同様なデータストリーム特性を有し、前記第1および第2の周期は、前記共通サービス時間周期内にある
  2. 3の持続期間と、前記第2の周期の第2の終了時刻より前の第3の開始時刻とを有する第3の周期の間において第3のステーションをスケジュールするための手段、をさらに備える請求項1に記載の装置。
  3. 下記の手段をさらに備える請求項1に記載の装置:
    記第1の周期中に前記第1のステーションに第1の送信を送るための手段;
    前記第1の送信の完了の表示を前記第1の終了時刻より前に送るための手段;および、
    前記第2の周期中で、前記第1の終了時刻より前に、前記第2のステーションに第2の送信を送るための手段
  4. 記第1の送信より前にチャネルアクセスを実行するための手段、をさらに備える請求項3に記載の装置。
  5. ャネルアクセスを実行せずに前記第1の送信を送るための手段、をさらに備える請求項3に記載の装置。
  6. 前記第1の周期は、前記第1のステーションの初期送信の第1の部分と、前記第1のステーションの追加送信または再送信の第2の部分とを備えており、前記第2の開始時刻は、前記第1の部分の終了時である請求項1に記載の装置。
  7. 前記第1の部分は、前記第1のステーションへの第1のデータフレームと、前記第1のステーションからの第2のデータフレームと、前記第2のデータフレームに対する確認応答とをカバーする請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1の持続期間は、ダウンリンクおよびアップリンクの各々の2つのデータフレームの持続期間にほぼ等しい請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1および第2の周期は、同数のデータフレームをカバーする請求項1に記載の装置。
  10. 前記第1および第2の持続期間は等しい請求項1に記載の装置。
  11. 前記第2の開始時刻は、前記第1の開始時刻と前記第1の終了時刻とのほぼ中間である請求項1に記載の装置。
  12. 前記第1の周期は、送信スロットの第1のセットをカバーし、前記第2の周期は、前記第1のセットの少なくとも1つの送信スロットを含む送信スロットの第2のセットをカバーしている請求項1に記載の装置。
  13. 前記第1および第2の周期は、所定のインターバルで反復される請求項1に記載の装置。
  14. 前記所定のインターバルは、10乃至20ミリ秒の範囲内である請求項12に記載の装置。
  15. 記第1および第2のステーションの前記第1および第2の周期に関してビーコンを送るための手段、をさらに備える請求項1に記載の装置。
  16. 記第1および第2のステーションの前記第1および第2の周期に関してマルチポールフレームを送るための手段、をさらに備える請求項1に記載の装置。
  17. 前記第1の周期は、前記第1のステーションの第1の呼の期間において固定され、前記第2の周期は、前記第2のステーションの第2の呼の期間において固定されている請求項1に記載の装置。
  18. クセスクラスにおけるステーションのチャネルアクセスごとに1つのデータフレームの送信権(TXOP)の制限を設定するための手段、をさらに備える請求項1に記載の装置。
  19. 前記第1および第2のステーションは、IEEE802.11無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の端末である請求項1に記載の装置。
  20. 前記第1および第2の周期は、ボイス オーバ インターネット プロトコル(VoIP)のデータの送信のためのものである請求項1に記載の装置。
  21. 無線通信ネットワークにおいてスケジュールするための方法であって、該方法は下記を備える:
    同様なデータストリーム特性を備えたステーションのための共通サービス時間周期を確立すること、なお、同じトラヒックタイプのデータストリームは、前記同様なデータストリーム特性を有する;
    前記共通サービス時間周期の開始のときにPSMPフレームを送ること、なお、前記PSMPフレームは、前記共通サービス時間周期においてスケジュールされる各ステーションのための開始時刻を示し、前記PSMPフレームを受信した各ステーションは、前記PSMPフレームにおいて示される前記スケジュールに基づいてその開始時刻までその受信チェーンを電力切断することを決定する;
    第1の持続期間と、第1の開始時刻と、第1の終了時刻とを有する第1の周期の間第1のステーションをスケジュールすること;および、
    第2の持続期間と、前記第1の終了時刻より前の第2の開始時刻とを有する第2の周期の間において第2のステーションをスケジュールすること、なお、前記第1および第2のステーションは、同様なデータストリーム特性を有し、前記第1および第2の周期は、前記共通サービス時間周期内にある
  22. 下記をさらに備える請求項21に記載の方法
    前記第1の周期中に前記第1のステーションに第1の送信を送ること
    前記第1の送信の完了の表示を前記第1の終了時刻より前に送ること;および、
    前記第2の周期中で、前記第1の終了時刻より前に、前記第2のステーションに第2の送信を送ること
  23. 前記第1の周期は、前記第1のステーションの初期送信の第1の部分と、前記第1のステーションの追加送信または再送信の第2の部分とを備えており、前記第2の開始時刻は、前記第1の部分の終了時である請求項21に記載の方法。
  24. 前記第1および第2のステーションに前記第1および第2の周期のシグナリングを送ること、
    をさらに備える請求項21に記載の方法。
  25. コンピュータのCPUに請求項21−24のいずれかの方法を実行させるためのCPU実行可能命令のコードを備えるコンピュータ可読記録媒体。
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