JP4874817B2 - 医用機器、及び可搬記憶媒体管理プログラム - Google Patents

医用機器、及び可搬記憶媒体管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、可搬記憶媒体の管理技術に関する。
従来から情報処理しようとする情報をリムーバブルHDDやCDやDVDやMOやUSBメモリ等の可搬記憶媒体に記憶させておく場合がある。USBメモリは、その手軽さや携帯性から特にニーズが高まりつつある。可搬記憶媒体に情報を記憶させておき、情報処理装置に装着させることで簡便に可搬記憶媒体から情報を読み出したりすることができるものである(例えば、「特許文献1」参照。)。
医療現場においても、閲覧や修正や紙媒体への印刷等の情報処理をしようとする客体たる医療情報を可搬記憶媒体に記憶させておくことが多くなってきた。例えば、患者毎に個別の可搬記憶媒体に医療情報を保存しておき、画像表示装置やレポート作成装置や画像診断装置等の医用機器に装着して読み出したり、画像診断装置における患者認証の手段として使用したりする。大容量ストレージを有さない医用機器でも容量を気にすることなく安全に検査や読影に必要な患者の医療情報を取り扱うことができためである。また、ネットワーク構築が困難な比較的中小規模の病院においても、またネットワーク障害に対する備えとしても、有用である。
特開2006−289885号公報
医用現場では、しばしば複数の患者を同時に扱うことがある。例えば、読影時に比較対象となる症例を参照する場合等である。そのため、医用機器には、可搬記憶媒体を装着できる複数のポートが搭載されることが多い。
しかし、複数のポートに可搬記憶媒体を装着した場合、どの可搬記憶媒体のどの患者の医療情報が記憶されているのかを確認する手間が増えるおそれや、どの可搬記憶媒体がどのポートの装着されているのかわからなくなるおそれがある。そのため、ポートに可搬記憶媒体が挿入されているのか、及びどの可搬記憶媒体にどの医療情報が記憶されているのかを確認するために、各種ポートにアクセスして医療情報の内容を確認する作業等が必要となる。この診療行為と直接関係のない作業は、診療効率の低下を招く。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、可搬記憶媒体の管理技術に関し、可搬記憶媒体を装着可能な複数のポートの各状態を簡便に確認でき、診療効率の向上を図る技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の態様は、患者識別情報を含む医療情報を記憶した可搬記憶媒体を読み込んで情報処理する医用機器であって、前記可搬記憶媒体の装着及び取り外しが可能な複数のポートと、前記各ポートへの前記可搬記憶媒体の装着又は取り外しを検出する検出手段と、前記各ポートに対応した複数のデバイス表示アイコンを表示する表示手段と、前記検出手段が前記可搬記憶媒体の装着を検出すると、装着されたポートに対応する前記デバイス表示アイコンを識別表示させる可搬記憶媒体管理手段と、を備え、前記可搬記憶媒体管理手段は、前記可搬記憶媒体に記憶されているDICOMDIRの情報に基づく患者識別情報と、装着されたポートを対応付けて記憶する記憶手段と、前記デバイス表示アイコン上にカーソルが移ると、このカーソルが移ったデバイス表示アイコンに対応するポートに対応付けられた患者識別情報を前記記憶手段から取得し、この患者識別情報をポップアップ表示させること、を特徴とする。
本発明の態様によっては、各ポートに対応した複数のデバイス表示アイコンを有し、可搬記憶媒体の装着を検出すると、装着されたポートに対応するデバイス表示アイコンを識別表示させるようにした。これにより、複数のポートが用意されている医用機器であっても、どのポートに可搬記憶媒体が装着されているか即座に認識でき、診療効率が向上する。
また、デバイス表示アイコンにカーソルが移動すると、デバイス表示アイコンに対応するポートに装着された可搬記憶媒体に記憶されている医療情報の情報主体である患者を表す患者識別情報をポップアップ表示することで、どの可搬記憶媒体にどの患者の医療情報が記憶されているか速やかに理解できる。従って、可搬記憶媒体のラベルに頼らず整理・整頓が可能となり、また誤って他人の医療情報を記憶している可搬記憶媒体に異なる患者の医療情報を記憶させてしまったり、他人の医療情報をその患者の医療情報だと誤解してしまったりするおそれも防止でき、診療効率が向上する。
以下、本発明に係る医用機器の好適な実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。第1の実施形態に係る医用機器は、挿入された可搬記憶媒体を識別する。第2の実施形態に係る医用機器は、ランプ表示によって可搬記憶媒体を識別するとともに、可搬記憶媒体の残容量をランプによって識別する。第4の実施形態に係る医用機器は、ドラッグ&ドロップ操作により表示された医療情報を可搬記憶媒体に記憶させる。第5の実施形態に係る医用機器は、記憶媒体に記憶されている医療情報に対するアクセスに対して権限判断を行う。第6の実施形態に係る医用機器は、可搬記憶媒体が装着されている場合に、ログオンする者の権限判断を行う。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る医用機器の外観を示す図である。
医用機器1は、医療現場に配される所謂コンピュータを搭載した機器である。医用機器1は、例えば、被検体の画像を撮影する医用画像診断装置や、被検体を治療する治療装置や、被検体の画像を閲覧する画像表示装置や、医用画像の読影結果を纏めたレポートの電子ファイルを作成するレポート作成装置である。
この医用機器1は、ワークステーション11を備える。ワークステーション11には、モニタ12、キーボード13、マウス14が接続される。また、ワークステーション11には、USB(Universal Serial Bus)メモリを装着可能なUSBポート110a,100b,100c・・・(以下、特に区別しないときは単に「USBポート110」という)が複数用意されている。USBメモリは、USBポート110に装着及び取り外しが可能な端子と半導体メモリを有するストレージである。
図2は、本実施形態に係る医用機器1の内部構成を示すブロック図である。
ワークステーション11には、演算制御部11a、主記憶部11b、外部記憶部11c、I/Oインターフェース11d、USB制御部11eが内蔵されている。演算制御部(CPU:Central Processing UnitやGPU)11a、主記憶部(RAM:Ramdom Access Memory)11b、外部記憶部(例えばHDD:Hard Disk Drive)11c、I/Oインターフェース11d、USB制御部11eは、バスによって接続されてデータの入出力が可能となっている。
演算制御部11aは、プログラムを解読及び実行し、各内部装置に制御信号を出力して制御する。外部記憶部11cは、演算制御部11aのワークエリアとしてプログラムやデータや演算結果を一時的に記憶する。外部記憶部11cには、OS(オペレーティングシステム)と可搬記憶媒体管理プログラムが記憶されている。I/Oインターフェース11dは、モニタ12への描画信号の出力、キーボード13やマウス14からの操作信号の入力を中継する。
USB制御部11eは、USBポート110を有している。このUSB制御部11eは、挿入されたUSBメモリ15a,15b・・・(以下、特に区別しないときは単に「USBメモリ15」という)とのデータ転送制御、通信制御、及びポート制御を行う。このUSBポート110を演算制御部11aでセンスすることによって各USBポート110へのUSBメモリ15の装着及び取り外しが検知される。
この医用機器1では、外部記憶部11cに記憶されているOSと可搬記憶媒体管理プログラムを適宜解読及び実行することにより、USBメモリ15が装着されると、どのUSBポート110a,110b,110c・・・にUSBメモリ15が装着されたかの識別表示を行う。また、装着されているUSBメモリ15a,15b・・・にどの患者の医療情報が記憶されているかを表示する。
図3(a)は、この医用機器1にUSBメモリ15が装着されたUSBポート110の状態を示す模式図である。また、図3(b)は、この医用機器1にUSBメモリ15が装着された際の表示画面を示す模式図である。
図3(b)に示すように、まず、演算制御部11aは、I/Oインターフェース11dを介して医用機器1のモニタ12に、例えば患者の医療情報16やマウスカーソル17やデバイス表示アイコン18a,18b,18c・・・(以下、特に区別しないときは単に「デバイス表示アイコン18」という)を表示させる。
デバイス表示アイコン18aは、図3(a)に示すポート名「USB−A」で識別されるUSBポート110aに対応し、デバイス表示アイコン18bは、ポート名「USB−B」で識別されるUSBポート110bに対応し、デバイス表示アイコン18cは、ポート名「USB−C」で識別されるUSBポート110cに対応し、デバイス表示アイコン18dは、ポート名「USB−D」で識別されるUSBポート110dに対応し、デバイス表示アイコン18eは、ポート名「USB−E」で識別されるUSBポート110eに対応して表示されている。
演算制御部11aは、USBメモリ15が装着されているUSBポート110に対応するデバイス表示アイコン18を、USBメモリ15が装着されていないUSBポート110に対応するデバイス表示アイコン18と比べて、表示色を変えたり、光らせたり、点滅させたりする等の識別表示をさせる。
例えば、図3(a)のように、演算制御部11aは、USBポート110のセンスの結果、ポート名「USB−A」で識別されるUSBポート110aと、ポート名「USB−C」で識別されるUSBポート110cと、ポート名「USB−D」で識別されるUSBポート110dとにUSBメモリ15が装着されていることを検知すると、I/Oインターフェース11dを介して医用機器1のモニタ12に、装着されたUSBポート110に対応するデバイス表示アイコン18a,18c,及び18dを識別表示させる。
図4は、デバイス表示アイコン18上にマウスカーソル17が移動した際の表示画面を示す模式図である。
医用機器1のオペレータがマウス14を操作すると、演算制御部11aは、その操作の方向及び距離に合わせてマウスカーソル17の表示位置を更新させる。そして、演算制御部11aは、マウスカーソル17の表示位置を監視し、マウスカーソル17がデバイス表示アイコン18上に移動すると、マウスカーソル17が移動したデバイス表示アイコン18に対応するUSBポート110に装着されたUSBメモリ15に記憶されている医療情報16の情報主体である患者の患者識別情報19をポップアップ表示させる。
演算制御部11aは、USBポート110にUSBメモリ15が装着されると、そのUSBメモリ15から患者識別情報19を読み出して、主記憶部11bにUSBポート110と対応付けて記憶させておく。患者識別情報19は、患者のIDである。
例えば、USBポート110aに挿入されたUSBメモリ15aには、「ABCD」及び「EFGH」の患者識別情報19で識別される2名の患者の医療情報16が記憶されているものとする。演算制御部11aは、USBメモリ15aがUSBポート110aに挿入されると、USBメモリ15aから「ABCD」及び「EFGH」の患者識別情報19を読み出して、USBポート110aのポート名「USB−A」と対応付けて主記憶部11bに記憶させておく。ここで、USBポート110aには、デバイス表示アイコン18aが対応する。
そして、演算制御部11aは、マウスカーソル17の表示位置を更新させるとともに、マウスカーソル17の表示位置を監視する。マウスカーソル17がデバイス表示アイコン18a上に移動すると、主記憶部11bに記憶させた患者識別情報19とポート名の対から、「USB−A」と対になった「ABCD」及び「EFGH」の患者識別情報19を読み出し、I/Oインターフェース11dを介してモニタ12に当該「ABCD」及び「EFGH」の患者識別情報19をポップアップ表示させる。
図5は、このような本実施形態に係る医用機器1の機能ブロック図である。
医用機器1は、演算制御部11aが可搬記憶媒体管理プログラムを適宜解読及び実行することにより、デバイス検出部20と可搬記憶媒体管理部21とを備える。
デバイス検出部20は、主に演算制御部11aとUSB制御部11eにより構成される。このデバイス検出部20は、USBポート110の何れかに装着されたUSB機器を検出する。さらに、USBポート110に装着されたUSB機器がストレージであるUSBメモリ15であるか否かを検出する。
可搬記憶媒体管理部21は、主に演算制御部11aと主記憶部11bとI/Oインターフェース11dとUSB制御部11eにより構成される。この可搬記憶媒体管理部21は、USBポート110に装着されたUSBメモリ15を管理する。本実施形態では、モニタ12に対してUSBメモリ15が装着されていることを示す識別表示を行わせ、またマウスカーソル17が移動したデバイス表示アイコン18に対応するUSBポート110に装着されたUSBメモリ15内に記憶されている患者識別情報19をモニタ12にポップアップ表示させる。この可搬記憶媒体管理部21は、デバイス表示部22と患者識別情報取得部23と患者識別情報記憶部24と患者識別情報表示部25とを備える。
デバイス表示部22は、主に演算制御部11aとI/Oインターフェース11dとにより構成される。このデバイス表示部22は、モニタ12にデバイス表示アイコン18を表示させる。デバイス表示アイコン18の図形は、可搬記憶媒体管理プログラムの一部として外部記憶部11cに記憶されている。この外部記憶部11cに記憶されているデバイス表示アイコン18の図形は、USBメモリ15が装着されていないパターンとUSBメモリ15が装着されているパターンの2種類が用意される。
例えば、USBメモリ15が装着されているパターンのデバイス表示アイコン18は、あざやかな表示色であり、又はアニメーション表示により点滅している。また、例えば、USBメモリ15が装着されていないパターンのデバイス表示アイコン18は、グレー表示色によりグレーアウトしている。
デバイス表示部22は、デバイス検出部20によりUSBメモリ15が取り外された状態であることが検出されているUSBポート110に対応して、USBメモリ15が装着されていないパターンのデバイス表示アイコン18を読み出してモニタ12に表示させる。一方、デバイス検出部20によりUSBメモリ15が装着された状態であることが検出されているUSBポート110に対応して、USBメモリ15が装着されているパターンのデバイス表示アイコン18を読み出してモニタ12に表示させる。
患者識別情報取得部23は、主に演算制御部11aとUSB制御部11eとにより構成される。この患者識別情報取得部23は、USBメモリ15から患者識別情報19を全て読み出す。図6は、USBメモリ15に記憶されているDICOMDIR(ダイコムディレクトリ)150を示す模式図である。
医療情報16がCDやMOやUSBメモリ15等の可搬記憶媒体に記録される際には、DICOM規則に応じてDICOMDIR150が作成され、医療情報16とともに記憶される。DICOMDIR150は、医療情報16を統一的に管理するための索引のようなデータベースファイルである。DICOMDIR150には、決まったファイル名が付与され、各種医用機器1で参照可能となっている。このDICOMDIR150は、患者識別情報19の内容によりツリー構造体となっている。
例えば、DICOMDIR150の下位層は、A患者を表すA患者識別情報19aで識別された項目と、B患者を表すB患者識別情報19bで識別された項目と、C患者を表すC患者識別情報19cで識別された項目とで構成される。そして、A患者識別情報19aで識別された項目に対応付けられて、例えばA患者を情報主体とする医用画像や検査データや電子カルテ等の医療情報16が記憶される。また、B患者識別情報19bで識別された項目に対応付けられて、B患者を情報主体とする医療情報16が記憶される。また、C患者識別情報19cで識別された項目に対応付けられて、C患者を情報主体とする医療情報16が記憶される。
尚、医療情報16には、各種の属性情報が付帯する。例えば、医療情報16には、その検査データや医用画像が作成されたX線CT装置やMRI装置や核医学診断装置や超音波診断装置等の医用画像診断装置の属性が付帯する。
患者識別情報取得部23は、このDICOMDIR150を参照して患者識別情報19の項目を読み出すことにより、USBメモリ15に記憶されている患者識別情報19を取得する。患者識別情報取得部23は、取得した患者識別情報19を患者識別情報記憶部24に記憶させる。患者識別情報記憶部24は、主に主記憶部11bにより構成される。図7は、患者識別情報19の記憶態様を示す模式図である。
患者識別情報取得部23は、患者識別情報19を取得すると、取得した患者識別情報19を記憶したUSBメモリ15が挿入されているUSBポート110のポート名111と対応付けて患者識別情報記憶部24に記憶させる。
患者識別情報表示部25は、主に演算制御部11aとI/Oインターフェース11dとにより構成される。この患者識別情報表示部25は、マウスカーソル17がデバイス表示アイコン18上に移動すると、患者識別情報記憶部24に記憶されている患者識別情報19をポップアップ表示させる。
デバイス表示部22は、デバイス表示アイコン18a,18b,・・・は、それぞれモニタ12上の所定の座標領域に表示させている。患者識別情報表示部25は、デバイス表示アイコン18a,18b,・・・が表示されている座標領域とマウスカーソル17が位置している座標とを比較する。デバイス表示アイコン18a,18b,・・・が表示されている座標領域の何れかにマウスカーソル17が移動すると、患者識別情報表示部25は、マウスカーする17が移動したデバイス表示アイコン18a,18b,・・・に対応するUSBポート110のポート名111を患者識別情報記憶部24から検索する。このポート名111が検索されると、対応して記憶されている患者識別情報19を読み出し、モニタ12にポップアップ表示させる。
図8は、本実施形態に係る医用機器1にUSBメモリ15が装着された場合の動作を示すフローチャートである。
まず、デバイス表示部22は、モニタ12上にデバイス表示アイコン18を表示させる(S01)。USBメモリ15が何れのUSBポート110にも装着されていない状態では、USBメモリ15が装着されていないパターンのUSBメモリ15が装着されているパターンのグレー表示色によりグレーアウトしているデバイス表示アイコン18を表示させる。
デバイス検出部20が、USBポート110にデバイスが装着されたことを検出し(S02,Yes)、そのデバイスがUSBメモリ15であると(S03,Yes)、デバイス表示部22は、USBメモリ15が装着されたUSBポート110に対応するデバイス表示アイコン18を、例えばあざやかな表示色であり、又はアニメーション表示により点滅している、USBメモリ15が装着されたパターンのデバイス表示アイコン18に変更して表示させ(S04)、処理を終了する。
USBポート110にデバイスが装着されていることを検出しなければ(S02,No)、又はUSBポート110に装着されたデバイスがUSBメモリ15でなければ(S03,No)、USBメモリ15が装着されたパターンのデバイス表示アイコン18には変更せず、デバイスの装着の検出を待つ。
図9は、本実施形態に係る医用機器1においてデバイス表示アイコン18にマウスカーソル17が移動された場合の動作を示すフローチャートである。
まず、USBメモリ15が装着されると、患者識別情報取得部23は、装着されたUSBメモリ15に記憶されているDICOMDIR150を参照して患者識別情報19の項目151から患者識別情報19を予め取得しておく(S11)。そして、患者識別情報19が取得されたUSBメモリ15が装着されているUSBポート110のポート名111を対応付けて患者識別情報記憶部24に記憶させておく(S12)。
患者識別情報表示部25は、デバイス表示アイコン18a,18b,18c・・・が表示されている各座標領域とマウスカーソル17の位置とを比較し、マウスカーソル17がデバイス表示アイコン18a,18b,18c・・・の何れかに移動していると(S13,Yes)、マウスカーソル17が移動したデバイス表示アイコン18に対応付けられている患者識別情報19を読み出す(S14)。このとき、患者識別情報記憶部24を参照して、マウスカーソル17が移動したデバイス表示アイコン18のポート名111に対応付けられている患者識別情報19を読み出す。
患者識別情報19を読み出すと、患者識別情報表示部25は、読み出した患者識別情報19をモニタ12にポップアップ表示させ(S15)、処理を終了する。
このように、本実施形態に係る医用機器1では、USBポート110に対応付けてデバイス表示アイコン18を表示させ、USBポート110にUSBメモリ15が装着されると、そのUSBメモリ15が装着されたUSBポート110に対応するデバイス表示アイコン18を識別表示させるようにした。これにより、複数のUSBポート110が用意されている医用機器1であっても、どのUSBポート110にUSBメモリ15が装着されているか即座に認識でき、診療効率が向上する。
また、本実施形態に係る医用機器1では、このデバイス表示アイコン18にマウスカーソル17が移動すると、デバイス表示アイコン18に対応するUSBポート110に装着されたUSBメモリ15に記憶されている医療情報16の情報主体である患者を表す患者識別情報19をポップアップ表示するようにした。これにより、どのUSBメモリ15にどの患者の医療情報16が記憶されているか速やかに理解できる。従って、USBメモリ15のラベルに頼らず整理・整頓が可能となり、また誤って他人の医療情報16を記憶しているUSBメモリ15に異なる患者の医療情報16を記憶させてしまったり、他人の医療情報16をその患者の医療情報16だと誤解してしまったりするおそれも防止でき、診療効率が向上する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る医用機器1は、USBメモリ15の残容量を識別表示するものである。
図10は、本実施形態においてUSBメモリ15が装着された際の表示画面を示す模式図である。
本実施形態に係る医用機器1は、USBメモリ15が装着されたUSBポート110に対応するデバイス表示アイコン18の識別表示とともに、装着されたUSBメモリ15の残容量を表示する。
例えば、デバイス表示アイコン18a,18c,18dは、USBメモリ15の装着に対応して識別表示されているが、このデバイス表示アイコン18aに対して残容量が「45%」であることを示す残容量情報26aを付加し、このデバイス表示アイコン18cに対して残容量が「55%」であることを示す残容量情報26cを付加し、このデバイス表示アイコン18dに対して残容量が「20%」であることを示す残容量情報26cを付加して表示させる(以下、特に区別しないときは単に「残容量情報26」という)。残容量情報26は、USBメモリ15に存在する記憶可能なスペースの全体に対する割合を示す数値とデバイス表示アイコン18dをグラフ状に変形させた図形である。尚、数値情報としては実際の残容量(/KB)を表示してもよい。
図11は、本実施形態に係る医用機器1の機能ブロック図である。
本実施形態に係る医用機器1は、可搬記憶媒体管理部21に残容量取得部27をさらに備える。残容量取得部27は、主に演算制御部11aとUSB制御部11eとから構成される。この残容量取得部27は、USBメモリ15から残容量情報26を取得する。デバイス表示部22は、デバイス表示アイコン18の表示とともに、残容量取得部27が取得した残容量情報26をモニタ12に表示させる。
図12は、本実施形態に係る医用機器1にUSBメモリ15が装着された場合の動作を示すフローチャートである。尚、図12においてS01〜S04までは、第1の実施形態に係る医用機器1と同一の為、その詳細な説明を省略する。
まず、デバイス表示部22により、デバイス表示アイコン18を表示させた状態で(S01)、デバイス検出部20が、USBポート110にデバイスが装着されたことを検出し(S02,Yes)、かつそのデバイスがUSBメモリ15であり(S03,Yes)、USBメモリ15が装着されたパターンのデバイス表示アイコン18に変更して表示させる(S04)。この後、若しくはこのデバイス表示アイコン18の表示前に残容量取得部27は、装着されたUSBメモリ15から残容量情報26を取得する(S05)。
残容量情報26を取得すると、デバイス表示部22は、残容量情報26を取得したUSBメモリ15に対応するデバイス表示アイコン18に付加して残容量情報26を表示する(S06)。
これにより、装着されたUSBメモリ15の残容量をただちに視認できるため、残容量を超えるデータを記憶させようとして失敗することを防ぐことができ、診療効率の向上を図ることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る医用機器は、第1及び2の実施形態の変形例であり、ランプ表示によって可搬記憶媒体を識別するとともに、可搬記憶媒体の残容量をランプによって識別する。
図13は、本実施形態に係る医用機器1の外観を示す図である。
本実施形態に係る医用機器1は、ワークステーション11の筐体表面にデバイス表示ランプたるLEDランプ112a,112b,・・・(以下、特に区別しないときは単に「LEDランプ112」という)を備えている。LEDランプ112aは、USBポート110aに対応するランプであり、LEDランプ112bは、USBポート110bに対応するランプであり、LEDランプ112cは、USBポート110cに対応するランプであり、LEDランプ112dは、USBポート110dに対応するランプであり、LEDランプ112eは、USBポート110eに対応するランプである。
この医用機器1では、USBポート110にUSBメモリ15が装着されると、装着されたUSBポート110に対応するLEDランプ112が点灯する。LEDランプ112の点灯は、USBメモリ15が装着されたことを示す識別表示となる。また、挿入されたUSBメモリ15内の残容量情報26を取得し、その残容量情報26をLEDランプ112の点灯輝度に反映させる。
例えば、USBポート110aに残容量情報26が「45%」を示すUSBメモリ15aが挿入され、USBポート110cに残容量情報26が「55%」を示すUSBメモリ15cが挿入され、USBポート110dに残容量情報26が「20%」を示すUSBメモリ15dが挿入されると、LRDランプ112c、LEDランプ112a、LEDランプ112dの順に明るく点灯する。
図14は、本実施形態に係る医用機器1の内部構成を示すブロック図である。
この医用機器1は、バスにLEDコントローラ11fがさらに配され、LEDコントローラ11fにLEDランプ112が接続されている。LEDコントローラ11fは、LEDランプ112を各種の輝度で個別的に点灯させる。即ち、LEDコントローラ11fは、複数段階の電流のうちの一を選択的にLEDランプ112に流す。
外部記憶部11cには、残容量情報26を区分分けしたテーブルがプログラムの一部として予め記憶されている。例えば、残容量情報26が「100〜80%」の区分、残容量情報26が「79〜50%」の区分、残容量情報26が「49〜30%」の区分、残容量情報26が「29〜0%」の区分を明示した区分けテーブルが予め記憶されている。演算制御部11aは、残容量情報26を示すデータを読み込んでこの区分けに当てはめて区分けし、区分けに応じた輝度でLEDランプ112を点灯させる制御信号をLEDコントローラ11fに出力する。LEDコントローラ11fは、制御信号に応じた電流をLEDランプ112に流す。
演算制御部11aが出力する制御信号は、例えば、「100〜80%」の区分に対応する制御信号、「79〜50%」の区分に対応する制御信号、「49〜30%」の区分に対応する制御信号、「29〜0%」の区分に対応する制御信号の順に、高い電流値で電流を出力することを表している。
図15は、本実施形態に係る医用機器1にUSBメモリ15が装着された場合の動作を示すフローチャートである。
まず、デバイス検出部20が、USBポート110にデバイスが装着されたことを検出し(S21,Yes)、かつそのデバイスがUSBメモリ15であると(S22,Yes)、残容量取得部27は、装着されたUSBメモリ15から残容量情報26を取得する(S23)。
残容量情報26を取得すると、デバイス表示部22は、予め記憶されている区分けテーブルを読み出し(S24)、残容量情報26が属する区分を区分けテーブルを参照して取得する(S25)。残容量情報26が属する区分を取得すると、デバイス表示部22は、その区分に対応する制御信号をLEDコントローラ11fに出力する(S26)。
このように、LEDランプ112を医用機器1に備えるようにして、USBメモリ15が装着されているUSBポート110やUSBメモリ15の残量情報26を識別表示することもできる。
尚、本実施形態に係る医用機器1では、LEDランプ112の輝度によって残容量情報26を識別表示するようにしたが、これ以外にもLEDランプ112を点滅させ、その点灯間隔によって残容量情報26を識別表示してもよい。LEDコントローラ11fには、それぞれパルス間隔の異なる複数のパルスシーケンスを記憶し、このパルスシーケンスを制御信号に応じて選択的に読み出して、読み出したパルスシーケンスに従って電流を流す。例えば、残容量26が少なければすくないほど点灯間隔の短いパルスシーケンスに従って電流を流す。
(第4の実施形態)
第4の実施形態に係る医用機器1は、表示された医療情報16をドラッグ&ドロップ操作によりUSBメモリ15に記憶させる。
図16は、本実施形態に係る医用機器1の機能ブロック図である。
医用機器1は、レポート作成装置や画像表示装置の場合には医療現場のネットワークに接続されて医療情報サーバから医療情報16を取得して表示や修正等の情報処理を施す。また、医用機器1は、医用画像診断装置である場合には、医療情報サーバから検査データや電子カルテを取得し、医用画像を撮影して生成している。医用機器1は、これら医療情報16を一時的に蓄積する医療情報記憶部28を備える。医療情報記憶部28は、主に主記憶部11bや外部記憶部11cで構成されている。医用機器1は、医療情報記憶部28に記憶されている医療情報16をモニタ12に表示する。
本実施形態に係る医用機器1は、可搬記憶媒体管理部21にさらにデバイス記憶制御部29を備える。デバイス記憶制御部29は、主に演算制御部11aとUSB制御部11eで構成される。このデバイス記憶制御部29は、モニタ12に表示された医療情報16の内容を示す表示画像がドラッグ操作され、デバイス表示アイコン18にドロップ操作されると、表示されている医療情報16の電子ファイルをドロップ操作されたデバイス表示アイコン18に対応するUSBポート110に装着されているUSBメモリ15に記憶させる。デバイス記憶制御部29は、表示されている医療情報16を医療情報記憶部28から読み出してコピーし、USBメモリ15に記憶させる。表示されている医療情報16の内容が医用機器1で修正されていると、読み出したコピーに修正を反映させた上でUSBメモリ15に記憶させる。
図17は、本実施形態に係る医用機器1において医療情報16が表示体アイコンにドラッグ&ドロップ操作された場合の動作を示すフローチャートである。
まず、オペレータにより、医療情報16の内容を表示した表示画像に対してドラッグ操作を行い(S31)、USBメモリ15の装着を示す識別表示がなされているデバイス表示アイコン18にドロップ操作がなされる(S32)。
この表示画像に対するドラッグ&ドロップが行われると、デバイス記憶制御部29は、ドラッグされた表示画像に対応する医療情報16の電子ファイルを医療情報記憶部28から読み出し(S33)、ドロップ操作されたデバイス表示アイコン18に対応するUSBポート110に装着されたUSBメモリ15に、読み出した医療情報16の電子ファイルを記憶させる(S34)。
このように、本実施形態に係る医用機器1では、デバイス表示アイコン18によりUSBメモリ15の装着の有無を識別できるとともに、表示画像のデバイス表示アイコン18へのドラッグ&ドロップにより表示されている医療情報16の電子ファイルをUSBメモリ15にコピーすることができ、USBメモリ15に対する統一的な操作を実現することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態に係る医用機器1は、USBメモリ15に記憶されている医療情報16へのアクセスに対して権限判断を行う。
図18は、USBメモリ15に記憶されている医療情報16へのアクセスに対する一態様を示す表示画面を示す模式図である。
本実施形態の医用機器1では、オペレータがキーボード13やマウス14を用いてUSBメモリ15へアクセスする操作を行うと、ログインユーザのアクセス権限を判断する。アクセス権限の判断の結果、USBメモリ15に記憶されている医療情報16に対するアクセス権限を有していなければ、USBメモリ15の認識を解除する。そして、モニタ12に、アクセス権限がなくUSBメモリ15の認識を解除する旨のメッセージ30を表示する。アクセスには、USBメモリ15からの医療情報16の読み出しの他、USBメモリ15への医療情報16の記憶も含む。
図19は、本実施形態に係る医用機器1の機能ブロック図である。
本実施形態に係る医用機器1の可搬記憶媒体管理部21は、権限判断部31を有する。また、医用機器1は、ログインしたユーザを識別するログイン情報を記憶するログイン情報記憶部32を備えている。このログイン情報記憶部32は、主に主記憶部11bにより構成される。
権限判断部31は、主に演算制御部11aと外部記憶部11cを含み構成される。この権限判断部31は、ログインユーザのアクセス権限を判断する。権限判断部31は、予めログインユーザの権限テーブルを有している。権限テーブルは、ログインユーザとそのログインユーザがアクセスできる医用情報16の属性とを対にして記憶したテーブルである。医療情報16の属性は、例えば医療情報16を原始的に取得した医用画像診断装置の種類である。例えば、ログインユーザ「○田×男」に対して「超音波診断装置」等の医療情報16の属性が記憶されている。
権限判断部31は、USBメモリ15に記憶されているDICOMDIR150を参照して、USBメモリ15に記憶されている医療情報16の属性を取得する。そして、権限テーブルを参照して、取得した医療情報16の属性がログインユーザに対になって記憶されているか検索する。検索の結果、ログインユーザにアクセス権限があれば、アクセスを続行させ、アクセス権限がなければ、アクセスしようとしていたUSBメモリ15の認識を解除する。認識の解除とは、ドライブレターを割り振らないようにすることである。
図20は、本実施形態に係る権限判断の動作を示すフローチャートである。
まず、ログインユーザがキーボード13やマウス14を用いてUSBメモリ15へのアクセス操作を行うと(S31)、権限判断部31は、ログインユーザのアクセス権限を判断する(S32)。アクセス権限の判断では、USBメモリ15内からDICOMDIR150に記憶されている医療情報16の属性が、権限テーブルに記憶されているログインユーザに対して対になって記憶されているかを判断する。
権限判断の結果、ログインユーザがUSBメモリ15内の医療情報16に対してアクセス権限を有していれば(S33,Yes)、USBメモリ15へのアクセス処理を実行する(S34)。一方、権限判断の結果、ログインユーザがUSBメモリ15内の医療情報16に対してアクセス権限を有していなければ(S33,No)、アクセスしようとしたUSBメモリ15の認識を解除する(S35)。
アクセス権限を有しているとは、USBメモリ15内からDICOMDIR150に記憶されている医療情報16の属性が、権限テーブルに記憶されているログインユーザに対して対になって記憶されている場合である。アクセス権限を有していないとは、USBメモリ15内からDICOMDIR150に記憶されている医療情報16の属性が、権限テーブルに記憶されているログインユーザに対して対になって記憶されてない場合である。
このように、本実施形態に係る医用機器1では、デバイス表示アイコン18によりUSBメモリ15の装着の有無を識別できる一方で、個人情報の保護をも図ることができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態に係る医用機器1は、第5の実施形態の変形例であり、USBメモリ15が装着されている場合に、ログオンしようとする者の権限判断を行う。
図21は、USBメモリ15が装着されている状態で医用機器1にログインする際の一態様を示す表示画面を示す模式図である。
本実施形態の医用機器1では、USBメモリ15が装着されている状態で、オペレータがキーボード13やマウス14を用いて医用機器1へのログインを行う操作を行うと、ログインしようとする者のアクセス権限を判断する。アクセス権限の判断の結果、USBメモリ15に記憶されている医療情報16に対するアクセス権限を有していなければ、ログインを拒絶する。そして、モニタ12に、アクセス権限がなくログインできない旨のメッセージ33を表示する。
図22は、本実施形態に係る権限判断の動作を示すフローチャートである。
まず、ログインしようとする者がキーボード13やマウス14を用いてログイン操作を行うと(S41)、権限判断部31は、USBメモリ15が装着を検出する(S42)。
USBメモリ15が装着されていなければ(S42,No)、医用機器1は、ログイン処理を続行する(S43)。一方、USBメモリ15が装着されていれば(S42,Yes)、権限判断部31は、ログインしようとする者のアクセス権限を判断する(S44)。アクセス権限の判断では、USBメモリ15内からDICOMDIR150に記憶されている医療情報16の属性と、ログインしようとする者が入力したログイン情報とが、権限テーブルに対になって記憶されているかを判断する。
権限判断の結果、ログインしようとする者がUSBメモリ15内の医療情報16に対してアクセス権限を有していれば(S45,Yes)、ログイン処理を続行する(S43)。一方、権限判断の結果、ログインしようとする者がUSBメモリ15内の医療情報16に対してアクセス権限を有していなければ(S45,No)、ログインを拒絶し(S46)、処理を終了する。
このように、本実施形態に係る医用機器1では、デバイス表示アイコン18によりUSBメモリ15の装着の有無を識別できる一方で、個人情報の保護をも図ることができる。
以上の各実施形態では、USBメモリ15を装着する場合を例にとり、USBポート110やUSB制御部11eが配されている場合を説明したが、USBメモリ15に限定することなく、CDやMOやHDD等の各種の可搬記憶媒体やこれらの混在が装着される場合でも適用することができる。この場合、医用機器1は、CDやMOやHDD等の各種の可搬記憶媒体が装着されるポートを有し、これらの制御部を有する。
また、各実施形態で実行する可搬記憶媒体管理プログラムとOSとのどちらに、どのような機能を実現させるためのプログラムを含めるかは、本発明の作用効果を奏する範囲で適宜設計でき、例えばOSによってデバイス検出部20や残容量取得部27が機能するようにしてもよい。
医用機器の外観を示す図である。 医用機器の内部構成を示すブロック図である。 (a)は、医用機器にUSBメモリが装着されたUSBポートの状態を示す模式図であり、図3(b)は、医用機器にUSBメモリが装着された際の表示画面を示す模式図である。 デバイス表示アイコン上にマウスカーソルが移動した際の表示画面を示す模式図である。 第1の実施形態に係る医用機器の機能ブロック図である。 USBメモリに記憶されているDICOMDIRを示す模式図である。 患者識別情報の記憶態様を示す模式図である。 第1の実施形態に係る医用機器にUSBメモリが装着された場合の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る医用機器においてデバイス表示アイコンにマウスカーソルが移動された場合の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態においてUSBメモリが装着された際の表示画面を示す模式図である。 第2の実施形態に係る医用機器の機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る医用機器にUSBメモリが装着された場合の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る医用機器の外観を示す図である。 第3の実施形態に係る医用機器の内部構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る医用機器にUSBメモリが装着された場合の動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る医用機器の機能ブロック図である。 第4の実施形態に係る医用機器において医療情報が表示体アイコンにドラッグ&ドロップ操作された場合の動作を示すフローチャートである。 第5の実施形態においてUSBメモリに記憶されている医療情報へのアクセスに対する一態様を示す表示画面を示す模式図である。 第5の実施形態に係る医用機器の機能ブロック図である。 第5の実施形態に係る権限判断の動作を示すフローチャートである。 第6の実施形態においてUSBメモリが装着されている状態で医用機器にログインする際の一態様を示す表示画面を示す模式図である。 第6の実施形態に係る権限判断の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 医用機器
11 ワークステーション
11a 演算制御部
11b 主記憶部
11c 外部記憶部
11d I/Oインターフェース
11e USB制御部
11f LEDコントローラ
110 USBポート
112 LEDランプ
12 モニタ
13 キーボード
14 マウス
15 USBメモリ
16 医療情報
17 マウスカーソル
18 デバイス表示アイコン
19 患者識別情報
20 デバイス検出部
21 可搬記憶媒体管理部
22 デバイス表示部
23 患者識別情報取得部
24 患者識別情報記憶部
25 患者識別情報表示部
26 残容量情報
27 残容量取得部
28 医療情報記憶部
29 デバイス記憶制御部
31 権限判断部
32 ログイン情報記憶部

Claims (4)

  1. 患者識別情報を含む医療情報を記憶した可搬記憶媒体を読み込んで情報処理する医用機器であって、
    前記可搬記憶媒体の装着及び取り外しが可能な複数のポートと、
    前記各ポートへの前記可搬記憶媒体の装着又は取り外しを検出する検出手段と、
    前記各ポートに対応した複数のデバイス表示アイコンを表示する表示手段と、
    前記検出手段が前記可搬記憶媒体の装着を検出すると、装着されたポートに対応する前記デバイス表示アイコンを識別表示させる可搬記憶媒体管理手段と、
    を備え、
    前記可搬記憶媒体管理手段は、
    前記可搬記憶媒体に記憶されているDICOMDIRの情報に基づく患者識別情報と、装着されたポートを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記デバイス表示アイコン上にカーソルが移ると、このカーソルが移ったデバイス表示アイコンに対応するポートに対応付けられた患者識別情報を前記記憶手段から取得し、この患者識別情報をポップアップ表示させること、
    を特徴とする医用機器。
  2. ログイン者の閲覧権限を記憶する閲覧権限記憶手段をさらに備え、
    前記可搬記憶媒体管理手段は、この閲覧権限記憶手段に記憶されているログインする者の閲覧権限と可搬記憶媒体に記憶されている前記医療情報の属性とに基づき、ログインする者の閲覧権限を判断し、閲覧権限がなければ、ログインを拒絶すること、
    を特徴とする請求項1記載の医用機器。
  3. 患者識別情報を含む前記医療情報を記憶した可搬記憶媒体の装着及び取り外しが可能な複数のポートを有し、この各ポートへの前記可搬記憶媒体の装着又は取り外しを検出して、装着された可搬記憶媒体を読み込んで情報処理するコンピュータを、
    前記各ポートへの前記可搬記憶媒体の装着又は取り外しを検出する検出手段と、
    前記各ポートに対応した複数のデバイス表示アイコンを表示する表示手段と、
    前記可搬記憶媒体の装着が検出されると、装着されたポートに対応する前記デバイス表示アイコンを識別表示させる手段と、
    前記可搬記憶媒体に記憶されているDICOMDIRの情報に基づく患者識別情報と、装着されたポートを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記デバイス表示アイコン上にカーソルが移ると、このカーソルが移ったデバイス表示アイコンに対応するポートに対応付けられた患者識別情報を前記記憶手段から取得し、この患者識別情報をポップアップ表示させる可搬記憶媒体管理手段と、
    して機能させること、
    を特徴とする可搬記憶媒体管理プログラム。
  4. ログイン者の閲覧権限を記憶する閲覧権限記憶手段としてさらに機能させ、
    前記可搬記憶媒体管理手段は、ログインする者の閲覧権限と可搬記憶媒体に記憶されている前記医療情報の属性とに基づき、ログインする者の閲覧権限を判断し、閲覧権限がなければ、ログインを拒絶すること、
    を特徴とする請求項3記載の可搬記憶媒体管理プログラム。
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