JP4874222B2 - 赤外線音声伝送装置およびシステム - Google Patents
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Description
上記したRESによれば、2列目、3列目の後部座席専用に配置されたリアモニタ(以下、単に、モニタという)により、ナビゲーション画面の表示は勿論のこと、テレビ、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)等の様々なソースを、フロントに配置されたコンソールモニタとは独立して再生が可能である。
図1は、この発明の実施の形態1に係る赤外線音声伝送システムのシステム構成を示すブロック図である。
ここでは、赤外線音声伝送システムとして、2個のモニタ(モニタA(1)、モニタB(2))を含むRESが例示されている。
また、図1中、実線Aは音声信号を、点線Bは映像信号を、一点鎖線Cはチャンネル1の赤外線(以下、CH1 IR信号という)を、二点鎖線Dはチャンネル2の赤外線(以下、CH2 IR信号という)を、太点線EはCANバスを伝播する信号を、太実線Fは、ECU(電子制御ユニット)バスを伝播する信号を示す(但し、太実線Fは、図1には示されず、後述する図2−1以降に示されている)。
なお、上記したモニタA(1)と、ヘッドホンA(3)と、リモコンA(9)とは、2列目シートに着座した搭乗者によって使用され、モニタB(2)と、ヘッドホンB(4)と、リモコンB(10)とは、3列目シートに着座した搭乗者によって使用されるものとする。
なお、CH1 IR、CH2 IRともに、それぞれの左チャンネルと右チャンネルの信号を合成した信号であり、実際には、それぞれが、左用、右用の2種類の副搬送波の周波数から構成されている。ここでは、説明の便宜上、以降の説明において、左右両チャンネル信号を含め、それぞれCH1 IR、CH2 IRと表記する。
なお、モニタA(1)のCH1 IR、CH2 IRの副搬送波は、モニタB(2)のLED駆動回路にも供給され、CH1 IR、CH2 IRはともに、モニタA(1)、モニタB(2)の双方から出力される。
なお、モニタが単独で使用されているか、組み合わせて使用されているかの判定、およびこの判定結果に基づく上記の使い分けは、後述するECU(電子制御ユニット)から到来するモニタの装着状況を示す情報に基づく。詳細は後述する。
また、車両の2列目、3列目に、同一構成のモニタを使用して使い分けることにより、製品の品種増加や車両への誤装着を防ぐことができ、更に、当初モニタを1台だけ装着しておき、後日追加で1台拡張して装着するような場合にも製品の仕様を吟味する必要なく、同一製品を買い増して装着するだけで、特段の配慮を要することなく使用することのできる赤外線音声伝送システムを提供することができる。
図2−1に示す符号1は、図1同様、2列目シートに搭乗した搭乗者によって使用されるモニタAであり、図2−2で示す符号2は、3列目シートに搭乗した搭乗者によって使用されるモニタBである。特徴的には、両者は全く同一の内部構成を有する。但し、ここでは、説明の便宜上、モニタA(1)内の各構成要素にはサフックス“a”を、モニタB(2)内の各構成要素にはサフィックス“b”を付して区別して示している。
また、符号25a、25bは、CH2 IR用の副搬送波を生成し、音声信号でFM変調するCH2変調回路であり、符号27a、27bは、CH2 IRを送信するために発光するCH2 IR LED28a、28bのそれぞれを駆動するCH2 IR LED駆動回路である。
例えば、モニタA(1)において、装着位置検知端子45aはOPEN状態になっており、この場合、ECU44aは、モニタA(1)が2列目に装着されているものと認識する仕様になっている。ECU44aは、CH1音声切換回路39aに対し、CH1変調回路21aを選択するよう指示し、CH1変調回路21aの出力がCH1 IR駆動回路23aによりCH1 IR LED24aを駆動することによってモニタA(1)からCH1 IRが送信される。
また、符号44a、44bは、上記したECUであり、映像ソース選択回路11a、11b、12a、12b、13a、13b、ならびに音声入力ソース選択回路14a、14b、15a、15b、16a、16bの切替え制御の他に、モニタA(1)、モニタB(2)の動作を制御する。例えば、モニタB(2)において、ECU44bは、CH1音声切換回路39bに対してモニタA(1)のCH1出力バッファ41aからの信号を選択するように指示し、この出力が、CH1 IR駆動回路23bによりCH1 IR LED24bを駆動することによってモニタB(2)からCH1 IRが送信される。
なお、モニタB(2)のECU44bは、このとき同時にモニタB(2)が3列目に装着されているとの認識のもとで、モニタB(2)のLCD18bに映像を表示させるための映像ソース選択回路11bをモニタA(1)からの映像信号を受信する様に切替える。
また、音声入力ソース選択回路14aもDVDプレーヤ6を選択し、その音声信号から、CH1変調回路21aによりCH1 IR用に変調された副搬送波が生成され、CH1 IR LED駆動回路23aによりCH1 IR LED24aが駆動されてCH1 IRが送信される。
モニタB(2)の映像ソース選択回路11bはモニタA(1)からの信号を選択し、その映像信号が映像表示回路17bにおいて処理され、LCD18bに画像として表示される。同時に、モニタA(1)の音声入力ソース選択回路15aも外部入力端子7を選択し、その音声信号から、CH2変調回路25aによりCH2 IR用に変調された副搬送波が生成され、CH2 IR LED駆動回路27aにより、LED28aが駆動され、CH2 IRが送信される。
図3−1、図3−2は、この発明の実施の形態2に係る赤外線音声伝送装置の内部構成を示すブロック図であり、図3−1は、図1に示すモニタA(1)、図3−2は、図1に示すモニタB(2)の内部構成を示す。
この実施の形態2において、図2−1、図2−2に示す実施の形態1との差異は、実施の形態1では、モニタA(1)からの変調済みの副搬送波を電気信号として有線でモニタB(2)へ伝送する例を示したが、ここでは、他のモニタから出力される変調済みの副搬送波もIRで受信する構成としたことにある。
上記構成において、モニタA(1)から出力されるCH1 IR、CH2 IRを、モニタB(2)のIR受信回路50bで直接受信することにより電気信号に変換し、IR増幅回路51bで増幅し、CH1 BPF回路48bとCH2 BPF回路49bで、CH1とCH2を分離し、ここで分離された音声信号のそれぞれを、CH1音声切替え回路39b、CH2音声切替え回路40bに供給する。したがって、この、CH1音声切替え回路39b、CH2音声切替え回路40bを、ECUバス経由で到来するモニタB(2)の装着状態を示す信号で切替えることにより、CH1 IR LED24b、あるいはCH2 IR LED28bを駆動することができる。
図4−1、図4−2は、この発明の実施の形態3に係る赤外線音声伝送装置の内部構成を示すブロック図であり、図4−1は、図1に示す実施の形態1に係る赤外線音声伝送システムのモニタA(1)、図4−2は、モニタB(2)の内部構成を示す。
この実施の形態3において、図3−1、図3−2に示す実施の形態2に係る赤外線音声伝送装置との構成上の差異は、実施の形態2は、他のモニタから出力される音声用の変調済み副搬送波も赤外線で受信する構成としたが、ここでは、更に、映像信号についても映像用の副搬送波で変調し、映像信号についてもIRとして送信する構成としたことにある。
また、上記したこの発明の実施の形態1、2、3によれば、赤外線音声伝送装置およびシステムをRESに適用した場合のみ例示して説明したが、他に、LAN(Local Area Network)や音響サーバを用いて管理する家庭用音響機器等においても同様に応用が可能である。更に、赤外線に限らず、無線LANやブルートゥース等の近距離無線を用いて音声信号を伝送する全ての製品に応用が可能である。
Claims (4)
- 赤外線で音声信号を伝送する赤外線音声伝送装置であって、
内部で生成した音声信号により変調された副搬送波で赤外線を輝度変調して送信する第1の送信手段と、
他の赤外線音声伝送装置で生成された音声信号により変調された副搬送波を電気的に受信し、前記受信した副搬送波で赤外線を輝度変調して送信する第2の送信手段と、
前記内部で生成した変調済みの副搬送波と、前記他の赤外線音声伝送装置から送信される変調済みの副搬送波のいずれを有効にするかを、自身の装着状態にしたがい切替える切替え手段と、
を有することを特徴とする赤外線音声伝送装置。 - 前記第2の送信手段は、
前記他の赤外線音声伝送装置から出力される変調済みの副搬送波を赤外線で受信することを特徴とする請求項1記載の赤外線音声伝送装置。 - 内部で生成される副搬送波を映像信号で変調して赤外線で送信する第3の送信手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載の赤外線音声伝送装置。 - 赤外線で音声信号を伝送する、第1と第2の赤外線音声伝送装置からなる赤外線音声伝送システムであって、
前記第1と第2の赤外線音声伝送装置は、
内部で生成した音声信号により変調された副搬送波で赤外線を輝度変調して送信する第1の送信手段と、他の赤外線音声伝送装置で生成された音声信号により変調された副搬送波を電気的に受信し、前記受信した副搬送波で赤外線を輝度変調して送信する第2の送信手段と、前記内部で生成した変調済みの副搬送波と、前記他の赤外線音声伝送装置から送信される変調済みの副搬送波のいずれを有効にするかを自身の装着状態にしたがい切替える切替え手段と、を備え、
前記第1の赤外線音声伝送装置を単独で使用する場合、
前記切替え手段により有効とされる前記第1の送信手段により内部で生成される音声信号により変調された副搬送波で赤外線を輝度変調して送信し、
前記第1と第2の赤外線音声伝送装置を組み合わせて使用する場合、
前記切替え手段により有効とされる前記第1の赤外線音声伝送装置は、前記切替え手段により前記第1の送信手段を有効とし、内部で生成した音声信号により変調された副搬送波で赤外線を輝度変調して送信するとともに、前記第2の赤外線音声伝送装置に対し前記音声信号で変調された副搬送波を電気的に送信し、前記切替え手段により有効とされる前記第2の赤外線音声伝送装置は、前記電気的に伝送された副搬送波を受信し、前記受信した副搬送波で赤外線を輝度変調して送信することを特徴とする赤外線音声伝送システム。
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