JP4873882B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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本発明は、液晶表示装置、特に外光を反射させる機能を備えた反射型あるいは半透過型液晶表示装置に関する。
薄型化、小型化が可能で低消費電力の液晶表示装置は、現在様々な機器の表示器として採用されている。この液晶表示装置(以下、LCD)は、それぞれの対向面側に電極が形成された2枚の基板を、間に液晶を封入して貼り合わせた構成を備え、電極間に電圧信号を印加し、配向状態によって光学特性の変化する液晶の配向を制御して光源からの光の透過率を制御することで表示を行う。
ここで、基板の対向面側に形成されている電極間に直流電圧を印加し続けると、液晶分子の配向状態が固定される、つまり、いわゆる焼き付きの問題が発生することが知られており、従来より、液晶を駆動する電圧信号としては、基準電圧に対する極性が周期的に反転する交流電圧信号が採用されている。
この液晶駆動電圧信号の極性反転のタイミングは、マトリクス状に複数の画素が配列されている液晶表示装置において、1フレーム毎の反転、1垂直走査(1V)期間(または1フィールド期間)毎の反転、1水平走査(1H)期間毎の反転、1画素(1ドット)期間毎の反転が知られている。
本来的に表示品質、特に他の方式に比較して動画の表示品質の高いアクティブマトリクス型LCDは、その表示領域内にマトリクス状に複数の画素が配列されており、各画素は、それぞれ薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)のようなスイッチング素子、補助容量、画素電極と液晶層を挟んで対向する対向電極により構成される液晶容量を備えている。そして、対向電極(共通電極)側に印加する電圧信号(共通電圧信号)Vcomに対して、TFTに接続され画素毎に個別の画素電極に印加される表示電圧VPを、周期的に極性反転している。対向電極及び補助容量の両方の矯正を周期的に変化させることにより、液晶の劣化を防止すると同時に、各データラインにデータ信号を出力するHドライバの電圧振幅を小さくし、Hドライバの低消費電力を実現していた。
しかし、1水平期間ごとに各データラインに与えるビデオ電圧信号極性を反転する水平反転対極AC駆動では、1水平期間ごとに、対向電極及び全補助容量ラインの電圧の極性を反転させるため、対向電極及び全補助容量ラインにおける容量性の負荷及びこれらによる消費電力は依然として大きかった。
そこで、本出願人は、特許文献1において、さらなる低消費電力化を実現するため、対向電極と補助容量とに電圧を与える配線を分け、容量性の負荷の大きい対向電極(Vcom)の電圧を一定にし、全補助容量ラインの電圧の極性を反転させることにより、Hドライバの電流及び電圧を下げるという駆動方法(以下、「SC駆動」という。)を提案している。
ここで、液晶に印可する電圧の極性を周期的に反転させる反転駆動方式には、大きく分けて「ライン反転駆動」と「ドット反転駆動」の2種類がある。縦または横方向1ラインごとに極性を反転するライン反転駆動の場合、データ信号と共にVcomを反転させることで、ビデオ電圧の電圧振幅をドット反転駆動の2分の1に抑えている。しかしながら、正極ラインと負極ラインのわずかな輝度差などからちらつき(フリッカー)が目立ちやすく、また横もしくは縦方向にプラスかマイナスが並ぶことになり、反転周波数(1フレーム毎に反転させる場合はフレームレート)を下げた場合に横もしくは縦線がフリッカーとして現れやすい。したがって、ライン反転駆動は、フレームレートを高くしなければならない。一方、上下左右隣り合う画素全てに逆の極性が印加されるドット反転駆動の場合、Vcom(対向電極)を一定にし、ビデオ電圧としてVcomを基準としてそれぞれプラス/マイナスに極性を反転した電圧をかける。したがって、画素が集積された表示装置としては、正負の極が均一に混ざるため低フレームでもちらつきが目立ちにくいが大きな電圧の振幅が必要である。液晶の消費電力は、駆動周波数と電圧の振幅で決まるため、いずれの方式も低消費電力化が困難であった。
そこで、ドット反転駆動方式において、画素ごとに設けられたデータ信号電圧を保持する補助容量を利用して駆動に必要な電圧の振幅を低く押さえて、大幅な低消費電力化を実現させる方法が提案された(例えば、特許文献2参照)。この駆動方法は、画素電極および補助容量にデータ信号電圧を書き込んだ後、補助容量の一方の電極電圧を変化させることにより、画素電圧を高電位側又は、低電位側にシフトさせ、このシフトさせた後の画素電圧が従来のドット反転駆動のデータ信号電圧に相当させることとするものである。この電圧シフト動作により表示制御に必要な所望の電圧を画素に印加することができる。この結果、フレームレートを落としてもフリッカーノイズに強いドット反転駆動において、駆動する電圧の振幅を低く押さえることが可能となり、大幅な低消費電力化が実現できた。
特開2000−81606号公報 特開2003−150127号公報
しかしながら、特許文献2に記載されるドット反転駆動を行う透過型液晶表示装置において、補助容量の隣接列ごとに異なる極性の電圧を印加させるために列方向の1ラインに2本の補助容量ラインが必要である。補助容量ラインは光を透過しない金属により形成されるため、画素領域内の2本の補助容量ラインは、画素の開口率を低下させるものとなっている。
さらに、特許文献2に記載される透過型液晶表示装置において、補助容量電極は、一画素領域内に形成されるため、必要な容量を確保するために、補助容量ラインの幅を太くして、電極面積を稼ぐ必要があった。このため、画素の開口率が低くなっている。
本発明は、複数の画素がマトリクス配置され、前記各画素毎にその画素における液晶に対する印加電圧を制御するアクティブマトリクス型液晶表示装置であって、行方向に複数延在し、ゲート電圧が印加されるゲートラインと、列方向に複数延在し、データ信号が印加されるデータラインと、前記ゲートラインと前記データラインとの交点に対応して各画素毎に配置されるスイッチング素子と、各画素毎に設けられ、前記スイッチング素子に接続される画素電極と、前記画素の各行に対してそれぞれ設けられる第1および第2の補助容量ラインと、前記補助容量ラインに対し補助容量電極を絶縁膜を介し重畳することで形成される補助容量と、を有し、前記補助容量電極は、行方向に隣接する隣の画素の領域にまで延びており、隣の画素の領域の一部を利用して補助容量を形成することを特徴とする。
また、前記補助容量電極は、行方向に隣接する両側の画素の領域にまで延びており、両隣の画素の領域の一部を利用して補助容量を形成することが好適である。
また、前記画素電極が設けられている領域において、液晶層を通過してくる光を反射する反射層を備えることが好適である。
また、前記反射層は、各画素の液晶層を光が通過してくる部分の一部のみに設けられており、前記反射層が設けられていない部分においては液晶層を通過してきた光はそのまま透過することが好適である。
また、前記第1及び第2の補助容量ラインは、前記各画素において前記反射層の形成領域内であって液晶層が位置する側に対し反対の側を通過するように配置されることが好適である。
本発明によれば、補助容量電極が、行方向に隣接する画素の形成領域まで延びているので、必要かつ十分な補助容量をレイアウト効率よく得ることができる。また、画素領域内の2本の補助容量ラインが画素領域の開口の妨げとならないので、高い開口率を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
[液晶表示装置の構成]
まず、最初に構成の概要および補助容量ライン(以下、SCラインという)の配置について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るLCDである半透過型LCD10の構成の概略を示す図であり、図2は、LCD10の数画素分の等価回路図である。
図1に示すように、本実施形態に係るLCD10は、ドライバ内蔵のアクティブマトリクス型LCDであり、このLCD10は、同一基板上にHドライバ12と、Vドライバ14と、補助容量ドライバ(SCドライバ)16と、表示を行う表示領域20とを有する。Hドライバ12は、ビデオ信号ラインからの各画素毎のデータ信号を各列毎に配置された垂直方向(垂直走査方向)に伸びるデータラインへ順次供給する。Vドライバ14は、表示領域20の各画素に水平方向(水平走査方向)に複数延びたゲートライン(GL)を介して表示領域20の画素18を順次選択するための選択信号を順次出力する。SCドライバ16は、表示領域20の各画素に水平方向に複数延びた補助容量ラインSC1及び第2の補助容量ラインSC2を介して補助容量に電圧を印加する。
表示領域20には、複数の画素18がマトリクス配置される。各画素18には、Hドライバ12からの配線パターンであるデータライン(DL)と、Vドライバ14からの配線パターンであるゲートライン(GL)と、SCドライバからの配線パターンである第1の補助容量ラインSC1及び第2の補助容量ラインSC2と、が配線される。GLとSC1およびSC2とは水平方向に並列して配置される。
図2に示すように、画素18は、スイッチング素子としてダブルゲート構成のTFT30が設けられる。すなわち、TFT30は図示のように、2つのTFTが直列接続されゲート電極が共通化されている。このTFT30は、ゲート電極がGLに接続され、ドレイン(または、ソース)がDLに接続され、ソース(またはドレイン)が液晶容量CLCの一方の電極(画素毎に個別に設けられる画素電極)および補助容量CSCの一方の電極(補助容量電極)に接続される。液晶容量CLCの他方の電極は全画素共通の共通電極に接続され、この共通電極には、共通電圧信号(Vcom)が供給され、電圧がVcomに維持され、この画素電極と共通電極間に液晶層が挟持され、液晶容量CLCが形成されている。そして、補助容量CLCの他方の電極は、補助容量ラインSC1またはSC2のいずれか一方の一部として形成されている。また、補助容量CLCの他方の電極は、1つおきに補助容量ラインSC1またはSC2に接続されるため、隣接する画素においては使用される補助容量ラインが異なっている。
図3は、本実施形態に係る半透過型LCD10の第1基板側(画素電極やTFT30が形成される基板)の概略平面図であり、図4、図5、および図6は、それぞれ図3のA−A線、B−B線、およびC−C線に沿った位置におけるLCD10の概略断面図である。
図3に示すように、ゲートラインGL24が水平方向に配置され、データラインDL22が垂直方向に配置されている。GL24とDL22との交差点付近にスイッチング素子であるTFT30が配置される。このTFT30は、ドレインがDL22に接続される能動層を有し、この能動層は一旦データラインDLと平行に伸びてGL24の厚み方向の下方を通過し、その後Uターンしてもう一度GL24の下方を通過している。従って、GL24の下方に能動層が存在する部分がTFT30のゲート電極30g、能動層のDL22に接続する部分がドレイン領域30d、能動層の他端側がソース領域30sとなる。
このソース領域30sには、コンタクトを介しソース電極52が接続されており、このソース電極52は、ソース領域30sの上方に当たる部分を真ん中として、ここから2方向に伸びる逆L字型になっている。ソース電極52の逆Lの一端は、コンタクトを介し補助容量電極32が接続されている。この補助容量電極32はTFT30に利用される半導体の能動層と同一プロセスで形成された半導体層で形成される。従って、TFT30の半導体能動層をそのまま延長して補助容量電極32を形成することもできる。しかし、この例では、補助容量電極32をTFT30の能動層とは切り離して形成し、ソース電極52によって接続する構成としている。また、補助容量電極32は、補助容量ラインSC1またはSC2の下方に広がっており、補助容量電極32と補助容量ラインによりゲート絶縁膜を挟んで補助容量CLCを形成している。
一方、ソース電極52の逆Lの他端は、コンタクトを介し、上方の画素電極28に接続されている。この画素電極(第1電極)28は、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電材料により形成される。そして、この例では、TFT30およびソース電極52が存在する部分を中央として、両側に伸びる細長の長方形状になっている。
また、第1の補助容量ライン(SC1)26aと第2の補助容量ライン(SC2)26bとは、GL24を挟むように並設されている。すなわち、3本のラインが水平方向に平行に伸びている。1つの画素内では、補助容量ライン26aまたは26bのいずれか一方のみの下方に補助容量電極32が形成されて補助容量CSCが形成され、補助容量CSCの電極となる補助容量ライン26は、幅が拡大され、補助容量CSCの容量を確保している。
ここで、逆L字型のソース電極52の一部が突出部が形成され、ゲートラインGL24に至っている。すなわち、この突出部は、ゲートラインGL24に層間絶縁膜を介し位置する。ノーマリブラックの液晶パネルにおいて、TFT30が異常により、常時オンになってしまうと、その画素が輝点になってしまう。本実施形態では、前記突出部にレーザを照射することで、ソース電極52をゲートラインGL24と短絡することができ、画素を暗点化することができる。
さらに、長方形の画素の周辺部であって、2つのSCライン26a、16bの外側に当たる部分には、遮光パターン34が形成されている。すなわち、2つのSCライン26a、26bで挟まれる領域およびSCライン26a、26bと遮光パターン34の間の領域については、データラインDL22の幅を広げることによって、遮光している。従って、長方形の画素、すなわち画素電極28の周辺部分は、遮光パターン34、データライン22またはSCライン26a、26bのいずれかによって覆われており、画素周辺が全体として遮光されている。これによって、表示が画素毎に行われ、きれいな表示ができる。
図4に示すように、TFT30は、第1基板40側に形成され、このTFT30に画素毎に設けられた画素電極(第1電極)28が接続される。
第1及び第2基板40,70には、ガラスなどの透明基板が用いられ、第1基板40と対向する第2基板70側には、カラー表示液晶装置の場合にはカラーフィルタ68が画素電極28に対応して形成され、このカラーフィルタ68上(液晶側)に透明導電材料からなる第2電極である対向電極66が形成される。対向電極66の透明導電材料としては、IZO(Indium Zinc Oxide)やITOなどが採用される。なお、この対向電極66は各画素に共通する共通電極として形成されている。また、この対向電極66の上には、ポリイミドなどからなる第2配向膜64が形成されている。
第1基板40上には、ポリシリコンからなる能動層42が所定の領域に形成される。この例は、TFT30は、ダブルゲート構成であり、能動層42の一端がドレイン領域42d、その隣がチャネル領域42c、その隣がソースおよびゲート領域、その隣がチャネル領域42c、そして他端がソース領域42sとなっている。能動層42上には、ゲート絶縁膜44が形成され、そのゲート絶縁膜44上のチャネル領域42cの上方位置にゲートラインGL46が位置する。ゲートライン44を覆って層間絶縁膜48が形成され、その上面にデータラインDLとなる金属層50が形成され、またソース電極52が形成される。金属層50はコンタクトを介しTFT30のドレイン領域42dに接続され、ソース電極52は、コンタクトを介しソース領域42sに接続される。
また、図5に示すように、ソース電極52は、コンタクトを介し、能動層42と同一プロセスで形成される多結晶シリコン薄膜43にも接続される。この多結晶シリコン薄膜43は、補助容量CSCの容量電極32を形成する。すなわち、多結晶シリコン薄膜43とSCライン26となる第1金属層46がゲート絶縁膜44を介し対向する部分が補助容量CSCとなる。
また、ソース電極52の上の平坦化絶縁膜54にコンタクトホールが形成され、ここに形成された接続用金属層55により、平坦化絶縁膜54上に形成された画素電極28が接続されている。また、画素電極28と平坦化絶縁膜54との間の所定部分には、反射層56が形成されている。図3〜5からわかるように、この反射膜56は、TFT30や、容量ラインSCL46等が配置される画素の中央部分を横断するように形成されている。従って、配線などによって光が透過しない部分を反射領域とすることで、透過領域の面積を確保しつつ、反射領域を確保することができる。
さらに、図6には、補助容量CLCの部分が示されている。このように、容量電極を形成する多結晶シリコン薄膜43は、補助容量ラインSCLを形成する金属層46の下方において隣接する画素内にまで至っており、これらの層間にはゲート絶縁膜44が介在されている。従って、補助容量CLCは、その一部が隣接する画素内に存在する。補助容量ラインSCLが存在する部分は光が透過しないため、ここに補助容量を形成しても透過領域の面積には影響しない。また、本実施形態では、2本の補助容量ラインSCLが存在し、隣接する画素同士は利用する補助容量ラインSCLが異なる。従って、隣接する画素内に補助容量の一部を形成することが好適である。
なお、ゲートラインGL24およびSCライン26となる第1金属層46は、第1基板40上のゲート絶縁膜44の直上に同一プロセス形成され、その上にこれらを覆うようにSiNx等からなる層間絶縁膜48が形成される。また、Al、Mo等からなりデータラインDL22となる第2金属層50は、ソース電極52等と同一プロセスで形成される。すなわち、金属層形成後のエッチングおよびパターン化で一緒に形成される。さらにその上に形成される平坦化絶縁膜54は、アクリル樹脂などから形成される。
平坦化絶縁膜54の上に半透過LCDの反射領域を形成するために、第2基板側からの入射光を反射する反射層56が形成されている。反射層56は、Al、Ag、これらの合金、例えばAl−Nd合金から構成されている。
さらに、反射層56の上に画素電極28、第1配向膜60が順に形成され第1基板が構成され、この第1基板と、第2基板との間に液晶層62が挟まれる。
図7は、本実施形態に係るLCD10における反射層56の配置を示す平面図である。画素18のSC1とSC2とに挟まれる領域に反射層56が配置され、反射層56が配置される反射領域が反射型LCDとして機能し、反射層56が配置されない透過領域が透過型LCDとして機能する。
このような構成をとることにより、反射層56を備える反射領域では、第2基板70側から入射した光が反射層56で反射されて第2基板70側に戻るため、そのTFT30や、SCラインが存在しても問題ない。また、反射層56が設けられていない透過領域には、SCラインが無いため、画素領域の開口がSCラインにより妨げられることが無い。したがって、画素一行当たりSCラインを2本必要とするドット反転駆動を行うLCDにおいて、画素領域を効率的に利用して、実質的な開口率を高くすることができる。
ここで、本実施形態では、図3および図4に示すように、TFT30としては、トップゲート型を採用している。また、能動層42としてアモルファスシリコン(a−Si)をレーザアニールで多結晶化して得た多結晶シリコン(p−Si)を用いている。なお、TFT30は、トップゲート型p−Siに限定されるものではなく、ボトムゲート型でもよいし、能動層42にa−Siが採用することも可能である。
図4に示す、TFT30の能動層42のソース・ドレイン領域42s、42dにドープされる不純物は、n導電型、p導電型のいずれでもよいが、本実施形態ではリンなどのn導電型不純物をドープし、n−ch型のTFT30を採用している。そして不純物がドープされないチャネル領域42cが形成される。TFT30の能動層42のソース領域42sは、コンタクトを介してソース電極52に接続され、さらにソース電極52は、コンタクトを介してTFT30の能動層42と多結晶シリコン薄膜43よりなる補助容量電極32xに接続されている。
図3および図6に示すように、第1の補助容量32aは、ゲート絶縁膜44を挟んで対向する補助容量電極32xと第1の補助容量ライン26aから延びて形成された補助容量電極32yとで形成されている。第2の補助容量32bは、ゲート絶縁膜44を挟んで対向する上記の補助容量電極32xと、第2の補助容量ライン26bから延びて形成された補助容量電極32zとで形成されている。補助容量電極32xは、能動層42と同一プロセスで形成された多結晶シリコン薄膜をエッチング工程により、第1の補助容量ライン26aおよび第2の補助容量ライン26bに重畳する領域にパターン化して形成される。
図6に示すように、ゲート絶縁膜44は、能動層42を覆うように、例えばSiNx及びSiO2の積層構造又はいずれか一方より形成され、その上にCr、Ta、Mo等の第1金属層46をパターニングして補助容量ラインSCLが形成される。なお、ゲートラインGL24も補助容量ラインSCLと同一プロセスで形成される。また、遮光パターン34は、第1金属層46と同一プロセスで形成される(図5参照)。
また、図4に示すように、DL22となる第2金属層50およびソース電極52は、層間絶縁膜48に設けられたコンタクトにより上記能動層42に形成されたソース領域42s、ドレイン領域42dに接続されている。
また、TFT30及び層間絶縁膜48を覆うように平坦化のための平坦化絶縁膜54が1μm程度或いはそれ以上の厚さに形成されている。平坦化絶縁膜54は、例えばSOG(Spin On Grass)、BPSG(Boro−phospho−Silicate Glass)、アクリル樹脂等が用いられている。また、反射型領域において、平坦化絶縁膜54上に反射層56が設けられ、この反射層56および反射層56が設けられている反射領域と、反射層56が設けられていない透過領域を含む画素領域全体に画素電極28が形成される。画素電極28には、ITO等の透明導電膜が用いられる。なお、この画素電極28は、接続用金属層55により平坦化絶縁膜54に設けられたコンタクトを介してTFT30のソース電極52に接続されている。
画素電極28とTFT30のソース電極52とを接続する接続用金属層55に求められる条件は、
(i)IZOやITOなどからなる画素電極28との電気的接続がとれること、
(ii)TFT30のAlなどのソース電極52と電気的にコンタクトでき、ソース電極52が省略される場合には、半導体(ここでは多結晶シリコン)能動層と電気的接続できること、
(iii)画素ごとの個別形状に反射層56をパターニングする際に、この反射層56のエッチング液によって除去されないこと、
などである。このような接続用金属層55としては、Mo、Ti、Crなどの高融点金属材料を用いることが好適である。
なお、図5の構成では、平坦化絶縁膜54の各画素領域内の反射領域と透過領域の境界付近に透過領域側が薄くなるようにしてその表面に所望の角度の傾斜面が形成されている。従って、この平坦化絶縁膜54を覆って反射層56を積層することで、反射層56の表面に同様な傾斜が形成される。このような傾斜面を適切な角度、位置に形成すれば、各画素毎における反射光の向きを制御して射出することができる。もちろん、このような傾斜面は必ずしも存在しなくてもよい。
さらに、平坦化絶縁膜54を反射領域で十分に厚くして、反射領域における液晶層の厚さを薄くすることで、液晶層の光路長を反射領域と非反射領域とで合わせることができる。
上述のように反射層56はAl−Nd合金などの導電性材料によって構成されるが、この反射層56上に積層される画素電極28と、反射層56とは電気的に絶縁される。絶縁される理由は、Alなどからなる反射層56の表面が、画素電極28の材料としてIZOや、ITO等をスパッタリングによって成膜される際に、スパッタリング雰囲気に晒されることで、その表面で酸化反応が起き、自然酸化膜で覆われるためである。そこで、本実施形態では、反射層56の上に形成した透明導電層を画素電極28として用いて液晶層62に表示内容に応じた電圧を印加する。
また、図4から図6に示すように、画素電極28を覆うように第1基板40のほぼ全面には、液晶分子を垂直方向に配向させるための配向膜として、例えばポリイミド等を用いた第1垂直配向膜60が形成されている。
以上のような各素子が形成された第1基板側と液晶層62を挟んで対向配置される第2基板側は、第1基板と同様にガラス等から構成されており、図4から図6に示すように、第1基板40との対向側表面には、液晶分子を垂直方向に配向させるための配向膜として、例えばポリイミド等を用いた第2垂直配向膜64が形成されている。
第2垂直配向膜64の第2基板70側には、図4から図6に示すように、対向する画素電極28とで液晶を駆動するためのITOなどからなる第2電極である対向電極66が形成されている。また、対向電極66の第2基板70側には画素電極28と対応するようにRGBのカラーフィルタ68が所定の配列で形成されている。カラーフィルタ68の画素18間には隣接画素との光の干渉を避けるためブラックマトリクス72が設けられる。なお、図5に示すように、本実施形態では、遮光パターン34と、ブラックマトリクス72の両方を設けているが、通常はいずれか一方のみを設ける。
次に、上述した構成の機能について説明する。Hドライバ12には、互いに逆の極性を持つ第1のデータ信号電圧VDa及び第2のデータ信号電圧VDbが入力される。通常は、これらデータ信号電圧VDam、VDbは、ビデオ信号ラインにより供給され、またRGB毎に別の信号として供給される。
Hドライバ12は、入力されてくる水平クロック信号に応じて、データ信号電圧VDa、VDbを対応するデータラインDLに供給する。すなわち、ビデオ信号ラインには、各データラインDLがそれぞれスイッチを介し接続しており、Hドライバ12はこのスイッチを順次オンしてビデオ信号ラインに供給されているデータ信号電圧VDa、VDbを対応するデータラインDLに供給する。Vドライバ16は、GL24を順次選択して、ゲート信号GVを印加する。
なお、第1の補助容量ライン26aには、第1の補助容量電圧が供給され、第2の補助容量ライン26bには、第1の補助容量電圧とは逆の極性をもつ第2の補助容量電圧が供給される。
第1の補助容量32a及び第2の補助容量32bは、DL22からTFT30を介して供給されたデータ信号電圧VDによる電荷を1フレーム期間保持する。
対向電極66には、一定の電圧Vcomが印加され、画素電極28に印加されたデータ信号電圧VDの電圧差により液晶が駆動される。
なお、本実施形態では、できるだけ画像のムラやフリッカを小さくするために第1及び第2の補助容量ラインが、1つの画素電極を単位として、行方向において交互に補助容量電極を有する構成としている。しかし、本発明はこれに限定されることはなく、複数画素を単位として、利用する補助容量電極を交互に変更する構成としても構わない。例えば、RGBを表示する3つの画素を一つの単位として、この単位ごとに第1もしくは第2の補助容量ラインのいずれかを利用する構成としても構わない。
また、本実施形態において、ダブルゲート型のTFTを例示したが、本発明はこれに限定されず、ゲート電極は1つでも、3つ以上でも構わない。また、補助容量ラインをゲートラインと同じ層に形成していたが、補助容量ラインをゲートラインと別の層に形成してもよい。
また、本実施形態において、表示領域20の同一色の画素が垂直方向に直線的に並ぶストライプ配列するものとしたが、画素の配列はストライプ配列に限定されない。例えば、画素は図8に示すようにデルタ配列としても構わない。
図8に示す液晶表示装置において、多結晶シリコン薄膜43で構成される補助容量電極32xは、対応する液晶容量CLCが属する画素に隣接する両隣の画素領域まで延びている。この構成によれば、補助容量電極32xの幅が画素の幅に制限されることがない。補助容量CSCは、能動層42と重畳する補助容量電極32xの面積に比例するため、画素ピッチの極小化、SCライン幅の細化等により、当該画素内において補助容量電極32xの面積が所望の補助容量CSCを確保することができない場合においても、隣接画素領域にまで補助容量電極32xが延びることにより、所望の補助容量CSCを確保することができる。本構成が実現できるのは、行方向に隣接する画素間において、補助容量が、それぞれ異なる補助容量ライン26a、26bを交互に利用して構成されていることによる。したがって、補助容量電極32xの境界は、2つ隣の同じ補助容量ラインにより補助容量を構成する画素に属する補助容量電極32xと絶縁できる位置になる。すなわち、隣接する画素の中央から絶縁が確保できる幅だけ狭い領域をおけば両側の画素の補助容量電極をそこまで伸ばすことができる。なお、図8に液晶表示装置において、スイッチング素子であるTFT30を構成する多結晶シリコン薄膜は、TFT30の能動層と補助容量電極32xが一体に形成されている。すなわち、前の実施形態のように、ソース電極52を介し、TFT30のソース領域と、補助容量電極を接続するのではなく、ソース領域を形成する多結晶シリコン薄膜43がそのまま延長形成され補助容量電極となっている。
また、本実施形態に係る液晶表示装置10は、垂直配向型(Vatically Aligned;VA)であることが好適である。また、VA型を採用し、LCDの一層の視野角の拡大と表示品質の向上のため、電極不在部(窓)もしくは突起などを画素内に設けて液晶の配向を1画素内で分割することが好ましい。例えば図9に示すように、対向電極66にX字状の電極不在部を各画素電極28と対向する領域に配向制御窓80として形成する。電極不在部による配向制御窓80は、各画素の反射領域に1つ、2つの透過領域にそれぞれ1つづつ設けられ、各領域内において液晶の配向を分割している。
この電極不在部による配向分割は、画素電極28と対向電極66との間に電圧を印加し始めたときの弱電界の傾きを利用している。この弱電界下では、電極不在部からの電気力線は、電極不在部による配向制御窓80の端部、つまり、電極の端から電極不在部の中央に向かって広がるように斜めに傾く。そして、負の誘電率異方性を有する液晶の短軸が、この斜めの電気力線に沿うように配向していくので、液晶への印加電圧の上昇に追随して液晶分子が初期の垂直配向状態から倒れていく方角が斜め電界によって規定される。
また、対向電極66の上又は電極の下に突起部を形成した場合、これらを覆って形成される配向膜64には、突起に応じた傾斜が形成される。液晶は配向膜64の面に垂直に配向されるため、したがってここでは対向電極66側に設けられた突起を境に液晶の配向を分割できる。なお、以上では、電極不在構造を対向電極に設けるものとしたが、画素電極側に設けても良い。
[液晶表示装置の動作]
図10は、本実施形態に係る液晶表示装置10における各制御信号の関連を示すタイミングチャートであり、ゲート信号GV(GV1〜3)、第1の補助容量ラインSC1の電位Vsca、第2の補助容量ラインSC2の電位Vscbのタイミングを示している。
まず、1フレームの始めに垂直スタート信号STVにパルスが発生され、STVが所定時間だけ立ち上がる。垂直スタート信号STVの立ち下がりに応じて、各水平ラインにデータ信号電圧を供給するために、ゲート信号GV1,GV2、・・・が順番に1水平走査期間内においてHレベルになる。すなわち、最初に、ゲート信号GV1が立ち上がり、1行目のGL1にゲート信号GV1が供給される。従って、GL1に接続されたTFT30がオンになる。なお、水平スタート信号STHのパルスは、Hドライブ内の水平転送シフトレジスタに水平クロック信号CKHに従って順次転送される。
1行目のゲートラインGL1にゲート信号GV1が供給されている期間(Hレベルの期間)中に、水平クロック信号CKHが所定の周期で立ち上がり、立ち下がりを繰り返す。この周期は、画素毎のデータ信号電圧VDからなる映像信号のデータ信号電圧VDの切り替わりに同期しており、従ってSTHのHレベルを取り込んだレジスタによってスイッチがオンされ、そのデータラインDLに接続されている画素についてのデータ信号電圧VDが順次供給される。また、2本の容量ラインSCLは、GLがLレベルに立ち下がった後に、状態が互いに反転し、1フレームの期間その状態を維持する。すなわち、データ電圧を補助容量に書き込み、TFT30を閉じた後、容量ラインSCLの電圧がシフトする。従って、1つの画素としては、1フレームごとにシフト方向が反転する。なお、1つの画素におけるデータ電圧VDも1フレームごとに反転し、容量ラインSCLによる電圧シフトの方向は常に保持容量に保持された電圧がVcomから離れる方向に設定されている。
全てのDLにデータ信号電圧VDが印加されると、1行目のゲートラインGL1のゲート信号GV1はLowレベルとなり、これに接続されるTFT30はオフとなる。そして、順次ゲート信号GV2、ゲート信号GV3のパルスが立ち上がり、2行目のゲートラインGL2にはゲート信号GV2、3行目のゲートラインGL3にはゲート信号GV3がそれぞれ印加され、上記の動作を繰り返す。
そして、全てのゲートラインGLにゲート信号GVが順次供給されると、再び垂直スタート信号STVのパルスが立ち上がり、それに同期して1行目のゲートラインGL1にゲート信号GVが供給され、同様の動作を繰り返す。
図11は、本実施形態に係る液晶表示装置10の駆動方法を示す信号波形図であり、ゲートライン方向に隣り合う画素領域における1フレーム間の信号波形を示している。図11Aは、第1の補助容量32aの信号波形を示し、図11Bは、第2の補助容量32bの信号波形を示すこととする。
図11Aおよび図11Bには、1つの画素に印加されるゲート電圧VG、画素電圧VP、ソース電圧VS、データ信号電圧VD、補助容量電圧VSC、対向電極電圧Vcomが示されている。図11Aは、Vcomより高い電圧のデータ電圧VDを書き込む画素を示しており、図11BVcomより低い電圧のデータ電圧VDを書き込む画素を示している。
ゲート電圧VGは、1フレーム間に一度、1水平期間のON期間(TFT30のオン期間)がある。ゲート電圧VGのON期間において、GLに印加されるゲート電圧VGが高(以下、「High」という。)レベルになる。この期間中、TFT30がオンしてドレイン・ソース間が導通し、ソース電圧VSが、データラインDLに印加されているデータ信号電圧VDに追従して同じレベルになり、液晶容量CLC及び補助容量CSCの一方(CSCaまたはCSCbのいずれか一方)に印加される。ゲートのOFF期間になるとゲート電圧VGがLowレベルとなってTFT30がオフし、ソース電圧VSが決まるとともに、ゲート電圧VGの立ち下がりに伴ってΔVsだけレベルが降下し、ソース電極の電圧(=画素電極の電圧)はVPLとなる。なお、このΔVsは、ゲートライン電圧VGの変化量や寄生容量などによって決定される電圧である。
一方、対向電極電圧Vcomは一定の電圧で、予めソース電圧VSの降下分ΔVsだけ、データ信号電圧VDのセンターレベルVCよりも低下したレベルにある。
各補助容量ラインには、対応するゲートラインGLに印加されるゲート電圧VGの立ち下がり後に反転する補助容量電圧VSCが印加される。補助容量電圧VSCはVSCH及びVSCLという高低2つのレベル間で反転し、例えば、ソース電圧VSが対向電極電圧Vcomよりも高い正極性期間では、図11Aに示すように、ゲート電圧VGの立ち下がり後に、低いレベルVSCLから高いレベルVSCHに立ち上がる。したがって、ゲート電圧VGが立ち下がってソース電圧VSがいったん決まり得られた画素電圧VPは、補助容量CSCを介して補助容量電圧VSCの立ち上がりの影響を受けてΔVPだけ上昇する。このときの画素電圧VPが、ゲートのOFF期間中、保持される。
このように、補助容量電圧VSCの立ち上がりによって、この補助容量電圧の変化量に応じて画素電圧VPがシフトするが、液晶容量CLCと補助容量CSC間で電荷の再配分が生じ、画素電圧VPは、ΔVP=VPH−VPLだけ上昇する。
また、ソース電圧VSが対向電極電圧Vcomよりも低い負極期間では、図11Bに示すように、補助容量電圧VSCは正側から負側へ立ち下がるので、画素電圧VPは、ΔVPだけ降下する。
この結果、図11A、図11Bのいずれの場合においても、補助容量電圧VSCの変化によって、画素電圧VPの振幅(Vcomとの差)が大きくなり、液晶容量CLCに印加される電圧を大きくすることができる。つまり、補助容量電圧VSCを2つのレベルに反転させることによって、対向電極電圧Vcomを一定電圧としても、データ信号電圧VDの振幅を小さくすることができ、ドット反転駆動を低消費電力で行うことができる。なお、上述のように、行方向において隣接する画素において、2つの補助容量ラインSCLaまたはSCLbのうちの異なる補助容量ラインSCLに接続され、データラインDLに供給するデータ電圧VDも極性を反転しているので、ドット反転駆動が達成されている。なお、各画素において1フレームごとに供給するデータ電圧VDの極性および補助容量電圧VSCのHレベル、Lレベルが反転されるため、AC駆動が達成されている。
本発明の実施形態に係る半透過型液晶表示装置の構成の概略を示す図である。 図1の半透過型液晶表示装置の第1基板側の概略を示す平面図である。 図1の半透過型液晶表示装置の等価回路を示す図である。 図1のA−A線に沿った位置における半透過型液晶表示装置の概略断面構成を示す図である。 図1のB−B線に沿った位置における半透過型液晶表示装置の概略断面構成を示す図である。 図1のC−C線に沿った位置における半透過型液晶表示装置の概略断面構成を示す図である。 図1に示す半透過型液晶表示装置のにおける反射層56の配置を示す平面図である。 デルタ配列とした半透過型液晶表示装置の平面図である。 VA型の半透過型液晶表示装置の配向制御窓を示す図である。 本実施形態に係る液晶表示装置における各制御信号の関連を示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る液晶表示装置の駆動方法を示す信号波形図である。
符号の説明
10 液晶表示装置、12,14,16 ドライバ、18 画素、20 表示領域、22 データライン、24 ゲートライン、26 補助容量ライン、28 画素電極、30 TFT、32 補助容量、34 遮光パターン、40,70 基板、42 能動層、43 シリコン薄膜、44 ゲート絶縁膜、46 第1金属層、48 層間絶縁膜、50 第2金属層、52 ソース電極、52g 短絡処理領域、54 平坦化絶縁膜、55 接続用金属層、56 反射層、60,64 配向膜、 62 液晶層、66 対向電極、68 カラーフィルタ、72 ブラックマトリクス、80 配向制御窓。

Claims (5)

  1. 複数の画素がマトリクス配置され、前記各画素毎にその画素における液晶に対する印加電圧を制御するアクティブマトリクス型液晶表示装置であって、
    行方向に複数延在し、ゲート電圧が印加されるゲートラインと、
    列方向に複数延在し、データ信号が印加されるデータラインと、
    前記ゲートラインと前記データラインとの交点に対応して各画素毎に配置されるスイッチング素子と、
    各画素毎に設けられ、前記スイッチング素子に接続される画素電極と、
    前記画素の各行に対してそれぞれ設けられる第1および第2の補助容量ラインと、
    前記各画素毎に設けられた補助容量電極と、
    を有し、
    前記各画素は、画素周辺が遮光された周辺領域と、それ以外の内部領域からなり、
    一の前記画素における前記補助容量電極は、前記一の画素の内部領域において、前記第1および第2の補助容量ラインのいずれか一方の前記補助容量ラインと絶縁膜を介し重畳して補助容量を形成すると共に、行方向に隣接する隣の画素のうち一方のみの画素の内部領域にまで延びており、隣の画素の内部領域の一部を利用して補助容量を形成することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 複数の画素がマトリクス配置され、前記各画素毎にその画素における液晶に対する印加電圧を制御するアクティブマトリクス型液晶表示装置であって、
    行方向に複数延在し、ゲート電圧が印加されるゲートラインと、
    列方向に複数延在し、データ信号が印加されるデータラインと、
    前記ゲートラインと前記データラインとの交点に対応して各画素毎に配置されるスイッチング素子と、
    各画素毎に設けられ、前記スイッチング素子に接続される画素電極と、
    前記画素の各行に対してそれぞれ設けられる第1および第2の補助容量ラインと、
    前記各画素毎に設けられた補助容量電極と、
    を有し、
    前記各画素は、画素周辺が遮光された周辺領域と、それ以外の内部領域からなり、
    前記補助容量電極は、行方向において交互に前記第1又は第2補助容量ラインと絶縁膜を介し重畳して補助容量を形成すると共に、行方向に隣接する両側の画素の内部領域にまで延びており、両隣の画素の内部領域の一部を利用して補助容量を形成することを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の液晶表示装置において、
    前記画素電極が設けられている領域において、液晶層を通過してくる光を反射する反射層を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項3に記載の液晶表示装置において、
    前記反射層は、各画素の液晶層を光が通過してくる部分の一部のみに設けられており、前記反射層が設けられていない部分においては液晶層を通過してきた光はそのまま透過することを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項3または4に記載の液晶表示装置において、
    前記第1及び第2の補助容量ラインは、前記各画素において前記反射層の形成領域内であって液晶層が位置する側に対し反対の側を通過するように配置されることを特徴とする液晶表示装置。
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