JP4873696B2 - プリンタ間のマッチング精度を確認するための情報処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

プリンタ間のマッチング精度を確認するための情報処理装置、方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、複数のプリンタ間におけるカラー・マッチング精度を確認するための情報処理装置、プログラムおよび方法に関する。より詳細には、特定の印刷対象データに特化したカラー・マッチング精度を確認するための情報処理装置、方法およびプログラムに関する。
従来のプリンタ同士のカラー・マッチング方法には、両プリンタで、全色空間を網羅し、パッチ画像を印刷し、そのパッチをスキャナなどで読み込んで、両プリンタ間の印刷色を合わせるものがある(たとえば、特許文献1参照)。この場合のパッチ画像は、偏りがなく全色空間の代表選手となり、全色の中から1%を大きく下回る数の色のパッチ画像である。また、印刷したカラーパッチを測定してキャリブレーション・データを作成し、これとサーバー上にあるプロファイルを用いて、両プリンタ間の印刷色を合わせるものがある(たとえば、特許文献2参照)。この場合、離れた場所にあるプリンタ同士でカラー・マッチング処理を施し、該カラー・マッチング処理後の画像データをプリントすることになる。
また、カラー・マッチングが施された系における該カラー・マッチングの精度を確認する方法としては、一般的には、次の方法が採られる。たとえばカラー・マッチング後のそれぞれのプリンタで、パッチ画像を出力してCIE L*a*b*値を測定する。次に、それぞれの測定値の差から次式に示すΔE値を算出する。
Figure 0004873696
これは、2つの色の差の大きさ(色空間における距離)を求める式である。
特開平11−252392号公報 特開2005−094811号公報
しかしながら、前述のような従来のカラー・マッチング精度の確認方法では、一定の色再現範囲内における平均的な精度を確認することしかできないため、マッチング精度の悪い部分と良い部分が平均化された汎用的な精度しか判らない。
そのため、特定の印刷対象データ内で使用している色情報が、そのシステムにおいてマッチング精度の悪い部分を多く使用していた場合に、確認したマッチング精度ほどには色が合っていないという結果となる。たとえば、青色系と、輝度が少ない領域でマッチング精度が良く、青色系を除いた色の輝度の高い部分でマッチング精度が悪い場合と、これとは反対の場合であっても、共に同じマッチング精度となる場合がある。この場合、人物の顔がクローズアップされたポートレートのような画像を印刷する場合、前者よりも後者の方が顔の部分の色の再現が良いことになる。
また、全体としてのマッチング精度が悪くても、特定の印刷対象データを印刷する場合においては、所望のマッチング精度を満たしている場合もある。この場合、その特定の印刷対象データに限れば現状のシステムで十分なマッチング精度があるにも関わらず、確認したマッチング精度が所望の精度を満たしていないため、さらに高精度なデバイスを選択する必要があると判断することになる。また、このような場合は、余分なコストや時間をかける結果を引き起こすことになる。たとえば、前述のポートレートの場合、青色系を除いた色の輝度の高い部分でマッチング精度が良いが、青色系と輝度が少ない領域でマッチング精度が悪く、この部分がマッチング精度の低下を引き起こしている場合である。
また、上述したΔEの算出によるマッチングの評価も、目視可能な差異は、一般的に色相、彩度、および明暗度に対して一様ではない。たとえば、ΔEが同じであっても、同じ値をもたらす色相、彩度、および明暗度の貢献度によっても視覚上に差異をもたらすと言われている。
上記問題を考慮すると、実際の運用では両プリンタから印刷された印刷対象データを目視によって比較して最終確認することが必要となり、この場合、比較対象のプリンタが遠隔地にある場合には最終確認を行うことが困難になる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、カラー・マッチングされた複数のプリンタ間において、特定の印刷物のマッチング精度を確認することにある。さらに、実際の印刷物を並べて比較対照することなく、プリンタ間のマッチング精度を確認する情報を得るシステム、プログラムおよび方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、入力した印刷対象データを解析することで、前記入力した印刷対象データのうち一部の色からなるパッチ・データを作成するパッチ作成手段と、前記パッチ作成手段で作成されたパッチ・データを第1のプリンタにより印刷したパッチ画像を測色した色情報を入力する入力手段と、前記入力手段で入力した色情報とパッチ画像データを有する精度確認印刷用データファイルの該パッチ画像データを第2のプリンタにより印刷したパッチ画像から測色した色情報と、前記精度確認印刷用データファイルの前記入力手段で入力した色情報に基づいて、前記第1のプリンタと前記第2のプリンタ間のマッチング精度を判定する判定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置である。
また、本発明は、入力した印刷対象データを解析することで、前記入力した印刷対象データのうち一部の色からなるパッチ・データを作成するパッチ作成ステップと、前記パッチ作成ステップで作成されたパッチ・データを第1のプリンタにより印刷したパッチ画像を測色した色情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した色情報とパッチ画像データを有する精度確認印刷用データファイルの該パッチ画像データを第2のプリンタにより印刷したパッチ画像から測色した色情報と、前記精度確認印刷用データファイルの前記入力ステップで入力した色情報に基づいて、前記第1のプリンタと前記第2のプリンタ間のマッチング精度を判定する判定ステップとを備えることを特徴とする方法である。
また、本発明は、入力した印刷対象データを解析することで、前記入力した印刷対象データのうち一部の色からなるパッチ・データを作成することと、前記パッチ作成手段で作成されたパッチ・データを第1のプリンタにより印刷したパッチ画像を測色した色情報を入力することと、前記入力手段で入力した色情報とパッチ画像データを有する精度確認印刷用データファイルの該パッチ画像データを第2のプリンタにより印刷したパッチ画像から測色した色情報と、前記精度確認印刷用データファイルの前記入力手段で入力した色情報に基づいて、前記第1のプリンタと前記第2のプリンタ間のマッチング精度を判定することとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
以上のように、本発明によれば印刷対象データを解析してそのデータ中に含まれる色情報からマッチング精度確認用のパッチ・データを自動的に生成することで、印刷対象データに、特化したマッチング精度を確認することが可能になる。すなわち、印刷対象データに含まれる色(明暗度、色相、彩度)の範囲のみのマッチング精度を確認することができる。
さらには、印刷対象データに特化したパッチ・データとするので、印刷対象データによってはパッチの数を少なくすることが可能になる。すなわち、測色に要する時間を早くすることが可能になる。また、従来と同じ測色時間をかける場合は、従来のパッチの色空間距離を小さくしても、全色を対象としないので、少なくすることが可能にあり、マッチングの精度を厳密に検査することが可能になる。
また、印刷対象データに特化したパッチ・データとすることにより、マッチングの精度を厳密に検査することが可能になるので、印刷物を目視で確認する必要性を低減することができる。これにより、遠隔地にあるプリンタ同士の確認においても、印刷対象データに関して信頼性の高い確認を行うことができる。
また、マッチングの精度を厳密に検査することを可能とすることは、上述したΔEと視覚上の差異の問題を、減少させることにもつながることになる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明を実施することが可能なプリント・システムの基本構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態のプリント・システムは、基本的にパーソナル・コンピュータ(以下、単に「PC」ともいう)101に出力装置としてのプリンタ107、印刷されたパッチ・データの色を測定することができる測色機108が接続されて構成される。この接続には、色々な形式が考えられるが、PC101が、測色機108からデータを受け取ることができればどのような形態でも良く、LANなども含むことができる。また、リムーバルな記憶媒体を経由して、入力することも可能である。
しかしながら、測色機108は、後述する色見本番号を用いる確認方法であれば構成上必須ではない。
プリンタ107はUSBに代表されるようなローカル接続インターフェースの他にLANやWANといったネットワーク経由でPC101に接続されていてもよい。
PC101は、情報処理装置として、以下に示すようにプリンタ107および測色機108の制御に関して種々の処理を行うものである。記憶装置105は本実施例のシステム・プログラムやPC101上で作成された印刷対象データを記憶しているハードディスクやフラッシュROMに代表される記憶装置である。CPU103は記憶装置105に格納された、後述されるカラー・マッチング処理やマッチング精度確認処理等のプログラムに従って上記制御のための処理を実行し、作業メモリ104はその処理の際のワーク・エリアとして用いられる。データ入出力装置106はCDやMOに代表される可搬性のある記憶装置やLANカードに代表されるようなデータ通信機器で、後述する印刷対象データや精度確認用プリント・ジョブ・データを他のシステムから受け取る際のインターフェースとして使用される。このデータ入出力装置106は、測色機との接続に使用することができる。
ユーザー・インターフェースとなる操作部(以下、単に「UI」ともいう)102は、上記処理の実行に関して、オペレータによる入力やオペレータに対する表示に関する処理を行い、キーボードやマウス等の入力機器や表示器を含むものである。
このプリント・システムでは、通常、オペレータは種々のアプリケーションによって処理された文書、画像等の印刷対象データを出力させることができる。すなわち、PC101におけるプリント・アプリケーションにより上記処理された画像等について所定の画像処理を行い、印刷データとしてプリンタ107へ出力し印刷を行わせることができる。さらに本発明における特徴として、オペレータがUI102を操作してマッチング精度確認印刷処理を実行させ、この実行により印刷されたパッチ・データを、測色機108を用いて測色し、その結果を記憶装置105に格納する。
図2は、本発明のプリント・システムの全体構成例を示す図である。ここでプリンタAは精度確認の比較元になるプリンタを表し、プリンタBは比較対象のプリンタを表している。図2の(a)は、図1に示した基本構成のシステムが、システムAおよびBとして複数存在する構成である。システムAとシステムB間はネットワーク接続されていても、これらのシステムが互いにスタンドアロンで存在しても良い。図2の(b)は、PC1台にプリンタが2台接続されている構成を示しており、1台のPCで2台のプリンタAとプリンタBを制御している。これらのプリンタが互いに近くにある場合もあり、またWAN等によって遠隔地に置かれている場合もある。
図3は、本発明の実施形態における印刷処理の例を示すフローチャートである。
本実施例のプリント・システムの印刷モードは大きく分けて「通常印刷」と「精度確認」の2種類がある。「通常印刷」は入力された印刷対象データを単に印刷するだけの一般のプリント・システムでも実行できるモードであり、「精度確認」は本実施例の特徴であるプリンタの精度確認を行う際の印刷を行うモードである。「精度確認」はさらに比較元プリンタでの印刷である「ターゲット印刷」と比較対象プリンタでの印刷である「ソース印刷」の2種類がある。
図3は、たとえば、図2の(a)で示した構成で、それぞれのシステムで実行する場合のフローチャートを、同時に示している。したがって、図2の構成において、ふたつのプリンタの精度確認を実行する場合は、各システムで図3に示されたフローの一部を実行することになる。たとえば、一方で、後述するターゲット印刷を実行し、その後、他方でソース印刷を実行することになる。
まず、比較元でのターゲット印刷について説明し、次に、比較対象となるソース印刷について、説明する。
(ターゲット印刷)
この処理は、後述するソース印刷に先立って行われる必要がある。
ステップ301において、図4に示す後述の印刷モード設定画面で印刷モードと入力データを設定する。ターゲット印刷では、入力データは、印刷対象データである。すなわち、プリンタの精度確認をしようとする際に使用する特定のファイルで、印刷時に色を合わせたいと望むファイルのデータである。これらの設定はUI102によって設定され、記憶装置105にその内容が保存される。
ステップ302において、ステップ301で設定したデータの入力を記憶装置105またはデータ入出力装置106から行う。入力されるデータは画像データに代表される印刷対象データ(および、後述される精度確認印刷用データ)である。
ステップ303において、ステップ301で設定した印刷モードが「通常印刷」か「精度確認」か、を判定する。「通常印刷」の場合にはステップ308、「精度確認」の場合にはステップ304へ制御を移す。ターゲット印刷の場合は、「精度確認」と設定されていることになる。
ステップ304において、ステップ302で入力されたデータが、後述する精度確認印刷用データであれば前述の「ソース印刷」であると判断してステップ308に進む。しかし、そうでない場合、すなわち印刷対象データであることになり、したがって「ターゲット印刷」であり、この場合ステップ305へ制御を移す。精度確認印刷用データかどうかは、入力されたデータを走査し、図9に示す精度確認印刷用データのヘッダー部分にある識別情報が存在するか否かで判別する。
ステップ305において、印刷対象データで使用されている色情報の解析を行う。印刷対象データに含まれる色情報を全て抽出し、その色情報が印刷領域内にどれぐらいの占有率で使用されているかの統計データを作成し、記憶装置105に保存する。このとき、印刷対象データがラスタ・データならば色情報毎のピクセル数、ベクター・データもしくは文字データならばその面積を算出して統計データを作成する。
ステップ306において、図5に示す後述のパッチ・データ設定画面で精度確認用のパッチ・データを生成する際の条件を設定する。これらの設定はUI102によって設定され、記憶装置105にその内容が保存される。
ステップ307において、ステップ305で作成された統計データと306で設定されたパッチ生成条件から、図11に示す後述の精度確認用のパッチ・データを生成し、記憶装置105にその内容が保存される。この場合、使用する測色機があらかじめ指定可能な場合は、測色機を指定することにより、指定した測色機が許容可能な(パッチ間距離、印刷される用紙上の相対的位置等を含む)フォーマットでパッチを効率的に作成することができる。指定しない場合等においては、想定される測色機それぞれに許容される、あらかじめ設定されたフォーマットで、パッチが作成されることになる。
このステップ307では、後述するように、ステップ306で設定に基づいてステップ305で解析したデータからピックアップしたパッチ色、あるいはステップ306で設定したパッチ色を作成する。解析したデータからピックアップする場合、以下の方法を採ることができる。たとえば、ピクセル毎にL*a*b*値からなる3次元空間をそれぞれの軸で複数の領域にあらかじめ分割し、印刷対象データの色情報を有するピクセルの色がどの領域に相当するかをそれぞれのピクセルについて調べて、積算値を求める。積算値の多い領域順に、その領域の中心の色のパッチ色を設定する。このようにすることにより、上述した統計データを作成することができる。また、このような統計データから、パッチ色を決定することができ、また色情報に対して、特定のパッチがカバーする占有率も算出することができる。
ステップ308において、印刷対象データおよびパッチ・データの印刷が行われる。ステップ301で設定された印刷モードが「通常印刷」の場合には302で入力された印刷対象データをそのまま印刷する。ステップ301で設定された印刷モードが「精度確認」でかつ、ステップ304で「ターゲット印刷」と判断しているので、ステップ307で作成したパッチ画像を印刷する。またこのとき、ステップ301の設定で「パッチ印刷のみ」が設定されていない場合は印刷対象データも印刷し、「同一紙面内印刷」が設定されている場合にはパッチ画像と印刷対象データを1枚の用紙に併せて印刷する。
ステップ309において、図7に示す後述のパッチ測色設定画面で印刷されたパッチ画像の測色を行う。測色方法は大きく2種類あり、一つは測色機を使用した自動測定、もう一つは印刷業界などで一般的に利用されている色見本帳の番号(たとえば、パントン(Pantone)(登録商標)番号)を入力する方法である。測色機を使用する方法は測色機を指定して実行ボタンを押すことで自動的に測定を行い、色見本帳を使用する方法は、目視で印刷されたパッチに一番近いと思われる色見本の番号を順次入力していく。これらの設定はUI102によって設定され、記憶装置105にその内容が保存される。
ステップ310において、図8に示す後述の精度確認印刷用データ作成画面で精度確認印刷用データの作成を行う。図8で設定された情報に従って、比較対象のプリンタで「ソース印刷」を行うための図9に示す精度確認印刷用データが作成される。なお、データ作成の際にはパッチ・データのフォーマット形式と精度確認用パッチを作成するために使用した印刷対象データを含めるかどうかを指定することができる。印刷対象データを含めない場合には、図9に示す精度確認印刷用データのうち印刷対象データは付加されない。このとき、ステップ309で色見本番号を用いて測色を行ってCIE L*a*b*で記録する場合や、逆に測色機を用いて色見本番号で記録する場合は、それぞれの測色値から記録するフォーマットに値を変換して記録する。測色機による測定値から色見本番号へ変換する場合にはΔEが一番近い色見本番号に変換される。
(ソース印刷)
この処理は、上述したターゲット印刷処理が実行された後に行われる。ステップ301において、図4に示す後述の印刷モード設定画面で印刷モードと入力データを設定する。この場合、入力されるデータは、上述したステップ310で作成した精度確認用印刷データを指定することになる。この場合、入力されたデータを走査し、図9に示す精度確認印刷用データのヘッダー部分にある識別情報が存在することで、精度確認印刷用データと判別されることになる。この判別によって、精度確認モードに、またソース印刷モードに自動的に設定される。これらの設定は、記憶装置105にその内容が保存される。
ステップ302において、ステップ301で設定したデータの入力を記憶装置105またはデータ入出力装置106から行う。ステップ303において、ステップ301で設定した印刷モードが精度確認であるので、ステップ304へ制御を移す。ステップ304において、ステップ302で入力されたデータが精度確認印刷用データであるので、「ソース印刷」であり、したがってステップ308に進む。
ステップ308において、図9に示す後述の精度確認印刷用データ内に記録されているパッチ画像を印刷する。このときステップ301で設定した「パッチ印刷のみ」および「同一紙面内印刷」の制御は「ターゲット印刷」のときと同様である。
次に、ステップ309で、前述したように、上述のステップ308で印刷したパッチ画像の測色を行う。
ステップ311において、「ソース印刷」のパッチ測色値と、ステップ302で入力した精度確認印刷用データに含まれる「ターゲット印刷」時のパッチ測色値データから精度を算出し、精度判定結果を表示する。各パッチごとに上述したΔEを算出し、パッチ全体におけるΔEの分布状況によって査定する。
図10は、上述した精度判定結果を示す画面の例を示す図である。図10では、各パッチ毎のΔEの平均値・最大値および最小値が表示され、ΔEの平均値に従ったランクが判定結果として表示される。また、平均値に対する分散状況と占有率も同時に表示している。ランクの算出は各ランクの範囲を設定しておき、平均ΔEがxxからyyまではランクzzというように算出される。また、この図10とは別に、ΔEのヒストグラムを表示する画面や、またパッチ色毎にΔEを表示する画面を設けてもよい。後者の場合、印刷対象データの画面上(たとえば後述する図6のエリア601上にポイントを表す×印の隣)にΔEの数値を重畳した画面としてもよい。
(通常印刷)
ステップ301において、図4に示す後述の印刷モード設定画面で印刷モードと入力データを設定する。ここでは、通常印刷が設定されることになる。これらの設定はUI102によって設定され、記憶装置105にその内容が保存される。
ステップ302において、ステップ301で設定したデータの入力を記憶装置105またはデータ入出力装置106から行う。入力されるデータは、一般的な画像データに代表される印刷対象データであり、通常の印刷を行うデータである。
ステップ303において、ステップ301で設定した印刷モードが「通常印刷」なので、ステップ308に進む。ステップ308において、印刷対象データの印刷が行われる。ステップ301で設定された印刷モードが「通常印刷」であるので、ステップ302で入力された印刷対象データをそのまま印刷する。
(印刷モードの設定)
図4は、上述したステップ302における印刷処理の印刷モード設定画面(ウインドウ)の例を示す図である。この画面はオペレータがUI102によってシステムに印刷処理を指示した際に表示される。
符号401は、印刷に使用するプリンタを指定する入力フィールドである。通常、右端部の矢印ボタンを操作して選択する。符号402はデータの入力データを指定する入力フィールドである。入力データは、図1の記憶装置105およびデータ入出力装置106のからさらに前述の「ソース印刷」の場合には図2(a)のシステムAから選択することができる。符号403と404は、互いに排他的に選択できるようになっており、入力データとして、通常のデータを指定した場合、「通常印刷」か、あるいは「精度確認」か、を指定する。入力データとして、入力フィールド402で精度確認印刷用データを指定した場合は、そのヘッダー情報から精度確認印刷用データと判別されて、自動的に精度確認が設定される。符号405は「精度確認」時にパッチ画像のみを印刷するか、印刷対象データも同時に印刷するかを指定する。符号406は「精度確認」時に印刷対象データも印刷する場合に、同一紙面上に両データを印刷するか別々に印刷するかを指定する。
図4(a)はターゲット印刷時、あるいは入力データとして精度確認印刷用データを指定した場合のソース印刷時、の設定例を示している。また、図4(b)は通常印刷時、図4(c)は、たとえば、入力データとして精度確認印刷用データを指定した場合ソース印刷時の例を示している。
通常印刷時、符号405(パッチ印刷のみ)の設定は、図4(b)に示す通り、グレー(淡い色)で示され、「通常印刷」時には無効(選択不可)になる。また、符号406(同一紙面内印刷)の設定は、図4(c)に示す通り「通常印刷」時およびパッチ印刷のみの設定時には、グレー(淡い色)で示され、無効(選択不可)になる。符号407(OKボタン)は印刷設定を反映させて次の処理に移る時に押されるボタンである。符号408(Cancelボタン)は印刷を取りやめる際に押されるボタンである。
図5は、たとえば、上述の図4の(a)や(c)において、OKボタン407を押した際に、新たに表示される精度確認パッチ生成処理の設定画面(ウインドウ)の例を示す図である。
符号501と符号502は、生成するパッチの数を指定するボタンやフィールドである。パッチ数の制御には図5(a)および(b)に示す通り「最大」と「上位」の二種類がある。「最大」を指定した場合には、入力データを解析して印刷領域内における占有率が高い色を順番にピックアップしていき、ピックアップされた色数が符号501で指定した数になるか、符号502で指定した占有率を上回るまでパッチを追加する。「上位」を指定した場合は、占有率の高い色から順に符号501で指定した個数をピックアップする。印刷対象データに含まれる色数が指定した個数に満たない場合には指定した色数にならなくてもピックアップを終了する。また、符号502の設定は図5(b)に示す通り「上位」時には、グレー(淡い色)で表示され、無効(設定不可能)になる。なお、符号501のフィールドで指定される値は、占有率に基づいて自動的にピックアップされる色の数である。
符号503は、例外規定の設定をする部分である。図ではピックアップする際の条件を指定し、占有率の上位から色をピックアップする際に、次の候補がより上位の色と比較してΔEが指定した値以上離れていない場合は、ピックアップ対象から除外されることを示している。たとえば、この例外が規定されている場合、既に作成したパッチ色からのΔEが指定した値以上離れている色のパッチのみが作成される。
また、別の例外規定とすることができる。たとえば、色空間を格子状に区切った複数の3次元領域毎にピクセル数を集計する統計データとした場合、その1つの3次元領域に属する色の占有率が所定のパーセンテージ以下の場合は、その3次元領域を表す色のパッチを生成しないとすることができる。
符号504(印刷対象物からピックアップ)は前述の占有率による自動ピックアップとは別に、オペレータが印刷対象データの座標から直接、手操作でピックアップする色を指定して、パッチ色とすることを可能にするためのボタンである。このボタンを押した際には、後述する図6(a)の設定画面が、図5の画面(ウインドウ)の表示エリアの外部で新たに開かれる。
符号505(数値入力)は、符号504と同様自動ピックアップとは別に、オペレータが直接数値を入力して、パッチ色とすること可能にするためのボタンである。このボタンを押した際には、後述する図6(b)の設定画面が、図5の画面(ウインドウ)の表示エリアの外部で新たに開かれる。
符号506(上記パッチ数制限に含める)は、手動でオペレータが指定する色の数を、符号501で指定したパッチ数の制限対象に加えるか否かを指定するボタンである。ここが指定されている場合は、上述した占有率に基づいて自動的にピックアップされる色の数が、符号501で指定した数から、手動で指定した数を引いた数に制限される。このとき、符号501で指定された数より、印刷対象からピックアップした数と数値入力の数の合計が符号505で指定した数の方が多い場合には占有率からはピックアップされない。
符号507(OKボタン)は、上記設定を反映させて次の処理に移る時に押されるボタンである。符号508(Cancelボタン)は全ての設定を初期値に戻すボタンである。このボタンが押された際には、手動で指定した色はクリアされる。
図6は、印刷対象データの表示画面から手動でパッチ色をピックアップするパッチ色指定画面(ウインドウ)(図6(a))と、パッチ色を数値入力するパッチ色指定画面(ウインドウ)(図6(b))の例を示す図ある。
符号601(中央部の白い領域)は、印刷対象データのプレビュー・エリアである。符号602は色をピックアップするポイントを指示するためのカーソルである。符号603はピックアップされたポイント(座標)を表す印であり、符号604は追加されたポイント(座標)を一覧するリストである。追加した順番に番号が振られ、その座標が表示される。このカーソル602をプレビュー画面中の、パッチ色にふさわしい色のポイント(位置)に合わせてクリックすると、リスト604にそのポイントも座標が追加される。リスト604で特定の座標を選択すると、対応するプレビュー画面中のポイント(座標)を表す印はハイライト表示される。
符号605(削除)は、リスト604で選択した座標を削除するためのボタンである。符号606(閉じる)は、図6(a)の画面(ウインドウ)による操作を終了し、この画面を閉じるためのボタンである。
符号607は色空間を色相と彩度方向へスライスした平面を表す画像エリアであり、符号609は、画面607で現在指定しているポイントの色の輝度を振った色を表示する画像エリアである。この二つのエリアで色(色相、彩度、明暗度)を指定することになる。符号608は、エリア607やエリア609上のポイントをクリックして値を取得するためのカーソルである。
カーソル608で、エリア609をクリックすると、エリア607に表示している色相平面の切り口が指定した輝度(明暗度)に設定されて、エリア607の表示に反映される。符号610は、カーソル608でポイントしている色の均一色を表示するエリアであり、その数値は、後述の符号611から符号613で示すエリアに示される。
符号611のエリアは、カーソルで現在指定されている色をRGB値で表すためのエリアである。符号612のエリアは、現在指定されている色をCIE L*a*b*値で表すためのエリアである。符号613のエリアは、現在指定されている色をプリンタの色材色で表すための画面である。
符号614のリストは、パッチ色として指定された色を一覧するリストである。追加した順番に番号が振られ、そのRGB値が表示される。符号615(追加)は、カーソル608でポイントし、エリア611〜613で数値表示されている色を、リスト614に追加するためのボタンである。符号616(削除)は、リスト614から、ポインティングデバイス等で選択した色を削除するためのボタンである。
符号617(閉じる)は、図6(b)の画面(ウインドウ)による操作を終了し、この画面を閉じるためのボタンである。
なお、図6(b)において、エリア610に表示された色と、印刷対象データの色とを比較対照するために、符号601で表すような画像を、図6(b)の右側面に表示してもよい。この場合、その固定された画像エリア内で、印刷対象データの拡大や、上下左右のシフトを行うことが可能であれば、この比較対照の効率を促進することができる。この図6(b)を使用してオペレータによって指定される色は、印刷対象データに基づいて行われることになる。
また、図6のパッチ色指定画面では、オペレータが、印刷対象データ中の重要と判断する色から順に、所望する色を設定することになり、一方、無視可能な色は指定しないことができる。したがって、印刷対象データによっては、上述した占有率からパッチ色を決定する方法に較べて、オペレータの所望する色についてのマッチング精度を、より正確に確認することが可能になる。
上述したように、図5および図6を使用して説明したように、本発明では、色空間に対して均一に配置されたパッチ色のパッチを生成するのではなく、印刷対象データに由来する、範囲が限定されたパッチ色のパッチを生成することに特徴がある。この範囲が制限されたパッチ色は、上述したように、印刷対象物から自動的にピックアップすることを含む。また、オペレータが印刷対象物の画像内の特定ポイントから色をピックアップすること、あるいは、オペレータが印刷対象データの画像と対照しながら基準の色マップデータから選択することも含む。
図7は、図3のステップ309におけるパッチ測色処理の設定画面(ウインドウ)の例を示す図である。図7(a)は、測色機による測定の場合を示し、図7(b)は、色見本による場合を示している。
符号701(測色機による測定)と符号704(色見本帳の番号入力)の選択ボタンは、互いに排他的に選択できるようになっており、「測色機による測定」か「色見本の番号による入力」かのどちらか一方を指定する。符号702のフィールドは「測色機による測定」時に使用する測色機を指定するフィールドである。この指定は、図7(b)に示す通り「色見本の番号による入力」時には、グレー(淡い色)で表示されて、無効(選択不能)になる。符号703のボタンは「測色機による測定」時に測定を開始するためのボタンである。このボタンが押されると印刷されたパッチ画像の測定が開始される。このボタンは図7(b)に示す通り、「色見本の番号による入力」時にはグレー(淡い色)で表示されて、無効(選択不能)になる。符号705は「色見本の番号による入力」時に色見本の番号を入力する画面である。図7(b)に示す通り印刷したパッチの数に応じてリスト表示され、対応するパッチ番号に色見本の番号を入力する。この画面は図7(a)に示す通り、「測色機による測定」時にはグレー(淡い色)で表示され、無効(選択不能)になる。符号706(完了)はパッチ測定を完了して次の処理に移る時に押されるボタンである。
図8は、図3のステップ310における精度確認印刷用データ作成処理の設定画面の例を示す図である。図において、符号801と802で示すエリアは、前述の精度確認印刷用データにパッチ測定値データを記録する際のフォーマット一覧をリスト表示するエリアである。エリア801には記録されるフォーマットが表示されており、エリア802には対応するフォーマットの内で使用されないもののリストが表示されている。
ボタン803(追加)は、エリア802で指定したフォーマットをエリア801に移動させて使用するように設定するボタンである。ボタン804(削除)は、エリア801で指定したフォーマットをエリア802に移動させて使用しないように設定するボタンである。エリア801と802のリスト中のフォーマット名を指定して、ボタン803および804を操作して、使用するフォーマットの使用・不使用を切り換えることができる。
ボタン805は、精度確認印刷用データに、パッチ・データを生成する際に使用した印刷対象データを含めるか否かを指定する設定である。
符号806は、精度確認印刷用データをどこに保存するかを指定するフィールドである。保存先は、図1の記憶装置105およびデータ入出力装置106のどちらでも良く、さらには図2(a)のシステムBを指定しても良い。
ボタン807(作成)は、上述した各種の設定を反映させて精度確認印刷用データ作成処理に移る時に押されるボタンである。なお、保存されるファイルは、実施形態においては、印刷対象データのファイル名に応じて設定されるファイル名と拡張子を有する。
図9は、図3のステップ310で作成された精度確認印刷用データの構成例を示す図である。このデータには、データ識別子や実行日時などが記録されたヘッダー・データ部、「ターゲット印刷」に使用されたパッチ画像を記録したパッチ画像データ部、パッチ画像データを作成する際に使用した印刷対象データを記録した印刷対象データ部を備える。
また、図示していないが、パッチ・データを図6の(a)に示すように印刷対象からピックアップした場合は、そのピックアップしたポイントの位置を表すデータをパッチ画像と関連付けて記録することもできる。
また、ヘッダー・データには、パッチ画像データのフォーマットについての情報、またパッチ画像データには、パッチ画像データのフォーマットの詳細を含むことができる。また、パッチ測色値データとパッチ画像データとは関連つけられた形で格納される。
本実施形態では、精度確認印刷用データは単一のファイルになっているが、これがヘッダー部分を設定ファイル、パッチ画像および印刷対象データを、個々の単一ファイルという形で個別に、互いに関連付けて記録されていても良い。
図11は、図3のステップ308で印刷したパッチ画像の例である。この図は、1例であり、使用する測色機によっては、パッチの大きさや、間隔、位置などが異なることになる。図11では、パッチ画像はパッチとそのパッチ番号で構成されている。本実施形態ではこの二種類だけであるが、さらにパッチ・データを生成する際に使用したCIE L*a*b*値や色見本番号などの色情報をパッチ毎に併記しても良い。
上述した、実施形態において、たとえば、図2の(a)で示した構成の場合、システムAとBで、同様の印刷対象物を印刷する場合にも、それぞれのプリンタから出力される印刷物の品質が所定の範囲内であるか否かを高精度に確認する情報を得ることができる。この確認は、それぞれのシステムが互いに遠隔である場合でも可能となる。この場合、たとえば、システムAで、上述したターゲット印刷の処理を実行して、精度確認印刷用データを作成し、この精度確認印刷用データをシステムBに送り、上述したソース印刷の処理を実行することになる。
また、図2のシステムの場合においても、同様に、同様の印刷対象物を印刷する場合のそれぞれのプリンタから出力される印刷物の品質が所定の範囲内であるか否かを高精度に確認することができる。この場合、たとえば、PCがプリンタAに対して上述したターゲット印刷の処理を実行して、精度確認印刷用データを作成し、この精度確認印刷用データを使用して、上述したソース印刷の処理をプリンタBに対して実行することになる。
なお、本発明は、以下の方法によっても、達成されることは言うまでもない。たとえば、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム・コードを、システムあるいは装置(たとえば図2のPC)に供給し、そのシステム、あるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がそのプログラム・コードを読み出し実行する。また、上述したプログラム・コードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置(たとえば図2のPC)に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム・コードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム・コード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、プログラム・コードおよびそのプログラム・コードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラム・コードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピー(登録商標)・ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性のメモリ・カード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラム・コードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される。また、そのプログラム・コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現されることになる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラム・コードが、コンピュータ内のユニットのメモリに書き込まれた後、プログラム・コードの指示に基づき、そのユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行う場合でも、同様である。この場合のユニットとしては機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットとすることができる。
本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム・コードを記録した記憶媒体からそのプログラムを、パソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
なお、本発明は、複数の機器(たとえば、パーソナル・コンピュータ、インターフェース機器、スキャナ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用することもできる。また、これらを組み合わせた装置(たとえば、カラー複写機、カラー・ファクシミリ装置、複合機など)に適用してもよい。
本発明を実施することが可能なプリント・システムの基本構成を示すブロック図である。 本発明のプリント・システムの全体構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における印刷処理の例を示すフローチャートである。 図3におけるステップ302における印刷処理の印刷モード設定画面の例を示す図である。 本発明の実施形態における精度確認パッチ生成処理の設定画面の例を示す図である。 本発明の実施形態における、印刷対象の表示画面から手動でパッチ色をピックアップするパッチ色指定画面の例を示す図である。 図3のステップ309におけるパッチ測色処理の設定画面の例を示す図である。 図3のステップ301における精度確認印刷用データ作成処理の設定画面の例を示す図である。 図3のステップ310で作成される精度確認印刷用データの構成例を示す図である。 本発明の実施形態における精度判定結果表示画面の例を示す図である。 図3のステップ308で印刷したパッチ画像の例を示す図である。
符号の説明
101 PC
102 UI
103 CPU
104 作業メモリ
105 記憶装置
106 データ入出力装置
107 プリンタ
108 測色機

Claims (9)

  1. 入力した印刷対象データを解析することで、前記入力した印刷対象データのうち一部の色からなるパッチ・データを作成するパッチ作成手段と、
    前記パッチ作成手段で作成されたパッチ・データを第1のプリンタにより印刷したパッチ画像を測色した色情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力した色情報とパッチ画像データを有する精度確認印刷用データファイルの該パッチ画像データを第2のプリンタにより印刷したパッチ画像から測色した色情報と、前記精度確認印刷用データファイルの前記入力手段で入力した色情報に基づいて、前記第1のプリンタと前記第2のプリンタ間のマッチング精度を判定する判定手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記パッチ・データを作成する手段は、前記印刷対象データを解析して、含まれる色情報を抽出し、当該色情報の統計データを作成し、統計データに基づいて、生成するパッチの色を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記パッチ・データを作成する手段は、前記印刷対象データをディスプレイに表示して、表示された前記印刷対象データの画像の指定されたポイントの色に基づいて、生成するパッチの色を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記パッチ・データを作成する手段は、少なくとも色空間を色相と彩度方向へスライスした平面の画像エリア上のポイントを指定することによって、生成するパッチの色を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 入力した印刷対象データを解析することで、前記入力した印刷対象データのうち一部の色からなるパッチ・データを作成するパッチ作成ステップと、
    前記パッチ作成ステップで作成されたパッチ・データを第1のプリンタにより印刷したパッチ画像を測色した色情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップで入力した色情報とパッチ画像データを有する精度確認印刷用データファイルの該パッチ画像データを第2のプリンタにより印刷したパッチ画像から測色した色情報と、前記精度確認印刷用データファイルの前記入力ステップで入力した色情報に基づいて、前記第1のプリンタと前記第2のプリンタ間のマッチング精度を判定する判定ステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  6. 前記パッチ作成ステップは、前記印刷対象データを解析して、含まれる色情報を抽出し、当該色情報の統計データを作成し、統計データに基づいて、生成するパッチの色を決定することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記パッチ作成ステップは、前記印刷対象データをディスプレイに表示して、表示された前記印刷対象データの画像の指定されたポイントの色に基づいて、生成するパッチの色を決定することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記パッチ作成ステップは、少なくとも色空間を色相と彩度方向へスライスした平面の画像エリア上のポイントを指定することによって、生成するパッチの色を決定することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  9. 入力した印刷対象データを解析することで、前記入力した印刷対象データのうち一部の色からなるパッチ・データを作成することと、
    前記パッチ作成手段で作成されたパッチ・データを第1のプリンタにより印刷したパッチ画像を測色した色情報を入力することと、
    前記入力手段で入力した色情報とパッチ画像データを有する精度確認印刷用データファイルの該パッチ画像データを第2のプリンタにより印刷したパッチ画像から測色した色情報と、前記精度確認印刷用データファイルの前記入力手段で入力した色情報に基づいて、前記第1のプリンタと前記第2のプリンタ間のマッチング精度を判定することと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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