JP4872968B2 - スチームアイロン - Google Patents

スチームアイロン Download PDF

Info

Publication number
JP4872968B2
JP4872968B2 JP2008144476A JP2008144476A JP4872968B2 JP 4872968 B2 JP4872968 B2 JP 4872968B2 JP 2008144476 A JP2008144476 A JP 2008144476A JP 2008144476 A JP2008144476 A JP 2008144476A JP 4872968 B2 JP4872968 B2 JP 4872968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
heater
base
depressions
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008144476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009291224A (ja
Inventor
豊彦 八木
喜一 下坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008144476A priority Critical patent/JP4872968B2/ja
Publication of JP2009291224A publication Critical patent/JP2009291224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4872968B2 publication Critical patent/JP4872968B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Irons (AREA)

Description

本発明は、衣類等のしわ伸ばしに用いられるスチームアイロンに関するものである。
従来、この種のスチームアイロン100は、かけ面101に複数のスチーム穴102を略U字状列に配置したものが一般的だった(例えば、特許文献1参照)。図4は、前記特許文献1に記載された従来のスチームアイロンを示すものである。
実公昭48−028073号公報
ここで、アイロンかけによるしわの伸ばしのメカニズムを説明すると、かけ面のスチーム穴から噴出された蒸気によって、衣類の繊維は熱と水分で膨潤し、繊維の変形部すなわち衣類しわは軟化し、その後直ちに通過するかけ面の熱と面圧力で平面に成形乾燥されて、衣類のしわが伸ばされる。しかしながら、従来の構成では、スチーム穴から出た蒸気と衣類との接触面積は小さく、噴出された蒸気で衣類を蒸す作用が不十分で、衣類のしわ伸ばしを効率良く仕上げられないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、スチーム量を増やすことなく、噴出された蒸気と衣類との接触面積を大きくすることで十分に衣類を蒸し、しわ伸ばしを効率よく仕上げられるスチームアイロンを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスチームアイロンは、スチームを発生させる気化室を有するベースと、後部を開放方向とした略U字状で前記ベースに固定されて加熱するヒータと、前記気化室に供給する水を蓄える水タンクと、前記ベースの下面に設けられ、前記気化室と連通された複数のスチーム穴と複数の窪みと前記窪みをつなぐ凹部とを有するかけ面とを備え、前記スチーム穴は前記ベースを平面視して前記ヒータの外側に沿って設けられ、前記窪みは前記スチーム穴に沿って複数列をなすように配設され、前記窪みのうち最も外側の列の第1の窪みは、略楕円形状で長径が前記ヒータと平面視で交差するように複数形成されるとともに、そのうち一部の内部に前記スチーム穴を含むように設けられ、前記凹部は、平面視して前記ヒータに対応する位置に略U字状に形成されるとともに、前記第1の窪みの内側の一端を互いにつなげるように形成されたもので、スチーム穴より噴出された蒸気はスチーム穴内の窪み空間で衣類を蒸すばかりでなく、つながっている窪み空間にも広がり衣類をさらに連続的に蒸し、その後かけ面が通過するまで十分に衣類の繊維を膨潤しておくことができるのである。
特に、略U字状のヒータがベースに固定されており、複数のスチーム穴の少なくとも一部をつなげる凹部は、平面視してヒータに対応する位置に略U字状に形成されているので、凹部はヒータにより高温を保つことができ、スチーム穴から発生し凹部を通るスチームは凝縮することなく衣類に付着することができる。
本発明のスチームアイロンはスチーム量を増やすことなく、噴出された蒸気で十分に衣類を蒸し、しわ伸ばしを効率よく仕上げることができる。
請求項1に係るスチームアイロンは、スチームを発生させる気化室を有するベースと、後部を開放方向とした略U字状で前記ベースに固定されて加熱するヒータと、前記気化室に供給する水を蓄える水タンクと、前記ベースの下面に設けられ、前記気化室と連通された複数のスチーム穴と複数の窪みと前記窪みをつなぐ凹部とを有するかけ面とを備え、前記スチーム穴は前記ベースを平面視して前記ヒータの外側に沿って設けられ、前記窪みは前記スチーム穴に沿って複数列をなすように配設され、前記窪みのうち最も外側の列の第1の窪みは、略楕円形状で長径が前記ヒータと平面視で交差するように複数形成されるとともに、そのうち一部の内部に前記スチーム穴を含むように設けられ、前記凹部は、平面視して前記ヒータに対応する位置に略U字状に形成されるとともに、前記第1の窪みの内側の一端を互いにつなげるように形成されたもので、スチーム穴より噴出された蒸気は、スチーム穴内の空間と、スチーム穴に沿わせて複数列設けた窪み内の空間にも存在し衣類をさらに蒸し、その後かけ面が通過するまで十分に衣類の繊維を膨潤しておくことができる。
特に、略U字状のヒータがベースに固定されており、複数のスチーム穴の少なくとも一部をつなげる凹部は、平面視してヒータに対応する位置に略U字状に形成されているので、凹部はヒータにより高温を保つことができ、スチーム穴から発生し凹部を通るスチームは凝縮することなく衣類に付着することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスチームアイロンの正面図、図2は、同スチームアイロンのベースかけ面を示した単面図、図3は、図2のA−A部分断面図である
図1〜図3において、ベース1には、図2に破線で示したように、平面視してベース1の後部を開放方向とした略U字状のヒータ2が埋設されており、ベース1をアイロン掛けに適切な温度に加熱する。また、ベース1の上部でヒータ2の内側にはスチームを発生させるための気化室3が形成されている。
また、ベース1のかけ面4は略中央部を頂点とした後方に凸面形状にしてあり、かけ面4の略中央部には窪み6を有さない領域を設けている。また、かけ面4の後端部にも、前後方向所定長さに亘り窪み6を有さない領域を設けている。
また、窪み6は、内部にスチーム穴5が設けられているものと設けられていないものとが存在する。
窪み6は、スチーム穴5に沿って複数列をなすように配設してある。そして、最も外側の列の窪み6の一部の内部にスチーム穴5が設けられてあり、この最も外側の列の窪み6の内側の一端が互いに凹部9によってつながっている。
この構成により、一部の窪み6で発生したスチームは、スチーム穴5に沿わせて複数列設けたスチーム穴がない窪み6内の空間にも存在し衣類をさらに蒸し、その後かけ面4が通過するまで十分に衣類の繊維を膨潤しておくことができる。
また、窪み6の全てにスチーム穴5を設けなくても凹部9を通じてスチームを窪み6に供給することができるので、コスト削減を実行することができる。また、スチーム穴5をベース1の前部に固め、気化室3をベースの上部に設け、ベース1の上方後部の設計度を向上させることも可能になる。
また、略U字状のヒータ2がベース1に固定されており、複数のスチーム穴5の少なくとも一部をつなげる凹部9は、平面視してヒータ2に対応する位置に略U字状に形成されているので、凹部9はヒータ2により高温を保つことができ、スチーム穴5から発生し凹部9を通るスチームは凝縮することなく衣類に付着することができる。
ヒータ2の外側には複数のスチーム穴5が連続的に設けられ、前気化室3に連通している。窪み6は、スチーム穴5の空間5aを連続して連通する。水タンク7は気化室3に供給する水を貯えており、スチームボタン8は外部操作によって水タンク7の水を気化室3
に供給、停止を行う。
以上のように構成されたスチームアイロンの作用、動作について、以下に説明する。
まず、スチームボタン8を操作して水タンク7内の水を気化室3に供給すると、気化室3で蒸気が発生し、スチーム穴5から外部に噴出され、スチームを活用したアイロンかけを行うことができる。
このとき、スチーム穴5より噴出された蒸気はスチーム穴5内の空間5aばかりでなく、連通する窪み6および凹部9空間にも広がり広範囲に衣類を蒸し、その後かけ面4が通過するまで十分に衣類の繊維を膨潤しておくことができる。
以上のように、本発明にかかるスチームアイロンは、スチーム量を増やすことなく、噴出された蒸気で十分に衣類を蒸し、しわ伸ばしを効率よくしあげることができるもので、家庭用、業務用のスチームアイロンに広く適用できる。
本発明の実施の形態1におけるスチームアイロン正面図 同スチームアイロンのベースかけ面を示した平面図 図2のA−A部分断面図 従来技術のアイロン断面図
符号の説明
1 ベース
2 ヒータ
3 気化室
4 かけ面
5 スチーム穴
6 窪み
7 水タンク
9 凹部

Claims (1)

  1. チームを発生させる気化室を有するベースと、後部を開放方向とした略U字状で前記ベースに固定されて加熱するヒータと、前記気化室に供給する水を蓄える水タンクと、前記ベースの下面に設けられ、前記気化室と連通された複数のスチーム穴と複数の窪みと前記窪みをつなぐ凹部とを有するかけ面とを備え、前記スチーム穴は前記ベースを平面視して前記ヒータの外側に沿って設けられ、前記窪みは前記スチーム穴に沿って複数列をなすように配設され、前記窪みのうち最も外側の列の第1の窪みは、略楕円形状で長径が前記ヒータと平面視で交差するように複数形成されるとともに、そのうち一部の内部に前記スチーム穴を含むように設けられ、前記凹部は、平面視して前記ヒータに対応する位置に略U字状に形成されるとともに、前記第1の窪みの内側の一端を互いにつなげるように形成されたスチームアイロン。
JP2008144476A 2008-06-02 2008-06-02 スチームアイロン Active JP4872968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144476A JP4872968B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 スチームアイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144476A JP4872968B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 スチームアイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009291224A JP2009291224A (ja) 2009-12-17
JP4872968B2 true JP4872968B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=41539995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008144476A Active JP4872968B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 スチームアイロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4872968B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2418318A1 (en) * 2010-08-12 2012-02-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Iron featuring liquid phase garment moisturization

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS547956B2 (ja) * 1974-04-23 1979-04-11
JP4073634B2 (ja) * 2001-02-19 2008-04-09 松下電器産業株式会社 アイロン
JP4277796B2 (ja) * 2004-12-20 2009-06-10 パナソニック株式会社 スチームアイロン
JP5035758B2 (ja) * 2008-05-13 2012-09-26 東芝ホームテクノ株式会社 スチームアイロン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009291224A (ja) 2009-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1969078B (zh) 蒸汽发生器、洗衣设备及其方法
WO2008010671B1 (en) Laundry dryer
JP4872968B2 (ja) スチームアイロン
RU2500848C2 (ru) Гладильная система
JP6782099B2 (ja) 衣類スチーマーおよびアイロン
JP4277795B2 (ja) スチームアイロン
JP2010279485A (ja) スチームアイロン
JP2009061070A (ja) スチームアイロン
JP4277796B2 (ja) スチームアイロン
JP4715532B2 (ja) スチームアイロン
JP2007029330A (ja) 衣服仕上げ機
US6792705B2 (en) Ironing device for uncreased-trousers ironing machines including means for ironing the trousers bottom portion
US7178276B2 (en) Steam iron
CN103541201A (zh) 挂烫机加热喷头
JP2011030717A (ja) スチームアイロン
JP2007130127A (ja) スチームアイロン
JP3796098B2 (ja) シャツプレス仕上げ機
JP2006320609A (ja) スチームアイロン
JP3282628B1 (ja) スチーム噴出器
KR200369458Y1 (ko) 스팀다리미
CN208009109U (zh) 一种挂烫机的蒸汽烫头
US7392606B2 (en) Shirt finishing machine
KR100774167B1 (ko) 세탁 장치 및 이를 이용한 세탁 방법
JP4544193B2 (ja) スチームアイロン
JP5586874B2 (ja) アイロン台

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100208

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4872968

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3