JP4715532B2 - スチームアイロン - Google Patents

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本発明は、衣類等のしわ伸ばしに用いられるスチームアイロンに関するものである。
図3は、従来のこの種のスチームアイロンの内部構造を示すベースの平面図で、スチームを発生させる気化室16が1つだけ設けられているのが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−319900号公報
アイロン掛けによる衣類のしわ伸ばしのメカニズムを説明すると、スチームアイロンの掛け面のスチーム穴から噴出された蒸気によって、衣類の繊維が熱と水分で膨潤し、繊維の変形部すなわち衣類しわが軟化し、その後直ちに通過する掛け面の熱で平面に成形乾燥されて、衣類のしわが伸ばされる。また、綿繊維の衣類のしわを伸ばすときには、増量のスチームを発生させることが必要である。しかしながら、従来のスチームアイロンでは、図3のように1つの気化室16で、通常使用時のスチームと増量使用時のスチームを発生させるため、例えば、通常スチームと増量スチームを同時に使用したとき、水の気化させる作用が不十分で、スチーム穴から水漏れ等をおこし、衣類のしわ伸ばしを効率良く仕上げることができないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、しわ伸ばしを効率よく仕上げられるスチームアイロンを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスチームアイロンは、屈曲部で屈曲させて略U字状としたヒータと、前記ヒータによって加熱されるとともに通常スチームを発生させる気化室Aと前記通常スチームより多いスチームである増量スチームを発生させる気化室Bとを有するベースと、前記通常スチーム又は/及び前記増量スチームを噴出させる複数のスチーム穴と、前記気化室Aおよび前記気化室Bに供給する水を蓄える水タンクと、前記ベース上に配され前記水タンクから水を前記気化室Bに排出する吐出口と、前記水タンクから水を前記気化室Aに滴下するノズルと、前記水タンクから水を前記気化室Bの前記吐出口に供給するポンプ装置と、前記気化室A内に配され前記ノズルから滴下する水を受ける滴下部と、を備え、前記気化室Bは、前記ヒータの前記屈曲部に近接し、前記ヒータの上方で前記ヒータに沿って略U字状に形成され、前記気化室Aの前記滴下部を囲むように配設され、前記屈曲部と前記滴下部と前記吐出口とは順に配設され、前記吐出口は前
記滴下部より前記ヒータに近づけて配設されているもので、ベースで発熱量がもっとも多い屈曲部に気化室Bが近接しているので、安定した増量スチームを発生することができ、また気化室Bが増量スチームによって急激に冷やされても気化室Bは、気化室Aを囲むように配設されているので、通常スチームを発生するのに必要な熱や、衣類を成形乾燥するのに必要な熱を蓄えることができるので、効率よく通常スチームを発生させることができ、しわ伸ばしを効率よく仕上げられるスチームアイロンを提供することができる。
滴下部がベースで発熱量がもっとも多い屈曲部に近づくことになり、安定した通常スチームを提供することができ、効率よくアイロン掛けを行えるスチームアイロンを提供することができる。
熱量の多いヒータ側に吐出口が近づくことになり、安定した増量スチームを提供することができ、効率よくアイロン掛けを行えるスチームアイロンを提供することができる。
本発明のスチームアイロンは、安定した増量スチーム、通常スチームを効率よく発生させて、しわ伸ばしを効率よく仕上げることができる。具体的には、ベースで発熱量がもっとも多い屈曲部に気化室Bが近接しているので、安定した増量スチームを発生することができる。また、滴下部がベースで発熱量がもっとも多い屈曲部に近づくことになり、安定した通常スチームを提供することができる。
第1の発明は、屈曲部で屈曲させて略U字状としたヒータと、前記ヒータによって加熱されるとともに通常スチームを発生させる気化室Aと前記通常スチームより多いスチームである増量スチームを発生させる気化室Bとを有するベースと、前記通常スチーム又は/及び前記増量スチームを噴出させる複数のスチーム穴と、前記気化室Aおよび前記気化室Bに供給する水を蓄える水タンクと、前記ベース上に配され前記水タンクから水を前記気化室Bに排出する吐出口と、前記水タンクから水を前記気化室Aに滴下するノズルと、前記水タンクから水を前記気化室Bの前記吐出口に供給するポンプ装置と、前記気化室A内に配され前記ノズルから滴下する水を受ける滴下部と、を備え、前記気化室Bは、前記ヒータの前記屈曲部に近接し、前記ヒータの上方で前記ヒータに沿って略U字状に形成され、前記気化室Aの前記滴下部を囲むように配設され、前記屈曲部と前記滴下部と前記吐出口とは順に配設され、前記吐出口は前記滴下部より前記ヒータに近づけて配設されているもので、ベースで発熱量がもっとも多い屈曲部に気化室Bが近接しているので、安定した増量スチームを発生することができ、また気化室Bが増量スチームによって急激に冷やされても気化室Bは、気化室Aを囲むように配設されているので、通常スチームを発生するのに必要な熱や、衣類を成形乾燥するのに必要な熱を蓄えることができるので、効率よく通常スチームを発生させることができ、しわ伸ばしを効率よく仕上げられるスチームアイロンを提供することができる。
また、気化室の発熱量が大きくなり、安定した増量スチームを提供することができ、効率よくアイロン掛けを行ことができる。
また、滴下部がベースで発熱量がもっとも多い屈曲部に近づくことになり、安定した通常スチームを提供することができ、効率よくアイロン掛けを行ことができる。
また、熱量の多いヒータ側に吐出口が近づくことになり、安定した増量スチームを提供することができ、効率よくアイロン掛けを行ことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスチームアイロンのベースの平面図、図2は、同スチームアイロンの要部断面図である。
図1、図2において、本実施の形態におけるスチームアイロンのアイロン本体1は、前方に位置する屈曲部2で屈曲させて略U字状として埋設されたヒータ3により加熱されるベース4と、ベース4の上面に配され通常スチームを発生させる気化室A5と、ベース4の上面のヒータ3の屈曲部2に近接しかつ気化室A5を囲むように配されると共に増量スチームを発生させる気化室B6と、ベース4の下面に設けられ気化室A5、気化室B6から発生したスチームを噴出させるスチーム穴7と、ベース3の温度を感知する熱受感部8と、一方が気化室B6側に接し、他方が気化室A5側に接すると共に熱受感部8を取り付ける熱受感部取付部9と、ヒータ3への通電を制御してベース4の温度を制御する温度制御手段10と、気化室A5と気化室B6に水を供給する水タンク11と、水タンク11から水を気化室A5に滴下するノズル12と、気化室A5内に配され前記ノズル12から滴下される水を受ける滴下部13と、多量のスチームを発生させるため、水タンク11から水を供給するポンプ装置14と、気化室B6側に設けたポンプ装置14からの水を気化室B6へ排出する吐出口15とを備えている。
なお、気化室B6の蒸気が排出される出口6aは、熱受感部8近傍に配設している。
なお、その他の構成は、従来よく知られたスチームアイロンと同様であるので、詳しい説明は省略する。
以上のように構成された本実施の形態におけるスチームアイロンの作用、動作について、以下に説明する。
なお、スチームアイロンとしての基本的な動作は、従来よく知られたものと同様であるので、詳しい説明は省略する。
ベース4が水の気化温度に加熱されているとき、ポンプ装置14から吐出口15を通って気化室B6に水が侵入し、そこで水が気化され、出口6aを経由してスチームを発生させることができる。このとき、増量スチームによりベース4を急激に冷やそうとするが、ベース4の最も温度が高い部分である屈曲部2に気化室B6を配設したため、ベース4全体が冷えにくくなり、かつ気化室B6は、気化室A5を囲むように配設されているので、気化室A5も冷えにくくなり、気化室A5の熱を用いて安定した通常スチームを提供したり、成型乾燥に用いてしわ伸ばしを効率よく行うことができるスチームアイロンを実現させることができる。
また、図1に示すように、気化室B6をヒータ3の上方で、かつヒータ3に沿わせて設けることにより、気化室B6が冷えにくくなり、安定した増量スチームを提供することができ、効率よくアイロン掛けを行えるスチームアイロンを実現することができる。
また、図1に示すように、滴下部13を、吐出口15より前方に配設することにより、ベース4の最も温度が高い部分である屈曲部2に滴下部13が近づくので、通常スチームにより滴下部13が冷やされても水を安定して気化できる温度まで早く回復させることができ、安定した通常スチームを提供し、効率よくアイロン掛けを行えるスチームアイロンを実現させることができる。
また、吐出口15を、滴下部13より、熱量の多いヒータ3に近づけて配設することにより、吐出口15付近のベース4の温度を、増量スチームを安定して気化できる温度まで早く回復させることができ、安定した通常スチームを提供し、効率よくアイロン掛けを行えるスチームアイロンを実現させることができる。
以上のように、本発明にかかるスチームアイロンは、増量スチームを発生させるための気化室Bをヒータの屈曲部に近接し、かつ通常スチームを発生させるための気化室Aを囲むように配設したことにより、しわ伸ばしを効率よく仕上げることができるもので、家庭用、業務用のスチームアイロンに広く適用できる。
本発明の実施の形態1におけるスチームアイロンのベースの平面図 同スチームアイロンの要部断面図 従来のスチームアイロンのベースの平面図
1 アイロン本体
2 屈曲部
3 ヒータ
4 ベース
5 気化室A
6 気化室B
7 スチーム穴
8 熱受感部
10 温度制御手段
11 水タンク
12 ノズル
14 ポンプ装置

Claims (1)

  1. 屈曲部で屈曲させて略U字状としたヒータと、前記ヒータによって加熱されるとともに通常スチームを発生させる気化室Aと前記通常スチームより多いスチームである増量スチームを発生させる気化室Bとを有するベースと、前記通常スチーム又は/及び前記増量スチームを噴出させる複数のスチーム穴と、前記気化室Aおよび前記気化室Bに供給する水を蓄える水タンクと、前記ベース上に配され前記水タンクから水を前記気化室Bに排出する吐出口と、前記水タンクから水を前記気化室Aに滴下するノズルと、前記水タンクから水を前記気化室Bの前記吐出口に供給するポンプ装置と、前記気化室A内に配され前記ノズルから滴下する水を受ける滴下部と、を備え、前記気化室Bは、前記ヒータの前記屈曲部に近接し、前記ヒータの上方で前記ヒータに沿って略U字状に形成され、前記気化室Aの前記滴下部を囲むように配設され、前記屈曲部と前記滴下部と前記吐出口とは順に配設され、前記吐出口は前記滴下部より前記ヒータに近づけて配設されているスチームアイロン。
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