JP2007130127A - スチームアイロン - Google Patents

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JP2007130127A
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steam
vaporizing chamber
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temperature
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Kiichi Shimozaka
喜一 下坂
Shinichiro Kobayashi
伸一郎 小林
Yasuharu Otsuka
康晴 大塚
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】通常使用のスチームと増量スチームを同時に使用しても、効率よくスチームを発生させしわ伸ばしを効率よく仕上げることができるスチームアイロンを提供する。
【解決手段】ヒータ2によって加熱され、通常スチームを発生させる気化室A4と増量スチームを発生させる気化室B5を有するベース3と、通常スチームおよび増量スチームを噴出させるスチーム穴6と、ベース3の温度を感知する熱受感部(図示せず)と、熱受感部で感知された温度に応じてヒータ2への通電を制御してベース3の温度を調節する温度制御手段(図示せず)を備え、気化室B5で発生させた増量スチームを気化室A4を経由させてスチーム穴6から噴出させるようにしたもので、増量スチームを発生させるための気化室通路長が通常スチームの通路より長くなり、スチーム穴6からの水漏れの問題もなく、効率よくスチームを発生させ、しわ伸ばしが効率よくできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類等のしわ伸ばしに用いられるスチームアイロンに関するものである。
図3は、従来のこの種のスチームアイロンの内部構造を示す平面図で、スチームを発生させる気化室14が1つだけ設けられているのが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−319900号公報
アイロン掛けによるしわ伸ばしのメカニズムを説明すると、スチームアイロンの掛け面のスチーム穴から噴出された蒸気によって、衣類の繊維が熱と水分で膨潤し、繊維の変形部すなわち衣類しわが軟化し、その後直ちに通過する掛け面の熱で平面に成形乾燥されて、衣類のしわが伸ばされる。また、綿繊維の衣類のしわを伸ばすときには、増量のスチームを発生させることが必要である。
しかしながら、上記従来のスチームアイロンでは、図3のように1つの気化室14で通常使用時のスチームと増量使用時のスチームを発生させるため、例えば通常スチームと増量スチームを同時に使用したとき、水を気化させる作用が不十分で、スチーム穴から水漏れ等をおこし、衣類のしわ伸ばしを効率良く仕上げることができないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、しわ伸ばしを効率よく仕上げられるスチームアイロンを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスチームアイロンは、ヒータによって加熱され、通常スチームを発生させる気化室Aと増量スチームを発生させる気化室Bを有するベースと、前記通常スチームおよび前記増量スチームを噴出させるスチーム穴と、前記ベースの温度を感知する熱受感部と、前記熱受感部で感知された温度に応じて前記ヒータへの通電を制御して前記ベースの温度を調節する温度制御手段を備え、前記気化室Bで発生させた前記増量スチームを前記気化室Aを経由させて前記スチーム穴から噴出させるようにしたもので、増量スチームを発生させるための気化室通路長が通常スチームの通路より長くなり、スチーム穴からの水漏れの問題もなく、効率よくスチームを発生させることができ、しわ伸ばしを効率よく行うことができるスチームアイロンを提供することができる。
本発明のスチームアイロンは、増量スチームを発生させるための気化室通路長が長くなり、スチームの供給が安定するので、しわ伸ばしを効率よく仕上げることができる。
第1の発明は、ヒータによって加熱され、通常スチームを発生させる気化室Aと増量スチームを発生させる気化室Bを有するベースと、前記通常スチームおよび前記増量スチームを噴出させるスチーム穴と、前記ベースの温度を感知する熱受感部と、前記熱受感部で感知された温度に応じて前記ヒータへの通電を制御して前記ベースの温度を調節する温度制御手段を備え、前記気化室Bで発生させた前記増量スチームを前記気化室Aを経由させて前記スチーム穴から噴出させるようにしたもので、増量スチームを発生させるための気化室通路長が通常スチームの通路より長くなり、スチーム穴からの水漏れの問題もなく、効率よくスチームを発生させることができ、しわ伸ばしを効率よく行うことができるスチームアイロンを提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の熱受感部を、気化室Bの出口近傍に設けたもので、増量スチーム時にベースの温度低下に対して、熱の受感がよくなり、安定したスチームを供給することができ、効率よくアイロン掛けを行えるスチームアイロンを提供することができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の気化室A、Bに供給する水を蓄える水タンクと、前記水タンクから水を前記気化室Aに滴下する滴下部を備え、前記気化室Bの出口を、前記気化室Bで発生させた増量スチームを前記滴下部と熱受感部の間から前記気化室Aに導くように構成したもので、通常スチームの滴下部の熱が増量スチームによる影響がないので、安定した通常スチームを供給することができ、効率よくアイロン掛けを行えるスチームアイロンを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスチームアイロンの気化室を示す平面図、図2は、同スチームアイロンの要部断面図である。
図1、図2において、スチームアイロンのアイロン本体1は、ヒータ2により加熱されるベース3と、ベース3の上面に配され通常スチームを発生させる気化室A4と増量スチームを発生させる気化室B5と、ベース3の下面に気化室A4、気化室B5から発生したスチームを噴出させるスチーム穴6と、ベース2の温度を感知する熱受感部7と、気化室A4側に設けられ熱受感部7を取り付ける熱受感部取付部8と、熱受感部7で感知された温度に応じてヒータ2への通電を制御してベース3の温度を制御する温度制御手段9と、気化室A4と気化室B5に水を供給する水タンク10と、水タンク10から水を気化室A4に滴下する滴下部11と、多量のスチームを発生させるため、気化室B5側に設けられ水タンク10から水を供給するポンプ装置12と、ポンプ装置12から気化室B5へ水を排出する吐出口13とを備えている。
なお、気化室B5の蒸気が排出される出口5aは、気化室A4と連通すると共に、滴下部11と熱受感部7の間に設けられている。
なお、その他の構成は、従来よく知られたスチームアイロンと同様であるので、詳しい説明は省略する。
以上のように構成されたスチームアイロンの作用、動作について、以下に説明する。
なお、スチームアイロンとしての基本的な動作は、従来よく知られたものと同様であるので、詳しい説明は省略する。
ベース3が、水の気化温度に加熱されているとき、ポンプ装置12から吐出口13を通って気化室B5に水が侵入し、気化室A4を経由して水が気化されスチームを発生させることができる。このとき、増量スチームを発生させるための気化室通路長が通常スチームの通路より長くなるので、スチーム穴6からの水漏れの問題もなく、効率よくスチームを発生させることができ、しわ伸ばしを効率よく行うことができるスチームアイロンを実現させることができる。
また、図1に示すように、熱受感部7を気化室B5の出口5a近傍に設けることにより、増量スチーム時にベース3の温度低下に対して、熱の受感がよくなり、安定したスチームを提供することができ、効率よくアイロン掛けを行えるスチームアイロンを実現させることができる。
また、気化室B5の出口5aを滴下部11と熱受感部7の間に設けることにより、通常スチームの滴下部11の熱が増量スチームによる影響がないので、安定した通常スチームを提供することができ、効率よくアイロン掛けを行えるスチームアイロンを実現させることができる。
以上のように、本発明にかかるスチームアイロンは、増量スチームを発生させるための気化室通路長が長くなり、スチームを安定して供給できるので、しわ伸ばしを効率よく仕上げることができるもので、家庭用、業務用のスチームアイロンに広く適用できる。
本発明の実施の形態1におけるスチームアイロンの気化室を示した平面図 同スチームアイロンの要部断面図 従来のスチームアイロンの気化室を示した平面図
符号の説明
1 アイロン本体
2 ヒータ
3 ベース
4 気化室A
5 気化室B
6 スチーム穴
7 熱受感部
9 温度制御手段

Claims (3)

  1. ヒータによって加熱され、通常スチームを発生させる気化室Aと増量スチームを発生させる気化室Bを有するベースと、前記通常スチームおよび前記増量スチームを噴出させるスチーム穴と、前記ベースの温度を感知する熱受感部と、前記熱受感部で感知された温度に応じて前記ヒータへの通電を制御して前記ベースの温度を調節する温度制御手段を備え、前記気化室Bで発生させた前記増量スチームを前記気化室Aを経由させて前記スチーム穴から噴出させるようにしたスチームアイロン。
  2. 熱受感部を、気化室Bの出口近傍に設けた請求項1に記載のスチームアイロン。
  3. 気化室A、Bに供給する水を蓄える水タンクと、前記水タンクから水を前記気化室Aに滴下する滴下部を備え、前記気化室Bの出口を、前記気化室Bで発生させた増量スチームを前記滴下部と熱受感部の間から前記気化室Aに導くように構成した請求項1又は2に記載のスチームアイロン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012210401A (ja) * 2011-03-24 2012-11-01 Panasonic Corp アイロン
JP2017529900A (ja) * 2014-08-26 2017-10-12 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. ノイズ生成器を備えた蒸気装置

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