JP4872858B2 - Rfタグシステム及びrfタグ - Google Patents

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Description

本発明は、タグリーダとRFタグとが電磁波を用いて通信を行うRFタグシステム,及びそのシステムに使用されるRFタグに関する。
特許文献1には、リーダライタより送信されるキャリアにより給電されて動作し、キャリアを負荷変調して応答を返す一般的な構成(パッシブモード)のRFタグの機能を備えると共に、PLC(Power Line Communication)に使用されるZigBee(登録商標)規格に対応し、 ZigBeeスレーブとしても構成されるハイブリッド型のタグが開示されている。斯様に構成されるタグでは、リーダライタとの通信距離が長くパッシブモードでは応答を返せない場合は、ZigBeeスレーブより電源の供給を受けてアクティブモードで応答を返す技術が開示されている。
また、特許文献2には、データキャリアに電池を内蔵し、特許文献1と同様にパッシブモードによる応答が困難である場合は、電池からの電源供給を受けてアクティブモードで応答を返す技術が開示されている。
実用新案登録第3128697号公報 特開平11−131884号公報
しかしながら、これらの技術は何れも、電池が消耗した場合には結局通信可能な距離が減少するため、適切なタイミングで電池を交換する必要があり、管理に手間を要するという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池交換などの管理に手間を要することなく、通信距離をより柔軟に設定することができるRFタグシステム,及びそのシステムに使用されるRFタグを提供することにある。
請求項1記載のRFタグシステムによれば、RFタグに、タグリーダより送信される電磁波から自身の動作用電源を生成する電源生成部と、その動作用電源電力を蓄積する電力蓄積部とを備え、動作モードとして、電源生成部より供給される電源で動作してバックスキャッタ方式で応答を行うパッシブモードと、電力蓄積部より供給される電源で動作して自身が送信する電磁波を変調して応答を行うアクティブモードとを実行可能とする。すなわち、RFタグは、電力蓄積部の電力蓄積状態に応じてパッシブモードとアクティブモードとを選択可能であり、アクティブモードを選択した場合はタグリーダとの通信距離を伸ばすことができ、通信をより安定した状態で行うことができる。
そして、タグリーダ側の動作状態には、電力供給期間,コマンド送信期間,キャリア送信期間,キャリア停止期間があり、RFタグは、タグリーダより指定された動作モードでの動作が可能であればその動作モードの応答期間で応答し、タグリーダは、RFタグからの応答を受信すると、検出したRFタグに対して固有IDと動作モードとを指定して通信を行う。したがって、RFタグ側がアクティブ,パッシブの何れのモードで動作していても、タグリーダは同様の手順で通信を行うことが可能となり、動作モードに応じた通信手順の切り替えを不要とすることができる。
また、RFタグは、電力蓄積部の蓄積電力量がアクティブモードで動作可能なレベル以上で且つタグリーダからのコマンド送信がない場合、電力蓄積量が前記アクティブモードで動作可能なレベルよりも低いレベルに設定される電圧低下検出レベルを下回ると、タグリーダのキャリア停止期間において自身の固有ID情報と、電力蓄積量を示す情報とを自発的に送信し、タグリーダは、RFタグからの応答を受信すると、検出したRFタグに対して電力を供給するためのキャリア送信を開始する。
すなわち、RFタグをアクティブモードで動作させれば電力蓄積部の電力を消費するため、連続して動作させると動作時間が短くなってしまう。一方、タグリーダは、アクティブモードで通信可能なRFタグが存在するか否かを、定期的にコマンドを送信して確認する必要がある。
そこで、本発明のRFタグは、アクティブモードで動作可能な状態になると、最初はアクティブモードで動作を開始して待機する。その待機状態でタグリーダとの通信が開始されないまま時間が経過すると、電力蓄積部に蓄積されている電力が次第に消費されて行く。そして、電力蓄積量が電圧低下検出レベルを下回ると、RFタグは、タグリーダに対して自発的に固有ID情報等を送信することで、タグリーダがRFタグの検出を容易に行えるようにする。タグリーダは、RFタグからの応答を検出した場合、RFタグに電力を供給するため所定時間キャリア送信を行うと、RFタグがタグリーダからのキャリアを受信し、電源生成部にて自身の動作電力を生成し電力蓄積部に蓄積することで、電力蓄積量の低下したRFタグに電力を供給することを可能とする。また、RFタグは、アクティブモードとパッシブモードとを交互に切り替えるので、電力蓄積部の電力消費を抑制することができる。
請求項2記載のRFタグシステムによれば、RFタグは、タグリーダに自発的に送信を行うと所定期間アクティブモードで動作してタグリーダからのコマンド送信を待ち、コマンド送信があれば引き続きアクティブモードで動作する。一方、コマンド送信がない場合、動作可能であればパッシブモードで動作し、パッシブモードでの動作が不能であれば休止モードに移行する。その後、タグリーダによるキャリアの送信を検出すると、電源生成部が生成した電力を電力蓄積部に蓄積し、そのタグリーダがキャリア停止期間に移行すると蓄積した電力量に応じて自発的に送信を決定する。
すなわち、RFタグがアクティブモードで連続して動作すると、電力を消耗して動作時間が短くなってしまう、また、パッシブモードとアクティブモードとを併用する場合には、両者の切り替えを行う必要がある。これに対して請求項2の構成によれば、RFタグがアクティブモードで自発的に応答を送信した後に、タグリーダからのコマンド送信がなければ自動的にパッシブモード又は休止モードに移行し、キャリアの検出→停止になれば自発的な応答送信を繰り返すので、電力蓄積部の電力消費を抑制し、動作時間をより長くすることができる。尚、「休止モード」とは、電力蓄積部の電力量が少なくパッシブモードで動作できない場合、電力蓄積部の電力によりタグリーダのキャリア検出のみを行うモードである。
請求項3記載のRFタグによれば、請求項1のシステムにおけるRFタグと同様の効果が得られる。
請求項4記載のRFタグによれば、タグリーダに自発的に送信を行うと所定期間アクティブモードで動作してタグリーダからのコマンド送信を待ち、コマンド送信があれば引き続きアクティブモードで動作する。一方、コマンド送信がない場合、動作可能であればパッシブモードで動作し、パッシブモードでの動作が不能であれば休止モードに移行する。その後、タグリーダによるキャリアの送信を検出した後、そのタグリーダがキャリア停止期間に移行すると再度自発的に送信を行う。したがって、請求項2のシステムに使用されるRFタグと同様の効果が得られる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図7を参照して説明する。図1は、RFタグの構成を示す機能ブロック図である。RFタグ1は、リーダライタ(タグリーダ)2より送信されるキャリア(電磁波)をアンテナ3により受信すると、そのキャリアを電源生成部4において平滑化することで動作用電源を生成する。また、その動作用電源は、例えば電気二重層コンデンサや二次電池などで構成される電源蓄積部(電力蓄積部)5に供給されて、電力が蓄積(充電)されるようになっている。尚、RFタグ1は、電源蓄積部5に蓄積された電力で例えば数分〜十数分程度の動作が可能となるよう、電源蓄積部5の容量に応じたサイズで構成されている。
電源生成部4,電源蓄積部5より出力される電源は、電源選択部6を介すことで、それらの何れか一方がRFタグ1の動作用源電源として供給されるようになっている。また、電源生成部4,電源蓄積部5より出力される電源の電圧V1,V2は電圧検出部(蓄積量検出部)7により検出され、その検出結果は制御部8に与えられている。すなわち、電源蓄積部5における電力の蓄積量は、コンデンサ又は二次電池の端子電圧レベルにより検出することができる。制御部8は、CPU又はマイクロコンピュータで構成され、電圧検出部7により検出される電源電圧に応じて電源選択部6に電源選択信号を出力する。
また、アンテナ3を介して受信したリーダライタ2からの送信信号は復調部9により復調され、受信データが制御部8に出力される。制御部8は、受信データに含まれているコマンドに対する応答データを返信するが、その応答データは、応答選択部(応答方式選択部)10及び変調部11を介して変調されると、アンテナ3を介してリーダライタ2側に返信される。変調部11は、アクティブ変調部11A,パッシブ変調部11Pを備えている。
パッシブ変調部11Pは、一般的なRFタグが採用する変調方式を実行するもので、リーダライタ2より送信されるキャリアをバックスキャッタ方式(負荷変調方式)により変調する。一方、アクティブ変調部11Aは、上記キャリア相当の周波数信号(電磁波)を内部で発振出力し、その周波数信号を例えばASK(Amplitude Shift Keying)方式により変調(振幅変調)する。
ここで、図2(a)は、パッシブ変調部11Pの概略的な回路イメージを示す。バックスキャッタ方式は、応答データに応じてスイッチをオンオフすることでアンテナ3のインピーダンスを変化させ、キャリアを反射させることでその振幅を変調する。図2(b)は、リーダライタ(RW)2がRFタグ1に送信するキャリアの波形を示し、図2(c)は、RFタグ1がリーダライタ2に返信する応答データ波形を示す。
図3(a)は、アクティブ変調部11Aの概略的な回路イメージを示す。アクティブ変調部11AがキャリアをASK変調した(変調部は図示していない)被変調信号は、アンプにより増幅されてアンテナ3より送信される。図3(b)は、リーダライタ2がRFタグ1に送信するキャリアの波形を示すが、リーダライタ2はコマンドを送信すると、RFタグ1からの応答を受信するためキャリアの出力を停止する。図3(c)は、RFタグ1がリーダライタ2に返信する応答信号波形(ASK変調波)を示す。
図7に、パッシブモードとアクティブモードとを両立させる場合の応答データ波形を示す。図7(a)に示すように、リーダライタ2は、無変調キャリアを送信してRFタグ1に動作用電源電力の充電を行わせる充電期間(電力供給期間)を経た後、RFタグ1にコマンドを送信する(コマンド送信期間)。そのコマンドは、パッシブモード,アクティブモードの何れか又は両方のモードで受信可能な信号となっている。RFタグ1は、リーダライタ2からのコマンドを受信した場合の動作モードがパッシブモードであれば、コマンド受信後のパッシブ応答期間(キャリア送信期間)で応答をリーダライタ2に返信し(図7(b)参照)、コマンドを受信した場合の動作モードがアクティブモードであれば、リーダライタ2からのキャリア送信が停止しているアクティブ応答期間(キャリア停止期間)で応答をリーダライタ2に返信する(図7(c)参照)。
再び図1を参照する。制御部8が出力した応答データを何れの変調部11A,11Pにより変調するかは、制御部8が応答選択部10に出力する変調方式選択信号により決定される。応答選択部10はデマルチプレクサであり、上記選択信号に応じて応答データを変調部11A,11Pの何れか一方に出力する。また、制御部8は、不揮発性メモリ12に必要なデータを書き込んで記憶させるようになっている。
ここで、RFタグ1の動作モードには、使用する電源と変調方式との組合せにより以下の3種類がある。
(1)パッシブモード
一般的なRFタグと同様に動作するモードであり、電源生成部4より供給される電源で動作して、リーダライタ2より送信されるキャリアをパッシブ変調部11Pにより負荷変調して応答する。
(2)アクティブモード
電源蓄積部5より供給される電源で動作し、アクティブ変調部11Aにより自身が送信するキャリアを変調(例えばASK変調)して応答する。
(3)セミパッシブモード
電源蓄積部5より供給される電源で動作するが、リーダライタ2に応答信号を返信する場合は、(1)のパッシブモードと同様にパッシブ変調部11Pを使用する。
図4は、リーダライタ2の構成を示す機能ブロック図であるが、その構成は一般的なものとほぼ同様である。制御部13は、CPU又はマイクロコンピュータで構成されてメモリ14やタイマ15等を内蔵しており、上位装置(ホスト)16との間で通信を行うようになっている。制御部13は、上位装置16より与えられるトリガにより、送信部17,アンテナ18,受信部19を介してRFタグ1との通信を行い、その通信結果を上位装置16側に送信する。
送信部17は、符号部20,変調部21,増幅部22で構成されている。符号部20は、制御部13より出力される送信データを所定の符号化方式により符号化し、変調部21は、その符号化されたデータに基づいてキャリアを例えばASK変調する。増幅部22は、被変調信号を増幅してアンテナ18に出力する。
一方、受信部19は、復調部23,復号部24,キャリアセンス部25で構成されている。復調部23は、アンテナ18により受信されたRFタグ1からの応答信号を復調し、復号部24は、復調信号から応答データを復号して制御部13に出力する。また、キャリアセンス部25は、他のリーダライタが通信を行うためキャリアを出力しているか否か、またそのキャリア周波数を検出して制御部13に出力する。
図5(a)は、リーダライタ2がRFタグ1に送信するデータのフレーム構成を示すもので、(1),(2)は、RFタグ1のIDを指定する情報を含まない場合,含む場合をそれぞれ示す。送信フレームは、「ヘッダ」,(2)の場合は「タグID」,「動作モード」,「コマンド」,「EDC(Error Detection Code)」で構成されている。「ヘッダ」は送信フレームであることを示す情報であり、「動作モード」は、上記のモード(1)〜(3)のうち何れか1つを指定するための情報である。「コマンド」は、リーダライタ2が送信するコマンドの情報であり、「EDC」は、例えばCRC(Cyclic Redundancy Check)などのエラーチェック用に付加されるコードである。
図5(b)は、RFタグ1がリーダライタ2に返信する応答データのフレーム構成であり、「ヘッダ」,「タグID」,「タグ電力」,「ステータス」,「EDC」で構成されている。「ヘッダ」は応答フレームであることを示す情報であり、「タグID」は、RFタグ1のID情報である。「タグ電力」は、電圧検出部7により検出された電源蓄積部5の端子電圧V2を示す情報であり、「ステータス」は、リーダライタ2によって送信されたコマンドの実行結果を示す情報である。
次に、本実施例の作用について図6も参照して説明する。図6は、RFタグ1の制御部8により実行される処理内容を、本発明の要旨に係る部分のみ示すフローチャートである。尚、RFタグ1は、デフォルトではパッシブモードで動作する。制御部8は、リーダライタ2より送信されたコマンドを受信すると(ステップS1)、送信フレームの「動作モード」で指定されている応答方式がアクティブ,セミパッシブ,パッシブの何れであるかを判断する(ステップS2,S3)。
指定された方式がパッシブである場合(ステップS3:YES)、電圧検出部7により検出される電源生成部4の電源電圧V1が、動作可能電圧Vp以上であるか否かを判断する(ステップS4)。V1≧Vpであれば(YES)、制御部8は、電源選択部6により電源生成部4の電源V1を選択し(ステップS5,デフォルトからのスタートであれば変更なし)、応答選択部10によりパッシブ変調部11pを選択する(ステップS6)。そして、バックスキャッタ方式により応答データを送信する(ステップS7)。尚、ステップS4においてV1<Vpであれば(NO)、リーダライタ2に対する応答を行わず処理を終了する。
一方、指定された方式がアクティブ,又はセミパッシブである場合は(ステップS2:YES)、電圧検出部7により検出される電源蓄積部5の電源電圧V2が、動作可能電圧Va以上であるか否かを判断する(ステップS8)。V2≧Vaであれば(YES)、制御部8は、電源選択部6により電源蓄積部5の電源V2を選択し(ステップS9)、応答選択部10によりアクティブ変調部11aを選択する(ステップS10)。それから、ステップS7に移行し、内部で生成したキャリアをASK変調して応答データを送信する。尚、ステップS8においてV2<Vaであれば(NO)、リーダライタ2に対する応答を行わず処理を終了する。
また、ステップS9aにおいて、指定された方式がセミパッシブであれば「NO」と判断し、ステップS6に移行する。この場合、RFタグ1の動作用電源は電源蓄積部5の電源V2が選択され、応答方式はパッシブ変調が選択されることになる。
以上のように本実施例によれば、RFタグ1に、リーダライタ2より送信されるキャリアから自身の動作用電源を生成する電源生成部4と、その電源電力を蓄積する電源蓄積部5とを備え、動作モードとして、電源生成部4より供給される電源で動作してバックスキャッタ方式で応答を行うパッシブモードと、電源蓄積部5より供給される電源で動作して自身が送信するキャリアを変調して応答を行うアクティブモードとを実行可能に構成する。
そして、リーダライタ2が送信した応答方式を指定するコマンドを受信すると、RFタグ1は、電源蓄積部5の電力蓄積量に基づき指定された応答方式が実行可能であれば当該方式により応答信号を返信し、その応答信号により、RFタグ1のタグIDと前記電力蓄積量を示す情報とを返信するようにした。したがって、RFタグ1は、電源蓄積部5の電力蓄積状態に応じてパッシブモードとアクティブモードとを選択可能であり、アクティブモードを選択した場合はリーダライタ2との通信距離を伸ばすことができ、通信をより安定した状態で行うことができる。また、リーダライタ2は、RFタグ1からの応答により電源蓄積部5の電力蓄積状態を把握し、その状態に応じて以降の応答方式にどちらを指定するかを決定できる。
また、RFタグ1は、動作モードとして、電源選択部6が電源蓄積部5を選択すると共に応答方式選択部10がパッシブ変調部11Pを選択するセミパッシブモードでも動作可能であるから、パッシブモードよりも通信距離を伸ばすことができる。そして、リーダライタ2に応答を返信する際には電源蓄積部5に蓄積されている電力を消費しないので、動作時間をより長くすることができる。
そして、リーダライタ2の動作状態には、充電期間,コマンド送信期間,パッシブ応答期間,アクティブ応答期間があり、RFタグ1は、リーダライタ2より指定された動作モードでの動作が可能であればその動作モードの応答期間で応答し、リーダライタ2は、RFタグ1からの応答を受信すると、検出したRFタグ1に対して固有IDと動作モードとを指定して通信を行う。したがって、RFタグ1側がアクティブ,パッシブの何れのモードで動作していても、リーダライタ2は同様の手順で通信を行うことが可能となり、動作モードに応じた通信手順の切り替えを不要とすることができる。
(第2実施例)
図8乃至図10は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分については同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第1実施例は、RFタグ1の基本的な動作形態を示したが、第2実施例では、RFタグ1の電源蓄積部5に電力が充分に蓄積されてアクティブモードで動作可能な状態となった場合に、RFタグ1側で自発的に動作モードを切り替えるように制御する。
図8は、RFタグ1の電源蓄積部5に電力が全く蓄積されていない状態から動作を開始する場合について、リーダライタ2との通信処理手順を示すものである。RFタグ1は、リーダライタ2によって送信されたキャリアを所定期間受信すると、電源蓄積部5に電力を蓄積することができる。そして、電源蓄積部5の端子電圧V2がアクティブモードで動作可能な電圧Va’(第1実施例のVaよりもマージンを持たせて高めに設定されている)以上になると、RFタグ1はアクティブモードで動作を開始する(アクティブ1)。また、図8(c)に示すように、制御部8は、電源蓄積部5の電圧V2について、上記動作可能電圧Vaを所定レベルだけ下回る電圧に電圧低下検出レベルVlを設定している。
尚、図8(a)においてリーダライタ2が最初にRFタグ1に送信するキャリアは、RFタグ1に対し電源蓄積部5の充電を行わせる目的で送信する無変調キャリアでも良いし、リーダライタ2がその他のRFタグと通信を行う目的で送信したキャリアでも良い。また、リーダライタ2は、基本的には充電期間と、アクティブ応答期間とで構成される制御周期Tを繰り返すようになっている。
RFタグ1は、アクティブモードで動作を開始すると、リーダライタ2よりリクエストコマンドが送信されるのを待って待機する。その待機期間中に、電源蓄積部5の電力は次第に消費されて電圧V2が次第に低下し、電圧Va’を下回ると、RFタグ1はリーダライタ2に対して自発的に応答(電圧低下検出応答,図5(b)に示すフレーム))を送信する(アクティブ2)。その応答の送信から期間Taが経過すると、次の期間Tbは動作モードを「パッシブ」に切り替える。以降は、周期T1毎に自発的な応答の送信を繰り返し、動作モードを「アクティブ」,「パッシブ」に交互に切り替える。
その間に、リーダライタ2がキャリアの送信を開始し、電源蓄積部5に電力が蓄積されて電圧V2が電圧Va’を上回ると、RFタグ1は周期T1毎の自発的な応答の送信を停止して、アクティブ(1)に戻る。以上のように電源蓄積部5の電圧V2に応じて、動作モードを切り替える。
RFタグ1が、所定周期T1毎に自発的に返信した応答を、リーダライタ2がアクティブ応答期間で受信すると、図9(a)に示すように、リーダライタ2は、以降は通常の通信と同様に、応答を受信したRFタグ1を選択するリクエストを送信する。そして、RFタグ1がその選択リクエストに対して応答を返すと、RFタグ1は引き続きアクティブモードで動作する。
一方、図10に示すように、RFタグ1がパッシブモードで動作している間にリーダライタ2が最初のリクエストを送信し、RFタグ1がそれに対して応答を返し、続いて選択リクエスト,選択応答のやり取りが行われると、RFタグ1はリーダライタ2がキャリアをOFFするまでパッシブモードで動作することになる。
すなわち、RFタグ1をアクティブモードで動作させれば電源蓄積部5の電力を消費するため、アクティブモードでの動作が連続すると動作時間が短くなってしまう。一方、リーダライタ2は、アクティブモードで通信可能なRFタグが存在するか否かを、定期的にコマンドを送信して確認する必要がある。そこで、RFタグ1は、アクティブモードで動作可能な状態になると、リーダライタ2に対して自発的に固有ID情報等を送信することで、リーダライタ2がRFタグ1の検出を容易に行えるようにする。また、アクティブモードとパッシブモードとを交互に切り替えて動作することで、電源蓄積部5の電力消費を抑制する。
また、図10のケースで、RFタグ1がアクティブモードで自発的に応答を送信した後に、リーダライタ2からのコマンド送信がなく且つパッシブモードでの動作が不能であればRFタグ1は休止モードに移行する。ここで「休止モード」とは、電源蓄積部5の電力量が少なくパッシブモードで動作できない場合、電源蓄積部5の電力にキャリア検出のみを行うモードである。
以上のように第2実施例によれば、RFタグ1は、電源蓄積部5の電圧V2が所定レベルVa’以上となった場合にアクティブモードで動作を開始し、リーダライタ2からのコマンド送信がない状態で、電圧V2が所定レベルVa’よりも低い電圧低下検出レベルVlを下回ると、リーダライタ2に対して周期T1で自身の固有ID情報と、電力蓄積量を示す情報とを自発的に送信し、アクティブモードで動作してリーダライタ2からのコマンド送信を待つ期間Taと、パッシブモードで動作してコマンド送信を待つ期間Tpとを切り換える。
そして、リーダライタ2は、充電期間と、アクティブ応答期間とで構成される制御周期を繰り返し、RFタグ1からの応答を受信すると、そのRFタグ1に対して電力を供給するためのキャリア送信を開始する。
すなわち、従来のRFタグは、リーダライタに対して自発的に自身の状態を通知することがないため、RFタグがアクティブモードで動作可能か否かを確認するには、リーダライタが定期的にコマンドを送信し、その応答結果より判断するしかなかった。これに対して、第2実施例の構成によれば、RFタグ1が、アクティブ応答期間に自発的に応答を送信するので、リーダライタ2は、定期的にRFタグ1の検出を行う必要がなくなる。したがって、検出処理を簡素化し、処理の高速化を図ることができる。
また、RFタグ1は、リーダライタ2に自発的に送信を行うと所定期間アクティブモードで動作してリーダライタ2からのコマンド送信を待ち、コマンド送信があれば引き続きアクティブモードで動作する。一方、コマンド送信がない場合、動作可能であればパッシブモードで動作し、パッシブモードでの動作が不能であれば休止モードに移行する。その後、リーダライタ2によるキャリアの送信を検出すると、電源生成部4で生成した電力を電源蓄積部5に蓄積し、そのリーダライタ2がアクティブ応答期間に移行すると蓄積した電力量に応じて自発的に送信を決定する。
すなわち、RFタグ1がアクティブモードで連続して動作すると、電力を消耗して動作時間が短くなってしまう、また一般に、パッシブモードとアクティブモードとを併用する場合には、両者の切り替えを行う必要がある。これに対して第2実施例の構成によれば、RFタグ1がアクティブモードで自発的に応答を送信した後に、コマンド送信がなければ自動的にパッシブモード又は休止モードに移行し、キャリアON→OFFになれば自発的な応答送信を繰り返すので、電源蓄積部5の電力消費を抑制し、動作時間をより長くすることができる。
本発明は、上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
セミパッシブモードで動作する構成は、必要に応じて設ければ良い。セミパッシブモードに対応しない場合、図6のフローチャートでは、ステップS2ではアクティブモードか否かだけを判断し、ステップS9aは削除して、ステップS9より直接ステップS10に移行すれば良い。
アクティブモードによる通信において、RFタグが採用する変調方式は、ASK変調方式に限ることはない。
本発明の第1実施例であり、RFタグの構成を示す機能ブロック図 (a)はパッシブ変調部の概略的な回路イメージ、(b)はリーダライタがRFタグに送信するキャリア波形、(c)はRFタグがリーダライタに返信する応答データ波形を示す図 アクティブ変調部に対応する図2相当図 リーダライタの構成を示す機能ブロック図 (a)はリーダライタがRFタグに送信するデータのフレーム構成、(b)はRFタグがリーダライタに返信する応答データのフレーム構成を示す図 RFタグの制御部により実行される処理内容を、本発明の要旨に係る部分のみ示すフローチャート パッシブモードとアクティブモードとを両立させる場合の応答データ波形を示す図 本発明の第2実施例であり、(a)はリーダライタとRFタグとの間の通信手順,(b)はRFタグの動作モード、(c)は電圧V2の変化の一例を示す図 アクティブモードでリクエストを受信した場合の(a)はリーダライタ,RFタグ間で行う通信の手順、(b)はRFタグの動作モードの切り替え状態を示す図 図8相当図(パッシブモードでリクエストを受信した場合)
符号の説明
図面中、1はRFタグ、2はリーダライタ(タグリーダ)、3はアンテナ、4は電源生成部、5は電源蓄積部(電力蓄積部)、6は電源選択部、7は電圧検出部(蓄積量検出部)、8は制御部、10は応答選択部(応答方式選択部)、11Aはアクティブ変調部、11Pはパッシブ変調部、12は不揮発性メモリを示す。

Claims (4)

  1. タグリーダとRFタグとが電磁波を用いて通信を行うRFタグシステムにおいて、
    前記RFタグは、前記タグリーダより送信される電磁波を受信するアンテナと、このアンテナによって受信される電磁波より自身の動作用電源を生成する電源生成部と、前記動作用電源電力が蓄積される電力蓄積部と、この電力蓄積部の電力蓄積量を検出する蓄積量検出部と、前記電力蓄積量に応じて動作モードを切り替える制御部と、前記動作モードに応じて前記電源生成部と前記電力蓄積部との何れより供給される電源を使用するかを切替える電源選択部と、前記タグリーダより送信される電磁波を用いてバックスキャッタ方式により応答信号を返信するパッシブ変調部と、前記電力蓄積部より供給される電源により自身が送信する電磁波を変調して応答信号を返信するアクティブ変調部と、前記動作モードに応じて前記パッシブ変調部と前記アクティブ変調部との何れか一方を選択する応答方式選択部とを備え、
    前記RFタグの動作モードは、前記電源選択部が前記電源生成部を選択すると共に前記応答方式選択部が前記パッシブ変調部を選択するパッシブモードと、前記電源選択部が前記電力蓄積部を選択すると共に前記応答方式選択部が前記アクティブ変調部を選択するアクティブモードとを有し、
    前記RFタグは、前記タグリーダより送信される電磁波を受信して前記電源生成部が生成した動作用電力を前記電力蓄積部に蓄積し、生成した動作用電力がパッシブモードで動作可能なレベル以上となった場合にパッシブモードで動作可能となり、前記電力蓄積部に蓄積した電力量がアクティブモードで動作可能なレベル以上となった場合にアクティブモードで動作可能となり、
    前記タグリーダは、前記無変調キャリアを送信してRFタグに電力を供給する電力供給期間と、キャリアを変調して前記RFタグにコマンドを送信する期間と、パッシブモードにて前記RFタグからの応答を受信するためのキャリア送信期間と、アクティブモードにて前記RFタグからの応答を受信するためのキャリア停止期間とを有し、送信するコマンドによって前記RFタグの動作モードを指定し、
    前記RFタグは、前記タグリーダによって指定された動作モードでの動作が可能な場合は前記動作モードにおける応答期間で応答し、その応答データに少なくとも自身の固有IDを示す情報を含み、
    前記タグリーダは、前記電力送信期間と、前記キャリア停止期間とで構成される制御周期を繰り返し、
    前記RFタグは、前記電力蓄積部の蓄積電力量がアクティブモードで動作可能なレベル以上で且つ前記タグリーダからのコマンド送信がない場合、前記電力蓄積量が前記アクティブモードで動作可能なレベルよりも低いレベルに設定される電圧低下検出レベルを下回ると、前記タグリーダのキャリア停止期間において自身の固有ID情報と、前記電力蓄積量を示す情報とを自発的に送信し、
    前記タグリーダは、前記RFタグからの応答を受信すると、検出したRFタグに対して電力を供給するためのキャリア送信を開始することを特徴とするRFタグシステム。
  2. 前記RFタグは、前記タグリーダに自発的に送信を行うと所定期間アクティブモードで動作して前記タグリーダからのコマンド送信を待ち、コマンド送信があった場合は引き続きアクティブモードで動作し、
    コマンド送信がなかった場合は、パッシブモードで動作可能であればパッシブモードで動作し、パッシブモードでの動作が不能であれば動作を休止する休止モードに移行して、以降にタグリーダによるキャリアの送信が行われたことを検出した場合、前記電源生成部で生成した電力を前記電力蓄積部に蓄積し、前記タグリーダが前記キャリア停止期間に移行すると、蓄積した電力量に応じて自発的に送信を決定することを特徴とする請求項1記載のRFタグシステム。
  3. タグリーダより送信される電磁波を受信するアンテナと、
    このアンテナによって受信される電磁波より自身の動作用電源を生成する電源生成部と、
    前記動作用電源電力が蓄積される電力蓄積部と、
    この電力蓄積部の電力蓄積量を検出する蓄積量検出部と、
    前記電力蓄積量に応じて動作モードを切り替える制御部と、
    前記動作モードに応じて前記電源生成部と前記電力蓄積部との何れより供給される電源を使用するかを切替える電源選択部と、
    前記タグリーダより送信される電磁波を用いてバックスキャッタ方式により応答信号を返信するパッシブ変調部と、
    前記電力蓄積部より供給される電源により自身が送信する電磁波を変調して応答信号を返信するアクティブ変調部と、
    前記動作モードに応じて前記パッシブ変調部と前記アクティブ変調部との何れか一方を選択する応答方式選択部とを備え、
    前記動作モードとして、前記電源選択部が前記電源生成部を選択すると共に前記応答方式選択部が前記パッシブ変調部を選択するパッシブモードと、前記電源選択部が前記電力蓄積部を選択すると共に前記応答方式選択部が前記アクティブ変調部を選択するアクティブモードとを有し、
    前記タグリーダより送信される電磁波を受信して前記電源生成部が生成した動作用電力を前記電力蓄積部に蓄積し、生成した動作用電力がパッシブモードで動作可能なレベル以上となった場合にパッシブモードで動作可能となり、前記電力蓄積部に蓄積した電力量がアクティブモードで動作可能なレベル以上となった場合にアクティブモードで動作可能となり、
    前記タグリーダによって指定された動作モードでの動作が可能な場合は前記動作モードにおける応答期間で応答し、その応答データに少なくとも自身の固有IDを示す情報を含み、
    前記電力蓄積部の蓄積電力量がアクティブモードで動作可能なレベル以上で且つ前記タグリーダからのコマンド送信がない場合、前記電力蓄積量が前記アクティブモードで動作可能なレベルよりも低いレベルに設定される電圧低下検出レベルを下回ると、前記タグリーダのキャリア停止期間において自身の固有ID情報と、前記電力蓄積量を示す情報とを自発的に送信することを特徴とするRFタグ。
  4. 前記タグリーダに自発的に送信を行うと所定期間アクティブモードで動作して前記タグリーダからのコマンド送信を待ち、コマンド送信があった場合は引き続きアクティブモードで動作し、
    コマンド送信がなかった場合は、パッシブモードで動作可能であればパッシブモードで動作し、パッシブモードでの動作が不能であれば動作を休止する休止モードに移行し、以降にタグリーダによるキャリアの送信を検出した後、前記タグリーダがキャリア停止期間に移行すると、再度自発的に送信を行うことを特徴とする請求項3記載のRFタグ。
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