JP4872573B2 - 椅子の背凭れ装置 - Google Patents

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本発明は、椅子の背凭れ装置に係わり、更に詳しくは金属製の背凭れ杆と合成樹脂製の背凭れ板とからなる椅子の背凭れ装置に関するものである。
従来から、座部の左右後部の外側に立設した左右の金属製背凭れ杆に、合成樹脂製の背凭れ板の左右側部に一体形成した下向き開放の筒状部を嵌合して取付けた背凭れ部を備えた構造の椅子は提供されている(特許文献1参照)。
しかし、金属製パイプで製作された前記背凭れ杆と合成樹脂製の背凭れ板とは、曲げ弾性率が大きく異なるので、背凭れ部における背凭れ杆の上端付近で剛性が大きく変化するので、この部分に応力が集中して背凭れ板が破損する恐れがある。特に、スタッキング椅子は、多数の椅子を上下又は前後に重ねられるように背凭れ部の厚み、即ち背凭れ板の厚みを可能な限り薄くする必要があり、背凭れ板の破損の問題は顕著である。
そこで、特許文献2に示すように、金属製パイプからなる背凭れ杆の上端をテーパー状や円弧状にカットしたり、金属製パイプからなる背凭れ杆の上端にゴムのような適度な弾性を有する保護キャップを嵌着し、剛性の変化を緩和して背凭れ板の損傷を防止しようとした提案もある。しかし、特許文献2のように背凭れ杆の上端をテーパー状や円弧状に加工したり、保護キャップを嵌着するだけでは不十分である場合には、更に積極的に基端から先端にかけて曲げ剛性が漸減するようになした緩衝体を前記背凭れ杆の上端に連結し、背凭れ杆から背凭れ板にかけて剛性が連続するようになした改良案も提案されている。
特開平8−228882号公報 特開2002−136389号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、座部の左右後部の外側に立設した左右の金属製背凭れ杆に、合成樹脂製の背凭れ板の左右側部に一体形成した下向き開放の筒状部を嵌合して取付けた背凭れ部を備えた構造の椅子において、背凭れ板の厚さを可能な限り薄くしても背凭れ杆の上端から背凭れ板にかけて曲げ剛性が連続するように緩衝構造を設けた椅子の背凭れ装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、座部の左右後部の外側に立設した左右の金属製背凭れ杆に、合成樹脂製の背凭れ板の左右側部に一体形成した下向き開放の筒状部を嵌合して取付けた背凭れ部を備えた構造の椅子において、前記背凭れ板に、前記筒状部に嵌挿した前記背凭れ杆の上端から上方位置へかけて曲げ剛性を連続させるための緩衝部を設け、該緩衝部が下端から上方へかけて高さが漸減した複数の平行な縦リブと、該縦リブに交差させて設けた複数の小横リブで形成し、更に前記背凭れ板の背面側で前記筒状部の上端部に対応する位置に、該筒状部の装着孔に連通する開口を形成し、該開口に係合するとともに、前記背凭れ杆の先端部にネジ止めするカバーに、前記縦リブに連続するように小縦リブを形成したことを特徴とする椅子の背凭れ装置を構成した(請求項1)。
ここで、前記緩衝部において、前記縦リブの高さより前記小横リブの高さを低く設定してなることが好ましい(請求項)。
そして、前記背凭れ杆は左右に並べて溶接した2本の金属パイプからなり、該金属パイプの先端部分を前後から扁平に押し潰して、前記筒状部の装着孔から開口内へ挿入される挿入部としたものであり、前記背凭れ板の開口の上部に、前記挿入部の上端部を係合する係合凹部を連続形成してなることも好ましい(請求項)。
更に、前記カバーには、その裏面下端部で背凭れ板の中央側寄り側に突起を突設するとともに、該突起の下端には下方へ突出した係合爪を形成し、更に背凭れ板の側端寄り側に貫通した取付孔を形成し、前記背凭れ杆には、その挿入部の内側部に切欠部を形成するとともに、外側寄りに螺孔を形成し、前記カバーを前記開口に嵌合して、前記係合爪を該開口下縁に係止するとともに、前記突起を前記挿入部の切欠部に係合し、前記取付孔から挿通したネジを前記螺孔に螺合して取付けてなることが好ましい(請求項)。
そして、前記背凭れ板の背面側の上下中間位置であって、両側の前記緩衝部の間に横リブを横設し、該横リブの上方より下方の曲げ剛性を大きくしてなることがより好ましい(請求項)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の椅子の背凭れ装置は、前記背凭れ杆の上端から上方位置へかけて曲げ剛性を連続させるための緩衝部を設けているので、金属製の背凭れ杆の上端から合成樹脂製の背凭れ板にかけて曲げ剛性が連続し、背凭れ板に凭れ掛かった際に背凭れ杆の上端付近に対応する背凭れ板の部位に応力が集中することがなく、該背凭れ板の損傷を防止でき、また背凭れ板の筒状部の周囲とその上部は肉厚が他の部分よりも厚くなっているが、背凭れ杆の先端から上方位置に設けた緩衝部に縦リブと小横リブを形成して肉厚を減少させたので、樹脂成形時にヒケが発生しない。更に、背凭れ板の開口にカバーを係合して背凭れ杆の先端部にネジ止めすることにより、背凭れ杆の先端部が背凭れ板の筒状部から抜けることを防止でき、また背凭れ板の縦リブとカバーの小縦リブが連続するので、該カバーの存在を目立たないようにすることができる。
請求項によれば、緩衝部において縦リブの高さより小横リブの高さを低く設定したので、外観的には縦リブが上下方向に平行に延びた形状が目立つようになっており、特にカバーの小縦リブと連続することにより縦の線をより強調して、背凭れ板とカバーの一体感を出すことができるのである。
請求項によれば、背凭れ杆の挿入部が上端になるにつれて曲げ剛性が低下し、しかも前記背凭れ板に対する接触面積が広くなるので、該背凭れ板の損傷を更に抑制することができる。
請求項によれば、背凭れ板の開口にカバーを簡単に取付けることができるにも係わらず、カバーの突起が開口の下縁と切欠部の上縁との間に位置し、そしてカバーと挿入部とがネジで螺着されているので、当該挿入部が下方へ抜けることを確実に防止できるのである。そして、前記背凭れ板の上部に凭れ掛かると、当該背凭れ板の上部は弾性的に変形して後方へ湾曲するが、カバーは挿入部の先端より下方位置にあるので、この部分での変形は殆どないので、該カバーがずれてキシミ音が発生することもなく、取付状態が安定である。
請求項によれば、前記背凭れ板の背面側の上下中間位置に横リブを横設し、該横リブの上方より下方の曲げ剛性を大きくしたので、背凭れ板に凭れ掛かった際に、横リブの下方よりも上方の撓み変形が大きくなって背中に圧迫感がなく、安楽な支持が可能となるとともに、前記横リブによって背凭れ板の後方への撓みに対して力を分散し、背凭れ杆に加わる力も分散して、背凭れ板が薄くても損傷を防止できるのである。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る椅子の背凭れ装置を適用したスタッキング椅子を示し、図2〜図8は実施形態を示し、図中符号1は脚フレーム、2は座部、3は背凭れ部、4は背凭れ杆、5は背凭れ板をそれぞれ示している。
本実施形態のスタッキング椅子は、図1に示すように、金属製の脚フレーム1に合成樹脂製の座部2を取付けるとともに、座部2の左右後部の外側に立設した左右の金属製背凭れ杆4,4に、合成樹脂製の背凭れ板5の左右側部に一体形成した下向き開放の筒状部6,6を嵌合して取付けた背凭れ部3を備えた構造を有し、上下に40脚を積み重ねられるように、前記座部2を構成する座板7と背凭れ板5の肉厚を限り薄くしたものである。例えば、前記背凭れ板5の中央部の肉厚は約3mmであり、後述の横リブを形成した部分の肉厚は約4.5mmである。更に、前記筒状部6の前後の最大厚みは約15mmである。
本実施形態では、前記脚フレーム1は、スチール製のパイプを折曲し、溶接して構成したものであり、また前記座板7と背凭れ板5はナイロン製で成形したものである。尚、前記パイプの代わりに、中実の金属棒を用いて前記脚フレーム1を作製することも可能であり、またナイロンの他に同等の強度と可撓性を有する合成樹脂で前記座板7と背凭れ板5を成形することも可能である。前記座板7には適宜クロス等の表装シートを張設することが好ましい。また、前記背凭れ板5にも袋状に形成した表装シートを被着することも好ましい。
更に詳しくは、前記脚フレーム1は、図1に示すように、スチール製のパイプを折曲して形成した左右一対の脚体8,8を有し、前記座板7を支持する部分で両脚体8,8を金属製のプレス成形品であるアウターシェル(図示せず)等により連結したものである。そして、前記脚体8は、接地杆9の前端から上方へ前脚杆10と後端から上方へ後脚杆11を立設するとともに、前記前脚杆10の上端から後方へ座支持杆12を延設し、該座支持杆12の後端から立上げた杆体と前記後脚杆11の上端部を左右に並べて互に溶接して前記背凭れ杆4としている。そして、前記背凭れ杆4の上端部は、前後から扁平に押し潰して前記筒状部6への挿入部13を形成している。ここで、前記挿入部13の上端は約5mmの厚さに潰し、前記筒状部6へ挿入する基部は約9mmの前後厚さに設定している。
先ず、図1〜図7に基づいて第1実施形態を説明する。本発明の椅子の背凭れ装置は、前記背凭れ板5の背面側で前記筒状部6,6の上端部に対応する位置に、該筒状部6の装着孔14に連通する開口15を形成し、前記装着孔14に嵌挿した前記背凭れ杆4の上端から上方位置へかけて曲げ剛性を連続させるための緩衝部16を設けるとともに、前記背凭れ板5の背面側に前記緩衝部16の上下中間位置に交差するように横リブ17を横設し、前記開口15にカバー18を嵌着するとともに、前記背凭れ杆4を抜止め手段にて抜止めしてなるものである。
本実施形態では、前記緩衝部16は、前記開口15より上部に一体成形により設け、下端から上方へかけて高さが漸減した複数の縦リブ19,…であり、該縦リブ19,…に交差するように高さの低い小横リブ20,…を形成している。本実施形態では、前記縦リブ19,…を5本形成し、それに交差するように前記小横リブ20,…を5本形成している。前記縦リブ19より小横リブ20の高さが低いので、外観的には縦リブ19,…が上下方向に平行に延びた形状が目立つようになっている。また、前記開口15を埋めて取付ける前記カバー18の表面には、前記縦リブ19,…と連続するように高さの低い小縦リブ21,…を形成している。従って、前記カバー18を開口15に取付けた状態では、図2に示すように、前記縦リブ19,…と小縦リブ21,…が連続して、該カバー18の存在を目立たないようになっている。
そして、前記横リブ17は、図2に示すように、前記緩衝部16の上下中間位置に連続するように形成している。前記横リブ17は、前記背凭れ板5のその他の部分より数mm突出した山型形状のものである。ここで、前記横リブ17は、若干上方へ湾曲した形状としている。また、前記横リブ17は、中央部が最も突出高さが高く、側方へ行くに従って突出高さが低くなるように設定している。また、前記背凭れ板5は、前記横リブ17の上方より下方の曲げ剛性を大きくした。
更に詳しくは、図4、図3及び図8に示すように、前記背凭れ板5の前記開口15の上端部に、前記背凭れ杆4の挿入部13の先端を受け入れる係合凹部22を一体形成するとともに、該開口15の周囲に段落ちした受縁23を一体形成している。ここで、前記係合凹部22は、スライドコア金型でアンダーカット部を形成したものであり、前記開口15はこのスライドコア金型を設けるための最小の大きさになっている。そして、前記係合凹部22は、前記背凭れ杆4の挿入部13の先端部を受け入れて、前記背凭れ板5の上部に前方へ力を加えた際に、挿入部13から離れることを規制して安定に保持するのである。
そして、図4、図5及び図8に示すように、前記カバー18の裏面周囲には前記受縁23に凹凸嵌合する係合縁24を形成するとともに、裏面下端部で背凭れ板5の中央側寄り側に突起25を突設するとともに、該突起25の下端には下方へ突出し係合爪26を形成し、更に背凭れ板5の側端寄り側に貫通した取付孔27を形成している。
一方、前記背凭れ杆4は、図4〜図8に示すように、左右に並べて溶接した2本の金属パイプからなり、該金属パイプの先端部分を前後から扁平に押し潰して、前記筒状部6の装着孔14から開口15内へ挿入される挿入部13としたので、前記背凭れ杆4の挿入部13が上端になるにつれて曲げ剛性が低下し、しかも前記背凭れ板5に対する接触面積が広くなるので、該背凭れ板5の損傷を更に抑制することができる。そして、前記背凭れ杆4の挿入部13には、図4、図5及び図8に示すように、前記開口15内に位置する部分で内側部に前記カバー18の突起25に係合する切欠部28を形成し、前記突起25に係合することで下方抜止め手段とし、前記筒状部6から該挿入部13抜けるのを防止している。また、前記挿入部13の前記開口15内に位置する部分で外側寄りに螺孔29を形成している。
そして、前記背凭れ板5の装着孔14に、前記背凭れ杆4の挿入部13を嵌挿し(図4参照)、該挿入部13の上端部を前記開口15の上部に連続形成した係合凹部22に係合する(図5、図8参照)。それから、前記カバー18の突起25の係合爪26を前記開口15の下縁30に係止した後、開口15の口縁の受縁23に前記カバー18の係合縁24を嵌合するとともに、前記突起25を前記挿入部13の切欠部28に係合する(図7、図8参照)。最後に、前記カバー18に設けた取付孔27にネジ31を通し、前記挿入部13の螺孔29に螺合して取付ける(図6、図7、図8参照)。
ここで、前記背凭れ杆4の挿入部13を前記背凭れ板5の筒状部6に嵌挿し、前記カバー18を開口15に装着した状態では、図8に示すように、前記カバー18の突起25が前記開口15の下縁30と前記切欠部28の上縁32との間に位置し、そして前記カバー18と挿入部13とがネジ31で螺着されているので、当該挿入部13が下方へ抜けることを確実に防止できるのである。
そして、前記背凭れ板5の上部に凭れ掛かると、当該背凭れ板5の上部は弾性的に変形して後方へ湾曲するが、前記カバー18は前記挿入部13の先端より下方位置にあるので、この部分での変形は殆どないので、該カバー18がずれてキシミ音が発生することもなく、取付状態が安定である。また、前記背凭れ板5の筒状部6の周囲とその上部は肉厚が他の部分よりも厚くなっているが、前記背凭れ杆4の先端から上方位置に設けた緩衝部16に縦リブ19,…と小横リブ20,…を形成して肉厚を減少させたので、樹脂成形時にヒケが発生しない。また、前記緩衝部16によって、前記装着孔14に嵌挿した前記背凭れ杆4の上端から上方位置へかけて曲げ剛性が連続的に小さくなるようにしたので、応力の集中を防止して背凭れ板5の耐久性を高めることができるのである。そして、前記背凭れ板5の背面側の上下中間位置に横リブ17を横設し、該横リブ17の上方より下方の曲げ剛性を大きくしたので、背凭れ板5に凭れ掛かった際に、横リブ17の下方よりも上方の撓み変形が大きくなって背中に対する圧迫感がなくなり、安楽な支持が可能となるとともに、前記横リブ17によって背凭れ板5の後方への撓みに対して力を分散し、背凭れ杆4に加わる力も分散して、背凭れ板5が薄くても損傷を防止できるのである。
本実施形態に係る椅子はスタッキング椅子であり、上下に積み重ねることができるようになっている。それには、常法通り、図1に示すように、上下の椅子の脚体8,8が接地杆9,9については上下に、後脚杆11,11については前後に接近させて重ねることができるような構造になっている。そして、左右の前記接地杆9,9の前後部には左右一対となした合成樹脂製の接地具33,34をそれぞれ取付けている。そして、右側接地具33は左側接地具34に上下方向から互に係合し、複数の椅子を側方へ並べて配置したときに連結できるような構造になっている。
本発明に係る椅子の背凭れ装置を採用したスタッキング椅子を示す全体斜視図である。 背凭れ板を示し、(a)は背凭れ板の背面図、(b)は(a)のX−X線断面図である。 同じく背凭れ板の斜視図である。 本発明の要部の分解斜視図である。 背凭れ杆に背凭れ板を取付ける途中の状態を示す部分斜視図である。 背凭れ杆に背凭れ板を取付けた後の状態を示す部分斜視図である。 背凭れ杆に背凭れ板を取付けた後の要部の横断面図である。 背凭れ杆に背凭れ板を取付けた後の要部の縦断面図である。
1 脚フレーム 2 座部
3 背凭れ部 4 背凭れ杆
5 背凭れ板 6 筒状部
7 座板 8 脚体
9 接地杆 10 前脚杆
11 後脚杆 12 座支持杆
13 挿入部 14 装着孔
15 開口 16 緩衝部
17 横リブ 18 カバー
19 縦リブ 20 小横リブ
21 小縦リブ 22 係合凹部
23 受縁 24 係合縁
25 突起 26 係合爪
27 取付孔 28 切欠部
29 螺孔 30 下縁
31 ネジ 32 上縁
33 右側接地具 34 左側接地具

Claims (5)

  1. 座部の左右後部の外側に立設した左右の金属製背凭れ杆に、合成樹脂製の背凭れ板の左右側部に一体形成した下向き開放の筒状部を嵌合して取付けた背凭れ部を備えた構造の椅子において、前記背凭れ板に、前記筒状部に嵌挿した前記背凭れ杆の上端から上方位置へかけて曲げ剛性を連続させるための緩衝部を設け、該緩衝部が下端から上方へかけて高さが漸減した複数の平行な縦リブと、該縦リブに交差させて設けた複数の小横リブで形成し、更に前記背凭れ板の背面側で前記筒状部の上端部に対応する位置に、該筒状部の装着孔に連通する開口を形成し、該開口に係合するとともに、前記背凭れ杆の先端部にネジ止めするカバーに、前記縦リブに連続するように小縦リブを形成したことを特徴とする椅子の背凭れ装置。
  2. 前記緩衝部において、前記縦リブの高さより前記小横リブの高さを低く設定してなる請求項記載の椅子の背凭れ装置。
  3. 前記背凭れ杆は左右に並べて溶接した2本の金属パイプからなり、該金属パイプの先端部分を前後から扁平に押し潰して、前記筒状部の装着孔から開口内へ挿入される挿入部としたものであり、前記背凭れ板の開口の上部に、前記挿入部の上端部を係合する係合凹部を連続形成してなる請求項1又は2記載の椅子の背凭れ装置。
  4. 前記カバーには、その裏面下端部で背凭れ板の中央側寄り側に突起を突設するとともに、該突起の下端には下方へ突出した係合爪を形成し、更に背凭れ板の側端寄り側に貫通した取付孔を形成し、前記背凭れ杆には、その挿入部の内側部に切欠部を形成するとともに、外側寄りに螺孔を形成し、前記カバーを前記開口に嵌合して、前記係合爪を該開口下縁に係止するとともに、前記突起を前記挿入部の切欠部に係合し、前記取付孔から挿通したネジを前記螺孔に螺合して取付けてなる請求項記載の椅子の背凭れ装置。
  5. 前記背凭れ板の背面側の上下中間位置であって、両側の前記緩衝部の間に横リブを横設し、該横リブの上方より下方の曲げ剛性を大きくしてなる請求項1〜何れかに記載の椅子の背凭れ装置。
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