JP4868042B2 - データ変換装置およびデータ変換プログラム - Google Patents
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Description
前記取得された再生速度比に基づいて入力フレームメモリ及び出力フレームメモリ夫々のサイズ、並びに前記入力データ及び出力データ夫々に対するオーバーラップ比を決定する決定手段と、
前記速度で順次供給される前記入力データを入力バッファに格納する格納手段と、
前記入力フレームメモリのサイズ及び前記入力データに対するオーバーラップ比に基づいて決定される入力ホップサイズ分のデータを前記入力バッファから抽出して前記入力フレームメモリの最後尾にコピーするとともに、前記出力フレームメモリのサイズ及び前記出力データに対するオーバーラップ比に基づいて決定される出力ホップサイズ分のデータを前記出力フレームメモリの先頭から抽出して中間バッファにコピーするコピー手段と、
前記入力フレームメモリのデータに窓関数を施す窓関数適用手段と、
前記窓関数を施された入力フレームメモリのデータと、前記出力フレームメモリのデータのうち先頭から前記出力ホップサイズ分のデータ以降のデータとを加算する加算手段と、
前記加算手段により加算された出力フレームメモリのデータを前記出力ホップサイズのデータ分だけ左シフトするとともに、前記入力フレームメモリのデータを前記入力ホップサイズのデータ分だけ左シフトするシフト手段と、
前記決定手段により決定された再生速度比が「1」より小さい場合には前記中間バッファに格納されたデータをフィルタ処理して出力バッファに格納するとともに、それ以外の場合には前記中間バッファに格納されたデータをそのまま前記出力バッファに格納する前記フィルタ手段と、
前記出力バッファに格納されたデータを前記出力データとして前記再生速度で順次出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とするデータ変換装置により達成される。
H(z)=1/(1+βz−K)
(βは乗数、Kは遅延サンプル数)
における乗数βを決定し、決定された乗数βを、前記フィルタ手段に伝達する。
H(z)=1+γz−K
(γは乗数、Kは遅延サンプル数)
における乗数γを決定し、決定された乗数γを、前記フィルタ手段に伝達する。
前記取得された再生速度比に基づいて入力フレームメモリ及び出力フレームメモリ夫々のサイズ、並びに前記入力データ及び出力データ夫々に対するオーバーラップ比を決定する決定ステップと、
前記速度で順次供給される前記入力データを入力バッファに格納する格納ステップと、
前記入力フレームメモリのサイズ及び前記入力データに対するオーバーラップ比に基づいて決定される入力ホップサイズ分のデータを前記入力バッファから抽出して前記入力フレームメモリの最後尾にコピーするとともに、前記出力フレームメモリのサイズ及び前記出力データに対するオーバーラップ比に基づいて決定される出力ホップサイズ分のデータを前記出力フレームメモリの先頭から抽出して中間バッファにコピーするコピーステップと、
前記入力フレームメモリのデータに窓関数を施す窓関数適用ステップと、
前記窓関数を施された入力フレームメモリのデータと、前記出力フレームメモリのデータのうち先頭から前記出力ホップサイズ分のデータ以降のデータとを加算する加算ステップと、
前記加算された出力フレームメモリのデータを前記出力ホップサイズのデータ分だけ左シフトするとともに、前記入力フレームメモリのデータを前記入力ホップサイズのデータ分だけ左シフトするシフトステップと、
前記決定手段により決定された再生速度比が「1」より小さい場合には前記中間バッファに格納されたデータをフィルタ処理して出力バッファに格納するとともに、それ以外の場合には前記中間バッファに格納されたデータをそのまま前記出力バッファに格納する前記フィルタステップと、
前記出力バッファに格納されたデータを前記出力データとして前記再生速度で順次出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させるデータ変換プログラムにより達成される。
イニシャライズ処理が終了すると、ステップ302以降の処理が繰り返し実行される。ステップ302のスイッチ処理において、入力部12を構成するスイッチの操作があったかが判断され、スイッチ操作があった場合には、操作にしたがった処理が実行される。図4は、本実施の形態にかかるスイッチ処理の例を示すフローチャートである。
ただし、αは窓関数によって決まる乗数、Kは遅延サンプル数
上記(1)式に示すフィルタは、くし型フィルタとして原波形に作用する。このくし型フィルタの効果により、データ変換後の波形に基づく音質が変化してしまう。
ただし、βは所定の乗数、Kは遅延サンプル数
乗数βは、たとえば、再生速度比に基づいて、CPU11により決定される。
ただし、γは所定の乗数、Kは遅延サンプル数
たとえば、γ=0.5と固定としても良いし、再生速度比に基づいてCPU11により決定されても良い。(3)式に示すフィルタは、遅延サンプルが1024のとき、約2104Hzごとに零点をもつくし型フィルタである。このようなフィルタをデータに施すことで、前記不連続点により生じるノイズを打ち消すことが可能となる。すなわち、本実施の形態においては、中間バッファおよび出力バッファにおいて、サブフレームの接合点(これが、サンプルの不連続点となる)で、零点を持つようなくし型フィルタをデータに施すことにより、不連続点により生じるノイズを打ち消している。
11 CPU
12 入力部
13 表示部
14 RAM
15 ROM
16 大規模記憶装置
17 入力I/F
18 信号変換部
19 オーディオ回路
25 入力バッファ
26 入力フレームデータ生成部
27 入力フレーム
28 中間バッファデータ生成部
29 出力フレーム
30 フレーム間演算部
31 中間バッファ
32 フィルタ処理部
33 出力バッファ
Claims (8)
- 入力データの速度に対する前記出力データの再生速度の比を表わす再生速度比を取得する再生速度比取得手段と、
前記取得された再生速度比に基づいて入力フレームメモリ及び出力フレームメモリ夫々のサイズ、並びに前記入力データ及び出力データ夫々に対するオーバーラップ比を決定する決定手段と、
前記速度で順次供給される前記入力データを入力バッファに格納する格納手段と、
前記入力フレームメモリのサイズ及び前記入力データに対するオーバーラップ比に基づいて決定される入力ホップサイズ分のデータを前記入力バッファから抽出して前記入力フレームメモリの最後尾にコピーするとともに、前記出力フレームメモリのサイズ及び前記出力データに対するオーバーラップ比に基づいて決定される出力ホップサイズ分のデータを前記出力フレームメモリの先頭から抽出して中間バッファにコピーするコピー手段と、
前記入力フレームメモリのデータに窓関数を施す窓関数適用手段と、
前記窓関数を施された入力フレームメモリのデータと、前記出力フレームメモリのデータのうち先頭から前記出力ホップサイズ分のデータ以降のデータとを加算する加算手段と、
前記加算手段により加算された出力フレームメモリのデータを前記出力ホップサイズのデータ分だけ左シフトするとともに、前記入力フレームメモリのデータを前記入力ホップサイズのデータ分だけ左シフトするシフト手段と、
前記決定手段により決定された再生速度比が「1」より小さい場合には前記中間バッファに格納されたデータをフィルタ処理して出力バッファに格納するとともに、それ以外の場合には前記中間バッファに格納されたデータをそのまま前記出力バッファに格納する前記フィルタ手段と、
前記出力バッファに格納されたデータを前記出力データとして前記再生速度で順次出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とするデータ変換装置。 - 前記決定手段が、前記再生速度比に基づいて、前記逆フィルタの伝達関数
H(z)=1/(1+βz−K)
(βは乗数、Kは遅延サンプル数)
における乗数βを決定し、決定された乗数βを、前記フィルタ手段に伝達するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。 - 前記決定手段が、前記再生速度比が小さくなるのにしたがって、前記逆フィルタの伝達関数の乗数βが小さくなるように、前記乗数βを決定することを特徴とする請求項2に記載のデータ変換装置。
- 前記フィルタ手段が、前記再生速度比が、前記第1の範囲より小さい値からなる所定の第2の範囲であるときに、前記中間バッファに格納された出力データに、くし型フィルタである第2のフィルタ特性を施すように構成されたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載のデータ変換装置。
- 前記第2のフィルタ特性が、前記中間バッファにおいて、出力ホップサイズのデータ分の接合点で零点を持つことを特徴とする請求項4に記載のデータ変換装置。
- 前記決定手段が、前記再生速度比に基づいて、前記第2のフィルタの伝達関数
H(z)=1+γz−K
(γは乗数、Kは遅延サンプル数)
における乗数γを決定し、決定された乗数γを、前記フィルタ手段に伝達するように構成されたことを特徴とする請求項4または5に記載のデータ変換装置。 - 前記決定手段が、前記再生速度比が小さくなるのにしたがって、前記第2のフィルタ特性の伝達関数の乗数γが大きくなるように、前記乗数γを決定することを特徴とする請求項6に記載のデータ変換装置。
- 入力データの速度に対する前記出力データの再生速度の比を表わす再生速度比を取得する再生速度比取得ステップと、
前記取得された再生速度比に基づいて入力フレームメモリ及び出力フレームメモリ夫々のサイズ、並びに前記入力データ及び出力データ夫々に対するオーバーラップ比を決定する決定ステップと、
前記速度で順次供給される前記入力データを入力バッファに格納する格納ステップと、
前記入力フレームメモリのサイズ及び前記入力データに対するオーバーラップ比に基づいて決定される入力ホップサイズ分のデータを前記入力バッファから抽出して前記入力フレームメモリの最後尾にコピーするとともに、前記出力フレームメモリのサイズ及び前記出力データに対するオーバーラップ比に基づいて決定される出力ホップサイズ分のデータを前記出力フレームメモリの先頭から抽出して中間バッファにコピーするコピーステップと、
前記入力フレームメモリのデータに窓関数を施す窓関数適用ステップと、
前記窓関数を施された入力フレームメモリのデータと、前記出力フレームメモリのデータのうち先頭から前記出力ホップサイズ分のデータ以降のデータとを加算する加算ステップと、
前記加算された出力フレームメモリのデータを前記出力ホップサイズのデータ分だけ左シフトするとともに、前記入力フレームメモリのデータを前記入力ホップサイズのデータ分だけ左シフトするシフトステップと、
前記決定手段により決定された再生速度比が「1」より小さい場合には前記中間バッファに格納されたデータをフィルタ処理して出力バッファに格納するとともに、それ以外の場合には前記中間バッファに格納されたデータをそのまま前記出力バッファに格納する前記フィルタステップと、
前記出力バッファに格納されたデータを前記出力データとして前記再生速度で順次出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させるデータ変換プログラム。
Priority Applications (2)
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JP2009191571A JP4868042B2 (ja) | 2009-08-21 | 2009-08-21 | データ変換装置およびデータ変換プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009191571A JP4868042B2 (ja) | 2009-08-21 | 2009-08-21 | データ変換装置およびデータ変換プログラム |
Publications (2)
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JP2011043655A JP2011043655A (ja) | 2011-03-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009191571A Active JP4868042B2 (ja) | 2009-08-21 | 2009-08-21 | データ変換装置およびデータ変換プログラム |
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- 2009-08-21 JP JP2009191571A patent/JP4868042B2/ja active Active
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