JP4867963B2 - 複数の機能を有する装置および制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の機能を有する装置および制御装置に関する。
近年、コピー機能、プリント機能、スキャン機能等を備える画像形成装置内部の記憶装置に記憶している情報をバックアップする技術が注目されている。
例えば特許文献1では、画像形成装置に装備されたハードディスクドライブ(HDD)内の記憶情報を、ローカルエリアネットワーク(LAN)によってネットワーク接続されているサーバに装備されたハードディスクドライブ(HDD)にバックアップする技術が記載されている。
特開2005−63421号公報
画像形成装置などの複数の機能を有する装置は、機種により機能構成が異なる。それゆえ、今まで使用していた装置を新規の装置へ置き換える場合に、新旧の装置で機能構成が異なっている場合がある。
このとき、機能構成が異なる装置へ置き換える場合においても、同じ機能については、今まで使用していた装置に記憶されていたデータのバックアップデータを新規の装置へ複製することで、その機能を継続して使用できるようにすることが好ましい。
請求項1に記載の発明は、複数の機能毎に設けられた当該機能を実現するためのプログラムと、当該プログラムが参照し、所属する当該機能についての情報を含むメタ情報が関連付けられたデータとを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデータの内、前記複数の機能毎に当該機能に属するデータを前記メタ情報に基づいて認識し、認識したデータをバックアップ対象のデータとして一括して当該記憶部とは異なる記憶領域にバックアップするバックアップ手段と、前記記憶領域にバックアップされたデータの内、前記複数の機能の内の1つの機能に属するデータを前記メタ情報に基づいて認識し、認識したデータをリストア対象のデータとして一括して前記記憶部にリストアするリストア手段と、前記リストア手段が前記リストア対象のデータをリストアしたことにより、リストアされたデータであって当該リストアされたデータが属する機能とは異なる機能に属する他のデータを参照しているデータ、あるいは当該リストアされたデータを参照している当該他のデータについて矛盾が生じた場合、または当該リストアされたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムについて矛盾が生じた場合に、矛盾を解消する矛盾解消手段とを含む複数の機能を有する装置である。
請求項2に記載の発明は、前記矛盾解消手段は、前記リストア手段によりリストアされたデータが当該リストア手段によりリストアされていない前記他のデータを参照していていることにより当該リストアされたデータに矛盾が生じた場合、あるいは前記記憶部に記憶された当該他のデータであって当該リストア手段によりリストアされたデータを参照している当該他のデータに矛盾が生じた場合に、当該リストア手段によりリストアされたデータと当該他のデータとの参照関係を解消することを特徴とする請求項1に記載の複数の機能を有する装置である。
請求項3に記載の発明は、前記矛盾解消手段は、前記リストア手段によりリストアされたデータに矛盾が生じた場合には、当該リストア手段によりリストアされたデータにおける前記他のデータの参照部分を削除することを特徴とする請求項2に記載の複数の機能を有する装置である。
請求項4に記載の発明は、前記矛盾解消手段は、前記他のデータに矛盾が生じた場合には、当該他のデータにおける前記リストア手段によりリストアされたデータの参照部分を削除することを特徴とする請求項2に記載の複数の機能を有する装置である。
請求項5に記載の発明は、前記矛盾解消手段は、前記リストア手段によりリストアされたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムが、前記リストア手段によりリストアされたデータが属する機能に属するデータを参照しているために矛盾が生じた場合に、当該矛盾が生じたプログラムと当該プログラムが参照しているデータとの参照関係を解消することを特徴とする請求項1に記載の複数の機能を有する装置である。
請求項6に記載の発明は、前記矛盾解消手段は、前記プログラムにおける前記リストア手段によりリストアされたデータが属する機能に属するデータの参照部分を削除することを特徴とする請求項5に記載の複数の機能を有する装置である。
請求項7に記載の発明は、装置の有する複数の機能を実現するためのプログラムを記憶する記憶部と、前記複数の機能毎に当該機能に属するデータを、当該データに関連付けられた所属する当該機能についての情報を含むメタ情報に基づいて認識し、認識したデータを複製対象のデータとして一括して前記記憶部とは異なる記憶領域から複製する複製手段と、前記複製手段が前記複製対象のデータを複製したことにより、複製されたデータであって当該複製されたデータが属する機能とは異なる機能に属する他のデータを参照しているデータ、あるいは当該複製されたデータを参照している当該他のデータについて矛盾が生じている場合、または当該複製されたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムについて矛盾が生じた場合に、矛盾を解消する矛盾解消手段とを含む複数の機能を有する装置である。
請求項8に記載の発明は、前記矛盾解消手段は、前記複製手段により複製されたデータが当該複製手段により複製されていない前記他のデータを参照していていることにより当該複製されたデータに矛盾が生じた場合、あるいは前記記憶部に記憶された当該他のデータであって当該複製手段により複製されたデータを参照している当該他のデータに矛盾が生じた場合に、当該複製手段により複製されたデータと当該他のデータとの参照関係を解消することを特徴とする請求項7に記載の複数の機能を有する装置である。
請求項9に記載の発明は、前記矛盾解消手段は、前記複製手段により複製されたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムが、前記複製手段により複製されたデータが属する機能に属するデータを参照しているために矛盾が生じた場合に、当該矛盾が生じたプログラムと当該プログラムが参照しているデータとの参照関係を解消することを特徴とする請求項7に記載の複数の機能を有する装置である。
請求項10に記載の発明は、複数の機能を有する他の装置に備えられた記憶部に記憶されたデータの内、当該複数の機能毎に当該機能に属するデータを、当該データに関連付けられた所属する当該機能についての情報を含むメタ情報に基づいて認識し、認識したデータをバックアップ対象のデータとして一括して当該記憶部とは異なる記憶領域にバックアップするバックアップ手段と、前記記憶領域にバックアップされたデータのうち、前記複数の機能の内の1つの機能に属するデータを前記メタ情報に基づいて認識し、認識したデータをリストア対象のデータとして一括して前記記憶部にリストアするリストア手段と、前記リストア手段が前記リストア対象のデータをリストアしたことにより、リストアされたデータであって当該リストアされたデータが属する機能とは異なる機能に属する他のデータを参照しているデータ、あるいは当該リストアされたデータを参照している当該他のデータについて矛盾が生じた場合、または当該リストアされたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムについて矛盾が生じた場合に、矛盾を解消する矛盾解消手段とを含む制御装置である。
本発明の請求項1によれば、機能構成が異なる装置から置き換えられた場合においても、同じ機能については継続して提供することができる。
本発明の請求項2によれば、リストア手段がリストア対象のデータをリストアしたことにより矛盾が生じた場合においても、同じ機能をそのまま継続して提供することができる。
本発明の請求項3によれば、リストア手段がリストア対象のデータをリストアしたことにより矛盾が生じた場合においても、同じ機能をそのまま継続して提供することができる。
本発明の請求項4によれば、リストア手段がリストア対象のデータをリストアしたことにより矛盾が生じた場合においても、同じ機能をそのまま継続して提供することができる。
本発明の請求項5によれば、リストア手段がリストア対象のデータをリストアしたことにより矛盾が生じた場合においても、同じ機能をそのまま継続して提供することができる。
本発明の請求項6によれば、リストア手段がリストア対象のデータをリストアしたことにより矛盾が生じた場合においても、同じ機能をそのまま継続して提供することができる。
本発明の請求項7によれば、機能構成が異なる装置から置き換えられた場合においても、同じ機能については継続して提供することができる。
本発明の請求項8によれば、複製手段が複製対象のデータを複製したことにより矛盾が生じた場合においても、同じ機能をそのまま継続して提供することができる。
本発明の請求項9によれば、複製手段が複製対象のデータを複製したことにより矛盾が生じた場合においても、同じ機能をそのまま継続して提供することができる。
本発明の請求項10によれば、機能構成が異なる装置から置き換えられた場合においても、同じ機能については継続して提供できるようにすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステム1000を示す概略構成図である。
本実施の形態に係るネットワークシステム1000は、複写機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能、プリンタ機能などの複数の機能を有する装置である画像形成装置1,2を備えている。そして、画像形成装置1,2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)3を介して接続されている。また、画像形成装置1,2は、LAN3を介してサーバ4と接続されている。
図2は、本実施の形態における画像形成装置1,2の概略構成を示した図である。画像形成装置1,2は、同じ構成であるので、以下では、代表例として画像形成装置1について説明する。
画像形成装置1は、図2に示すように、装置全体の動作を制御する制御部10と、媒体上に画像を形成する画像形成部20と、原稿の画像を読み取る画像読取部30と、制御部10が処理に用いるデータ等を記憶する外部記憶部40とを備える。また、画像形成装置1は、ネットワークを介して他の装置との間で通信を行うネットワーク接続部50と、ファクシミリ送受信のための通信回線接続部60と、表示画面および各種操作ボタンを有する操作部70とを備える。
そして、画像形成部20、画像読取部30、外部記憶部40、ネットワーク接続部50、通信回線接続部60および操作部70は、制御部10と電気的に接続されている。
制御部10は、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータであり、画像形成装置1全体の動作を制御する。CPUが外部記憶部40やROMなどの記憶領域からプログラムを読み込み実行することにより、上述した各部の動作を制御することで、画像形成装置1は、複写機能、ファクシミリ機能などの機能を提供することが可能となっている。言い換えれば、画像形成装置1の各機能は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。つまり、画像形成装置1がある機能を実現する際には、制御部10のCPUがその機能を実現するためのプログラムを記憶領域から読み出し実行する。
画像形成部20は、制御部10における画像処理の結果に基づいて媒体に画像を形成するものである。画像形成部20は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを例示することができる。
画像読取部30は、原稿の画像を読み取るものである。画像読取部30は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを例示することができる。
外部記憶部40は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)にて実現される。外部記憶部40には、制御部10により実行されるプログラムが格納されており、画像形成装置1の立ち上げ時等に制御部10がこのプログラムを読み込み実行することによって、本実施の形態の画像形成装置1での動作制御が実行される。また、画像処理の対象である画像、プログラムが参照するデータ等をも記憶する。
ネットワーク接続部50は、ローカルエリアネットワーク(LAN)3を介して他の装置との間で行う通信を制御するLANカードやモデム等からなる。そして、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やプリントサーバから印刷データを受信する。
通信回線接続部60は、画像を電話回線等の通信回線を通じて送受信するファクシミリ(FAX)送受信を行う。例えば、画像読取部30が読み取った画像の信号をファクシミリ信号として電話回線等の通信回線に出力する。
操作部70は、タッチパネル式のディスプレイであることを例示することができる。操作メニューを表示して、ユーザから処理要求等の操作指示を受け付けたり、ユーザに対する選択情報や装置の動作状況等を表示したりする。
このように構成された画像形成装置1は、例えば外部記憶部40などの記憶部に保持しているデータを、元の記憶部とは異なる記憶領域にバックアップするバックアップ機能と、バックアップ先からデータをリストアするリストア機能とを有している。
以下に、バックアップ機能とリストア機能を発揮するための構成について説明する。
画像形成装置1は、複写機能、ファクシミリ機能など複数の機能を有しており、各機能は、制御部10のCPUが各機能を実現するためのプログラムを実行することにより発揮される。また、各プログラムは、必要に応じてデータを参照することで機能を実現する。また、データは、必要に応じて他のデータを参照する。これら各機能における、各機能を実現するためのプログラムおよびデータの関係について図を用いて説明する。
図3は、画像形成装置1内の機能に属するプログラムとデータの関係について説明する図である。図3中の矢印は、プログラムからデータへの依存、または、データからデータへの依存を表す。図3において、機能Xには、当該機能Xを実現するためのプログラムXとこのプログラムXが依存しているデータA,Bが属している。また、機能Yには、当該機能Yを実現するためのプログラムYとこのプログラムYが依存しているデータC,Dが属している。また、機能Zには、当該機能Zを実現するためのプログラムZとこのプログラムZが依存しているデータE,Fが属している。
また、図3に示すように、機能YのプログラムYは、機能Xに属するデータAにも依存している。また、機能ZのデータFは、機能Xに属するデータBに依存している。なお、プログラムがデータへ依存しているとは、機能を所望通りに実現するためにデータを必要としていることをいい、例えばプログラム中にデータを参照していることをいう。また、データが他のデータへ依存しているとは、例えばデータが他のデータを参照していることをいう。
より具体的に、機能X,Y,ZおよびデータA,B,C,D,E,Fは、以下の機能およびデータであることを例示することができる。
機能Xは「ユーザ管理機能」、機能Yは「FAX宛先管理機能」、機能Zは「文書管理機能」である。そして、外部記憶部40、ROMなどの記憶部には、機能X,Y,Zを実現するためのプログラムX,Y,Zと、データA,B,C,D,E,Fが保持されている。
データAは、この画像形成装置1が設置されている企業内のある部署に所属し、この画像形成装置1に対する使用権限が与えられている者のリストであることを例示することができる。データBは、他の部署に所属し、この画像形成装置1に対する使用権限が与えられている者のリストであることを例示することができる。そして、データA,Bは、使用権限が与えられている者に関する情報として、氏名、社員番号、電話番号、FAX番号、e−mailアドレスなどの情報を含む。
データCは、ある企業に所属する者の氏名、FAX番号を含むデータであり、データDは、データCの企業とは異なる企業に所属する者の氏名、FAX番号を含むデータである。また、データEは、文書およびこの文書のオーナーの情報を含むデータである。データFは、文書およびこの文書のオーナーの情報を含むデータである。そして、データFの文書のオーナーの情報としてデータBのリストに含まれている者の情報が参照されている。
なお、各プログラムおよびデータには、(1)作成日時、(2)作成者、(3)データ形式、(4)タイトル、(5)所属する機能、(6)依存するデータなどのメタ情報が関連付けられている。例えば、データFには、(1)作成日時、(2)作成者、(3)データ形式、(4)タイトルとともに、(5)所属する機能である機能Z、(6)依存するデータであるデータBというメタ情報が関連付けられている。
そして、本実施の形態に係る画像形成装置1においては、機能単位でデータをバックアップする点に特徴がある。つまり、機能Xに属するデータ毎、機能Yに属するデータ毎、機能Zに属するデータ毎というように機能単位でバックアップするように、その機能に属するデータを一括してバックアップする。例えば、図3に示す依存関係で例示すると、機能Xについてバックアップする場合には、機能Xに属するデータAおよびデータBを一括してバックアップする。また、機能Yについてバックアップする場合には、機能Yに属するデータCおよびデータDを一括してバックアップする。また、機能Zについてバックアップする場合には、機能Zに属するデータEおよびデータFを一括してバックアップする。
なお、バックアップするタイミングは、例えば、機能Xは週に1回、機能Yは月に1回、機能Zは日に1回というように、管理者が機能単位で予め定めておくことが好適である。また、手動でバックアップ処理を行ってもよい。
そして、制御部10は、複数の機能内の特定の機能についてのバックアップの開始を指示する指示部101を有している(図2参照)。指示部101は、管理者が予め定めたバックアップタイミングとなったことを把握し、あるいは手動によるバックアップ開始のコマンドを検知し、ある機能についてのバックアップの開始を指示する。
また、制御部10は、バックアップすべきデータを決定するバックアップデータ決定部102(図2参照)を有している。バックアップデータ決定部102は、データに関連付けられているメタ情報を基に、指示部101が指示したバックアップすべき機能に属するデータを検索し、検索の結果認識したその機能に属するデータをバックアップすべきデータとして決定する。
また、制御部10は、バックアップするデータをバックアップ先に受け渡すバックアップ部103(図2参照)を有している。バックアップ部103は、バックアップデータ決定部102がバックアップすべきデータとして決定したデータを記憶領域から読み出し、バックアップ先(例えば、LAN3を介して接続されたサーバ4)に受け渡す。
また、本実施の形態に係る画像形成装置1においては、機能単位でバックアップされたデータを機能単位でリストアする点に特徴がある。
制御部10は、画像形成装置1が有する複数の機能の内、どの機能をリストアするかを認識するリストア対象機能認識部104(図2参照)を有している。リストア対象機能認識部104は、画像形成装置1が有する複数の機能を把握した上で、どの機能に属するデータをリストアするかをユーザに選択させるために、選択画面を、例えば操作部70の表示画面に表示する。そして、表示画面に表示されたアイコンが押下された機能について、リストアすべき機能であるとして認識する。
また、制御部10は、リストアすべき機能に属するデータをリストア対象のデータとして決定するリストアデータ決定部105(図2参照)を有している。リストアデータ決定部105は、リストアすべき機能に属するデータを、データのメタ情報に基づいて認識し、認識したデータをリストア対象のデータとして決定する。
また、制御部10は、データを記憶領域にリストアするリストア部106(図2参照)を有している。リストア部106は、バックアップ先が例えばサーバ4内の記憶領域である場合には、サーバ4に対してリストア対象のデータの用意を促す。そして、リストア部106は、リストア対象のデータをサーバ4から取得し、記憶領域(例えば外部記憶部40)に書き込む。
そして、制御部10は、機能単位でリストアする際に、リストアしたデータについて矛盾が生じている場合には、その矛盾を解消するための矛盾解消部107(図2参照)を有している。
以下に、矛盾解消部107が解消する矛盾およびその矛盾の解消方法について説明する。
先ず、データとデータとの間の矛盾について説明する。
データとデータとの間の矛盾は、以下の場合に生じることを例示することができる。すなわち、図3に示した機能ZのデータFが機能XのデータBに依存(データBを参照)している例で言えば、機能Zに属するデータがリストアされた場合において、以下の場合に矛盾が生じる。(1)機能Zに属するデータのリストア先に機能X自体が存在せず、依存しているデータBがない場合、(2)機能Zに属するデータのリストア先に機能Xは存在するが、機能Xに属するデータが未だリストア(複製)されておらず、機能Xに属する、データFが参照しているデータBがない場合、(3)機能Zに属するデータのリストア先に機能Xが存在し、機能Xに属するデータがリストア(複製)されているが、リストアした機能ZのデータFが依存しているデータBが、データFのリストア前後で異なる場合。
上記(1)、(2)、(3)の矛盾は、例えば、第1の画像形成装置に格納していたデータをバックアップし、バックアップしたデータを第1の画像形成装置とは機能構成が異なる第2の画像形成装置にリストア(複製)する場合に生じる。例としては、図1に示したネットワークシステム1000における画像形成装置1のデータをサーバ4にバックアップし、サーバ4にバックアップしておいたデータを画像形成装置2にリストア(複製)する場合である。あるいは、これまで設置していた画像形成装置1を画像形成装置1,2とは異なる画像形成装置に入れ替える理由で、画像形成装置1に格納していたデータをサーバ4にバックアップし、サーバ4にバックアップしたデータを画像形成装置1と置き換えた画像形成装置にリストア(複製)する場合である。
また、上記(3)の矛盾は、画像形成装置1からデータが消失したなどの理由で、バックアップしておいた画像形成装置1に格納していたデータを同一の画像形成装置1にリストアする場合にも生じる。例えば、機能Zと機能Xの定期的に行うバックアップタイミングが異なることにより、機能Zのバックアップ時点では存在していたデータBがその後データFのリストア前に削除され、その状態で機能Xに属するデータがバックアップされ、機能Xに属するデータと機能Zに属するデータがリストアされた場合などに生じる。あるいは、機能Zに属するデータのバックアップ時点では存在していたデータBの中の要素がその後機能Zに属するデータのリストア前に削除され、その状態で機能Xがバックアップされ、機能Xに属するデータと機能Zに属するデータがリストアされた場合などに生じる。
また、データとデータとの間の矛盾は、図3に示した機能ZのデータFが機能Xに属するデータBに依存(データBを参照)している例で、機能Xに属するデータBがリストアされた場合にも生じる。例えば、画像形成装置1から機能Xに属するデータが消失したなどの理由でバックアップしておいたデータを画像形成装置1にリストアする場合に、以下の理由で矛盾が生じる。(4)データBが、機能Xについての前回のバックアップ時点では存在せず、前回のバックアップ後に作成され機能ZのデータFが参照している状態で機能Xのデータが消失した場合に、機能Xに属するデータがリストアされ、データBを含まない状態の前回のバックアップ時点の状態にリストアされた場合に矛盾が生じる。
また、画像形成装置2が独自に有する機能(機能X,Y,Zとは異なる機能)に属するデータ(データA〜Fとは異なるデータ)がデータBを参照している場合に、サーバ4にバックアップした画像形成装置1のデータBを、画像形成装置2に複製するときにも上記矛盾(4)が生じる。
次に、機能を実現するためのプログラムとデータとの間の矛盾について説明する。
機能を実現するためのプログラムとデータとの間の矛盾は、以下の場合に生じることを例示することができる。図3に示した機能Yを実現するためのプログラムYが機能Xに属するデータAに依存している例で、例えば、画像形成装置1から機能Xのデータが消失したなどの理由でバックアップしておいた機能Xに属するデータAを画像形成装置1にリストアする場合に、以下の理由で矛盾が生じる。(5)データAが、機能Xについての前回のバックアップ時点では存在せず、前回のバックアップ後に作成されプログラムYが依存している状態で機能Xのデータが消失した場合に、機能Xに属するデータがリストアされ、データAを含まない状態の前回のバックアップ時点の状態にリストアされた場合。
次に、矛盾解消部107が行う、上述したデータとデータとの間の矛盾、および機能を実現するためのプログラムとデータとの間の矛盾の解消方法について説明する。
先ず、上述したあるデータが他のデータに依存している場合に、データとデータとの間に生じる矛盾の解消方法について詳細に説明する。
あるデータが他のデータに依存している場合に生じる矛盾を解消するには、データとデータとの依存関係を解消すればよい。上記矛盾(1)、(2)、(3)、(4)の場合、機能ZのデータFと機能XのデータBとの依存状態を解消すればよい。つまり、データFにおけるデータBの参照部分を削除すればよい。より具体的には、機能Zは、文書管理機能であり、文書のオーナとしてデータBのリストに含まれている者を参照しているが、データFの文書のオーナに関してデータBのリストに含まれている者を削除し、他の者に変更する。これにより、矛盾が解消する。
矛盾解消部107は、例えば画像形成装置1の管理者の手作業による修正を促してもよい。矛盾解消部107は、例えば操作部70に、エラーが生じていることを表示した上で、エラーの根拠となっている矛盾を解消するように促すメッセージを表示する。上述した矛盾の場合、例えば、データFの文書のオーナーが不在である旨のメッセージを表示するとともに、オーナーを変更するべき旨の表示をする。そして、画像形成装置1の管理者が手作業で機能ZのデータFのオーナーを変更することで矛盾が解消する。
あるいは、矛盾解消部107は、自動的に矛盾を生じた依存関係を解消してもよい。つまり、矛盾解消部107が、オーナーを自動的に変更しても良い。例えば、データFの文書のオーナーに順位付けがされている場合は、矛盾解消部107が、自動的に下位の順位の者をオーナーとして繰り上げるようにしてもよい。または、矛盾解消部107が、自動的にデータFのデータBの参照部分を削除してもよい。
矛盾解消部107が自動的に、矛盾が生じた依存関係を解消する態様としては以下を例示できる。例えば、リストア対象機能認識部104がこれまでリストアした機能を認識しているので、矛盾解消部107は、今回リストアした機能に属するデータが依存しているデータの情報を取得し、リストア対象機能認識部104から依存しているデータが属する機能についてすでにリストアされているか否かの情報を取得する。そして、リストアしていなければ、矛盾解消部107は、依存関係を解消するべく、データFがデータBに依存しているとの情報を削除する。より具体的には、データFからデータBの参照部分を削除する。
次に、上述したある機能を実現するためのプログラムが他の機能のデータに依存している場合に、プログラムとデータとの間に生じる矛盾の解消方法について詳細に説明する。
ある機能を実現するためのプログラムが他の機能のデータに依存している場合に生じる矛盾を解消するには、機能に属するプログラムとデータとの依存関係を解消すればよい。上記矛盾(5)の場合、機能Yを実現するためのプログラムYとデータAとの依存状態を解消すればよい。つまり、プログラムYにおけるデータAの参照部分を削除すればよい。より具体的には、機能Yは、FAX宛先管理機能であり、FAX宛先としてデータAに含まれる者のFAX番号は保有していないものと認識させるように、プログラムY中のデータA参照部分を削除する。
矛盾解消部107は、上記矛盾(5)の場合には、機能Yを実現するためのプログラムYのデータAの参照部分を自動的に削除する。あるいは、矛盾解消部107は、例えば操作部70に、エラーが生じていることを表示して、エラーの根拠となっている矛盾を解消するように促すメッセージを表示する。そして、画像形成装置1の管理者が手作業でプログラムYのデータAに依存しているとの情報を削除することで矛盾が解消する。
これにより、制御部10は、例えばユーザがFAX送信する場合に、FAX宛先を管理登録しているFAX番号を操作部70の表示画面に表示させる際に、データCおよびデータDに含まれる者だけを表示し、データAに含まれている者のFAX番号は表示しない。
以下、フローチャートを用いて、上述した本実施の形態に係る制御部10が行うバックアップ処理について説明する。図4は、制御部10が行うバックアップ処理の手順を示すフローチャートである。
先ず、指示部101は、バックアップジョブを開始すべきタイミングであるか否かを判別する(S201)。そして、肯定判定された場合には、指示部101は、どの機能に対するバックアップジョブタイミングであるかを把握し、バックアップジョブの開始を指示する(S202)。一方、否定判定された場合には、本処理を終了する。
その後、バックアップデータ決定部102は、メタ情報を基に、指示部101が指示したバックアップすべき機能に属するデータを検索して認識し、認識したその機能に属するデータ群をバックアップすべきデータとして決定する(S203)。
そして、バックアップ部103は、バックアップ処理を実行する(S204)。つまり、バックアップデータ決定部102が決定したデータを記憶領域から読み出してバックアップ先に受け渡す。バックアップ先が、例えばサーバである場合には、バックアップ部103は、ネットワーク接続部50を介して、バックアップすべきデータを転送する。
次に、フローチャートを用いて、上述した本実施の形態に係る制御部10が行うリストア処理について説明する。図5は、制御部10が行うリストア処理の手順を示すフローチャートである。
先ず、リストア対象機能認識部104は、画像形成装置1が有する複数の機能の内、どの機能をリストアするかを認識する(S301)。リストア対象機能認識部104が、画像形成装置1が有する複数の機能を把握し、どの機能に属するデータをリストアするかをユーザに選択させるために操作部70の表示画面に表示する。そして、表示画面に表示されたアイコンが押下された機能について、リストアすべき機能であると認識する。
次に、リストアデータ決定部105は、リストアすべき機能に属するデータをリストア対象のデータとして決定する(S302)。すなわち、リストアデータ決定部105は、リストアすべき機能に属するデータを、データのメタ情報に基づいて認識し、認識したデータをリストア対象のデータとして決定する。
そして、リストア部106が、バックアップ先からS302にて決定したデータを取得し、取得したデータをリストアする(S303)。バックアップ先が例えばサーバである場合には、リストア部106が、サーバに対してリストア対象のデータの用意を促す。そして、リストア部106は、リストア対象のデータをサーバから取得し、記憶領域に書き込む。
次に、S303にてリストアしたことにより矛盾が生じているか否かを判別する(S304)。これは、上述したように、矛盾解消部107が、S303にてリストアしたデータのメタ情報および/またはリストア対象機能認識部104から取得したリストアされた機能の情報に基づいて判別するものである。
そして、S304にて肯定判定された場合には、矛盾解消部107は、リストアに起因して生じた矛盾を解消する(S305)。一方、S304にて否定判定された場合には、本処理を終了する。
なお、上述した実施の形態では、複数の機能を有する装置である画像形成装置1,2は、複数の機能毎に設けられた機能を実現するためのプログラムと、プログラムが参照するデータとを記憶する記憶部(外部記憶部40および/またはROM)と、記憶部に記憶されたデータの内、複数の機能毎に機能に属するデータを記憶部とは異なる記憶領域(例えば、サーバ内の記憶装置)にバックアップするバックアップ手段を備えている。加えて、画像形成装置1は、記憶領域にバックアップされたデータの内、複数の機能の内の1つの機能に属するデータを記憶部にリストアするリストア手段と、リストア手段によるデータのリストアに起因して生じた、リストアされたデータについての矛盾を解消する矛盾解消手段とを備えている。
ここで、バックアップ手段は、複数の機能の内の1つの機能についてのバックアップを指示する指示部101と、指示部101が指示した機能に属するデータを当該データのメタ情報に基づいて認識し、当該認識したデータをバックアップ対象のデータとして決定するバックアップデータ決定部102と、バックアップデータ決定部102が決定したデータのバックアップ処理を実行するバックアップ部103とを有する。
また、リストア手段は、複数の機能の内のどの機能に属するデータをリストアするかを認識するリストア対象機能認識部104と、リストア対象機能認識部104が認識した機能に属するデータを当該データのメタ情報に基づいて認識し、当該認識したデータをリストア対象のデータとして決定するリストアデータ決定部105と、リストアデータ決定部105が決定したデータのリストア処理を実行するリストア部106とを有する。
画像形成装置1,2がこのように構成されていることにより、画像形成装置1のデータを機能単位でサーバ4にバックアップし、サーバ4に機能単位でバックアップしておいたデータを、画像形成装置2にリストア(複製)することで、画像形成装置1,2が共に備える機能については、画像形成装置2においても使用できる。また、これまで設置していた画像形成装置1または2を、画像形成装置1,2とは異なる画像形成装置に置き換えたとしても、その画像形成装置が同一の構成を有していれば、サーバ4に機能単位でバックアップしておいたデータを、置換した画像形成装置にリストア(複製)することで、同じ機能については、継続して使用できる。
上述したように、本実施の形態に係る画像形成装置1,2は、バックアップ手段とリストア手段の両方を備えている。
しかしながら、画像形成装置1,2は、必ずしもバックアップ手段とリストア手段の両方を備えている必要はなく、バックアップ手段またはリストア手段のいずれかを備える装置であることが好適である。
例えば、画像形成装置1は、複数の機能毎に設けられた当該機能を実現するためのプログラムと、当該プログラムが参照するデータとを記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたデータの内、複数の機能毎に当該機能に属するデータを記憶部とは異なる記憶領域にバックアップするバックアップ手段とを有する装置でもよい。
そして、画像形成装置2は、装置の有する複数の機能を実現するためのプログラムを記憶する記憶部と、複数の機能の内の1つの機能に属するデータを記憶部とは異なる記憶領域からリストアするリストア手段と、リストア手段によるデータのリストアに起因して生じた、リストアされたデータについての矛盾を解消する矛盾解消手段とを有する装置でもよい。また、リストア手段を、複製手段と言い換えてもよい。すなわち、画像形成装置2は、複数の機能を有し、機能を実現するためのプログラムを記憶する記憶部と、複数の機能の内の1つの機能に属するデータを記憶部とは異なる記憶領域から複製する複製手段と、複製手段によるデータの複製に起因して生じた、複製されたデータについての矛盾を解消する矛盾解消手段とを有する装置でもよい。
かかる場合においても、画像形成装置1のデータを機能単位でサーバ4にバックアップし、サーバ4に機能単位でバックアップしておいたデータを、画像形成装置2にリストア(複製)することで、画像形成装置1,2が共に備える機能については、画像形成装置2においても同様に使用できる。
また、これまでの事項においては、画像形成装置1と画像形成装置2が共にLAN3に接続されている態様について述べたが、かかる態様に限定されない。すなわち、LAN3に接続された画像形成装置1のデータをサーバ4にバックアップした後、画像形成装置1と画像形成装置2を入れ替え、置換された画像形成装置2に、画像形成装置1からバックアップしたデータを複製してもよい。かかる態様であっても、画像形成装置1および2が共に備える機能については、画像形成装置2においても画像形成装置1のときと同じように継続して使用することができる。
また、画像形成装置1の制御部10は、複数の機能を有する装置である画像形成装置1に備えられた記憶部(外部記憶部40および/またはROM)に記憶されたデータの内、複数の機能毎に当該機能に属するデータを当該記憶部とは異なる記憶領域にバックアップするバックアップ手段と、記憶領域にバックアップされたデータのうち、複数の機能の内の1つの機能に属するデータを記憶部にリストアするリストア手段と、リストア手段によるデータのリストアに起因して生じた、リストアされたデータについての矛盾を解消する矛盾解消手段とを含む制御装置として捉えてもよい。
なお、上述した実施の形態のように構成された画像形成装置1,2は、機能単位でその機能に属するデータをバックアップし、リストアすることができる。これにより、画像形成装置内部の記憶装置に記憶しているデータ全てを一度にバックアップするのと比較すると、バックアップ処理1回あたりに要する時間を短くすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、データのバックアップ先の記憶領域として、LAN3に接続されたサーバ4内の記憶装置を例示したが、その他に、USBメモリなどの可搬性の半導体メモリでもよい。また、画像形成装置1,2内に、データをバックアップするためのハードディスクドライブを備え、このハードディスクドライブに、外部記憶部40あるいは制御部10のROMに記憶されたバックアップ対象のデータを記憶してもよい。
本実施の形態に係るネットワークシステムを示す概略構成図である。 実施の形態における画像形成装置の概略構成を示した図である。 画像形成装置内の機能に属するプログラムとデータの関係について説明する図である。 制御部が行うバックアップ処理の手順を示すフローチャートである。 制御部が行うリストア処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2…画像形成装置、3…LAN、4…サーバ、10…制御部、20…画像形成部、30…画像読取部、40…外部記憶部、50…ネットワーク接続部、60…通信回線接続部、70…操作部、101…指示部、102…バックアップデータ決定部、103…バックアップ部、104…リストア対象機能認識部、105…リストアデータ決定部、106…リストア部、107…矛盾解消部

Claims (10)

  1. 複数の機能毎に設けられた当該機能を実現するためのプログラムと、当該プログラムが参照し、所属する当該機能についての情報を含むメタ情報が関連付けられたデータとを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたデータの内、前記複数の機能毎に当該機能に属するデータを前記メタ情報に基づいて認識し、認識したデータをバックアップ対象のデータとして一括して当該記憶部とは異なる記憶領域にバックアップするバックアップ手段と、
    前記記憶領域にバックアップされたデータの内、前記複数の機能の内の1つの機能に属するデータを前記メタ情報に基づいて認識し、認識したデータをリストア対象のデータとして一括して前記記憶部にリストアするリストア手段と、
    前記リストア手段が前記リストア対象のデータをリストアしたことにより、リストアされたデータであって当該リストアされたデータが属する機能とは異なる機能に属する他のデータを参照しているデータ、あるいは当該リストアされたデータを参照している当該他のデータについて矛盾が生じた場合、または当該リストアされたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムについて矛盾が生じた場合に、矛盾を解消する矛盾解消手段とを含む複数の機能を有する装置。
  2. 前記矛盾解消手段は、前記リストア手段によりリストアされたデータが当該リストア手段によりリストアされていない前記他のデータを参照していていることにより当該リストアされたデータに矛盾が生じた場合、あるいは前記記憶部に記憶された当該他のデータであって当該リストア手段によりリストアされたデータを参照している当該他のデータに矛盾が生じた場合に、当該リストア手段によりリストアされたデータと当該他のデータとの参照関係を解消することを特徴とする請求項1に記載の複数の機能を有する装置。
  3. 前記矛盾解消手段は、前記リストア手段によりリストアされたデータに矛盾が生じた場合には、当該リストア手段によりリストアされたデータにおける前記他のデータの参照部分を削除することを特徴とする請求項2に記載の複数の機能を有する装置。
  4. 前記矛盾解消手段は、前記他のデータに矛盾が生じた場合には、当該他のデータにおける前記リストア手段によりリストアされたデータの参照部分を削除することを特徴とする請求項2に記載の複数の機能を有する装置。
  5. 前記矛盾解消手段は、前記リストア手段によりリストアされたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムが、前記リストア手段によりリストアされたデータが属する機能に属するデータを参照しているために矛盾が生じた場合に、当該矛盾が生じたプログラムと当該プログラムが参照しているデータとの参照関係を解消することを特徴とする請求項1に記載の複数の機能を有する装置。
  6. 前記矛盾解消手段は、前記プログラムにおける前記リストア手段によりリストアされたデータが属する機能に属するデータの参照部分を削除することを特徴とする請求項5に記載の複数の機能を有する装置。
  7. 装置の有する複数の機能を実現するためのプログラムを記憶する記憶部と、
    前記複数の機能毎に当該機能に属するデータを、当該データに関連付けられた所属する当該機能についての情報を含むメタ情報に基づいて認識し、認識したデータを複製対象のデータとして一括して前記記憶部とは異なる記憶領域から複製する複製手段と、
    前記複製手段が前記複製対象のデータを複製したことにより、複製されたデータであって当該複製されたデータが属する機能とは異なる機能に属する他のデータを参照しているデータ、あるいは当該複製されたデータを参照している当該他のデータについて矛盾が生じている場合、または当該複製されたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムについて矛盾が生じた場合に、矛盾を解消する矛盾解消手段とを含む複数の機能を有する装置。
  8. 前記矛盾解消手段は、前記複製手段により複製されたデータが当該複製手段により複製されていない前記他のデータを参照していていることにより当該複製されたデータに矛盾が生じた場合、あるいは前記記憶部に記憶された当該他のデータであって当該複製手段により複製されたデータを参照している当該他のデータに矛盾が生じた場合に、当該複製手段により複製されたデータと当該他のデータとの参照関係を解消することを特徴とする請求項7に記載の複数の機能を有する装置。
  9. 前記矛盾解消手段は、前記複製手段により複製されたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムが、前記複製手段により複製されたデータが属する機能に属するデータを参照しているために矛盾が生じた場合に、当該矛盾が生じたプログラムと当該プログラムが参照しているデータとの参照関係を解消することを特徴とする請求項7に記載の複数の機能を有する装置。
  10. 複数の機能を有する他の装置に備えられた記憶部に記憶されたデータの内、当該複数の機能毎に当該機能に属するデータを、当該データに関連付けられた所属する当該機能についての情報を含むメタ情報に基づいて認識し、認識したデータをバックアップ対象のデータとして一括して当該記憶部とは異なる記憶領域にバックアップするバックアップ手段と、
    前記記憶領域にバックアップされたデータのうち、前記複数の機能の内の1つの機能に属するデータを前記メタ情報に基づいて認識し、認識したデータをリストア対象のデータとして一括して前記記憶部にリストアするリストア手段と、
    前記リストア手段が前記リストア対象のデータをリストアしたことにより、リストアされたデータであって当該リストアされたデータが属する機能とは異なる機能に属する他のデータを参照しているデータ、あるいは当該リストアされたデータを参照している当該他のデータについて矛盾が生じた場合、または当該リストアされたデータが属する機能とは異なる機能を実現するためのプログラムについて矛盾が生じた場合に、矛盾を解消する矛盾解消手段とを含む制御装置。
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