JP4867771B2 - テンプレートマッチング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像画像から追跡対象物体を検出するテンプレートマッチング装置に関するものである。
撮像画像から追跡対象物体を検出する従来のテンプレートマッチング装置の一例として、特許文献1には、サーチ画像の各部分画像に対して正規化相関係数を求めるともに、部分画像の画素の画素値とテンプレート画像の画素値との差分の総和と、画素値の二乗和とを求めてマッチングを行うものが開示されている。
また、従来のテンプレートマッチング装置の他の例として、特許文献2には、標準パターンの原点を入力画像のエッジ点に順次一致させて座標値の総和を求める画像認識装置が開示されている。特許文献2の画像認識装置は、まず、入力画像の任意のエッジ点を比較開始点として設定し、この比較開始点に標準パターンの原点を一致させた状態で、標準パターンの各画素位置における入力画像の座標値をそれぞれロードし、座標値の総和を求める。続いて、上記画像認識装置は標準パターンの原点を入力画像の他のエッジ点に一致させて上記と同様の動作を行い、座標値の総和を求める。その後も、画像認識装置は、入力画像の各エッジ点に標準パターンの原点を順次一致させて、座標値の総和をそれぞれ求める。入力画像の全てのエッジ点において座標値の総和を求めた後、画像認識装置は、座標値の総和が最大となるエッジ点を認識対象(追跡対象物体)の位置として出力する。
特開平10−187967号公報(段落0012,0021及び図1) 特開平5−12448号公報(段落0018〜0020及び図5)
ところで、特許文献1のテンプレートマッチング装置及び特許文献2の画像認識装置を含む従来のテンプレートマッチング装置によって検出される追跡対象物体は移動することによって形状が変化するものである。
しかしながら、従来のテンプレートマッチング装置では、追跡対象物体の形状変化によってテンプレートとの間にわずかな位置ずれが発生したときであっても、入力画像とテンプレートの相関値が大きく低下してしまった。また、上記位置ずれがない場合であっても、人の輪郭など形状変化の大きい部分が多く存在すると相関値を大きくすることができなかった。上記より、従来のテンプレートマッチング装置には、追跡対象物体の検出精度を高めることが難しいという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的は、追跡対象物体を精度よく検出することができるテンプレートマッチング装置を提供することにある。
請求項1の発明は、撮像画像から移動物体の輪郭を抽出して2値の輪郭画像を作成する輪郭抽出手段と、追跡対象物体のテンプレートと同じ大きさの部分領域を前記輪郭画像から順次抽出し、当該抽出した部分領域ごとに前記テンプレートとの相関値を求め、当該相関値が最大となる部分領域を選択することによって前記追跡対象物体を検出するマッチング手段と、前記マッチング手段によってこれまでに選択された複数の前記相関値が最大となる部分領域に対して画素ごとに画素値を累積して、多値の画素値を有する画素で構成される前記テンプレートの作成及び更新を行うテンプレート作成/更新手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域の輪郭部分の画素に対応する前記テンプレートの画素の画素値をそれぞれ抽出し、当該抽出した画素値をそれぞれ累乗した値の総和を前記相関値とすることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記輪郭抽出手段が、輪郭部分の画素の画素値を1として2値の前記輪郭画像を作成し、前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域の前記輪郭部分の画素に対応する前記テンプレートの画素を抽出し、当該抽出した画素の周囲にある画素の中から画素値が0より大きい画素の個数を求め、前記抽出した画素の画素値に対して前記画素値が0より大きい画素の個数に応じた重み付けを行い、当該重み付けを行った各画素値の総和を前記相関値とすることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項の発明において、前記輪郭抽出手段が、輪郭部分の画素の画素値を1として2値の前記輪郭画像を作成し、前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域及び前記テンプレートの両方で画素値が0より大きい画素の個数と、前記テンプレートで画素値が0より大きい画素の個数との比率を計算し前記相関値とすることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項の発明において、前記輪郭抽出手段が、輪郭部分の画素の画素値を1として2値の前記輪郭画像を作成し、前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域及び前記テンプレートの両方で画素値が0より大きい画素の個数と両方で画素値が0である画素の個数との和と、前記テンプレートで画素値が0より大きい画素の個数との比率を計算し前記相関値とすることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項の発明において、前記輪郭抽出手段が、輪郭部分の画素の画素値を1として2値の前記輪郭画像を作成し、前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域の前記輪郭部分の画素に対応する前記テンプレートの画素を中心として予め設定された範囲内にある複数の画素の画素値のうち最大の画素値を抽出し、当該抽出した画素値の総和を計算し前記相関値とすることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項の発明において、前記マッチング手段が、前記テンプレートの各行ごと及び各列ごとに画素値の総和を求めるとともに、前記部分領域ごとに、当該部分領域の各行ごと及び各列ごとに画素値の総和を求め、前記テンプレートの各行ごとに求めた画素値の総和と前記部分領域の各行ごとに求めた画素値の総和との相関値、及び前記テンプレートの各列ごとに求めた画素値の総和と前記部分領域の各列ごとに求めた画素値の総和との相関値を計算し、これらの相関値の和が最大となる部分領域を選択することによって前記追跡対象物体を検出することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、テンプレート作成/更新手段が、マッチング手段でこれまでに選択された相関値が最大となる複数の部分領域を用いて、追跡対象物体の形状変化が小さい部分では大きな画素値を有し形状変化が大きい部分では小さな画素値を有する輪郭画素を持つ追跡対象物体のテンプレートの作成及び更新を行うことによって、追跡対象物体の形状変化によって発生する輪郭部分の位置ずれの影響を低減することができるので、追跡対象物体を精度よく追跡することができる。
請求項2の発明によれば、輪郭画素に対応するテンプレートの画素の画素値を累乗することによって、テンプレートにおいて画素値が大きい画素、つまり追跡対象物体の形状変化が小さい輪郭部分を重視した上記追跡対象物体の追跡を行うことができる。
請求項3の発明によれば、不連続な輪郭部分に比べて、連続性があり安定して抽出される輪郭部分に大きな重みを与え、安定した輪郭を重視した追跡対象物体の検出を行うことができるので、追跡対象物体を安定して追跡することができる。
請求項4の発明によれば、マッチング手段が相関値を求める際に、輪郭部分ではない画素の影響を受けないことによって、追跡対象物体の検出を正確に行うことができ、追跡対象物体を安定に追跡することができる。
請求項5の発明によれば、輪郭部分の画素の割合が大きい場合、輪郭部分の画素とともに、輪郭部分ではない画素も用いることによって、追跡対象物体の追跡を精度よく行うことができる。
請求項6の発明によれば、輪郭画像の部分領域とテンプレートとにおいて輪郭がわずかにずれていた場合であっても、上記輪郭のずれを吸収した形で追跡対象物体の検出を行うことができる。
請求項7の発明によれば、マッチング手段が追跡対象物体を検出する際に、輪郭画像内でテンプレートを順次移動しても1回の移動において1次元の数列同士の計算を2回行うのみでよいため、テンプレートを移動するたびに部分領域の輪郭部分の画素に対応するテンプレートの画素の画素値をそれぞれ抽出して全ての画素値の総和を相関値とする場合に比べて、追跡対象物体を検出するための処理時間を短縮することができる。
(実施形態1)
まず、実施形態1のテンプレートマッチング装置の構成について図1〜3を用いて説明する。このテンプレートマッチング装置は、撮像映像から追跡対象物体を検出するものであり、図1に示すように、例えばビデオカメラなどであって映像A(図2参照)を撮像する撮像装置1と、撮像装置1から連続的に取得したアナログの映像データをデジタルデータに変換するA/D変換部2と、A/D変換部2で変換されたデジタルデータを記憶する画像メモリ3と、デジタルデータを用いて移動物体の輪郭を抽出して2値の輪郭画像を作成し画像メモリ3に記憶させる移動輪郭抽出部(輪郭抽出手段)4と、画像メモリ3に記憶されている輪郭画像の部分領域B(図2参照)と追跡対象物体のテンプレートC(図2参照)とを照合し追跡対象物体D(図2参照)の存否を判定するマッチング部5と、マッチング部5で用いられる追跡対象物体DのテンプレートCを記憶するテンプレートメモリ6と、マッチング部5の照合結果に基づいて追跡対象物体が含まれた部分領域Bを輪郭画像から切り出す追跡制御部7と、追跡制御部7で切り出された部分領域Bの映像を予め設定されたズーム倍率で表示する画像表示部8と、マッチング部5で用いられる追跡対象物体DのテンプレートCの作成及び更新を行うテンプレート作成/更新部9とを備えている。なお、少なくともマッチング部5、追跡制御部7及びテンプレート作成/更新部9はマイクロコンピュータで構成されている。
移動輪郭抽出部4で作成される輪郭画像は、移動物体の輪郭部分になる画素の画素値が1となる2値のモノクロ画像である。以下、画素値が1となる画素を輪郭画素という。
マッチング部5は、画像メモリ3から輪郭画像を取得すると、まず、テンプレートメモリ6に記憶されている追跡対象物体DのテンプレートC(図2参照)と同じ大きさであり輪郭画像の左上隅にある部分領域B(図2参照)を抽出する。続いて、マッチング部5は、抽出した部分領域Bの画素のうち輪郭画素(画素値が1である画素)に対応するテンプレートCの画素の画素値を全て抽出する。一方、輪郭画素ではない画素(画素値が0である画素)に対応するテンプレートCの画素の画素値の抽出は行われない。その後、マッチング部5は、抽出した全ての画素値の総和を計算し、計算した総和を部分領域とテンプレートCの相関値とする。上記のように、輪郭画素ではない画素に対応するテンプレートCの画素の画素値の抽出を省略することができるので、部分領域Bの全ての画素に対応するテンプレートCの画素の画素値を抽出して総和を計算する場合に比べて、マッチング部5の演算処理の負荷を低減することができる。
輪郭画像の左上隅にある部分領域BとテンプレートCの相関値を求めた後、マッチング部5は、テンプレートCを1画素分だけ右方向に移動させて、新たな部分領域Bを抽出し、抽出した部分領域Bの画素のうち輪郭画素に対応するテンプレートCの画素の画素値を全て抽出する。その後、マッチング部5は、抽出した画素値の総和を計算し、計算した総和を部分領域BとテンプレートCの相関値とする。このようにテンプレートCを1画素分だけ右に移動させるたびに、マッチング部5は、抽出した部分領域BとテンプレートCの相関値を求めていく。テンプレートCが輪郭画像の右上隅に到達し、この位置での部分領域BとテンプレートCの相関値を求めた後、マッチング部5はテンプレートCを1画素分下に移動させ、最も左側の部分領域Bから1画素分ずつ右に移動させるごとに部分領域Bを抽出し、抽出した部分領域BとテンプレートCの相関値を順次求めていく。
上記のようにして輪郭画像の左上隅から右下隅までの全ての部分領域Bにおいて相関値を求めた後、マッチング部5は、これらの相関値の大きさを比較し、相関値が最大となる部分領域Bを選択することによって、追跡対象物体Dを検出する。
追跡制御部7は、相関値が最大となるつまり追跡対象物体Dが検出された部分領域Bを輪郭画像から切り出すとともに、画像メモリ3に記憶されているデジタルデータから、切り出した部分領域Bに相当するデジタルデータを抽出する。デジタルデータ及び部分領域Bのデジタルデータは追跡制御部7から画像表示部8に出力される。一方、切り出された部分領域Bは追跡制御部7からテンプレート作成/更新部9に出力される
画像表示部8は、追跡制御部7からデジタルデータ及び部分領域Bのデジタルデータが入力されると、デジタルデータに基づいて全体映像Aを表示するとともに、部分領域Bのデジタルデータに基づいて、追跡対象物体Dが検出された部分領域Bの映像を予め設定されたズーム倍率で表示する。
一方、テンプレート作成/更新部9は、図2に示すように、追跡制御部7からの部分領域を少なくとも5枚分記憶可能なメモリ90(図1参照)を備え、追跡制御部7から部分領域B1を取得するごとに、これまでに取得した部分領域のうち、今回取得した部分領域B1を含む最新の5枚の部分領域B1〜B5に対して画素ごとに画素値を累積して、多値(例えば0〜255)の画素値を有する画素で構成されるテンプレートCを作成する。テンプレートCを作成した後、テンプレート作成/更新部9は、テンプレートメモリ6に記憶されているテンプレートCを新しく作成したテンプレートCに更新する。また、テンプレート作成/更新部9は、追跡制御部7から取得した部分領域B1をメモリ90に記憶させる。なお、テンプレートCの作成に用いられる部分領域B1〜B5の枚数は複数枚必要であるが5枚に限定されるものではなく、用途に応じて適宜設定される。
図3(a)には、テンプレート作成/更新部9で作成されたテンプレートCにおける各画素の画素値の大きさが示されている。テンプレートCでは、例えば追跡対象物体Dが人である場合、頭や肩など比較的形状の安定している部位では、各部分領域Bの輪郭画素の画素値が累積されて高い値の画素値となる一方、手足などのように形状が大きく変化する部分では、各部分領域Bの輪郭画素の画素値が分散するので、低い値の画素値となる。上記より、追跡対象物体Dの部位ごとに重み付けされることになる。このように重み付けされているテンプレートCと図3(b)に示す輪郭画像の部分領域Bとがマッチング部5で照合されることによって、追跡対象物体Dの形状変化に強いマッチングを行うことができる。
ところで、図1に示す移動輪郭抽出部4で作成された輪郭画像は、追跡対象物体Dの輪郭のうち移動した部分の輪郭のみが抽出されるため、追跡対象物体Dの輪郭の一部が消失されることがある。しかし、本実施形態のテンプレートCは複数枚の部分領域B1〜B5で作成されているため、互いに補完することができる。これにより、追跡対象物体Dの輪郭を正確にすることができる。
次に、本実施形態の動作について図1を用いて説明する。まず、A/D変換部2が、撮像装置1からの映像データをデジタルデータに変換する。その後、移動輪郭抽出部4が、デジタルデータから2値の輪郭画像を作成する。その後、マッチング部5が、テンプレートメモリ6のテンプレートを用いて輪郭画像から部分領域Bを順次抽出し、部分領域BごとにテンプレートCとの相関値を求め、相関値が最大となる部分領域Bを選択することによって、追跡対象物体Dを検出する。
一方、テンプレート作成/更新部9は、相関値が最大となる部分領域B1を取得するごとに、最新の5枚の部分領域B1〜B5に対して画素ごとに画素値を累積してテンプレートCを作成する。その後、テンプレート作成/更新部9は、テンプレートメモリ6に記憶されているテンプレートCを新しく作成したテンプレートCに更新する。このようなテンプレートCを用いることによって、追跡対象物体Dの形状変化によって輪郭画像において輪郭の位置ずれが発生したとしても、位置ずれした輪郭を認識することができるので、追跡対象物体Dを検出することができる。上記のような複数のステップを繰り返すことによって、一旦補足した追跡対象物体Dを追跡し、ズーム表示することができる。
以上、本実施形態によれば、テンプレート作成/更新部9が、マッチング部5でこれまでに選択された相関値が最大となる複数の部分領域Bを用いて、追跡対象物体Dの形状変化が小さい部分では大きな画素値を有し形状変化が大きい部分では小さな画素値を有する輪郭画素を持つ追跡対象物体DのテンプレートCの作成及び更新を行うことによって、追跡対象物体Dの形状変化によって発生する輪郭部分の位置ずれの影響を低減することができるので、追跡対象物体Dを精度よく追跡することができる。
なお、撮像装置1によって撮像された映像はモノクロ映像であってもカラー映像であってもよく、用途に応じて適宜設定されるものである。カラー映像である場合、A/D変換部2で変換されたデジタルデータには色情報が含まれる。この点は、後述の実施形態2〜7においても同様である。
また、実施形態1の変形例として、テンプレート作成/更新部9が追跡対象物体DのテンプレートCを作成するときに最新の連続した5枚の部分領域B1〜B5ではなく、一定枚数おき(例えば1枚おき)に取り出した部分領域を用いてもよい。この点は、後述の実施形態2〜7においても同様である。
(実施形態2)
実施形態2のテンプレートマッチング装置は、実施形態1と同様の構成であるが、図1に示すマッチング部5の機能が実施形態1と相違している。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のマッチング部5は、画像メモリ3から輪郭画像を取得すると、まず、実施形態1と同様に部分領域B(図2参照)を抽出し、抽出した部分領域Bの輪郭画素(画素値が1である画素)に対応するテンプレートC(図2参照)の画素の画素値をそれぞれ抽出する。その後、マッチング部5は、実施形態1とは異なり、抽出した画素値をそれぞれ累乗し、累乗した各画素値の総和を計算し、計算した総和を部分領域BとテンプレートCの相関値とする。なお、各画素値を累乗する際の指数は、極端に大きくすると一部の画素が必要以上に支配的となり、相関値が不安定になる可能性があることから、2程度が好ましい。
全ての部分領域Bにおいて相関値を求めた後、マッチング部5は、これらの相関値の大きさを比較し、相関値が最大となる部分領域Bを選択することによって、追跡対象物体Dを検出する。
以上、本実施形態によれば、輪郭画素に対応するテンプレートCの画素の画素値を累乗することによって、テンプレートCにおいて画素値が大きい画素、つまり追跡対象物体Dの形状変化が小さい輪郭部分を重視した上記追跡対象物体Dの追跡を行うことができる。
(実施形態3)
ところで、輪郭画像は、追跡対象物体D(図2参照)の形状変化が小さい輪郭部分では太く連続性があるが、追跡対象物体Dの形状変化が大きい部分の輪郭部分ではランダムなノイズを含んだり、不連続になったりすることが多い。
そこで、上記のような輪郭画像であっても追跡対象物体Dを安定して追跡するものとして、実施形態3を説明する。本実施形態のテンプレートマッチング装置は、実施形態1と同様の構成であるが、図1に示すマッチング部5の機能が実施形態1と相違している。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のマッチング部5は、画像メモリ3から輪郭画像を取得すると、まず、実施形態1と同様に部分領域B(図2参照)を抽出し、抽出した部分領域Bの輪郭画素(画素値が1である画素)に対応するテンプレートC(図2参照)の画素をそれぞれ抽出する。その後、図4に示すように、マッチング部5は、抽出した画素a1の周囲にある画素の中から画素値が0より大きい画素の個数を求める。その後、マッチング部5は、抽出した画素a1の画素値に対して、画素値が1である周囲の画素の個数に応じた重み付けを行う。つまり、マッチング部5は、抽出した各画素a1と隣接画素の連結状況を調べ、隣接画素と強く連結していれば画素値を累乗して大きな重みを与える。具体的には、図4(a)に示すように周囲の画素値が全て0であり孤立している画素a1には小さな重み(例えば1)を与え、図4(b)に示すように周囲のうち一方向のみに画素値が0より大きい画素a2がある弱い連結の画素a1には上記孤立している画素a1より大きい重み(例えばn乗/2)を与え、図4(c)に示すように周囲に画素値が0より大きい画素a2,・・・が2個以上ある画素a1にはさらに大きな重み(例えばn乗)を与える。マッチング部5は、上記のようにして重み付けを行った後、重み付けを行った各画素値の総和を計算し、計算した総和を部分領域BとテンプレートCの相関値とする。
全ての部分領域Bにおいて相関値を求めた後、マッチング部5は、これらの相関値の大きさを比較し、相関値が最大となる部分領域Bを選択することによって、追跡対象物体Dを検出する。
以上、本実施形態によれば、不連続な輪郭部分に比べて、連続性があり安定して抽出される輪郭部分に大きな重みを与え、安定した輪郭を重視した追跡対象物体Dの検出を行うことができるので、追跡対象物体Dを安定して追跡することができる。
(実施形態4)
輪郭画像は輪郭部分の画素のみが画素値1となり、テンプレートCも輪郭部分の画素のみが0より大きい画素値を有することから、一般的に全画素に対して輪郭画素ではない画素(画素値が0である画素)の割合は高くなることが多い。画素ごとの画素値の差分の総和を計算して相関値を求める場合、画素値が0である多くの画素同士が一致するため、画素値が0である画素の割合が高くなるほど、相関値が必要以上に大きくなる傾向がある。また、部分領域Bの画素のうち輪郭画素に対応するテンプレートCの画素の画素値を抽出し、抽出した全ての画素値の総和を相関値とする場合、画素値が0である画素が多くなるほど、マッチング部5が抽出する画素が少なくなり、相関値の信頼性が低下する可能性がある。したがって、画素値が0である画素の割合が高い場合、上記のようにして相関値を求めることが効果的でないことがある。
実施形態4は、画素値が0である画素の割合が高い輪郭画像に適するものである。本実施形態のテンプレートマッチング装置は、実施形態1と同様の構成であるが、図1に示すマッチング部5の機能が実施形態1と相違している。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5(a)には、画素値が0である画素(図5(a)の黒い部分)と画素値が0より大きい画素(図5(a)の白い部分)とが区別して表わされているテンプレートCが示され、図5(b)にはテンプレートCと同じ大きさであり、画素値が0である画素(図5(b)の黒い部分)と画素値が1である画素(図5(b)の白い部分)とが区別して表わされている部分領域Bが示されている。なお、図5(a),(b)には、説明を容易にするために画素数を8×8個と少なく表示されているが、実際のテンプレートC及び部分領域Bは上記よりも多くの画素で構成されている。
本実施形態のマッチング部5は、部分領域Bの輪郭画素に対応するテンプレートCの画素の画素値を抽出するのではなく、まず、テンプレートCから画素値が0より大きい画素の個数(図5(a)では14個)を求める。一方、輪郭画像が入力されると、マッチング部5は輪郭画像からテンプレートCと同じ大きさの部分領域Bを順次抽出し、抽出した部分領域Bごとに、部分領域B及びテンプレートCの両方で画素値が0より大きい画素の個数(図5では11個)を求める。
その後、マッチング部5は、「部分領域B及びテンプレートCの両方で画素値が0より大きい画素の個数」と「テンプレートCで画素値が0より大きい画素の個数」の比率を計算し、計算した比率を相関値とする。図5の例において、上記相関値は(11個/14個)×100=79(%)となる。マッチング部5は全ての部分領域Bにおいて相関値を求める。
全ての部分領域Bにおいて相関値を求めた後、マッチング部5は、これらの相関値の大きさを比較し、相関値が最大となる部分領域を選択することによって、追跡対象物体Dを検出する。
以上、本実施形態によれば、マッチング部5が相関値を求める際に、輪郭画素ではない画素の影響を受けないことによって、追跡対象物体Dの検出を正確に行うことができ、追跡対象物体Dを安定に追跡することができる。
(実施形態5)
ところで、移動輪郭抽出部4によって、追跡対象物体Dの輪郭だけでなく、追跡対象物体Dである人が装着している服の模様なども輪郭と同様に抽出してしまう場合があり、このような場合、輪郭画素は輪郭部分だけでなく服の模様部分も含むことになり、この結果、輪郭画素の割合が高くなる。同時に、テンプレート作成/更新部9によって作成されるテンプレートCも輪郭画素の割合が高くなる。
実施形態5は上記のような輪郭画像及びテンプレートに適したものである。本実施形態のテンプレートマッチング装置は、実施形態1と同様の構成であるが、図1に示すマッチング部5の機能が実施形態1と相違している。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のマッチング部5は、部分領域の輪郭画素に対応するテンプレートCの画素の画素値を抽出するのではなく、まず、図5(a)に示すテンプレートCから画素値が0より大きい画素の個数(図5(a)では14個)を求める。一方、輪郭画像が入力されると、マッチング部5は輪郭画像からテンプレートCと同じ大きさの部分領域Bを順次抽出し、抽出した部分領域Bごとに、部分領域B及びテンプレートCの両方で画素値が0より大きい画素の個数(図5では11個)と、部分領域B及びテンプレートCの両方で画素値が0である画素の個数(図5では47個)とを求める。
その後、マッチング部5は、「(部分領域B及びテンプレートCの両方で画素値が0より大きい画素の個数)と(両方で画素値が0である画素の個数)の和」と「テンプレートCで画素値が0より大きい画素の個数」の比率を計算し、計算した比率を相関値とする。図5に例において、相関値は{(11個+47個)/14個}=4.1となる。マッチング部5は全ての部分領域Bにおいて相関値を求める。
全ての部分領域において相関値を求めた後、マッチング部5は、これらの相関値の大きさを比較し、相関値が最大となる部分領域Bを選択することによって、追跡対象物体Dを検出する。
以上、本実施形態によれば、輪郭画素の割合が大きい場合、輪郭画素とともに、輪郭画素ではない画素も用いることによって、追跡対象物体Dの追跡を精度よく行うことができる。
(実施形態6)
実施形態6のテンプレートマッチング装置は、実施形態1と同様の構成であるが、図1に示すマッチング部5の機能が実施形態1と相違している。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のマッチング部5は、部分領域Bの輪郭画素に対応するテンプレートCの画素の画素値を抽出するのではなく、部分領域Bの輪郭画素に対応するテンプレートCの画素を中心として予め設定された範囲内にある複数の画素のうち最大の画素値を抽出する。図6を用いて具体的に説明すると、部分領域Bの輪郭画素a3に対応するテンプレートCの画素a4を中心として、図6(b)に示す範囲内(3個×3個の画素の範囲内)の画素から最大の画素値を抽出する。図6(b)において、部分領域Bの輪郭画素a3に対応するテンプレートCの画素a4の画素値は3であるのに対し、範囲内で画素値が最大となるのは、上記対応する画素a4の右上に位置する画素a5であり、画素値は6である。したがって、部分領域Bの輪郭画素a3に対して画素値3を抽出するのではなく画素値6を抽出する。
全ての輪郭画素a3において画素値を抽出した後、マッチング部5は、抽出した画素値の総和を計算し、計算した総和を相関値とする。全ての部分領域Bにおいて相関値を求めた後、マッチング部5は、これらの相関値の大きさを比較し、相関値が最大となる部分領域Bを選択することによって、追跡対象物体Dを検出する。
以上、本実施形態によれば、輪郭画像の部分領域BとテンプレートCとにおいて輪郭がわずかにずれていた場合であっても、上記輪郭のずれを吸収した形で追跡対象物体Dの検出を行うことができる。
(実施形態7)
実施形態7のテンプレートマッチング装置は、実施形態1と同様の構成であるが、図1に示すマッチング部5の機能が実施形態1と相違している。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のマッチング部5は、図7(a)に示すようにテンプレートCの同じ行にある画素の画素値の総和を行ごとに求め、各行の画素値の総和の集合群としてヒストグラムb1を作成する。同様に、マッチング部5は、同じ列にある画素の画素値の総和を列ごとに求め、各列の画素値の総和の集合群としてヒストグラムb2を作成する。
一方、輪郭画像が入力されると、マッチング部5は、テンプレートCと同じ大きさの部分領域Bを順次抽出し、抽出した部分領域Bにおいて、図7(b)に示すように同じ行にある画素の画素値の総和を行ごとに求め、各行の画素値の総和の集合群としてヒストグラムb3を作成する。同様に、マッチング部5は、同じ列にある画素の画素値の総和を列ごとに求め、各列の画素値の総和の集合群としてヒストグラムb4を作成する。
その後、マッチング部5は、部分領域Bの輪郭画素に対応するテンプレートCの画素の画素値を抽出するのではなく、行ごと及び列ごとに、テンプレートCの画素値の総和と部分領域Bの画素値の総和との差分を計算し、計算した各行の差分の総和及び各列の差分の総和を求める。ここで、各行の差分の総和及び各列の差分の総和が小さいほど部分領域BとテンプレートCの相関が強くなるので、各行の画素値の総和と各列の画素値の総和との和の逆数を部分領域BとテンプレートCの相関値とする。
全ての部分領域Bにおいて相関値を求めた後、マッチング部5は、これらの相関値の大きさを比較し、相関値が最大となる部分領域(各行の差分の総和と各列の差分の総和との和が最小となる部分領域)Bを選択することによって、追跡対象物体Dを検出する。
以上、本実施形態によれば、マッチング部5が追跡対象物体Dを検出する際に、輪郭画像内でテンプレートCを順次移動しても1回の移動において1次元の数列同士の計算を2回行うのみでよいため、テンプレートCを移動するたびに部分領域Bの輪郭画素に対応するテンプレートCの画素の画素値をそれぞれ抽出して全ての画素値の総和を相関値とする場合に比べて、追跡対象物体Dを検出するための処理時間を短縮することができる。
なお、実施形態1〜7の変形例として、実施形態1〜7のマッチング部5に代えて、実施形態1〜7の各マッチング部5が有する機能のうち2以上の機能を有するマッチング部5を備えてもよい。このようなマッチング部5は、使用者による操作又は自己の判断によって、どの機能を用いて追跡対象物体Dを検出するのかを切り換えることができる。
一例として、本変形例のマッチング部5が、「部分領域B(図5(b)参照)及びテンプレートC(図5(a)参照)の両方で画素値が0より大きい画素の個数」と「テンプレートCで画素値が0より大きい画素の個数」の比率を相関値とする機能(実施形態4の機能)と、「(部分領域B及びテンプレートCの両方で画素値が0より大きい画素の個数)と(両方で画素値が0である画素の個数)の和」と「テンプレートCで画素値が0より大きい画素の個数」の比率を相関値とする機能(実施形態5の機能)とを有する場合、マッチング部5は、テンプレートC全体の画素数に占める輪郭画素(画素値が0より大きい画素)の割合が一定以上(例えば10〜20%以上)と判断すると、実施形態5の機能に切り換える一方、上記輪郭画素の割合が一定未満と判断すると、実施形態4の機能に切り換えることができる。
実施形態1〜7のブロック図である。 同上のテンプレート作成/更新部によるテンプレートの作成についての説明図である。 (a)は実施形態1のテンプレートを示す図、(b)は輪郭画像の部分領域を示す図である。 実施形態3のテンプレートにおいて、(a)は孤立している画素を示す図、(b)は連結の弱い画素を示す図、(c)は連結の強い画素を示す図である。 (a)は実施形態4,5のテンプレートを示す図、(b)は輪郭画像の部分領域を示す図である。 (a)は実施形態6の輪郭画素の部分領域を示す図、(b)はテンプレートを示す図である。 (a)は実施形態7のテンプレートを示す図、(b)は輪郭画像の部分領域を示す図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 A/D変換部
4 移動輪郭抽出部
5 マッチング部
6 テンプレートメモリ
9 テンプレート作成/更新部

Claims (7)

  1. 撮像画像から移動物体の輪郭を抽出して2値の輪郭画像を作成する輪郭抽出手段と、
    追跡対象物体のテンプレートと同じ大きさの部分領域を前記輪郭画像から順次抽出し、当該抽出した部分領域ごとに前記テンプレートとの相関値を求め、当該相関値が最大となる部分領域を選択することによって前記追跡対象物体を検出するマッチング手段と、
    前記マッチング手段によってこれまでに選択された複数の前記相関値が最大となる部分領域に対して画素ごとに画素値を累積して、多値の画素値を有する画素で構成される前記テンプレートの作成及び更新を行うテンプレート作成/更新手段と
    を備えることを特徴とするテンプレートマッチング装置。
  2. 前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域の輪郭部分の画素に対応する前記テンプレートの画素の画素値をそれぞれ抽出し、当該抽出した画素値をそれぞれ累乗した値の総和を前記相関値とすることを特徴とする請求項1記載のテンプレートマッチング装置。
  3. 前記輪郭抽出手段が、輪郭部分の画素の画素値を1として2値の前記輪郭画像を作成し、
    前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域の前記輪郭部分の画素に対応する前記テンプレートの画素を抽出し、当該抽出した画素の周囲にある画素の中から画素値が0より大きい画素の個数を求め、前記抽出した画素の画素値に対して前記画素値が0より大きい画素の個数に応じた重み付けを行い、当該重み付けを行った各画素値の総和を前記相関値とする
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のテンプレートマッチング装置。
  4. 前記輪郭抽出手段が、輪郭部分の画素の画素値を1として2値の前記輪郭画像を作成し、
    前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域及び前記テンプレートの両方で画素値が0より大きい画素の個数と、前記テンプレートで画素値が0より大きい画素の個数との比率を計算し前記相関値とする
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のテンプレートマッチング装置。
  5. 前記輪郭抽出手段が、輪郭部分の画素の画素値を1として2値の前記輪郭画像を作成し、
    前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域及び前記テンプレートの両方で画素値が0より大きい画素の個数と両方で画素値が0である画素の個数との和と、前記テンプレートで画素値が0より大きい画素の個数との比率を計算し前記相関値とする
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のテンプレートマッチング装置。
  6. 前記輪郭抽出手段が、輪郭部分の画素の画素値を1として2値の前記輪郭画像を作成し、
    前記マッチング手段が、前記部分領域ごとに、当該部分領域の前記輪郭部分の画素に対応する前記テンプレートの画素を中心として予め設定された範囲内にある複数の画素の画素値のうち最大の画素値を抽出し、当該抽出した画素値の総和を計算し前記相関値とする
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のテンプレートマッチング装置。
  7. 前記マッチング手段が、前記テンプレートの各行ごと及び各列ごとに画素値の総和を求めるとともに、前記部分領域ごとに、当該部分領域の各行ごと及び各列ごとに画素値の総和を求め、前記テンプレートの各行ごとに求めた画素値の総和と前記部分領域の各行ごとに求めた画素値の総和との相関値、及び前記テンプレートの各列ごとに求めた画素値の総和と前記部分領域の各列ごとに求めた画素値の総和との相関値を計算し、これらの相関値の和が最大となる部分領域を選択することによって前記追跡対象物体を検出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のテンプレートマッチング装置。
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