JP5388828B2 - 物体認識装置、物体認識方法及びプログラム - Google Patents

物体認識装置、物体認識方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、パターンマッチングにより、テンプレート画像と類似する物体の認識を行う物体認識装置、物体認識方法及びプログラムに関する。
画像処理の分野において、被探索画像内の物体を認識する手法として、パターンマッチングがよく用いられる。パターンマッチングとは、認識したい検出物を予めテンプレート画像と呼ばれる基準画像として登録しておき、被探索画像からテンプレート画像と類似する領域の画像を見つけ出す方法である。具体的に説明すると、テンプレート画像を被探索画像内で走査させ、各位置で、テンプレート画像と被探索画像内でテンプレート画像と重なる領域の部分画像との類似性を計算していく。その結果、類似性が最も高い被探索画像内の部分画像を合致位置とする。類似性を示す指標として相関値が用いられ、相関値を求める方法として正規化相関法が知られている。正規化相関法とは、テンプレート画像と被探索画像内の部分画像の双方についてその輝度値を正規化し、両者の相関関数値(正規化相関値)を求める手法で、一様で線形な輝度値変化に対して大きな影響をうけないという特徴がある。
このような正規化相関法を用いた方法として、複数の被探索画像に対して連続して実施するパターンマッチングの度に、テンプレート画像を、被探索画像内でテンプレート画像と合致した部分画像と置き換える手法が知られている(特許文献1参照)。また、テンプレート画像と被探索画像内の部分画像とを所定数に分割し、各画像分割片同士のパターンマッチングを行う方法が知られている(特許文献2参照)。この方法は、準備作業で、画像分割片同士の相関値が所定の値よりも低い場合は、そのテンプレート画像の画像分割片を不感帯領域として設定し、実作業においてその不感帯領域は類似判断には用いないものである。
特開2006−214816号公報 特開平6−89343号公報
しかしながら、上述した従来の方法では、例えば照明の輝度が一様に劣化する場合等、輝度が一様で線形に変化する場合には強いが、被探索画像に対して、部分的な輝度変化を発生させるような外乱に弱い。このような部分的な輝度変化としては、短期的な輝度変化や長期的な輝度変化がある。例えば短期的な輝度変化としては、装置や人間の動作等により発生する影の影響があり、また、長期的な輝度変化としては、複数のランプを用いた照明装置において、ランプ間の劣化のばらつきにより発生するシェーディングの影響等がある。
従来のテンプレートマッチングの度にテンプレート画像を更新する方法では、被探索画像の部分画像の一部分に輝度変化が生じた場合には、輝度変化が生じた部分により相関値が低下してしまい、検出物を認識する精度が低くなる。つまり、単に毎回テンプレート画像を更新するだけでは、短期的な輝度変化に対して検出物を認識できないばかりでなく、テンプレート画像を頻繁に更新するために誤差分が拡大しやすく、長期に亘って検出物を認識することができなくなる。また、従来の不感帯領域を設定する方法では、不感帯領域以外の部分に輝度変化が生じてしまうと、輝度変化が生じた部分により相関値が低下してしまい、検出物を認識する精度が低くなる。つまり、単に不感帯領域を設定するだけでは、短期的な輝度変化に対して検出物を認識できない。また、長期的な輝度変化に対して不感帯領域を広く設定してしまうと、類似判断に必要なテンプレート画像の面積が減少してしまうため、検出物を認識することができなくなる。
そこで、本発明は、被探索画像の一部分に短期的及び長期的な輝度変動が起っても、物体の認識精度を向上させることができる物体認識装置、物体認識方法及びプログラムを提供することにある。
本発明は、テンプレート画像を被探索画像内で走査し、パターンマッチングを行う物体認識装置において、前記被探索画像から所定数のテンプレート画像片に分割されている前記テンプレート画像と同一のサイズの部分画像を抜き出し、前記各テンプレート画像片に対応して前記所定数の部分画像片に分割する部分画像分割手段と、前記テンプレート画像片と前記部分画像片とのそれぞれの相関値を求め、所定閾値以上となる前記相関値の個数を集計して集計値を求める演算手段と、前記被探索画像の全体を走査した結果、前記演算手段により得られた集計値のうち、予め設定された第1所定値以上となる集計値の中から最大値となる集計値を1つ抽出し、その集計値に対応する部分画像の位置を合致位置と認識する認識手段と、前記認識手段により前記合致位置が認識された際の集計値が、前記所定数よりも小さい値で且つ前記第1所定値よりも大きい値に設定された第2所定値以下の場合は、前記テンプレート画像を、前記認識手段で認識された前記合致位置に対応する部分画像に置き換える更新手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明は、テンプレート画像を被探索画像内で走査し、パターンマッチングを行う物体認識装置において、前記被探索画像から所定数のテンプレート画像片に分割されている前記テンプレート画像と同一のサイズの部分画像を抜き出し、前記各テンプレート画像片に対応して前記所定数の部分画像片に分割する部分画像分割手段と、前記テンプレート画像片と前記部分画像片とのそれぞれの相関値を求め、所定閾値以上となる前記相関値の個数を集計して集計値を求める演算手段と、前記被探索画像の全体を走査した結果、前記演算手段により得られた集計値のうち、予め設定された第1所定値以上となる集計値の中から最大値となる集計値を1つ抽出し、その集計値に対応する部分画像の位置を合致位置と認識する認識手段と、今回の走査で前記認識手段により前記合致位置が認識された際の集計値が、前記所定数よりも小さい値で且つ前記第1所定値よりも大きい値に設定された第2所定値以下であって、過去の走査で前記認識手段により前記合致位置が認識された際の集計値と今回の走査で前記認識手段により前記合致位置が認識された際の集計値との差分値が、予め設定された第3所定値以下の場合は、前記テンプレート画像を、今回の走査で前記認識手段により認識された前記合致位置に対応する部分画像に置き換える更新手段と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、所定閾値以上の相関値を集計した集計値が第1所定値以上となるもののうち、最大値となる集計値に対応する部分画像を合致位置として認識している。これにより、部分画像において部分的に輝度変動が起こり、一部の相関値が低下しても物体を認識することができ、短期的及び長期的な輝度変動に対して物体の認識精度を向上させることができる。
さらに、認識された部分画像の集計値に基づいてテンプレート画像を置き換えることで、輝度が徐々に変化して画像の一部に長期的な輝度変動が生じても、被探索画像の照明環境に近いテンプレート画像に更新される。したがって、長期に亘って物体の認識精度を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る物体認識装置の概略構成を示す説明図である。 被探索画像及びテンプレート画像を示す図である。 物体認識装置の認識動作を示すフローチャートである。 図3に示すコネクタ認識の処理動作を示すフローチャートである。 分割したテンプレート画像を用いて被探索画像内を走査してパターンマッチングを行う動作を説明するための図である。 相関値を求める動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る物体認識装置の認識動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る物体認識装置の認識動作を示すフローチャートである。 テンプレート画像を更新する動作を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る物体認識装置の概略構成を示す説明図である。図1(a)に示す物体認識装置30は、プリント基板31が載置される定盤32と、プリント基板31を撮像する撮像手段としてのカメラ33と、プリント基板31に光を照射する照明装置34とを備えている。また、物体認識装置30は、カメラ33により撮像された被探索画像を取り込んで、テンプレート画像を被探索画像内で走査し、パターンマッチング処理を行う画像処理装置35を備えている。カメラ33は、不図示のレンズにより光像を形成し、不図示の撮像素子により光像を撮像信号に変換し、撮像信号を被探索画像として画像処理装置35に提供するコネクタ36を含む被探索画像を入手する撮像手段である。照明装置34は、カメラ33に付属したリング照明である。
画像処理装置35は、物体認識装置全体を制御するCPU35Aと、CPU35Aを動作させるプログラムPが記憶されたROM35Bと、作業領域として一時的にデータが記憶されるRAM35Cと、を有するコンピュータである。また、画像処理装置35は、テンプレート画像、被探索画像等のデータが記憶される記憶手段として書き換え可能な不揮発性メモリ(例えばEEPROM)又はHDD等で構成された記憶部35Dを有している。プリント基板31には、図1(b)に示すように、コネクタ36が設けられており、本第1実施形態では、コネクタ36が検出物(物体認識対象)である。
図2には、被探索画像Iとテンプレート画像Iが図示されている。図2(a)において、カメラ33で撮像されたプリント基板31を含む被探索画像Iは、記憶部35Dに記憶される。この記憶部35Dには、基準となるプリント基板を含む画像からコネクタ36の周辺部を切り出した画像をテンプレート画像Iとして予め記憶させている。このテンプレート画像Iの範囲は、ユーザが任意に設定することが可能である。
次に、図3に示すプログラムPに基づくCPU35Aの動作フローについて図4,図5及び図6を参照しながら説明する。まず、図3に示すように、CPU35Aは、カメラ33に撮像の指示を与えて撮像を開始させ、被探索画像Iを取得し、被探索画像Iを記憶部35Dに記憶させる(S1)。
次いで、CPU35Aは、予め記憶部35Dに記憶させていたテンプレート画像Iを読み出し(S2)、図5(a)に示すように所定数N4(例えば12)のテンプレート画像片iに分割する(S3:テンプレート画像分割ステップ)。このCPU35AによるS3の処理が、テンプレート画像分割手段として機能する。
また、CPU35Aは、図5(b)に示すように、被探索画像Iからテンプレート画像Iと同一のサイズの部分画像Iを抜き出し、各テンプレート画像片iに対応して所定数N4(=12)の部分画像片iに分割する(S4:部分画像分割ステップ)。このCPU35AによるS4の処理が、部分画像分割手段として機能する。
次に、CPU35Aは、分割したテンプレート画像片iと部分画像片iとを用いてパターンマッチングを行う。具体的には、CPU35Aは、抜き出した部分画像Iの各部分画像片iに番号1〜12を割り振ると共に、各テンプレート画像片iに番号1〜12を割り振り、各画像片i,i同士の対応関係(同じ数字の部分)を特定する。次いで、CPU35Aは、番号を示す変数kを1に設定し(S5)、変数kに対応する画像片i,i同士の相関値を計算により求める(S6)。この相関値の計算には、正規化相関法を用いる。相関値を求める計算式として下記の数1の式を用いる。
Figure 0005388828
なお、画像片内の位置(i,j)とは、図6に示すように、被探索画像Iからテンプレート画像Iに対応する大きさの画像を抽出した部分画像Iの部分画像片i内の位置又はテンプレート画像Iのテンプレート画像片i内の位置である。つまり、位置(i,j)は、ピクセル単位で表される座標を示し、各画像片i,iのピクセル毎にfij,gijを求め、相関値Rを求める。相関値Rは1が最も類似性が高いことを表し、−1が最も低いことを表す。
次に、CPU35Aは、k=N4(12)となったか否かを判断し(S7)、kがN4よりも小さいと判断した場合は(S7:NO)、kをインクリメントし(S8)、次の番号に対応する画像片i,i同士の相関値を計算により求めるS6の処理に移行する。
CPU35Aは、k=N4、つまり全ての画像片i,i同士の相関値を求めたと判断した場合(S7:YES)、類似性があるとする所定閾値以上(例えば0.95以上)となる相関値の個数を集計して集計値を求める(S9)。すなわち、S6〜S9が演算ステップに相当し、CPU35AのS6〜S9の処理動作が演算手段として機能するものである。この所定閾値は、画像片同士が合致していると認識される値に設定される。
次に、CPU35Aは、S9で求められた集計値が予め設定された第1所定値N1(例えば5)以上であるか否かを判断する(S10)。この第1所定値N1は、所定数N4よりも小さい値に設定される。CPU35Aは、S9で求められた集計値が第1所定値N1以上の場合(S10:YES)、その集計値に対応する部分画像Iの位置を合致候補位置として認識する(S11)。この第1所定値N1は、テンプレート画像Iと部分画像Iとが合致している可能性のあると判断される値に設定される。つまり、集計値が第1所定値以上(5個以上)であれば特定の検出物(コネクタ36)の候補として認識する。このとき、コネクタ36の合致候補位置として被探索画像I内での部分画像Iの位置と集計値、各テンプレート画像片iと部分画像片iとの相関値を記憶部35Dに記憶する。
なお、CPU35Aは、S9で求められた集計値が第1所定値N1を下回る場合(S10:NO)、つまり、4個以下の場合、部分画像Iとテンプレート画像Iとは合致しない、つまり、特定のコネクタ36ではないと認識する(S12)。
次に、CPU35Aは、被探索画像I全体を走査したか否かを判断する(S13)。CPU35Aは、被探索画像Iの全体を走査していない場合(S13:NO)、ピクセル単位で範囲をずらし、次にパターンマッチングする部分画像Iを特定(記憶部35Dに記憶)し(S14)、ステップS4の処理に移行する。
CPU35Aは、被探索画像Iの全体の走査が終了した場合(S13:YES)、コネクタ認識処理に移行する(S15:認識ステップ)。CPU35Aは、このS15において、S14の処理を繰り返すことでS9にて得られた1つ以上の集計値のうち、第1所定値N1以上となる集計値の中から最大値となる集計値を1つ抽出し、その集計値に対応する部分画像Iの位置を合致位置と認識する。つまり、CPU35Aは、テンプレート画像Iと合致する部分画像Iの合致位置を認識する。このCPU35AによるS15の処理動作が認識手段として機能する。次いで、CPU35Aは、認識結果として、認識したコネクタ36の位置を(x1,y1)の二次元座標で出力する。なお、座標(x1,y1)は、被探索画像Iにおける位置である。
次に、CPU35Aは、S15にて合致位置が認識された際の集計値が、所定数N4よりも小さく且つ第1所定値N1よりも大きい値に設定された第2所定値N2(例えば7)以下であるか否かを判断する(S16)。CPU35Aは、S16において、第2所定値N2を上回ると判断した場合は(S16:NO)、パターンマッチングを終了する。この第2所定値N2は、認識された部分画像と、設定されているテンプレート画像とで輝度が物体認識の精度に影響を及ぼす可能性のある境界の値に設定されている。つまり、集計値が第2所定値以下の場合は、テンプレート画像を設定したときよりも照明装置34の輝度が低下している場合を示している。
したがって、CPU35Aは、S16において、第2所定値N2(=7)以下の場合は、テンプレート更新を行う(S17:更新ステップ)。すなわち、CPU35Aは、テンプレート画像Iを、S15で認識された合致位置に対応する部分画像Iに置き換える。具体的には、CPU35Aは、コネクタ36として認識した位置の部分画像Iを新たなテンプレート画像Iとして記憶部35Dに記憶させる。
以上のS1〜S17の動作で、1枚目のプリント基板31における物体認識動作が終了するが、認識終了したプリント基板31と次のプリント基板31とが入れ換えられ、次のプリント基板31の物体認識動作を行う場合は、S1に戻って処理を実行する。
S15の動作により、部分画像Iにおいて部分的に輝度変動が起こり、一部の相関値が低下しても物体を認識することができ、短期的及び長期的な輝度変動に対して物体の認識精度を向上させることができる。また、例えば照明装置34の長期使用により照明装置34が劣化して輝度が徐々に低下し、撮像された被探索画像Iに部分的な輝度変化が生じても、S15で認識された部分画像Iの集計値が第2所定値N2以下の場合にテンプレート画像Iが置き換えられる。したがって、テンプレート画像Iを、被探索画像Iを撮像したときの現状の照明環境に近い状態に更新され、物体が認識不能な状態となるのを防ぐことができ、長期に亘って物体の認識精度を向上させることができる。更に、テンプレート画像Iをパターンマッチングの度に毎回更新するのではなく、S16において判断基準を設けているので、認識基準となるテンプレート画像Iに誤差が累積して大きな誤差が含まれてしまうのを未然に防ぐことができる。これにより、長期に亘り正確に認識することができる。
ここで、S15におけるコネクタ認識処理について詳細に説明する。図4に示すように、CPU35Aは、被探索画像Iの全体を走査した結果、S11にて認識された合致候補位置の個数が複数個であるか否かを判断する(S21)。つまり、第1所定値N1(=5)以上となった集計値の個数が複数個であるか否かを判断する。
CPU35Aは、S21の判断処理で合致候補位置の個数が複数個あると判断した場合(S21:YES)、合致候補位置に対応する各集計値の中から最大値となる集計値に対応する部分画像Iの合致候補位置を抽出する(S22)。
次いで、CPU35Aは、S22で抽出された合致候補位置の個数が複数個であるか否かを判断する(S23)。つまり、最大値となった集計値の個数が複数個であるか否か判断する。次に、CPU35Aは、これら合致候補位置に対応する集計値を集計する際に用いた相関値の合計値をそれぞれ演算する(S24)。次に、CPU35Aは、各合計値の中で、最大値となる合計値に対応する合致候補位置を合致位置と認識し(S25)、図3に示すS16の判断処理に移行する。
また、CPU35Aは、S21において合致候補位置の個数が1個と判断した場合(S21:NO)、又はS23において合致候補位置の個数が1個と判断した場合(S23:NO)、その合致候補位置を合致位置と認識する(S26)。なお、CPU35Aは、S25,S26の処理において、合致位置と認識した際の集計値を記憶部35Dに記憶させておく。
このように、S3,S4にてテンプレート画像I及び部分画像Iを所定数N4のテンプレート画像片i及び部分画像片iに分割し、S6にて各画像片i,i同士の相関値を求めている。そして、部分画像Iにおいて部分的に影が生じる短期的な輝度変動やシェーディングが生じる長期的な輝度変動が起こり、一部の相関値が低下しても、S10の判断で集計値が第1所定値N1以上であれば、S25,S26にて合致位置として認識される。したがって、一部分の輝度変動に対して物体の認識精度を向上させることができる。さらに、S21の判断処理で合致候補位置(第1所定値N1以上となる集計値)が複数あると判断された場合には、それら集計値の中で最大値の集計値に対応する合致候補位置を合致位置としている。したがって、複数の合致候補位置がある場合でも、合致位置を正確に決めることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る物体認識装置について説明する。本第2実施形態の物体認識装置の構成は、図1に示す構成と同一である。図7に、本第2実施形態の物体認識装置の動作フローを示す。なお、上記第1実施形態で説明した処理と同一の処理を行うステップには、図3と同一符号を付している。
まずCPU35Aは、上記第1実施形態と同様に、S1〜S5の処理を順次実行する。次いで、CPU35Aは、番号kに対応する画像片i,i同士の相関値を計算により求める(S6−1)。この相関値の計算には、正規化相関法を用いる。相関値を求める計算式として上述した数1の式を用いる。
次に、CPU35Aは、S6−1で求めたk個の相関値のうち、所定閾値(=0.95)よりも小さい相関値の個数mを集計する(S6−2)。次に、CPU35Aは、所定閾値よりも小さい値となる相関値の個数mが、所定数N4から第1所定値N1を差し引いた差分値を超えたか否か、つまりm>N4−N1となったか否かを判断する(S6−3)。例えば、N4=12,N1=5の場合、相関値の個数mが7個を超えて8個となったか否か、つまり、m>7となったか否かを判断する。
CPU35Aは、相関値を順次求める際に、相関値の個数mが差分値(N4−N1)を超えたと判断した場合(S6−3:YES)、残りのテンプレート画像片iと部分画像片iとの相関値の演算を打ち切る、つまり、S12の処理に移行する。すなわち、被検索画像Iにおいて、合致候補となる部分画像の数は、被探索画像を走査する部分画像の全数に比して極めて少ない。したがって、このS6−3では合致候補位置とはなり得ない部分画像については、途中で相関値の演算が打ち切られる。なお、CPU35Aは、相関値の個数mが差分値(N4−N1)を超えていないと判断した場合(S6−3:NO)、S7の処理に移行する。S7では、上述したように、k=N4となったか否かが判断され、k=N4でなければ、kをインクリメントし(S8)、S6−1の処理に移行する。また、k=N4であれば、S9の処理に移行する。
以上、本第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏すると共に、残りのテンプレート画像片iと部分画像片iとの相関値の演算が打ち切られるので、上記第1実施形態よりも演算量が減少し、物体認識の処理が高速化するという効果を奏する。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る物体認識装置について説明する。本第3実施形態の物体認識装置の構成は、図1に示す構成と同一である。図8に、本第3実施形態の物体認識装置の動作フローを示す。なお、上記第1実施形態で説明した処理と同一の処理を行うステップには、図3と同一符号を付している。本第3実施形態においては、テンプレート画像を更新するか否かの判断が、上記第1実施形態と異なる。
被探索画像は、図1に示すプリント基板31が入れ換えられる度、カメラ33にて撮像される。まず、1枚目の被探索画像Iの走査が終了するまでは、図3に示すフローを実行する。このとき、図9に示すように、被探索画像I内の合致位置として認識された部分画像Iの集計値1が記憶部35D(図1)に記憶される。
次にプリント基板31が入れ換えられて2枚目以降の被探索画像Iがカメラ33により撮像された場合、CPU35Aは、図8に示す各処理を実行する。具体的に説明すると、CPU35Aは、S1〜S15の処理を実行した後、今回の走査でS25又はS26(図4)にて合致位置が認識された際の集計値2が第2所定値N2(=7)以下であるか否かを判断する(S16−1)。ここで、記憶部35Dには、過去(前回)の被探索画像Iの走査でS25又はS26にて合致位置が認識されたされた際の集計値1が記憶されている。
従って、CPU35Aは、集計値2が第2所定値N2以下の場合(S16−1:YES)、前回の走査で合致位置が認識された際の記憶部35Dに記憶されている集計値1と今回の走査でS25,S26にて合致位置が認識された際の集計値2との差分値を求める。そして、CPU35Aは、この求めた差分値が予め設定された第3所定値N3以下であるか否かを判断する(S16−2)。この第3所定値N3は、(N4−N1)以下の値(例えば3)である。
つまり、この第3所定値N3は、前回の被探索画像Iの走査で認識した部分画像と、今回の被探索画像Iの走査で認識した部分画像とで輝度変化が著しく異なることとなる境界の値に設定される。すなわち、このS16−2では、照明装置34の短期的な輝度変動の大きさを判断していることとなる。照明装置34の輝度変動が小さい場合は、求めた差分値が第3所定値以下となり、照明装置34の輝度変動が大きい場合は、差分値が第3所定値を超えることとなる。
CPU35Aは、差分値が第3所定値N3以下の場合(S16−2:YES)、テンプレート画像Iを、今回の走査でS25,S26にて合致位置と認識された部分画像に置き換える、テンプレート更新の処理を実行する(S17)。なお、集計値2が第2所定値N2を超える場合(S16−1:NO)、又は差分値が第3所定値N3を超える場合(S16−2:NO)、CPU35Aは、テンプレート更新は行わず、パターンマッチングを終了する。
本第3実施形態では、前パターンマッチングで認識したコネクタ領域(部分画像)と現パターンマッチングで認識したコネクタ領域(部分画像)との輝度変動の大きさを判断することができる。これにより、S16−2でNOであれば、短期的な輝度変動であり、S16−2でYESであれば、短期的な輝度変化ではなく長期的な輝度変化であると区別することができる。そのため、装置や人間の動作により短期的に影ができた場合に、テンプレート画像が更新されるのを防ぐことができ、テンプレート画像の誤差の拡大を防ぐことができる。したがって、長期に亘って物体の認識精度を向上させることができる。
なお、上記実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記第3実施形態の処理を、上記第2実施形態の処理に適用することも可能である。また、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものであり、本発明は、コンピュータプログラム自体も含まれる。プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、ホームページから本発明のプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。また、コンピュータが、プログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって上述実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
30 物体認識装置
31 プリント基板
32 定盤
33 カメラ
34 照明装置
35 画像処理装置
35A CPU(テンプレート画像分割手段,部分画像分割手段,演算手段,認識手段,更新手段)
I 被探索画像
部分画像
部分画像片
テンプレート画像
テンプレート画像片

Claims (11)

  1. テンプレート画像を被探索画像内で走査し、パターンマッチングを行う物体認識装置において
    記被探索画像から所定数のテンプレート画像片に分割されている前記テンプレート画像と同一のサイズの部分画像を抜き出し、前記各テンプレート画像片に対応して前記所定数の部分画像片に分割する部分画像分割手段と、
    前記テンプレート画像片と前記部分画像片とのそれぞれの相関値を求め、所定閾値以上となる前記相関値の個数を集計して集計値を求める演算手段と、
    前記被探索画像の全体を走査した結果、前記演算手段により得られた集計値のうち、予め設定された第1所定値以上となる集計値の中から最大値となる集計値を1つ抽出し、その集計値に対応する部分画像の位置を合致位置と認識する認識手段と、
    前記認識手段により前記合致位置が認識された際の集計値が、前記所定数よりも小さい値で且つ前記第1所定値よりも大きい値に設定された第2所定値以下の場合は、前記テンプレート画像を、前記認識手段で認識された前記合致位置に対応する部分画像に置き換える更新手段と、を備えたことを特徴とする物体認識装置。
  2. テンプレート画像を被探索画像内で走査し、パターンマッチングを行う物体認識装置において
    記被探索画像から所定数のテンプレート画像片に分割されている前記テンプレート画像と同一のサイズの部分画像を抜き出し、前記各テンプレート画像片に対応して前記所定数の部分画像片に分割する部分画像分割手段と、
    前記テンプレート画像片と前記部分画像片とのそれぞれの相関値を求め、所定閾値以上となる前記相関値の個数を集計して集計値を求める演算手段と、
    前記被探索画像の全体を走査した結果、前記演算手段により得られた集計値のうち、予め設定された第1所定値以上となる集計値の中から最大値となる集計値を1つ抽出し、その集計値に対応する部分画像の位置を合致位置と認識する認識手段と、
    今回の走査で前記認識手段により前記合致位置が認識された際の集計値が、前記所定数よりも小さい値で且つ前記第1所定値よりも大きい値に設定された第2所定値以下であって、過去の走査で前記認識手段により前記合致位置が認識された際の集計値と今回の走査で前記認識手段により前記合致位置が認識された際の集計値との差分値が、予め設定された第3所定値以下の場合は、前記テンプレート画像を、今回の走査で前記認識手段により認識された前記合致位置に対応する部分画像に置き換える更新手段と、を備えたことを特徴とする物体認識装置。
  3. 前記テンプレート画像を所定数のテンプレート画像片に分割するテンプレート画像分割手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の物体認識装置。
  4. 前記認識手段は、前記第1所定値以上となる集計値の中から最大値となる集計値が複数個ある場合、これら最大値となる集計値を集計する際に用いた相関値の合計値をそれぞれ演算し、前記各合計値の中で、最大値となる合計値に対応する部分画像の位置を合致位置と認識することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の物体認識装置。
  5. 前記演算手段は、前記テンプレート画像片と前記部分画像片とのそれぞれの相関値を順次求める際に、前記所定閾値よりも小さい値となる相関値の個数が、前記所定数から前記第1所定値を差し引いた差分値を超えた場合は、残りの前記テンプレート画像片と前記部分画像片との相関値の演算を打ち切ることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の物体認識装置。
  6. テンプレート画像を被探索画像内で走査し、パターンマッチングを行う物体認識方法において、
    部分画像分割手段が、前記被探索画像から所定数のテンプレート画像片に分割されている前記テンプレート画像と同一のサイズの部分画像を抜き出し、前記各テンプレート画像片に対応して前記所定数の部分画像片に分割する部分画像分割ステップと、
    演算手段が、前記テンプレート画像片と前記部分画像片とのそれぞれの相関値を求め、所定閾値以上となる前記相関値の個数を集計して集計値を求める演算ステップと、
    認識手段が、前記被探索画像の全体を走査した結果、前記演算ステップにて得られた集計値のうち、予め設定された第1所定値以上となる集計値の中から最大値となる集計値を1つ抽出し、その集計値に対応する部分画像の位置を合致位置と認識する認識ステップと、
    更新手段が、前記認識ステップにて前記合致位置が認識された際の集計値が、前記所定数よりも小さい値で且つ前記第1所定値よりも大きい値に設定された第2所定値以下の場合は、前記テンプレート画像を、前記認識ステップで認識された前記合致位置に対応する部分画像に置き換える更新ステップと、を備えたことを特徴とする物体認識方法。
  7. テンプレート画像を被探索画像内で走査し、パターンマッチングを行う物体認識方法において、
    部分画像分割手段が、前記被探索画像から所定数のテンプレート画像片に分割されている前記テンプレート画像と同一のサイズの部分画像を抜き出し、前記各テンプレート画像片に対応して前記所定数の部分画像片に分割する部分画像分割ステップと、
    演算手段が、前記テンプレート画像片と前記部分画像片とのそれぞれの相関値を求め、所定閾値以上となる前記相関値の個数を集計して集計値を求める演算ステップと、
    認識手段が、前記被探索画像の全体を走査した結果、前記演算ステップにて得られた集計値のうち、予め設定された第1所定値以上となる集計値の中から最大値となる集計値を1つ抽出し、その集計値に対応する部分画像の位置を合致位置と認識する認識ステップと、
    更新手段が、今回の走査で前記認識ステップにて前記合致位置が認識された際の集計値が、前記所定数よりも小さい値で且つ前記第1所定値よりも大きい値に設定された第2所定値以下であって、過去の走査で前記認識ステップにて前記合致位置が認識された際の集計値と今回の走査で前記認識ステップにて前記合致位置が認識された際の集計値との差分値が、予め設定された第3所定値以下の場合は、前記テンプレート画像を、今回の走査で前記認識ステップにて認識された前記合致位置に対応する部分画像に置き換える更新ステップと、を備えたことを特徴とする物体認識方法。
  8. 前記演算ステップに先立って、テンプレート画像分割手段が、前記テンプレート画像を所定数のテンプレート画像片に分割するテンプレート画像分割ステップを更に備えたことを特徴とする請求項6又は7に記載の物体認識方法。
  9. 前記認識ステップは、前記認識手段が、前記第1所定値以上となる集計値の中から最大値となる集計値が複数個ある場合、これら最大値となる集計値を集計する際に用いた相関値の合計値をそれぞれ演算し、前記各合計値の中で、最大値となる合計値に対応する部分画像の位置を合致位置と認識することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の物体認識方法。
  10. 前記演算ステップは、前記演算手段が、前記テンプレート画像片と前記部分画像片とのそれぞれの相関値を順次求める際に、前記所定閾値よりも小さい値となる相関値の個数が、前記所定数から前記第1所定値を差し引いた差分値を超えた場合は、残りの前記テンプレート画像片と前記部分画像片との相関値の演算を打ち切ることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の物体認識方法。
  11. コンピュータに請求項乃至10のいずれか1項に記載の物体認識方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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