JP4867680B2 - 移動体無線通信システム、基地局、移動端末及びそれらに用いるランダムアクセス制御方法 - Google Patents

移動体無線通信システム、基地局、移動端末及びそれらに用いるランダムアクセス制御方法 Download PDF

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Description

本発明は移動体無線通信システム、基地局、移動端末及びそれらに用いるランダムアクセス制御方法に関し、特に移動通信システムにおけるランダムアクセス通信の効率、スループットを向上させる方法に関する。
近年、移動体無線通信においてやりとりされるデータは、以前の音声通話だけではなく、文字、画像、音楽、映像と多岐にわたり、そのデータ量も膨大である。そのため、移動体無線通信システムでは、通信リソースを効率的に使用することが求められる。
上述した文字、画像、音楽、映像等のデータを移動端末から基地局に送る際、データはパケット化され、ランダムアクセス通信方式で送られるのが一般的である。例えば、W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)方式では、ランダムアクセス専用のチャネルとしてPRACH(Physical Random Access Channel)が用意されている(例えば、特許文献1及び非特許文献1参照)。
移動体無線通信システムのランダムアクセス通信時には、移動端末がランダムアクセス通信を開始したい場合、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて、基地局に対してプリアンブルと呼ばれる通信開始要求信号を送信する。
基地局は、その移動端末の通信開始要求を許可する場合に要求許可信号(ACK:acknowledgement)を返す。また、基地局は、許可しない場合、要求不許可信号(NACK:negative acknowledgement)を返す。
上記のように、移動端末がランダムアクセス通信を行う場合の処理を図6に示す。図6において、移動端末は、ランダムアクセス通信を行う場合、シグネチャ、アクセススロットをランダムに選択し(図6ステップS21,S22)、プリアンブルを送信している(図6ステップS23)。
移動端末は基地局から要求許可信号(ACK)を受信すると(図6ステップS24)、メッセージを送信し(図6ステップS25)、処理を終了する。
また、移動端末は基地局から要求不許可信号を受信すると(図6ステップS26)、ステップS21に戻って、シグネチャ、アクセススロットをランダムに選択し直して再びプリアンブルを送信する。
一方、移動端末は基地局から要求許可信号も、要求不許可信号も受信せず(図6ステップS24,S26)、プリアンブルの再送回数が範囲を超えると(図6ステップS27)、処理を終了する。
この場合、移動端末は、プリアンブルの再送回数が範囲内であれば(図6ステップS27)、送信電力を一定量増加(パワーランピング)させ(図6ステップS27)、ステップS21に戻って、シグネチャ、アクセススロットをランダムに選択し直して再びプリアンブルを送信する。
特開2002−246952号公報 "Physical channels and mapping of transport channels onto physical channels 5.2.2.1 Physical Random Access Channel(PRACH)"[3GPP(3rd Generation Partnership Project) TS25.211 V7.0.0(2006−03)]
しかしなから、従来のW−CDMA方式のPRACHでは、ネットワークが混み合っている際にランダムアクセス通信の開始を試みた時、通信開始まで長く待たされるユーザが発生する恐れがある。
従来、移動端末が要求不許可信号を受取った後、再びプリアンブルを送信する際には、アクセススロットやシグネチャをランダムに選択し直す必要があるので、基地局においてその移動端末が何度プリアンブル送信を試みているかがわからない。よって、プリアンブル送信が1回目の移動端末も、複数回目の移動端末も同じように扱われてしまうため、何度も続けて要求不許可信号を受取ってしまい、メッセージ送信を開始できない端末が発生する恐れがある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、移動端末がランダムアクセス通信を開始するまでの待ち時間を短くすることができる移動体無線通信システム、基地局、移動端末及びそれらに用いるランダムアクセス制御方法を提供することにある。
本発明による移動体無線通信システムは、移動端末がランダムアクセス通信を開始する際に、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて基地局に通信開始要求信号を送信し、前記基地局が前記移動端末に対して通信開始要求の許可/不許可を示す要求許可信号/要求不許可信号のいずれかを送信する移動体無線通信システムであって、
前記基地局は、前記移動端末への前記要求不許可信号の送信時に前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを指定する手段と、当該移動端末からその指定した前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて送信されてきた前記通信開始要求信号を受信した時に当該移動端末に優先的に要求許可信号を送信する手段とを備え、
前記移動端末は、前記要求不許可信号の受信時に前記基地局から指定された前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて前記通信開始要求信号を再送する手段を備えている。
本発明による基地局は、移動端末がランダムアクセス通信を開始する際に、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて通信開始要求信号を送信してきた時に、前記移動端末に対して通信開始要求の許可/不許可を示す要求許可信号/要求不許可信号のいずれかを送信する基地局であって、
前記移動端末への前記要求不許可信号の送信時に前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを指定する手段と、当該移動端末からその指定した前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて送信されてきた前記通信開始要求信号を受信した時に当該移動端末に優先的に要求許可信号を送信する手段とを備えている。
本発明による移動端末は、ランダムアクセス通信を開始する際に、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて基地局に通信開始要求信号を送信し、通信開始要求の許可/不許可を示す要求許可信号/要求不許可信号のいずれかを前記基地局から受信する移動端末であって、
前記要求不許可信号の受信時に前記基地局から指定された前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて前記通信開始要求信号を再送する手段を備えている。
本発明によるランダムアクセス制御方法は、移動端末がランダムアクセス通信を開始する際に、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて基地局に通信開始要求信号を送信し、前記基地局が前記移動端末に対して通信開始要求の許可/不許可を示す要求許可信号/要求不許可信号のいずれかを送信する移動体無線通信システムに用いるランダムアクセス制御方法であって、
前記基地局が、前記移動端末への前記要求不許可信号の送信時に前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを指定する処理と、当該移動端末からその指定した前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて送信されてきた前記通信開始要求信号を受信した時に当該移動端末に優先的に要求許可信号を送信する処理とを実行し、
前記移動端末が、前記要求不許可信号の受信時に前記基地局から指定された前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて前記通信開始要求信号を再送する処理を実行している。
すなわち、本発明の移動体無線通信システムは、上記の課題を解決するために、基地局が移動端末に要求不許可信号(NACK:negative acknowledgement)を送信する際、同時に次回使用するシグネチャ番号を指定している。これによって、一度要求不許可信号を受取った移動端末は、指定されたシグネチャを使用することで、次回のプリアンブル送信時に優先的に要求許可信号(ACK:acknowledgement)を受取ることが可能となる。
本発明の移動体無線通信システムでは、ランダムアクセス通信時に、移動端末からの通信開始要求に対して基地局が要求不許可信号を送信する際、次回使用すべきシグネチャ番号を要求不許可信号と同時に送信することを特徴とする。
より具体的に説明すると、本発明の移動体無線通信システムでは、移動端末がランダムアクセス通信を開始したい場合、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて、基地局に対してプリアンブルと呼ばれる通信開始要求信号を送信する。
基地局は、その移動端末の通信開始要求を許可する場合、要求許可信号を移動端末に返し、許可しない場合、要求不許可信号、次回使用すべきシグネチャ番号を移動端末に返す。ここで指定するシグネチャ番号は、通信開始を要求したにもかかわらず、要求を拒否された状態の移動端末が専用に用いるために予約されたものであるとする。
移動端末は、要求許可信号を受取ると、メッセージ送信を開始し、要求不許可信号を受取ると、指定された番号のシグネチャを用いて再びプリアンブルを送信する。基地局側では、指定したシグネチャを用いたプリアンブルを送ってきた移動端末に対して優先的に要求許可信号を返す。
このように、本発明の移動体無線通信システムでは、基地局が一度要求不許可信号を受取った移動端末に対して優先的に要求許可信号を返すことで、移動端末がランダムアクセス通信を開始するまでの待ち時間を短くすることが可能となる。
また、本発明の移動体無線通信システムでは、移動端末がランダムアクセス通信を開始する際のプリアンブル送信回数を抑えることが可能となるため、移動端末の消費電力を節約することが可能となる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、移動端末がランダムアクセス通信を開始できるまでの待ち時間を短くすることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による移動体無線通信システムの動作の概要を示す図である。図1においては、本発明の一実施例を移動端末1と基地局2とからなる一般的なCDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重アクセス)方式の携帯電話システムに適用した場合の例を示している。
移動端末1はランダムアクセス通信を開始したい場合、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて、基地局2に対してプリアンブルと呼ばれる通信開始要求信号を送信する。
基地局2は、その移動端末1の通信開始要求を許可しない場合、要求不許可信号(NACK:negative acknowledgement)、次回使用すべきシグネチャ番号を移動端末1に返す[図1(a)一回目参照]。ここで指定するシグネチャ番号は、通信開始を要求したにもかかわらず、要求を拒否された状態の移動端末1が専用に用いるために予約されたものであるとする。
移動端末1は、要求不許可信号を受取ると、指定された番号のシグネチャを用いて再びプリアンブルを送信する。基地局2側では、指定したシグネチャを用いたプリアンブルを送ってきた移動端末1に対して優先的に要求許可信号(ACK:acknowledgement)を返す[図1(b)二回目参照]。
図2は図1の移動端末1の構成例を示すブロック図である。図2において、移動端末1は、アンテナ部11と、無線変復調部12と、制御部13と、相関期14と、ACK/NACK判定器15と、シグネチャ判定器16と、プリアンブル生成器17と、メッセージ生成器18とから構成されている。
アンテナ部11及び無線変復調部12は変調された無線信号とディジタル信号とを相互に変換する。相関器14は基地局2から受信した信号と拡散符号との相関を計算し、結果をACK/NACK判定器15とシグネチャ判定器16とに送る。ACK/NACK判定器15は、基地局2から受信した信号が要求許可信号(ACK)/要求不許可信号(NACK)のどちらなのかを判定し、その結果を制御部13に送る。シグネチャ判定器16は基地局2から指定されたシグネチャ番号を判定し、その判定結果を制御部13に送る。
制御部13は、ACK/NACK判定器15及びシグネチャ判定器16からの情報を参考に、プリアンブル生成器17及びメッセージ生成器18の制御を行う。プリアンブル生成器17は制御部13から指定されたシグネチャを使用してプリアンブルを生成し、そのプリアンブルを制御部13から指定されたアクセススロットで基地局2に送信するために無線変復調部12に送る。メッセージ生成器18は、制御部13にしたがってメッセージを生成し、そのメッセージを基地局2に送信するために無線変復調部12に送る。
図3は図1の基地局2の構成例を示すブロック図である。図3において、基地局2は、アンテナ部21と、無線変復調部22と、制御部23と、相関期24と、プリアンブル判定器25と、ACK/NACK信号生成器26と、シグネチャ番号生成器27とから構成されている。但し、アンテナ部21、無線変復調部22、相関器24は上記の移動端末1と同じ役割であるので、それらの説明については省略する。
プリアンブル判定器25は移動端末1から受信したプリアンブルのシグネチャを判定し、その判定結果を制御部23に送る。制御部23はプリアンブル判定器25からの情報や、その時、ランダムアクセス通信許可要求を送ってきている移動端末1の数、基地局2のランダムアクセス通信の状況を参考に、ACK/NACK信号生成器26、シグネチャ番号選択器27を制御する。
ACK/NACK信号生成器26は、制御部23から指定された要求許可信号(ACK)、要求不許可信号(NACK)のどちらかの信号を生成する。この時、要求許可信号(ACK)/要求不許可信号(NACK)は移動端末1のシグネチャ番号と対応したものを生成する。シグネチャ番号選択器27は、要求不許可信号(NACK)を送信する際に、移動端末が次回使用すべきシグネチャ番号を選択する。
図4は本発明の一実施例による移動端末1の処理動作を示すフローチャートであり、図5は本発明の一実施例による基地局2の処理動作を示すフローチャートである。これら図1〜図5を参照して移動端末1及び基地局2の動作について説明する。
まず、図4を参照して移動端末1の動作について説明する。移動端末1はランダムアクセス通信を開始するために、まずシグネチャ、アクセススロットをランダムに選択し(図4ステップS1,S2)、選択したものを用いてプリアンブルを基地局2に送信する(図4ステップS3)。
移動端末1は、送信したプリアンブルに対して基地局2から要求許可信号(ACK)を受信した場合(図4ステップS4)、ランダムアクセス通信開始を許可されたということなので、続いてメッセージを送信する(図4ステップS5)。
一方、移動端末1は、送信したプリアンブルに対して要求不許可信号(NACK)を受信した場合(図4ステップS6)、シグネチャに基地局2から要求不許可信号(NACK)と同時に受信した番号のシグネチャを使用し(図4ステップS7)、アクセススロットは初回と同様ランダムに選択したものを使用し(図4ステップS2)、再びプリアンブルを送信する(図4ステップS3)。
移動端末1は、基地局からの要求許可信号(ACK)、要求不許可信号(NACK)ともに受信できなかった場合(図4ステップS4,S6)、送信電力を一定量増加(パワーランピング)させ(図4ステップS8)、シグネチャ、アクセススロットをランダムに選択し直して(図4ステップS1,S2)、再びプリアンブルを送信する(図4ステップS3)。但し、パワーランピングを行ってプリアンブルを再送する回数には制限があり、移動端末1は、設定された再送回数を超えている場合(図4ステップS7)、プリアンブルを再送せずにランダムアクセス手順を終了する。
本実施例では、上記のように、要求不許可信号(NACK)を受信した場合、シグネチャに基地局2から要求不許可信号(NACK)と同時に受信した番号のシグネチャを使用している点で、図6に示す従来の移動体無線通信システムの移動端末の処理動作と異なっている。
続いて、図5を参照して基地局2の動作について説明する。基地局は、移動端末1からプリアンブルを受信すると(図5ステップS11)、受信したプリアンブルのシグネチャを判定する(図5ステップS12)。
基地局2は、もし受信したシグネチャが優先して要求許可信号(ACK)を返すべきものであれば(図5ステップS13)、その時の基地局2のランダムアクセス通信の状況にかかわらず、当該移動端末1に優先的に要求許可信号(ACK)を送信する(図5ステップS14)。
基地局2は、受信したプリアンブルのシグネチャが優先すべきものでなければ(図5ステップS13)、その時、ランダムアクセス通信許可要求を送ってきている移動端末1の数、基地局2のランダムアクセス通信の状況を参考に要求許可信号(ACK)/要求不許可信号(NACK)のどちらを送るかを判断する(図5ステップS15)。
基地局2は、もし要求不許可信号(NACK)を送信する場合、移動端末1が再びプリアンブルを送信する時に使用すべきシグネチャ番号を同時に送信する(図5ステップS16,S17)。ここで、指定するシグネチャ番号は、通信開始を要求したにもかかわらず、要求を拒否された状態の移動端末1が専用に用いるために予約されたものの中から選んだものであるとする。
この後、基地局2は、移動端末1がここで指定したシグネチャを用いてプリアンブルを送信してきた場合(図5ステップS13)、その移動端末1に優先的に要求許可信号(ACK)を送信する(図5ステップS14)。
このように、本実施例では、基地局2が一度要求不許可信号(NACK)を受取った移動端末1に対して優先的に要求許可信号(ACK)を返すことで、移動端末1がランダムアクセス通信を開始するまでの待ち時間を短くすることができる。
また、本実施例では、移動端末1がランダムアクセス通信を開始する際のプリアンブル送信回数を抑えることができるため、移動端末1の消費電力を節約することができる。
尚、本発明では、上記の実施例において、基地局2が要求不許可信号(NACK)とともにシグネチャ番号を送信しているが、基地局2が要求不許可信号(NACK)と同時に送信するのをアクセススロット番号とすることも可能であり、その場合にはアクセススロットを使用してプリアンブルを送信してきた移動端末1に優先的に要求許可信号(ACK)を返すようにすることができる。
本発明の一実施例による移動体無線通信システムの動作の概要を示す図である。 図1の移動端末の構成例を示すブロック図である。 図1の基地局の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による移動端末の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による基地局の処理動作を示すフローチャートである。 従来の移動端末の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 移動端末
2 基地局
11,21 アンテナ部
12,22 無線変復調部
13,23 制御部
14,24 相関期
15 ACK/NACK判定器
16 シグネチャ判定器
17 プリアンブル生成器
18 メッセージ生成器
25 プリアンブル判定器
26 ACK/NACK信号生成器
27 シグネチャ番号生成器

Claims (14)

  1. 移動端末がランダムアクセス通信を開始する際に、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて基地局に通信開始要求信号を送信し、前記基地局が前記移動端末に対して通信開始要求の許可/不許可を示す要求許可信号/要求不許可信号のいずれかを送信する移動体無線通信システムであって、
    前記基地局は、前記移動端末への前記要求不許可信号の送信時に前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを指定する手段と、当該移動端末からその指定した前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて送信されてきた前記通信開始要求信号を受信した時に当該移動端末に優先的に要求許可信号を送信する手段とを有し、
    前記移動端末は、前記要求不許可信号の受信時に前記基地局から指定された前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて前記通信開始要求信号を再送する手段を有することを特徴とする移動体無線通信システム。
  2. 前記基地局が指定する前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかは、通信開始を要求したにもかかわらず要求を拒否された状態の移動端末が専用に用いるために予約されたものであることを特徴とする請求項1記載の移動体無線通信システム。
  3. 前記移動端末は、前記基地局から前記要求許可信号/要求不許可信号のいずれが送信されてきたかを判定する手段と、前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかの指定情報を判定する手段とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の移動体無線通信システム。
  4. 前記基地局は、前記移動端末から受信した前記通信開始要求信号の前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを判定する手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の移動体無線通信システム。
  5. 移動端末がランダムアクセス通信を開始する際に、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて通信開始要求信号を送信してきた時に、前記移動端末に対して通信開始要求の許可/不許可を示す要求許可信号/要求不許可信号のいずれかを送信する基地局であって、
    前記移動端末への前記要求不許可信号の送信時に前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを指定する手段と、当該移動端末からその指定した前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて送信されてきた前記通信開始要求信号を受信した時に当該移動端末に優先的に要求許可信号を送信する手段とを有することを特徴とする基地局。
  6. 前記移動端末に対して指定する前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかは、通信開始を要求したにもかかわらず要求を拒否された状態の移動端末が専用に用いるために予約されたものであることを特徴とする請求項5記載の基地局。
  7. 前記移動端末から受信した前記通信開始要求信号の前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを判定する手段を含むことを特徴とする請求項5または請求項6記載の基地局。
  8. ランダムアクセス通信を開始する際に、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて基地局に通信開始要求信号を送信し、通信開始要求の許可/不許可を示す要求許可信号/要求不許可信号のいずれかを前記基地局から受信する移動端末であって、
    前記要求不許可信号の受信時に前記基地局から指定された前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて前記通信開始要求信号を再送する手段を有することを特徴とする移動端末。
  9. 前記基地局が指定する前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかは、通信開始を要求したにもかかわらず要求を拒否された状態の移動端末が専用に用いるために予約されたものであることを特徴とする請求項8記載の移動端末。
  10. 前記基地局から前記要求許可信号/要求不許可信号のいずれが送信されてきたかを判定する手段と、前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかの指定情報を判定する手段とを含むことを特徴とする請求項8または請求項9記載の移動端末。
  11. 移動端末がランダムアクセス通信を開始する際に、ランダムに選んだアクセススロット、シグネチャを用いて基地局に通信開始要求信号を送信し、前記基地局が前記移動端末に対して通信開始要求の許可/不許可を示す要求許可信号/要求不許可信号のいずれかを送信する移動体無線通信システムに用いるランダムアクセス制御方法であって、
    前記基地局が、前記移動端末への前記要求不許可信号の送信時に前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを指定する処理と、当該移動端末からその指定した前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて送信されてきた前記通信開始要求信号を受信した時に当該移動端末に優先的に要求許可信号を送信する処理とを実行し、
    前記移動端末が、前記要求不許可信号の受信時に前記基地局から指定された前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを用いて前記通信開始要求信号を再送する処理を実行することを特徴とするランダムアクセス制御方法。
  12. 前記基地局が指定する前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかは、通信開始を要求したにもかかわらず要求を拒否された状態の移動端末が専用に用いるために予約されたものであることを特徴とする請求項11記載のランダムアクセス制御方法。
  13. 前記移動端末が、前記基地局から前記要求許可信号/要求不許可信号のいずれが送信されてきたかを判定する処理と、前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかの指定情報を判定する処理とを実行することを特徴とする請求項11または請求項12記載のランダムアクセス制御方法。
  14. 前記基地局が、前記移動端末から受信した前記通信開始要求信号の前記アクセススロット及び前記シグネチャのいずれかを判定する処理を実行することを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか記載のランダムアクセス制御方法。
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