JP4866468B2 - 送風ファン及びそれを用いたサーキュレータ、微小粒子拡散装置 - Google Patents

送風ファン及びそれを用いたサーキュレータ、微小粒子拡散装置 Download PDF

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本発明は、複数の方向に気流を送出する送風ファンに関する。また本発明は、室内の空気を循環させるサーキュレータに関する。また本発明は、イオン等の微小粒子を送出して室内に拡散させる微小粒子拡散装置に関する。
特許文献1にはクロスフロー型の羽根車を有する送風ファンを備え、室内の空気を循環させるサーキュレータが開示されている。このサーキュレータは空気調和機から成り、筐体の上面には吸込口が開口して前面下部には吹出口が開口する。筐体内には送風ファンが配され、送風ファンと吸込口との間には熱交換器が設けられる。
送風ファンは羽根車をケーシングで覆うクロスフローファンから成っている。ケーシングは羽根車が突出する吸気側開口部を一端に開口し、羽根車の排気側に延びて吹出口に連結される。これにより、羽根車の排気側の気流路がケーシングによって形成される。また、気流路内の吹出口近傍には水平方向及び鉛直方向に風向を可変する可動のルーバーが設けられる。
送風ファンが駆動されると室内の空気が吸込口から筐体内に取り込まれ、熱交換器と熱交換する。熱交換器と熱交換した空気はケーシングの吸気側開口部を介して送風ファンの排気側に導かれる。そして、吹出口から室内に空気が送出され、室内の空気調和を行うとともに室内の空気が循環される。
また、可動のルーバーによって吹出口から所定の方向に向けて空気が送出される。これにより、室内の複数の方向に空気を送出して室内の隅々まで空気を循環させることができる。
特開2009−270530号公報(第5頁−第8頁、第1図)
しかしながら、上記従来のサーキュレータによると、室内の複数の方向に空気を送出するために可動のルーバーが設けられるが、構造が複雑になるためコストが大きくなる問題があった。また、吹出口近傍のルーバーによって気流が吹出口近傍で急激に曲げられる。このため、圧力損失が大きくなり、送風効率が悪くなるとともに騒音が大きくなる問題があった。
ルーバーを省いて送風ファンの排気側の気流路を分岐し、複数の方向に空気を送出することもできる。しかしながらこの場合も同様に、送風ファンの排気側で気流が急激に曲げられるため、送風効率が悪くなるとともに騒音が大きくなる。
また、クロスフローファンは静圧が低いため、圧力損失の大きいHEPAフィルター等が気流路に設けられると更に送風効率が悪くなる問題があった。
また、サーキュレータの気流路にイオン、芳香剤、消臭剤、殺虫剤、殺菌剤等の微小粒子を発生する微小粒子発生装置を設け、室内に微小粒子を送出して拡散させる微小粒子拡散装置についても同様の問題がある。
本発明は、低コストで送風効率を向上するとともに騒音を低減して複数の方向に気流を送出できる静圧の高い送風ファン及びそれを用いたサーキュレータ、微小粒子拡散装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の送風ファンは、
同軸に配される第1羽根車及び第2羽根車と、
第1羽根車及び第2羽根車を回転駆動する一のモータと、
第1羽根車を覆って軸方向に第1吸気口を開口する第1筒状部と、第1筒状部の周面から周接線方向に延びて先端に第1吹出口を開口した第1吹出通路とを有する第1ケーシングと、
第2羽根車を覆って軸方向に第2吸気口を開口する第2筒状部と、第2筒状部の周面から周接線方向に延びて先端に第2吹出口を開口した第2吹出通路とを有する第2ケーシングと、
を備え、第1筒状部から第1吹出通路が延びる方向と第2筒状部から第2吹出通路が延びる方向とが周方向に異なるとともに、第1吹出口から吹き出される気流の吹出し方向と、第2吹出口から吹き出される気流の吹出し方向とが異なることを特徴としている。
この構成によると、一のモータの回転軸に第1羽根車及び第2羽根車が連結され、第1羽根車及び第2羽根車がそれぞれ第1ケーシング及び第2ケーシングにより覆われる。これにより、多連の遠心ファンから成る送風ファンが形成される。モータの駆動によって第1羽根車及び第2羽根車が回転し、第1ケーシング及び第2ケーシング内に第1吸気口及び第2吸気口を介して軸方向に吸気される。第1ケーシングに流入した空気は第1筒状部から周接線方向に排気され、第1吹出通路を流通して第1吹出口から所定方向に吹き出される。第2ケーシングに流入した空気は第2筒状部から周接線方向の第1吹出通路と異なる方向に排気され、第2吹出通路を流通して第2吹出口から第1吹出口と異なる方向に吹き出される。
また本発明は、上記構成の送風ファンにおいて、第1吹出口の開口面積が第2吹出口の開口面積よりも小さいことが好ましい。この構成によると、開口面積の小さい第1吹出口から高速で気流が送出され、第1吹出口よりも開口面積の大きい第2吹出口から低速で気流が送出される。
また本発明は、上記構成の送風ファンにおいて、第1吹出口の軸に垂直な方向の幅が第2吹出口の軸に垂直な方向の幅よりも小さいことが好ましい。
また本発明は、上記構成の送風ファンにおいて、第1吹出通路が流路を軸に垂直な方向に徐々に拡大される上流部と前記上流部の下流側で第1吹出口まで軸に垂直な方向に流路を一定に維持または徐々に縮小される下流部とを有するとともに、第2吹出通路が第2筒状部と第2吹出口との間で軸に垂直な方向に流路を徐々に拡大されることが好ましい。
この構成によると、第1吹出通路を流通する気流は流路を軸に垂直な方向に徐々に拡大される上流部で運動エネルギーを回収して静圧に変換される。該気流は流路を一定に維持または徐々に縮小される下流部で流速の低下が抑制される。そして、開口面積の小さい第1吹出口から高速で気流が送出される。第2吹出通路を流通する気流は流路を軸に垂直な方向に徐々に拡大され、第2吹出口に到達するまで運動エネルギーを回収して静圧に変換される。そして、第1吹出口よりも開口面積の大きい第2吹出口から低速で気流が送出される。
また本発明は、上記構成の送風ファンにおいて、第1羽根車及び第2羽根車が前記モータに連結される円板と、前記円板の両面に放射状に立設されるブレードとを有し、第1吸気口及び第2吸気口をそれぞれ第1筒状部及び第2筒状部の軸方向の両面に設けるとより好ましい。
また本発明のサーキュレータは、上記各構成の送風ファンを筐体内に備え、室内に向かって複数方向に気流を送出して室内の空気を循環させることを特徴としている。この構成によると、第1ケーシングを流通する気流が室内に送出され、第2ケーシングを流通する気流が第1ケーシングを流通する気流と異なる方向に送出される。室内に送出された空気は室内を循環して送風ファンの吸気側に戻る。
また本発明は、上記構成のサーキュレータにおいて、第1ケーシングによって第1吹出口から鉛直上方または後方上方に向けて気流を送出し、第2ケーシングによって第2吹出口から前方上方に向けて気流を送出してもよい。この構成によると、サーキュレータを室内の一側壁と床面とのコーナー近傍に設置すると、第1ケーシングを流通する気流は第1吹出口から該側壁に沿って吹き出される。該気流は天井壁、サーキュレータに対向する側壁及び床面を通ってサーキュレータに戻る。第2ケーシングを流通する気流は第2吹出口から室内の居住空間に向かって送出され、床面を通ってサーキュレータに戻る。
また本発明は、上記構成のサーキュレータにおいて、第1ケーシングによって第1吹出口から水平または前方上方に向けて気流を送出し、第2ケーシングによって第2吹出口から前方下方に向けて室内に気流を送出してもよい。この構成によると、サーキュレータを室内の一側壁と天井壁とのコーナー近傍に設置すると、第1ケーシングを流通する気流は第1吹出口から天井壁に沿って吹き出される。該気流はサーキュレータに対向する側壁、床面及びサーキュレータが配される側壁を通ってサーキュレータに戻る。第2ケーシングを流通する気流は第2吹出口から室内の居住空間に向かって送出され、床面及びサーキュレータが配される側壁を通ってサーキュレータに戻る。
また本発明は、上記構成のサーキュレータにおいて、前記筐体の一面に第1吹出口及び第2吹出口を設け、該一面に対向する設置面を室内の床面に当接して床面上に設置できるとともに前記設置面を室内の側壁に当接して側壁上に設置できることが好ましい。この構成によると、サーキュレータは床置き及び壁掛けの両方に対応することができるとともに、どちらの場合においても良好に室内の空気を循環させることができる。
また本発明は、上記構成のサーキュレータにおいて、第1ケーシング及び第2ケーシングに流入する空気の塵埃を捕集するHEPAフィルターを備えてもよい。この構成によると、HEPAフィルターによって塵埃を除去された空気が室内に送出される。HEPAフィルターによって圧力損失が大きくなるが、静圧の高い遠心ファンにより形成された送風ファンによって送風効率の低下が防止される。
また本発明の微小粒子拡散装置は、上記各構成のサーキュレータ内に微小粒子を発生する微小粒子発生装置を備え、室内に向かって複数方向に微小粒子を含む気流を送出して室内に微小粒子を拡散させることを特徴としている。この構成によると、微小粒子発生装置で発生する微小粒子が第1ケーシング及び第2ケーシングを流通する気流に含まれる。第1ケーシングを流通する気流は室内に送出され、第2ケーシングを流通する気流が第1ケーシングを流通する気流と異なる方向に送出される。これにより、微小粒子が室内に拡散される。
また本発明は、上記構成の微小粒子拡散装置において、前記微小粒子発生装置で発生する微小粒子が、イオン、芳香剤、消臭剤、殺虫剤、殺菌剤のいずれかを含むようにしてもよい。
本発明によると、同軸に配される第1、第2羽根車が一のモータにより駆動される。そして、第1羽根車を覆う第1筒状部の周面から第1吹出通路が延びる方向と第2羽根車を覆う第2筒状部の周面から第2吹出通路が延びる方向とが周方向に異なり、第1吹出口から吹き出される気流の吹出し方向と第2吹出口から吹き出される気流の吹出し方向とが異なる。これにより、簡単な構成で複数の方向に気流を送出することができる。また、気流が急激に曲げられないため圧力損失の増加を防止し、送風効率を向上するとともに騒音を低減することができる。
本発明の第1実施形態の微小粒子拡散装置の斜視図 本発明の第1実施形態の微小粒子拡散装置の側面断面図 本発明の第1実施形態の微小粒子拡散装置の送風ファンを示す正面断面図 本発明の第2実施形態の微小粒子拡散装置の側面断面図 本発明の第3実施形態の微小粒子拡散装置の斜視図 本発明の第3実施形態の微小粒子拡散装置の側面断面図 本発明の第4実施形態の微小粒子拡散装置の側面断面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は第1実施形態の微小粒子拡散装置を示す斜視図及び側面断面図である。微小粒子拡散装置1は樹脂成形品により形成される筐体2で覆われる。微小粒子拡散装置1は筐体2の底面が室内の床面Fに当接する設置面となり、床面F上に床置きされる。また、微小粒子拡散装置1は一の側壁Sと床面Fとのコーナー近傍に配される。
筐体2の前面及び背面の下部には室内の空気を筐体2内に取り込む吸込口3が開口する。筐体2の設置面に対向する上面には気流を吹き出す第1吹出口13及び第2吹出口23が開口する。詳細を後述するように、後部に配される第1吹出口13の開口面積は前部に配される第2吹出口23の開口面積よりも小さく形成される。
筐体2内には送風ファン10が配される。図3は送風ファン10の正面断面図を示している。送風ファン10は左右方向に延びる回転軸9aを有したモータ9を備え、回転軸9aに複数の第1、第2羽根車11、21が取り付けられる。これにより、第1、第2羽根車11、21が同軸に配置され、モータ9により回転駆動される。
第1羽根車11は回転軸9aに連結される円板11aと、円板11aの両面に放射状に立設される複数のブレード11bとを有している。同様に、第2羽根車21は回転軸9aに連結される円板21aと、円板21aの両面に放射状に立設される複数のブレード21bとを有している。
第1羽根車11及び第2羽根車12はそれぞれ気流路を形成する第1ケーシング12及び第2ケーシング22内に配される。第1、第2ケーシング12、22と筐体2との間及び第1、第2ケーシング12、22間には吸込口3(図1参照)から筐体2内に流入した空気が流通する所定量の隙間が形成される。
第1ケーシング12は第1筒状部12a及び第1吹出通路12cを有している。第1筒状部12aは第1羽根車11を覆う略円筒状に形成され、軸方向の両端面に第1吸気口12bを開口する。第1吹出通路12cは第1筒状部12aの周面から上方へ周接線方向に延び、先端に第1吹出口13(図2参照)を開口する。
同様に、第2ケーシング22は第2筒状部22a及び第2吹出通路22cを有している。第2筒状部22aは第2羽根車11を覆う略円筒状に形成され、軸方向の両端面に第2吸気口22bを開口する。第2吹出通路22cは第2筒状部12aの周面から上方へ周接線方向に延び、先端に第2吹出口23(図2参照)を開口する。
これにより、送風ファン10は多連の遠心ファン(シロッコファンまたはターボファン)を構成し、第1、第2羽根車11、21の回転により第1、第2吸気口12b、22bから軸方向に吸気して周方向に排気する。
図2に示すように、第1筒状部12aと第2筒状部22aとは側面視略一致するように配される。そして、第1筒状部12aから第1吹出通路12cが延びる方向と第2筒状部22aから第2吹出通路22cが延びる方向とが周方向に異なる。これにより、第1、第2吹出口13、23から吹き出される気流の方向が異なる。即ち、第1吹出口13から矢印A1に示すように鉛直上方もしくは鉛直上方に対して若干後方の後方上方に向けて気流が送出され、第2吹出口23から矢印A2に示すように前方上方に向けて気流が送出される。
また、第1吹出通路12cは第1筒状部12aの直後の上流部12dで流路を軸に垂直な方向に徐々に拡大される。また、上流部12dの下流側の下流部12eは第1吹出口13に至るまで軸に垂直な方向に流路が徐々に縮小される。第2吹出通路22cは第2筒状部22aと第2吹出口23との間で軸に垂直な方向に流路を徐々に拡大される。これにより、第1吹出口13の軸に垂直な方向の幅が第2吹出口23の軸に垂直な方向の幅よりも小さくなり、第1吹出口13の開口面積が第2吹出口23の開口面積よりも小さくなっている。
第1、第2吹出通路12c、22c内には微小粒子発生装置7の複数の電極(不図示)が露出して配される。各電極には交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。一の電極には正電圧が印加され、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して主としてH+(H2O)mから成る電荷が正のクラスタイオンが形成される。他の電極には負電圧が印加され、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して主としてO2 -(H2O)nから成る電荷が負のクラスタイオンが形成される。ここで、m、nは任意の自然数である。
+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中の浮遊菌や臭い成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH22(過酸化水素)を浮遊菌や臭い成分等の表面上で凝集生成してこれらを破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。従って、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して第1、第2吹出口13、23から吐出することにより、室内の殺菌及び臭い除去を行うことができる。
+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H22+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
上記構成の微小粒子拡散装置1において、送風ファン10のモータ9及び微小粒子発生装置7が駆動されると、室内の空気が吸込口3から筐体2内に取り込まれる。筐体2内に取り込まれる空気は第1、第2吸気口12b、22bを介して第1、第2ケーシング12、22内に流入する。第1、第2ケーシング12、22に流入した空気は第1、第2筒状部12a、22aから周方向に排気され、第1、第2吹出通路12c、22cを流通する。第1、第2吹出通路12c、22cを流通する空気はイオンが含まれ、第1、第2吹出口13、23から矢印A1、A2の方向にそれぞれ吹き出される。
この時、第1吹出通路12cの上流部12dで回転軸9aに垂直な方向に流路が広げられるため、気流の運動エネルギーを回収して静圧に変換し、静圧が高められる。これにより、送風ファン10の送風能力を向上させることができる。また、下流部12eで回転軸9aに垂直な方向に流路が絞られるため、気流の速度低下を抑制することができる。これにより、開口面積の小さい第1吹出口13から高速な気流を吹き出すことができる。
従って、第1吹出口13から鉛直上方または後方上方に向かって吹き出された空気は微小粒子拡散装置1の近傍の側壁Sに沿って上昇する。そして、天井壁、微小粒子拡散装置1に対向する側壁及び床面Fを通って微小粒子拡散装置1に戻る。また、室内の中央部の居住空間には壁面に沿って流通する気流によってイオンが緩やかに拡散する。これにより、室内の各壁面に沿って気流が循環して室内の隅々にイオンを行き渡らせることができる。
第1吹出口13から吹き出された気流は壁面に沿ってコアンダ効果によって進行するため、室内の空気に奪われる運動エネルギーが抑制される。即ち、気流が壁面に沿わない場合には、気流の壁面側が周囲空気(壁面と気流との間の空気)を誘引して周囲空気に運動エネルギーを奪われて損なわれる。気流が壁面に沿う場合には、壁面の摩擦抵抗により運動エネルギーが損なわれるが、壁面に沿わない場合に損なわれる運動エネルギーよりも一般的に非常に小さい。これにより、消費電力を抑制して気流の到達距離を大きくすることができる。尚、第1吹出通路12cの下流部12eで流路の回転軸9aに垂直な方向の幅を一定に維持してもよい。
また、第2吹出通路22cは第2筒状部22aから第2吹出口23まで回転軸9aに垂直な方向に流路が広げられる。このため、気流の運動エネルギーを回収して静圧に変換し、静圧が高められる。これにより、微小粒子拡散装置1の送風能力をより向上させることができる。そして、開口面積の大きい第2吹出口23から低速な気流が吹き出される。
第2吹出口23から前方上方に向かって吹き出された空気によって室内の中央部の居住空間にイオンが補充される。また、第2吹出口23から吹き出される気流は低速であるため、居住空間の使用者に対して風が当たることによる不快感を防止することができる。
尚、微小粒子発生装置7の各電極により発生するイオンの極性を所定期間毎に切り替えてもよい。即ち、一の電極からプラスイオンを発生して他の電極からマイナスイオンを発生する。所定期間が経過すると一の電極からマイナスイオンを発生して他の電極からプラスイオンを発生する。更に所定期間が経過すると、一の電極からプラスイオンを発生して他の電極からマイナスイオンを発生し、この動作を繰り返す。
これにより、気流の左端及び右端にプラスイオンとマイナスイオンとが交互に送出される。従って、居室内の左右方向の広い範囲までプラスイオン及びマイナスイオンを高い濃度で分布させることができる。
本実施形態によると、同軸に配される第1、第2羽根車11、21が一のモータ9により駆動される。そして、第1羽根車11を覆う第1筒状部12aの周面から第1吹出通路12cが延びる方向と第2羽根車21を覆う第2筒状部21aの周面から第2吹出通路22cが延びる方向とが周方向に異なり、第1吹出口13から吹き出される気流の吹出し方向(A1)と第2吹出口23から吹き出される気流の吹出し方向(A2)とが異なる。これにより、簡単な構成で複数の方向に気流を送出することができる。また、気流が急激に曲げられないため圧力損失の増加を防止し、送風効率を向上するとともに騒音を低減することができる。
また、第1吹出口13の開口面積が第2吹出口23の開口面積よりも小さいので、第1吹出口13の風速を第2吹出口23の風速よりも大きくすることができる。これにより、第1吹出口13から吹き出される気流の到達距離を大きくすることができる。また、第2吹出口23から吹き出される気流を室内の居住空間に送出した際に使用者の不快感を防止することができる。
また、第1吹出口23の軸に垂直な方向の幅が第2吹出口13の軸に垂直な方向の幅よりも小さいので、簡単に第1吹出口13の風速を第2吹出口23の風速よりも大きくすることができる。
また、第1吹出通路12cの上流部12dが流路を軸に垂直な方向に徐々に拡大し、下流部12eが軸に垂直な方向に流路を一定に維持または徐々に縮小される。これにより、第1羽根車11の直後の上流部12cで流路面積が絞られないため、気流の運動エネルギーを十分回収して静圧が高められて送風効率を向上することができる。その後、下流部12eで気流の速度低下が抑制され、第2吹出口23よりも開口面積の小さい第1吹出口13から気流が吹き出される。これにより、送風ファン10の回転数を大きくすることなく第1吹出口13から吹き出される気流の到達距離をより大きくすることができる。
加えて、第2吹出通路22cが流路を軸に垂直な方向に徐々に拡大され、開口面積の大きい第2吹出口23から気流が吹き出される。これにより、気流の運動エネルギーを十分回収して静圧が高められて送風効率を向上することができるとともに第1吹出口13よりも低速の気流を第2吹出口23から容易に吹き出すことができる。
また、第1ケーシング12によって第1吹出口13から鉛直上方または後方上方に向けて気流を送出し、第2ケーシング22によって第2吹出口23から前方上方に向けて気流を送出する。このため、微小粒子拡散装置1を室内の一側壁Sと床面Fとのコーナー近傍に設置すると、第1吹出口13から吹き出される高速の気流は該側壁S、天井壁、対向する側壁及び床面Fを通る。従って、室内にイオンを十分拡散させることができる。加えて、第2吹出口23から室内の居住空間に向かって低速の気流が吹き出され、居住空間のイオンを補充できるとともに使用者の不快感を防止することができる。
また、第1、第2羽根車11、21が円板11a、21aの両面にブレード11b、21bを有し、第1、第2吸気口12b、22bがそれぞれ第1、第2筒状部12a、22aの軸方向の両面に設けられるので、小型で風量の大きい送風ファン10を容易に実現することができる。
次に、図4は第2実施形態の微小粒子拡散装置1の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は、吸込口3に面して筐体2内にHEPAフィルター6が設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
HEPAフィルター6は吸込口3から筐体内2に流入する空気の塵埃を捕集する。これにより、塵埃を除去された清浄な空気が室内に送出される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、流路に圧力損失の大きいHEPAフィルター6が設けられても、送風ファン10が静圧の高い遠心ファンにより構成されるため送風効率の低下を防止することができる。
次に、図5、図6は第3実施形態の微小粒子拡散装置を示す斜視図及び側面断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。微小粒子拡散装置1は樹脂成形品により形成される筐体2で覆われる。微小粒子拡散装置1は筐体2の背面が室内の一の側壁Sに当接する設置面となり、側壁Sに壁掛けされる。また、微小粒子拡散装置1は側壁Sと天井壁Tとのコーナー近傍に配される。筐体2と天井壁Tとの間には所定の隙間Hが設けられる。
筐体2の上面には室内の空気を筐体2内に取り込む吸込口3が開口する。筐体2の設置面に対向する前面には気流を吹き出す第1吹出口13及び第2吹出口23が開口する。上部に配される第1吹出口13の開口面積は下部に配される第2吹出口23の開口面積よりも小さく形成される。
筐体2内には前述の図3と同様の送風ファン10が配される。そして、第1羽根車11を覆う第1ケーシング12の第1吹出通路12cは第1筒状部12aの周面から前方へ周接線方向に延び、先端に第1吹出口13を開口する。第2羽根車21を覆う第2ケーシング22の第2吹出通路22cは第2筒状部22aの周面から前方へ周接線方向に延び、先端に第2吹出口23を開口する。
第1筒状部12aと第2筒状部22aとは側面視略一致するように配される。そして、第1筒状部12aから第1吹出通路12cが延びる方向と第2筒状部22aから第2吹出通路22cが延びる方向とが周方向に異なる。これにより、第1、第2吹出口13、23から吹き出される気流の方向が異なる。即ち、第1吹出口13から矢印A3に示すように水平もしくは水平に対して若干上方の前方上方に向けて気流が送出され、第2吹出口23から矢印A4に示すように前方下方に向けて気流が送出される。
また、第1、第2吹出通路12c、22cには第1実施形態と同様の微小粒子発生装置7が配される。
上記構成の微小粒子拡散装置1において、送風ファン10のモータ9及び微小粒子発生装置7が駆動されると、室内の空気が吸込口3から筐体2内に取り込まれる。筐体2内に取り込まれる空気は第1、第2吸気口12b、22bを介して第1、第2ケーシング12、22内に流入する。第1、第2ケーシング12、22に流入した空気は第1、第2筒状部12a、22aから周方向に排気され、第1、第2吹出通路12c、22cを流通する。
第1吹出通路12cを流通する空気はイオンが含まれ、上流部12dで気流の運動エネルギーを回収して静圧に変換し、静圧が高められる。そして、下流部12eで気流の速度低下が抑制され、開口面積の小さい第1吹出口13から矢印A3の方向に高速な気流が吹き出される。
第1吹出口13から水平または前方上方に向かって吹き出された空気は天井壁Tに沿って流通する。そして、微小粒子拡散装置1に対向する側壁及び床面Fを通って微小粒子拡散装置1に戻る。また、室内の中央部の居住空間には壁面に沿って流通する気流によってイオンが緩やかに拡散する。これにより、室内の各壁面に沿って気流が循環して室内の隅々にイオンを行き渡らせることができる。
また、第2吹出通路22cは空気はイオンが含まれ、気流の運動エネルギーを回収して静圧に変換し、静圧が高められる。これにより、微小粒子拡散装置1の送風能力をより向上させることができる。そして、開口面積の大きい第2吹出口23から矢印A4の方向に低速な気流が吹き出される。
第2吹出口23から前方下方に向かって吹き出された空気によって室内の中央部の居住空間にイオンが補充される。また、第2吹出口23から吹き出される気流は低速であるため、居住空間の使用者に対して風が当たることによる不快感を防止することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1ケーシング12によって第1吹出口13から水平または前方上方に向けて気流を送出し、第2ケーシング22によって第2吹出口23から前方下方に向けて気流を送出する。このため、微小粒子拡散装置1を室内の一側壁Sと天井壁Tとのコーナー近傍に設置すると、第1吹出口13から吹き出される高速の気流は天井壁T、対向する側壁及び床面Fを通る。従って、室内にイオンを十分拡散させることができる。加えて、第2吹出口23から室内の居住空間に向かって低速の気流が吹き出され、居住空間のイオンを補充できるとともに使用者の不快感を防止することができる。
次に、図7は第4実施形態の微小粒子拡散装置1の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図5、図6に示す第3実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は、吸込口3に面して筐体2内にHEPAフィルター6が設けられる。その他の部分は第3実施形態と同様である。
HEPAフィルター6は吸込口3から筐体内2に流入する空気の塵埃を捕集する。これにより、塵埃を除去された清浄な空気が室内に送出される。
本実施形態によると、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、流路に圧力損失の大きいHEPAフィルター6が設けられても、送風ファン10が静圧の高い遠心ファンにより構成されるため送風効率の低下を防止することができる。
第1〜第4実施形態において、微小粒子拡散装置1は微小粒子発生装置7により発生したプラスイオンとマイナスイオンとを送出して室内の殺菌を行っている。微小粒子発生装置7によりマイナスイオンのみを発生して室内のリラクゼーション効果を得る微小粒子拡散装置1であってもよい。また、微小粒子発生装置7により芳香剤、消臭剤、殺虫剤、殺菌剤等を発生して室内の消臭、殺虫、殺菌等を行う微小粒子拡散装置1であってもよい。
また、微小粒子発生装置7を省いて第1、第2吹出口13、23から空気を吹き出して室内の気流を循環させるサーキュレータにしてもよい。これにより、複数の方向に気流を吹き出して室内の空気を十分循環させることができる。この時、圧力損失の増加を防止し、送風効率を向上するとともに騒音を低減することができる。
また、第1吹出口13から吹き出される高速の気流は壁面に沿ってコアンダ効果によって進行するため、室内の空気に奪われる運動エネルギーが抑制され、気流の到達距離を大きくすることができる。また、第2吹出口23から吹き出される気流は低速で居住空間に送出され、使用者の不快感を防止することができる。
また、送風ファン10が2連の遠心ファンにより構成されるが、3連以上の遠心ファンにより構成にしてもよい。また、送風ファン10のモータ9は回転軸9aが二方向に延びる両軸に形成されるが、一方向に延びる片軸に形成してもよい。
また、第1、第2実施形態の微小粒子拡散装置1の設置面を室内の側壁Sに当接して微小粒子拡散装置1を壁掛けにしてもよい。これにより、第3、第4実施形態と同様の微小粒子拡散装置1が得られる。従って、床置き及び壁掛けの両方に対応してどちらの場合においても良好に室内の空気を循環して室内の隅々に微小粒子を拡散させる微小粒子拡散装置1を実現することができる。
また、第3、第4実施形態の微小粒子拡散装置1の設置面を床面に当接して微小粒子拡散装置1を床置きにしてもよい。これにより、第1、第2実施形態と同様の微小粒子拡散装置1が得られる。従って、床置き及び壁掛けの両方に対応してどちらの場合においても良好に室内の空気を循環して室内の隅々に微小粒子を拡散させる微小粒子拡散装置1を実現することができる。
本発明によると、室内の空気を循環させるサーキュレータに利用することができる。また本発明によると、イオン、芳香剤、消臭剤、殺虫剤、殺菌剤等の微小粒子を送出して室内に拡散させる微小粒子拡散装置に利用することができる。
1 微小粒子拡散装置
2 筐体
3 吸込口
6 HEPAフィルター
7 微小粒子発生装置
10 送風ファン
11 第1羽根車
11a、21a 円板
11b、21b ブレード
12 第1ケーシング
12a 第1筒状部
12b 第1吸気口
12c 第1吹出通路
12d 上流部
12e 下流部
13 第1吹出口
21 第2羽根車
22 第2ケーシング
22a 第2筒状部
22b 第2吸気口
22c 第2吹出通路
23 第2吹出口

Claims (10)

  1. 同軸に配される第1羽根車及び第2羽根車と、
    第1羽根車及び第2羽根車を回転駆動する一のモータと、
    第1羽根車を覆って軸方向に第1吸気口を開口する第1筒状部と、第1筒状部の周面から周接線方向に延びて先端に第1吹出口を開口した第1吹出通路とを有する第1ケーシングと、
    第2羽根車を覆って軸方向に第2吸気口を開口する第2筒状部と、第2筒状部の周面から周接線方向に延びて先端に第2吹出口を開口した第2吹出通路とを有する第2ケーシングと、
    を備え、第1筒状部から第1吹出通路が延びる方向と第2筒状部から第2吹出通路が延びる方向とが周方向に異なるとともに、第1吹出口から吹き出される気流の吹出し方向と、第2吹出口から吹き出される気流の吹出し方向とが異なり、
    第1吹出通路が流路を軸に垂直な方向に徐々に拡大される上流部と前記上流部の下流側で第1吹出口まで軸に垂直な方向に流路を一定に維持または徐々に縮小される下流部とを有するとともに、第2吹出通路が第2筒状部と第2吹出口との間で軸に垂直な方向に流路を徐々に拡大され、
    第1吹出口の開口面積が第2吹出口の開口面積よりも小さいことを特徴とする送風ファン。
  2. 第1吹出口の軸に垂直な方向の幅が第2吹出口の軸に垂直な方向の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の送風ファン。
  3. 第1羽根車及び第2羽根車が前記モータに連結される円板と、前記円板の両面に放射状に立設されるブレードとを有し、第1吸気口及び第2吸気口をそれぞれ第1筒状部及び第2筒状部の軸方向の両面に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の送風ファン。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の送風ファンを筐体内に備え、室内に向かって複数方向に気流を送出して室内の空気を循環させることを特徴とするサーキュレータ
  5. 第1ケーシングによって第1吹出口から鉛直上方または後方上方に向けて気流を送出し、第2ケーシングによって第2吹出口から前方上方に向けて気流を送出することを特徴とする請求項4に記載のサーキュレータ。
  6. 第1ケーシングによって第1吹出口から水平または前方上方に向けて気流を送出し、第2ケーシングによって第2吹出口から前方下方に向けて室内に気流を送出することを特徴とする請求項4に記載のサーキュレータ。
  7. 前記筐体の一面に第1吹出口及び第2吹出口を設け、該一面に対向する設置面を室内の床面に当接して床面上に設置できるとともに前記設置面を室内の側壁に当接して側壁上に設置できることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のサーキュレータ。
  8. 第1ケーシング及び第2ケーシングに流入する空気の塵埃を捕集するHEPAフィルターを備えたことを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれかに記載のサーキュレータ。
  9. 請求項4〜請求項8のいずれかに記載のサーキュレータ内に微小粒子を発生する微小粒子発生装置を備え、室内に向かって複数方向に微小粒子を含む気流を送出して室内に微小粒子を拡散させることを特徴とする微小粒子拡散装置
  10. 前記微小粒子発生装置で発生する微小粒子が、イオン、芳香剤、消臭剤、殺虫剤、殺菌剤のいずれかを含むことを特徴とする請求項9に記載の微粒子拡散装置
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