JP4866390B2 - ブローバイガス還元装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の燃焼室からクランクケースへ漏れ出たブローバイガスをエンジンの吸気通路へ戻して燃焼室へ導入するブローバイガス還元装置に関する。より詳細には、電磁駆動可能なPCVバルブ(ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション・バルブ)を備えたブローバイガス還元装置に関するものである。
従来、この種の技術としては、PCVバルブをエンジンの運転状態に応じて駆動するものが知られている。例えば、特許文献1に開示された技術では、内燃機関のクランクケースに一端を連通させるとともに吸気通路に他端を連通させるように設けられたバイパス通路と、バイパス通路に電磁駆動手段により駆動可能に設けられたPCVバルブと、内燃機関の回転数を検出する回転数センサとを備え、この回転数センサの出力信号に基づいてPCVバルブの開度調整が行われるようになっている。このように、内燃機関の回転数に応じて開度調整を行うことにより、低速回転域から高速回転域まで安定した状態でブローバイガス処理を行うことができる。
特開平8−338222号公報
ところで、PCVバルブには、内燃機関の運転状況や吸入空気量等に応じて、吸気側から負圧が作用する。そして、例えば特許文献1に開示された構成では、負圧が上昇した場合(吸気通路側の圧力が低下した場合)に、PCVバルブに閉方向への力が作用するため、PCVバルブを閉方向へ駆動するために必要な電磁力(トルク)が小さくなる。逆に、負圧が低下した場合(吸気通路側の圧力が上昇した場合)には、PCVバルブに閉方向へ作用する力が減少するため、PCVバルブを閉方向へ駆動するために必要な電磁力(トルク)が大きくなる。
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術によると、回転数センサの出力信号に基づいた電磁力によりPCVバルブを駆動するものであるから、PCVバルブに作用する負圧の変化に効果的に対応することができない。このため、弁駆動に必要な電磁力が小さくなった場合には、PCVバルブに余分な電磁力を加えることになってしまう。その結果、PCVバルブを駆動するために必要以上のエネルギが消費されるという問題があった。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、PCVバルブの駆動に費やすエネルギの無駄を省くことができるブローバイガス還元装置を提供することを課題とする。
上記問題点を解決するためになされた本発明に係るブローバイガス還元装置は、内燃機関のクランクケースに一端を連通させるとともに吸気通路に他端を連通させるように設けられたバイパス通路と、前記バイパス通路に電磁駆動手段により駆動可能に設けられたPCVバルブとを有するブローバイガス還元装置において、前記吸気通路内の圧力又は前記PCVバルブより吸気通路側のバイパス通路内の圧力を計測する圧力計測手段と、前記電磁駆動手段への通電状態を制御するコントローラと、前記PCVバルブを開方向又は閉方向へ付勢する付勢手段と、前記PCVバルブの開度位置を検出する位置検出手段とを備え、前記コントローラは、前記圧力計測手段から得られる圧力及び前記位置検出手段から得られる位置に応じて、前記電磁駆動手段への通電状態を変化させる
ことを特徴とする。
このブローバイガス還元装置では、内燃機関のクランクケースに一端を連通させるとともに吸気通路に他端を連通させるように設けられたバイパス通路に、バイパス通路の流量を制御するためのPCVバルブが、電磁駆動可能に設けられている。そして、圧力計測手段により、吸気通路内の圧力又はPCVバルブより吸気通路側のバイパス通路内の圧力を計測し、その圧力に応じてコントローラが電磁駆動手段への通電状態を変化させる。具体的には、圧力計測手段により計測された圧力が上昇するにつれてPCVバルブを駆動するための電力量を増加させ、計測された圧力が低下するにつれてPCVバルブを駆動するための電力量を減少させる。
ここで、PCVバルブには、内燃機関の運転状況や吸入空気量等に応じて、吸気側から負圧が作用する。そして、吸気通路側の圧力が低下した場合には、PCVバルブに閉方向への力が作用するため、PCVバルブを閉方向へ駆動するために必要な電磁力(トルク)が小さくなる。このとき、本発明に係るブローバイガス還元装置では、PCVバルブを駆動するための電力量を減少させることにより、PCVバルブの駆動に費やすエネルギの無駄を省くことができる。逆に、吸気通路側の圧力が上昇した場合には、PCVバルブに閉方向へ働く力が減少する。このため、PCVバルブを閉方向へ駆動するために必要な電磁力(トルク)が大きくなる。このとき、本発明に係るブローバイガス還元装置では、PCVバルブを駆動するための電力量を増加させることにより、PCVバルブの駆動に必要な最小限のエネルギを電磁駆動手段に供給することができる。
そして、このブローバイガス還元装置では、前記PCVバルブを開方向又は閉方向へ付勢する付勢手段と、前記PCVバルブの開度位置を検出する位置検出手段とを備え、前記コントローラは、前記圧力計測手段から得られる圧力及び前記位置検出手段から得られる位置に応じて、前記電磁駆動手段への通電状態を変化させている。
このブローバイガス還元装置において、「付勢手段」としては、バネ等の弾性部材を例示できる。
この装置では、PCVバルブが、非通電時には付勢手段によって所定方向(例えば全閉方向)に付勢されている。そして、例えばバネ等の弾性部材を付勢手段として用いた場合には、PCVバルブを電磁駆動手段により駆動したとき、PCVバルブの開度位置によって、PCVバルブに作用する付勢力が変化する。そこで、この装置では、PCVバルブの開度位置を検出する位置検出手段によりPCVバルブの開度位置を検出して、コントローラが圧力計測手段から得られる圧力及び位置検出手段から得られる位置の双方の影響を考慮しつつ、より最適な電力を供給してPCVバルブを駆動することができる。こうして、PCVバルブの駆動に費やすエネルギの無駄をより確実に省くことができる。
本発明に係るブローバイガス還元装置において、前記クランクケース内の圧力又は前記PCVバルブよりクランクケース側のバイパス通路内の圧力を計測する第二圧力計測手段を備え、前記コントローラは、前記第二圧力計測手段から得られる圧力にも応じて、前記電磁駆動手段への通電状態を変化させることが望ましい。
この装置では、第二圧力計測手段により、クランクケース内の圧力又はPCVバルブよりクランクケース側のバイパス通路内の圧力が計測される。ここで、PCVバルブに作用する力は、厳密には、クランクケース側の圧力によっても影響する。そこで、この装置では、PCVバルブの吸気通路側だけでなくクランクケース側の圧力をも考慮して、その圧力差により、PCVバルブに作用する力をより厳密に決定することができる構成となっている。こうして、より最適な電力を供給してPCVバルブを駆動することができるため、PCVバルブの駆動に費やすエネルギの無駄をより確実に省くことができる。
本発明に係るブローバイガス還元装置において、前記電磁駆動手段は、ステッピングモータであり、前記コントローラは、前記圧力計測手段から得られる圧力、前記位置検出手段から得られる位置又は前記第二圧力計測手段から得られる圧力のうち少なくとも一つに応じて、前記ステッピングモータの駆動周波数を変化させることが望ましい。
この構成によれば、ステッピングモータの駆動周波数を変更することにより、PCVバルブを駆動するための電力量を変更することなく、モータの出力トルクを変更することができる。これにより、例えばPCVバルブの駆動方向へ作用する力が増加した場合には、ステッピングモータの駆動周波数を上昇させてより小さな出力トルクで高い応答性をえることができ、PCVバルブの駆動方向へ作用する力が減少した場合には、ステッピングモータの駆動周波数を増加させてより大きな出力トルクを生じさせることができる。こうして、より小さい出力を持つ小型のステッピングモータを採用することが可能となる。そして、このように小型のモータを採用することにより、PCVバルブを駆動するための電力を低減させることができる。
本発明に係るブローバイガス還元装置によれば、PCVバルブの駆動に費やすエネルギを低減させることができる。
[第一実施形態]
以下、本発明に係るブローバイガス還元装置を具体化した一実施形態について、図1及び図2を参照しながら詳細に説明する。図1は、第一実施形態に係るブローバイガス還元装置を示す概略構成図である。図2は、同装置に係る電子PCVを示す断面図である。なお、図1及び図2において、太線矢印はブローバイガスの流れを示し、点線矢印は空気の流れを示している。本実施形態に係るブローバイガス還元装置は、燃焼室内に燃料を直接噴射する多気筒火花点火式のシステムである。このブローバイガス還元装置は複数の気筒を有するが、各気筒は同様の構成であるため、以下では一つの気筒についてのみ説明し、他の気筒についての説明を省略する。
ブローバイガス還元装置1は、図1に示すように、燃料と吸入空気との混合気体を燃焼させる燃焼室2と、燃焼室2の下に設けられたクランクケース20と、燃焼室2へ吸入空気を導入する吸気通路30と、燃焼室2から排気ガスを排出する排気通路35と、吸気通路30に設けられ吸気通路30を流れる空気の流量を制御するスロットルバルブ40と、スロットルバルブ40より上流側の吸気通路30aから分岐してクランクケース20へ吸入空気の一部を導入する分岐通路37a、37bと、クランクケース20からスロットルバルブ40より下流側の吸気通路30bへと設けられたバイパス通路38と、ブローバイガス還元装置1の動作を電子的に制御するECU100とを備えている。ECU100は、電子制御を司るマイクロコンピュータ(マイコン)を備えている。そして、マイコンは、周知のように中央処理装置(CPU)、読み出し書き換えメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)等を備えている。なお、本実施形態のECU100が、本発明の「コントローラ」に該当する。
燃焼室2は、シリンダブロックにより形成されたシリンダ3の中空部である。燃焼室2の上部には、中央が高くなるよう傾斜したペントルーフ形状をなすシリンダヘッド4が設けられている。このシリンダヘッド4には、二本の吸気バルブ12をそれぞれ取り付け可能な二つの吸気ポート5と、二本の排気バルブ13をそれぞれ取り付け可能な二つの排気ポート6とが形成されている。燃焼室2の下部には、シリンダ3内を上下に往復可能なピストン7が取り付けられている。すなわち、燃焼室2の下部は、ピストン7の上面により閉じられている。より詳しくは、燃焼室2の下部は、ピストン7の上端外周に取り付けられたピストンリング8とシリンダ3のボア3aとの間にわずかなクリアランスCをもって閉じられている。
また、燃焼室2は、燃焼室2内に燃料を噴射するインジェクタ9と、燃焼室2における吸気及び排気を行う動弁機構11と、燃焼室2内の燃料と空気との混合気体に点火する点火プラグ10とを備えている。インジェクタ9は、燃焼室2の側面を形成するシリンダ3に貫設されている。詳しくは、インジェクタ9は、燃料を噴射する噴射口を、燃焼室2内に突出させるよう設けられている。また、点火プラグ10は、燃焼室2の上端を形成するシリンダヘッド4に貫設されている。詳しくは、点火プラグ10は、燃料と空気との混合気体に点火する点火部を、燃焼室2内に突出させるよう設けられている。
動弁機構11は、シリンダヘッド4の上方に設けられている。詳しくは、この動弁機構11は、各吸気バルブ12及び各排気バルブ13に対して一つずつ設けられており、各バルブ12、13をそれぞれ駆動することにより、吸気ポート5あるいは排気ポート6を開閉できるようになっている。本実施例では、吸気カム14のカムノーズが吸気ロッカアーム16を下方に押圧することにより吸気バルブ12が吸気ポート5を開放し、排気カム15のカムノーズが排気ロッカアーム17を下方に押圧することにより排気バルブ13が排気ポート6を開放するようになっている。また、シリンダヘッド4の上方には、これらの動弁機構11等を覆うようにヘッドカバー18が設けられている。
クランクケース20は、エンジンブロック21により燃焼室2の下方に形成された中空部である。クランクケース20の上部は、ピストン7により燃焼室2と仕切られている。クランクケース20の下部には、オイルパン22が形成されている。このオイルパン22は、エンジン内部を潤滑したエンジンオイルOを自然落下により溜める受け皿である。このエンジンオイルOは、オイルパン22からオイルポンプ(図示略)で吸い上げられて再びエンジンの各部を潤滑するようになっている。クランクケース20の中では、クランクシャフト23が回転可能に支持されている。そして、各ピストン7がそれぞれコネクティングロッド24を介してクランクシャフト23に連結されている。
吸気通路30は、燃焼室2に形成された吸気ポート5に連通するように接続されている。この吸気通路30は、吸入した空気を蓄積可能なインテークマニホールド(図示略)を備えており、このインテークマニホールドにより、蓄積された空気を燃焼室2に設けられた各吸気ポート5へ分配できるようになっている。また、排気通路35は、燃焼室2に形成された排気ポート6に連通するよう接続されている。この排気通路35は、エキゾーストマニホールド(図示略)を備えており、このエキゾーストマニホールドにより、燃焼室2に形成された各排気ポート6から排出される排気ガスを集めて外部へ排出できるようになっている。また、吸気通路30のスロットルバルブ40より下流側30bには、通路内の圧力を計測するための第一圧力センサ31が取り付けられている。そして、この第一圧力センサ31は、ECU100に接続されている。なお、本実施形態の第一圧力センサ31が、本発明の「圧力計測手段」に該当する。
分岐通路37a、37bは、スロットルバルブ40より上流側の吸気通路30aから分岐してヘッドカバー18内へ連通するよう設けられた第一分岐通路37aと、ヘッドカバー18内からクランクケース20へ連通するよう設けられた第二分岐通路37bとを備えている。
バイパス通路38は、分岐通路37a、37bからクランクケース20へ導入された空気と燃焼室2からクランクケース20へ漏れ出たブローバイガスとを、クランクケース20内からスロットルバルブ40より下流側の吸気通路30bへ排出するようになっている。電子PCV60よりクランクケース側のバイパス通路38には、通路内の圧力を計測するための第二圧力センサ39が設けられている。そして、この第二圧力センサ39は、ECU100に接続されている。なお、本実施形態の第二圧力センサ39が、本発明の「第二圧力計測手段」に該当する。
本実施形態の電子PCVについて、図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、本実施形態のブローバイガス還元装置に係る電子PCVを示す断面図である。電子PCV60は、ECU100により制御されて、バイパス通路38を流れる混合気体の流量を調整するものである。上述したように、バイパス通路38を流れる混合気体は、クランクケース20へ導入された空気とクランクケース20へ漏れ出たブローバイガスである。この電子PCV60は、図2に示すように、バイパス通路38の途中に形成されたPCVボディ61と、PCVボディ61に設けられたPCVバルブ75と、PCVバルブ75を開閉駆動するPCVモータ82とを備えている。なお、本実施形態のPCVモータ82が、本発明の「電磁駆動手段」に該当する。
PCVボディ61は、メインボディ62と、サブボディ71とから構成されている。メインボディ62とサブボディ71とは、互いに組みつけられている。メインボディ62は、中空形状をなしており、バイパス通路38の一部を形成している。そして、上流側のバイパス通路38からサブボディ71へと連通するよう設けられている。このメインボディ62は、バイパス通路38の上流側に連通する入口側管継手63と、PCVバルブ75を収納する弁室64と、PCVモータ82を収納するモータ収納室69と、外部接続用のコネクタ部70とを備えている。
入口側管継手63は、バイパス通路38と弁室64とを連通させる継手である。この入口側管継手63により、バイパス通路38から流入するブローバイガスと空気との混合気体を弁室64へ導入できるようになっている。また、入口側管継手63の外周には、気体漏れを防ぐためのシールリング74が装着されている。
弁室64は、PCVバルブ75を収納できるように中空円筒形状をなしている。弁室64には、PCVバルブ75の弁体78を往復可能に保持するスリーブ65が設けられている。弁室64のサブボディ71側には、サブボディ71と連通するように接続される開口端部66が形成されている。
モータ収納室69は、PCVモータ82を収納可能に形成されている。このモータ収納室69と弁室64との間は、メインボディ62の一部をなす隔壁部67により仕切られている。そして、この隔壁部67には、PCVモータ82のモータシャフト86を貫挿できるようにシャフト孔が形成されている。
コネクタ部70には、端子84を介して外部コネクタ(図示略)が接続されている。この外部コネクタは、電磁石88を制御するために、外部配線(図示略)を介してECU100に接続されている。この電磁石88は、PCVモータ82の励磁に用いられるものである。
サブボディ71は、中空円筒形状をなしており、バイパス通路38の一部を形成している。そして、メインボディ62からバイパス通路38の下流側へと連通するよう設けられている。このサブボディ71は、メインボディ62の開口端部66に嵌入される基端部72と、バイパス通路38に連通する出口側管継手73とを備えている。
PCVバルブ75は、メインボディ62の開口端部66に一体に設けられた弁座76と、弁座76に対して移動可能に設けられた弁体78とを備えている。弁体78は、略円筒形をしており、先端が丸みを帯びて縮径している。そして、弁座76には、弁体78の先端部を出し入れ可能な弁孔77が形成されている。弁体78は、メインボディ62のスリーブ65に往復可能に保持されている。また、弁体76の外周には、フランジが形成されている。このフランジには、スプリング81の一端が取り付けられている。スプリング81の他端はメインボディ62に取り付けられている。このスプリング81により、PCVモータ82の非通電量時には、弁体78が所定の開度(例えば全閉位置)に保持されるようになっている。なお、本実施形態のスプリング81が、本発明の「付勢手段」に該当する。弁体78の内部には、後述するPCVモータ82のモータシャフト86と螺合するネジ穴80が形成されている。
PCVモータ82は、ステッピングモータであり、PCVバルブ75の弁体78を駆動するものである。このPCVモータ82は、PCVモータ82を収納するモータケース89と、外周部を構成するステータ83と、ステータ83に組み付けられた電磁コイル88と、ステータ83の内部に設けられたロータ85と、ロータ85の中心に設けられたモータシャフト86とを備えている。モータシャフト86の外周面には、PCVバルブ75の弁体78に形成されたネジ穴80と螺合する雄ネジ87が形成されている。そして、通電によりモータシャフト86が回動すると、モータシャフト68の外周面に形成された雄ネジ87と弁体78に形成されたネジ穴80とが螺合して、弁体78が軸方向へ移動するようになっている。弁体78が、弁座77方向へ移動するときにはバイパス通路38の断面積が小さくなり、弁座76とは反対方向へ移動するときにはバイパス通路の断面積が大きくなる。したがって、ECU100によりPCVモータ82への通電状態を制御することによって、バイパス通路38を流れる空気とブローバイガスとの混合気体の流量を調整することができる。また、電子PCV60には、PCVバルブ75の開度位置を検出するための位置センサ90が設けられている(図1参照)。そして、この位置センサ90は、ECU100に接続されている。なお、本実施形態の位置センサ90が、本発明の「位置検出手段」に該当する。
次に、上記のように構成されたブローバイガス還元装置1の動作について、図1を参照しながら説明する。
ブローバイガス還元装置1では、ピストン7の往復運動により燃焼室2に負圧が発生した状態で、動弁機構11により燃焼室2の吸気ポート5が開放されると、燃焼室2内に空気が取り込まれる。そして、浄化された空気は、吸気通路30を通りインテークマニホールドにより蓄積、分配され各気筒の燃焼室2に供給される。燃焼室2に供給された空気は、インジェクタ9から噴射される燃料と混合される。この混合気体は、点火プラグ10により点火され燃焼する。燃焼により混合気体は膨張してピストン7を下方に押圧する。その後、動弁機構11により排気バルブ13が駆動され排気ポート6が開放されると、燃焼後の排気ガスがエキゾーストマニホールドにより集められ、排気通路35により外部へ排気される。
ここで、燃焼室22の下部は、ピストン7の上端外周に取り付けられたピストンリング8とシリンダ3のボア3aとの間にわずかなクリアランスCをもって閉じられている。このため、燃焼室2からピストンリング8とシリンダ3のごくわずかなすき間を抜けて、未燃焼ガスがクランクケース20に漏れ出る。この未燃焼ガスが、ブローバイガスである。このブローバイガスは有毒成分を多量に含むため、そのまま大気中に排出されると大気汚染に繋がることになる。
そこで、ブローバイガス還元装置1では、分岐通路37a、37bが、スロットルバルブ40より上流側の吸気通路30aから分岐してクランクケース20へ空気を導入するように設けられている。これにより、スロットルバルブ40より上流側の吸気通路30aを流れる空気の一部がクランクケース20内に導入される。そして、分岐通路37a、37bからクランクケース20へ導入された空気と燃焼室2からクランクケース20へ漏れ出たブローバイガスとを、クランクケース20内からスロットルバルブ40より下流側の吸気通路30bへ排出するバイパス通路38が設けられている。このため、クランクケース20に溜まったブローバイガスは、分岐通路37a、37bからクランクケース20へ導入された空気とともにバイパス通路38を経由して、スロットルバルブ40より下流側の吸気通路30bへ排出され、吸気通路30bから再び燃焼室2へ導入される。このようにして、ブローバイガスが大気中に排出されるのを抑制し、環境汚染を予防している。
また、このバイパス通路38には、バイパス通路38の流量を制御するための電子PCV60が、PCVモータ82により電磁駆動可能に設けられている。そして、ECUは、第一圧力センサ31から得られる吸気通路30b内の圧力に応じてPCVモータ82への通電状態を変化させる。通電状態を変化させる態様としては、(1)PCVモータ82へ供給する電力量を変化させるものや、(2)PCVモータ82の駆動周波数を変化させるものを例示できる。
(1)PCVモータ82へ供給する電力量を変化させる場合には、第一圧力センサ31から得られる圧力が低下するにつれてPCVモータ82への供給電力量を減少させ、この圧力が上昇するにつれてPCVモータ82への供給電力量を増加させる。
ここで、PCVバルブ75には、内燃機関の運転状況や吸入空気量等に応じて、吸気通路30b側から負圧が作用する。そして、第一圧力センサ31から得られる吸気通路30b側の圧力が低下した場合には、PCVバルブ75に閉方向への力が作用するため、PCVバルブ75を閉方向へ駆動するために必要な電磁力(トルク)が小さくなる。そこで、このブローバイガス還元装置1では、PCVバルブ75を駆動するための電力量を減少させることにより、PCVバルブ75の駆動に費やすエネルギの無駄を省くことができる。逆に、吸気通路30b側の圧力が上昇した場合には、PCVバルブ75に閉方向へ働く力が減少する。このため、PCVバルブ75を閉方向へ駆動するために必要な電磁力(トルク)が大きくなる。そこで、このブローバイガス還元装置1では、PCVバルブ75を駆動するための電力量を増加させることにより、PCVバルブ75の駆動に最小限必要なエネルギをPCVモータ82に供給することができる。
(2)続いて、PCVモータ82の駆動周波数を変化させる場合に、ECU100が行うPCVモータ82の制御内容について、図3及び図4を参照しながら詳細に説明する。図3は、本実施形態に係るブローバイガス還元装置のECUが行うPCVモータの制御内容を示すフローチャートである。図4は、同フローチャートにおける負圧と駆動周波数との関係を示すグラフである。なお、図4では、本実施形態に係る負圧と駆動周波数との関係を実線で示している。
図3に示すように、ステップS1において、ECU100は、イグニッションスイッチ(I/G)のON信号を検出する。そして、ECU100は、処理をステップS2へ移行する。
ステップS2において、ECU100は、第一圧力センサ31から得られるエンジンの運転開始前の負圧を0に設定する。すなわち、このとき計測された圧力を基準として、ECUが以下の動作を行う。なお、本実施形態において、負圧とは、第一圧力センサ31のみから得られる圧力を指すものとする。そして、ECU100は、処理をステップS3へ移行する。
ステップS3において、ECU100は、PCVバルブ75を、駆動周波数100ppsで全閉位置まで駆動する。そして、ECU100は、処理をステップS4へ移行する。
ステップS4において、ECU100は、PCVバルブ75を、駆動周波数100ppsで全閉位置から7ステップだけ開放する。これにより、バルブ駆動開始時の凍結による動作不良を回避することができる。そして、ECU100は、処理をステップS5へ移行する。
ステップS5において、ECU100は、エンジンスイッチ(E/G)のON信号を検出する。そして、ECU100は、処理をステップS6へ移行する。
ステップS6において、ECU100は、E/GがOFFとなっているか否かを判定する。そして、この判定結果が肯定である場合、ECU100は、その後の処理を終了する。一方、この判定結果が否定である場合、ECU100は、処理をステップS7に移行する。
ステップS7において、ECU100は、第一圧力センサ31からエンジンの運転開始後の負圧を取得する。そして、ECU100は、処理をステップS8へ移行する。
ステップS8において、ECU100は、ステップS7で取得した負圧が、負圧≦−60kPaの関係を満たすか否かを判定する。そして、この判定結果が肯定である場合、ECU100は、処理をステップS14へ移行する。そして、ステップS14において、ECU100は、図4に示すように、ステッピングモータ82の駆動周波数を200ppsに設定する。その後、ECU100は、処理を再びステップS6へ移行する。一方、この判定結果が否定である場合、ECU100は、処理をステップS9に移行する。
ステップS9において、ECU100は、ステップS7で取得した負圧が、−60kPa<負圧≦−50kPaの関係を満たすか否かを判定する。そして、この判定結果が肯定である場合、ECU100は、処理をステップS15へ移行する。そして、ステップS15において、ECU100は、図4に示すように、ステッピングモータ82の駆動周波数を183ppsに設定する。その後、ECU100は、処理を再びステップS6へ移行する。一方、この判定結果が否定である場合、ECU100は、処理をステップS10に移行する。
ステップS10において、ECU100は、ステップS7で取得した負圧が、−50kPa<負圧≦−40kPaの関係を満たすか否かを判定する。そして、この判定結果が肯定である場合、ECU100は、処理をステップS16へ移行する。そして、ステップS16において、ECU100は、図4に示すように、ステッピングモータ82の駆動周波数を166ppsに設定する。その後、ECU100は、処理を再びステップS6へ移行する。一方、この判定結果が否定である場合、ECU100は、処理をステップS11に移行する。
ステップS11において、ECU100は、ステップS7で取得した負圧が、−40kPa<負圧≦−30kPaの関係を満たすか否かを判定する。そして、この判定結果が肯定である場合、ECU100は、処理をステップS17へ移行する。ステップS17において、ECU100は、図4に示すように、ステッピングモータ82の駆動周波数を150ppsに設定する。その後、ECU100は、処理を再びステップS6へ移行する。一方、この判定結果が否定である場合、ECU100は、処理をステップS12に移行する。
ステップS12において、ECU100は、ステップS7で取得した負圧が、−30kPa<負圧≦−20kPaの関係を満たすか否かを判定する。そして、この判定結果が肯定である場合、ECU100は、処理をステップS18へ移行する。そして、ステップS18において、ECU100は、図4に示すように、ステッピングモータ82の駆動周波数を133ppsに設定する。その後、ECU100は、処理を再びステップS6へ移行する。一方、この判定結果が否定である場合、ECU100は、処理をステップS13に移行する。
ステップS13において、ECU100は、ステップS7で取得した負圧が、−20kPa<負圧≦−10kPaの関係を満たすか否かを判定する。そして、この判定結果が肯定である場合、ECU100は、処理をステップS19へ移行する。そして、ステップS19において、ECU100は、図4に示すように、ステッピングモータ82の駆動周波数を116ppsに設定する。その後、ECU100は、処理を再びステップS6へ移行する。一方、この判定結果が否定である場合、ECU100は、処理をステップS20に移行する。
ステップS20において、ECU100は、図4に示すように、ステッピングモータ82を駆動周波数100ppsで駆動する。なお、このとき、ステップ7で取得した負圧は、−10kPa<負圧の関係を満たしている。そして、ECU100は、処理を再びステップS6へ移行する。
上記のように、ステッピングモータ82の駆動周波数を変更することにより、PCVバルブ75を駆動するための電力量を変更することなくモータの出力トルクを変更して、例えばPCVバルブ75の駆動方向へ作用する力が増加した場合にはPCVモータ82の駆動周波数を上昇させてより小さな出力トルクで高い応答性を得ることができ、PCVバルブ75の駆動方向へ作用する力が減少した場合にはPCVモータ75の駆動周波数を増加させてより大きな出力トルクを生じさせることができる。こうした制御により、より小さい出力を持つ小型のステッピングモータを採用することが可能となる。そして、このように小型のモータを採用することにより、PCVバルブ75を駆動するために必要な電力を低減させることができる。
以上、詳細に説明したとおり、本実施形態に係るブローバイガス還元装置1によれば、ECU100により、PCVモータ82への供給電力量を制御したり、PCVモータ82の駆動周波数を制御することにより、PCVバルブ75の駆動に費やすエネルギを低減させることができる。
[第二実施形態]
本発明の第二実施形態に係るブローバイガス還元装置について説明する。この実施形態に係るブローバイガス還元装置は、ECU100が第一圧力センサ31から得られる負圧及び位置センサ90から得られる位置に基づいてPCVモータ82への通電状態を変化させる点で、第一実施形態と相違する。
図2に示すように、PCVバルブ75は、PCVモータ82の非通電時には、スプリング81によって所定方向(例えば全閉方向)に付勢されている。そして、PCVバルブ75をPCVモータ82により駆動したとき、PCVバルブ75の開度位置によって、PCVバルブ75に作用するスプリング81の付勢力が変化する。そこで、本実施形態に係るブローバイガス還元装置では、ECU100が、位置センサ90により検出されるPCVバルブ75の開度位置にも応じて、より最適な電力をPCVモータ82に供給したり、PCVモータ82の駆動周波数を変更することができる。こうして、PCVバルブ75の駆動に費やすエネルギの無駄をより確実に省くことができる。
[第三実施形態]
本発明の第三実施形態に係るブローバイガス還元装置について説明する。この実施形態に係るブローバイガス還元装置は、ECU100が、第一圧力センサ31から得られる圧力及び第二圧力センサ39から得られる圧力の差圧を負圧として、PCVモータ82への通電状態を変化させる点で、上記実施形態と相違する。
図1に示すように、PCVバルブ75に作用する力は、厳密には、クランクケース20側の圧力によっても影響する。そこで、この装置では、ECU100が、PCVバルブ75の吸気通路30側だけでなくクランクケース20側の圧力をも考慮して、より最適な電力をPCVモータ82に供給したり、PCVモータ82の駆動周波数を変更することができる。こうして、PCVバルブ75の駆動に費やすエネルギの無駄をより確実に省くことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することができる。以下に、変更例の一態様を示す。
上記本実施形態では、図4に実線で示すように、負圧を10kPa間隔Aで判定することにより駆動周波数を変更したが、ステッピングモータのトルク、スプリング力、負圧が印加されるバルブ部環状面積等の要因に応じて、適宜最適な間隔Aを設定することができる。また、図4に二点鎖線で示すように、PCVモータ82の駆動周波数を負圧に対してリニアに変更することにより、PCVバルブ75の駆動に費やすエネルギの無駄をより確実に省くことができる。
上記本実施形態では、図1に示すように、第一圧力センサ31を吸気通路30bに設けているが、第一圧力センサ31をPCVバルブ75より吸気通路30側(下流側)のバイパス通路38に設けてもよい。また、上記本実施形態では、図1に示すように、第二圧力センサ39をPCVバルブ75よりクランクケース20側(上流側)のバイパス通路38に設けているが、第二圧力センサ31をクランクケース20に設けてもよい。これらの態様によっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第一実施形態に係るブローバイガス還元装置を示す概略構成図である。 同ブローバイガス還元装置に係る電子PCVを示す断面図である。 同ブローバイガス還元装置のECUが行うPCVモータの制御内容を示すフローチャートである。 同フローチャートにおける負圧と駆動周波数との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 ブローバイガス還元装置
20 クランクケース
30 吸気通路
31 第一圧力センサ(圧力計測手段)
35 排気通路
38 バイパス通路
39 第二圧力センサ(第二圧力計測手段)
75 PCVバルブ
81 スプリング(付勢手段)
82 PCVモータ(電磁駆動手段)
90 位置センサ(位置検出手段)
100 ECU(コントローラ)

Claims (3)

  1. 内燃機関のクランクケースに一端を連通させるとともに吸気通路に他端を連通させるように設けられたバイパス通路と、前記バイパス通路に電磁駆動手段により駆動可能に設けられたPCVバルブとを有するブローバイガス還元装置において、
    前記吸気通路内の圧力又は前記PCVバルブより吸気通路側のバイパス通路内の圧力を計測する圧力計測手段と、
    前記電磁駆動手段への通電状態を制御するコントローラと
    前記PCVバルブを開方向又は閉方向へ付勢する付勢手段と、
    前記PCVバルブの開度位置を検出する位置検出手段とを備え、
    前記コントローラは、前記圧力計測手段から得られる圧力及び前記位置検出手段から得られる位置に応じて、前記電磁駆動手段への通電状態を変化させる
    ことを特徴とするブローバイガス還元装置。
  2. 請求項1に記載するブローバイガス還元装置において、
    前記クランクケース内の圧力又は前記PCVバルブよりクランクケース側のバイパス通路内の圧力を計測する第二圧力計測手段を備え、
    前記コントローラは、前記第二圧力計測手段から得られる圧力にも応じて、前記電磁駆動手段への通電状態を変化させる
    ことを特徴とするブローバイガス還元装置。
  3. 請求項2に記載するブローバイガス還元装置において、
    前記電磁駆動手段は、ステッピングモータであり、
    前記コントローラは、前記圧力計測手段から得られる圧力、前記位置検出手段から得られる位置又は前記第二圧力計測手段から得られる圧力のうち少なくとも一つに応じて、前記ステッピングモータの駆動周波数を変化させる
    ことを特徴とするブローバイガス還元装置。
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