JP4866077B2 - トレッド内面仕上げ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤのトレッド内面をバフ仕上げすることにより、このトレッド内面に、制音用の帯状スポンジ材を貼り付けるためのバフ仕上げ領域を形成するタイヤのトレッド内面仕上げ装置に関する。
タイヤ騒音の一つに、路面を走行した際に、50〜400Hzの周波数範囲で「ゴー」という音が生じるいわゆるロードノイズがあり、その主原因として、タイヤ内腔内で起こす空気の共鳴振動(空洞共鳴)が知られている。そこで近年、タイヤ内腔内に、長尺な制音用の帯状スポンジ材をタイヤ周方向に配し、タイヤ内腔内で生じた共鳴音エネルギーを緩和、吸収することにより、空洞共鳴を抑制してロードノイズを低減する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−063208号公報
この特許文献1では、走行時に、帯状スポンジ材がタイヤ内腔内で動いてタイヤ内腔面と擦れること等に起因するタイヤや帯状スポンジ材自体の損傷を防止するため、帯状スポンジ材をトレッド内面に接着によって固定することが提案されている。
しかし、加硫成形後のタイヤ内腔面には、一般に、加硫成形用のブラダーとの離型性を高めるために、シリコンオイル等の離型剤が塗布されている。又ブラダーの表面には、加硫成形時にタイヤ内腔面との間で空気溜まりが生じるのを防止するため、空気抜き用の複数の排気溝が形成されるが、加硫成形後のタイヤ内腔面には、この排気溝の反転跡が凹凸模様となって残存することとなる。従って、トレッド内面に帯状スポンジ材を、しっかりと接着固定するためには、前記離型剤を除去するとともに凹凸模様を平坦化して接着面積を高めるために、前記トレッド内面をバフ仕上げすることが強く要求される。
本発明はこのような状況に鑑みなされたものであって、前記トレッド内面に、制音用の帯状スポンジ材を貼り付けるためのバフ仕上げ領域を、効率よく形成しうる新規なトレッド内面仕上げ装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、タイヤのトレッド内面に、制音用の帯状スポンジ材をタイヤ周方向に貼り付けるバフ仕上げ領域をタイヤ周方向に形成する タイヤのトレッド内面仕上げ装置であって、
起立状態でタイヤを保持しかつ回転駆動しうるタイヤ保持駆動具、及び
前記タイヤ保持駆動具により保持されたタイヤの内腔に、そのビードシート孔から挿入取出しでき、かつ挿入後のタイヤ半径方向への移動により外周面がトレッド内面に接する円盤状のバフを有するタイヤバフ具を具えるとともに、
前記タイヤ保持駆動具は、
間隔を隔ててかつタイヤを跨らせて支持する少なくとも一対の支持ローラを有するタイヤ支持手段と、
保持されたタイヤのサイドウォール部を両側から可回転に挟む一対の側面支持体を有する軸方向センタ位置決め手段と、
保持されたタイヤを前記支持ローラに上方から押し付ける押さえローラを有する押付け手段とを含むとともに、
前記一対の側面支持体は、矩形枠組みした周囲枠状の側面支持体主部を有し、かつ、該側面支持体主部は、中心位置の両側で各等距離を軸方向逆向きに移動でき、
前記側面支持体主部の向き合う面には、挟持したタイヤのサイドウォール部のタイヤ最大幅位置に当接しうる複数の保持ローラが枢支され、かつ、該保持ローラは、そのローラ軸心が前記タイヤの回転軸心に向けて配され、
しかも前記タイヤ保持駆動具による前記タイヤのタイヤ回転方向と、前記タイヤバフ具によるバフ回転方向とを逆としたことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記バフは、その幅を前記バフ仕上げ領域と略同幅としたことを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記タイヤバフ具は、前記バフを該バフの軸心方向に移動するトラバース手段を具え、かつ前記バフはバフ仕上げ領域幅よりも小であって、前記バフの軸心方向への移動によって該バフ仕上げ領域をバフ仕上げすることを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記保持ローラは、側面支持体主部の各側において、上下、左右各1本の合計4本設けられ、各保持ローラは、水平に対して45゜の角度で配置されることを特徴としている。
又請求項5の発明では、前記タイヤバフ具は、前記バフをタイヤ軸心と平行な回転軸心周りで回転可能に支持するバフ回転支持手段と、このバフ回転支持手段をタイヤ軸方向に移動させることにより前記バフをタイヤの内腔にそのビードシート孔から挿入取出しさせるトラバース手段と、前記タイヤ内腔内に挿入されたバフをタイヤ半径方向に移動させる上下移動手段とを含むことを特徴としている。
又請求項6の発明では、前記トラバース手段は、前記バフを、その幅中心線をタイヤ赤道に合わせてタイヤ内腔内に挿入する第1のトラバース手段と、前記挿入されたバフを、バフ仕上げ中にタイヤ軸方向に移動することにより、前記バフ仕上げ領域を仕上げる第2のトラバース手段とを具えることを特徴としている。
本発明は叙上の如く、起立状態でタイヤを保持しかつ回転駆動しうるタイヤ保持駆動具と、保持されたタイヤのトレッド内面に接しうる円盤状のバフをタイヤ内腔に挿入取出し可能に有するタイヤバフ具とを具え、しかもタイヤ回転方向とバフ回転方向とを逆向きとしている。従って、トレッド内面を、効率よくかつ周方向に均一にバフ仕上げでき、帯状スポンジ材貼付け用のバフ仕上げ領域を、効率よく高品質で形成しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明のタイヤのトレッド内面仕上げ装置を略示する正面図である。
図1に示すように、タイヤTのトレッド内面仕上げ装置1(以下仕上げ装置1という)は、起立状態でタイヤTを保持しかつ回転駆動しうるタイヤ保持駆動具2と、保持されたタイヤTの内腔に円盤状のバフ3を挿入取出し可能に有するタイヤバフ具4とを具える。前記タイヤバフ具4は、挿入後の前記バフ3をタイヤ半径方向に移動し、該バフ3の外周面がトレッド内面Tsに接した状態にて、該バフ3をタイヤ回転方向と逆方向に回転させる。これにより、トレッド内面Tsに、制音用の帯状スポンジ材5(図9に示す)をタイヤ周方向に貼り付けるためのバフ仕上げ領域Yをタイヤ周方向に形成しうる。
なお前記帯状スポンジ材5は、図9に示すように、その防振性、吸音性によって、タイヤの内腔内で生じた共鳴音エネルギー(振動エネルギー)を吸収緩和し、空洞共鳴を抑制することでロードノイズを低減し、制音しうる。又帯状スポンジ材5は、バフ仕上げによって離型剤や凹凸模様等が除去されたバフ仕上げ領域Yに貼付けられるため、確実かつ強固な接着が可能となり、例えば接着剥がれによって帯状スポンジ材5が走行中に動いて、タイヤの内腔面や帯状スポンジ材5自体が損傷するのを防止することができる。前記帯状スポンジ材5は、海綿状の多孔構造体からなり、例えばゴムや合成樹脂を発泡させた連続気泡を有する所謂スポンジそのもの、及び動物繊維、植物繊維又は合成繊維等を絡み合わせて一体に連結したウエブ状のものを含む。また前記「多孔構造体」には、連続気泡のみならず独立気泡を有するものを含む。好ましくは、エーテル系ポリウレタンスポンジ、エステル系ポリウレタンスポンジ、ポリエチレンスポンジなどの合成樹脂スポンジ、並びにクロロプレンゴムスポンジ(CRスポンジ)、エチレンプロピレンゴムスポンジ(EDPMスポンジ)、ニトリルゴムスポンジ(NBRスポンジ)などのゴムスポンジを好適に用いることができる。
又前記バフ仕上げ領域Yの幅W0は、前記帯状スポンジ材5の幅W1以上かつトレッド内面Tsの幅TW以下であって、例えば前記バフ仕上げ領域Yの幅W0を、帯状スポンジ材5の幅W1の種類に応じて順次調整しても良く、又前記幅W1の種類のうちの最大の幅に応じて前記幅W0を一つに設定しても良い。なお前記トレッド内面Tsとは、トレッド端Teを通るタイヤの内腔面と直角な基準線J、J間のタイヤの内腔面における領域を意味し、又トレッド端Teが不明瞭な場合には、カーカスの半径方向外側に配されるベルト層TBの外端で代用する。
ここで、円盤状のバフ3を用い、トレッド内面Tsを、そのプロファイル形状に沿った曲線でバフ処理することは難しい。従って、本願の仕上げ装置1では、トレッド内面Tsのタイヤ赤道側におけるプロファイル形状が比較的フラットである、例えばリム径16インチ以上かつ偏平率60%以下の偏平タイヤに対して好適に採用できる。しかし、前記偏平タイヤにおいても、前記フラットな部分が狭い場合には、バフ仕上げ領域Yの幅W0を充分に確保することは難しい。従って、斯かる場合には、前記帯状スポンジ材5の幅W1に応じた最低限の幅W0で、バフ仕上げ領域Yを形成することが必要であり、そのために本例では、前記幅W0を自在に調整しうるように構成した第1実施形態の仕上げ装置1を例示している。
次に、前記タイヤ保持駆動具2は、図1、2の如く、間隔を隔ててかつタイヤを跨らせて支持する少なくとも一対の支持ローラ7を有するタイヤ支持手段8と、保持されたタイヤTのサイドウォール部を両側から可回転に挟む一対の側面支持体9を有する軸方向センタ位置決め手段10と、保持されたタイヤを前記支持ローラ7に上方から押し付ける押さえローラ11を有する押付け手段12とを含む。具体的には、本例では、縦枠片と横枠片とて矩形枠組みした左右の側フレーム13L,13R間を、横の継ぎ枠片で接合した骨組み状のフレーム14を具え、このフレーム14に、前記タイヤ支持手段8と、軸方向センタ位置決め手段10と、押付け手段12とを取り付けている。
前記タイヤ支持手段8は、間隔を隔てて互いに平行に配される水平な一対の支持ローラ7を有し、各支持ローラ7は、その両端が前記側フレーム13L、13Rに回転自在に枢支される。又一方の支持ローラ7の一端には、例えば側フレーム13Lに取り付くタイヤ駆動モータM1が、スプロケットや無端連紐等を用いた周知の駆動連結手段を介して連結される。従って、タイヤ支持手段8は、支持ローラ7、7間にタイヤTを跨らせて起立状態で保持でき、かつタイヤ駆動モータM1の駆動によって前記タイヤTを回転駆動しうる。なお前記支持ローラ7、7間へのタイヤTの投入取出しは、図2の如く、側フレーム13L、13R間から行いうる。
前記軸方向センタ位置決め手段10は、前記保持されたタイヤTのサイドウォール部を両側から可回転に挟む一対の側面支持体9を具える。この側面支持体9は、本例では、矩形枠組みした周囲枠状の支持体主部15を有し、各支持体主部15は、前記左右の側フレーム13L,13R間をタイヤ軸方向にのびる上下各一対の案内ガイド16によって、タイヤ軸方向に移動可能に案内される。又前記支持体主部15、15は、左右開閉手段17を介して、タイヤ軸方向の中心位置iの両側で、各等距離をタイヤ軸方向に逆向きに移動できる。
前記左右開閉手段17は、本例では、図3に概念的に示すように、フレーム14に、前記中心位置iで回転自在に枢着されるギヤー17Aと、タイヤ軸方向にのびかつ前記ギヤー17Aに噛合しうる一対のラック7B、7Cとからなるギヤ−・ラック機構を含み、各ラック7B、7Cの一端は、それぞれ両側の支持体主部15、15に固定される。又一方の支持体主部15には、本例では、タイヤ軸方向に伸縮自在なシリンダー17Dのロッド端が連結される。従って前記シリンダー17Dの伸張動作によって、両側の支持体主部15、15は、前記中心位置iに向かって各等距離を移動でき、その間でタイヤTのサイドウォール部を両側から狭持する。これによって、タイヤTを、そのタイヤ赤道を中心位置iに位置合わせしうる。
又前記側面支持体9では、図1、2の如く、前記狭持したタイヤTを回転可能に保持するために、前記支持体主部15の向き合う面には、狭持したタイヤTのサイドウォール部のタイヤ最大幅位置に当接しうる複数の保持ローラ18を枢支している。この保持ローラ18は、そのローラ軸心を前記タイヤの回転軸心に向けて配している。なお、タイヤサイズに準じてタイヤの回転軸心の高さ位置が変化するため、本例では上下、左右各1本(合計4本)の保持ローラ18を用い、各ローラ18を水平に対して45°の角度θで配するとともに、上の保持ローラ18を下の保持ローラに対して、例えば60mm長く設定している。
前記押付け手段12は、前記フレームの上端に、取付け金具を介して支持されるシリンダー12Aを有し、又その下方に向くロッド端には、ローラホルダを介して押さえローラ11を枢着している。従って、前記シリンダー12Aの伸張動作によって、保持されたタイヤTを前記支持ローラ7に上方から押し付けでき、タイヤTを、位置ずれや速度ムラを有することなく所定の回転速度で確実に回転させることができる。
次に、前記タイヤバフ具4は、図4に拡大して示すように、前記バフ3をタイヤ軸心と平行な回転軸心周りで回転可能に支持するバフ回転支持手段20と、このバフ回転支持手段20をタイヤ軸方向に移動させることにより、前記バフ3をタイヤの内腔にそのビードシート孔Hから挿入取出しさせるトラバース手段21と、前記タイヤ内腔内に挿入されたバフ3を、タイヤ半径方向に移動させる上下移動手段22とを少なくとも具えて構成される。
ここで、前記バフ3は、バフ仕上げの対象となる各サイズのタイヤTのビード径よりも小径な円盤状をなし、特に、筒状のコアの周囲に、金属製或いは合成樹脂製のフィラメント材を半径方向に植え付けたバフブラシが好適に使用できる。なお合成樹脂製のフィラメント材を使用する場合には、フィラメント材中に酸化アルミナ、炭化ケイ素からなる研磨砥粒を含有させたものが好ましい。このようなバフブラシは、目詰まりし難く、かつ弾性変形しうるため、トレッド内面Tsの如くプロファイルを有する面を、薄く均一にバフ仕上げする上で好ましい。
又前記バフ回転支持手段20は、第1の移動台23に、軸受け部材を介して枢着される水平かつタイヤ軸方向にのびる長尺な支持軸24を有し、この支持軸24の前端(一端)に、前記バフブラシからなるバフ3を同心に取り付けている。なお支持軸24の後端には、バフ駆動モータM2が連結される。本明細書では、タイヤ軸方向において、タイヤTに近づく向きを「前方」、離れる向きを「後方」と呼ぶ場合がある。
又前記トラバース手段21は、本例では、前記バフ3を、その幅中心線をタイヤ赤道Cに合わせてタイヤ内腔内に挿入する第1のトラバース手段25と、前記挿入されたバフ3を、バフ仕上げ中にタイヤ軸方向に移動する第2のトラバース手段26とを具える。
前記第1のトラバース手段25は、上下移動可能な昇降台28に配される第1の案内ガイド部29と、この第1の案内ガイド部29に案内されてタイヤ軸方向に移動しうる第2の移動台30と、この第2の移動台30を後方の待機位置Qr(図5(A))と前方の前進位置Qf(図5(B))との2位置間で移動させる横の直線駆動部31とを具える。この横の直線駆動部31は、本例では、ロッドレスシリンダーであって、その一端/他端間を移動するピストン部が前記第2の移動台30にアクチェータを介して連結される。なお前記待機位置Qrでは、図5(A)に示す如く、バフ3をタイヤ内腔の外側に待機させることができ、この待機状態において、タイヤ保持駆動具2へのタイヤの投入や取出しが行われる。又前記前進位置Qfでは、図5(B)に示す如く、バフ3を、その幅中心線をタイヤ赤道Cに合わせてタイヤ内腔内に挿入できる。
又前記第2のトラバース手段26は、前記第2の移動台30に配される第2の案内ガイド部32と、この第2の案内ガイド部32に案内されてタイヤ軸方向に移動しうる前記第1の移動台23と、この第1の移動台23を前後に自在に移動させる横の直線駆動部(図示しない)とを具える。この横の直線駆動部は、本例では、ボールネジ機構を有し、第2の移動台30に両端が枢支されたタイヤ軸方向のネジ軸と、前記第1の移動台23に取り付きかつ前記ネジ軸に螺合するナット部とを具える。又前記ネジ軸の一端には、第2の移動台30に取付くバフ移動モータ(図示しない)が連結する。従って、第2のトラバース手段26では、第1のトラバース手段25によりタイヤ内腔内に挿入されたバフ3を、タイヤ内腔内でさらにタイヤ軸方向に移動させることができる。
又前記上下移動手段22は、前記フレーム14の台板から立ち上がる支持台33に配される上下にのびる縦の案内ガイド部35と、この縦の案内ガイド部35に案内されて上下移動しうる前記昇降台28と、この昇降台28を上下に自在に移動させる上下の直線駆動部(図示しない)とを具える。この上下の直線駆動部も、本例ではボールネジ機構を有し、支持台33に両端が枢支された上下方向のネジ軸と、前記昇降台28に取り付きかつ前記ネジ軸に螺合するナット部とを具える。又前記ネジ軸の一端には、支持台33に取付く昇降用モータ(図示しない)が連結する。
次に、本実施形態の仕上げ装置1の動作を説明する。
まず、バフ3を待機位置Qrでタイヤ軸方向後方側に待機させた状態で、前記タイヤ保持駆動具2にタイヤTを投入する。具体的には、前記支持ローラ7、7間にタイヤTを跨らして保持させた後、前記軸方向センタ位置決め手段10を作動し、保持されたタイヤTのサイドウォール部を、両側の側面支持体9、9間で挟むことにより、タイヤTをそのタイヤ赤道Cを前記中心位置iに位置合わせしうる。又この状態で、前記押付け手段12を作動し、保持されたタイヤTを支持ローラ7に上方から押し付ける。
又前記タイヤバフ具4では、図5(A)の如く、前記上下移動手段22を作動し、バフ3の軸心と保持されたタイヤTの軸心とがほぼ同心となる高さ位置まで、昇降台28を上下移動する。なお仕上げ装置1には、投入されるタイヤTのサイズデータを記憶する記憶部を有する制御手段37(図1に示す)を具える。前記サイズデータとして、少なくともタイヤ外径を含む諸データを含むことができ、これらは、例えばタイヤTに貼り付けるデータラベルに予め記載し、搬送時又は投入時にデータラベルをリーダにて読み取って記憶部に記憶させることができる。又センサを用いて保持されたタイヤTを測定し、必要なサイズデータを検出して記憶部に記憶させても良い。何れの場合にも、制御手段37は、記憶する前記サイズデータから、昇降台28の上下移動を制御する。
しかる後、前記第1のトラバース手段25を作動し、図5(B)の如く、バフ3を前記待機位置Qrから前進位置Qfまで移動させることにより、バフ3を、その幅中心線をタイヤ赤道Cに合わせてタイヤ内腔内に挿入させる。
その後、タイヤ保持駆動具2により、保持されたタイヤTを所定速度で回転させるとともに、上下移動手段22を作動し、バフ3の外周面がトレッド内面Tsに接するまでバフ3を下降させる。
ここで、トレッド内面Tsの内径は、同サイズのタイヤでも厳密には1本毎に相違し、バフ3の外径も摩耗によって変化する。従って、正確なバフ仕上げを行うために、本例では、バフ3とバフ駆動モータM2との連結をオフとしたニュートラル状態でバフ3を下降させ、バフ3がタイヤTのトレッド内面Tsに接触することにより該バフ3が連れ回りを起こす時を検出し、そのときのバフ3の高さ位置を、バフ仕上げ基準高さ位置として検出する。なお前記連れ回りの検出は、例えば支持軸24への近接スイッチによって行いうる。
そして、バフ3をタイヤ回転方向と逆方向にて回転させるとともに、該バフ3を、前記バフ仕上げ基準高さ位置から下方側に、例えば約20mmの送り込み量を下降させる。この送り込み量は、バフブラシにおけるフィラメントの材質、太さ、タイヤ回転速度、バフ回転速度、バフのタイヤ軸方向移動速度、要求するバフ量などに応じて適宜設定される。なお送り込み量が大きすぎると、清浄なバフ面が得られない。そのため、例えばバフ駆動モータM2の電流値をモニターすることでバフの異常を検出する検出部を制御手段37に設けることが好ましい。
そして、この送り込み状態において、図6の如く、前記第2のトラバース手段26を作動し、バフ仕上げ中にバフ3をタイヤ軸方向に移動することにより、バフ幅W2よりも幅広のバフ仕上げ領域Yを所望の幅W0で形成することができる。このとき、タイヤ回転方向とバフ回転方向とが逆向きであることが重要であり、同向きとした場合、バフムラが発生し、安定したバフ仕上げ面をうることが難しい。なお加硫中に離型剤を使用したタイヤでは、バフ3を例えば1往復移動させ、又加硫中に離型剤を使用しないタイヤでは、バフ3を片道移動させる等で区別することにより、バフ仕上の工程時間の短縮を図ることができる。なお片道移動の場合には、前記バフ仕上げ基準高さ位置において、バフ3をバフ仕上げ領域Yの一端側に移動させておくのが好ましい。又バフ仕上げの終了に際しては、上記と逆の操作を行う。
次に、バフ幅W2をバフ仕上げ領域Yの幅W0と同幅とした第2実施形態の仕上げ装置1のタイヤバフ具4を図7に例示する。この第2実施形態においては、前記トラバース手段21は、バフ3を、その幅中心線をタイヤ赤道Cに合わせてタイヤ内腔内に挿入しうる第1のトラバース手段25のみから形成され、第2のトラバース手段26は排除されている。そのため、バフ仕上げ中におけるタイヤ軸方向のバフ移動が不要となり、バフ幅W2と等しい幅W0のバフ仕上げ領域Yをさらに効率よく形成することができる。この第2実施形態のタイヤバフ具4は、特にトレッド内面Tsにおいてフラットな領域が広く、バフ仕上げ領域Yの幅W0を充分に確保しうるタイヤにおいて、好適に採用することができる。
なお斯かる第2実施形態のタイヤバフ具4においても、バフ3として、図8に示すように、幅の薄いバフブラシ3Aの複数枚を重ね合わせて使用し、このバフブラシ3Aの使用枚数を増減してバフ幅W2自体を調整することにより、バフ仕上げ領域Yの幅W0を調整することもできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1の構造を有するトレッド内面仕上げ装置1を用い、タイヤサイズ225/35ZR19の偏平タイヤのトレッド内面Tsに、幅120mmのバフ仕上げ領域Yを、表1の仕様にて形成するとともに、該バフ仕上げ面の状態を目視によって評価した。
◎−−−離型剤、凹凸模様が完全に除去されており、充分過ぎるレベル
○−−−離型剤、凹凸模様が完全に除去されており、満足しうるレベル
△−−−バフムラが一部に見られるが、使用可能なレベル
×−−−離型剤が除去されていない部分が多く、不可のレベル
タイヤ内腔面には、シリコンオイルからなる離型剤が塗布されている。又バフ3として、炭化ケイ素からなる研磨砥粒を含有させたナイロンフィラメント(線形0.9mm)を植え付けた外径300mmのバフブラシ(東レモノフィラメント株式会社製のトレグリット:砥粒番手240)を使用し、タイヤの回転速度を約15m/分とした。
表中の「ブラシ送り(回転/ピッチ)」は、バフブラシの横送り量(基準ピッチ)をタイヤ何回転毎に行うかを示すもので、例えばブラシ送り1とは、横送りピッチを例えば24mmとした場合、タイヤ1回転毎にブラシを24mm横送りすることを意味する。表1では横送りピッチをバフ幅W2と等しく設定している。
Figure 0004866077
本発明のトレッド内面仕上げ装置の一実施例を示す正面図である。 タイヤ保持駆動具を示す側面図である。 左右開閉手段を概念的に示す平面図である。 タイヤバフ具を示す正面図である。 トレッドパターンの他の例を示す展開図である。 (A)〜(C)は、タイヤバフ具の動作を説明する断面図である。 第2のトラバース手段の動作を説明する断面図である。 タイヤバフ具の他の実施例を示す正面図である。 バフの他の実施例を示す正面図である。 帯状スポンジ材を貼り付けたタイヤの一例を示す断面図である。
1 トレッド内面仕上げ装置
2 タイヤ保持駆動具
3 バフ
4 タイヤバフ具
5 帯状スポンジ材
7 支持ローラ
8 タイヤ支持手段
9 側面支持体
10 軸方向センタ位置決め手段
11 押さえローラ
12 押付け手段
20 バフ回転支持手段
21 トラバース手段
22 上下移動手段
25 第1のトラバース手段
26 第2のトラバース手段
H ビードシート孔
T タイヤ
Ts トレッド内面
Y バフ仕上げ領域

Claims (6)

  1. タイヤのトレッド内面に、制音用の帯状スポンジ材をタイヤ周方向に貼り付けるバフ仕上げ領域をタイヤ周方向に形成するタイヤのトレッド内面仕上げ装置であって、
    起立状態でタイヤを保持しかつ回転駆動しうるタイヤ保持駆動具、及び
    前記タイヤ保持駆動具により保持されたタイヤの内腔に、そのビードシート孔から挿入取出しでき、かつ挿入後のタイヤ半径方向への移動により外周面がトレッド内面に接する円盤状のバフを有するタイヤバフ具を具えるとともに、
    前記タイヤ保持駆動具は、
    間隔を隔ててかつタイヤを跨らせて支持する少なくとも一対の支持ローラを有するタイヤ支持手段と、
    保持されたタイヤのサイドウォール部を両側から可回転に挟む一対の側面支持体を有する軸方向センタ位置決め手段と、
    保持されたタイヤを前記支持ローラに上方から押し付ける押さえローラを有する押付け手段とを含むとともに、
    前記一対の側面支持体は、矩形枠組みした周囲枠状の側面支持体主部を有し、かつ、該側面支持体主部は、中心位置の両側で各等距離を軸方向逆向きに移動でき、
    前記側面支持体主部の向き合う面には、挟持したタイヤのサイドウォール部のタイヤ最大幅位置に当接しうる複数の保持ローラが枢支され、かつ、該保持ローラは、そのローラ軸心が前記タイヤの回転軸心に向けて配され、
    しかも前記タイヤ保持駆動具による前記タイヤのタイヤ回転方向と、前記タイヤバフ具によるバフ回転方向とを逆としたことを特徴とするトレッド内面仕上げ装置。
  2. 前記バフは、その幅を前記バフ仕上げ領域と略同幅としたことを特徴とする請求項1記載のトレッド内面仕上げ装置。
  3. 前記タイヤバフ具は、前記バフを該バフの軸心方向に移動するトラバース手段を具え、かつ前記バフはバフ仕上げ領域幅よりも小であって、前記バフの軸心方向への移動によって該バフ仕上げ領域をバフ仕上げすることを特徴とする請求項1記載のトレッド内面仕上げ装置。
  4. 前記保持ローラは、側面支持体主部の各側において、上下、左右各1本の合計4本設けられ、各保持ローラは、水平に対して45゜の角度で配置される請求項1記載のトレッド内面仕上げ装置。
  5. 前記タイヤバフ具は、前記バフをタイヤ軸心と平行な回転軸心周りで回転可能に支持するバフ回転支持手段と、
    このバフ回転支持手段をタイヤ軸方向に移動させることにより、前記バフをタイヤの内腔にそのビードシート孔から挿入取出しさせるトラバース手段と、
    前記タイヤ内腔内に挿入されたバフを、タイヤ半径方向に移動させる上下移動手段とを含むことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のトレッド内面仕上げ装置。
  6. 前記トラバース手段は、前記バフを、その幅中心線をタイヤ赤道に合わせてタイヤ内腔内に挿入する第1のトラバース手段と、
    前記挿入されたバフを、バフ仕上げ中にタイヤ軸方向に移動することにより、前記バフ仕上げ領域を仕上げる第2のトラバース手段とを具えることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載のトレッド内面仕上げ装置。
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