JP4865892B2 - 交流電気車用電力変換装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、交流電気車用の電力変換装置及びその制御方法に係わる。
交流電気車の電源力率を改善する制御方式として、交流電源周波数より高い周波数で交流電圧のパルス幅変調方式(PWM)を採用したPWMコンバータが実用されている。また、電気車を駆動する電動機を制御する方式としては電動機に誘導電動機を用いてこれに印加する電圧と周波数をパルス幅変調によって連続的に制御するPWMインバータが実用されている。近年の交流電気車の電力変換装置として、この両者を組み合わせたPWMコンバータ・PWMインバータ方式が主流となっている。
従来のPWMコンバータ・PWMインバータ方式の交流電気車用電力変換装置構成を、図5を用いて説明する。従来の交流電気車用電力変換装置は、交流電圧を直流電圧に変換するPWMコンバータ1と、直流電圧を所望の電圧と周波数の交流電圧に変換するPWMインバータ2と、直流電圧の脈動を抑制するためのフィルタコンデンサ3と、PWMコンバータ1の動作を制御するコンバータ制御装置4と、PWMインバータ2の動作を制御するインバータ制御装置5と、交流電圧を所望の電圧に変換する主変圧器6と、PWMコンバータ1の直流出力電圧を検出する直流電圧検出器8とを有して構成される。
PWMコンバータ1は、4個の半導体スイッチング素子11と該半導体スイッチング素子11の各々にそれぞれ逆並列に接続された4個のダイオード12からなる全波整流ブリッジ回路を備えて構成される。PWMコンバータ1の交流入力側には、パンタグラフ61から主変圧器6を介して交流架線電圧が供給され、直流出力側に接続された平滑コンデンサ(フィルタコンデンサ)3に直流電圧VDが供給される。
PWMインバータ2は、6個の半導体スイッチング素子21と該半導体スイッチング素子21の各々にそれぞれ逆並列に接続された6個のダイオード22を備えて構成される。PWMインバータ2の直流入力側にはPWMコンバータ1の直流出力VDが供給され、交流出力側には誘導電動機7が接続される。
コンバータ制御装置4は、直流電圧VDを監視してPWMコンバータ1の動作を制御する手段である。
パンタグラフ61によって取り込まれた交流電圧は、主変圧器6によって所望の電圧に変換された後に、PWMコンバータ1に入力される。PWMコンバータ1は、入力された交流電圧を所望の電圧の直流電圧に変換して、PWMインバータ2へ出力する。PWMインバータ2は入力された直流電圧を所望の電圧および周波数の交流電圧に変換して誘導電動機7を駆動する。
PWMコンバータ・PWMインバータ方式の交流電気車用電力変換装置は、主変圧器を介して架線から取り込まれた電圧を、一旦PWMコンバータで所望の直流電圧VDに変換し、その後この直流電圧VDをPWMインバータで所望の電圧および周波数の交流電圧に再変換して誘導電動機を制御する。
ここで、電力変換装置、主変圧器、電動機などの交流電気車の制御システム全体のサイズ小型化軽量化やコストのパフォーマンスの向上を考えた場合、PWMコンバータで変換して出力される直流電圧DVをどのように設定するかがシステム構成上の重要なポイントとなる。
一般に、電気車におけるPWMインバータによる誘導電動機の制御は、速度の低い領域では、PWMインバータの発生電圧Vmと、PWMインバータの発生周波数ω0の比(Vm/ω0)がほぼ一定となるようにパルス幅変調を行ういわゆる多パルスモードによって制御される。しかし、PWMインバータが発生し得る最大の出力電圧Vm(max)は、下記(1)式の関係式に示すように、入力側の直流電圧VDによって上限が制限されるため、PWMインバータの出力電圧Vmが直流電圧VDによって定まる最大値Vm(max)に達した後は、周波数制御のみで誘導電動機を制御する。この領域ではPWMインバータは、パルス幅制御を行わずに最大電圧Vm(max)を出力するいわゆる1パルスモードで動作する。
Figure 0004865892
一方、1パルスモードの領域のように、インバータの出力電圧Vmが一定の状態において、インバータの周波数ω0のみを上昇させると、誘導電動機の1次巻線のインピーダンスωLが増加するため、誘導電動機に流れる電流は減少し、発生するトルクも減少してしまう。したがって、1パルスモード領域でトルクを増加させるためには、PWMインバータ出力電圧Vmを上昇させること、ひいては直流電圧VDを上昇させることが有効な手段であり、例えばインバータの周波数が一定以上になると、PWMコンバータの出力直流電圧VDを上昇させる制御方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図6の特性図を用いて、従来の一般的なPWMコンバータ・PWMインバータ方式の交流電気車用電力変換装置における、直流電圧VD、PWMインバータ出力電圧Vm、誘導電動機電流Imおよび誘導電動機トルクTEの特性を説明する。PWMインバータの出力周波数ω0が、0<ω0<ω1の領域では、PWMインバータは出力電圧Vmと周波数Finv(ω0)をパルス幅変調によって制御し、周波数ω0の増加に比例してPWMインバータの出力電圧Vmを増加させ、誘導電動機電流Imは一定に制御される。この領域を多パルスモード領域と称する。PWMインバータ出力電圧Vmが前記(1)式に基づき直流電圧VDによって定まる最大電圧(Vm(max)=√6/πVD)に到達するインバータ出力周波数がω1となる。
一方、PWMインバータ出力周波数ω0が、ω0>ω1の領域では、PWMインバータは1パルスモードによって制御され、PWMインバータの出力電圧Vmは前記(1)式によって得られる電圧√6/πVDに制限され、ω0の増加に伴い誘導電動機電流Imが減少し、誘導電動機トルクTEも減少する。この領域を1パルスモード領域と称する。ここで、PWMコンバータの出力電圧である直流電圧VDは周波数ω0にかかわらず一定であるとする。
特公平08−008792号公報
上記のように、誘導電動機のトルクの増加には、直流電圧VDを上昇させることが有効であるが、一方で、PWMコンバータやPWMインバータを構成する半導体スイッチング素子のスイッチング動作に伴い発生するスイッチング損失は、そのスイッチングする電圧すなわち直流電圧VDが高いほど大きくなる傾向にある。特に、パルス幅変調を実施するいわゆる多パルス領域においては、スイッチング動作の頻度が増えるため、その発生損失は1パルス領域と比較して格段に増加し、半導体スイッチング素子の冷却装置ひいては電力変換装置の大型化やコスト増加の要因となる。
このことは、電気車の速度が高い1パルス領域でトルクを増加させるために直流電圧VDを高く設定すると、速度の低い多パルス領域での半導体スイッチング素子の損失が増加してしまうという課題を示している。
本発明は、上述の課題を解決し、多パルス領域での半導体スイッチング素子の損失を抑え、小型軽量で低コストである交流電気車用電力変換装置を提供することにある。すなわち、本発明は、PWMコンバータ・PWMインバータ方式の交流電気車用電力変換装置において、1パルス領域での誘導電動機のトルクを確保しつつ、多パルス領域における半導体スイッチング素子の発生損失の低減を図ることを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明は、交流電気車用電力変換装置において、多パルス領域における直流電圧VDをPWMコンバータが制御しうる下限の電圧近くまで極力低下させることを特徴とする。
PWMコンバータは、入力される交流電圧の大小によって、出力しうる直流電圧の下限値が左右される。本発明は、PWMコンバータに入力される交流電圧の大小に関連して、多パルス領域における直流電圧VDを極力低くなるようにPWMコンバータを制御することによって、多パルス領域における半導体スイッチング素子の発生損失の低減を図りつつ、1パルス領域での誘導電動機のトルクを確保するものである。
本発明にかかる交流電気車用電力変換装置の構成を説明する図。 本発明にかかる交流電気車用電力変換装置を用いた場合の出力特性を説明する図。 本発明の交流電気車用電力変換装置における交流架線電圧とPWMコンバータの出力直流電圧の関係を説明する図。 本発明におけるコンバータ制御装置における直流電圧目標値発生機能を説明する図。 従来の交流電気車用電力変換装置の構成を説明する図。 従来の交流電気車用電力変換装置を用いた場合の出力特性を説明する図。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態を示す交流電気車用電力変換装置の構成図である。本発明にかかる交流電気車用電力変換装置は、交流電圧を直流電圧に変換するPWMコンバータ1と、直流電圧を所望の電圧と周波数の交流電圧に変換するPWMインバータ2と、直流電圧の脈動を抑制するためのフィルタコンデンサ3と、PWMコンバータ1の動作を制御するコンバータ制御装置4と、PWMインバータ2の動作を制御するインバータ制御装置5と、交流電圧を所望の電圧に変換する主変圧器6と、PWMコンバータ1の直流出力電圧を検出する直流電圧検出器8と、架線電圧を検出する交流電圧検出器9とを有して構成される。
PWMコンバータ1は、4個の半導体スイッチング素子11と該半導体スイッチング素子1の各々にそれぞれ逆並列に接続された4個のダイオード12からなる全波整流ブリッジ回路を備えて構成される。PWMコンバータ1の交流入力側には、パンタグラフ61から主変圧器6を介して交流架線電圧が供給され、直流出力側に接続された平滑コンデンサ(フィルタコンデンサ)3に直流電圧VDが供給される。
PWMインバータ2は、6個の半導体スイッチング素子21と該半導体スイッチング素子21の各々にそれぞれ逆並列に接続された6個のダイオード22を備えて構成される。PWMインバータ2の直流入力側にはPWMコンバータ1の直流出力VDが供給され、交流出力側には誘導電動機7が接続される。
コンバータ制御装置4は、第1の直流電圧目標値VDP1を発生する第1の直流電圧目標値発生ブロックと、第2の直流電圧目標値VDP2を発生する第2の直流電圧目標値発生ブロックと、第1の直流電圧目標値発生手段の出力である第1の直流電圧目標値VDP1と第2の直流電圧目標値発生手段の出力である第2の直流電圧目標値VDP2のいずれか高い方の値を選択して直流電圧目標値VDPを出力する最大値選択手段を有している。
パンタグラフ61によって取り込まれた交流電圧Epは、主変圧器6によって所望の電圧に変換された後に、PWMコンバータ1に入力される。PWMコンバータ1は、入力された交流電圧を所望の電圧の直流電圧VDに変換して、PWMインバータ2へ出力する。PWMインバータ2は入力された直流電圧VDを所望の電圧および周波数の交流電圧に変換して誘導電動機7を駆動する。
図2の特性図を用いて、本発明にかかるPWMコンバータ・PWMインバータ方式の交流電気車用電力変換装置における、直流電圧VD、PWMインバータ出力電圧Vm、誘導電動機電流Imおよび誘導電動機トルクTEの特性を説明する。
PWMインバータの出力電圧Vmおよび誘導電動機電流Imは、図6と同一であり、したがって誘導電動機トルクTEも同一であるが、0<ω0<ω2の多パルスモード領域におけるPWMコンバータ1の出力直流電圧である直流電圧(多パルスモード直流電圧)VD1を、ω0>ω1の1パルスモード領域における直流電圧(1パルスモード直流電圧)VD2より低く設定していることが特徴である。
ここで、0<ω0<ω2の多パルスモード領域における直流電圧VDは、架線電圧に関連してPWMコンバ−タ1が発生しうる下限値直流電圧に近い直流電圧VD1に制御され、ω0>ω1の1パルスモード領域では、PWMインバータ2が出力電圧Vmを出力するために必要な(1)式を満足する直流電圧VD2に制御される。PWMインバータ出力電圧Vmが、直流電圧VD1を超えるPWMインバータの出力周波数ω2となる時点からインバータ電圧Vmが前記(1)式で表される直流電圧VD2になる出力周波数ω1の時点までは、直流電圧VDは第1の直流電圧(多パルスモード直流電圧)VD1から第2の直流電圧(1パルスモード直流電圧)VD2までPWMインバータ2の出力周波数ω0に追従して移行する。PWMインバータ2は、ω2の時点から1パルスモードで運転される。
架線電圧Epは、当該電気車の負荷の状況や周囲の電気車の運転状況などによって変動する。したがって、下限直流電圧に近い第1の直流電圧VD1は、交流架線電圧Epの変動に関連して変動する。このため周波数ω2は交流架線電圧Epの変動に関連して変動する。
図3を用いて、架線電圧EpとPWMコンバータが出力しうる直流電圧VDの下限値との関係を説明する。図3に実線で示すように、架線電圧Epと、直流電圧VD下限値は、架線電圧Epに比例している。PWMコンバータは、その回路構成上、ダイオード12によって構成される全波整流ブリッジ回路が入力端子に接続されるため、半導体スイッチング素子11が動作しなくても入力電圧の波高値に相当する電圧にフィルタコンデンサ3が充電される。このため、この電圧がPWMコンバータ1の出力しうる直流電圧の下限値になり、その電圧値は、PWMコンバータ1の交流入力電圧に正比例し、PWMコンバータ1は、主変圧器6を介して架線に接続されるため、つまるところ図3に示すように、架線電圧Epと直流電圧VDの下限値は正比例の関係になる。
ここで、直流電圧の下限値は、架線電圧Epに関連することから、実際の設定値VDP1は、架線電圧EPの急激な変動の影響を避けるため、破線に示すように通常直流電圧下限値の5%ないし10%上の値に設定される。
これにより、図1のコンバータ制御装置4には、架線電圧Epを検出する交流電圧検出器9の出力Ep、直流電圧VDを検出する直流電圧検出器8の出力VDおよびインバータ制御装置12からのインバータ周波数ω0がそれぞれ入力され、これをもとにPWMコンバータ1が出力する直流電圧VDを制御する。
次に、コンバータ制御装置4が備える具体的な手段とこの手段を用いたPWMコンバータにおける直流電圧VDの目標値VDPを発生させる制御方法を、図4を用いて説明する。
コンバータ制御装置4は、通常のコンバータ制御装置としての機能のほかに、架線電圧Epに関連した第1の直流電圧目標値VDP1を発生する第1の直流電圧目標値発生ブロック41と、インバータ周波数ω0による第2の直流電圧目標値VDP2を発生する第2の直流電圧目標値発生ブロック42と、第1の直流電圧目標値VDP1と第2の直流電圧目標値VDP2大きい方の目標値を最終的な直流電圧目標値VDPとして出力する最大値選択手段43とを有している。
この構成により、第2の直流電圧目標値VDP2が第1の直流電圧目標値VDP1を上回るPWMインバータ2の出力周波数ω0が0からω2までは第1の直流電圧目標値VDP1が直流電圧目標値VDPとして出力され、PWMコンバータ1の直流出力VDは多パルスモード直流電圧VD1に制御される。PWMインバータ出力周波数ω0が前述のω2からPWMインバータ2の最大出力電圧Vm(max)となる時点ω1までは第2の直流電圧目標値VDP2が選択されて、PWMコンバータ1は第1の直流電圧VD1から第2の直流電圧VD2に移行するように出力直流電圧VDが制御される。PWMインバータ2の出力電圧Vmが最大値に達する直流電圧目標値VDP2に達すると、PWMコンバータ1は出力直流電圧が最大値VD2となるように制御される。
このようにして、本発明によれば、PWMコンバータ・PWMインバータ方式の交流電気車用電力変換装置において、多パルスモード領域では、PWMコンバータの出力直流電圧VDを架線電圧に関連して第1の直流電圧である下限値近くの直流電圧VD1まで低下させ、1パルスモード領域では最大直流電圧VD2または第1の直流電圧VD1より高い第2の直流電圧VD2に上げて運転することができ、PWMインバータの多パルス領域における発生損失を低減させることができ、1パルス領域において誘導電動機のトルクを高い値に維持することができる。
1 PWMコンバータ
11 半導体スイッチング素子
12 ダイオード
2 PWMインバータ
21 半導体スイッチング素子
22 ダイオード
3 フィルタコンデンサ(平滑コンデンサ)
4 コンバータ制御装置
41 第1の直流電圧目標値発生ブロック
42 第2の直流電圧目標値発生ブロック
43 最大値選択手段
5 インバータ制御装置
6 主変圧器
61 パンタグラフ
7 誘導電動機
8 直流電圧検出器
9 交流電圧検出器。

Claims (4)

  1. 交流架線から給電される交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、前記コンバータが変換した直流電圧を交流電圧に変換して誘導電動機を駆動するインバータと、前記コンバータを制御するコンバータ制御装置と、を有する交流電気車用電力変換装置において、
    交流架線電圧を検出する交流電圧検出手段を備え、
    前記コンバータ制御装置は、前記インバータが多パルスモードで動作している際には、前記交流架線電圧から定められる前記コンバータで出力可能な直流電圧の下限値の5%ないし10%大きな値の直流電圧を出力するように前記コンバータを制御し、
    前記インバータが1パルスモードで動作している際には、多パルスモード時における前記コンバータの出力直流電圧よりも大きな直流電圧を出力するように前記コンバータを制御することを特徴とする交流電気車用電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の交流電気車用電力変換装置において、
    前記インバータ出力電圧が、前記インバータが多パルスモードで動作している際の前記コンバータの出力直流電圧を超えるインバータ周波数と比べて、前記インバータの出力周波数が大きい場合に、前記インバータは1パルスモードで制御されることを特徴とする交流電気車用電力変換装置。
  3. 交流架線から給電される交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、前記コンバータが変換した直流電圧を交流電圧に変換して誘導電動機を駆動するインバータと、交流架線電圧を検出する交流電圧検出手段と、を備える交流電気車用電力変換装置の制御方法において、
    前記インバータが多パルスモードで動作している際には、前記交流架線電圧から定められる前記コンバータで出力可能な直流電圧の下限値の5%ないし10%大きな値の直流電圧を出力するように前記コンバータを制御し、
    前記インバータが1パルスモードで動作している際には、多パルスモード時における前記コンバータの出力直流電圧よりも大きな直流電圧を出力するように前記コンバータを制御することを特徴とする交流電気車用電力変換装置の制御方法。
  4. 請求項3に記載の交流電気車用電力変換装置の制御方法において、
    前記インバータ出力電圧が、前記インバータが多パルスモードで動作している際の前記コンバータの出力直流電圧を超えるインバータ周波数と比べて、前記インバータの出力周波数が大きい場合に、前記インバータは1パルスモードで制御されることを特徴とする交流電気車用電力変換装置の制御方法。
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