JP4864480B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は装置本体のメンテナンス作業性を向上させた画像形成装置に関する。
レーザプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置では、用紙の両面に印刷することができるように、片面に印刷された用紙を反転して再び転写装置へ搬送するための機構、所謂、両面印刷ユニット(ADU)が設けられている。
一般的にこの両面印刷ユニットは、装置構成をコンパクトにするために、装置本体に設けられた用紙搬送路に隣接して設けられる。ここで、用紙搬送路において紙詰まり(ジャム)が発生したときに、この用紙を容易に取り除くことができるように、用紙搬送路を開放する必要がある。そのため、両面印刷ユニットは装置本体に対して開閉自在に設けられる(例えば、特許文献1〜3参照)。
従来の両面印刷ユニットの開閉角度は50度程度となっている。この理由としては、開閉角度が大きい場合にはゆっくり開閉しないと両面印刷ユニットの回動部に大きな負荷が加わって破損するおそれがあること、またジャムが発生した場合にはオペレータが手を差し入れることができるだけの隙間が形成されればよいこと、開閉角度を大きくすると両面印刷ユニットを開くために広い設置スペースが必要となってしまうこと等が挙げられる。
しかしながら、このように両面印刷ユニットの開閉角度を制限してしまうと、装置本体のメンテナンス時等、装置本体の内部にアクセスしなければならない場合には、両面印刷ユニットを完全に装置本体から取り外さなければならず、この作業がメンテナンス作業者にとって大きな負担となっている。また、両面印刷ユニットと装置本体とは、用紙搬送のためのローラ等を駆動するための配線で繋がっているために、取り外した両面印刷ユニットの一時的な置き場所に困ったり、配線に負荷が掛かるという問題もある。
特開2005−115218号公報(図3,段落(0022)等)。 特開2005−31353号公報(図5、段落(0020)〜(0027)等)。 特開2001−2330号公報(図5、段落(0018)等)。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、極めて容易な作業により両面印刷ユニットの開閉角度を大きくして、装置内部へのアクセスを容易とする画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項によれば、印刷用紙を上昇搬送させながら画像形成を行う画像形成装置であって、装置本体の側面に設けられ,片面に画像形成された印刷用紙を両面印刷のために降下搬送する両面印刷ユニットと、前記両面印刷ユニットを保持する側面カバーと、前記側面カバーを装置本体に対して開閉する開閉機構とを具備し、前記開閉機構は、前記側面カバーを所定の開閉角度内で回動させるための一対の第1係止ピンおよび第1穴部と、前記側面カバーを前記開閉角度よりも大きい角度で回動させるための第2係止ピンおよび第2穴部と、前記第1係止ピンに着脱自在に設けられ、装着状態において前記側面カバーの脱離を防止する留め金と、を有し、前記留め金を前記第1係止ピンから外し、前記側面カバーを前記第1係止ピンに係止された状態から前記第2係止ピンに係止された状態へと切り替えることによって、前記側面カバーを前記装置本体に対して大きく開き、該装置本体への側面からのアクセスを容易とすることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の請求項によれば、上記請求項に係る画像形成装置において、前記第1係止ピンが前記第1穴部に挿通された状態において、前記第2係止ピンを挿通させ、前記側面カバーの開閉動作の際に前記第2係止ピンの運動軌跡に沿って前記第2係止ピンを案内するための円弧状の形状を有する第3穴部をさらに有し、前記第2係止ピンが前記第3穴部の端部に係止されることにより、前記側面カバーの前記第1ピン回りの回動角度が制限されている画像形成装置が提供される。
本発明の請求項によれば、上記請求項に係る画像形成装置において、第1係止ピンは、同じ向きに先端が解放され、その軸方向が同一直線上にあるように装置本体に2本設けられ、かつ、前記第1穴部は前記側面カバーに設けられ、前記第2係止ピンは前記側面カバーに設けられ、かつ、前記第2穴部および前記第3穴部は装置本体に設けられ、前記側面カバーを前記第1係止ピンの軸方向にスライドさせることによって、前記第1係止ピンと前記第1穴部との係止および前記第2係止ピンと前記第3穴部との係止が同時に解かれ、前記第2係止ピンを前記第2穴部に挿通させて該第2穴部に係止させることにより、前記側面カバー装置本体に対して大きく開かれる画像形成装置が提供される。
本発明の請求項によれば、上記請求項のいずれかの画像形成装置において、印刷用紙を上昇搬送する上昇搬送路の一部を保持するとともに、装置本体に対して開閉自在な内部カバーをさらに具備し、前記側面カバーを開いた状態において、前記内部カバーは該側面カバーの開閉角度に応じた角度で開閉自在である画像形成装置が提供される。
本発明によれば、両面印刷ユニットの開閉角度は、通常使用時はジャム処理等に必要な最低限の角度に抑えることができ、メンテナンス時には、作業者は極めて容易な作業によって側面カバーを装置本体に対して大きく開いて、装置本体へのアクセスできるようになるので、作業性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、画像形成装置として4連タンデム方式のカラー複写機を例に挙げ、感光体ドラムに駆動伝達機構を適用した場合について説明することとする。
図1に4連タンデム方式のカラー複写機1の概略正面図を示し、図2にその概略構成図を示す。このカラー複写機1は、上方にスキャナ部2と、胴内排紙部3とを備えている。また、カラー複写機1は、中間転写媒体である中間転写ベルト10と、中間転写ベルト10を張架し、回転させるための駆動ローラ22および従動ローラ23,24と、中間転写ベルト10の下側に沿って並列配置される4組の画像形成部11Y,11M,11C,11BKを備えている。
中間転写ベルト10には、耐熱性および耐磨耗性に優れた材料、例えば、半導電性ポリイミドが好適に用いられる。画像形成部11Y,11M,11C,11BKはそれぞれ、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(BK)のトナー像を形成するためのものである。画像形成部11Y,11M,11C,11BKはそれぞれ像担持体である感光体ドラム12Y,12M,12C,12BKを有している。中間転写ベルト10は、各画像形成部11C〜11BKの上方において、感光体ドラム12Y〜12BKに接触している。
中間転写ベルト10を挟んで感光体ドラム12Y,12M,12C,12BKと対向する位置(一次転写位置)には、1次転写ローラ20Y,20M,20C,20BKが設けられている。一次転写ローラ20Y〜20BKには+1000V程度の1次転写電圧が印加され、これにより感光体ドラム12Y〜12BK上のトナー像が中間転写ベルト10に一次転写される。
画像形成部11Y,11M,11C,11BKはそれぞれ、感光体ドラム12Y,12M,12C,12BKを個別に帯電させるための帯電チャージャ13Y,13M,13C,13BKと、感光体ドラム12Y,12M,12C,12BK上に形成された潜像にトナーを付着させるための現像ユニット18Y,18M,18C,18BKと、感光体ドラム12Y,12M,12C,12BKをクリーニングするためのクリーニング装置21Y,21M,21C,21BKを備えている。
帯電チャージャ13Y〜13BKは、感光体ドラム12Y〜12BK表面を、−700V程度に一様に全面帯電させる。現像装置18Y〜18BKは、−500V程度の現像バイアスが印加される現像ローラによりそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)のトナーおよびキャリアからなる二成分現像剤を感光体ドラム12Y〜12BKに供給する。クリーニング装置21Y〜21BKは、クリーニングブレードにより感光体ドラム12Y〜12BKの表面の残留トナーを除去する。
画像形成部11Y〜11BKは、カラー複写機1の本体のフロント側(図面手前側)に引き出し可能となっている。そのため、感光体ドラム12Y〜BKと現像装置18BK〜18Cの各駆動系は、カラー複写機1の本体のリア側に配置されている。
感光体ドラム12Y〜12BKはそれぞれ、回転方向である矢印tの向きに回転しながら、帯電チャージャ13Y〜13BKを通過して現像ユニット18Y,18M,18C,18BKに至る途中で、レーザ露光装置16によって露光される。この露光のために、カラー複写機1は、スキャナ部2等からの画像データに基づいて、感光体ドラム12Y〜12BK上に潜像を形成するためのレーザ露光装置16を、画像形成部11Y〜11BKの下側に備えている。
レーザ露光装置16は、半導体レーザ素子から出射されたレーザビームを、ポリゴンミラー16aにより感光体ドラム12Y〜12BKの軸線方向に走査し、結像レンズ系16b,各ミラー81を経て感光体ドラム12BK〜12C上に結像させる。なお、レーザ露光装置16の各色のレーザビーム80BK〜80Cの出射部にはカバーガラスが設けられる。
カラー複写機1では、中間転写ベルト10を回転させるための駆動ローラ22と対向するように、中間転写ベルト10に一次転写されたトナー像を印刷用紙Pに転写(2次転写)するための2次転写ローラ26が配置されている。2次転写ローラ26には+1000V程度の2次転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト10上のトナー像が印刷用紙Pに2次転写される。なお、中間転写ベルト10の2次転写ローラ26の下流には、ベルトクリーナ10aが設けられている。
レーザ露光装置16の下方には、2次転写ローラ26に向けて印刷用紙Pを供給するための第1,第2給紙カセット装置27,28が設けられている。第1,第2給紙カセット装置27,28から2次転写ローラ26に至る間には、第1,第2給紙カセット装置27,28内の印刷用紙Pを取り出すピックアップローラ27a,28aと、分離ローラ27b,28bと、第1,第2搬送ローラ31,32と、レジストローラ33a,33bが設けられている。
なお、二次転写ローラ26とレジストローラ33aは、装置本体1aに対して所定角度開閉自在なカバー(図示せず))に保持されており、このカバーを開くことによって、縦搬送路37を解放することができるようになっている。このカバーの開閉操作は、後に説明するように、側面カバー50が装置本体1aに対して開かれているときに、行うことができる。
カラー複写機1の図1右側には手差しにより印刷用紙Pを給紙するための手差しトレイ30が設けられている。手差しトレイ30からレジストローラ33a,33bに至る間には、印刷用紙Pを取り出すためのピックアップローラ30aと、手差し給紙ローラ36が設けられている。
第1,第2給紙カセット27,28および手差しトレイ30から給紙される印刷用紙Pを垂直方向に搬送する縦搬送路37に沿って、2次転写ローラ26の下流、つまり上側には、印刷用紙Pに転写されたトナー像を熱処理により印刷用紙Pに定着させるための定着装置38が設けられている。
定着装置38から排紙部3へは排紙搬送路41が設けられており、この排紙搬送路41の終端に排紙ローラ3aが設けられている。カラー複写機1は、排紙部3の図右側に、印刷用紙Pに両面印刷を施すための反転エリア40と、この反転エリア40から印刷用紙Pをレジストローラ33a,33bへ戻すための両面印刷ユニット45を備えている。この両面印刷ユニット45は、側面カバー50に保持されており、この側面カバー50は装置本体1aに対して、その下部が回動中心となり、その上部が開口するように、開閉自在となっている。
排紙ローラ3aは、印刷用紙Pを排紙部3へ送り出す方向の回転(正回転)と、印刷用紙Pを両面印刷ユニット45へ戻す方向の回転(逆回転)とを行うことができるようになっている。反転エリア40はガイド42を備えており、このガイド42は、排紙ローラ3aが印刷用紙Pを両面印刷ユニット45へ戻す方向に回転する際に、印刷用紙Pをガイド41の上側に乗せて、印刷用紙Pを確実に両面印刷ユニット45へ送る。両面印刷ユニット45は、印刷用紙Pを降下搬送するための反転搬送路46と再搬送ローラ47を備えている。
次に、側面カバー50の開閉機構について説明する。図3に側面カバー50とこれを支持するために装置本体に設けられる支持部の概略構造を示す。固定側板61a,61bは装置本体(図示せず)に固定されており、側面カバー50は固定側板61a,61bと係止させるための可動側支持板51a,51bを備えている。なお、図3では可動側支持板51a,51bおよび固定側板61a,61bの形状を簡略化して示している。
図4に、側面カバー50を装置本体に対して閉じられた状態(直姿勢保持状態)における固定側板61aと可動側支持板51aの状態を、図3に示す矢印A1,A2の各方向から見たときの平面図で示す。
可動側支持板51a,51bはそれぞれ、第1穴部52a,52bと、第2係止ピン53a,53bを備えている。これら2枚の可動側支持板51a,51bは同じ構造を有しており、第2係止ピン53a,53bはY軸と平行な同一直線上に位置し、第1穴部52a,52bについても同様である。
固定側板61a,61bはそれぞれ、第1係止ピン62a,62bと、第2穴部63a,63bと、第3穴部64a,64bを備えており、第1係止ピン62aにはネジ穴65が形成されている。なお、第1係止ピン62bにはネジ穴は設けられていない。この点を除いて、2枚の固定側板61a,61bは同じ構造を有しており、第1係止ピン62a,62bはY軸と平行な同一直線上に位置し、第2穴部63a,63bおよび第3穴部64a,64bについても同様である。
固定側板61a,61bはそれぞれY方向に直角に折れ曲がった壁部を有しており、その部分に凹部67a,67bが形成されている。この凹部67a,67bは、側面カバー50を傾倒させた際に可動側支持板51a,51bと嵌合して、側面カバー50を支える役割を担う。
図3に示されるように、第1係止ピン62a,62bをそれぞれ第1穴部52a,52bに挿通されるように側面カバー50をY方向でスライドさせることによって、第2係止ピン53a,53bもまたそれぞれ第3穴部64a,64bに挿通されるようになっている。
第3穴部64a,64bは、第1係止ピン62a,62bをそれぞれ第1穴部52a,52bに挿通させた状態で第1係止ピン62a,62b回りに側面カバー50を回動させたときに、第2係止ピン53a,53bの運動軌跡に沿って第2係止ピン53a,53bを案内するための円弧状の形状を有している。
可動側支持板51aがネジ穴65よりも固定側板61aにある状態で、図4に示されるように、ネジ穴65にネジ66を螺合させると、側面カバー50をY方向にスライドさせることができなくなり、側面カバー50を第1係止ピン62a,62bを回動軸として、安定して開閉操作することができる。
さて、カラー複写機1の通常使用時において、例えば、縦搬送路37にジャムが生じた場合、前述した二次転写ローラ26とレジストローラ33aを保持するカバーを開くために、側面カバー50を開く必要が生じる。
図5に、例えば、このようなジャム処理のために側面カバー50を装置本体に対して開いた状態の全体図を示す。また、図6に、図5に示した状態における固定側板61aと可動側支持板51aの状態を図4と同様にして示す。側面カバー50を開くと、第2係止ピン53a,53bがそれぞれ第3穴部64a,64bの上側端部で係止され、また、可動側支持板51a,51bはそれぞれ凹部67a,67bと嵌合されることにより、一定の開閉角度θ以上には傾斜することができなくなっている。この開閉角度θは、例えば、45度〜55度とすることができる。
カラー複写機1をメンテナンスするために、この側面カバー50が取り付けられている側面からカラー複写機1の内部にアクセスできるように、側面カバー50をその開閉角度θが90度となるように傾倒させた状態の全体図を図7に示す。また、図8に、図7に示した状態における固定側板61aと可動側支持板51aの状態を図4と同様にして示す。
先に図3を参照しながら説明したように、ネジ穴65にネジ66が螺合されていない状態では、側面カバー50をY軸方向にスライドさせることによって、第1係止ピン62a,62bと第1穴部52a,52bとの係止と、第2係止ピン53a,53bと第3穴部64a,64bの係止を解除することができるので、メンテナンス作業者は、図5および図6に示した状態でネジ66を外し、側面カバー50を手に持った状態で側面カバー50の装置本体1aへの係止を一旦解除し、その後、図7,8に示されるように、第2係止ピン53a,53bを第2穴部63a,63bにそれぞれ挿通させて、これらを係止させる。その状態で側面カバー50が水平状態となるように側面カバー50を傾斜させると、第2係止ピン53a,53bを中心に側面カバー50は回動し、可動側支持板51a,51bが固定側板61a,61bにそれぞれ設けられた凹部67a,67b(図3参照)に嵌合することにより、側面カバー50を水平姿勢で保持することができる。なお、第2係止ピン53a,53bが第2穴部63a,63bに挿通され状態で側面カバー50を回動させる際に、可動側支持板51a,51bは、第1係止ピン62a,62bに接触しない構造となっている。
上述の通り、カラー複写機1に設けられた側面カバー50の開閉機構は、ネジ66を第1係止ピン62aから外し、側面カバー50を、第1係止ピン62a,62bを第1穴部52a,52bに挿通させて係止した状態から、第2係止ピン53a,53bを第2穴部63a,63bに挿通させて係止された状態へと切り替えることによって、装置本体1aに対して大きく開き、装置本体1aへの側面からのアクセスを容易とすることができる。
図7および図8に示す状態から、図1および図4に示す状態に戻すためには、上述した手順を逆に行えばよい。すなわち、図4,6,8を参照して説明すれば、図8に示す状態から、メンテナンス作業者は、側面カバー50を一定角度回動させ、可動側支持板51a,51bがそれぞれ固定側板61a,61bから離れるようにY方向にスライドさせることにより、第2係止ピン53a,53bと第2穴部63a,63bによる係止を解除する。次に、第1係止ピン62a,62bが第1穴部52a,52bに挿通され、かつ、第2係止ピン53a,53bが第3穴部64a,64bに挿通されるように、可動側支持板51a,51bをそれぞれ固定側板61a,61bに近接させて、図6の状態に保持する。そして、ネジ66をネジ穴65に螺合させ、その後、側面カバー50を装置本体側に回動させる。これにより、図4の状態に戻すことができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
カラー複写機の概略正面図。 カラー複写機の概略構成図。 側面カバーとその支持部の概略構造を示す斜視図。 固定側板と可動側支持板の矢視A1,A2平面図。 ジャム処理時の側面カバーの開閉状態を示す正面図。 固定側板と可動側支持板の別の矢視A1,A2平面図。 メンテナンス処理時の側面カバーの開閉状態を示す正面図。 固定側板と可動側支持板の別の矢視A1,A2平面図。
符号の説明
1…カラー複写機、1a…装置本体、11Y・11M・11C・11BK…画像形成部、12Y・12M・12C・12BK…感光体ドラム、50…側面カバー、51a,51b…可動側支持板、52a,52b…第1穴部、53a,53b…第2係止ピン、61a,61b…固定側板、62a,62b…第1係止ピン、63a,63b…第2穴部、64a,64b…第3穴部、65…ネジ穴、66…ネジ、67a,67b…凹部。

Claims (4)

  1. 印刷用紙を上昇搬送させながら画像形成を行う画像形成装置であって、
    装置本体の側面に設けられ,片面に画像形成された印刷用紙を両面印刷のために降下搬送する両面印刷ユニットと、
    前記両面印刷ユニットを保持する側面カバーと、
    前記側面カバーを装置本体に対して開閉する開閉機構とを具備し、
    前記開閉機構は、
    前記側面カバーを所定の開閉角度内で回動させるための一対の第1係止ピンおよび第1穴部と、
    前記側面カバーを前記開閉角度よりも大きい角度で回動させるための第2係止ピンおよび第2穴部と、
    前記第1係止ピンに着脱自在に設けられ、装着状態において前記側面カバーの脱離を防止する留め金と、を有し、
    前記留め金を前記第1係止ピンから外し、前記側面カバーを前記第1係止ピンに係止された状態から前記第2係止ピンに係止された状態へと切り替えることによって、前記側面カバーを前記装置本体に対して大きく開き、該装置本体への側面からのアクセスを容易とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1係止ピンが前記第1穴部に挿通された状態において、前記第2係止ピンを挿通させ、前記側面カバーの開閉動作の際に前記第2係止ピンの運動軌跡に沿って前記第2係止ピンを案内するための円弧状の形状を有する第3穴部をさらに有し、
    前記第2係止ピンが前記第3穴部の端部に係止されることにより、前記側面カバーの前記第1ピン回りの回動角度が制限されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 第1係止ピンは、同じ向きに先端が解放され、その軸方向が同一直線上にあるように装置本体に2本設けられ、かつ、前記第1穴部は前記側面カバーに設けられ、
    前記第2係止ピンは前記側面カバーに設けられ、かつ、前記第2穴部および前記第3穴部は装置本体に設けられ、
    前記側面カバーを前記第1係止ピンの軸方向にスライドさせることによって、前記第1係止ピンと前記第1穴部との係止および前記第2係止ピンと前記第3穴部との係止が同時に解かれ、前記第2係止ピンを前記第2穴部に挿通させて該第2穴部に係止させることにより、前記側面カバー装置本体に対して大きく開かれることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 印刷用紙を上昇搬送する上昇搬送路の一部を保持するとともに、装置本体に対して開閉自在な内部カバーをさらに具備し、
    前記側面カバーを開いた状態において、前記内部カバーは該側面カバーの開閉角度に応じた角度で開閉自在であることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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