JP4864102B2 - 流体送出装置用の流体コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒトまたは動物の身体の様々な部分に薬物などの流体を送出する装置で使用するのに適した流体コネクタに関する。詳細には、本発明は、薬物を脳へと送出するモジュール式の薬物分配装置で使用するのに適した雄および雌コネクタ部に関する。
いくつかの神経変性疾患、遺伝性神経疾患、脳腫瘍、および神経系の他の疾病の薬物処置は、血管系または脳脊髄液から脳質への薬物の移動を妨げる血液脳関門の存在によって損なわれる。血液脳関門を十分に越えない薬物の例には、ニューロトロフィン、モノクローナル抗体、遺伝子治療の送達のためのウイルス粒子などのタンパク質分子、ならびに腫瘍の処置のためのいくつかの細胞毒性薬が含まれる。
そのような薬物は、留置カテーテルを通じた実質への直接注入によって脳に送出することができる。カテーテルを出ると、薬物は、対流過程によって濃度勾配を下がって(すなわち拡散によって)、かつ/または圧力勾配を下がって、脳質内に分散する。大きな分子は拡散しにくいので、脳内への薬物送出は、薬物注入速度、ゆえに薬物が対流によって移動される程度を制御することによって、最もうまく調節することができる。対流される注入剤は、間質腔内を通るバルク流によってタンパク質やウイルス粒子などの大きな分子を運んで、選択された脳容積を満たすことになる。
いくつかの条件では、単一のカテーテルからの薬物送出の体積を最大にし、またさらに処置体積全体を通じて均質な薬物濃度を達成することが望ましい。これが達成される過程は、対流強化送達(convection enhanced delivery)と呼ばれる。これは、小さな外径を備えたカテーテルを挿入することによって達成することができる。例えば、特許文献1に記載のタイプのカテーテルを使用することができる。次いで、薬物は、組織損傷を引き起こさない最大許容速度で注入剤を優先的に間質液へと押し込む流量で、ただしまた、カテーテルと組織との境界面に沿った顕著な逆流を防ぐ流量で、注入することができる。
いくつかの神経学的状態では、中枢神経系の大きな体積へと薬物を送出することが望ましく、これらには、原発性または二次性脳腫瘍、遺伝性疾患、および多発性硬化症などの状態の処置が含まれることになり、中枢神経系のいずれの部分も罹患する虞がある。これらの状況では、所望の体積の組織を薬物で満たすために、多数のカテーテルを中枢神経系に植え込むことがしばしば望ましい。他の条件では、薬物の副作用を最小限に抑えるためにその薬物を特定の組織体積だけに制限することが望ましい場合があり、例えば、ドーパミン作動性ニューロンによるその再神経支配を促進するための、線条体へのGDNFの送達がある。これらの状況では、所望の処置体積は、単一のカテーテルおよび所望の体積だけを満たすように調節された流量によって満たすことができる。
様々な植込み式薬物送出システムが知られており、それらは、通常、腹部に植え込むことのできる薬物ポンプアセンブリと、薬物をポンプから必要とされる1つもしくは複数の解剖学的部位へと経路指定する1つもしくは複数の可撓性カテーテルとを含む。そのような植込み式ポンプの一例が記載されている(例えば、特許文献2参照)。
国際公開第2003/077758号パンフレット 米国特許出願公開第2003/0216714号明細書 英国特許出願GB0604929.0号明細書
しかし、一部の用途では、ポンプの長期的な植込みの必要を否定する、数ヶ月ごとなどの低頻度の反復処置が必要とされるので、薬物送出用のポンプを植え込むことは望ましくない。さらに、中枢神経系のかなりの部分への薬物送出を必要とする処置の場合、大量の、例えば50mlを超える注入剤が必要とされることがあり、それには、低頻度の使用には不適切である過度に大きなポンプリザーバを植え込む必要がある。さらに、一部の薬物は、体温で保管されたときに不安定となることがあり、ゆえに、植え込まれたリザーバ内でのそのような薬物の長期保管を妨げている。
外部ポンプアセンブリを使用して脳に間欠的に薬物を送出できるようにするために、臨床医は、いくつかの問題に直面している。最も重要な問題は、脳実質内カテーテルをポンプに連結するチュービングが皮膚から出る部位での感染の危険である。静脈系への薬物送出用のチュービングを、数ヶ月にわたって植え込み、その一例がヒックマン(Hickman)ラインである細心の無菌技術によってほぼ感染フリーのままにできることが知られているが、この解決策は、感染の結果がはるかに大きくなり、また間欠的治療が与えられる可能性のある期間が数年に及びうるので、脳への間欠的な薬物送出には適していない。
代替的な薬物送出の解決策は、皮膚を通じて針を皮下薬物注入ポートに通すこととすることができるが、皮膚は、清浄化できるが無菌にすることはできず、針が皮下注入ポートへと細菌を運ぶという些細とは言えない危険が残る。注入期間が何時間または数日間にわたって継続される場合、針の進路に沿った感染の危険が大幅に増大する。また、鋭い針が、それとともに皮膚屑を運ぶことがあり、これが脳へと運ばれる、あるいは対流強化送達に使用される非常に微細なチュービングを塞ぐ虞がある。さらに、対流強化送達のための注入圧力は、非常に微細な口径のカテーテルチュービングおよび延長チュービングが必要とされるので、比較的高いことがある。また、経皮針を注入ポート内で保持することも、これらの状況では懸念事項となる。さらに、中枢神経系内の多数の部位、例えば6以上の部位への薬物送出が必要とされる場合、これらの問題は、同様に倍増する。
本発明の第1の態様によれば、複数のルーメンを有するチュービング用の雄流体コネクタ部であって、相補的な雌流体コネクタ部に解放自在に連結可能であり、複数の中空針を含んでおり、中空針は、複数のルーメンを有するチュービングが雄流体コネクタ部に結合されたときに各中空針がチュービングの1つのルーメンと流体連通するように配置されており、雄流体コネクタ部は、さらに、中空針を関連した相補的な雌流体コネクタ部の対応する隔壁シールとユニークに位置合わせできるようにする位置合わせガイドを含む、雄流体コネクタ部が提供される。
ゆえに、本発明は、複数の中空針を含む雄流体コネクタ部に関する。各中空針は、その中を流体が通ることのできる通路または中央チャネルを画定する細長いチューブを含む。各中空針は、針がそれを通じて流体供給チューブに連結される近位端と、関連した雌コネクタ部の膜をそれが貫通できるような形状の(例えば、尖端へとテーパしたまたは剪断された)ものとすることのできる遠位端(もしくは先端)とを有することができる。針の先端のところ、および/または先端の近くの針の側部上に、開孔を設けることができる。複数の針をこの方式で設けると、相補的な雌コネクタ部との別個の複数の流体連結を実施できるようになる。このような多ルーメンコネクタによって、ある長さの複数の多ルーメンチュービングを必要に応じて迅速に連結かつ/または切離しできるようになる。このような雄流体コネクタ部は、また、無菌連結を実施できるようにし、通常、複数の単ルーメンコネクタ部を使用する配置よりも小型である。このタイプの雄流体コネクタ部は、後述するモジュール式流体送出装置、および我々の同時係属中の特許文献3の主題で使用するのに特に適しているが、また、様々な異なる医療および非医療用途でも使用することができる。
以上で概説したように、雄流体コネクタ部は、有利には、前記雄コネクタ部と相補的な雌流体コネクタ部とが係合されるときに前記雄流体コネクタ部と前記雌流体コネクタ部との位置合わせをもたらすために、位置合わせガイドを含む。位置合わせガイドは、コネクタの位置合わせを保証する物理的な位置合わせ機構を含むことができる。例えば、位置合わせガイドは、1つもしくは複数の突き出た位置合わせプロング、または相補的な位置合わせスロットおよび/もしくは溝などを含むことができる。位置合わせガイドは、また、針自体の相対的な位置決めによって提供することができる。あるいは、位置合わせガイドは、適切なコネクタ位置合わせを支援するために1つもしくは複数の視認可能なマーキングを含むこともできる。ゆえに、位置合わせガイドは、雄流体コネクタ部と雌流体コネクタ部とが1つに連結されたときに雄流体コネクタ部の中空針が雌流体コネクタ部のそれぞれの弾性膜とユニークに位置合わせされるように配置される。これは、雄および雌流体コネクタ部に取り付けられたチュービングの必要とされるルーメン間に流体連通が別個に確立されることを保証する。
好都合には、雄流体コネクタ部は、雌コネクタの相補的なねじ山に係合するねじ山を有するほぼ円筒状の部分を含む。有利には、雄流体コネクタ部のほぼ円筒状の部分は、雄流体コネクタ部の残りの部分に対して回転可能である。ゆえに、円筒状部分は、円筒状部分のねじ山が雌コネクタの相補的なねじ山に係合するときに回転可能な円筒状部分の回転が雄コネクタと雌コネクタとを係合させる作用をするような、ねじ山がその内表面上に形成された回転可能な円筒状部分とすることができる。この方式では、雄流体コネクタ部と雌流体コネクタ部とは、単純なねじ作用を使用して連結することができる。
有利には、前記複数の中空針それぞれの遠位先端は、円筒状部分によって閉囲された体積内に配置される。換言すれば、円筒状部分は、中空針を収容し、それによって連結前または連結時のそのような針の不慮の損傷を防ぐ。
好ましくは、前記複数の中空針それぞれの長手軸は、前記円筒状部分の長手軸にほぼ平行である。雄流体コネクタ部が1つもしくは複数の突き出た位置合わせプロングを有する位置合わせガイド手段を含む場合、突き出た各位置合わせプロングの長手軸を、やはり前記円筒状部分の長手軸にほぼ平行とすることができる。さらに、前記1つもしくは複数の位置合わせプロングのうちの1つを、好都合には前記円筒状部分とほぼ同軸上に位置合わせすることができる。
有利には、各位置合わせプロングの遠位端は、円筒状部分によって閉囲された体積を越えて突き出る。換言すれば、位置合わせプロングの遠位端は、雄流体コネクタ部のケーシングを越えて延びるように配置することができる。好ましくは、雄および雌コネクタ部の向きをユニークに位置合わせできるように、少なくとも2つの位置合わせプロングが設けられる。この配置によって、(1つもしくは複数の)位置合わせプロングが対応する雌流体コネクタ部の陥凹部に進入できるようになり、それによって、中空針が雌コネクタ部の弾性膜と接触する前に雄部分と雌部分とを角度方向および軸方向に位置合わせする。後述するように、これは、連結過程で中空針に横方向の力が加わるのを防ぐ。
複数の中空針および位置合わせプロングは、好ましくは第1のパターンで配置される。例えば、それらは、円筒状部分の長手軸から特定の径方向距離に角度的に均等に変位させることができる。必要に応じて他の任意の構成が可能である。以下で概説するように、雌流体コネクタ部は、好ましくは、前記第1のパターンに相補的なパターンを呈する一連の陥凹部および弾性膜(隔壁シール)を有するように構成される。
多種多様な異なる材料を使用して中空針を形成することができる。中空針は、異なる材料の組合せから形成することができ、またさらに、必要に応じて外表面および/または内表面上に1つもしくは複数のコーティングを含むことができる。例えば、中空針は、好都合には、シリカ、ステンレス鋼、タングステン、炭化タングステン、チタン、炭化チタン、セラミック、およびプラスチックのうちの少なくとも1つを含むことができる。中空針は、好都合には、それぞれ、流体キャリングチューブ(例えば、ある長さの関連した1本のチュービングからの)をその中に配置できる中空コアを含むことができる。後述する好ましい一実施形態では、中空針は、ステンレス鋼から形成され、流体がその中を通ることのできる内側のシリカコアを含む。シリカは、異物(例えば細菌)の蓄積を起こしにくいので有利である。
雄流体コネクタ部は、必要なだけ多くの中空針を含むことができる。多ルーメンチューブが前記雄流体コネクタ部のところで終端する場合、コネクタ部は、前記ルーメンそれぞれとの別個の流体リンクを確立するために十分な中空針を含むことができる。雄流体コネクタ部は、最大数の針を保持するように構成することができるが、使用されるときには、必要に応じて前記最大数よりも少ない針を収めるように構成することができる。雄流体コネクタ部は、好ましくは、少なくとも3本の中空針、少なくとも4本の中空針、少なくとも5本の中空針、少なくとも6本の中空針、少なくとも7本の中空針、少なくとも8本の中空針、少なくとも10本の中空針、または少なくとも15本の中空針を含む。
有利には、雄流体コネクタ部は、複数のルーメンを含むチュービングを受けるように構成されており、各ルーメンと前記複数の中空針のうちの関連した1つとの間に流体連通がもたらされる。雄コネクタ部は、また、複数のルーメンを有するある長さの1本のチュービングに(例えば永久的に)取り付けることができ、各ルーメンは、前記中空針のうちの1つと流体連通する。チュービングは、例えば、複数のチューブを収めたシースを含むことができる。そのような場合、シースは、短縮(cut back)することができ、中空針の近位端は、各チューブに取り付けることができる。シースは、また、その端部に成型された、または取り付けられた、チュービングがコネクタから引き出されるのを防ぐ部分を有するように構成することができる。シースは、また、必要に応じて強化できるが、チュービングは、好ましくは可撓性である。また、外側の保護シース内で摺動可能である内側の多ルーメン束を有する、ある長さの1本のチュービング(例えば、複数の別個のチューブまたは多ルーメンチューブ)を設けることができる。これで、外側のシースが体内に植え込まれた後でも、内側の多ルーメン束を外側のシースに挿入する、または外側のシースから引き出すことができる。これによって、(例えば、ルーメンが塞がったもしくは漏れ始めた場合に)内側の多ルーメン束を容易に交換できるようになる。
本発明の第2の態様によれば、複数のルーメンを有するチュービング用の雌流体コネクタ部であって、相補的な雄流体コネクタ部に解放自在に連結可能であり、複数のチャンバを含んでおり、各チャンバは、中空針をそれに通すことのできる隔壁シールを含んでおり、複数のルーメンを有するチュービングが雌コネクタ部に結合されたときに、各ルーメンは、前記チャンバのうちの1つと流体連通し、雌流体コネクタ部は、さらに、隔壁シールを関連した相補的な雄流体コネクタ部の対応する中空針とユニークに位置合わせできるようにする位置合わせガイドを含む、雌流体コネクタ部が提供される。
ゆえに、本発明は、また、中空針をそれに通すことのできる弾性膜を各チャンバが含む、複数のチャンバを含む雌流体コネクタ部を提供する。このような雌コネクタ部は、前述のタイプの雄コネクタ部に連結することができる。雌流体コネクタ部の各チャンバは、出口チューブのルーメンと流体連通することができ、弾性膜(すなわち、隔壁シール)は、雄コネクタの中空針をそれに通すことのできる再封止可能な壁を提供するように構成されており、それによって中空針のコアとチャンバとの間に流体連通を確立する。
以上で概説したように、雌流体コネクタ部は、好ましくは位置合わせガイドを含む。位置合わせガイドまたは位置合わせガイド手段は、前記雌流体コネクタ部と相補的な雄流体コネクタ部とが係合されるときに前記雌流体コネクタ部と前記雄流体コネクタ部との位置合わせをもたらすように構成することができる。位置合わせガイドは、物理的機構とすることができ、例えば、雌流体コネクタ部の位置合わせガイドは、関連した雄流体コネクタ部の位置合わせプロングを受ける少なくとも1つの細長い陥凹部を含む。位置合わせガイドは、代替的に少なくとも1つの視認可能なマーキングを含むこともできる。そのようなガイド手段については、雄コネクタ部に関して以上でより詳細に説明されている。また、雄コネクタ部の位置合わせガイドが雌コネクタの(1つもしくは複数の)位置合わせプロングを受ける1つもしくは複数の陥凹部を含むことができることにも留意すべきであり、「雄」および「雌」コネクタ部の定義は、本明細書では、恣意的に中空針の存在の有無だけに基づく。
有利には、雌流体コネクタ部は、雄コネクタの相補的なねじ山に係合するねじ山を有する第2の円筒状部分を含む。関連した雄流体コネクタ部の位置合わせプロングを受ける少なくとも1つの細長い陥凹部を含む位置合わせガイド手段が設けられる場合、前記少なくとも1つの細長い陥凹部の長手軸は、好ましくは前記第2の円筒状部分の長手軸にほぼ平行である。好都合には、相補的な雄流体コネクタ部の回転可能なねじ山が雌コネクタのねじ山部分に係合してそのねじ山部分に対して回転されるときに、関連した雄コネクタ部の中空針は、前記弾性膜の平面にほぼ垂直な方向だけに平行移動される。この方式では、関連した雄流体コネクタ部の中空針の大きな横方向の運動が妨げられ、これが、連結が行われるときにそのような針が剪断せず、折れず、曲がらないことを保証する。
好都合には、雌流体コネクタ部は、各チャンバの隔壁シールにそれらを通じて接近できる複数の開孔を含む環状の末端部分を有する外側ケーシングを含む。有利には、各チャンバの弾性膜は、環状の末端部分の内側表面に当てて保持された共通の環状弾性部材によって提供される。そのような共通の環状弾性部材は、位置合わせガイドの1つもしくは複数の陥凹部と位置合わせされた1つもしくは複数の開孔を含むことができる。
有利には、雌流体コネクタ部は、複数のルーメンを含むチュービングを受けるように構成されており、各ルーメンと前記チャンバのうちの関連したものとの間に流体連通がもたらされる。チュービングのルーメンの数は、チャンバの数に等しいものとすることができる。雌流体コネクタ部は、各ルーメンが前記チャンバのうちの1つと流体連通する、複数のルーメンを有するある長さの1本のチュービングに取り付けることができる。
好ましくは、各チャンバの隔壁シールまたは弾性膜は、ゴム引きされた(rubberised)材料を含む。有利には、隔壁は、前記膜に針が挿通されていないときに流体が前記膜を通って出ていくのを防ぐ流体シールを提供するように構成される。この方式では、自己封止式の雌コネクタ部が提供される。
本発明によれば、前述のタイプの雄流体コネクタ部と雌流体コネクタ部とを含むコネクタを提供することができる。また、本発明の第3の態様によれば、複数のルーメンを有するチュービング用のコネクタであって、複数の中空針を含む雄部分と、前記複数の中空針をそれらに通すことのできる複数の隔壁シールを含む雌部分とを含んでおり、雄流体コネクタ部と相補的な雌流体コネクタ部とが係合されるときに雄部分の中空針と雌流体コネクタの規定の隔壁シールとをユニークに位置合わせする位置合わせガイドを含む、コネクタが提供される。コネクタは、医療用コネクタとすることができ、例えば、後述するモジュール式の流体送出装置の一部として植え込むのに適したものとすることができる。
さらに、前述したタイプの雄流体コネクタ部、雌流体コネクタ部、およびコネクタのうちの少なくとも1つを含む、コネクタ装置キットを提供することができる。キットは、さらに、ある長さの1本のチュービング、カテーテル、流体ポンプ、および前記コネクタ部品を収容する植込み式ハウジングのうちの少なくとも1つを含むことができる。
ここで本発明について、単なる一例として、添付図面に即して説明する。
図1を参照すると、被術者の脳に薬物を送出する装置が示されている。装置は、モジュール式であり、第1の部分2と、第2の部分4とを含む。
装置の第1の部分2は、7ルーメン雌コネクタ部8を植込み式流体ルータ10に結合させる第1の7ルーメンチューブ6を含む。流体ルータ10は、7つの流出口11a〜11gを有する。各流出口11は、ある長さの1本の単ルーメンチュービング14を通じて関連カテーテル12に連結される(図1ではそのようなカテーテルが1本だけ示されていることに留意する)。装置の第2の部分は、7ルーメン雄コネクタ部18を外部流体ルータ20に結合させる第2の7ルーメンチューブ16を含む。外部流体ルータ20は、7つの流入口22a〜22gを有しており、各流入口は、関連ポンプアセンブリから加圧流体を受け取るのに適している。
第2の部分の7ルーメン雄コネクタ部18は、第1の7ルーメンチューブ6および第2の7ルーメンチューブ16の各ルーメン間に流体連通を確立できるように、第1の部分の7ルーメン雌コネクタ部8と対合するように構成される。この方式では、7つのルータ流入口22それぞれと関連カテーテル12との間に流体連通が別個に確立される。
図2および図3を参照すると、被術者30の脳に薬物を送出するように配置されたときの図1の装置が示されている。具体的には、図2は、被術者の上半身を示しており、図3は、その被術者の頭部の最上部の拡大図を与える。
装置の第1の部分2は、被術者30の体内に完全に植え込まれており、通常、処置過程の継続期間(薬物送出の多数の期間を含めることができる)中は体内(in situ)にとどまることになる。装置の第1の部分2の植込みは、必然的に、脳実質間(interparenchymal)カテーテル12の先端が脳内の必要とされる場所に慎重に位置決めされる、複雑な外科的処置を伴う。この処置は、また、様々な長さの複数の単ルーメンチュービング14の植込み、頭骨への植込み式流体ルータ10の据付け、および頭皮から胸部までの第1の多ルーメンチューブ6の皮下トンネリングを必要とする。
植込み式流体ルータ10、単ルーメンチュービング14、および被術者の頭部への外科的植込み後のカテーテル12の近位端の詳細図が、図3に与えられている。図3に示される7本のカテーテルの配置は、脳全体への薬物の送出を可能にする。左および右前頭葉に薬物を送出するために、2本のカテーテル(F1およびF2)が挿入される。左および右頭頂後頭葉への送出を可能にするために、他のカテーテル対(P1およびP2)が挿入される。左および右側頭後頭葉に薬物を送出するように、さらに2本のカテーテル(T1およびT2)が挿入され、白質トラックを通って小脳へと薬物を下がらせるために、カテーテル(Ps)が脳橋に挿入される。
装置の第2の部分4の7ルーメン雄コネクタ部18は、装置の第1の部分2の7ルーメン雌コネクタ部8に連結される。コネクタは、被術者に(例えば縫合によって)アンカー固定できるハウジング36内で保持される。ある長さの第2の7ルーメンチュービングは、胸(thorax)(例えば、胸部(chest))の切開32内に通され、外部流体ルータ20の各流入口22が、外部ポンプアセンブリ34の流体流出口に連結される。チュービング16が中枢神経系(CNS:central nervous system)からかなりの距離にある解剖学的場所で身体に進入するので、開孔における感染がCNSに到達する可能性は、最小限に抑えられる。
植え込まれた後には、装置は、ポンプアセンブリ4の7つの流出口それぞれから7本のカテーテル18のうちの関連したものへの別個の流体経路を提供する。これによって、流体を必要に応じて7本のカテーテルのうちのいずれか1本に経路指定できるようになる。ゆえに、薬物送出プロファイル(例えば、薬物濃度、流体圧力、流量など)は、外部ポンプアセンブリ34を適切にプログラムすることにより、臨床医によって必要に応じて設定することができる。ポンプアセンブリ34は、いずれか所望の方式で流体をカテーテルに送り出すように構成することができ、例えば、薬物は、異なるカテーテルに順次にまたは同時に送出することができる。
図2に示されるように、ポンプアセンブリは、7つの異なる流出口を含んでおり、各流出口は、ルータ流入口22のうちの1つに連結される。このような外部ポンプアセンブリを設けることによって、短い半減期を有する、かつ/または低い温度で保管しなければならない、かつ/または大量に送出しなければならない薬物の投与が可能になる。外部ポンプは、また、故障または誤動作の場合に容易に接近可能である(植え込まれたポンプに比べて)という利点を有する。
本明細書に記載のモジュール式装置によって、薬物の送出がもはや必要ないときに装置の第2の部分4を装置の第1の部分2から切り離せるようになる。第2の部分4の除去は、胸部切開を再び開き、装置の第1の部分と第2の部分とが切り離される、比較的単純な外科的処置を伴う。その後、薬物のさらなる投与量が送出されるべきときには、このような手順を逆にすることによって、第2の部分4を第1の部分2に再連結することができる。
ゆえに、該装置によって、装置の第1および第2の部分が前述のように植え込まれる、最初のかなり複雑な外科的処置を実施できるようになる。次いで、必要な薬物の第1の用量を与えることができ、その後、被術者から装置の第2の部分を除去するために比較的単純な外科的処置を実施することができる。装置の第2の部分が除去された後、被術者は、一時的に医療ケアから解放されることがあり、装置の残っている第1の部分が完全に体内に植え込まれるので、感染を防ぐために無菌状態に保たれる必要のある、身体から出ているチューブが存在しない。適切な期間後、被術者は、胸部に切開を作り、装置の第2の部分を装置の第1の部分に再連結することを伴う、やはり比較的単純な、さらなる外科的処置を受けることができる。この後、必要とされる(1つもしくは複数の)薬物のさらなる用量の投与と、それに続く、装置の第2の部分の外科的除去とを実施することができる。これは、必要なだけ多くの回数を必要なだけ頻繁に繰り返すことができる。処置が完全に成功した場合、装置の第1の部分も被術者から除去することができる。
ここで、図4から6を参照して、7ルーメン雄コネクタ部18および関連した7ルーメンチュービング16の構造について説明する。
コネクタ部18によって受けられたチュービング16は、7本の単ルーメンチューブ44の束がその中で保持される、外側のケーブルシース40を含む。ケーブルシースは、また、径方向に延びる末端部分42を含む。雄コネクタ部18は、その中にチュービング16が通される開孔を有するエンドキャップ部分46を含む。ケーブルシース40の径方向に延びる末端部分42は、ケーブルがエンドキャップ部分46の開孔を通って引き戻されるのを防ぐように構成される。7本の単ルーメンチューブ44は、エンドキャップ部分46内で扇形に広がり、それぞれ中空針47へと経路指定される。明瞭にするために、図4および図6では単一の針しか示されていないことに留意すべきである。
各中空針47は、弾力性のある、好ましくは剛性の材料から形成される。ゆえに、中空針47は、金属またはいずれか適切な材料から形成することができ、例えば、中空針は、ステンレス鋼、タングステン、炭化タングステン、チタン、炭化チタン、プラスチックなどを含むことができる。図4の差込み図に示されるように、各単ルーメンチューブ44は、保護プラスチック被覆51によって取り囲まれた内側の溶融シリカチューブ49(すなわち、ルーメンを画定する)を含む。単ルーメンチューブ44を針47に連結するために、各チューブ44の遠位端のところの領域から被覆51が除去される。各針47は、内側の溶融シリカチューブ(被覆をもたない)が針の遠位端(または先端)へと走る中空コア53内を通ることができるように配置され、またさらに、その近位端のところに、被覆51がそれに取り付けられたシリカチューブ49を受ける開孔55を含む。チュービング44(被覆がその端部から剥ぎ取られた)は、ゆえに、被覆が開孔55を満たすまで針に挿入することができ、チューブ44の端部のところのシリカコアの露出した長さは、また、中空針の先端を拡張させるのに十分に長いものにすることができる。挿入された後には、チュービングは、接着剤または他のいずれか適切な取付手段を使用して針47に結合させることができる。この方式では、流体シールを容易に確立することができる。
雄コネクタ部は、また、中央の開孔と、中央の開孔の周りに角度的に離隔されたさらなる8つの放射状開孔とを有する、保持ブロック48を含む。第1の位置合わせプロング50が、保持ブロック48の中央の開孔内で保持され、第2の位置合わせプロング52が、保持ブロック48の放射状開孔のうちの1つの中で保持される。7本の針47は、保持ブロック48の残りの放射状開孔内で保持される。針47ならびに位置合わせプロング50および52は、いずれか適切な手段によって(例えば、接着剤、溶接、結合によって、または適切な固定具などを用いて)、保持ブロック48に固定することができる。また、エンドキャップ部分46を保持ブロック48に固定するために、ねじ54が設けられる。
また、保持ブロック48に回転可能に据え付けられた円筒状ケーシング部分56も設けられる。円筒状ケーシング部分56は、雌コネクタ部の相補的なねじ山と対合する内ねじ山58を有する。コネクタ部18は、7本の突き出た針47と、2つの位置合わせプロング50および52とが、円筒状ケーシング部分56の中心軸にほぼ平行な方向に延びるように配置される。針47は、円筒状ケーシング部分56の端部よりも先には延びないように配置されており、それによって針が誤って破損または損傷する可能性を低減している。第1および第2の位置合わせプロング50および52は、円筒状ケーシング56を越えて延びるように配置され、第1の(中央の)位置合わせプロング50は、コネクタ部から第2の位置合わせプロングよりも遠くまで延びるように配置される。第1および第2の位置合わせプロングならびに関連した針の放射状の配置は、図4の線I−Iに沿った断面図である図5に詳細に示されている。
図7および図8を参照すると、前述の雄コネクタ部18に相補的な7ルーメン雌コネクタ部8の構造が示されている。
雌コネクタ部8によって受けられたチュービング6は、7本の単ルーメンチューブ72の束がその中で保持される、外側のケーブルシース70を含む。ケーブルシースは、また、径方向に延びる末端部分74を含む。
雌コネクタ部8は、その中にチュービング6が通される開孔を有するエンドキャップ76を含む。ケーブルシース70の径方向に延びる末端部分74は、ケーブルがエンドキャップ76の開孔を通って引き出されるのを防ぐように構成される。7本の単ルーメンチューブ72は、エンドキャップ部分76内で扇形に広がるように構成される。
また、中央の開孔と、中央の開孔の周りに角度的に離隔されたさらなる8つの放射状開孔とを有する、キャビティブロック78も設けられる。キャビティブロック78の9つの開孔の相対的な位置は、相補的な雄コネクタ部18の保持ブロック48の開孔の位置に合致されている。第1の管状部分80および第2の管状部分82が、それぞれ、キャビティブロックの中央の開孔およびキャビティブロック78の放射状開孔内に配置される。他の7つの放射状開孔は、それぞれ、単ルーメンチューブ72の端部を受ける。単ルーメンチューブ72の端部と第1および第2の管状部分80および82とは、適切な固定手段77によって(例えば、接着剤、溶接、結合を使用して、または適切な固定具などを用いて)、キャビティブロック78の開孔内で保持される。固定手段77は、また、単ルーメンチューブ72とキャビティブロックの関連開孔との間に流体シールを提供する。
ねじ88は、エンドキャップ部分76およびねじ山付き末端部分86を通り抜けてキャビティブロック78に到達し、それによってそのような諸コンポーネントを離隔された固定関係で保持する。また、環状ゴム栓84が、ねじ山付き末端部分86内で保持され、キャビティブロック78の端部と係合させられている。ゴム栓84は、第1および第2の管状部分80および82がそれらを通り抜けるように位置合わせされた2つの開孔を有する。ねじ山付き末端部分86は、キャビティブロック78の開孔の配置に合致する開孔の配置と、雄コネクタ部18のねじ山に係合するのに適した外ねじ山とを有する。
ゆえに、組み立てられた雌コネクタ部8は、針を受ける封止された(すなわち、ゴム栓84によって封止された)7つの開孔と、相補的な雄コネクタ部の位置合わせプロングを受ける2つの開孔とを含む。位置合わせプロングを受ける開孔は、封止された開孔よりも大きな直径をもつように構成される。封止された開孔のうちの1つに挿入される針は、ゴム栓84を通り抜け、キャビティブロックの関連キャビティに進入する。この方式では、針とそのキャビティによって保持される関連した単ルーメンチューブとの間に流体連通を確立することができる。そのような針がないときには、開孔は、ゴム栓84によって封止され、ゆえに関連チューブ内へのまたは関連チューブ外への流体の通過を防ぐ。
図9を参照すると、図4から6に即して記載したタイプの雄コネクタ部18が、図7および図8に即して記載したタイプの雌コネクタ部8と対合し、したがってコネクタ100を形成しているときの様子が示されている。雌コネクタ部8が雄コネクタ部18と対合された後には、第1および第2の7ルーメンチューブ6および16の7つのルーメン間に別個の7つの流体連結が確立される。図9の破線90は、第2の7ルーメンチューブ16のうちの1つのルーメンから、中空針47を通り、第1の7ルーメンチューブ6の関連ルーメンに到達する流路を示す。
雄コネクタ部18は、以下の方式で雌コネクタ部8に連結することができる。初めに、雄コネクタ部の中央の位置合わせプロング50は、雌コネクタの中央の第1の管状部分80内に配置される。次いで、雄コネクタ部は、第2の位置合わせプロング52が第2の管状部分82に進入するまで、雌コネクタ部に対して回転される。この時点で、雄コネクタ部18の円筒状ケーシング56は、その内ねじ山58が雌コネクタ部8のねじ山付き末端部分86の相補的なねじ山に係合するように回転される。雄コネクタ部18の円筒状ケーシング56のさらなる回転は、針47をゴム栓84内に押し込み、キャビティブロックのキャビティに到達させる。位置合わせプロングが管状部分と位置合わせされた後には、ねじ山を締め付けると、針を雄および雌コネクタ部の長手軸にほぼ平行な方向に移動させることに留意すべきである。換言すれば、針は、ゴム栓にほぼ垂直な方向から、すなわち、そのような針を変形させるまたは折る虞のある大きな横方向の運動なしに、そのゴム栓内に押し込まれる。
雌コネクタ部8のねじ山付き末端部分86から円筒状ケーシング56のねじを外すと、やはり大きなその後の運動なしに、ゴム栓を通じた針47の引き戻しが引き起こされる。切り離された後には、ゴム栓84は、再びキャビティブロック78の各キャビティを封止する作用をし、それによって流体が第1の7ルーメンチューブ6から出ていくのを防ぐ。
ここで図10から12を参照すると、図2に即して前述したタイプのハウジング36が示されている。具体的には、図10は、コネクタ100がその中で保持されたハウジング36を貫く平面図を示しており、図11は、図10の線II−IIに沿った断面図を与える。図12は、保持されたコネクタがない、ハウジングの他の図を提供する。
ハウジング36は、前述のタイプのコネクタ100を保持して閉囲するように設計される。コネクタは、第1の7ルーメンチューブ6および第2の7ルーメンチューブ16のルーメン間に流体連結を提供する。ハウジングは、また、例えば縫合を使用して、ハウジング36をそれが植え込まれたヒトもしくは動物の身体に固定する、取付フランジ102を含む。
薬物送出装置の植込み後の被術者の運動を可能にするために、ハウジングは、また、ある長さの1本の第1のチュービング6を緩く巻いたものがその中に配置される内部キャビティ104を含む。チュービング6は、開孔106を通ってハウジング36から出るように配置される。そのような巻きを設けると、被術者が自由に動けるようになり、チュービングを巻いたものは、そのような運動により必要に応じて伸び縮みする。薬物送出装置の第1および第2の部分の容易な連結および切離しを可能にするために、ハウジングは、ねじ108によって基部に固定された押上げ式の蓋(flip top)を含むことができる。ねじ108を外すと、ハウジングの内部キャビティ、したがってコネクタ100への接近が可能となる。
ここで図13を参照すると、第1の7ルーメンチューブ6を頭皮から胸部まで皮下にトンネリングする、外科的導入装置が示されている。導入装置は、その近位端のところのハンドル124と、その遠位端に取り付けられた擬似雄コネクタ部118とを有する、ある長さの1本の変形可能な可撓性材料122を含む。
擬似雄コネクタ部118は、それが針47を含まず、7ルーメンチューブ16に連結されていない点を除いて、以上で図4〜6に即して記載した雄コネクタ部18に類似である。ゆえに、擬似雄コネクタ部118は、図7および図8に即して記載したタイプの雌コネクタ部8にそれを物理的に取り付けられるようになる、回転可能な円筒状部分と位置合わせプロングとを含む。ただし、雌コネクタ部8を擬似雄コネクタ部118に取り付けても、雌コネクタ部8のゴム栓によってもたらされる流体シールは壊れない。
また、擬似雌コネクタ部120も設けることができる。擬似雌コネクタ部120は、擬似雄コネクタ部118に係合することになるねじ山と、擬似雄コネクタ部118の位置合わせプロングを受ける開孔とを有する。擬似雄コネクタ部118の遠位端は、円錐形である。
導入装置は、以下の方式で使用される。初めに、被術者の頭皮に切開が作られて、カテーテル12および植込み式流体ルータ10などを必要に応じて植え込めるようにする。次いで、被術者の胸部に切開が作られる。擬似雌コネクタ部120は、導入装置の擬似雄コネクタ部118に取り付けられる。次いで、導入装置は、胸部切開に挿入され、頭皮切開に向かって上方に押される。導入装置の遠位端が頭皮切開を通って被術者から出た後には、擬似雌コネクタ部120は、擬似雄コネクタ部118から取り外される。次いで、薬物送出装置の第1の部分2の雌コネクタ部8は、擬似雄コネクタ部118に連結され、導入装置は、胸部切開を通って引き戻される。この引き出しは、雌コネクタ部8と取り付けられた第1の7ルーメンチュービング6とを頭皮から胸部に引く。次いで、擬似雄コネクタ部118は、雌コネクタ部8から切り離すことができ、雄コネクタおよび雌コネクタは、連結させて、ハウジング36内に配置できるコネクタ100を形成することができる。
植え込まれた後には、前述のモジュール式装置は、多種多様な異なる処置に使用することができる。図14を参照すると、脳への対流強化送達のためのいくつかの可能な用途が与えられている。具体的には、薬剤のタイプと、そのような薬剤を送出するために必要とされる外径0.2mmのカテーテルの数とが示されている。特定の状況では、送出レジメンは、連続送出を必要とすることがあるが、他の処置は、パルス状(ボーラス)送出を必要とすることがある。図14のリストが決して網羅的なものではないことに留意すべきである。前述のタイプの装置を使用できる多数の用途が、当業者には理解されよう。
以上の装置は、特に、7本のカテーテルを通じた脳への薬物の送出について記載している。やはり、これらの特徴のいずれも本発明の必須要素ではないことに留意すべきである。中枢神経系に薬物を送出するのに特に適しているものの、前述の装置は、ヒトまたは動物の身体のいずれの部分にいずれのタイプの流体を送出するためにも使用することができる。さらに、装置は、外部ポンプから内部に植え込まれたカテーテルまでの任意の数の流体経路を含むことができる。
モジュール式の薬物送出装置を示す図である。 被術者に植え込まれた図1の装置を示す図である。 図2の被術者の頭部の拡大図である。 雄コネクタ部に沿った断面図である。 図4の雄コネクタ部の断面図である。 図4および図5に示されたタイプのコネクタ部の分解組立図である。 雌コネクタ部に沿った断面図である。 図7に示されるタイプのコネクタ部の分解組立図である。 図7および図8の雌コネクタ部に連結された図4から6の雄コネクタ部を示す図である。 コネクタを保持する植込み式ハウジングの切欠平面図である。 図10のハウジングの断面図である。 図10および図11のハウジングの外部形状を示す図である。 導入装置を示す図である。 図1から12の装置を使用して送出できる様々な薬物を列挙する図である。

Claims (31)

  1. 複数のルーメンを有するチュービング用の雄流体コネクタ部であって、相補的な雌流体コネクタ部に解放自在に連結可能であり、
    複数の中空針を含んでおり、前記中空針は、複数のルーメンを有するチュービングが前記雄流体コネクタ部に結合されたときに各中空針が前記チュービングの1つのルーメンと流体連通するように配置されており、前記雄流体コネクタ部は、さらに、
    前記中空針を関連した相補的な雌流体コネクタ部の対応する隔壁シールとユニークに位置合わせできるようにする位置合わせガイドを含むことを特徴とする雄流体コネクタ部。
  2. 前記位置合わせガイドは、1つもしくは複数の突き出た位置合わせプロングを含むことを特徴とする請求項1に記載の雄流体コネクタ部。
  3. 前記位置合わせガイドは、1つもしくは複数の視認可能なマーキングを含むことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の雄流体コネクタ部。
  4. 雌コネクタの相補的なねじ山に係合するねじ山を有するほぼ円筒状の部分を含むことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の雄流体コネクタ部。
  5. 前記ほぼ円筒状の部分は、前記円筒状部分の前記ねじ山が雌コネクタの相補的なねじ山に係合するときに回転可能な円筒状部分の回転が前記雄コネクタと前記雌コネクタとを係合させる作用をするような、ねじ山がその内表面上に形成された前記回転可能な円筒状部分であることを特徴とする請求項4に記載の雄流体コネクタ部。
  6. 前記複数の中空針それぞれの遠位先端は、前記円筒状部分によって閉囲された体積内に配置されることを特徴とする請求項4から5のいずれか一項に記載の雄流体コネクタ部。
  7. 前記複数の中空針それぞれの長手軸は、前記円筒状部分の長手軸にほぼ平行であることを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の雄流体コネクタ部。
  8. 1つもしくは複数の突き出た位置合わせプロングを有する位置合わせガイドを含んでおり、突き出た各位置合わせプロングの長手軸は、前記円筒状部分の長手軸にほぼ平行であることを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載の雄流体コネクタ部。
  9. 前記1つもしくは複数の位置合わせプロングのうちの1つは、前記円筒状部分とほぼ同軸上に位置合わせされることを特徴とする請求項8に記載の雄流体コネクタ部。
  10. 各位置合わせプロングの遠位端は、前記円筒状部分によって閉囲された体積を越えて突き出ることを特徴とする請求項8から9のいずれか一項に記載の雄流体コネクタ部。
  11. 前記複数の中空針および前記位置合わせプロングは、第1のパターンで配置されることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の雄流体コネクタ部。
  12. 前記複数の中空針は、シリカ、ステンレス鋼、タングステン、炭化タングステン、チタン、炭化チタン、セラミック、およびプラスチックのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の雄流体コネクタ部。
  13. 各中空針は、チューブをその中に配置できる中空コアを含むことを特徴とする請求項12に記載の雄流体コネクタ部。
  14. 少なくとも5本の中空針を含むことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の雄流体コネクタ部。
  15. 各中空針は、その側部および/または遠位端に開孔を有することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の雄流体コネクタ部。
  16. 複数のルーメンを有するある長さの1本のチュービングに取り付けられており、各ルーメンは、前記中空針のうちの1つと流体連通することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の雄流体コネクタ部。
  17. 複数のルーメンを有するチュービング用の雌流体コネクタ部であって、相補的な雄流体コネクタ部に解放自在に連結可能であり、
    複数のチャンバを含んでおり、各チャンバは、中空針をそれに通すことのできる隔壁シールを含んでおり、複数のルーメンを有するチュービングが雌コネクタ部に結合されたときに、各ルーメンは、前記チャンバのうちの1つと流体連通し、前記雌流体コネクタ部は、さらに、
    前記隔壁シールを関連した相補的な雄流体コネクタ部の対応する中空針とユニークに位置合わせできるようにする位置合わせガイドを含むことを特徴とする雌流体コネクタ部。
  18. 前記位置合わせガイドは、関連した雄流体コネクタ部の位置合わせプロングを受ける少なくとも1つの細長い陥凹部を含むことを特徴とする請求項17に記載の雌流体コネクタ部。
  19. 前記位置合わせガイドは、少なくとも1つの視認可能なマーキングを含むことを特徴とする請求項17から18のいずれか一項に記載の雌流体コネクタ部。
  20. 雄コネクタの相補的なねじ山に係合するねじ山を有する第2の円筒状部分を含むことを特徴とする請求項17から19のいずれか一項に記載の雌流体コネクタ部。
  21. 前記位置合わせガイドは、関連した雄流体コネクタ部の位置合わせプロングを受ける少なくとも1つの細長い陥凹部を含んでおり、前記少なくとも1つの細長い陥凹部の長手軸は、前記第2の円筒状部分の長手軸にほぼ平行であることを特徴とする請求項20に記載の雌流体コネクタ部。
  22. 相補的な雄流体コネクタ部の回転可能なねじ山が前記雌コネクタの前記ねじ山部分に係合して前記ねじ山部分に対して回転されるときに、前記関連した雄コネクタ部の中空針は、前記隔壁シールの平面にほぼ垂直な方向だけに平行移動されることを特徴とする請求項21に記載の雌流体コネクタ部。
  23. 各チャンバの前記隔壁シールにそれらを通じて接近できる複数の開孔を含む環状の末端部分を有する外側ケーシングを含むことを特徴とする請求項17から22のいずれか一項に記載の雌流体コネクタ部。
  24. 各チャンバの前記隔壁シールは、環状の末端部分の内側表面に当てて保持された共通の環状弾性部材によって提供されることを特徴とする請求項23に記載の雌流体コネクタ部。
  25. 各チャンバの前記隔壁シールは、ゴム引きされた材料を含むことを特徴とする請求項17から24のいずれか一項に記載の雌流体コネクタ部。
  26. 前記隔壁シールは、前記隔壁シールに針が挿通されていないときに流体が前記隔壁シールを通って出ていくのを防ぐ流体シールを提供するように配置されることを特徴とする請求項17から25のいずれか一項に記載の雌流体コネクタ部。
  27. 複数のルーメンを有するある長さの1本のチュービングに取り付けられており、各ルーメンは、前記チャンバのうちの1つと流体連通することを特徴とする請求項17から26のいずれか一項に記載の雌流体コネクタ部。
  28. 請求項1から16のいずれか一項に記載の雄流体コネクタ部と、請求項17から27のいずれか一項に記載の雌流体コネクタ部とを含むことを特徴とするコネクタ。
  29. 複数のルーメンを有するチュービング用のコネクタであって、複数の中空針を含む雄部分と、前記複数の中空針をそれらに通すことのできる複数の隔壁シールを含む雌部分とを含んでおり、前記雄流体コネクタ部と相補的な雌流体コネクタ部とが係合されるときに前記雄部分の前記中空針と前記雌流体コネクタの規定の隔壁シールとをユニークに位置合わせする位置合わせガイドを含むことを特徴とするコネクタ。
  30. 医療用であることを特徴とする請求項28から29のいずれか一項に記載のコネクタ。
  31. 請求項1から16のいずれか一項に記載の雄流体コネクタ部、請求項17から26のいずれか一項に記載の雌流体コネクタ部、および請求項29に記載のコネクタのうちの少なくとも1つを含むコネクタキットであって、またさらに、ある長さの1本のチュービング、カテーテル、流体ポンプ、および前記コネクタ部品を収容する植込み式ハウジングのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とするコネクタキット。
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